JP3730849B2 - 映像再配信サーバ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビ放送映像の映像再配信サーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、テレビ放送では、放送サービス提供者すなわち放送業者がコンテンツに広告を埋め込み、サービス利用者すなわち受信者からはサービス利用料金を受け取らず、広告依頼者に対し広告料金を請求する方法が良く知られている。
【0003】
また、利用者の観点からは、放送される映像を録画して後に視聴するためには、自宅のビデオデッキあるいはこれに相当する機器で予約録画を行い、これを再生する方法が良く知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、利用者が会社あるいは学校に、通勤あるいは通学した後に、予約録画を忘れてしまった事に気づく場合が多々有る。この場合、利用者が予約録画を行うには、自宅に帰って録画予約を行うか、あるいは知人に電話をして録画のお願いをするしか無い。
【0005】
また、利用者が予約録画を忘れてしまったことに気づいた時点で、すでに放送が終了した後と言う場合もあり、この場合は前記二つの解決方法では解決しえない。
【0006】
さらに、利用者が予約録画可能な放送は、例えば大阪府在住の利用者にとっては、たかだか7放送局からローカル局を含めても10放送局により提供される放送のみであり、関東地方などの他の地方、しいては海外の放送局による放送を視聴することは実質的に不可能である。
【0007】
本発明の課題は、上記の問題点を解決し、利用者は、居住する地域や放送時刻を問わず無償にて任意のテレビ放送映像を享受することができ、放送局は、新たな収入を得ることができ、広告依頼者は、より安価に広告をうつことができる映像再配信サーバを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、以下に述べるような手段を採用している。
【0009】
その一手段は、ネットワークで接続された利用者端末に、放送局より受信した番組の映像に広告情報を埋め込んで再配信する映像再配信サーバにおいて、放送局よりテレビ放送映像を受信し、受信映像を圧縮符号化することにより再配信映像データを生成するか、あるいは放送局よりデジタルテレビ放送を受信した場合は、受信されたデジタル映像データに対しトランスコーディングを施す事により該デジタル映像データより低レートの再配信映像データを生成するか、あるいは単に該映像データをそのまま再配信映像データとして、再配信映像データを蓄積する映像蓄積手段と、広告情報を蓄積する広告情報蓄積手段と、利用者端末からの番組の配信要求を受け付ける要求受付手段と、配信要求を受けた番組の再配信映像データを前記映像蓄積手段から取り出す再配信データ探索手段と、前記再配信データ探索手段にて取り出された再配信映像データに、前記広告情報蓄積手段に蓄積されている広告情報を埋め込んで再配信する映像データである再配信データを生成する広告情報埋め込み手段と、前記再配信データを前記利用者端末に送信する映像送信手段と、前記広告情報の広告提供者に対しては広告情報の量あるいは時間あるいは回数に応じた広告料金を請求し、前記番組の放送局に対しては利用者端末より配信要求があった番組の時間あるいは番組内容に応じた映像利用料金を支払う広告料金清算手段とを具備することを特徴とする映像再配信サーバである。
【0013】
あるいは、前記広告情報は、広告映像、あるいは広告テロップ、あるいは特定URLへのリンク情報であることを特徴とする映像再配信サーバである。
【0014】
あるいは、ネットワークで接続された利用者端末に、放送局より受信した番組の映像に広告情報を埋め込んで再配信する映像再配信サーバにおいて、放送局よりテレビ放送映像を受信し、再配信映像データを蓄積する映像蓄積手段と、広告提供者端末に対しネットワークを介して再配信を行う事が可能である映像の番組表を提供する番組提供手段と、広告情報を埋め込む番組を広告提供者端末から受信する広告受信手段と、広告情報を蓄積する広告情報蓄積手段と、配信要求を受けた番組の再配信映像データを前記映像蓄積手段から取り出す再配信データ探索手段と、前記再配信データ探索手段にて取り出された再配信映像データに、前記広告情報蓄積手段に蓄積されている広告情報を埋め込んで再配信する映像データである再配信データを生成する広告情報埋め込み手段と、前記再配信データを前記利用者端末に送信する映像送信手段と、前記広告情報の広告提供者に対しては広告料金を請求し、前記番組の放送局に対しては映像利用料金を支払う広告料金清算手段とを具備することを特徴とする映像再配信サーバである。
