JP2002084783A - モータ駆動制御装置 - Google Patents

モータ駆動制御装置

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JP2002084783A
JP2002084783A JP2000301268A JP2000301268A JP2002084783A JP 2002084783 A JP2002084783 A JP 2002084783A JP 2000301268 A JP2000301268 A JP 2000301268A JP 2000301268 A JP2000301268 A JP 2000301268A JP 2002084783 A JP2002084783 A JP 2002084783A
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JP2000301268A
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Hiromoto Nakagawa
裕資 中川
Yukihiro Matsuoka
幸弘 松岡
Tasuke Miyatsu
太輔 宮津
Makio Watabe
満喜男 渡部
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検知荷重レベルを大きくすることなく、震動
などによるモータ電流の変動による挟み込みの誤検知を
防止することのできるモータ駆動制御装置を提供するこ
と。 【解決手段】 モータ2の駆動時の電流を検出して、揺
動するモータ電流Imから基準電流Iaを求め、これに
モータの駆動を反転する基準となる反転荷重に相当する
反転荷重電流値を加算して反転基準電流Isを設定し、
モータ電流Imと反転基準電流Isとを比較して前記可
動部の過負荷を判定して、モータ2の駆動を反転もしく
は停止させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に設置される
可動部、例えばパワーウィンドウ装置やサンルーフ装置
の車窓(ウィンドウガラス)をモータの駆動力によって
移動(昇降・開閉)させるモータ駆動制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】車載用パワーウィンドウ装置において、
車窓での挟まれ事故による怪我を防止するため、挟み込
みを検知し、その検知信号によりモータを停止または反
転させる機能が備えられている。この挟み込みを検知す
る方式には、圧力検知方式、パルス検知方式、電流検知
方式等が知られている。
【0003】電流検知方式としては、モータのロック電
流と通常電流を比較する方法(例:特開平6−1975
91)、モータの負荷電流を微分しロック時と通常時の
単位時間当たりの電流変化を比較する方法(例:特開平
6−33666)などが知られている。電流検知方式の
長所としては、あるしきい値を決めて、このしきい値制
御により挟み込み検知が容易に実現できるという点があ
る。しかし、悪路等の走行時にパワーウィンドウを動作
させると、悪路による震動がパワーウィンドウへの瞬時
的な負荷となり、モータ電流が乱れを生じて、これを挟
み込みと誤検知し誤動作する場合がある。
【0004】例えば、図12のように、モータ電流Im
に対して、モータ(2)の過負荷を検出してモータ
(2)を反転するためのしきい値となる反転基準電流I
sを決めている。図においてはポイントZでモータ
(2)へ反転信号が出力される。しかし、モータ(2)
及び可動部の経年使用によりモータ電流Imは上昇する
傾向にあり、また、低温下における、パワーウィンドウ
(ウィンドウガラス)を挟み込むゴムシートの硬化等の
要因によってもモータ電流Imは上昇する傾向にある。
するとモータ電流Imと反転基準電流Isとの差は小さ
くなり、前記の悪路等による振動でモータ電流Imが乱
れるとモータ電流Imが反転基準電流Isを越えて、こ
れを挟み込みと誤検知し誤動作する。そこで、モータ電
流Imの乱れによる誤検知を防止するためにしきい値で
ある反転基準電流Isを高めに設定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、しきい
値を高く設定して誤検知を防止する方法では、誤検知を
減少させることはできるが、挟み込みが実際に起こった
ときの検知荷重のレベルが大きくなり、挟み込んだ手な
どへの負担が大きくなるという問題が生じる。
【0006】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、検知荷重レベルを大きく
することなく、震動などによるモータ電流の変動による
挟み込みの誤検知を防止することのできるモータ駆動制
御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、可動部をモータの駆動によ
