JP4442005B2 - 送信装置及び方法、並びに送受信システム及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、提供日時が予め決められているTV番組などのようなコンテンツデータを提供日時よりも前や後にユーザに提供できるようにする送信装置及び方法並びに送受信システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、TV番組は、放送局により定められた番組スケジュールに従って放送されている。これから、ユーザは、見たいと思うTV番組があると、そのTV番組の放送日時にテレビを付けるように処理している。
【0003】
ビデオ装置は、この番組スケジュールに従わずにTV番組が見れるようになることを実現する装置ではあるが、ビデオ装置で見れるようになるTV番組は放送済みのTV番組である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来技術では、TV番組の放送前に、そのTV番組を見れるようにするシステムは提供されていない。
【0005】
しかしながら、ユーザの心理として、お金を出してでも、TV番組の放送前にそのTV番組を見たいと思うことがある。このような要求に対して、従来技術では何の解決策も提供していない。
【0006】
今後、定期的に発行されるマンガ雑誌などのような雑誌も電子化されて提供されることが予想されるが、この場合にも、ユーザから同様な要求が起こることが予想され、このような要求に応える技術の構築が必要である。
【0007】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、提供日時が予め決められているTV番組などのようなコンテンツデータを提供日時よりも前や後にユーザに提供できるようにする新たな送信装置及び方法並びに送受信システム及び方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明の送信装置では、放送局から放送される予め設定された所定の放送日時よりも前に放送局から提供されたTV番組の映像音声データをデータベースに登録するとともに、データベースに登録されたTV番組の映像音声データに対して、TV番組の映像音声データとともに放送局から提供されたTV番組の番組名と放送日時とを対応付けて、管理テーブルに登録する登録手段と、登録手段によりデータベースに登録されたTV番組の映像音声データを外部機器へ送信する送信手段と、外部機器に対する課金処理を実行する課金手段と、前記外部機器のユーザによって前記放送局から放送される前のTV番組の映像音声データが選択されて該選択されたTV番組の映像音声データの提供要求を該外部機器から取得すると、該TV番組の映像音声データが放送局から放送される放送日時と、外部機器からの提供要求に応じてデータベースに登録された選択されたTV番組の映像音声データを送信手段から外部機器へ送信する送信日時との間の時間的な隔たりに応じて課金金額が異なるように設定された課金表を参照して、提供要求した外部機器に対して外部機器から提供要求されたTV番組の映像音声データに対する課金金額を決定し、課金手段に提供要求した外部機器に対して課金金額の課金処理を行わせた後に、送信手段に外部機器から提供要求されたTV番組の映像音声データを提供要求した外部機器へ送信させる制御手段とを備える。
【0009】
この構成を採るときに、コンテンツデータに挿入されている広告情報を削除する削除手段を備えることがあり、この場合には、送信手段は、削除手段により広告情報の削除されたコンテンツデータを外部機器に送信する。
【0010】
また、本発明の送信方法は、以上のような送信装置を用いて実現することができる。
【0011】
ここで、本発明のコンテンツ提供サービス装置の持つ機能は具体的にはプログラムで実現されるものであり、このプログラムは、計算機が読み取り可能な半導体メモリなどの適当な記録媒体に格納することができる。
【0012】
更に、本発明の送受信システムは、以上のような送信装置と、送信装置から送信されたコンテンツデータを受信する受信装置とを備える。更にまた、本発明の送受信方法は、このような送受信システムを用いて実現することができる。
【0013】
そして、課金手段は、送信手段がコンテンツデータをユーザの外部機器に送信する場合、コンテンツデータの提供先のユーザに対して課金する。このとき、課金金額は、放送時間と実際に送信する日時との間の時間的な隔たりが大きいとき高くなることがある。
【0014】