【0015】
あるいは、広告提供者端末からネットワークを介して、広告情報を埋め込むことを希望する映像の概要を受信する手段をさらに具備することを特徴とする映像再配信サーバである。
【0016】
あるいは、前記要求受付手段は、利用者を特定し得る情報であるメールアドレスあるいはURLを受信し、前記映像送信手段は、該サービス利用者を特定し得る情報を元に、FTPプロトコル、あるいはHTTPプロトコル、あるいはSMTPプロトコルを用いて利用者端末に再配信データを送信することを特徴とする映像再配信サーバである。
【0017】
そして、前記再配信データを生成する段階では、放送局から受信されたアナログ映像あるいはデジタル映像データに含まれるコマーシャル映像を削除する段階を具備することを特徴とする以上のネットワーク型テレビ放送映像の再配信方法である。
【0018】
本発明では、サービス利用者は遠隔地よりコンピュータネットワークを介してテレビ番組等の録画の予約や再配信を希望する情報の入力を行い、広告依頼者はコンピュータネットワークを介して広告情報をサービス提供者に広告料金とともに提供し、サービス提供者は該サービス利用者の指定した番組や全番組を放送局より受信して、その受信した番組の映像に該広告情報を埋め込む事で再配信データを生成し、これを該サービス利用者に送信する一方、放送局には料金料金を支払うことにより、利用者の居住地域や放送時刻を問わず、その利用者には無償にてテレビ放送映像をネットワークを介して享受し得るようにするとともに、放送局には新たな収入を得ることを可能とし、テレビコマーシャルを利用することが出来ない小規模の業者等には、より安価に広告を打つことを可能とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図を用いて詳細に説明する。
【0020】
まず、本発明の実施の形態の説明をする前に、本発明の位置づけを説明する。広告とは、ある者がその者の商品・サービス等に関し、その消費者等に成り得る者に対して宣伝等を行うことであるが、その情報の提供は、第三者を介して行われることも有る。本発明は、このような「第三者」に相当する部分である。次に、このような本発明の位置づけを考慮して、以下の説明で使用する語句の定義づけを行う。以下の説明では、広告情報を提供する者、すなわち広告したい者を「広告依頼者」とし、映像再配信サービスを利用する者を、「サービス利用者」もしくは、「利用者」とし、広告情報の提供を受け、サービス利用者に映像再配信サービスを提供する者を、「サービス提供者」とする。
【0021】
図1は、本発明に関わるサービスの全体的な流れを表すブロック図である。図中、符号1は放送局、符号2はサービス提供者、符号3は広告依頼者、符号4はサービス利用者、符号5はコンピュータネットワークである。符号7から12で示す実線はコンピュータネットワークを介して行われるデータの授受等であり、符号13および14にて示される破線は本発明によるサービスを行う際の金銭の流れを示す。
【0022】
サービス提供者2および、広告依頼者3および、サービス利用者4は、電話回線等を介してコンピュータネットワーク5と接続されている。また、サービス提供者2および、広告依頼者3および、サービス利用者4は、それぞれ端末を有しており、ディスプレイ等の表示部と、キーボード、マウス等の入力部を有し、かつ、サービス提供者2は本発明の実施形態例による映像再配信サービスを提供するためのサーバを有している。
【0023】
サービス提供者2は、有線ケーブル放送、無線放送を介してテレビ放送映像6を受信する。テレビ放送の形態はNTSC方式あるいはPAL方式あるいはSECAM方式などの従来のアナログ放送の場合と、あるいは、ISO/IEC13818−2で定義されるMPEG2を用いたディジタル放送が考えられる。
【0024】
図1中の符号7に示すように、サービス提供者2は、広告依頼者3に対しコンピュータネットワーク5を介して、広告情報の入力を促し、広告依頼者3より広告情報8の提供を受ける。広告情報の形態の実例としては、広告映像、広告テロップ、リンク情報が考えられる。この三例に関する実例を図2に示す。
【0025】
〈広告映像〉
テレビ放送と同様に数秒から数十秒のビデオクリップを、再配信映像コンテンツの中に一定の間隔で挿入する。従来のテレビ放送映像に置ける「コマーシャル」と等価である。
【0026】