って移動させるモータ駆動制御装置において、前記モー
タの駆動時の電流を検出するモータ電流検出部と、該モ
ータ電流検出部から検出したモータ電流にもとづき基準
電流値を求める基準電流演算部と、前記モータの駆動を
反転する基準となる反転荷重に相当する反転荷重電流値
を設定する反転荷重設定部と、前記基準電流値に前記反
転荷重電流値を加算して反転基準電流値を設定する反転
基準電流設定部と、前記モータ電流値と前記反転基準電
流値とを比較して前記可動部の過負荷を判定する判定部
とを有して、該判定部の出力にもとづき前記モータの駆
動を反転もしくは停止させることを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のモ
ータ駆動制御装置において、前記基準電流演算部に、前
記モータ電流の波形のプラスピーク値を検出するプラス
ピーク検出部と、マイナスピーク値を検出するマイナス
ピーク検出部と、前記プラスピーク値と前記マイナスピ
ーク値とから基準電流値を演算する演算部とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載のモ
ータ駆動制御装置において、前記基準電流演算部に、前
記モータの駆動時の電流の波形のマイナスピーク値を検
出するマイナスピーク検出部と、前記マイナスピーク値
から基準電流値を演算する演算部とを有することを特徴
とするものである。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1記載のモ
ータ駆動制御装置において、前記基準電流演算部に、前
記モータの駆動時の電流の波形のプラスピーク値を検出
するプラスピーク検出部と、前記プラスピーク値から基
準電流値を演算する演算部とを有することを特徴とする
ものである。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項2乃至請求
項4のいずれかに記載のモータ駆動制御装置において、
前記プラスピーク検出部又は前記マイナスピーク検出部
に、前記モータ電流からプラスピーク値又はマイナスピ
ーク値を検出する追従速度を調節する追従速度調整部を
有して、前記基準電流値及び前記反転基準電流値を、前
記モータ電流に対して遅延して求めるようにしたことを
特徴とするものである。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1記載のモ
ータ駆動制御装置において、前記基準電流演算部に、前
記モータ電流の波形の第1のプラスピーク値を検出する
第1のプラスピーク検出部と、該第1のプラスピーク値
に対して遅延して前記モータ電流の波形の第2のプラス
ピーク値を検出する第2のプラスピーク検出部と、前記
第1のプラスピーク値と前記第2のプラスピーク値とか
ら基準電流値を演算する演算部とを有することを特徴と
するものである。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項1記載のモ
ータ駆動制御装置において、前記基準電流演算部に、前
記モータ電流の波形の第1のプラスピーク値を検出する
第1のプラスピーク検出部と、該第1のプラスピーク検
出部で検出された第1のプラスピーク値の波形に追従し
て第2のプラスピーク値を検出する第2のプラスピーク
検出部と、前記第1のプラスピーク値と前記第2のプラ
スピーク値とから基準電流値を演算する演算部とを有す
ることを特徴とするものである。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求
項7のいずれかに記載のモータ駆動制御装置において、
前記モータを必ず反転させる絶対反転基準電流値を設定
する絶対反転基準電流設定部を有して、前記判定部にお
いて、前記反転基準電流値が前記絶対反転基準電流値を
越えた場合、前記モータ電流値と前記絶対反転基準電流
値とを比較して前記モータの駆動を反転もしくは停止さ
せることを特徴とするものである。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項1乃至請求
項8のいずれかに記載のモータ駆動制御装置において、
前記可動部が、車載用パワーウィンドウであることを特
徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
モータ駆動制御装置について図1乃至図11にもとづき
説明する。
【0017】図1及び図2に本発明の第1の実施の形態
のモータ駆動制御装置のブロック図及び動作のタイミン
グチャート(時間変化図)を示す。
【0018】図1(a)は、モータ駆動制御装置1(図
中、制御装置と示す)を含む装置全体の構成であり、同
図(b)は、モータ駆動制御装置1の内部の一部のブロ
ック図である。モータ駆動制御装置1はモータの駆動時
の電流を検知するモータ電流検出部4と、この検出した
モータ電流Imにもとづき基準電流Iaを求める基準電