このようにして、本発明によれば、正規の放送時間よりも先にコンテンツデータの提供を受け取ることに対して付加価値を持たせて、それにより利益を得るという新しいビジネスを確立できるようになる。
【0015】
そして、このコンテンツデータの提供にあたって、放送時間と実際に送信する日時との間の時間的な隔たりに応じて課金を行うことで、そのビジネスを実用的なものにできるようになる。
【0016】
更に、提供先のユーザに応じて、広告情報を削除した形でコンテンツデータを提供することでユーザに高い課金を可能にすることで、広告情報の広告依頼者から高い広告料の徴収を可能にすることで、このビジネスを実用的なものにできるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。
【0018】
図1に、本発明を実現するために用意されるシステムの一実施形態例を図示する。
【0019】
この図に示すように、本発明は、放送局1と、番組制作会社2と、広告主となる他の企業3と、ユーザの生活する家庭4と、ユーザとなる個人5と、ユーザの乗車する車6と、情報配信会社7とで構成されるシステムにより実現されることになる。
【0020】
この放送局1は、従来からあるTV放送局と同様に、TV番組を企画し制作して、その放送を行っている。番組制作会社2は、放送局1より資金を得てTV番組を作成している。他の企業3は、企業の広告を放送してもらうためにTV番組のスポンサーとなって広告料を放送局1に支払っている。
【0021】
家庭4には、TV番組を見ることのできるテレビやセットトップボックスが備えられている。個人5は、屋内や野外でTV番組を見ることのできる携帯端末などを所有している。車6には、TV番組を見ることのできるカーTVやカーナビなどの端末が備えられている。
【0022】
情報配信会社7は、本発明を使用してユーザにTV番組を提供する処理を行うものであって、放送局1の放送するTV番組をその放送前に購入して、家庭4や個人5や車6に対して、その購入したTV番組を放送局1の放送する前や後に提供して、お金を徴収する。
【0023】
このとき、家庭4や個人5や車6にある端末などは、情報配信会社7からのTV番組を受信し映し出すだけではなくて、情報配信会社7に対して受信料を支払うことのできる機能を有していることが好ましい。
【0024】
図2に、家庭4や個人5や車6にある端末などと情報配信会社7との間の接続例を図示する。
【0025】
情報配信会社7は、映像情報などの大きなデータ量の情報を送信するので、広帯域の情報網で家庭4や個人5や車6と結ばれている。この情報網は、この図に示すように、ケーブルテレビのような有線のこともあるし、人工衛星や地上の基地局からようなの無線電波のこともある。
【0026】
なお、家庭4や個人5や車6から情報配信会社7には、TV番組のオーダー情報などが転送されることになるが、これらの情報は映像情報よりもデータ量が少ないので、その転送を可能にする手段が用意されていればよい。
【0027】
図3に、情報配信会社7に構築される本発明の一実施形態例を図示する。ここで、この実施形態例では、家庭4や個人5や車6に備えられる端末などをユーザ端末10として図示してある。
【0028】
この図に示すように、情報配信会社7には、本発明を実現すべく、TV番組データベース20と、広告情報データベース30と、課金表40と、TV番組登録プログラム50と、TV番組提供プログラム60とが備えられる。
【0029】
ここで、TV番組登録プログラム50やTV番組提供プログラム60は、計算機が読み取り可能な半導体メモリなどの適当な記録媒体に格納することができる。
【0030】
図4に、TV番組データベース20のデータ構造の一実施形態例、図5に、広告情報データベース30のデータ構造の一実施形態例、図6に、課金表40のデータ構造の一実施形態例を図示する。
【0031】
TV番組データベース20は、図4に示すように、放送局1から購入したTV番組の映像音声情報200を管理するとともに、TV番組管理テーブル201を使って、それらのTV番組の属性情報となる番組名や放送日時などの情報を管理する。
【0032】
一方、広告情報データベース30は、図5に示すように、広告依頼者から依頼を受けた広告の映像音声情報300を管理するとともに、広告情報管理テーブル301を使って、それらの広告の属性情報となる広告依頼者や分類種別(女性向けの広告であるとか、年少者向けの広告であるとかいったような分類)などの情報を管理する。
【0033】
一方、課金表40は、図6に示すように、広告情報データベース30に管理される各TV番組を管理対象として、そのTV番組を提供するときに要求する課金金額の情報を管理する。
【0034】
