JP2002084525A - ネットワーク型テレビ放送映像の再配信方法 - Google Patents

ネットワーク型テレビ放送映像の再配信方法

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JP2002084525A JP2000271282A JP2000271282A JP2002084525A JP 2002084525 A JP2002084525 A JP 2002084525A JP 2000271282 A JP2000271282 A JP 2000271282A JP 2000271282 A JP2000271282 A JP 2000271282A JP 2002084525 A JP2002084525 A JP 2002084525A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者は居住地域や放送時刻を問わず無償に
て任意のテレビ放送映像が享受でき、放送局は新たな収
入が得られ、広告依頼者は安価に広告ができるネットワ
ーク型テレビ放送映像の再配信方法を提供する。 【解決手段】 サービス利用者4は、遠隔地よりコンピ
ュータネットワーク5を介して配信希望番組情報11を
サービス提供者2に入力し、テレビ番組の録画の予約を
行う。広告依頼者3は、コンピュータネットワーク5を
介して広告情報8をサービス提供者2に提供する。サー
ビス提供者2は、サービス利用者4の指定した番組の録
画を放送局1より受信して行う。その受信した番組の映
像に該広告情報を埋め込んで再配信データを生成しサー
ビス利用者4に送信する。サービス提供者2は、広告量
等に応じて広告料金を広告依頼者3に請求して収入を
得、再配信した番組の時間や内容応じて放送局1に利用
料金を支払う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ放送映像の
再配信サービスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、テレビ放送では、放送サービ
ス提供者すなわち放送業者がコンテンツに広告を埋め込
み、サービス利用者すなわち受信者からはサービス利用
料金を受け取らず、広告依頼者に対し広告料金を請求す
る方法が良く知られている。
【0003】また、利用者の観点からは、放送される映
像を録画して後に視聴するためには、自宅のビデオデッ
キあるいはこれに相当する機器で予約録画を行い、これ
を再生する方法が良く知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、利用者が会
社あるいは学校に、通勤あるいは通学した後に、予約録
画を忘れてしまった事に気づく場合が多々有る。この場
合、利用者が予約録画を行うには、自宅に帰って録画予
約を行うか、あるいは知人に電話をして録画のお願いを
するしか無い。
【0005】また、利用者が予約録画を忘れてしまった
ことに気づいた時点で、すでに放送が終了した後と言う
場合もあり、この場合は前記二つの解決方法では解決し
えない。
【0006】さらに、利用者が予約録画可能な放送は、
例えば大阪府在住の利用者にとっては、たかだか7放送
局からローカル局を含めても10放送局により提供され
る放送のみであり、関東地方などの他の地方、しいては
海外の放送局による放送を視聴することは実質的に不可
能である。
【0007】本発明の課題は、上記の問題点を解決し、
利用者は、居住する地域や放送時刻を問わず無償にて任
意のテレビ放送映像を享受することができ、放送局は、
新たな収入を得ることができ、広告依頼者は、より安価
に広告をうつことができるネットワーク型テレビ放送映
像の再配信方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、以下に述べるような手段を採用してい
る。
【0009】その一手段は、広告依頼者がサービス提供
者にコンピュータネットワークを介して広告情報を供給
する段階と、該サービス提供者が放送局より受信した番
組の映像に該広告情報を埋め込んで再配信する映像デー
タである再配信データを生成する段階と、該サービス提
供者が再配信を希望するサービス利用者にコンピュータ
ネットワークを介して該生成した再配信データを送信す
る段階と、該サービス提供者が該広告提供者には広告料
金を請求し、該放送局には利用料金を支払う段階とを具
備することを特徴とするネットワーク型テレビ放送映像
の再配信方法である。
