JP2002086988A - 固形物繰り出し容器 - Google Patents

固形物繰り出し容器

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JP2002086988A
JP2002086988A JP2000285390A JP2000285390A JP2002086988A JP 2002086988 A JP2002086988 A JP 2002086988A JP 2000285390 A JP2000285390 A JP 2000285390A JP 2000285390 A JP2000285390 A JP 2000285390A JP 2002086988 A JP2002086988 A JP 2002086988A
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茂樹 大場
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横向きに保管した場合にも転がることがな
く、使用時に不快に感じることなく優れた使用感を発揮
し、一回の塗布動作において被塗布体へ均一に塗布する
ことができる固形物繰り出し容器を提供する。 【解決手段】 固形物Xを収容する容器本体10の底部
に設けられる回動部20を回転させることにより、螺合
軸体30に螺合された保持体40を上下にスライドさせ
て固形物Xを出没自在に繰り出すと共に、上記容器本体
10の横断面形状を四角形状とし、かつ、上記回動部2
0の横断面形状を円形状としてなる固形物繰り出し容器
であって、上記容器本体10の全長をa、回動部20の
全長をb、固形物繰り出し容器Aの全長c(c=a+
b)とした場合に、全長aが全長cに対して、5割以上
となることを特徴とする固形物繰り出し容器A。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器本体の底部に
備えた回動部を回転させて、容器本体内に収容される固
形のりや固形化粧料などの固形物を出没自在に繰り出す
方式の固形物繰り出し容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、固形のりなどを出没自在に繰
り出す方式の固形物繰り出し容器は、市場において多種
多様のものが製造販売されている。
【0003】このような繰り出し容器としては、例え
ば、図6に示すように、円筒形状の繰り出し容器1がほ
とんどであった。なお、図6中の2は容器本体、3は嵌
合用突条、4は回動部、5は固形のり、6はキャップ体
である。
【0004】この円筒形状の繰り出し容器1により固形
のり等を被塗布体へ塗布した場合において、図7(a)
に示すように、塗布面の中心とその端部を比較すると、
中心部の方が軌跡が長いため、すなわち、a−a´<b
−b´<c−c´となるため、一回の塗布動作において
被塗布体へ均一に塗布することが困難となる課題があ
り、そのため、大きな力を加えて塗布したり、同じ所を
何回も塗布動作を繰り返さなければならないという問題
があった。また、塗布面が円形状のため、図7(b)に
示すように、紙などの角部分に塗布する際、角部分に塗
布されない個所Zが残り、角まで充分塗布することがで
きないという問題を有していた。
【0005】これらの問題を解決するものとして、図8
(a)に示すように、容器本体7aの先端部を角型7b
(横断面形状を四角形状)とした固形のり等の容器7
(実開昭56−24295号公報)が知られており、ま
た、図8(b)に示すように、固形のり8aを内部に要
した容器本体8bの一端に固形のり出し入れグリップ
(回動部)8cを設け、もう一端に先端がカーブ状の容
器口8dを設けた直線的面で塗れる四角柱型スティック
のり8〔実用新案登録第3049952号公報(意匠登
録第1065604号公報)〕が知られている。これら
の容器により固形のりを被塗布体へ塗布した場合、図9
(a)に示すように、塗布面の軌跡が同じ長さ(a−a
´=b−b´=c−c´)となるため、一回の塗布動作
において被塗布体へ均一に塗布することができ、そのた
め、大きな力を加えて塗布したり、同じ所を何回も塗布
動作を繰り返さす必要がなくなり、しかも、図9(b)
に示すように、紙などの角部分に塗布する際、角部分に
塗布されない個所が残存することなく、角まで充分に塗
