JP2002086743A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

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JP2002086743A
JP2002086743A JP2000281331A JP2000281331A JP2002086743A JP 2002086743 A JP2002086743 A JP 2002086743A JP 2000281331 A JP2000281331 A JP 2000281331A JP 2000281331 A JP2000281331 A JP 2000281331A JP 2002086743 A JP2002086743 A JP 2002086743A
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wiping member
forming surface
nozzle forming
wiping
ink jet
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JP2000281331A
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Toshio Kumagai
利雄 熊谷
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイピング部材から掻き取ったインクによる
障害の発生度合いを低減させることができるインクジェ
ット式記録装置を提供すること。 【解決手段】 ワイピング部材5は、記録ヘッド2のノ
ズル形成面と直交する方向に配置されたワイパー駆動軸
3に水平状態に取り付けられ、ワイパー駆動軸3の回転
動作に伴い、ワイピング部材5の端縁が円弧状軌跡をも
って前記ノズル形成面に摺接するように構成されてい
る。そして、ワイピング部材5によるノズル形成面への
摺接終端部におけるワイピング部材の移動方向が、キャ
リッジの移動方向にほぼ直交する位置となるように構成
されており、ワイピング部材によって掻き取られたイン
クを、キャリッジの移動方向に飛散させる不都合を解消
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドのノズ
ル形成面を払拭することができるワイピング部材を備え
たインクジェット式記録装置に関し、特にワイピング部
材により記録ヘッドのノズル形成面を払拭して掻き取っ
たインクが、キャリッジの走査方向に飛散されるのを防
止できるように構成したインクジェット式記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置に搭載される
記録ヘッドは、圧力発生室で加圧したインクをノズル開
口からインク滴として記録用紙に吐出させて印刷を行う
関係上、ノズル開口からの溶媒の蒸発に起因するインク
粘度の上昇や、インクの固化により、また塵埃の付着、
さらには気泡の混入などにより、印刷不良を起こすとい
う問題を抱えている。
【0003】このために、インクジェット式記録装置に
は、非印刷時に記録ヘッドのノズル形成面を封止するた
めのキャッピング手段が備えられている。そして、この
キャッピング手段は、印刷の休止時にノズル開口のイン
クの乾燥を防止する蓋体として機能するだけでなく、ノ
ズル開口に目詰まりが生じた場合には、吸引ポンプから
の負圧を作用させて、ノズル開口からインクを吸引排出
させることで、ノズル開口におけるのインクの固化によ
る目詰まりや、インク流路内への気泡混入によるインク
滴の吐出不良を解消する機能をも備えている。
【0004】記録ヘッドの目詰まりや、インク流路内へ
の気泡混入を解消させるために行うインクの強制的な吸
引排出処理は、クリーニング操作と呼ばれており、装置
の長時間の休止後に印刷を再開する場合や、ユーザが記
録画像の品質が悪化したのを認識してクリーニングスイ
ッチを操作した場合等に実行される。そして、前記した
キャッピング手段によって、記録ヘッドよりインクを負
圧により排出させた後に、ワイピング部材により、記録
ヘッドのノズル形成面を払拭(ワイピング)することが
できるように構成されている。これにより、記録ヘッド
より、例えば記録用紙等にインクが不用意にぼた落ちす
るなどの弊害が発生するのを防止できるように配慮され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな記録装置に装備されたワイピング部材は、例えばゴ