流演算部5と、この基準電流Iaと反転荷重値とから反
転基準電流Isを設定する反転基準電流設定部12と、
モータ電流Imと反転基準電流Isとを比較することに
より挟み込みを検知してモータ2へ停止又は反転の信号
を出力する判定部6とを有している。つまり、基準電流
演算部5と反転基準電流設定部12で求めた反転基準電
流Isが、モータ2を停止又は反転させる基準となるし
きい値となる。
【0019】基準電流演算部5は、この基準電流演算部
5を構成する回路を初期化する回路初期化部7と、モー
タ電流Imの波形のプラスピークIp(H)を検出する
プラスピーク検出部8と、モータ電流Imの波形のマイ
ナスピークIp(L)を検出するマイナスピーク検出部
9と、このプラスピークIp(H)とマイナスピークI
p(L)とから基準電流Iaを求める演算部10とを有
して構成している。
【0020】また、前記反転荷重値は反転荷重設定部1
1で設定する。そして、反転基準電流設定部12におい
て、この反転荷重値に相当する電流値を基準電流Iaに
加算して反転基準電流値Isを設定している。尚、反転
荷重値とは、可動部(パワーウィンドウ等)が閉動作中
に異物を挟み込んだ際に、挟み込みを検知してから反転
あるいは停止を行うまでの間に挟み込まれた異物にかか
る最大荷重のことを意味する。
【0021】以上のモータ駆動制御装置1の構成をブロ
ック図により示したが、次に動作について図2を用いて
説明する。尚、挟み込み検知時において、モータ2に対
して停止あるいは反転を行う制御方法があるが、挟み込
み検知については両者は同じであるので、以降、反転と
いう言葉を主に使用する。
【0022】図2はモータ電流Imと、可動部(パワー
ウィンドウ)での過負荷を検出するまでの過程を示した
タイミングチャートの一例である。モータ電流検出部4
では、例えばモータ2に直列接続された微小抵抗の電圧
変動として、モータ電流Imを検出する。パワーウィン
ドウの車窓部(ウィンドウガラス部)は一般に、車のド
ア本体部との間に挟まれその間にはゴムシートが介在す
る。このゴムシートで生じる負荷変動や、前述した震動
により、モータ電流Imは図2に示すように揺動する。
回路初期化部7は、基準電流演算部5を構成する回路を
初期化するとともに、モータ2の起動時に流れる突入電
流を、挟み込みによる過負荷電流として検知することを
防止するため一定時間回路を動作させない、つまり電流
検出をマスクするための初期化期間を設定する機能を有
する。この初期化期間の長さは任意設定が可能である。
そして、回路初期化部7による初期化期間が終了後、プ
ラスピーク検出部8及びマイナスピーク検出部9の動作
を開始する。
【0023】プラスピーク検出部8は、モータ電流Im
のプラスピークであるポイントA,C,E,G,Iを検
出して、それらの点を結んだ線状を流れるプラスピーク
電流Ip(H)の波形を創出する。また、マイナスピー
ク検出部9は、モータ電流Imのマイナスピークである
ポイントB,D,F,Hを検出して、それらの点を結ん
だ線状を流れるマイナスピーク電流Ip(L)の波形を
創出する。演算部10は、これらプラスピーク電流Ip
(H)波形とマイナスピーク電流Ip(L)波形とから
基準電流Iaを創出する。本実施形態では、基準電流I
a=(Ip(H)+Ip(L))/2として求めてい
る。すなわちモータ電流Imの平均電流を基準電流Ia
としている。次に、反転基準電流設定部12では、反転
荷重設定部11で設定された反転荷重値に相当する電流
値を前記基準電流Iaに加算して反転基準電流Isを創
出する。この反転基準電流Isが、モータ2に反転信号
を出力するための判定基準となるしきい値となる。判定
部6では、モータ電流Imと反転基準電流Isを比較
し、モータ電流Imが反転基準電流Isを越えるとモー
タ2へ反転信号を送信する。
【0024】例えば、モータ電流ImのポイントHでの
タイミングで、挟み込みが発生した場合、挟み込みによ
る過負荷のため、モータ電流が急上昇しポイントIに至
るとすると、モータ電流Imが、反転基準電流Isをポ
イントZで越えることになり、このポイントZの時点
で、反転制御信号がモータ2に送信される。
【0025】このようにモータ電流Imを検出して、こ
のモータ電流Imの波形のプラスピークIp(H)とマ
イナスピークIp(L)と反転荷重値をもとに反転基準
電流Isを求めて、この反転基準電流Isを過負荷を判
定するしきい値としたので、モータ電流Imの変化に応
じて過負荷を検出することができ、検知荷重レベルを大
きくすることなく、モータ電流の変動による挟み込みの
誤検知を防止することができるという効果を奏する。
【0026】図3は、プラスピーク検出部8またはマイ
ナスピーク検出部9におけるピーク電流検出方法の一例
を示した回路である。プラスピーク検出部8とマイナス
ピーク検出部9の回路構成は同様であり図3の回路構成
が2つ並列に存在する。回路動作について簡単に述べ
る。オペアンプ15をコンパレータとして使用し、モー