〈広告テロップ〉
再配信映像コンテンツの上方あるいは下方に文字あるいは静止画像あるいは動画像を挿入する。コンピュータの世界では、テロップの変わりにバナーと呼ぶ場合もある。
【0027】
〈リンク情報〉
図2に示したように、該広告映像あるいは該広告テロップにURL等の形でリンク情報埋め込み、サービス利用者が該リンク情報をマウス等で特定の操作を行う事により、ブラウザ等を経由して、特定の広告情報を利用者に提供する。
【0028】
さらに、サービス提供者2は、広告依頼者3から提供された広告情報の量たとえばファイルサイズ、あるいは該広告情報の時間たとえば該広告情報を再生するのに必要な時間、あるいは該広告情報の挿入回数などに応じた広告料金請求9を広告依頼者3に出力する。
【0029】
サービス提供者2は、サービス利用者4に対しコンピュータネットワーク5を介して、サービス提供可能なリスト(以下番組表10)を提供する。サービス利用者4はサービス提供者2より提供される番組表10より映像の再配信を希望する番組を選択し、配信希望番組情報11として、サービス提供者2に出力する。このとき、サービス利用者は配信希望番組情報11と同時に、後にサービスを享受する際に必要である、該サービス利用者のメールアドレスあるいはURLを該サービス提供者に出力する。なお、番組表10は、各テレビ放送番組の開始時間や終了時間とともに、出演者や番組の内容など映像の概要の情報も含み、配信希望番組情報11は、放送局名および開始日時および終了日時や、番組名など、再配信を希望する放送番組を一意に定め得る情報とする。サービス提供者2が前もって、各番組にIDをふってある場合は、これを配信希望番組情報11として、サービス提供者2に出力しても良い。
【0030】
サービス提供者2は、受信されたテレビ放送映像6のうち、サービス利用者4より指定される配信希望番組情報11に対応する放送映像を特定し、広告情報8を該テレビ放送映像6に埋め込むか、あるいは多重化して再配信データ12を生成し、サービス利用者4に出力する。広告依頼者3は、サービス提供者2より入力される広告料金請求9に応じた金額を広告料金13として、サービス提供者2に支払う。サービス提供者2は、テレビ放送映像を再配付したことに起因する映像利用料金14を放送局1に支払う。サービス利用者4は、再配信データ12を享受するにも係わらず、サービス提供者2あるいは広告依頼者3あるいは放送局1のいずれに対しても料金を支払う必要はない。
【0031】
図3は、本発明の一実施形態例における図1内のサービス提供者2の内部に存在する映像再配信サービスサーバの構成とデータや金銭等の流れを示すブロック図である。
【0032】
放送局1が有線ケーブル放送、無線放送を介して放送するテレビ放送映像6は、再配信データ生成部21に入力される。再配信データ生成部21では、テレビ放送映像6に対し符号化あるいは映像符号化方式の変換を行い、再配信コンテンツデータ22を再配信映像蓄積部23に出力する。この時、再配信コンテンツデータ22の生成に先だって、テレビ放送映像6に元来より含まれるコマーシャル映像を削除しても良い。再配信コンテンツデータ22を生成する方法としては、テレビ放送映像6がNTSC方式あるいはPAL方式あるいはSECAM方式などの従来のアナログ放送の場合、受信アナログ映像をサンプリングしてデジタル化し、これを圧縮符号化することにより再配信データを生成する。圧縮符号化方法としては、ITU−T勧告H.263などが考えられる。一方テレビ放送映像6がISO/IEC13818−2で定義されるMPEG2を用いたディジタル放送の場合は、これにトランスコーディングとよばれる映像フォーマット変換アルゴリズムを施す事により再配信データを生成する。
【0033】
なお、再配信データ生成部21にて再配信コンテンツデータ22を生成する際、任意の放送局1より放送される任意の番組の全てを対象として、再配信コンテンツデータ22を生成しても構わないし、サービス利用者4より指定される配信希望番組情報11を元に、番組を選択して、特定の番組のみ再配信コンテンツデータ22を生成しても構わない。前者は、テレビ放送終了後にサービス利用者4が映像の再配信を希望した場合にも対処する事が可能である利点が有り、後者は、サービス提供者2の内部にある再配信映像蓄積部23の蓄積容量を軽減する利点が有る。
【0034】