ム素材を短冊状に形成したものが用いられており、その
代表的な形態においては、当該ワイピング部材がキャリ
ッジに搭載された記録ヘッドの移動経路上に進出して、
キャリッジの移動に伴って記録ヘッドのノズル形成面を
払拭することができるように構成されている。この構成
によると、記録ヘッドの通過によってワイピング部材は
変形しつつ、ノズル形成面からインクを掻き取ることが
できる。これを、いわゆる横拭き方式と呼んでいる。
【0006】しかしながら、この横拭き方式によると、
記録ヘッドがワイピング部材の配置位置を通過した瞬間
に、ワイピング部材はその弾性力によりノズル形成面と
直交するように復帰するために、ワイピング部材により
掻き取られたインクはキャリッジの移動方向、特にキャ
ッピング手段側に飛散するという問題が発生する。この
ために、キャッピング手段を上下動させる駆動機構部分
を汚染し、これが固化することにより前記駆動機構の円
滑な動作を阻害して装置の信頼性を低下させるという技
術的課題を抱えている。
【0007】そこで、記録ヘッドを搭載したキャリッジ
をワイピング領域において一時的に停止させると共に、
この状態においてワイピング部材をキャリッジの移動方
向と直交する方向に移動させることにより、記録ヘッド
のノズル形成面を払拭することができるように構成され
た記録装置も提供されている。これを、いわゆる縦拭き
方式と呼んでいる。
【0008】この縦拭き方式によると、ワイピング部材
がその弾性力により復帰した瞬間に、同様に掻き取った
インクを飛散させるものの、当該インクはキャリッジの
移動方向と直交する方向に飛散されるため、インクの固
化による前記した問題の発生度合いを軽減させることが
できる。しかしながら、後者の縦拭き方式においては、
ワイピング部材をキャリッジの移動方向と直交する方向
に移動させるために、その機構が複雑化し、コストが上
昇するという別の問題を抱えている。
【0009】本発明は、前記したような問題点に着目し
てなされたものであり、ワイピング部材の駆動機構を簡
素化させることができると共に、特にキャリッジの移動
方向へのインクの飛散を防止することができる記録装置
を提供することを目的とするものである。加えて、ワイ
ピング部材によるノズル形成面の払拭終了時において、
ワイピング部材からインクが飛散されるのを効果的に防
止し得る構成を提供し、長期にわたって動作の信頼性を
保証することができるインクジェット式記録装置を提供
することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために成された本発明にかかるインクジェット式記録装
置は、往復移動するキャリッジ上に装填され、ノズル開
口からインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッド
と、前記キャリッジの移動方向に直交する方向に記録媒
体を搬送する記録媒体搬送手段と、前記記録ヘッドのノ
ズル形成面を払拭することができるワイピング部材とを
備えたインクジェット式記録装置であって、前記ワイピ
ング部材は、記録ヘッドのノズル形成面と直交する方向
に配置されたワイパー駆動軸に取り付けられ、前記ワイ
パー駆動軸の回転動作に伴い、ワイピング部材の端縁が
円弧状軌跡をもって前記ノズル形成面に摺接するように
構成される。
【0011】この場合、好ましくは前記ワイピング部材
によるノズル形成面への摺接終端部におけるワイピング
部材の移動方向が、前記キャリッジの移動方向にほぼ直
交する位置となるように構成される。また、好ましくは
前記ノズル形成面に摺接したワイピング部材の回転進行
方向に、ワイピング部材のクリーニング領域が形成され
た構成とされる。この場合、前記ワイピング部材のクリ
ーニング領域には、好ましくは円弧状軌跡をもって進行
するワイピング部材の端縁に摺接して、ワイピング部材
からインクを除去するインク除去部材が配置される。
【0012】一方、好ましい一つの実施の形態において
は、前記ワイピング部材は、ワイパー駆動軸の1回転動
作により、待機位置に戻るように構成される。この場
合、ワイパー駆動軸に対して、複数のワイピング部材が
放射状に配置された構成を好適に採用することができ
る。また、前記ワイパー駆動軸に対して、ワイピング部
材と、主にインクの固化物を除去するためのラビング部
材とを配置した構成も好適に採用することができる。
【0013】また、好ましい他の実施の形態において
は、前記ワイピング部材は、ワイパー駆動軸のほぼ半回
転動作により、前記ノズル形成面に摺接され、記録ヘッ
