JP2002086779A - サーマルヘッド温度測定用電圧検出回路およびこのサーマルヘッド温度測定用電圧検出回路を備えたプリンタ - Google Patents

サーマルヘッド温度測定用電圧検出回路およびこのサーマルヘッド温度測定用電圧検出回路を備えたプリンタ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱抵抗体の温度を、大容量のコンデンサを
使用することなく、より高精度に測定する。 【解決手段】 発熱抵抗体110と検出抵抗111の分
圧がバッファアンプ112に接続される。検出抵抗11
1は抵抗値固定で、発熱抵抗体110の抵抗値は温度に
より変化する為、バッファアンプ112に入力される電
圧は温度により変化する。バッファアンプ112に入力
された電位は増幅され、差動アンプ114に送られる。
基準電圧発生回路113は発熱抵抗体110と同一の発
熱抵抗体電源が供給され、基準電圧を差動アンプ114
に供給する。差動アンプ114は基準電圧とバッファア
ンプ112からの電位を比較し、差分を検出電圧として
出力する。この検出電圧で発熱抵抗体110の抵抗値が
観測でき、温度測定が可能となる。またサーマルヘッド
と11と電圧検出回路12を同一の基板に実装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサーマルヘッド温度
測定用電圧検出回路およびこのサーマルヘッド温度測定
用電圧検出回路を備えたプリンタに関し、特に、基準電
圧発生回路と作動増幅回路とを使用するサーマルヘッド
温度測定用電圧検出回路およびこのサーマルヘッド温度
測定用電圧検出回路を備えたプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サーマルヘッドの発熱抵抗体の抵
抗値を観測して、発熱抵抗体の温度を測定する回路で
は、発熱抵抗体の抵抗値と検出抵抗の抵抗値で分圧され
た電圧と、常に一定に保たれた基準電圧を設けて、その
電圧との差を差動増幅回路によって増幅し、その出力電
圧の大小によって発熱抵抗体の抵抗値の大小を判断し、
発熱抵抗体の温度を測定していた。
【0003】サーマルヘッドと温度測定回路部が別の基
板に実装されているため、サーマルヘッドの発熱抵抗体
電源と基準電圧を発生させる基準電圧発生回路の電源は
別電源となっている。
【0004】温度測定が可能なサーマルヘッドでは、サ
ーマルヘッドの発熱抵抗体を2つ以上のブロックに分割
してブロックごとに制御し、あるブロックで印画をしな
がら別のブロックでは発熱抵抗体の温度を測定するとい
った方法をとっている。ここで白を印画し、続いて黒を
印画する場合など、サーマルヘッドの発熱抵抗体に突如
として大電流が流れる為、発熱抵抗体の印加電圧が一時
的(瞬間的)に降下する。この瞬間にも別のブロックで
は発熱抵抗体の温度を測定しているので、発熱抵抗体に
同一の発熱抵抗体電源を使用していると、温度の測定の
ために得た検出電圧も電圧降下することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のサーマ
ルヘッド温度測定用電圧検出回路では、発熱抵抗体の温
度測定の精度を上げるために、発熱抵抗体電源にできる
だけ大容量のコンデンサを挿入して電圧変動を抑制した
り、サーマルヘッド内に複数あるブロック毎に、発熱抵
抗体電源を分割して供給するなどの対策が必須となると
いう問題点があった。
【0006】また、従来の回路構成ではサーマルヘッド
とサーマルヘッドの発熱抵抗体温度を測定する回路が異
なった基板に実装される為、電気信号の経路が必然的に
長くなり、外部からのノイズが飛び込むので、発熱抵抗
体の温度測定精度が悪化するなどの不具合が発生してい
た。
【0007】本発明の目的は、これらの対策をおこなう
手間を省き、発熱抵抗体の温度をより高精度に測定する
ことを実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のサーマルヘッド
温度測定用電圧検出回路は、サーマルヘッドの発熱抵抗
体の温度を測定するための差動増幅回路とこの差動増幅
回路に基準電圧を供給する基準電圧発生回路とを備え、