この課金金額は、この図に示すように、放送局1の放送する日時よりも前に提供する場合は、放送日時との隔たりに応じてその金額が高くなるようにと設定されたり、TV番組の人気度合い(視聴率)などに応じて、その金額が異なるようにと設定されたり、TV番組に広告情報が挿入されていないときには高い金額になるというように、TV番組に広告情報が挿入されている場合と挿入されていない場合とでその金額が異なるようにと設定されることがある。
【0035】
また、ビデオ装置の留守番予約機能の代わりとなるようにと、放送局1による放送後にもTV番組を提供するようにしているので、課金表40では、放送局1の放送する日時よりも後に提供する場合の金額についても管理するようにしている。
【0036】
なお、図3では図示していないが、TV番組データベース20にTV番組が登録されるときに、そのTV番組についての課金金額を設定して、それを課金表40に登録するプログラムが用意されている。
【0037】
図7に、TV番組登録プログラム50の実行する処理フローの一実施形態例、図8及び図9に、TV番組提供プログラム60の実行する処理フローの一実施形態例を図示する。
【0038】
次に、これらの処理フローに従って、本発明について詳細に説明する。最初に、TV番組登録プログラム50の実行する処理について説明する。
【0039】
TV番組登録プログラム50は、規定の更新周期に到達することで起動されると、図7の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、放送局1から、前回の更新周期と今回の更新周期との間に作成された放送予定のTV番組を購入する。
【0040】
続いて、ステップ2で、その購入したTV番組の映像音声情報をTV番組データベース20に登録するとともに、TV番組管理テーブル201に、その購入したTV番組の番組名や放送日時などの情報を登録することで、その購入したTV番組をTV番組データベース20に登録する。
【0041】
続いて、ステップ3で、TV番組データベース20に登録されている提供期限切れのTV番組を抽出する。例えば、放送局1の放送日から1か月の経過を提供期限としているときには、放送局1の放送日から1か月を経過したTV番組を抽出するのである。
【0042】
続いて、ステップ4で、その抽出した提供期限切れのTV番組をTV番組データベース20から削除して、処理を終了する。
【0043】
このようにして、TV番組登録プログラム50は、放送局1から放送予定のTV番組を取得して、それをTV番組データベース20に登録するとともに、提供期限の切れたTV番組をTV番組データベース20から削除していくように処理するのである。
【0044】
次に、TV番組提供プログラム60の実行する処理について説明する。
【0045】
TV番組提供プログラム60は、ユーザ端末10を介してユーザからTV番組の提供要求が発行されると、図8及び図9の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、TV番組データベース20に登録されているTV番組を、ユーザに提供可能なTV番組としてユーザ端末10に提示する。
【0046】
このとき、連続ドラマのTV番組のようなものについては、図10に示すように、これまでに放送された放送分とこれから放送予定の放送分とを1つにまとめた形で提供する機能(例えば、1回目から最終回までをまとめた形で提供する機能)を有しているので、ユーザがそれを選択できるような形で提供可能なTV番組を提示する処理を行う。
【0047】
続いて、ステップ2で、その提示に応答してユーザが選択してくるTV番組をユーザが提供を希望するTV番組として取得するとともに、ユーザからの入力に従って、そのTV番組の提供にあたって、広告情報が挿入されていてもよいのか否かの情報を取得する。
【0048】
なお、TV番組提供プログラム60は、ユーザから指定されるキーワードの指すTV番組を検索する機能を有しているので、ユーザは、このような形で提供要求のTV番組を決定する他に、この検索機能を使って提供要求のTV番組を決定できるようになっている。
【0049】
続いて、ステップ3で、その取得した情報に従って、ユーザが広告情報の挿入されていないTV番組の提供を希望しているのか否かを判断して、広告情報の挿入されていないTV番組の提供を希望していることを判断するときには、ステップ4に進んで、提供要求のTV番組に挿入されている広告情報を削除する。すなわち、図11(a)に示すように、提供要求のTV番組に挿入されている広告情報を削除するのである。
【0050】
続いて、ステップ5で、課金表40を参照することで、広告情報の削除した提供要求のTV番組に対する課金金額を決定し、続くステップ6で、提供要求発行元のユーザの銀行口座などからその決定した課金金額を引き下ろすことなどにより、ユーザに対する課金を行う。
