JP2002085929A - 空気清浄機の制御装置 - Google Patents

空気清浄機の制御装置

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JP2002085929A JP2000281584A JP2000281584A JP2002085929A JP 2002085929 A JP2002085929 A JP 2002085929A JP 2000281584 A JP2000281584 A JP 2000281584A JP 2000281584 A JP2000281584 A JP 2000281584A JP 2002085929 A JP2002085929 A JP 2002085929A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煙と花粉、ほこりを別々に検出して表示する
ことができる空気清浄機を得ることを目的としている。 【解決手段】 取り込んだ空気に光源の光を照射し、空
気中の塵の粒子が照射領域を通過する際に粒子のサイズ
に対応したレベルの散乱光パルスを発生させ、その散乱
光パルスのレベルとセンサ外部より入力したしきい値と
比較し、しきい値を超える場合に検出パルスを発生する
ダストセンサ4と、前記しきい値を所定時間毎に切り換
えて発生するしきい値発生手段4aと、ダストセンサ4
が煙(小径塵)検出時の出力レベルによりランク付けを
行う煙ランク判定手段5aと、煙ランク判定手段5aに
より決定された煙ランクに対応した表示を行う煙表示手
段6aと、ダストセンサ4が花粉・ほこり(大径塵)検
出時の出力レベルによりランク付けを行う花粉・ほこり
ランク判定手段5bと、花粉・ほこりランク判定手段5
bにより決定された花粉・ほこりランクに対応した表示
を行う花粉・ほこり表示部6bとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気の汚れに応じ
て送風機の風量を自動的に調節し、適切な制御を行う空
気清浄機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に空気清浄機の制御装置は、ガスセ
ンサやダストセンサ等で空気の汚れをを測定し、それら
の出力をもとに送風機の運転を制御している。
【0003】図11は従来の空気清浄機の制御装置を示
すブロック図で、1は空気中のガス濃度により内部抵抗
が変化するガスセンサ、2はガスセンサ1の出力レベル
によりランク付けを行うニオイランク判定手段、3はニ
オイランク判定手段2により決定されたニオイランクに
対応した表示をおこなうニオイ表示手段である。
【0004】4は取り込んだ空気に光源の光を照射し、
空気中の塵の粒子が照射領域を通過する際に粒子のサイ
ズに対応したレベルの散乱光パルスを発生させ、その散
乱光パルスのレベルと内臓したしきい値発生器4aの発
生する所定のしきい値(固定)を比較し、しきい値を超
える場合に検出パルスを発生するダストセンサ、5はダ
ストセンサ4の出力レベルによりランク付けを 行うダ
ストランク判定手段、6はダストランク判定手段5によ
り決定されたダストランクに対応した表示を行うダスト
表示手段である。
【0005】9はニオイランク判定手段2の出力とダス
トランク判定手段5の出力から最適な送風量を決定する
風量決定手段、10は風量決定手段9が決定した送風量
に対応した駆動信号を発生する送風機駆動手段、13は
空気清浄機の運転をオン・オフするための運転スイッ
チ、11は送風機である。
【0006】上記ニオイランク判定手段2、ダストラン
ク判定手段5、風量決定手段9、モータ駆動手段10は
マイクロコンピュータ14で構成されている。
【0007】ここで、しきい値発生手段4aは一般的に
検出粒子径約1μm(煙を検出できるレベル)に固定さ
れていて、それより粒子径が大きい花粉やほこりも同等
に計測していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、花粉や
ほこりなどの粒子径の大きなものは、煙などにくらべて
密度がはるかに低く、それらを同じとして計測してしま
うと、花粉、ほこりの検出値は煙の検出値のなかに埋も
れてしまう。つまり、従来の空気清浄機では、動作ポイ
ントを煙の判定値に合わせた場合、花粉、ほこりでは動
かなくなってしまうという不具合があった。
【0009】また、空気の汚れは視覚や臭覚によって判
断するが、一旦、よごれに馴染んでしまうと感覚が麻痺
してしまい、汚れの有無が判断しにくくなってしまう。