前記基準電圧発生回路に供給する電源を前記発熱抵抗体
に供給する電源と共通としたことを特徴とする。
【0009】本発明のサーマルヘッド温度測定用電圧検
出回路は、前記サーマルヘッドと同一の基板に実装した
ことを特徴としてもよい。
【0010】本発明のサーマルヘッド温度測定用電圧検
出回路は、前記サーマルヘッドを制御するドライバIC
を2個に分割し、一方のドライバICが加熱サイクルに
あるとき、他方のドライバICを温度測定サイクルとす
ることを特徴としてもよい。
【0011】本発明のサーマルヘッド温度測定用電圧検
出回路は、前記サーマルヘッドを制御するドライバIC
を3個以上に分割し、1個または2個以上のドライバI
Cが加熱サイクルにあるとき、残りのドライバICを温
度測定サイクルとすることを特徴としてもよい。
【0012】本発明のプリンタは、サーマルヘッドの発
熱抵抗体を電力で加熱して印画を行うプリンタにおい
て、前記発熱抵抗体の温度を測定するための差動増幅回
路とこの差動増幅回路に基準電圧を供給する基準電圧発
生回路とを有するサーマルヘッド温度測定用電圧検出回
路を備え、前記基準電圧発生回路に供給する電源を前記
発熱抵抗体に供給する電源と共通としたことを特徴とす
る。
【0013】本発明のプリンタは、前記サーマルヘッド
と前記サーマルヘッド温度測定用電圧検出回路とを同一
の基板に実装したことを特徴としてもよい。
【0014】本発明のプリンタは、前記サーマルヘッド
を制御するドライバICを2個に分割し、一方のドライ
バICが加熱サイクルにあるとき、他方のドライバIC
を温度測定サイクルとすることを特徴としてもよい。
【0015】本発明のプリンタは、前記サーマルヘッド
を制御するドライバICを3個以上に分割し、1個また
は2個以上のドライバICが加熱サイクルにあるとき、
残りのドライバICを温度測定サイクルとすることを特
徴としてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は第1の実施の
形態の概略構成を示すブロック図である。図1を参照す
ると、第1の実施の形態はパソコン1とプリンタ2とで
構成される。パソコン1は印画データをプリンタに送信
し、プリンタ2はこの印画データを印画出力する。
【0017】プリンタ2は、サーマルヘッド11、電圧
検出回路部12、電源13、紙送りモータ14、紙位置
検出センサー15、A/Dコンバータ16、メモリー1
7、サーマルヘッド制御部21、紙送り制御部22、外
部インターフェイス制御部23、メモリー制御部24を
含む。
【0018】紙送りモータ14は、用紙の搬送を行う。
紙位置検出センサー15は、用紙の位置を検出する。A
/Dコンバータ16は、紙位置検出センサー15の出力
を紙送り制御部22に送るためにA/D変換する。サー
マルヘッド制御部21は、サーマルヘッド駆動信号をサ
ーマルヘッド11に送る。紙送り制御部22は、紙送り
制御信号を紙送りモータ14に送る。外部インターフェ
イス制御部23は、パソコン1からの印画データを受信
する。メモリー制御部24は、メモリー17の制御を行
う。サーマルヘッド制御部21、紙送り制御部22、外
部インターフェイス制御部23、メモリー制御部24
は、マイコンによってコントロールされる。
【0019】図2はサーマルヘッド11と電圧検出回路
部12の構成を示すブロック図である。サーマルヘッド
11は発熱抵抗体110にサーミスタ特性を有し、発熱
抵抗体電源33より電力が印加されると発熱抵抗体11
0が加熱する。この発熱抵抗体110に感熱紙が接触、
または、インクリボンを挟んで印画紙が接触することに
よって印画が可能となる。この一連の動作は既存のサー
マルヘッドを使用したプリンタの印画方式と同じであ
る。発熱抵抗体電源33は電源(図1の13)より供給
される。
【0020】更にサーミスタ特性を有する発熱抵抗体1
10が加熱されて温度が上昇すると抵抗値が下がる。こ
の変化を計測して発熱抵抗体110の温度を測定し、そ
れよって次に発熱抵抗体110に加える電力をコントロ
ールして、より良質な印画を得ることができる。
【0021】電圧検出回路部12は発熱抵抗体110の
温度を測定する為の回路で、検出抵抗111、バッファ
アンプ112、基準電圧発生回路113、差動アンプ1