布することができることとなるものである。
【0006】しかしながら、図8(a)及び(b)等に
示されるように、固形物を繰り出す容器本体開口部の横
断面が四角形状の容器において、使用時に手が傷つかな
いように、底部に設けられる繰り出し用の回動部の形状
を円形状とした場合、例えば、図8(a)に示されるよ
うに、容器本体7aの開口部分のみを四角形状とし、容
器全長の8割程度を円柱形状とした場合、使用後などに
容器を横向きに保管すると、その形状から容器が転がり
やすく保管上不便となる課題があり、反対に四角柱形状
が全長の8割程度であれば、その形状から横向き保管し
た際にも転がることはないが、使用中においては製品全
体の外形が略四角柱形状のため、平面部やエッジ部分が
多く、使用中に不快感を感じるなど使用感において課題
があるものである。なお、図8(b)に示されるように
四角柱型スティックのり8等では、繰り出し用の回動部
8cの形状が四角形状であるので、使用時に手を傷つけ
るおそれがあり、しかも、平面部やエッジ部分が多いの
で、使用中に不快感を感じるなど使用感において課題が
あるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の課題等に鑑み、これを解消しようとするものであ
り、横向きに保管した場合にも転がることがなく、使用
時に不快に感じることなく優れた使用感を発揮し、一回
の塗布動作において被塗布体へ均一に塗布することがで
きる固形物繰り出し容器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記従来技
術の課題等について鋭意検討を重ねた結果、固形物繰り
出し容器の形状等を特定形状とすることにより、上記目
的の固形物繰り出し容器が得られることを見い出し、本
発明を完成するに至ったのである。すなわち、本発明の
固形のりは、次の(1)〜(6)に存する。 (1) 固形物を収容する容器本体と、該容器本体の底部に
設けられる回動部と、該回動部に連結されると共に、容
器本体内に突設する螺合部を有する螺合軸体と、上記容
器本体内に遊嵌されると共に、該螺合部を有する螺合軸
体に螺合する固形物を保持する保持体とを備え、上記回
動部を回転させることにより、螺合軸体に螺合された保
持体を上下にスライドさせて固形物を出没自在に繰り出
すと共に、上記容器本体の横断面形状を四角形状とし、
かつ、上記回動部の横断面形状を円形状としてなる固形
物繰り出し容器であって、上記容器本体の縦方向の全長
をa、回動部の縦方向の全長をb、固形物繰り出し容器
の縦方向の全長c(c=a+b)とした場合に、容器本
体の全長aが固形物繰り出し容器の全長cに対して、5
割以上となることを特徴とする固形物繰り出し容器。 (2) 容器本体の外形の角部に角Rを付加した上記(1)記
載の固形物繰り出し容器。 (3) 容器本体の外形面と回動部の外形面とは曲面にて連
続した形状となる上記(1)又は(2)記載の固形物繰り出し
容器。 (4) 容器本体の外形面が100R以上の曲面である上記
(1)〜(3)の何れか一つに記載の固形物繰り出し容器。 (5) 容器本体を施蓋するキャップ体を備えると共に、容
器本体及びキャップ体が透明体又は半透明体からなる上
記(1)〜(4)の何れか一つに記載の固形物繰り出し容器。 (6) 固形物が固形のり又は固形化粧料からなる上記(1)
〜(5)の何れか一つに記載の固形物繰り出し容器。 なお、本発明において規定する「四角形状」とは、正方
形、長方形などの四角形状及びその四角形類似形状を含
むものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を参照しながら詳しく説明する。図1〜図5は、本発明
における固形物繰り出し容器を固形のり用に適用した場
合の実施形態の一例である。本実施形態における固形物
繰り出し容器Aは、図1及び図2(a)に示すように、
固形のりを収容する容器本体10と、該容器本体10の
底部に設けられる回動部20と、該回動部20に連結さ
れると共に、容器本体10内に突設する外表面に螺合部
を有する棒状の螺合軸体30と、上記容器本体10内に
遊嵌されると共に、該螺合部を有する螺合軸体30に螺
合する固形物Xを保持する保持体40と、容器本体10
の開口部10aを嵌合により施蓋するキャップ体50と
を備えたものである。