タ電流検出部4で検出されたモータ電流Imの電圧変換
値と、ある基準電圧値(初期値)を比較する。基準電圧
値とモータ電流Imの電圧変換値との比較結果の信号が
追従速度調整部16に送信される。そして、追従速度調
整部16内のコンデンサ(図示せず)の充放電動作と、
オペアンプ14での充放電判定により、次の基準電圧値
がオペアンプ15に入力される。この動作を繰り返し行
うことでプラスピーク値又はマイナスピーク値をサーチ
し、この結果が演算部10に送信される。所謂、基準電
圧値が、モータ電流Imの電圧変換値より低ければ、基
準電圧値に一定量の電圧(任意調節可能)を加算し、基
準電圧値をモータ電流Imの電圧変換値に追従させるよ
うにし、追従した場合は、「基準電圧値=(モータ電流
Imの電圧変換値)」を保持するようにする。また、基
準電圧値が、モータ電流Imの電圧変換値より高けれ
ば、基準電圧値に一定量の電圧(任意調節可能)を減算
し、基準電圧値をモータ電流Imの電圧変換値に追従さ
せるようにし、追従した場合は、「基準電圧値=(モー
タ電流Imの電圧変換値)」を保持するようにする。こ
のような動作を繰り返してピーク値のサーチを行うよう
にしている。
【0027】ここで、モータ電流Imへの追従速度を追
従速度調整部16で調整可能とする。図2の場合モータ
電流Imに遅延なく100%追従した例を示している
が、例えば、ポイントEの時点で、ポイントCの時点の
ピーク値から基準電流Ia及び反転基準電流Isを求め
るようにしてもよい。すなわち、反転基準電流Isの波
形がモータ電流Imの波形に対して、ポイントEとポイ
ントCの時間差分遅延が生じることになる。遅延なく1
00%追従すると、モータ電流Imの変動が直接反映さ
れて、モータ電流Imの特性によっては、モータ電流I
mと反転基準電流Isとが平行関係にあり、過負荷検出
ポイントZが得られないことが生じる可能性がある。こ
こで、追従速度を調整し、反転基準電流Isをモータ電
流Imに対して遅延させることにより、過負荷検出ポイ
ントZをより確実に得られるようにする。
【0028】このように、(プラス,マイナス)ピーク
検出部8,9に、モータ電流Imに対するピーク検出の
追従速度を調整する追従速度調整部16を設けて、反転
基準電流Isを遅延して求めるようにしたので、過負荷
検出の確実性を向上させることができるという効果を奏
する。
【0029】図4に本発明の第2の実施の形態のモータ
駆動制御装置のブロック図を示す。本実施形態では、モ
ータ電流のピーク検出において、プラスピーク検出部8
をもたずマイナスピーク検出部9のみを有する点が、第
1の実施の形態と異なる。本実施形態の動作の一例のタ
イミングチャートを図5に示す。マイナスピーク検出部
9は、モータ電流Imのマイナスピークであるポイント
B,Dを検出して、ポイントDを検出した時点のモータ
電流Imの値よりマイナスピーク電流Ip(L)の波形
を創出(ここでは一定値)し、かつ演算部10におい
て、このマイナスピーク電流Ip(L)の波形を基準電
流(図2のIaに相当)としている。さらに、反転基準
電流設定部12では、反転荷重設定部11で設定された
反転荷重値に相当する電流値を前記基準電流Iaに加算
して反転基準電流Isを創出する。この反転基準電流I
sが、モータ2に反転信号を出力するための判定基準と
なるしきい値となる。判定部6では、モータ電流Imと
反転基準電流Isを比較し、モータ電流Imが反転基準
電流Isを越えるとモータ2へ反転信号を送信する。
【0030】例えば、モータ電流ImのポイントHでの
タイミングで、挟み込みが発生した場合、挟み込みによ
る過負荷のため、モータ電流が急上昇したとすると、モ
ータ電流Imが、反転基準電流IsをポイントZで越え
ることになり、このポイントZの時点で、反転信号がモ
ータ2に送信される。第1の実施の形態に比べ、基準電
流の演算精度が劣化するが、経年変化や低温下によるモ
ータ電流Imの変化(一般に増加)を捉えることがで
き、挟み込みの誤検知を防止することができる。またマ
イナスピーク検出部9のみで構成することができるの
で、ピーク検出部における部品点数を半分に削減するこ
とができる。
【0031】このように、マイナスピーク検出のみで基
準電流Iaを創出して、反転基準電流値Isを設定する
ようにしたので、容易な構成で、モータ2の経年変化や
低温下による挟み込みの誤検知を防止することができる
という効果を奏する。
【0032】図6に本発明の第3の実施の形態のモータ
駆動制御装置のブロック図を示す。本実施形態では、第
1の実施の形態に、絶対反転基準電流設定部13を判定
部6の入力部に加えている。本実施形態の動作の一例の
タイミングチャートを図7に示す。モータ電流検出部4
から反転基準電流設定部12までの動作内容は第1の実
施の形態と同様である。ここでは、モータ電流検出部4
から反転基準電流設定部12までの処理で得られた反転
基準電流Isとは別に、絶対反転基準電流Idを設定し