そのため、空気清浄機の汚れ表示の役割はきわめて重要
であるが、従来の空気清浄機の汚れ表示は曖昧な表示の
ものが多く、たとえば、上述した従来例のように、ダス
ト表示手段6は煙、花粉、ほこり等が同じ表示になって
いて、何で汚れているのかがまったく判断できないとい
う課題があった。
【0010】本発明は、上記のような課題を解消するた
めになされたもので、煙(大径塵)と花粉、ほこり(小
径塵)を別々に検出し、表示できるようにした空気清浄
機の制御装置を提供するものである。
【0011】また、花粉、ほこりを除去するのに最適な
運転モードを備えた空気清浄機の制御装置を得ることを
目的としている。
【0012】
【課題を解決しようとするための手段】本発明に係る空
気清浄機の制御装置は、取り込んだ空気に光源の光を照
射し、空気中の塵の粒子が照射領域を通過する際に粒子
径に対応したレベルの散乱光パルスを発生させ、その散
乱光パルスのレベルとセンサ外部より入力したしきい値
と比較し、しきい値を超える場合に検出パルスを発生す
るダストセンサと、前記ダストセンサのしきい値レベル
を所定時間ごとに切り換えて、空気中の煙などの粒子径
が小さい塵と花粉やほこりなどの粒子径が大きい塵を検
出し、各々の出力レベルに対応してランク付けを行う煙
ランク判定手段及び花粉・ほこりランク判定手段と、こ
れら煙ランク判定手段及び花粉・ほこりランク判定手段
の出力により煙表示手段及び花粉、ほこり表示手段に空
気中の汚れ度に応じて別々に表示するようにしたもので
ある。
【0013】また、上記構成において、標準モードと花
粉・ほこりモードの運転モードのどちらかを選択する運
転切換スイッチと、選択された運転モードと前記各ラン
ク判定手段の出力によって送風機の送風量を決定する風
量決定手段とを設けるとともに、運転切換スイッチによ
り花粉・ほこりモードを選択した場合には、前記送風機
の最低送風量を標準モードの場合よりも高くしたもので
ある。
【0014】また、上記構成において、前記運転切換ス
イッチにより花粉・ほこりモードを選択した場合には、
花粉・ほこりランク判定手段のランク付けの検出感度を
標準モードの場合よりも高くしたものである。
【0015】さらに、上記構成において、前記運転切換
スイッチにより花粉・ほこりモードを選択した場合に
は、花粉、ほこりの検出時間を標準モードの場合よりも
長くしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1を示す空気清浄機の制御装置のブロック図で
ある。図において、1は空気中のガス濃度により内部抵
抗が変化するガスセンサ、2はガスセンサ1の出力レベ
ルによりランク付けを行うニオイランク判定手段、3は
ニオイランク判定手段2により決定されたニオイランク
に対応した表示をおこなうニオイ表示部、4は取り込ん
だ空気に光源の光を照射し、空気中の塵の粒子が照射領
域を通過する際に粒子のサイズに対応したレベルの散乱
光パルスを発生させ、その散乱光パルスのレベルとセン
サ外部より入力したしきい値と比較し、しきい値を超え
る場合に検出パルスを発生するダストセンサ、4bは前
記しきい値を発生するしきい値発生手段で、所定時間毎
にしきい値を切り換える、しきい値が低レベルの場合は
粒子径約0.5μm以上の粒子を検出する。これは煙、
花粉、ほこり等のダストセンサに取り込むことができる
粒子である。また、しきい値が高レベルの場合は粒子径
約3μm以上の粒子を検出する。これは花粉、ほこり等
であり、煙等の小径のものは計測されない。5aはダス
トセンサ4が煙(小径塵)検出時の出力レベルによりラ
ンク付けを行う煙ランク判定手段、6aは煙ランク判定
手段5aにより決定された煙ランクに対応した表示を
行う煙表示手段、5bはダストセンサ4が花粉、ほこり
(大径塵)検出時の出力レベルによりランク付けを 行
う花粉・ほこりランク判定手段、6bは花粉・ほこりラ
ンク判定手段5bにより決定された花粉・ほこりランク
に対応した表示を 行う花粉、ほこり表示手段、9はニ
オイランク判定手段2の出力と煙ランク判定手段5aの
出力と花粉・ほこりランク判定手段5bの出力から最適
な風量を決定する風量決定手段、10は風量決定手段9
が決定した風量に対応した送風機の駆動信号を発生する
送風機駆動手段,11は送風機,12は標準モードの運
転モードと花粉・ほこりモードの運転モードとを切り換
える運転切換スイッチ,13は空気清浄機の運転をオン
・オフするための運転スイッチ、14は制御手段として
のマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)で、