ドが搭載された前記キャリッジがワイピング領域から退
避した状態で、ワイピング部材が再び前記半回転動作の
移動経路を通って待機位置に戻るように構成される。
【0014】そして、前記したいずれの形態を利用する
にしても、前記ワイパー駆動軸はバネ部材により軸方向
に付勢され、当該付勢力により、前記ワイピング部材を
記録ヘッドのノズル形成面に摺接させるように構成する
ことが望ましい。
【0015】この場合、好ましくは前記駆動軸には、さ
らにフォロア部材が配置されると共に、前記フォロア部
材が当接する円筒カムが配置され、前記円筒カムに形成
されたカム面の形状によって、ワイパー駆動軸が軸方向
に移動されるように構成される。そして、前記ワイピン
グ部材によるノズル形成面への摺接終端部を経る位置に
おいて、ワイピング部材がノズル形成面から離間する方
向に、前記ワイパー駆動軸を移動させるカム面が形成さ
れていることが望ましい。さらに、前記ワイピング部材
がノズル形成面へ摺接している状態において、前記フォ
ロア部材が円筒カムのカム面から離間されるようにカム
面が形成された構成も好適に採用することができる。
【0016】一方、前記駆動軸には、さらにフォロア部
材が配置されると共に、前記キャリッジもしくは記録ヘ
ッドの側面には、ワイピング部材が記録ヘッドのノズル
形成面を摺接する期間において、前記フォロア部材が当
接するガイド部材が配置され、前記ガイド部材の配置位
置に基づいて、前記ワイピング部材がノズル形成面に対
して摺接されるようにした構成も好適に採用することが
できる。
【0017】さらに、前記ワイパー駆動軸がキャリッジ
に搭載された構成も好適に採用することができる。この
場合、前記ワイパー駆動軸が記録ヘッドを挟むようにし
てそれぞれ配置され、各ワイパー駆動軸に取り付けられ
た各ワイピング部材が、交互に記録ヘッドのノズル形成
面に摺接するようにされた構成も好適に採用することが
できる。
【0018】以上のように構成されたインクジェット式
記録装置によると、記録ヘッドのノズル形成面と直交す
る方向に配置されたワイパー駆動軸に取り付けられたワ
イピング部材は、ワイパー駆動軸の回転動作に伴い、ワ
イピング部材の端縁が円弧状軌跡をもって前記ノズル形
成面に摺接するよう作用する。この構成によると、前記
したような縦拭き方式に比較すると、ワイピング部材の
駆動機構を遥かに簡素化させることができる。
【0019】そして、ワイピング部材によるノズル形成
面への摺接終端部におけるワイピング部材の移動方向
が、前記キャリッジの移動方向にほぼ直交する位置とな
るように構成させることによって、ワイピング部材によ
って掻き取られたインクをキャリッジの移動方向に飛散
させる不都合を容易に解消させることができる。
【0020】さらに、前記した基本構成を利用した場
合、ワイパー駆動軸に対して複数のワイピング部材を放
射状に配置された構成を容易に採用することができる。
この場合においては、ワイパー駆動軸の一回転の動作に
よって複数回のワイピング動作を実行することができ、
ノズル形成面に対するクリーニングの効率を高めること
ができる。また、ワイパー駆動軸に対してラビング部材
を搭載させることにより、インクの固化物を効率的に除
去することも可能となる。
【0021】そして、ワイピング部材を駆動するワイパ
ー駆動軸を、バネ部材により軸方向に付勢することで、
記録ヘッドのノズル形成面に摺接するワイピング部材に
対して、適正な圧接力を与えることができる。これと併
用して、駆動軸にフォロア部材を配置し、このフォロア
部材が当接する円筒カムを配置した構成とすることで、
カム面の形状によってワイパー駆動軸を軸方向に移動さ
せる制御を行なうことができる。
【0022】したがって、ワイピング部材によるノズル
形成面への摺接終端部を経る位置において、ワイピング
部材がノズル形成面から離間する方向に、前記ワイパー
駆動軸を移動させるカム面を形成させることにより、ワ
イピング部材はノズル形成面への摺接終端部において、
ノズル形成面から浮き上がる作用が与えられる。このた
めに、ワイピング部材の反発力によって、掻き取ったイ
ンクを飛散させるという問題を遥かに低減させることが
可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるインクジェ
ット式記録装置について、図に示す実施の形態に基づい
て説明する。図1は記録媒体搬送手段としての紙送り部
材を示しており、この紙送り部材1には、その長手方向
に沿って複数の紙押さえローラ1aおよびギザローラ1