【0010】あるいは、前記再配信データを生成する段
階では、サービス利用者から入力された再配信を希望す
る番組に関して再配信データを生成する段階を具備する
ことを特徴とする上記のネットワーク型テレビ放送映像
の再配信方法である。
【0011】あるいは、前記サービス利用者が、再配信
を希望するか否かに関して、コンピュータネットワーク
を介して該サービス利用者が再配信を希望するテレビ放
送映像を一意に定め得る配信希望番組情報の入力を促す
段階と、該サービス利用者から入力される配信希望番組
情報を受信して再配信を希望する再配信データを特定す
る段階とを具備することを特徴とする以上のネットワー
ク型テレビ放送映像の再配信方法である。
【0012】あるいは、前記広告情報を供給する段階で
は、サービス提供者が広告依頼者に対してコンピュータ
ネットワークを介して、広告情報の入力を促し広告情報
の提供を受ける段階を具備し、前記再配信データを生成
する段階では、テレビ放送映像を受信し、受信映像を圧
縮符号化することにより再配信データを生成するか、あ
るいは放送局よりデジタルテレビ放送を受信した場合
は、受信されたデジタル映像データに対しトランスコー
ディングを施す事により該デジタル映像データより低レ
ートの再配信データを生成するか、あるいは単に該映像
データをそのまま再配信データとする段階を具備し、前
記広告提供者には広告料金を請求し、該放送局には利用
料金を支払う段階では、該広告提供者に対しては広告情
報の量あるいは時間あるいは回数に応じた広告料金を請
求する段階と、該放送局に対しては該サービス利用者よ
り入力された配信希望番組情報の時間あるいは番組内容
に応じた映像利用料金を支払う段階とを具備することを
特徴とする以上のネットワーク型テレビ放送映像の再配
信方法である。
【0013】あるいは、前記広告情報を供給する段階で
は、広告情報として、広告映像、あるいは広告テロッ
プ、あるいは特定URLへのリンク情報を供給する段階
を具備することを特徴とする以上のネットワーク型テレ
ビ放送映像の再配信方法である。
【0014】あるいは、前記広告情報を供給する段階で
は、サービス提供者が広告依頼者に対しネットワークを
介して再配信を行う事が可能である映像の番組表を提供
して、当該番組表に基づいて広告情報を埋め込む映像の
選択を促す段階を具備することを特徴とする以上のネッ
トワーク型テレビ放送映像の再配信方法である。
【0015】あるいは、前記広告情報を供給する段階で
は、広告依頼者に対しネットワークを介して広告情報を
埋め込むことを希望する映像の概要をサービス提供者に
通知させる段階を具備することを特徴とする以上のネッ
トワーク型テレビ放送映像の再配信方法である。
【0016】あるいは、前記再配信データを送信する段
階では、サービス利用者に対してサービス利用者を特定
し得る情報であるメールアドレスあるいはURLの入力
を促す段階と、該サービス提供者は入力された該サービ
ス利用者を特定し得る情報を元に、FTPプロトコル、
あるいはHTTPプロトコル、あるいはSMTPプロト
コルを用いて該サービス利用者に再配信データを送信す
る段階とを具備することを特徴とする以上のネットワー
ク型テレビ放送映像の再配信方法である。
【0017】そして、前記再配信データを生成する段階
では、放送局から受信されたアナログ映像あるいはデジ
タル映像データに含まれるコマーシャル映像を削除する
段階を具備することを特徴とする以上のネットワーク型
テレビ放送映像の再配信方法である。
【0018】本発明では、サービス利用者は遠隔地より
コンピュータネットワークを介してテレビ番組等の録画
の予約や再配信を希望する情報の入力を行い、広告依頼
者はコンピュータネットワークを介して広告情報をサー
ビス提供者に広告料金とともに提供し、サービス提供者
は該サービス利用者の指定した番組や全番組を放送局よ
り受信して、その受信した番組の映像に該広告情報を埋
め込む事で再配信データを生成し、これを該サービス利
用者に送信する一方、放送局には料金料金を支払うこと
により、利用者の居住地域や放送時刻を問わず、その利
用者には無償にてテレビ放送映像をネットワークを介し
て享受し得るようにするとともに、放送局には新たな収
入を得ることを可能とし、テレビコマーシャルを利用す
ることが出来ない小規模の業者等には、より安価に広告
を打つことを可能とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を用いて詳細に説明する。