上記ニオイランク判定手段2,しきい値発生手段4b,
煙ランク判定手段5a,花粉・ほこりランク判定手段6
a,風量決定手段9,送風機駆動手段10を構成してい
る。
【0017】次に、上記実施の形態1の動作について、
図1のブロック図により説明する。ニオイランク判定手
段2は、ガスセンサ1からのアナログ信号の変化量があ
らかじめマイコン14内に設定されたニオイランク毎の
設定値と比較して、どのランクの設定値を越えたかを判
定してランクを決定する。
【0018】煙ランク判定手段5aは、しきい値発生手
段4bが低レベルのしきい値を出力している間のダスト
センサ4から入力される検出パルスをカウントし、その
カウント値の変化量があらかじめマイコン14内に設定
された煙ランク毎の設定値と比較して、どのランクの設
定値を越えたかを判定し、ランクを決定する。ここで
は、粒子径が小さい煙とそれ以上の粒子がカウントされ
る。
【0019】図2は煙ランク判定手段5aでランク付け
判定する粒子検出数と煙ランクの関係を示す図で、粒子
検出数の数値は単位時間当たりの粒子の検出数を表して
いる。粒子検出数が多いほど煙ランクが高くなる。棒グ
ラフ上の数値は各ランクの設定値である。煙粒子は体積
当たりの密度が高いので、設定値は高めに設定してい
る。
【0020】花粉・ほこりランク判定手段5bは、しき
い値発生手段4aが高レベルのしきい値を出力している
間のダストセンサ4から入力される検出パルスをカウン
トし、そのカウント値の変化量があらかじめマイコン1
4内に設定された花粉・ほこりランク毎の設定値と比較
して、どのランクの設定値を越えたかを判定し、ランク
を決定する。ここでは、粒子径の大きい花粉、ほこりが
カウントされる。
【0021】図3は花粉・ほこりランク判定手段5bで
ランク付けする粒子検出数と花粉・ほこりランクの関係
を示す図である。図中、粒子検出数の数値は単位時間当
たりの粒子の検出数を表している。粒子検出数が多いほ
ど花粉・ほこりランクが高くなる。棒グラフ上の数値は
各ランクの設定値である。花粉、ほこりは体積当たりの
密度が低いので、設定値は低く設定している。
【0022】風量決定手段9は、ニオイランク判定手段
2が決定したニオイランクと、煙ランク判定手段5aが
決定した煙ランクと、花粉・ほこりランク判定手段5b
が決定した花粉・ほこりランクとから総合的に送風機1
1の送風量を決定する。
【0023】図4は風量決定手段9が各ランク判定手段
2,5a,5bの出力から風量を決定するための対応表
である。ニオイランクと煙ランクまたは花粉・ほこりラ
ンクのどちらか大きい方から送風機11の風量を決定す
る。例えば、ニオイランクが「2」で、煙ランク
「1」、花粉・ほこりランク「3」の場合は、ニオイラ
ンク「2」と花粉・ほこりランク「3」を対応表から選
び、送風機11の風量は3.3m3 /min に制御され
る。その際、運転切換スイッチ12で選択している運転
モードによりこの対応表を切り換えるようにしてもよ
い。
【0024】図5は本発明の実施の形態1の空気清浄機
の操作部と表示部を示す図である。図において、3はニ
オイ表示手段としてのLED表示器で、ニオイランク判
定手段2によって決定されたニオイランクをLEDの点
灯数によって相対的に表示する。6aは煙表示手段とし
てのLED表示器、6bは花粉、ほこり表示手段として
のLED表示器であり、ニオイランクの表示と同様、L
EDの点灯数によって相対的に表示し、またいずれの表
示も本例では、LED点灯数=ランク値+1となるよう
表示する。なお、12a,12bは選択している運転モ
ードを表示するLED表示器である。
【0025】図6は運転切換スイッチ12で選択してい
る運転モードにより花粉・ほこりランクに対する送風機
11の送風量とLED表示器6bの関係を示す対応表で
ある。標準モードを選択した場合よりも花粉・ほこりモ
ードを選択した場合のほうが送風量を高く設定されてお
り、空気清浄能力を上げて室内を早く浄化するように運
転する。
【0026】また、花粉・ほこりモードを選択した場
合、最低送風量が標準モードの場合よりも高まるように
なっているので、花粉・ほこりランクが「0」の場合、
標準モードでは送風量0つまり送風機11は停止するの
に対して、花粉・ほこりモードでは風量2.0m3 /mi
n で運転する。このようにすることで花粉・ほこりモー
ドでは空気がきれいな状態でも常に所定の風量で送風を
行うことによって、滞留しやすい花粉、ほこりを拡散
し、花粉、ほこりを検出、除去することができる。
【0027】このように、実施の形態1の構成によれ