bがそれぞれ配置されている。そして、紙押さえローラ
1aおよびギザローラ1bの間に挟まれた鎖線で囲まれ
た領域が、図示せぬキャリッジに搭載された記録ヘッド
2の矢印A方向への通過領域、すなわち印字領域を構成
している。この構成により周知のとおり、記録媒体とし
ての用紙は、紙押さえローラ1a側からギザローラ1b
側に搬送され、その中央の印字領域において、後述する
記録ヘッドからのインク滴の吐出を受けて印字される。
【0024】キャリッジに搭載された記録ヘッド2は、
図1においては上部から透視した状態で示されており、
後述するワイピング部材によってノズル形成面の払拭を
受けるワイピング領域に位置した状態を示している。な
お、図には示していないが、記録ヘッド2は、図に示す
位置において、その下方から上昇するキャッピング手段
によってノズル形成面が封止され、またキャッピング手
段の内部空間に、吸引ポンプによる負圧が与えられるこ
とで、インクを排出するクリーニング動作が実行される
ように構成されている。
【0025】前記記録ヘッド2のノズル形成面と直交す
る方向にワイパー駆動軸3が配置されており、このワイ
パー駆動軸3の端部には、水平方向にアーム4が取り付
けられている。そしてアーム4に対して、ゴム素材を短
冊状に形成したワイピング部材5が取り付けられてい
る。
【0026】図1に示した実施の形態においては、前記
したキャッピング手段が降下した状態で、ワイピング部
材5は図に示した位置を待機位置(起点)として、ワイ
パー駆動軸3によって矢印B方向に回転駆動され、一回
転した前記待機位置で停止されるように構成されてい
る。そして、待機位置から矢印B方向への駆動動作によ
って、短冊状に形成されたワイピング部材5の端縁が、
その弾性力によって変形しつつ、記録ヘッド2のノズル
形成面を円弧状軌跡をもって摺接し、これにより、前記
したクリーニング動作によってノズル形成面に付着した
インクは、ワイピング部材5によって掻き取られるよう
になされる。
【0027】この場合、図1に示したように、ワイピン
グ部材5によるノズル形成面への摺接終端部におけるワ
イピング部材5の移動方向が、前記キャリッジの移動方
向にほぼ直交する関係となるようにワイパー駆動軸3が
配置されている。この構成によって、ワイピング部材5
は記録ヘッド2のノズル形成面から離れた瞬間に、その
弾性復元力により、ワイピング部材5に付着したインク
を飛散させることになるものの、この飛翔方向はキャリ
ッジの移動方向にほぼ直交する方向となるために、記録
用紙やキャリッジ軸などを汚染させるという問題を回避
することができる。
【0028】そして、図1に示す実施の形態において
は、ノズル形成面に摺接したワイピング部材の回転進行
方向に、ワイピング部材のクリーニング領域6が形成さ
れている。すなわち、円弧の矢印Cで示すワイピング領
域に隣接して、円弧の矢印Dで示すクリーニング領域6
が形成されている。この場合、クリーニング領域6に
は、ワイピング部材5からインクを除去するインク除去
部材、例えばフェルト材または多数の突起等が配列され
たリブ部材を配置することが望ましい。そして、フェル
ト材またはリブ部材の表面が、記録ヘッド2のノズル形
成面と面一となる状態に配置することで、ワイピング部
材5に付着したインクを、ワイピング部材5から効率よ
く除去することができる。
【0029】なお、図1に示した実施の形態において
は、ワイパー駆動軸3に対して1つのワイピング部材5
が取り付けられた構成とされているが、図2に示したよ
うに、ワイパー駆動軸3に対して、複数のワイピング部
材5a,5b,5c……を放射状に配置した構成とした
場合、最初のワイピング部材5aが矢印B方向に回転駆
動されて起点に戻る動作がなされる間に、記録ヘッド2
のノズル形成面は、複数回のワイピング動作が実行され
ることになり、クリーニング効果を増大させることがで
きる。
【0030】また、図3に示されたように、ワイパー駆
動軸3に取り付けられたアーム4の一方に、前記したワ
イピング部材5を水平方向に取り付けると共に、アーム
4の他方に、ラビング部材7を水平方向に取り付けた構
成も好適に利用することができる。この構成において
は、ラビング部材7として、好ましくはフェルト材を用
いることができる。
【0031】そして、前記したクリーニング動作の実行
前に、駆動軸3を矢印E方向に駆動させて、記録ヘッド
のノズル形成面をラビング部材7により払拭させること
により、ノズル形成面からインクの固化物や塵埃等を効
果的に除去することができる。したがって、クリーニン
グ動作の実行によるキャッピング手段によるノズル形成