て、判定部6で過負荷を検出する方式である。つまり反
転基準電流Isを第1のしきい値とすると絶対反転基準
電流Idは第2のしきい値となる。第1の実施の形態で
示したように、モータ電流Imに応じて反転基準電流I
sが設定されるが、パワーウィンドウに故意に微小な負
荷を連続的に加えるとポイントHからの上昇曲線がなだ
らかな上昇になり、これに反転基準電流Isが追従し続
けて上昇し、過負荷を検知することなくモータ2が運転
し続けることが考えられる。また、反転基準電流Isの
設定にトラブルが発生した場合も過負荷検知が行われな
くなる。これを防止するために、反転基準電流Is(第
1しきい値)とは別に、絶対反転基準電流Id(第2の
しきい値)として一定値の上限を設け、この上限を越え
ると必ずモータ2を反転するようにする。通常状態で
は、(反転基準電流Is)<(絶対反転基準電流Id)
の関係にあるが、トラブルが発生して反転基準電流Is
が演算不可であったり、また、反転基準電流Isが過上
昇して、(反転基準電流Is)>(絶対反転基準電流I
d)となるような場合は、絶対反転基準電流Idにより
過負荷を判定して、モータ2を反転させるようにする。
図7では、反転基準電流値Isが過上昇して、過負荷を
検知できなくなった場合、絶対反転基準電流Idにより
過負荷を検知する(ポイントZ)例を示している。
【0033】このように、反転基準電流Isとは別に、
絶対反転基準電流Idとして一定値の上限を設けて、ト
ラブルが発生して反転基準電流Isが演算不可であった
り、また、反転基準電流Isが過上昇した場合は、絶対
反転基準電流Idにより過負荷を判定してモータ2を反
転させるようにようにしたので、安全性を向上すること
ができるという効果を奏する。
【0034】図8に本発明の第4の実施の形態のモータ
駆動制御装置のブロック図を示す。本実施形態では、モ
ータ電流Imの波形の第1のプラスピークIp(H1)
を検出する第1のプラスピーク検出部8aと、この第1
のプラスピーク検出部8aで検出された第1のプラスピ
ークIp(H1)の波形に追従して第2のプラスピーク
Ip(H2)を検出する第2のプラスピーク検出部8b
を有して、演算部10では、この第1のプラスピークI
p(H1)と第2のプラスピークIp(H2)とから基
準電流Iaを演算するようにしている。さらに第3の実
施の形態と同様に絶対反転基準電流設定部13を判定部
6の入力部に加えている。本実施形態の動作の一例のタ
イミングチャートを図9に示す。
【0035】第1のプラスピーク検出部8aは、モータ
電流Imのプラスピークを検出して、それらの点を結ん
だ線状を流れる第1のプラスピーク電流Ip(H1)の
波形を創出する。ここでは、アナログ処理でピーク検知
を行うことを例としてあげており、ピーク検出に用いる
コンデンサ充放電時間により遅延をもたせている。次
に、第2のプラスピーク検出部8bにおいて、第1のプ
ラスピーク電流Ip(H1)の波形に対して追従するよ
うに第2のプラスピーク電流Ip(H2)の波形を創出
する。尚、第1のプラスピーク電流Ip(H1)の波形
に対して、コンデンサ充放電時間により遅延して追従す
るようにしている。ここでは、特にコンデンサ充電時間
を長くして追従を遅くしているため、第2のプラスピー
ク電流Ip(H2)の波形は平滑化され、図では直線に
近い特性となっている。尚、これは特性の一例であり、
これに限定されるものではない。
【0036】次に、演算部10において、第1のプラス
ピーク電流Ip(H1)の波形と第2のプラスピーク電
流Ip(H2)の波形とから基準電流Iaを創出する。
本実施形態では、基準電流Ia=(Ip(H1)+Ip
(H2))/2として求めている。すなわち第1のプラ
スピーク電流波形Ip(H1)と第2のプラスピーク電
流波形Ip(H2)の平均電流を基準電流Iaとしてい
る。次に、反転基準電流設定部12では、反転荷重設定
部11で設定された反転荷重値に相当する電流値を前記
基準電流Iaに加算して反転基準電流Isを創出する。
この反転基準電流Isが、モータ2に反転信号を出力す
るための判定基準となるしきい値となる。判定部6で
は、モータ電流Imと反転基準電流Isを比較し、モー
タ電流Imが反転基準電流Isを越えるとモータ2へ反
転信号を送信する。さらに第3の実施の形態と同様に絶
対反転基準電流設定部13により絶対反転基準電流Id
を設定して、反転基準電流Isが過上昇した場合は、絶
対反転基準電流Idにより過負荷を判定してモータ2を
反転させるようにようにして安全性を高めるようにして
いる。
【0037】本実施形態の作用の概念を図10のタイミ
ングチャートに示す。本実施形態では、前述のように第
1のプラスピーク検出部8aと第2のプラスピーク検出
部8bとを備えて、第1のプラスピークの電流波形に追
従して第2のプラスピーク電流を求めるようにしてい
る。ここで、仮に、本実施形態の構成が第1のプラスピ
ーク検出部8aのみである場合、図10に示すようにモ
ータ電流Imが挟み込みにより上昇すると、反転基準電