14で構成される。検出抵抗111は発熱抵抗体110
と直列にGND(グランド)に接続される。発熱抵抗体
110と検出抵抗111の分圧がバッファアンプ112
に接続されている。検出抵抗111は抵抗値が固定で、
発熱抵抗体110の抵抗値は発熱抵抗体110の温度に
よって変化する為、バッファアンプ112に入力される
電圧は発熱抵抗体110の温度によって変化し、任意の
温度では常に一定の電位になる。バッファアンプ112
に入力された電位は増幅され、差動アンプ114に送ら
れる。
【0022】基準電圧発生回路113は発熱抵抗体11
0と同一の発熱抵抗体電源が供給されており、基準電圧
を発生して、差動アンプ114に供給している。差動ア
ンプ114は基準電圧発生回路113より供給された基
準電圧とバッファアンプ112から送られてきた電位を
比較し、その差分を検出電圧として出力する。この検出
電圧の大小によって、発熱抵抗体110の抵抗値が観測
でき、即ち発熱抵抗体110の温度を測定することが可
能となる。
【0023】次に、第1の実施の形態の動作を説明す
る。図3はサーマルヘッド11の回路図である。
【0024】まず、サーマルヘッド11の動作ついて図
3の回路図を用いて説明する。サーマルヘッド11には
発熱抵抗体110が2n個並んで配置されており、この
発熱抵抗体1個が印画した時の1ドットに相当する。全
ての発熱抵抗体110はドライバIC200とドライバ
IC201によって制御される。例えば、いちばん左の
発熱抵抗体だけを加熱して1ドットだけ印画する場合
は、ドライバIC200のいちばん左のスイッチを導通
させると、いちばん左の発熱抵抗体に電流が流れること
により発熱する。発熱抵抗体110に感熱紙やインクリ
ボンを挟んで印画紙を接触させることによって印画が可
能になる。
【0025】この発熱抵抗体110の温度の高低によっ
て印画時の色の濃さを制御することができる。通常の印
画を行う場合はスイッチ203とスイッチ204は導通
させておく。これにより全ての発熱抵抗体の片端が発熱
抵抗体電源33に接続され、もう一方はドライバIC内
のスイッチを介してGND(グランド)に接続される。
この印画を実行する過程を加熱サイクルと呼ぶ。
【0026】ここで、本実施の形態ではドライバICが
2個に分割されているが、ドライバIC200を上記方
法によって制御し、発熱抵抗体1から発熱抵抗体nは印
画している間、もう一方のドライバIC201に接続し
てある発熱抵抗体n+1から発熱抵抗体2nは温度を測
定する。また反対に発熱抵抗体n+1から発熱抵抗体2
nが印画をしている間、発熱抵抗体1から発熱抵抗体n
は温度を測定する。温度測定サイクルではスイッチ20
3またはスイッチ204を非導通にさせる。例えば、1
からnの発熱抵抗体110が温度測定サイクルにあると
すると、そのうち1の発熱抵抗体の温度測定を実行する
場合、1の発熱抵抗体110に接続されているドライバ
IC200内のスイッチを導通にし、スイッチ203を
非道通にする。これにより、1の発熱抵抗体110を通
過した電流はGND(グランド)に落ちずに、電圧検出
回路部(図2の12)に流れる。続いて2の発熱抵抗体
110の温度測定をするには、前述した1の発熱抵抗体
110に接続されているドライバIC200内のスイッ
チを非導通にし、2の発熱抵抗体110に接続されてい
るドライバIC内のスイッチを導通にする。以下、3か
らnまでの発熱抵抗体110の温度測定も同様の動作で
実現される。
【0027】図2は、図3のスイッチ203またはスイ
ッチ204を非導通にした時の電圧検出回路部を含めた
ブロック図である。前述の通り、温度測定サイクルでは
図3のスイッチ203またはスイッチ204が非導通に
なり、図2の検出抵抗111を介してGND(グラン
ド)に接続される。検出抵抗111の抵抗値は固定で、
発熱抵抗体110の抵抗値はサーミスタ特性をもってお
り、発熱抵抗体110の温度によって変化する。ゆえに
バッファアンプ112に入力される電圧は発熱抵抗体1
10の温度によって上下し、任意の温度では一定の電位
になる。つまり発熱抵抗体110の温度が高ければバッ
ファアンプ112の入力電圧は高くなり、温度が低けれ
ば入力電圧は低くなる。この電圧をバッファアンプ11
