JP2002084437A - 写真撮影用ポーズコントローラ - Google Patents
写真撮影用ポーズコントローラInfo
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- JP2002084437A JP2002084437A JP2000270259A JP2000270259A JP2002084437A JP 2002084437 A JP2002084437 A JP 2002084437A JP 2000270259 A JP2000270259 A JP 2000270259A JP 2000270259 A JP2000270259 A JP 2000270259A JP 2002084437 A JP2002084437 A JP 2002084437A
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- Japan
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- photographing
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- shooting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 写真スタジオで七五三、宮参り等のテーマで
記念撮影を行うに際し、あらかじめ記録しておいた複数
のポーズ画像を客に提示して、その中から好みのものを
選択してもらうことにより、撮影条件の設定を能率的に
行うことができるようにする。 【解決手段】 撮影テーマごとに予め用意された複数の
ポーズの画像データ及び各ポーズに対応する撮影条件を
記憶するメモリと、該メモリに記憶されたポーズを撮影
テーマごとに画像として表示するポーズ表示部と、該ポ
ーズ表示部によって表示された複数のポーズ画像の中か
ら好みのポーズ画像を選択するための選択手段と、選択
されたポーズ画像に対応する撮影条件を出力する撮影条
件出力部とを具備する写真撮影用ポーズコントローラ。
記念撮影を行うに際し、あらかじめ記録しておいた複数
のポーズ画像を客に提示して、その中から好みのものを
選択してもらうことにより、撮影条件の設定を能率的に
行うことができるようにする。 【解決手段】 撮影テーマごとに予め用意された複数の
ポーズの画像データ及び各ポーズに対応する撮影条件を
記憶するメモリと、該メモリに記憶されたポーズを撮影
テーマごとに画像として表示するポーズ表示部と、該ポ
ーズ表示部によって表示された複数のポーズ画像の中か
ら好みのポーズ画像を選択するための選択手段と、選択
されたポーズ画像に対応する撮影条件を出力する撮影条
件出力部とを具備する写真撮影用ポーズコントローラ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記念写真等を撮影
するに際し、客が所望のポーズを選んで撮影を行うこと
ができるようにするための写真撮影用ポーズコントロー
ラに関するものである。
するに際し、客が所望のポーズを選んで撮影を行うこと
ができるようにするための写真撮影用ポーズコントロー
ラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、写真スタジオで七五三、宮参り等
のテーマで記念撮影を行う場合は、カメラマンや補助者
が客と逐次相談しながらポーズ、背景、照明等を設定し
て撮影を行っていた。
のテーマで記念撮影を行う場合は、カメラマンや補助者
が客と逐次相談しながらポーズ、背景、照明等を設定し
て撮影を行っていた。
【0003】しかしながら、上記従来の撮影方法では、
その都度ポーズや背景、照明等を設定しなければならな
かったので、その設定に時間がかかり、撮影に長時間を
要するという問題点があった。また、具体的にどのよう
な画像となるかを撮影前に客が認識することができなか
ったので、実際に写真となった時に客が不満を抱くこと
が多かった。
その都度ポーズや背景、照明等を設定しなければならな
かったので、その設定に時間がかかり、撮影に長時間を
要するという問題点があった。また、具体的にどのよう
な画像となるかを撮影前に客が認識することができなか
ったので、実際に写真となった時に客が不満を抱くこと
が多かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
従来の撮影方法を改善し、具体的に得られる写真に近い