【0010】この容器本体10は、図1及び図2(a)
に示すように、上端に横断面が略四角形状となる開口部
10aを有すると共に、上部から下端近傍まで横断面が
略四角形状11となると共に、その下端部分は、外側に
張り出して横断面が円形形状12となっている。すなわ
ち、軸方向の外側形状からみると、上部から下端近傍ま
で四角柱形状となっており、その外形の角部(4隅部)
は面取りをして角Rの曲面部13を付加しており、その
下端部分の外形(回動部20)は、円柱形状となってい
る。
【0011】本発明では、図2(a)に示すように、容
器本体10の縦方向の全長をa、回動部20の縦方向の
全長をb、固形物繰り出し容器の縦方向の全長c(c=
a+b)とした場合に、容器本体10の全長aが固形物
繰り出し容器の全長cに対して、5割以上、好ましく
は、7割以上、更に好ましくは、8割以上、本実施形態
では9割となっている。
【0012】容器本体10内の底部近傍には、図2
(a)及び図3(b)に示すように、回動部20に連結
される外表面に螺合部30aを有する螺合軸体30を容
器本体10内中央部に突設するための開口部14を有す
ると共に、該開口部14の周状は係止部15となってお
り、容器本体10の内壁に連設して下端に突設する筒状
体16とを有している。回動部20は、図2(b)に示
すように、上側に容器本体10の周底部10bと嵌合す
るための周状の嵌合段部21を有すると共に、該嵌合段
部21の上部には上記容器本体10の筒状体16に嵌合
する環状体22を有し、該環状体22の上部には上記容
器本体10の係止部15を係止するための係止凹部23
を有している。また、回動部20の頂部24の中央部に
は、外表面に螺合部30aを有する螺合軸体30が一体
に連結されている。なお、容器本体10の底部のシール
性は、上記容器本体10の周底部10bと回動部20の
嵌合段部21との密接嵌合、並びに、容器本体10の筒
状体16と回動部20の環状体22との密接嵌合により
確保されることとなる。
【0013】保持体40は、上記容器本体10内に遊嵌
されると共に、外表面に螺合部30aを有する螺合軸体
30に螺合される構造となっている。この保持体40
は、図2(a)及び図3(a)に示すように、外形が四
角柱形状であり、底部41と四方に外壁部42,42…
を有すると共に、中央部に筒状体43を有している。こ
の筒状体43の内周壁には、上記螺合部30aを有する
螺合軸体30に螺合する螺合部44が形成されている。
また、保持体40の外壁部42の四隅部には、容器本体
10の内壁四隅部の軸方向に形成される誘導突起(誘導
リブ)17,17…に遊嵌する誘導溝45,45…が形
成されている。これにより、螺合部30aを有する螺合
軸体30に螺合された保持体40は、容器本体10の誘
導突起17,17…により誘導されることとなるので、
容器本体10内でがたつくことなく、上下にスライドし
て固形物を出没自在に繰り出すことができることとな
る。なお、キャップ体50の下端部周縁には熱可塑性の
エラストマー等からなるシール体53が二色成形(又は
固着)等により一体に設けられている。
【0014】このように構成される本実施形態の固形物
繰り出し容器Aでは、容器本体10の底部に取り付けら
れた回動部20を回転することにより、容器本体10内
の中央部に突設することとなる螺合部30aを有する螺
合軸体30に螺合された固形のりXを保持する保持体4
0を上下にスライドさせて固形のりXを出没自在に繰り
出すことができ、容器本体10の開口部分10aの横断
面形状及び固形のりXの横断面形状が四角形状からなる
ので、一回の塗布動作において被塗布体へ均一に塗布す
ることができ、そのため、大きな力を加えて塗布した
り、同じ所を何回も塗布動作を繰り返さす必要がなくな
り、しかも、紙などの角部分に塗布する際、角部分に塗
布されない個所が残存することなく、角まで充分に塗布
することができることとなる。
【0015】また、本発明では、容器本体10の全長a
が固形物繰り出し容器Aの全長cに対して、5割以上と
なるので、塗布体へ目現にて位置が合わせ易く、また、
机上等に放置の際にも従来の円筒状のものより、回転止
めの効果を有することとなる。更に、回動部20の把持
部分の横断面形状が円形状となっているので、図1、並
びに、図4(a)及び(b)に示すように、全体が四角
柱の形状に対して把持部分が円形状であるため、どの位