2で増幅し、差動アンプ114に伝える。差動アンプ1
14では基準電圧発生回路113で発生させた任意に設
定された基準電圧と、バッファアンプ112から送られ
てきた電圧を比較して、その差分を出力する。この出力
は検出電圧として出力され、A/Dコンバータなどの一
般的なデバイスを使用してホストシステム等に読み込ま
れる。
【0028】基準電圧発生回路113の電源は発熱抵抗
体110の電源と同一の発熱抵抗体電源33を使用する
ことにより、発熱抵抗体電源33の電圧が何らかの要因
で降下、または上昇しても、それに追従して基準電圧発
生回路113で発生させる基準電圧も同様に降下、ある
いは上昇する。例えば、上記図3の説明にある通り、サ
ーマルヘッドはドライバIC200とドライバIC20
1によって印画パターンを制御していて、ドライバIC
200が加熱サイクルにある時、もう一方のドライバI
C201は温度測定のサイクルにある。ここでドライバ
IC200が真白のパターンを印画し、続いて真黒のパ
ターンを印画する場合を想定すると、ドライバIC20
0のスイッチ全てが一斉に導通し、1からnまで全ての
発熱抵抗体110に電流が流れるため、発熱抵抗体電源
33の電圧が一時的に降下する。ところがドライバIC
201に接続されたn+1から2nの発熱抵抗体110
は温度測定サイクルにあり、発熱抵抗体電源33が降下
することで、バッファアンプ112に入力される電圧も
降下してしまう。しかしながら発熱抵抗体電源33の電
圧降下と同期して、基準電圧発生回路113で発生させ
る基準電圧も降下するため、お互いの電圧降下分を打ち
消しあって高精度の温度測定が可能になる。上記一連の
動作により、発熱抵抗体電源33の電圧変動に関係な
く、常に安定した温度の測定が可能となる。
【0029】加えて、上記サーマルヘッド11と電圧検
出回路部12を同一基板に実装することによって、発熱
抵抗体110とバッファアンプ112間を最短で配線す
ることが可能になり、その配線に外部から進入するノイ
ズを最小限に抑えることができる。これにより、発熱抵
抗体110の温度測定精度を向上させることが可能とな
る。
【0030】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。第2の実施の形態は、その基本的構成は第1
の実施の形態と同じである。第1の実施の形態では図3
におけるサーマルヘッドの回路において、ドライバIC
200とドライバIC201の2個のドライバICの構
成としているが、これが3個以上のドライバICの構成
となっても本発明は機能する。
【0031】第2の実施の形態では、ドライバICが3
個の構成とする。この場合、ドライバICをブロック
A、ブロックB、ブロックCとすると、ブロックAとブ
ロックBが加熱サイクルにあるとき、ブロックCは温度
測定サイクルにあり、ブロックAとブロックCが加熱サ
イクルにあるとき、ブロックBは温度測定サイクルにあ
り、ブロックBとブロックCが加熱サイクルにあると
き、ブロックAは温度測定サイクルにある。
【0032】このように、ドライバICを3個以上とし
て、その内の何個か(1個または2個以上)を加熱サイ
クルとして、残りを温度測定サイクルとすることができ
る。ただし、温度測定サイクルのドライバICを複数個
にする場合は、電圧検出回路部(図2の12)がパラに
複数セット必要となる。
【0033】また、発熱抵抗体110のサーミスタ特性
が温度の上昇と共に抵抗値が下がる場合に限定されるも
のではなく、温度の上昇と共に抵抗値が上がる場合でも
本発明では同様の効果が期待できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発熱抵抗体電源をサーマルヘッドと基準電圧発生回路の
電源とを共通にすることにより、発熱抵抗体電源電圧が
変動しても発熱抵抗体の温度測定値が変動することはな
くなり、常に安定した温度測定が可能となる。
【0035】従来はサーマルヘッドの発熱抵抗体電源
に、できるだけ大容量のコンデンサを挿入して、発熱抵
抗体電源の変動を抑えていたが、その必要はなくなり、
ノイズ除去を目的とした小容量コンデンサだけで済むこ
とになり、サーマルヘッド単体のコストダウンにつなが