【0051】
続いて、ステップ7で、課金に成功したのか否かを判断して、課金に失敗したことを判断するときには、ステップ8に進んで、提供要求発行元のユーザ端末10に対して、TV番組を提供できない旨を通知して、処理を終了する。
【0052】
一方、ステップ7で、課金に成功したことを判断するときには、ステップ9に進んで、提供要求発行元のユーザ端末10に対して、提供要求のTV番組を提供して、処理を終了する。
【0053】
一方、ステップ3で、ユーザが広告情報の挿入されているTV番組の提供を希望していることを判断するときには、ステップ10に進んで、提供要求のTV番組に挿入する広告情報を決定する。
【0054】
このとき挿入する広告情報は、提供要求発行元のユーザに効果的となるものであることが好ましい。
【0055】
これを実現するには、例えば、ユーザ端末10のIPアドレスなどによりユーザを特定し、契約時などに入手した情報などからそのユーザの属性情報を把握することで、広告情報データベース30に登録されている広告情報の中から、そのユーザに効果的な広告情報を抽出(例えば、広告情報データベース30に管理されている上述の分類情報を使って抽出)する。そして、その抽出した広告情報の中から、広告依頼者が提供要求のTV番組に挿入を希望しているものを選択(複数の広告依頼者が希望している場合には、例えば高い広告料を徴収できる順番などによりに選択する)することで、提供要求のTV番組に挿入する広告情報を決定するような処理を行う。
【0056】
続いて、ステップ11(図9の処理フロー)で、提供要求のTV番組に挿入されている広告情報を、その決定した広告情報に置換する。すなわち、図11(b)に示すように、提供要求のTV番組に挿入されている広告情報を、その決定した広告情報に置換するのである。
【0057】
続いて、ステップ12で、課金表40を参照することで、挿入した提供要求のTV番組に対する課金金額を決定し、続くステップ13で、提供要求発行元のユーザの銀行口座などからその決定した課金金額を引き下ろすことなどにより、ユーザに対する課金を行う。
【0058】
続いて、ステップ14で、課金に成功したのか否かを判断して、課金に失敗したことを判断するときには、ステップ15に進んで、提供要求発行元のユーザ端末10に対して、TV番組を提供できない旨を通知して、処理を終了する。
【0059】
一方、ステップ14で、課金に成功したことを判断するときには、ステップ16に進んで、挿入した広告情報の依頼者の銀行口座などから広告料を引き下ろすことなどにより、提供するTV番組に挿入されている広告情報の広告依頼者から広告料を徴収する。
【0060】
続いて、ステップ17で、提供要求発行元のユーザ端末10に対して、提供要求のTV番組を提供して、処理を終了する。
【0061】
このようにして、TV番組提供プログラム60は、放送局1の放送する前に、ユーザからお金をとることを条件にして、ユーザにTV番組を提供することを実現するのである。そして、ビデオ装置の留守番予約機能の代わりができるようにするために、放送局1の放送した後に、ユーザからお金をとることを条件にして、ユーザにTV番組を提供することを実現するのである。
【0062】
このように、情報配信会社7は、放送局1による放送よりも前にTV番組を提供することで利益を得るというという新しいビジネスを確立できるようになる。そして、放送局1は、この情報配信会社7のビジネスを通して、これから放送するTV番組の視聴率を予測することができ、これにより、そのTV番組の内容を変更したり、そのTV番組を放送する際に徴収する広告料を妥当な形で決定できるようになる。
【0063】
以上に説明した実施形態例では、放送局1による放送の前や後にTV番組をユーザに提供するという構成について開示したが、本発明は電子化された出版情報や音楽やゲームなどのように、発売時期が決められている他のコンテンツデータに対しもそのまま提供できる。
【0064】
この場合には、図12に示すように、情報配信会社7は、電子化された出版情報や音楽やゲームなどを制作する制作会社8からコンテンツデータを購入して、家庭4や個人5や車6に対して、その購入したコンテンツデータを発売時期の前や後に提供して、お金を徴収することになる。
【0065】
また、電子化された出版情報などを扱うときには、TV番組などのように放送日時が決められている訳ではないが、TV番組を取り扱うときと同様にして、図13に示すように、発売日の異なる雑誌に記載されている同じタイトルのマンガなどを1つにまとめた形で提供する機能を持つことになる。