ば、煙ランク判定手段5aと花粉・ほこりランク判定手
段5bを別々に構成したので、ダストの種類に応じて最
適な感動値を設定できる。また、煙表示手段6aと花
粉、ほこり表示手段6bを別々に設けたので、使用者に
汚れの内容を詳しく表示できる。また、標準モードと花
粉・ほこりモードとを切り換える運転切換スイッチ12
を備えており、花粉・ほこりモードを選択した場合、標
準モードよりも最低送風量が高くなるよう構成している
ので、花粉、ほこりが滞留しにくく、また検出しやすく
なり、花粉、ほこりの除去率が高くなる。
【0028】実施の形態2.次に、本発明の実施の形態
2について説明する。図7は本発明の実施の形態2を示
す空気清浄機のブロック図である。図において、8はマ
イコン14内に設けた感度切換手段で、花粉・ほこりモ
ードが選択された場合に、花粉、ほこりに対する検出感
度を高くする。なお、その他の構成は上記実施の形態1
と同一であるため、説明を省略する。
【0029】図8は本発明の実施の形態2の各運転モー
ドにおける粒子検出数と花粉・ほこりランクの関係を示
す図である。図中、粒子検出数の数値は単位時間当たり
の粒子の検出数を表している。粒子検出数が多いほど花
粉・ほこりランクが高くなる。棒グラフ上の数値は各ラ
ンクの設定値である。
【0030】運転切換スイッチ12により運転モードを
切り換えると、花粉・ほこりランクを切り換える設定値
が変化する。つまり、花粉・ほこりランク判定手段5b
の感度が変化する。標準モードでは粒子検出数が「5」
で花粉・ほこりランクが「1」になるのに対して、花粉
・ほこりモードでは粒子検出数が「3」で花粉・ほこり
ランクが「1」になる。
【0031】このように、運転切換スイッチ12により
花粉・ほこりモードを選択すると、花粉、ほこりに対す
る検出感度を高くするので、少量の花粉、ほこりでも空
気清浄機が動作するので花粉、ほこりの除去率がさらに
高くなる。
【0032】実施の形態3.次に、本発明の実施の形態
3について説明する。図9は本発明の実施の形態3を示
す空気清浄機のブロック図である。この実施の形態3
は、運転切換スイッチ12からの出力で、花粉・ほこり
モードを選択したとき、しきい値発生手段4aは花粉、
ほこりの検出時間を長くするように構成したものであ
る。その他の構成は上記実施の形態2と同一のため、説
明を省略する。
【0033】図10は各運転モードでのしきい値発生手
段4aが発生するしきい値のタイムチャートである。標
準モードでは、しきい値が高レベルの時間を5秒、しき
い値が低レベルの時間を3秒として、これを繰り返し発
生する。一方、花粉・ほこりモードでは、しきい値が高
レベルの時間が7秒になり、しきい値が低レベルの時間
は3秒のままである。このようにすることにより、しき
い値が高レベルの時間の割合が高まり、花粉、ほこりの
検出率が上がる。
【0034】このように、運転切換スイッチ12で花粉
・ほこりモードを選択すると、花粉、ほこりの検出時間
を長くするので、花粉、ほこりが検出しやすくなり、花
粉、ほこりの除去率がより高くなる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1によれ
ば、取り込んだ空気に光源の光を照射し、空気中の塵の
粒子が照射領域を通過する際に粒子径に対応したレベル
の散乱光パルスを発生させ、その散乱光パルスのレベル
とセンサ外部より入力したしきい値とを比較し、しきい
値を超える場合に検出パルスを発生するダストセンサ
と、前記ダストセンサのしきい値を所定時間ごとに切換
えて、空気中の煙などの粒子径が小さい塵と、花粉やほ
こりなどの粒子径が大きい塵を測定し、各々の出力レベ
ルに対応してランク付けを行う煙ランク判定手段及び花
粉・ほこりランク判定手段と、これら煙ランク判定手段
及び花粉・ほこりランク判定手段の出力により煙表示部
及び花粉、ほこり表示部を空気中の汚れ度に応じて別々
に表示するようにしたので、使用者は汚れの内訳が詳し
く把握することができる。
【0036】また、本発明の請求項2によれば、花粉・
ほこりモードを選択すると、最低送風量が高くなるの
で、花粉、ほこりが滞留しにくく、また検出しやすくな
り、花粉、ほこりの除去率が高くなる。
【0037】また、本発明の請求項3によれば、花粉・
ほこりモードを選択すると、花粉、ほこりに対する検出
感度を高くするので、花粉、ほこりが検出しやすくなり
花粉、ほこりの除去率がより高くなる。
【0038】さらに、本発明の請求項4によれば、花粉
・ほこりモードを選択すると、花粉、ほこりの検出時間
を長くするので、花粉、ほこりが検出しやすくなり、花