流Isが完全に追従して、モータ電流Imに平行して上
昇し、両者の交差点つまり挟み込み検出点Zが得られな
いことがある。この様子を破線で示す。本実施形態のよ
うに、第2のプラスピークを第1のプラスピークに追従
して求め、さらに両者から基準電流Ia求めてこれから
反転基準電流Isを求めるようにすると、第1のプラス
ピークのみの場合に比べて、反転基準電流Isが追従が
抑制されて図に示すように下方に引かれるようになり、
検出点Zが確実に得られるようになる。
【0038】このように、第1プラスピークに追従した
第2プラスピークを求め、第1プラスピークと第2プラ
スピークとから基準電流Ia及び反転基準電流Isを求
めるようにしたので、反転基準電流Isの完全追従が抑
制されて挟み込み検出点を確実に得ることができるとい
う効果を奏する。
【0039】以上本発明の実施の形態について示した
が、これら実施形態に係る動作を図11のタイミングチ
ャートに示す。図11は本発明の実施の形態に係るモー
タ駆動制御装置1の挟み込み検知の概念を示すタイミン
グチャートである。モータ電流Imは駆動時に一時的に
突入電流が発生して(領域T1)その後定常状態になる
(領域T2)。それに対し、モータを反転あるいは停止
させる基準(しきい値)となる反転基準電流Isは、先
ず回路初期化部7で一定期間検出動作を行わせないよう
にすることで、モータ電流の突入電流発生時は生成され
ず、モータ電流が定常状態になる直前に生成されて、モ
ータ電流Imより反転荷重値に相当する電流値分高い値
で追従する。そして、車窓で挟み込みが発生するとモー
タ電流Imが上昇し、反転基準電流Isとが交差しこの
交差点Zで挟み込みが検知されていることがわかる(領
域T3)。このようにして、ウィンドウでの挟み込みを
検知して、モータの反転あるいは停止動作が行われるの
である。
【0040】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の発
明によれば、可動部をモータの駆動によって移動させる
モータ駆動制御装置において、前記モータの駆動時の電
流を検出するモータ電流検出部と、該モータ電流検出部
から検出したモータ電流にもとづき基準電流値を求める
基準電流演算部と、前記モータの駆動を反転する基準と
なる反転荷重に相当する反転荷重電流値を設定する反転
荷重設定部と、前記基準電流値に前記反転荷重電流値を
加算して反転基準電流値を設定する反転基準電流設定部
と、前記モータ電流値と前記反転基準電流値とを比較し
て前記可動部の過負荷を判定する判定部とを有して、該
判定部の出力にもとづき前記モータの駆動を反転もしく
は停止させるようにしたので、検知荷重レベルを大きく
することなく、震動などによるモータ電流の変動による
挟み込みの誤検知を防止することのできるモータ駆動制
御装置を提供することができた。
【0041】請求項2記載の発明においては、前記基準
電流演算部に、前記モータ電流の波形のプラスピーク値
を検出するプラスピーク検出部と、マイナスピーク値を
検出するマイナスピーク検出部と、前記プラスピーク値
と前記マイナスピーク値とから基準電流値を演算する演
算部とを有するようにしたので、揺動するモータ電流か
ら比較的容易な方法で基準電流値を演算して反転基準電
流値を設定することができるという効果を奏する。
【0042】請求項3記載の発明においては、前記基準
電流演算部に、前記モータの駆動時の電流の波形のマイ
ナスピーク値を検出するマイナスピーク検出部と、前記
マイナスピーク値から基準電流値を演算する演算部とを
有するようにしたので、回路構成が簡単になり、回路構
成部品点数を削減することができるという効果を奏す
る。
【0043】請求項4記載の発明においては、前記基準
電流演算部に、前記モータの駆動時の電流の波形のプラ
スピーク値を検出するプラスピーク検出部と、前記プラ
スピーク値から基準電流値を演算する演算部とを有する
ようにしたので、回路構成部品点数を削減することがで
きるという効果を奏する。
【0044】請求項5記載の発明においては、前記プラ
スピーク検出部又は前記マイナスピーク検出部に、前記
モータ電流からプラスピーク値又はマイナスピーク値を
検出する追従速度を調節する追従速度調整部を有して、
前記基準電流値及び前記反転基準電流値を、前記モータ
電流に対して遅延して求めるようにしたので、過負荷検
知の確実性を向上させることができるという効果を奏す
る。
【0045】請求項6記載の発明においては、前記基準
電流演算部に、前記モータ電流の波形の第1のプラスピ
ーク値を検出する第1のプラスピーク検出部と、該第1
のプラスピーク値に対して遅延して前記モータ電流の波
形の第2のプラスピーク値を検出する第2のプラスピー
ク検出部と、前記第1のプラスピーク値と前記第2のプ
ラスピーク値とから基準電流値を演算する演算部とを有
するようにしたので、モータ電流に対する反転基準電流
の追従性が抑制されて、過負荷検知の確実性を向上させ