一方、サービス提供者2は、広告依頼者3に対し、図1、および図3中の符号7に示すように、コンピュータネットワーク5を介して、番組表データベース24を元に再配信予定の番組表を提示し、広告情報の入力を促し、広告依頼者3より広告情報8の提供を受ける。この広告情報8は、広告情報蓄積部25に蓄積されると同時に、広告料金請求額算出部26に入力される。広告料金請求額算出部26では、該広告情報8の量、時間、回数に応じて、広告依頼者3に広告料金請求9を行い、サービス提供者2は広告依頼者3より広告料金13を収入として得る。
【0035】
符号7に示す広告情報の入力を促す方法の例を図4に示す。広告依頼者3は、広告を埋め込みたい番組を指定してもよいし、特に指定しなくても良い。挿入方法は、ビデオクリップを従来のいわゆるコマーシャルとして組み込んでも良いし、画面の上部あるいは下部などにテロップ広告あるいはバナー広告として組み込んでも良い。さらに、組み込まれたビデオクリップやテロップから他の広告へのURLへのリンクをはっても良い。
【0036】
また、サービス提供者2は、サービス利用者4に対し、図1、および図3中の符号10に示すように、コンピュータネットワークを介して、サービス利用者4が再配信を希望するテレビ放送映像を一意に定め得る配信希望番組情報11の入力を促す手段として、サービス提供者2がサービス提供可能な番組リスト10を提供する。これによりユーザより返信される配信希望番組情報11は、再配信データ探索部27に入力される。
【0037】
番組として示す配信希望番組情報11の入力をサービス利用者4に促す手段の一例を図5(a),(b)に示す。図5(a)に示すインタフェースを用いて、サービス利用者4に再配信希望番組情報11の入力を促す。サービス利用者4は、図5(a)上部に示す番組表内の各番組名をマウスでクリックするか、あるいは図5(a)下方に示すダイアログにより再配信希望番組情報11をサービス提供者2に出力する。登録された再配信希望番組情報11は、図5(b)に示すインタフェースを用いて、確認の後にサービス対象として登録される。
【0038】
再配信データ探索部27では、番組表データベース24より入力される番組リスト10、および再配信映像蓄積部23より入力される再配信映像データ群28、および配信希望番組情報11より、サービス利用者4が再配信を希望する再配信コンテンツデータ29を検索し、広告情報埋め込み部30に出力する。広告情報埋め込み部30では、再配信コンテンツデータ29に、広告情報蓄積部25より入力される広告情報31を、広告映像、広告テロップ、リンク情報などの形態で埋め込み、再配信データ12として、SMTP(Simple MailTrasfer Protocol)、あるいはHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)、あるいはFTP(File Transfer Protocol)などのプロトコルを用いてサービス利用者4に提供する。
【0039】
最後に、配信希望番組情報11は映像利用料金算出部32に入力され、ここで再配信した映像の番組内容や時間に応じた映像利用料金を算出し、これを支出として放送局1に支払う。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コンピュータネットワークを介して、テレビ放送映像を配信する際に、サービス提供者の観点から考えた場合、コンピュータネットワークおよびコンピュータシステムを利用する事により、人件費を抑圧する事ができることのみならず、即時性が要求されるサービスを実現する事が可能となり、映像再配信サービス利用者の観点から考えた場合、広告依頼者を介する事によりサービス利用者は費用の負担が無くなり、コンピュータネットワークを介する事により利用者が居住していない地域の映像を視聴する事が可能となり、放送局の観点から考えた場合、サービス提供者を介して二次分配を行う事により、映像の新たなる販売ルートを得る事となり、収益が改善し、広告依頼者の観点から考えた場合、通常のテレビコマーシャルより安価に広告を打つ事が期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に関わるサービスの全体的な流れを表すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態例における、広告情報の形態の実例として広告映像、広告テロップ、リンク情報の三例に関する実例を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態例における、サービス提供者の内部に存在する映像再配信サービスサーバの構成、およびデータや金銭等の流れを示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態例における、広告情報の入力を促す方法の例を示す図である。