粉、ほこりの除去率がより高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す空気清浄機の制
御装置のブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における煙粒子検出数
と煙ランクの関係を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態1における花粉、ほこり
粒子検出数と花粉・ほこりランクの関係を示す図であ
る。
【図4】 本発明の実施の形態1におけるニオイランク
と煙ランクまたは花粉・ほこりランクと送風量の関係を
示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態1における操作部及び表
示部を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1における各運転モー
ドにおける花粉・ほこりランクと送風量の関係を示す図
である。
【図7】 本発明の実施の形態2を示す空気清浄機の制
御装置のブロック図である。
【図8】 本発明の実施の形態2における各運転モード
における粒子検出数と花粉・ほこりランクの関係を示す
図である。
【図9】 本発明の実施の形態3を示す空気清浄機の制
御装置のブロック図である。
【図10】 本発明の実施の形態3におけるしきい値の
タイムチャートである。
【図11】 従来の空気清浄機の制御装置を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
4 ダストセンサ、4a しきい値発生手段、5 ダス
トランク判定手段、5a 煙ランク判定手段、5b 花
粉・ほこりランク判定手段、6 ダスト表示手段、6a
煙表示手段、6b 花粉、ほこり表示手段、8 感度
切換手段、9風量決定手段、11 送風機、12 運転
切換スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角田 亘 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L056 BD01 BD07 BE01 BF06 4D058 NA02 NA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り込んだ空気に光源の光を照射し、空
    気中の塵の粒子が照射領域を通過する際に粒子径に対応
    したレベルの散乱光パルスを発生させ、その散乱光パル
    スのレベルとセンサ外部より入力したしきい値とを比較
    し、しきい値を超える場合に検出パルスを発生するダス
    トセンサと、前記ダストセンサのしきい値を所定時間ご
    とに切換えて、空気中の煙などの粒子径が小さい塵と、
    花粉やほこりなどの粒子径が大きい塵を検出し、各々の
    出力レベルに対応してランク付けを行う煙ランク判定手
    段及び花粉・ほこりランク判定手段と、これら煙ランク
    判定手段及び花粉・ほこりランク判定手段の出力により
    煙表示手段及び花粉・ほこり表示手段に空気中の汚れ度
    に応じて別々に表示することを特徴とする空気清浄機の
    制御装置。
  2. 【請求項2】 標準モードと花粉・ほこりモードの運転
    モードのどちらかを選択する運転切換スイッチと、選択
    された運転モードと前記各ランク判定手段の出力によっ
    て送風機の送風量を決定する風量決定手段とを設けると
    ともに、運転切換スイッチにより花粉・ほこりモードを
    選択した場合には、前記送風機の最低送風量を標準モー
    ドの場合よりも高くしたことを特徴とする請求項1記載
    の空気清浄機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記運転切換スイッチにより花粉・ほこ
    りモードを選択した場合には、花粉・ほこりランク判定
    手段のランク付けの検出感度を標準モードの場合よりも
    高くしたことを特徴とする請求項2記載の空気清浄機の
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記運転切換スイッチにより花粉・ほこ
    りモードを選択した場合には、花粉、ほこりの検出時間
    を標準モードの場合よりも長くしたことを特徴とする請
    求項2記載の空気清浄機の制御装置。
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