ポーズ画像を客に例示して、その中から好みのものを選
択してもらうことにより、撮影条件の設定を能率的に行
うことができると共に、客が満足する写真を得ることが
できるようにすることを課題としている。
従来の撮影方法を改善し、具体的に得られる写真に近い
ポーズ画像を客に例示して、その中から好みのものを選
択してもらうことにより、撮影条件の設定を能率的に行
うことができると共に、客が満足する写真を得ることが
できるようにすることを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のようなポーズコントローラを提供す
る。すなわち、本発明に係る写真撮影用ポーズコントロ
ーラは、撮影テーマ(撮影の種類)ごとに予め用意され
た複数のポーズの画像データ及び各ポーズに対応する撮
影条件を記憶するメモリと、該メモリに記憶されたポー
ズを撮影テーマごとに画像として表示するポーズ表示部
と、該ポーズ表示部によって表示された複数のポーズ画
像の中から好みのポーズ画像を選択するための選択手段
と、選択されたポーズ画像に対応する撮影条件を出力す
る撮影条件出力部とを具備することを特徴としている。
め、本発明は次のようなポーズコントローラを提供す
る。すなわち、本発明に係る写真撮影用ポーズコントロ
ーラは、撮影テーマ(撮影の種類)ごとに予め用意され
た複数のポーズの画像データ及び各ポーズに対応する撮
影条件を記憶するメモリと、該メモリに記憶されたポー
ズを撮影テーマごとに画像として表示するポーズ表示部
と、該ポーズ表示部によって表示された複数のポーズ画
像の中から好みのポーズ画像を選択するための選択手段
と、選択されたポーズ画像に対応する撮影条件を出力す
る撮影条件出力部とを具備することを特徴としている。
【0006】このポーズコントローラは、七五三、宮参
り、…等の撮影テーマに応じて予め複数のポーズを用意
してメモリ(ポーズ記憶部)に記録しておき、実際の撮
影に際して該複数のポーズを画像として客に提示して、
その中から希望するポーズ画像を選択してもらうことが
できる。このため、撮影によって得られる予定の画像を
客が予め具体的に認識することができ、客が納得のいく
写真を撮影することができる。また、用意されている複
数のポーズ画像に対応する背景や照明等の好ましい撮影
条件が予め設定登録されており、ポーズの選択と同時に
これら撮影条件を背景装置や照明装置に出力して実行す
ることができるので、最適の撮影条件の下で能率よく撮
影を行うことができる。
り、…等の撮影テーマに応じて予め複数のポーズを用意
してメモリ(ポーズ記憶部)に記録しておき、実際の撮
影に際して該複数のポーズを画像として客に提示して、
その中から希望するポーズ画像を選択してもらうことが
できる。このため、撮影によって得られる予定の画像を
客が予め具体的に認識することができ、客が納得のいく
写真を撮影することができる。また、用意されている複
数のポーズ画像に対応する背景や照明等の好ましい撮影
条件が予め設定登録されており、ポーズの選択と同時に
これら撮影条件を背景装置や照明装置に出力して実行す
ることができるので、最適の撮影条件の下で能率よく撮
影を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1以下の各図は本発明の実施形
態を例示するもので、この撮影スタジオには、カメラ
1、ポーズコントローラ2、モニター装置3、照明装置
5、背景装置6、アトラクション装置8等が設置されて
いる。上記ポーズコントローラ2は、照明装置5、背景
装置6等の制御装置を兼ねたパソコンで構成されてい
る。カメラ1はCCDカメラであり、架台9に上下位置
及び上下・左右の傾斜が調節可能に搭載されていて、そ
のファインダー画像を取り出すCCDカメラが付設され
ている。図中のMは被写体である。
態を例示するもので、この撮影スタジオには、カメラ
1、ポーズコントローラ2、モニター装置3、照明装置
5、背景装置6、アトラクション装置8等が設置されて
いる。上記ポーズコントローラ2は、照明装置5、背景
装置6等の制御装置を兼ねたパソコンで構成されてい
る。カメラ1はCCDカメラであり、架台9に上下位置
及び上下・左右の傾斜が調節可能に搭載されていて、そ
のファインダー画像を取り出すCCDカメラが付設され
ている。図中のMは被写体である。
【0008】図2はカメラ1の構成を模式的に表すもの
で、このカメラ1は、本画像記録用CCD11と、ファ
インダー用の小型CCD12と、光路切替え用のミラー