【図5】(a),(b)は、本発明の一実施形態例における、番組として示す配信希望番組情報の入力を促す手段の例を示す図である。
【符号の説明】
1…放送局
2…サービス提供者
3…広告依頼者
4…サービス利用者
5…コンピュータネットワーク
6…テレビ放送映像
7…広告情報入力の促し
8…広告情報
9…広告料金請求
10…番組表(番組リスト)
11…配信希望番組情報
12…再配信データ
13…広告料金
14…映像利用料金
21…再配信データ生成部
22…再配信コンテンツデータ
23…再配信映像蓄積部
24…番組表データベース
25…広告情報蓄積部
26…広告料金請求額算出部
27…再配信データ探索部
28…再配信映像データ群
29…再配信コンテンツデータ
30…広告情報埋め込み部
31…広告情報
32…映像利用料金算出部
Claims (5)
- ネットワークで接続された利用者端末に、放送局より受信した番組の映像に広告情報を埋め込んで再配信する映像再配信サーバにおいて、
放送局よりテレビ放送映像を受信し、受信映像を圧縮符号化することにより再配信映像データを生成するか、あるいは放送局よりデジタルテレビ放送を受信した場合は、受信されたデジタル映像データに対しトランスコーディングを施す事により該デジタル映像データより低レートの再配信映像データを生成するか、あるいは単に該映像データをそのまま再配信映像データとして、再配信映像データを蓄積する映像蓄積手段と、
広告情報を蓄積する広告情報蓄積手段と、
利用者端末からの番組の配信要求を受け付ける要求受付手段と、
配信要求を受けた番組の再配信映像データを前記映像蓄積手段から取り出す再配信データ探索手段と、
前記再配信データ探索手段にて取り出された再配信映像データに、前記広告情報蓄積手段に蓄積されている広告情報を埋め込んで再配信する映像データである再配信データを生成する広告情報埋め込み手段と、
前記再配信データを前記利用者端末に送信する映像送信手段と、
前記広告情報の広告提供者に対しては広告情報の量あるいは時間あるいは回数に応じた広告料金を請求し、前記番組の放送局に対しては利用者端末より配信要求があった番組の時間あるいは番組内容に応じた映像利用料金を支払う広告料金清算手段と
を具備することを特徴とする映像再配信サーバ。 - ネットワークで接続された利用者端末に、放送局より受信した番組の映像に広告情報を埋め込んで再配信する映像再配信サーバにおいて、
放送局よりテレビ放送映像を受信し、再配信映像データを蓄積する映像蓄積手段と、
広告提供者端末に対しネットワークを介して再配信を行う事が可能である映像の番組表を提供する番組提供手段と、
広告情報を埋め込む番組を広告提供者端末から受信する広告受信手段と、
広告情報を蓄積する広告情報蓄積手段と、
配信要求を受けた番組の再配信映像データを前記映像蓄積手段から取り出す再配信データ探索手段と、
前記再配信データ探索手段にて取り出された再配信映像データに、前記広告情報蓄積手段に蓄積されている広告情報を埋め込んで再配信する映像データである再配信データを生成する広告情報埋め込み手段と、
前記再配信データを前記利用者端末に送信する映像送信手段と、
前記広告情報の広告提供者に対しては広告料金を請求し、前記番組の放送局に対しては映像利用料金を支払う広告料金清算手段と
を具備することを特徴とする映像再配信サーバ。 - 前記広告情報は、
広告映像、あるいは広告テロップ、あるいは特定URLへのリンク情報であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の映像再配信サーバ。 - 広告提供者端末からネットワークを介して、広告情報を埋め込むことを希望する映像の概要を受信する手段をさらに具備する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の映像再配信サーバ。 - 前記要求受付手段は、利用者を特定し得る情報であるメールアドレスあるいはURLを受信し、
前記映像送信手段は、該サービス利用者を特定し得る情報を元に、FTPプロトコル、あるいはHTTPプロトコル、あるいはSMTPプロトコルを用いて利用者端末に再配信データを送信する
ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の映像再配信サーバ。
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