る。更に小容量コンデンサを使用することにより、サー
マルヘッド基板の実装面積にも余裕が生まれる。
【0036】また、サーマルヘッドと電圧検出回路部を
同一の基板に実装することにより、発熱抵抗体を通過し
た電流が最短距離でバッファアンプに入力される為、配
線経路から飛び込むノイズを最小限に抑えることがで
き、発熱抵抗体の温度測定精度が向上する。
【0037】サーマルヘッドと電圧検出回路部を同一の
基板に実装することにより、総体的な部品点数の削減や
実装コストの削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略構成を示すブロック図である。
【図2】サーマルヘッドと電圧検出回路部の構成を示す
ブロック図である。
【図3】サーマルヘッドの回路図である。
【符号の説明】
1 パソコン 2 プリンタ 11 サーマルヘッド 12 電圧検出回路部 13 電源 14 紙送りモータ 15 紙位置検出センサー 16 A/Dコンバータ 17 メモリー 21 サーマルヘッド制御部 22 紙送り制御部 23 外部インターフェイス制御部 24 メモリー制御部 33 発熱抵抗体電源 110 発熱抵抗体 111 検出抵抗 112 バッファアンプ 113 基準電圧発生回路 114 差動アンプ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドの発熱抵抗体の温度を測
    定するための差動増幅回路とこの差動増幅回路に基準電
    圧を供給する基準電圧発生回路とを備え、前記基準電圧
    発生回路に供給する電源を前記発熱抵抗体に供給する電
    源と共通としたことを特徴とするサーマルヘッド温度測
    定用電圧検出回路。
  2. 【請求項2】 前記サーマルヘッドと同一の基板に実装
    したことを特徴とする請求項1記載のサーマルヘッド温
    度測定用電圧検出回路。
  3. 【請求項3】 前記サーマルヘッドを制御するドライバ
    ICを2個に分割し、一方のドライバICが加熱サイク
    ルにあるとき、他方のドライバICを温度測定サイクル
    とすることを特徴とする請求項1または2記載のサーマ
    ルヘッド温度測定用電圧検出回路。
  4. 【請求項4】 前記サーマルヘッドを制御するドライバ
    ICを3個以上に分割し、1個または2個以上のドライ
    バICが加熱サイクルにあるとき、残りのドライバIC
    を温度測定サイクルとすることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のサーマルヘッド温度測定用電圧検出回路。
  5. 【請求項5】 サーマルヘッドの発熱抵抗体を電力で加
    熱して印画を行うプリンタにおいて、前記発熱抵抗体の
    温度を測定するための差動増幅回路とこの差動増幅回路
    に基準電圧を供給する基準電圧発生回路とを有するサー
    マルヘッド温度測定用電圧検出回路を備え、前記基準電
    圧発生回路に供給する電源を前記発熱抵抗体に供給する
    電源と共通としたことを特徴とするプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記サーマルヘッドと前記サーマルヘッ
    ド温度測定用電圧検出回路とを同一の基板に実装したこ
    とを特徴とする請求項5記載のプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記サーマルヘッドを制御するドライバ
    ICを2個に分割し、一方のドライバICが加熱サイク
    ルにあるとき、他方のドライバICを温度測定サイクル
    とすることを特徴とする請求項5または6記載のプリン
    タ。
  8. 【請求項8】 前記サーマルヘッドを制御するドライバ
    ICを3個以上に分割し、1個または2個以上のドライ
    バICが加熱サイクルにあるとき、残りのドライバIC
    を温度測定サイクルとすることを特徴とする請求項5ま
    たは6記載のプリンタ。
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