13,14とを備え、ファインダー用の小型CCD12
の出力はケーブルでモニター装置(デイスプレイ装置)
3へ供給され、本画像記録用CCD11のデジタル画像
出力はケーブルでポーズコントローラ2へ供給される。
で、このカメラ1は、本画像記録用CCD11と、ファ
インダー用の小型CCD12と、光路切替え用のミラー
13,14とを備え、ファインダー用の小型CCD12
の出力はケーブルでモニター装置(デイスプレイ装置)
3へ供給され、本画像記録用CCD11のデジタル画像
出力はケーブルでポーズコントローラ2へ供給される。
【0009】上記カメラ1は、リモートコントローラ2
0によって遠隔操作することができる。図3はこのリモ
ートコントローラ20を表すもので、ストラップ22を
有するケース23の表面にシャッター操作ボタン24、
ピント合わせボタン25、ズームテレボタン26、ズー
ムワイドボタン27、チルト(上向き)ボタン28、チ
ルト(下向き)ボタン29、パン(左向き)ボタン3
0、パン(右向き)ボタン31、アトラクション装置の
選択ボタン(a〜c)32、中間速度ボタン33等が設
けられ、ケース23の上面には、架台アップボタン3
5、架台ダウンボタン36、高速ボタン37、低速ボタ
ン38等が設けられている。これらのボタンの種類と配
置は図示例のものに限らず、適当に配置することができ
る。上記高速37、中間33、低速38の各ボタンは、
パン、チルトのスピードを変えるためのもので、これを
押すことにより低速側または高速側に移行する。
0によって遠隔操作することができる。図3はこのリモ
ートコントローラ20を表すもので、ストラップ22を
有するケース23の表面にシャッター操作ボタン24、
ピント合わせボタン25、ズームテレボタン26、ズー
ムワイドボタン27、チルト(上向き)ボタン28、チ
ルト(下向き)ボタン29、パン(左向き)ボタン3
0、パン(右向き)ボタン31、アトラクション装置の
選択ボタン(a〜c)32、中間速度ボタン33等が設
けられ、ケース23の上面には、架台アップボタン3
5、架台ダウンボタン36、高速ボタン37、低速ボタ
ン38等が設けられている。これらのボタンの種類と配
置は図示例のものに限らず、適当に配置することができ
る。上記高速37、中間33、低速38の各ボタンは、
パン、チルトのスピードを変えるためのもので、これを
押すことにより低速側または高速側に移行する。
【0010】ピント合わせは次のようにして行う。ま
ず、被写体(人物M)をファインダーで覗いたとき、図
4(a)のようにカメラのフォーカスエリヤF上に被写
体がある場合はカメラが自動的に被写体Mにピントを合
わせてくれる。つぎに、図4(b)のように被写体であ
る人物Mよりも後側にある樹木等の背景物Wがフォーカ
スエリヤF上にある場合は、当該背景物にピントが合っ
てしまう。そこで、このような場合は、図4(c)に示
すように、まず人物MをフォーカスエリヤFに位置させ
た状態でピントを合わせ、しかるのち、上記図4(b)
の構図に戻す操作が必要となる。
ず、被写体(人物M)をファインダーで覗いたとき、図
4(a)のようにカメラのフォーカスエリヤF上に被写
体がある場合はカメラが自動的に被写体Mにピントを合
わせてくれる。つぎに、図4(b)のように被写体であ
る人物Mよりも後側にある樹木等の背景物Wがフォーカ
スエリヤF上にある場合は、当該背景物にピントが合っ
てしまう。そこで、このような場合は、図4(c)に示
すように、まず人物MをフォーカスエリヤFに位置させ
た状態でピントを合わせ、しかるのち、上記図4(b)
の構図に戻す操作が必要となる。
【0011】上記背景装置6は、種々の背景(例えば風
景、花、色画面等)を表示した複数のパネル(バック
紙)を被写体の背部に切替え可能に設けたもので、具体
的には、背景を表示した紙又は布を回転軸にロール状に
巻き付けて上方に支持しておき、モータで回転軸を回転
させて垂下させたり巻上げたりすればよい。他の方法で
バック紙を取り替えるようにしてもよい。なお、カメラ
の設置位置付近には、幼児等の注意を惹き視線をカメラ
側に向けさせるアトラクション装置8を設けておくのが
好ましい。このアトラクション装置8は、例えば、動物
の縫いぐるみ、人形、発光装置(パトライト)、ロボッ
ト等で、必要により撮影条件出力部からの出力信号に連
動させて発声、運動、発光等を行うものとすればよい。
景、花、色画面等)を表示した複数のパネル(バック
紙)を被写体の背部に切替え可能に設けたもので、具体
的には、背景を表示した紙又は布を回転軸にロール状に