面の封止を効果的に行なうことができる。
【0032】次に図4は、他の実施の形態を示したもの
である。この図4に示すワイパー駆動軸は、バネ部材に
より軸方向に付勢され、当該付勢力によりワイピング部
材を記録ヘッドのノズル形成面に摺接させるように構成
した点に特徴を有する。すなわち、ワイパー駆動軸3は
上下に配置された軸受け部材8,9によって回転可能
に、且つ軸方向に移動可能となるように取り付けられて
いる。そして、ワイパー駆動軸3における上下の軸受け
部材8,9の中間点に、被駆動歯車(平歯車)10が取
り付けられており、この被駆動歯車10にかみ合って被
駆動歯車10を回転駆動させる軸方向に長い駆動歯車
(ピニオン歯車)11が具備されている。
【0033】そして、下側の軸受け部材9と被駆動歯車
10との間には、駆動軸3を捲装するようにしてコイル
状のバネ部材12が配置されている。このバネ部材12
の作用によって、前記ワイパー駆動軸3を図中上部方向
に付勢し、結果としてアーム4に水平方向に取り付けら
れたワイピング部材5を、記録ヘッドのノズル形成面に
摺接させる方向に付勢させている。
【0034】一方、下側の軸受け部材9における下底面
には、円筒カム13がワイパー駆動軸3を囲撓するよう
にして形成されており、前記アーム4には、円筒カム1
3のカム面に当接するフォロア部材14が、一体に形成
されている。したがって、駆動歯車11の駆動力を受け
て回転するワイパー駆動軸3は、前記した円筒カム13
のカム面の形状にしたがって、矢印F方向に上下され、
これに伴ってワイピング部材5も水平方向を保ちつつ矢
印F方向に上下動される。
【0035】したがって、この構成を前記した図1に示
す形態に採用し、前記円筒カム13のカム面の形状を以
下のように形成すると、それに対応した独自の効果を期
待することができる。例えば、ワイピング部材5がノズ
ル形成面へ摺接している状態において、前記フォロア部
材14が円筒カム13のカム面から離間されるようにカ
ム面の形状を構成すると、ワイピング部材5におけるノ
ズル形成面へ圧接力は、前記バネ部材12の付勢力で定
められた一定の圧接力を得ることができる。
【0036】図5は、その作用を模式的に示したもので
ある。すなわち、ワイパー駆動軸3の回転駆動によっ
て、前記フォロア部材14が円筒カム13のカム面に沿
って、図5における右端から左方向に移動した場合、フ
ォロア部材14はカム面の形状にしたがって、下方に押
し下げられる。そして、ワイピング部材5が記録ヘッド
2のノズル形成面2aにさしかかった時にはカム面は深
くなり、これにより、ワイピング部材5はノズル形成面
に当接する。この場合、フォロア部材14はカム面から
浮いた状態となり、したがって、ワイピング部材5にお
けるノズル形成面へ圧接力は、前記バネ部材12の付勢
力で定められた一定の圧接力をもってノズル形成面2a
を摺接するようになされる。
【0037】一方、ワイピング部材5によるノズル形成
面2aへの摺接終端部を経る位置において、ワイピング
部材がノズル形成面から離間する方向に、前記ワイパー
駆動軸を移動させるカム面の形状を構成すると、ノズル
形成面2aから掻き取ったインクをワイピング部材5か
ら飛散させることなく、ワイピング動作を実行させるこ
とができる。同じく図5の左半部はその作用を模式的に
示したものである。
【0038】すなわち、ワイピング部材5によるノズル
形成面2aへの摺接終端部を経る位置にワイピング部材
5が到来した場合には、前記カム面によってフォロア部
材14は下方に押し下げられる。したがって、ワイピン
グ部材5も同様に、カム面の形状にしたがって下方に押
し下げられるため、ワイピング部材5はその弾性復元力
によって瞬間的に復帰する作用が抑制される。これによ
り、ワイピング部材5からインクが飛散されるのを効果
的に抑制させることができる。加えて、図1に示したよ
うにワイピング部材のクリーニング領域6を形成した場
合には、ワイピング部材5に付着した殆どのインクを、
このクリーニング領域6において除去することができ
る。
【0039】なお、図4に示した形態においては、一周
にわたってカム面が形成された円筒カム13が採用され
ているが、例えば半円筒状のカム部材を用い、他の半周
においては、キャリッジもしくは記録ヘッドの側面にフ
ォロア部材14が当接するガイド部材を配置した構成と
することもできる。この場合、キャリッジもしくは記録
ヘッドの側面に配置されるガイド部材には、ワイピング
部材が記録ヘッドのノズル形成面を摺接する期間におい
て、フォロア部材14が当接するように構成される。