【0066】
図示実施形態例に従って本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施形態例では、ユーザが個々のTV番組をオーダーすることでその提供を受けることで説明したが、通常のTV番組のように、規定の提供スケジュールに従って放送局1の放送前や後にユーザに提供するという方法を用いることでもよい。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、標準的な放送時間よりも先にコンテンツデータの提供を受け取ることに対して付加価値を持たせて、それにより利益を得るという新しいビジネスを確立できるようになる。
【0068】
そして、このコンテンツデータの提供にあたって、放送時間と実際に送信する日時との間の時間的な隔たりに応じた課金を行うことで、そのビジネスを実用的なものにできるようになる。
【0069】
更に、提供先のユーザに応じて、広告情報を削除した形でコンテンツデータを提供することでユーザに高い課金を可能することで、広告情報の広告依頼者から高い広告料の徴収を可能にすることで、このビジネスを実用的なものにできるようになる。
【0070】
このようにして、本発明によれば、ユーザは、放送時間よりも早くTV番組などのコンテンツデータの提供を受けることができるようになる。そして、コンテンツデータの制作会社は、このビジネスにより新たな利益を受けることができることで、更に良いコンテンツデータを制作できるようになる。そして、コンテンツデータを提供する情報配信会社は、コンテンツデータの人気をその放送時間よりも前に正確に集計できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実現するために用意されるシステムの一実施形態例である。
【図2】 本発明を実現するために用意されるシステムの説明図である。
【図3】 本発明の一実施形態例である。
【図4】 TV番組データベースのデータ構造の一実施形態例である。
【図5】 広告情報データベースのデータ構造の一実施形態例である。
【図6】 課金表のデータ構造の一実施形態例である。
【図7】 TV番組登録プログラムの実行する処理フローの一実施形態例である。
【図8】 TV番組提供プログラムの実行する処理フローの一実施形態例である。
【図9】 TV番組提供プログラムの実行する処理フローの一実施形態例である。
【図10】 TV番組提供プログラムの実行する処理の説明図である。
【図11】 TV番組提供プログラムの実行する処理の説明図である。
【図12】 本発明を実現するために用意されるシステムの他の実施形態例である。
【図13】コンテンツデータの提供処理の説明図である。
【符号の説明】
1 放送局、2 番組制作会社、3 他の企業、4 家庭、5 個人、6 車、7 情報配信会社、10 ユーザ端末、20 TV番組データベース、30 広告情報データベース、40 課金表、50 TV番組登録プログラム、60 TV番組提供プログラム、
Claims (6)
- 放送局から放送される予め設定された所定の放送日時よりも前に該放送局から提供されたTV番組の映像音声データをデータベースに登録するとともに、該データベースに登録されたTV番組の映像音声データに対して、該TV番組の映像音声データとともに該放送局から提供された該TV番組の番組名と放送日時とを対応付けて、管理テーブルに登録する登録手段と、
前記登録手段によりデータベースに登録されたTV番組の映像音声データを外部機器へ送信する送信手段と、
前記外部機器に対する課金処理を実行する課金手段と、
前記外部機器のユーザによって前記放送局から放送される前のTV番組の映像音声データが選択されて該選択されたTV番組の映像音声データの提供要求を該外部機器から取得すると、該TV番組の映像音声データが前記放送局から放送される放送日時と、該外部機器からの提供要求に応じて前記データベースに登録された選択されたTV番組の映像音声データを前記送信手段から前記外部機器へ送信する送信日時との間の時間的な隔たりに応じて課金金額が異なるように設定された課金表を参照して、該提供要求した外部機器に対して該外部機器から提供要求されたTV番組の映像音声データに対する課金金額を決定し、前記課金手段に該提供要求した外部機器に対して該課金金額の課金処理を行わせた後に、前記送信手段に該外部機器から提供要求されたTV番組の映像音声データを該提供要求した外部機器へ送信させる制御手段とを備える送信装置。 - 前記課金金額は、前記放送日時と前記送信日時との間の時間的な隔たりが大きいとき高くなる請求項1記載の送信装置。