置で止めても手を傷つけたり、使用上の不具合を生じな
いこととなる。更に、容器本体の外形の角部に角Rを付
加すれば、使用上更に安全な構造となっており、更にま
た、容器本体10の外形面と回動部20の外形面とを、
図1、並びに、図4(a)及び(b)に示すように、曲
面にて連続した形状とし、かつ、容器本体10の外形面
を100R以上の曲面とすれば、平面部やエッジ部分を
なくして使用時の不快感を感じることなく使用すること
ができるものとなる。
【0016】本発明の固形物繰り出し容器は、上述のよ
うに構成されるものであるが、上記実施形態に限定され
るものでなく、本発明の技術思想の範囲内で、種々変更
等して実施することができるものである。本発明の固形
物繰り出し容器は、容器本体10、回動部20及び螺合
部30aを有する螺合軸体30、保持体40、キャップ
50は各合成樹脂(エラストマーを含む)にて一体成型
することができると共に、これらのパーツを組み立てる
こにより簡単に固形物繰り出し容器Aを作製することが
できることとなる。特に、容器本体10及びキャップ5
0を視認性を有する透明体又は半透明体により構成すれ
ば、固形のりなどの固形物の消費状態が容易に判ること
となる。
【0017】本発明に用いる固形物としては、事務用固
形のり、靴下止め用固形のりの他、固形型口紅等の固形
化粧料などが挙げられる。固形物は、好ましくは、図5
に示すように、固形物60の横断面形状が四角形状から
なり、かつ、該四角形状断面の一辺の長さをA、他辺の
長さをBとした場合に、該一辺の長さA及び他辺の長さ
Bから各々角部61a、61b…の長さX 1、X2
3、X4…を除いた長さを夫々A1〔A−(X1+X2
=A1〕、B1〔B−(X3+X4)=B1〕した場合に、
下記条件(I)〜(III)を満足するものが望ましい。 条件: (I) A:Bが1:4〜4:1、更に好ましくは、1:
1であること。 (II) A1/A及びB1/Bの比率が1/1〜1/3、
更に好ましくは、1/1〜2/3であること。 (III)A及びBは5mm以上、更に好ましくは、8m
m以上であること。
【0018】上記条件(I)のA:Bが1:4〜4:1
の範囲外になると、長辺方向で塗布した時に塗布速度や
塗布荷重によって固形物の崩れや折れを起こすことがあ
り、好ましくない。上記条件(II)のA1/A及びB1
Bの比率が1/1〜1/3の範囲外になると、内部長さ
(A又はB)に対し端辺の長さ(A1又はB1)が短くな
り目的とする塗布性能を満足しなくなり、好ましくな
い。また、A及びBの長さが5mm未満になると、塗布
幅も小さくなるため、中央と端辺の差が現れなくなり、
好ましくない。また、本発明では、容器本体10及び/
又は保持体40の四角形状横断面の一辺の長さ、他辺の
長さ等は、上記条件(I)〜(III)を充足する固形物
が出没自在に繰り出すことができるように設定される構
造の固形物繰り出し容器とすることが望ましい。
【0019】更に好ましくは、本発明の固形物は、上記
条件(I)〜(III)を満足できる形状とした上で、そ
の圧縮強度を0.5〜5.0Kgf/cm2、好ましく
は、1.0〜3.0Kgf/cm2とすることが望まし
い。上記固形物の圧縮強度を0.5〜5.0Kgf/c
2の範囲とすることにより、固形物の崩れ及び折れが
少なくなり耐久性に優れた固形物となる。上記圧縮強度
が0.5Kgf/cm2未満であると、崩れ折れが生じ
やすくなり、また、5.0Kgf/cm2を超えていく
と、固形物の塗布性能が悪化していくこととなり、好ま
しくない。なお、上記圧縮強度の調製は、固形物の配合
成分種及びその量の調整、溶剤量、水分量及び製造法な
どの調製により行うことができる。
【0020】更に、本発明における固形物60の角部6
1a、61b…は、塗布の際における角部の崩れ等を防
止するために、90度(直角)の角部より、好ましく
は、図4に示すように、曲線状又は直線状(横断面では
斜線状)であるものが望ましい。
【0021】上記実施形態の固形のりの配合組成は、特
に限定されるものではなく、従来における固形のりの配
合組成から構成することができ、好ましくは、少なくと
も接着剤成分と、ゲル化剤と、溶剤及び/又は水とを含
有する固形接着剤組成物から構成されるものが望まし
く、更に発色性色素(紙等に当該固形のりを塗布した時
にのり色が青、緑、赤色などであり、塗布後固形のりが