【0040】図6は、前記した構成によってなされる作
用を模式的に示したものである。すなわち、まず、フォ
ロア部材14は前記した半円筒状のカム部材によるカム
面に沿って、図6における右端から左方向に移動し、フ
ォロア部材14はカム面の形状にしたがって、下方に押
し下げられる。そして、ワイピング部材5が記録ヘッド
2のノズル形成面2aを摺接する位置に到来すると、前
記フォロア部材14はカム面から外れ、前記したガイド
部材15に当接する。
【0041】このガイド部材15は例えば水平状態に形
成されており、ワイピング部材5が記録ヘッド2のノズ
ル形成面2aを摺接する間においては、フォロア部材1
4はガイド部材15上に当接しつつ移動する。この作用
によって、ワイピング部材5はガイド部材15の面に沿
った位置を維持しつつ、記録ヘッド2のノズル形成面2
aを払拭する。そして、ワイピング部材5によるノズル
形成面2aへの摺接終端部にワイピング部材5が到来し
た場合には、再びフォロア部材14は前記した半円筒状
のカム部材によるカム面に沿って当接し、前記図5と同
様の動作がなされる。
【0042】この構成によると、例えばプラテンギャッ
プの調整により、キャリッジが上下方向(矢印G方向)
に移動した場合には、前記したガイド部材15も同方向
に移動される。そして、ワイピング部材5が記録ヘッド
2のノズル形成面2aを摺接する間においては、前記し
たようにフォロア部材14は、ガイド部材15上に当接
しつつ移動するので、ワイピング部材5もプラテンギャ
ップの調整による上下方向への移動量に応じて矢印G方
向に移動されることになる。したがって、この構成によ
ると、プラテンギャップの調整の如何にかかわらず、ワ
イピング部材5には、一定の摺接圧力を与えることがで
きる。
【0043】以上説明した実施の形態においては、ワイ
ピング部材5は待機位置から一回転してノズル形成面の
払拭動作を実行するようになされるが、この構成による
とワイピング部材5の移動経路が大きく、ワイピング部
材5の長手方向の寸法を半径とした面積が占有される。
そこで、次に示す形態は前記した点を解消することに寄
与できる。すなわち、図7に示す形態はワイピング部材
5は、ワイパー駆動軸3のほぼ半回転動作により、記録
ヘッド2のノズル形成面に摺接され、記録ヘッドが搭載
された前記キャリッジがワイピング領域から退避した状
態で、ワイピング部材5が、再び前記半回転動作の移動
経路を通って待機位置に戻るように構成されている。前
記した動作を実現するために、ワイパー駆動軸3には、
図には示されていないが、戻しバネが配置されている。
【0044】この図7に示す形態によると、ワイピング
部材5はワイパー駆動軸3の回転駆動力を受けて、実線
で示す待機位置から矢印B方向に移動し、これにより記
録ヘッド2のノズル形成面はワイピング部材5の弾性変
形による摺接を受ける。そして、ワイピング部材5がノ
ズル形成面の摺接終端部に至った状態で、ワイパー駆動
軸3への回転駆動力が解除される。これにより、ワイピ
ング部材5は前記した戻しバネの作用を受けて矢印Hに
示す方向に復帰しようとするが、前記戻しバネの付勢力
はワイパー駆動軸3を駆動する駆動力に比較して小さ
い。このために、ワイピング部材5は鎖線で示す位置に
おいて記録ヘッド2の側端部に係止された状態とされ
る。
【0045】この状態で、キャリッジが駆動され、これ
に伴い記録ヘッド2が矢印A方向に退避すると、ワイピ
ング部材5は前記戻しバネの作用を受けて、実線で示す
待機位置に戻るように作用する。この構成によると、ワ
イピング部材5の回転領域が半周に満たない状態でワイ
ピング動作を実行させることができる。
【0046】なお、以上説明した実施の形態において
は、いずれにおいてもワイパー駆動軸3は、記録装置の
本体側に配置された構成とされている。図8に示す形態
はワイパー駆動軸3を破線で示すキャリッジ21に搭載
した状態を示している。この構成によると、例えばプラ
テンギャップの調整によりキャリッジが上下方向に若干
移動しても、ワイパー駆動軸3と共にワイピング部材5
も同方向に移動されるため、ワイピング部材5による記
録ヘッド2のノズル形成面への摺接圧力は変化しないと
いう特質を生かすことができる。したがって、この構成
を利用すると図6に示したようなガイド部材15とフォ
ロア部材14の組み合わせ構成を不要にすることができ
る。
【0047】この図8に示した形態においては、一つの
ワイピング部材5によってノズル形成面の全面を払拭す
ることになるため、それに応じた大きさのワイピング部