ることができるという効果を奏する。
【0046】請求項7記載の発明においては、前記基準
電流演算部に、前記モータ電流の波形の第1のプラスピ
ーク値を検出する第1のプラスピーク検出部と、該第1
のプラスピーク検出部で検出された第1のプラスピーク
値の波形に追従して第2のプラスピーク値を検出する第
2のプラスピーク検出部と、前記第1のプラスピーク値
と前記第2のプラスピーク値とから基準電流値を演算す
る演算部とを有するようにしたので、モータ電流に対す
る反転基準電流の追従性が抑制されて、過負荷検知の確
実性を向上させることができるという効果を奏する。
【0047】請求項8記載の発明においては、前記モー
タを必ず反転させる絶対反転基準電流値を設定する絶対
反転基準電流設定部を有して、前記判定部において、前
記反転基準電流値が前記絶対反転基準電流値を越えた場
合、前記モータ電流値と前記絶対反転基準電流値とを比
較して前記モータの駆動を反転もしくは停止させるよう
にしたので、過負荷検知の確実性及び安全性を向上させ
ることができるという効果を奏する。
【0048】請求項9記載の発明においては、前記可動
部が、車載用パワーウィンドウであるので、悪路等の環
境下におけるパワーウィンドウの過負荷の誤検知を防止
することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のモータ駆動制御装
置のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のモータ電流や反転
基準電流他の時間変化を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のモータ駆動制御装
置のプラスピーク検出部又はマイナスピーク検出部の一
例を示す回路概略図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のモータ駆動制御装
置のブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のモータ電流や反転
基準電流他の時間変化を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態のモータ駆動制御装
置のブロック図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態のモータ電流や反転
基準電流他の時間変化を示す図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態のモータ駆動制御装
置のブロック図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態のモータ電流や反転
基準電流他の時間変化を示す図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態の作用効果を示す
図である。
【図11】本発明の実施の形態による挟み込み検出の動
作概略を示す図である。
【図12】従来のモータ電流や反転基準電流の関係の一
例を示す図である。
【符号の説明】
1 モータ駆動制御装置 2 モータ 3 (モータ駆動)電源 4 モータ電流検出部 5 反転基準電流演算部 6 判定部 7 回路初期化部 8 プラスピーク検出部 9 マイナスピーク検出部 10 (基準電流)演算部 11 反転荷重設定部 12 反転基準電流設定部 13 絶対反転基準電流設定部 14 オペアンプ 15 オペアンプ 16 追従速度調整部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 16/02 650 B60J 1/17 A (72)発明者 宮津 太輔 滋賀県彦根市後三条町326番地6号有限会 社コアテックス内 (72)発明者 渡部 満喜男 滋賀県彦根市後三条町326番地6号有限会 社コアテックス内 Fターム(参考) 3D127 AA02 AA07 AA17 CB05 DF04 DF35 DF36 FF05 FF06 FF08 FF20 5H571 AA03 BB07 CC01 EE06 GG04 JJ11 LL14 LL22 LL41 LL43 MM02 MM04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動部をモータの駆動によって移動させ
    るモータ駆動制御装置において、前記モータの駆動時の
    電流を検出するモータ電流検出部と、該モータ電流検出
    部から検出したモータ電流にもとづき基準電流値を求め
    る基準電流演算部と、前記モータの駆動を反転する基準
    となる反転荷重に相当する反転荷重電流値を設定する反
    転荷重設定部と、前記基準電流値に前記反転荷重電流値
    を加算して反転基準電流値を設定する反転基準電流設定
    部と、前記モータ電流値と前記反転基準電流値とを比較
    して前記可動部の過負荷を判定する判定部とを有して、