【0020】まず、本発明の実施の形態の説明をする前
に、本発明の位置づけを説明する。広告とは、ある者が
その者の商品・サービス等に関し、その消費者等に成り
得る者に対して宣伝等を行うことであるが、その情報の
提供は、第三者を介して行われることも有る。本発明
は、このような「第三者」に相当する部分である。次
に、このような本発明の位置づけを考慮して、以下の説
明で使用する語句の定義づけを行う。以下の説明では、
広告情報を提供する者、すなわち広告したい者を「広告
依頼者」とし、映像再配信サービスを利用する者を、
「サービス利用者」もしくは、「利用者」とし、広告情
報の提供を受け、サービス利用者に映像再配信サービス
を提供する者を、「サービス提供者」とする。
【0021】図1は、本発明に関わるサービスの全体的
な流れを表すブロック図である。図中、符号1は放送
局、符号2はサービス提供者、符号3は広告依頼者、符
号4はサービス利用者、符号5はコンピュータネットワ
ークである。符号7から12で示す実線はコンピュータ
ネットワークを介して行われるデータの授受等であり、
符号13および14にて示される破線は本発明によるサ
ービスを行う際の金銭の流れを示す。
【0022】サービス提供者2および、広告依頼者3お
よび、サービス利用者4は、電話回線等を介してコンピ
ュータネットワーク5と接続されている。また、サービ
ス提供者2および、広告依頼者3および、サービス利用
者4は、それぞれ端末を有しており、ディスプレイ等の
表示部と、キーボード、マウス等の入力部を有し、か
つ、サービス提供者2は本発明の実施形態例による映像
再配信サービスを提供するためのサーバを有している。
【0023】サービス提供者2は、有線ケーブル放送、
無線放送を介してテレビ放送映像6を受信する。テレビ
放送の形態はNTSC方式あるいはPAL方式あるいは
SECAM方式などの従来のアナログ放送の場合と、あ
るいは、ISO/IEC13818−2で定義されるM
PEG2を用いたディジタル放送が考えられる。
【0024】図1中の符号7に示すように、サービス提
供者2は、広告依頼者3に対しコンピュータネットワー
ク5を介して、広告情報の入力を促し、広告依頼者3よ
り広告情報8の提供を受ける。広告情報の形態の実例と
しては、広告映像、広告テロップ、リンク情報が考えら
れる。この三例に関する実例を図2に示す。
【0025】〈広告映像〉テレビ放送と同様に数秒から
数十秒のビデオクリップを、再配信映像コンテンツの中
に一定の間隔で挿入する。従来のテレビ放送映像に置け
る「コマーシャル」と等価である。
【0026】〈広告テロップ〉再配信映像コンテンツの
上方あるいは下方に文字あるいは静止画像あるいは動画
像を挿入する。コンピュータの世界では、テロップの変
わりにバナーと呼ぶ場合もある。
【0027】〈リンク情報〉図2に示したように、該広
告映像あるいは該広告テロップにURL等の形でリンク
情報埋め込み、サービス利用者が該リンク情報をマウス
等で特定の操作を行う事により、ブラウザ等を経由し
て、特定の広告情報を利用者に提供する。
【0028】さらに、サービス提供者2は、広告依頼者
3から提供された広告情報の量たとえばファイルサイ
ズ、あるいは該広告情報の時間たとえば該広告情報を再
生するのに必要な時間、あるいは該広告情報の挿入回数
などに応じた広告料金請求9を広告依頼者3に出力す
る。
【0029】サービス提供者2は、サービス利用者4に
対しコンピュータネットワーク5を介して、サービス提
供可能なリスト(以下番組表10)を提供する。サービ
ス利用者4はサービス提供者2より提供される番組表1
0より映像の再配信を希望する番組を選択し、配信希望
番組情報11として、サービス提供者2に出力する。こ
のとき、サービス利用者は配信希望番組情報11と同時
に、後にサービスを享受する際に必要である、該サービ
ス利用者のメールアドレスあるいはURLを該サービス
提供者に出力する。なお、番組表10は、各テレビ放送
番組の開始時間や終了時間とともに、出演者や番組の内
容など映像の概要の情報も含み、配信希望番組情報11
は、放送局名および開始日時および終了日時や、番組名
など、再配信を希望する放送番組を一意に定め得る情報
とする。サービス提供者2が前もって、各番組にIDを
ふってある場合は、これを配信希望番組情報11とし
て、サービス提供者2に出力しても良い。
【0030】サービス提供者2は、受信されたテレビ放
送映像6のうち、サービス利用者4より指定される配信
希望番組情報11に対応する放送映像を特定し、広告情