材5を具備する必要があり、またワイピング部材5の駆
動による占有面積が増大することは免れない。そこで、
図9に示すようにワイパー駆動軸が記録ヘッドを挟むよ
うにしてそれぞれ配置され、各ワイパー駆動軸に取り付
けられた各ワイピング部材が、交互に記録ヘッドのノズ
ル形成面に摺接するように構成させることにより、前記
した問題を解消することができる。
【0048】図9に示すように、記録ヘッド2を対角線
で挟む位置に、それぞれワイパー駆動軸3A,3Bがキ
ャリッジ21に搭載されている。そして、各ワイパー駆
動軸3A,3Bに対してワイピング部材5A,5Bが取
り付けられている。この構成において、例えば一方のワ
イピング部材5Aが先に駆動されて、ノズル形成面の払
拭動作を実行することで、図9に示す記録ヘッド2の右
半部を含む大半の面積をワイピング部材5Aによって払
拭することができる。
【0049】続いて、他方のワイピング部材5Bが駆動
されて、ノズル形成面の払拭動作を実行することで、記
録ヘッド2の左半部を含む大半の面積をワイピング部材
5Bによって払拭することができ、前記した両者のワイ
ピング部材5A,5Bの払拭動作により、ノズル形成面
の全面積の払拭動作が実現できる。この図9に示した形
態によると、各ワイピング部材の長さを小さく形成する
ことができるため、装置の小型化に寄与することができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかるインクジェット式記録装置によると、ワイピング
部材が記録ヘッドのノズル形成面と直交する方向に配置
されたワイパー駆動軸に取り付けられ、ワイパー駆動軸
の回転動作に伴い、ワイピング部材の端縁が円弧状軌跡
をもって前記ノズル形成面に摺接するように構成されて
いるので、従来の縦拭き方式に比較するとワイピング部
材の駆動機構を遥かに簡素化させることができる。加え
て、ワイピング部材によるノズル形成面への摺接終端部
におけるワイピング部材の移動方向が、前記キャリッジ
の移動方向にほぼ直交するように構成することができる
ので、ワイピング部材によって掻き取られたインクをキ
ャリッジの移動方向に飛散させる不都合を容易に解消さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット式記録装置の
基本形態を示した平面図である。
【図2】図1に示した基本形態において採用し得るワイ
ピング部材の構成を示した平面図である。
【図3】ワイピング部材にラビング部材を加えた構成を
示した平面図である。
【図4】円筒カムとフォロア部材との組み合わせにより
ワイピング部材がワイパー駆動軸方向に移動できるよう
にした構成図である。
【図5】図4に示す機構により実現するワイピング部材
の作用を説明した模式図である。
【図6】ガイド部材とフォロア部材との組み合わせによ
り実現するワイピング部材の作用を説明した模式図であ
る。
【図7】本発明を適用したインクジェット式記録装置の
他の形態を示した平面図である。
【図8】ワイパー駆動軸をキャリッジ上に搭載した形態
を示した平面図である。
【図9】一対のワイパー駆動軸をキャリッジ上に搭載し
た形態を示した平面図である。
【符号の説明】
1 紙送り部材(記録媒体搬送手段) 1a 紙押さえローラ 1b ギザローラ 2 記録ヘッド 2a ノズル形成面 3 ワイパー駆動軸 4 アーム 5 ワイピング部材 6 クリーニング領域 7 ラビング部材 8,9 軸受け部材 10 被駆動歯車 11 駆動歯車 12 バネ部材 13 円筒カム 14 フォロア部材 15 ガイド部材 21 キャリッジ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復移動するキャリッジ上に装填され、
    ノズル開口からインク滴を吐出するインクジェット式記
    録ヘッドと、前記キャリッジの移動方向に直交する方向
    に記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、前記記録ヘ
    ッドのノズル形成面を払拭することができるワイピング
    部材とを備えたインクジェット式記録装置であって、 前記ワイピング部材は、記録ヘッドのノズル形成面と直
    交する方向に配置されたワイパー駆動軸に取り付けら
    れ、前記ワイパー駆動軸の回転動作に伴い、ワイピング
    部材の端縁が円弧状軌跡をもって前記ノズル形成面に摺
    接するように構成されたインクジェット式記録装置。
  2. 【請求項2】 前記ワイピング部材によるノズル形成面