乾燥した時には無色となる色素)などを含有せしめるこ
とができる。
【0022】また、固形物の高さ(垂直方向の長さ)、
周長も用途に応じて適宜な長さに設定されるものである
が、好ましくは、高さは30〜150mm、周長は17
〜160mmに設定されることが望ましく、この固形物
に大きさなどに沿って繰り出し容器の大きさ等を設定す
ることが望ましい。
【0023】
【発明の効果】請求項1〜6の発明によれば、横向きに
保管した場合にも転がることがなく、使用時に不快に感
じることなく優れた使用感を発揮し、一回の塗布動作に
おいて被塗布体へ均一に塗布することができる固形物繰
り出し容器が提供される。請求項2〜4の発明によれ
ば、容器本体及び回動部には平面部やエッジ部分をなく
すことができるので、使用時の不快感を感じることこと
なく優れた使用感を発揮せしめることができる。請求項
5の発明によれば、容器本体及びキャップ体を視認性を
有する透明体又は半透明体により構成したので、固形の
りなどの固形物の消費状態を容器外から容易に視認する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固形物繰り出し容器の実施形態の一例
を示す斜視図である。
【図2】(a)は図1の縦断面図であり、(b)は容器
本体内に備わる回動部と螺合部を有する螺合軸体の縦断
面図である。
【図3】(a)は容器本体内に備わる回動部と螺合部を
有する螺合軸体の横断面図、(b)は保持体を除いた容
器本体内の平面図である。
【図4】(a)はキャップ体を施蓋した状態を示す固形
物繰り出し容器の平面図と正面図であり、(b)は
(a)を45度回転した状態を示す固形物繰り出し容器
の平面図と正面図である。
【図5】本発明の固形物繰り出し容器に用いる固形物の
一例を示す横断面図である。
【図6】従来の固形物繰り出し容器の一例を示す斜視図
である。
【図7】(a)及び(b)は図5における従来の固形物
繰り出し容器を使用した場合の特徴を説明するための説
明図である。
【図8】(a)及び(b)は従来の固形物繰り出し容器
の他例を夫々示す斜視図である。
【図9】(a)及び(b)は図7の固形物繰り出し容器
を使用した場合の特徴を説明するための説明図である。
【符号の説明】
A 固形物繰り出し容器 10 容器本体 20 回動部 30 螺合軸体 40 保持体 50 キャップ体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形物を収容する容器本体と、該容器本
    体の底部に設けられる回動部と、該回動部に連結される
    と共に、容器本体内に突設する螺合部を有する螺合軸体
    と、上記容器本体内に遊嵌されると共に、該螺合部を有
    する螺合軸体に螺合する固形物を保持する保持体とを備
    え、上記回動部を回転させることにより、螺合軸体に螺
    合された保持体を上下にスライドさせて固形物を出没自
    在に繰り出すと共に、上記容器本体の横断面形状を四角
    形状とし、かつ、上記回動部の横断面形状を円形状とし
    てなる固形物繰り出し容器であって、上記容器本体の縦
    方向の全長をa、回動部の縦方向の全長をb、固形物繰
    り出し容器の縦方向の全長c(c=a+b)とした場合
    に、容器本体の全長aが固形物繰り出し容器の全長cに
    対して、5割以上となることを特徴とする固形物繰り出
    し容器。
  2. 【請求項2】 容器本体の外形の角部に角Rを付加した
    請求項1記載の固形物繰り出し容器。
  3. 【請求項3】 容器本体の外形面と回動部の外形面とは
    曲面にて連続した形状となる請求項1又は2記載の固形
    物繰り出し容器。
  4. 【請求項4】 容器本体の外形面が100R以上の曲面
    である請求項1〜3の何れか一つに記載の固形物繰り出
    し容器。
  5. 【請求項5】 容器本体を施蓋するキャップ体を備える
    と共に、容器本体及びキャップ体が透明体又は半透明体
    からなる請求項1〜4の何れか一つに記載の固形物繰り
    出し容器。
  6. 【請求項6】 固形物が固形のり又は固形化粧料からな
    る請求項1〜5の何れか一つに記載の固形物繰り出し容
    器。
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