JP2002084972A - 製茶用揚上コンベヤ - Google Patents

製茶用揚上コンベヤ

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JP2002084972A
JP2002084972A JP2000281714A JP2000281714A JP2002084972A JP 2002084972 A JP2002084972 A JP 2002084972A JP 2000281714 A JP2000281714 A JP 2000281714A JP 2000281714 A JP2000281714 A JP 2000281714A JP 2002084972 A JP2002084972 A JP 2002084972A
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JP
Japan
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conveyor
tea leaves
main conveyor
green tea
main
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Pending
Application number
JP2000281714A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Miyamura
利幸 宮村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYAMURA TEKKOSHO KK
Miyamura Iron Works Co Ltd
Original Assignee
MIYAMURA TEKKOSHO KK
Miyamura Iron Works Co Ltd
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Publication date
Application filed by MIYAMURA TEKKOSHO KK, Miyamura Iron Works Co Ltd filed Critical MIYAMURA TEKKOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被処理茶葉の移送能力を高めると共に、コンベ
ヤの傾斜角度を大きくすることが出来、しかも被処理茶
葉がコンベヤベルト上に残留することのない移送コンベ
ヤをを提供する。 【解決手段】主コンベヤと副コンベヤとにより構成し、
副コンベヤは左右一対のチェーンの間に掬い板を取り付
けて、主コンベヤとは逆方向に、同一の速度で回転さ
せ、主コンベヤの、少なくとも傾斜している範囲では、
掬い板が主コンベヤに積載された被処理茶葉を圧潰する
ことが無く、しかも被処理茶葉が潜り落ちることのない
間隔をあけて主コンベヤに近接した位置に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、緑茶の製造工程で
使用する被処理茶葉の上昇コンベヤに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】緑茶を製造するには、先ず、新鮮な生茶
葉に30〜60秒程度蒸熱処理を加え、次いでこれに粗揉、
揉捻、 精揉等の処理を加えて荒茶にまで加工し、次にこ
の荒茶に熱風乾燥、火入れ、篩分、合組み等の処理を加
える。この緑茶の製造工程では、それぞれの処理装置の
間に被処理茶葉の移送コンベヤが備えられていて、前位
の処理装置から次位の処理装置へ被処理茶葉を順に送り
込むようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に緑茶の製造作業
場ではそれぞれの処理装置同士の間隔が狭く配設されて
いるため、移送コンベヤ(ベルトコンベヤ)は勾配の急
なものが望まれている。そのため製茶用の移送コンベヤ
は、ベルトに滑り止め突条を適宜な間隔で取り付けた傾
斜コンベヤが用いられている。ところが、被処理茶葉は
小片の材料であるため、コンベヤの傾斜角度を被処理茶
葉が滑落する程度の角度(例えば45度程度以上)にする
と、被処理茶葉の積載量が多くなると、被処理茶葉が滑
り止め突条を乗り越して滑落することゝなる。また、滑
り止め突条を数十mm以上の高さにして堰の機能をもたせ
ると、被処理茶葉の積載量を多くすることは出来るもの
ゝ、被処理茶葉には蒸し茶葉のように表面が湿っていて
滑り止め突条の取付部分に付着して、コンベヤの上端で
払い落とされずに回転を続けるものがあり、しかもそれ
が滑り止め突条から剥がれ落ちるまでの間に変質して、
製品緑茶の品位を低下させる要因となる。上記した移送
コンベヤの不具合を解消する方策として、主コンベヤ
(ベルトコンベヤ)に抑えコンベヤ(ベルトコンベヤ)
を対向させて取り付けて、両コンベヤにより被処理茶葉
を挟んで移送するように構成した「茶葉揚上コンベヤ」
を発明し、既に特許出願に及んでいる。(特願平4−21
4484号)この「茶葉揚上コンベヤ」は被移送物を移送す
る能力は有するものゝ、被処理茶葉は小片の物品であ
り、しかも軟質で、主コンベヤ上に全く均一の厚さに載
せられるものではないため、抑えコンベヤを主コンベヤ
の送り面に対して押しつけた状態で取り付けると、被処
理茶葉同士が貼り付いたものが生じたり、損潰するもの
が生じたりするし、このような不具合を無くすため主コ
ンベヤとの間に若干の隙間を持たせて取り付けると、そ
の間から滑り落ちるものが生じて所望の能力を発揮する
ものとはならなかった。本発明は、被処理茶葉の移送能
力を高めると共に、コンベの傾斜角度を大きくすること
が出来、しかも被処理茶葉がコンベヤベルト上に残留す
ることのない移送コンベヤをを提供することを課題とし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、被処理茶葉が
残留する原因となる滑り止め突条を無くし、それに代わ
り、それと同様の滑り止め機能を有する掬い上げ板を作
動させるように構成することにより上記した課題を解決
している。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に係る製茶用揚上コンベヤ
は、主コンベヤと副コンベヤとにより構成されたもので
あり、主コンベヤは被処理茶葉が付着したり、残留した
りする要因となる滑り止め突条を無くしたベルトコンベ
ヤであり、副コンベヤは滑り止め突条に代わる掬い板を
有するチェーンコンベヤであって、掬い板が主コンベヤ
の送り面に近接する位置に設けられ、主コンベヤと同一
の速度で回転して、被処理茶葉の堰として機能するよう