報8を該テレビ放送映像6に埋め込むか、あるいは多重
化して再配信データ12を生成し、サービス利用者4に
出力する。広告依頼者3は、サービス提供者2より入力
される広告料金請求9に応じた金額を広告料金13とし
て、サービス提供者2に支払う。サービス提供者2は、
テレビ放送映像を再配付したことに起因する映像利用料
金14を放送局1に支払う。サービス利用者4は、再配
信データ12を享受するにも係わらず、サービス提供者
2あるいは広告依頼者3あるいは放送局1のいずれに対
しても料金を支払う必要はない。
【0031】図3は、本発明の一実施形態例における図
1内のサービス提供者2の内部に存在する映像再配信サ
ービスサーバの構成とデータや金銭等の流れを示すブロ
ック図である。
【0032】放送局1が有線ケーブル放送、無線放送を
介して放送するテレビ放送映像6は、再配信データ生成
部21に入力される。再配信データ生成部21では、テ
レビ放送映像6に対し符号化あるいは映像符号化方式の
変換を行い、再配信コンテンツデータ22を再配信映像
蓄積部23に出力する。この時、再配信コンテンツデー
タ22の生成に先だって、テレビ放送映像6に元来より
含まれるコマーシャル映像を削除しても良い。再配信コ
ンテンツデータ22を生成する方法としては、テレビ放
送映像6がNTSC方式あるいはPAL方式あるいはS
ECAM方式などの従来のアナログ放送の場合、受信ア
ナログ映像をサンプリングしてデジタル化し、これを圧
縮符号化することにより再配信データを生成する。圧縮
符号化方法としては、ITU−T勧告H.263などが
考えられる。一方テレビ放送映像6がISO/IEC1
3818−2で定義されるMPEG2を用いたディジタ
ル放送の場合は、これにトランスコーディングとよばれ
る映像フォーマット変換アルゴリズムを施す事により再
配信データを生成する。
【0033】なお、再配信データ生成部21にて再配信
コンテンツデータ22を生成する際、任意の放送局1よ
り放送される任意の番組の全てを対象として、再配信コ
ンテンツデータ22を生成しても構わないし、サービス
利用者4より指定される配信希望番組情報11を元に、
番組を選択して、特定の番組のみ再配信コンテンツデー
タ22を生成しても構わない。前者は、テレビ放送終了
後にサービス利用者4が映像の再配信を希望した場合に
も対処する事が可能である利点が有り、後者は、サービ
ス提供者2の内部にある再配信映像蓄積部23の蓄積容
量を軽減する利点が有る。
【0034】一方、サービス提供者2は、広告依頼者3
に対し、図1、および図3中の符号7に示すように、コ
ンピュータネットワーク5を介して、番組表データベー
ス24を元に再配信予定の番組表を提示し、広告情報の
入力を促し、広告依頼者3より広告情報8の提供を受け
る。この広告情報8は、広告情報蓄積部25に蓄積され
ると同時に、広告料金請求額算出部26に入力される。
広告料金請求額算出部26では、該広告情報8の量、時
間、回数に応じて、広告依頼者3に広告料金請求9を行
い、サービス提供者2は広告依頼者3より広告料金13
を収入として得る。
【0035】符号7に示す広告情報の入力を促す方法の
例を図4に示す。広告依頼者3は、広告を埋め込みたい
番組を指定してもよいし、特に指定しなくても良い。挿
入方法は、ビデオクリップを従来のいわゆるコマーシャ
ルとして組み込んでも良いし、画面の上部あるいは下部
などにテロップ広告あるいはバナー広告として組み込ん
でも良い。さらに、組み込まれたビデオクリップやテロ
ップから他の広告へのURLへのリンクをはっても良
い。
【0036】また、サービス提供者2は、サービス利用
者4に対し、図1、および図3中の符号10に示すよう
に、コンピュータネットワークを介して、サービス利用
者4が再配信を希望するテレビ放送映像を一意に定め得
る配信希望番組情報11の入力を促す手段として、サー
ビス提供者2がサービス提供可能な番組リスト10を提
供する。これによりユーザより返信される配信希望番組
情報11は、再配信データ探索部27に入力される。
【0037】番組として示す配信希望番組情報11の入
力をサービス利用者4に促す手段の一例を図5(a),
(b)に示す。図5(a)に示すインタフェースを用い
て、サービス利用者4に再配信希望番組情報11の入力
を促す。サービス利用者4は、図5(a)上部に示す番
組表内の各番組名をマウスでクリックするか、あるいは
図5(a)下方に示すダイアログにより再配信希望番組
情報11をサービス提供者2に出力する。登録された再