    への摺接終端部におけるワイピング部材の移動方向が、
    前記キャリッジの移動方向にほぼ直交する位置となるよ
    うに構成された請求項1に記載のインクジェット式記録
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ノズル形成面に摺接したワイピング
    部材の回転進行方向に、ワイピング部材のクリーニング
    領域が形成された請求項1または請求項2に記載のイン
    クジェット式記録装置。
  4. 【請求項4】 前記ワイピング部材のクリーニング領域
    には、円弧状軌跡をもって進行するワイピング部材の端
    縁に摺接して、ワイピング部材からインクを除去するイ
    ンク除去部材が配置された請求項3に記載のインクジェ
    ット式記録装置。
  5. 【請求項5】 前記ワイピング部材は、ワイパー駆動軸
    の1回転動作により、待機位置に戻るように構成された
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のインクジェッ
    ト式記録装置。
  6. 【請求項6】 前記ワイパー駆動軸に対して、複数のワ
    イピング部材が放射状に配置された請求項1乃至請求項
    5のいずれかに記載のインクジェット式記録装置。
  7. 【請求項7】 前記ワイパー駆動軸に対して、ワイピン
    グ部材と、主にインクの固化物を除去するためのラビン
    グ部材とが配置された請求項1乃至請求項5のいずれか
    に記載のインクジェット式記録装置。
  8. 【請求項8】 前記ワイピング部材は、前記ワイパー駆
    動軸のほぼ半回転動作により、前記ノズル形成面に摺接
    され、記録ヘッドが搭載された前記キャリッジがワイピ
    ング領域から退避した状態で、ワイピング部材が再び前
    記半回転動作の移動経路を通って待機位置に戻るように
    構成された請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のイ
    ンクジェット式記録装置。
  9. 【請求項9】 前記ワイパー駆動軸はバネ部材により軸
    方向に付勢され、当該付勢力により、前記ワイピング部
    材を記録ヘッドのノズル形成面に摺接させるように構成
    した請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のインクジ
    ェット式記録装置。
  10. 【請求項10】 前記駆動軸には、さらにフォロア部材
    が配置されると共に、前記フォロア部材が当接する円筒
    カムが配置され、前記円筒カムに形成されたカム面の形
    状によって、ワイパー駆動軸が軸方向に移動されるよう
    に構成した請求項9に記載のインクジェット式記録装
    置。
  11. 【請求項11】 前記ワイピング部材によるノズル形成
    面への摺接終端部を経る位置において、ワイピング部材
    がノズル形成面から離間する方向に、前記ワイパー駆動
    軸を移動させるカム面が形成された請求項10に記載の
    インクジェット式記録装置。
  12. 【請求項12】 前記ワイピング部材がノズル形成面へ
    摺接している状態において、前記フォロア部材が円筒カ
    ムのカム面から離間されるようにカム面が形成された請
    求項10に記載のインクジェット式記録装置。
  13. 【請求項13】 前記駆動軸には、さらにフォロア部材
    が配置されると共に、前記キャリッジもしくは記録ヘッ
    ドの側面には、ワイピング部材が記録ヘッドのノズル形
    成面を摺接する期間において前記フォロア部材が当接す
    るガイド部材が配置され、前記ガイド部材の配置位置に
    基づいて、前記ワイピング部材がノズル形成面に対して
    摺接されるように構成した請求項9に記載のインクジェ
    ット式記録装置。
  14. 【請求項14】 前記ワイパー駆動軸がキャリッジに搭
    載された請求項1乃至請求項12のいずれかに記載のイ
    ンクジェット式記録装置。
  15. 【請求項15】 前記ワイパー駆動軸が記録ヘッドを挟
    むようにしてそれぞれ配置され、各ワイパー駆動軸に取
    り付けられたワイピング部材が、交互に記録ヘッドのノ
    ズル形成面に摺接するように構成された請求項14に記
    載のインクジェット式記録装置。
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