に構成されている。主コンベヤのコンベヤベルトは、通
気性の材料、例えば金属製のネットが用いられる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。この実施例では揚上コンベヤは、主コ
ンベヤ1と副コンベヤ2とから成る。主コンベヤ1は、
通常のこの種の上向きの傾斜コンベヤと同様のものであ
り、始端と上端にローラ11、12が設けられ、途中には適
所に案内ローラ13が取り付けられていて、それにコンベ
ヤベルト14が懸掛されていると共に、ローラ12には図示
しない駆動モータが連絡されていて、所望の速度で回転
するようになっている。尚、この実施例では主コンベヤ
1は、始端部分が平らになっており、この部分に被処理
茶葉の投下コンベヤ3や均し爪4などが設けられてい
て、この部分に所定量の被処理茶葉をほゞ均等に投載す
るようになっている。また、その上端の下位には集葉ホ
ッパー5が設けられていて、揚上された被処理茶葉が、
先端を越えると共に集葉ホッパー5に落下してその下位
に在る次工程の処理装置(図示せず)に供給されるよう
になっている。尚、図示の揚上コンベヤは蒸し茶葉を移
送するためのものを示してあり、コンベヤベルト14には
金網が用いられて、被処理茶葉(蒸し茶葉)に対して冷
却効果を発揮すると共に、前工程(茶葉蒸機)で細片状
になった蒸し茶葉を篩分して取り除くことが出来るよう
になっている。
【0007】副コンベヤ2は、チェーンコンベヤであ
り、スプロケット21、22や案内スプロケット23に主コン
ベヤ1と同一、若しくはそれより若干狭い間隔で左右一
対のチェーン24、24が懸掛されており、先端側のスプロ
ケット22には図示しない駆動モータが連絡されていて、
主コンベヤ1とは逆向きに、同一の速度で回転するよう
になっている。また、両チェーン24、24の間には適宜な
間隔で掬い板25が取り付けられていて、チェーンが回転
することにより、これが回転するようになっている。副
コンベヤ2は、主コンベヤ1の、少なくとも傾斜してい
る範囲では、コンベヤベルト14と掬い板25との間に、主
コンベヤ1に積載された被処理茶葉が掬い板25により押
し付けられて圧潰することの無い間隔であって、しかも
その間から被処理茶葉が潜り落ちることのない間隔をあ
けて主コンベヤ1に近接した位置に設けられていて、主
コンベヤ1に対して掬い板25が滑り止め突条の機能を発
揮するようになっている。尚、主コンベヤ1の上端を越
えると掬い板25は必然的にコンベヤベルト14から離反す
るので、コンベヤベルト14には材料茶葉が付着する要
因、即ち、滑り止め突条の取り付け箇所が無くなり、こ
れに掬い上げられる材料茶葉はここで自由状態となり、
集葉ホッパー5へ落下して次工程の処理装置へ供給され
ることゝなる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明の製茶用揚上
コンベヤは、主コンベヤ(傾斜ベルトコンベヤ)と副コ
ンベヤ(チェーンコンベヤ)とから成り、副コンベヤは
左右一対のチェーンの間に掬い板が取り付けられてい
て、主コンベヤとは逆方向に、同一の速度で回転するよ
うになっている。また、副コンベヤは、主コンベヤの、
少なくとも傾斜している範囲では、掬い板が主コンベヤ
に積載された被処理茶葉を圧潰することが無く、しかも
被処理茶葉が潜り落ちることのない間隔をあけて主コン
ベヤに近接した位置に設けられていることにより、主コ
ンベヤに対して掬い板が滑り止め突条として機能し、主
コンベヤは滑り止め突条を有するコンベヤと同一の揚上
効果を発揮する。しかも掬い板は、主コンベヤの上端を
越えると必然的にコンベヤベルトから離反するので、こ
こで主コンベヤは滑り止め突条の無い、通常のベルトコ
ンベヤとなるので、材料茶葉が付着する要因が無くなり
の、材料茶葉はここで確実に落下する。その結果、コン
ベヤベルトに付着して変質するものがなくなり、品位の
高い製品緑茶が得られるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製茶用揚上コンベヤの一実施例を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 主コンベヤ 2 副コンベヤ 3 投下コンベヤ 4 均し爪 5 集葉ホッパー 11 ローラ 12 ローラ 13 案内ローラ 14 コンベヤベルト 21 スプロケット 22 スプロケット 23 案内スプロケット 24 チェーン 25 掬い板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主コンベヤ(傾斜ベルトコンベヤ)と副
    コンベヤ(チェーンコンベヤ)とから成る揚上コンベヤ
    であって、副コンベヤは左右一対のチェーンの間に掬い
    板が取り付けられていて、主コンベヤとは逆方向に、同
    一の速度で回転するものであり、主コンベヤの、少なく
    とも傾斜している範囲では、掬い板が主コンベヤに積載
    された被処理茶葉を圧潰することが無く、しかも被処理
    茶葉が潜り落ちることのない間隔をあけて主コンベヤに
    近接した位置に設けられていることを特徴とする製茶用
    揚上コンベヤ。
JP2000281714A 2000-09-18 2000-09-18 製茶用揚上コンベヤ Pending JP2002084972A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009017839A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Graduate School For The Creation Of New Photonics Industries 緑茶の製造方法
CN103803282A (zh) * 2012-11-12 2014-05-21 江苏吟春碧芽股份有限公司 一种茶叶提升机的新型出料口装置
CN108433137A (zh) * 2018-03-15 2018-08-24 杨支钢 烟果槟榔烘烤炉
CN108812945A (zh) * 2018-05-28 2018-11-16 周伟 一种太平猴魁自动化加工一体机
KR102531659B1 (ko) * 2022-10-26 2023-05-15 권입기 구근식물의 줄기 절단기

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CN103803282A (zh) * 2012-11-12 2014-05-21 江苏吟春碧芽股份有限公司 一种茶叶提升机的新型出料口装置
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