配信希望番組情報11は、図5(b)に示すインタフェ
ースを用いて、確認の後にサービス対象として登録され
る。
【0038】再配信データ探索部27では、番組表デー
タベース24より入力される番組リスト10、および再
配信映像蓄積部23より入力される再配信映像データ群
28、および配信希望番組情報11より、サービス利用
者4が再配信を希望する再配信コンテンツデータ29を
検索し、広告情報埋め込み部30に出力する。広告情報
埋め込み部30では、再配信コンテンツデータ29に、
広告情報蓄積部25より入力される広告情報31を、広
告映像、広告テロップ、リンク情報などの形態で埋め込
み、再配信データ12として、SMTP(Simple
MailTrasfer Protocol)、ある
いはHTTP(Hyper TextTransfer
Protocol)、あるいはFTP(File T
ransfer Protocol)などのプロトコル
を用いてサービス利用者4に提供する。
【0039】最後に、配信希望番組情報11は映像利用
料金算出部32に入力され、ここで再配信した映像の番
組内容や時間に応じた映像利用料金を算出し、これを支
出として放送局1に支払う。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンピュータネットワークを介して、テレビ放送映像を
配信する際に、サービス提供者の観点から考えた場合、
コンピュータネットワークおよびコンピュータシステム
を利用する事により、人件費を抑圧する事ができること
のみならず、即時性が要求されるサービスを実現する事
が可能となり、映像再配信サービス利用者の観点から考
えた場合、広告依頼者を介する事によりサービス利用者
は費用の負担が無くなり、コンピュータネットワークを
介する事により利用者が居住していない地域の映像を視
聴する事が可能となり、放送局の観点から考えた場合、
サービス提供者を介して二次分配を行う事により、映像
の新たなる販売ルートを得る事となり、収益が改善し、
広告依頼者の観点から考えた場合、通常のテレビコマー
シャルより安価に広告を打つ事が期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に関わるサービスの全体
的な流れを表すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態例における、広告情報の形
態の実例として広告映像、広告テロップ、リンク情報の
三例に関する実例を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態例における、サービス提供
者の内部に存在する映像再配信サービスサーバの構成、
およびデータや金銭等の流れを示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態例における、広告情報の入
力を促す方法の例を示す図である。
【図5】(a),(b)は、本発明の一実施形態例にお
ける、番組として示す配信希望番組情報の入力を促す手
段の例を示す図である。
【符号の説明】 1…放送局 2…サービス提供者 3…広告依頼者 4…サービス利用者 5…コンピュータネットワーク 6…テレビ放送映像 7…広告情報入力の促し 8…広告情報 9…広告料金請求 10…番組表(番組リスト) 11…配信希望番組情報 12…再配信データ 13…広告料金 14…映像利用料金 21…再配信データ生成部 22…再配信コンテンツデータ 23…再配信映像蓄積部 24…番組表データベース 25…広告情報蓄積部 26…広告料金請求額算出部 27…再配信データ探索部 28…再配信映像データ群 29…再配信コンテンツデータ 30…広告情報埋め込み部 31…広告情報 32…映像利用料金算出部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広告依頼者がサービス提供者にコンピュ
    ータネットワークを介して広告情報を供給する段階と、 該サービス提供者が放送局より受信した番組の映像に該
    広告情報を埋め込んで再配信する映像データである再配
    信データを生成する段階と、 該サービス提供者が再配信を希望するサービス利用者に
    コンピュータネットワークを介して該生成した再配信デ
    ータを送信する段階と、 該サービス提供者が該広告提供者には広告料金を請求
    し、該放送局には利用料金を支払う段階とを具備するこ
    とを特徴とするネットワーク型テレビ放送映像の再配信