- 更に、前記TV番組の映像音声データに挿入されている広告情報を削除する削除手段を備え、
前記送信手段は、前記削除手段により広告情報の削除されたTV番組の映像音声データを前記外部機器に送信する請求項1又は請求項2記載の送信装置。 - 登録手段が、放送局から放送される予め設定された所定の放送日時よりも前に該放送局から提供されたTV番組の映像音声データをデータベースに登録するとともに、該データベースに登録されたTV番組の映像音声データに対して、該TV番組の映像音声データとともに該放送局から提供された該TV番組の番組名と放送日時とを対応付けて、管理テーブルに登録するステップと、
次いで、制御手段が、外部機器のユーザによって前記放送局から放送される前のTV番組の映像音声データが選択されて該選択されたTV番組の映像音声データの提供要求を該外部機器から取得すると、該TV番組の映像音声データが前記放送局から放送される放送日時と、該外部機器からの提供要求に応じて前記データベースに登録された選択されたTV番組の映像音声データを送信手段から前記外部機器へ送信する送信日時との間の時間的な隔たりに応じて課金金額が異なるように設定された課金表を参照して、該提供要求した外部機器に対して該外部機器から提供要求されたTV番組の映像音声データに対する課金金額を決定し、課金手段に該提供要求した外部機器に対して該課金金額の課金処理を行わせるステップと、
次いで、前記制御手段が、前記送信手段に前記外部機器から提供要求されたTV番組の映像音声データを前記提供要求した外部機器へ送信させるステップとを有する送信方法。 - 放送局から放送される予め設定された所定の放送日時よりも前に該放送局から提供されたTV番組の映像音声データをデータベースに登録するとともに、該データベースに登録されたTV番組の映像音声データに対して、該TV番組の映像音声データとともに該放送局から提供された該TV番組の番組名と放送日時とを対応付けて、管理テーブルに登録する登録手段と、前記登録手段によりデータベースに登録されたTV番組の映像音声データを外部機器へ送信する送信手段と、前記外部機器に対する課金処理を実行する課金手段と、前記外部機器のユーザによって前記放送局から放送される前のTV番組の映像音声データが選択されて該選択されたTV番組の映像音声データの提供要求を該外部機器から取得すると、該TV番組の映像音声データが前記放送局から放送される放送日時と、該外部機器からの提供要求に応じて前記データベースに登録された選択されたTV番組の映像音声データを前記送信手段から前記外部機器へ送信する送信日時との間の時間的な隔たりに応じて課金金額が異なるように設定された課金表を参照して、該提供要求した外部機器に対して該外部機器から提供要求されたTV番組の映像音声データに対する課金金額を決定し、前記課金手段に該提供要求した外部機器に対して該課金金額の課金処理を行わせた後に、前記送信手段に該外部機器から提供要求されたTV番組の映像音声データを該提供要求した外部機器へ送信させる制御手段とを備える送信装置と、
前記送信装置から送信されたコンテンツデータを受信する受信装置とを備える送受信システム。 - 送信装置において、登録手段が、放送局から放送される予め設定された所定の放送日時よりも前に該放送局から提供されたTV番組の映像音声データをデータベースに登録するとともに、該データベースに登録されたTV番組の映像音声データに対して、該TV番組の映像音声データとともに該放送局から提供された該TV番組の番組名と放送日時とを対応付けて、管理テーブルに登録するステップと、次いで、制御手段が、外部機器のユーザによって前記放送局から放送される前のTV番組の映像音声データが選択されて該選択されたTV番組の映像音声データの提供要求を該外部機器から取得すると、該TV番組の映像音声データが前記放送局から放送される放送日時と、該外部機器からの提供要求に応じて前記データベースに登録された選択されたTV番組の映像音声データを送信手段から前記外部機器へ送信する送信日時との間の時間的な隔たりに応じて課金金額が異なるように設定された課金表を参照して、該提供要求した外部機器に対して該外部機器から提供要求されたTV番組の映像音声データに対する課金金額を決定し、課金手段に該提供要求した外部機器に対して該課金金額の課金処理を行わせるステップと、次いで、前記制御手段が、前記送信手段に前記外部機器から提供要求されたTV番組の映像音声データを前記提供要求した外部機器へ送信させるステップとを有し、
受信装置において、前記送信装置から送信されたTV番組の映像音声データを受信するステップを有する送受信方法。
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