    該判定部の出力にもとづき前記モータの駆動を反転もし
    くは停止させることを特徴とするモータ駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記基準電流演算部において、前記モー
    タ電流の波形のプラスピーク値を検出するプラスピーク
    検出部と、マイナスピーク値を検出するマイナスピーク
    検出部と、前記プラスピーク値と前記マイナスピーク値
    とから基準電流値を演算する演算部とを有することを特
    徴とする請求項1記載のモータ駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記基準電流演算部において、前記モー
    タの駆動時の電流の波形のマイナスピーク値を検出する
    マイナスピーク検出部と、前記マイナスピーク値から基
    準電流値を演算する演算部とを有することを特徴とする
    請求項1記載のモータ駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記基準電流演算部において、前記モー
    タの駆動時の電流の波形のプラスピーク値を検出するプ
    ラスピーク検出部と、前記プラスピーク値から基準電流
    値を演算する演算部とを有することを特徴とする請求項
    1記載のモータ駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 前記プラスピーク検出部又は前記マイナ
    スピーク検出部において、前記モータ電流からプラスピ
    ーク値又はマイナスピーク値を検出する追従速度を調節
    する追従速度調整部を有して、前記基準電流値及び前記
    反転基準電流値を、前記モータ電流に対して遅延して求
    めるようにしたことを特徴とする請求項2乃至請求項4
    のいずれかに記載のモータ駆動制御装置。
  6. 【請求項6】 前記基準電流演算部において、前記モー
    タ電流の波形の第1のプラスピーク値を検出する第1の
    プラスピーク検出部と、該第1のプラスピーク値に対し
    て遅延して前記モータ電流の波形の第2のプラスピーク
    値を検出する第2のプラスピーク検出部と、前記第1の
    プラスピーク値と前記第2のプラスピーク値とから基準
    電流値を演算する演算部とを有することを特徴とする請
    求項1記載のモータ駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 前記基準電流演算部において、前記モー
    タ電流の波形の第1のプラスピーク値を検出する第1の
    プラスピーク検出部と、該第1のプラスピーク検出部で
    検出された第1のプラスピーク値の波形に追従して第2
    のプラスピーク値を検出する第2のプラスピーク検出部
    と、前記第1のプラスピーク値と前記第2のプラスピー
    ク値とから基準電流値を演算する演算部とを有すること
    を特徴とする請求項1記載のモータ駆動制御装置。
  8. 【請求項8】 前記モータを必ず反転させる絶対反転基
    準電流値を設定する絶対反転基準電流設定部を有して、
    前記判定部において、前記反転基準電流値が前記絶対反
    転基準電流値を越えた場合、前記モータ電流値と前記絶
    対反転基準電流値とを比較して前記モータの駆動を反転
    もしくは停止させることを特徴とする請求項1乃至請求
    項7のいずれかに記載のモータ駆動制御装置。
  9. 【請求項9】 前記可動部が、車載用パワーウィンドウ
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれ
    かに記載のモータ駆動制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7071651B2 (en) 2003-10-22 2006-07-04 Fanuc Ltd Position-of-magnetic-pole detecting device and method
US10267078B2 (en) 2015-09-18 2019-04-23 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicular opening/closing body control device

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US7071651B2 (en) 2003-10-22 2006-07-04 Fanuc Ltd Position-of-magnetic-pole detecting device and method
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