    方法。
  2. 【請求項2】 前記再配信データを生成する段階では、
    サービス利用者から入力された再配信を希望する番組に
    関して再配信データを生成する段階を具備することを特
    徴とする請求項1に記載のネットワーク型テレビ放送映
    像の再配信方法。
  3. 【請求項3】 前記サービス利用者が、再配信を希望す
    るか否かに関して、 コンピュータネットワークを介して該サービス利用者が
    再配信を希望するテレビ放送映像を一意に定め得る配信
    希望番組情報の入力を促す段階と、 該サービス利用者から入力される配信希望番組情報を受
    信して再配信を希望する再配信データを特定する段階と
    を具備することを特徴とする請求項1または2に記載の
    ネットワーク型テレビ放送映像の再配信方法。
  4. 【請求項4】 前記広告情報を供給する段階では、サー
    ビス提供者が広告依頼者に対してコンピュータネットワ
    ークを介して、広告情報の入力を促し広告情報の提供を
    受ける段階を具備し、 前記再配信データを生成する段階では、テレビ放送映像
    を受信し、受信映像を圧縮符号化することにより再配信
    データを生成するか、あるいは放送局よりデジタルテレ
    ビ放送を受信した場合は、受信されたデジタル映像デー
    タに対しトランスコーディングを施す事により該デジタ
    ル映像データより低レートの再配信データを生成する
    か、あるいは単に該映像データをそのまま再配信データ
    とする段階を具備し、 前記広告提供者には広告料金を請求し、該放送局には利
    用料金を支払う段階では、該広告提供者に対しては広告
    情報の量あるいは時間あるいは回数に応じた広告料金を
    請求する段階と、該放送局に対しては該サービス利用者
    より入力された配信希望番組情報の時間あるいは番組内
    容に応じた映像利用料金を支払う段階とを具備すること
    を特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載
    のネットワーク型テレビ放送映像の再配信方法。
  5. 【請求項5】 前記広告情報を供給する段階では、広告
    情報として、広告映像、あるいは広告テロップ、あるい
    は特定URLへのリンク情報を供給する段階を具備する
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に
    記載のネットワーク型テレビ放送映像の再配信方法。
  6. 【請求項6】 前記広告情報を供給する段階では、サー
    ビス提供者が広告依頼者に対しネットワークを介して再
    配信を行う事が可能である映像の番組表を提供して、当
    該番組表に基づいて広告情報を埋め込む映像の選択を促
    す段階を具備することを特徴とする請求頂1から5まで
    のいずれか1項に記載のネットワーク型テレビ放送映像
    の再配信方法。
  7. 【請求項7】 前記広告情報を供給する段階では、広告
    依頼者に対しネットワークを介して広告情報を埋め込む
    ことを希望する映像の概要をサービス提供者に通知させ
    る段階を具備することを特徴とする請求項1から6まで
    のいずれか1項に記載のネットワーク型テレビ放送映像
    の再配信方法。
  8. 【請求項8】 前記再配信データを送信する段階では、 サービス利用者に対してサービス利用者を特定し得る情
    報であるメールアドレスあるいはURLの入力を促す段
    階と、 該サービス提供者は入力された該サービス利用者を特定
    し得る情報を元に、FTPプロトコル、あるいはHTT
    Pプロトコル、あるいはSMTPプロトコルを用いて該
    サービス利用者に再配信データを送信する段階とを具備
    することを特徴とする請求項1から7までのいずれか1
    項に記載のネットワーク型テレビ放送映像の再配信方
    法。
  9. 【請求項9】 前記再配信データを生成する段階では、
    放送局から受信されたアナログ映像あるいはデジタル映
    像データに含まれるコマーシャル映像を削除する段階を
    具備することを特徴とする請求項1から8までのいずれ
    か1項に記載のネットワーク型テレビ放送映像の再配信
    方法。
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