巻き付けて上方に支持しておき、モータで回転軸を回転
させて垂下させたり巻上げたりすればよい。他の方法で
バック紙を取り替えるようにしてもよい。なお、カメラ
の設置位置付近には、幼児等の注意を惹き視線をカメラ
側に向けさせるアトラクション装置8を設けておくのが
好ましい。このアトラクション装置8は、例えば、動物
の縫いぐるみ、人形、発光装置(パトライト)、ロボッ
ト等で、必要により撮影条件出力部からの出力信号に連
動させて発声、運動、発光等を行うものとすればよい。
【0012】次に、上記ポーズコントローラ2について
説明する。図5はポーズコントローラの構成を表すブロ
ック図であり、このポーズコントローラ2はパソコンで
構成されるもので、ポーズ画像記憶部であるメモリ5
0、各ポーズごとに予め設定された背景、照明等の撮影
条件を記憶するメモリ51、撮影テーマごとに予め設定
され上記メモリに記録されている複数のポーズ(候補ポ
ーズ)を画像として表示するポーズ表示部52、当該ポ
ーズ表示部52に表示された複数の候補ポーズから所望
のものを選択するためのポーズ選択手段55が設けられ
ている。
説明する。図5はポーズコントローラの構成を表すブロ
ック図であり、このポーズコントローラ2はパソコンで
構成されるもので、ポーズ画像記憶部であるメモリ5
0、各ポーズごとに予め設定された背景、照明等の撮影
条件を記憶するメモリ51、撮影テーマごとに予め設定
され上記メモリに記録されている複数のポーズ(候補ポ
ーズ)を画像として表示するポーズ表示部52、当該ポ
ーズ表示部52に表示された複数の候補ポーズから所望
のものを選択するためのポーズ選択手段55が設けられ
ている。
【0013】さらに、各ポーズに対応する撮影条件(背
景、照明等)を設定する撮影条件設定部56、及び上記
メモリ51に記憶されている照明装置5、背景装置6等
に出力する撮影条件出力部57、撮影済の画像データを
取り込んで保存する撮影画像データメモリ58、当該撮
影画像を表示する撮影画像表示部59、CPU60、当
該CPU用プログラムを記録したROM61等が設けら
れている。
景、照明等)を設定する撮影条件設定部56、及び上記
メモリ51に記憶されている照明装置5、背景装置6等
に出力する撮影条件出力部57、撮影済の画像データを
取り込んで保存する撮影画像データメモリ58、当該撮
影画像を表示する撮影画像表示部59、CPU60、当
該CPU用プログラムを記録したROM61等が設けら
れている。
【0014】図6はポーズコントローラ2を構成するパ
ソコンのメインメニュー画面であり、このメインメニュ
ーで「ポーズコントローラ」を選択すると、図7に示す
ようなポーズコントローラ画面となる。この画面の「撮
影登録」62で各撮影テーマに付記されている番号(図
では301)を入力することにより、今回の撮影テーマ
に対応するポーズを予め設定された数だけ呼び出すこと
ができる。「登録・追加・変更・削除」ボタン63を押
すと、複数のポーズ画像が表示された図8の画面になる
ので、その中から好みのポーズを選択する。この選択
は、例えばパネルの画像をタッチして「選択」を押すこ
とにより行われ、選択された画像は変色(たとえば黄
色)等の方法で表示される。選択されなかったポーズ画
面は消滅する。なお、各ポーズ画像の選択は別途タッチ
キー等で行ってもよい。
ソコンのメインメニュー画面であり、このメインメニュ
ーで「ポーズコントローラ」を選択すると、図7に示す
ようなポーズコントローラ画面となる。この画面の「撮
影登録」62で各撮影テーマに付記されている番号(図
では301)を入力することにより、今回の撮影テーマ
に対応するポーズを予め設定された数だけ呼び出すこと
ができる。「登録・追加・変更・削除」ボタン63を押
すと、複数のポーズ画像が表示された図8の画面になる
ので、その中から好みのポーズを選択する。この選択
は、例えばパネルの画像をタッチして「選択」を押すこ
とにより行われ、選択された画像は変色(たとえば黄
色)等の方法で表示される。選択されなかったポーズ画
面は消滅する。なお、各ポーズ画像の選択は別途タッチ
キー等で行ってもよい。
【0015】所望のポーズ画像を所定数(例えば6種)
だけ選択した後、再度図7の画面に戻り、「スタート」
を押すと、選択したポーズに対応する背景(バック紙
等)と照明、及び必要に応じて当該ポーズで使用すべき
小物(例えば花束等)を設定する撮影条件が出力され
る。この出力に基づいて照明装置5、背景装置6等が駆
動され、設定された撮影条件がスタジオ内にセットされ
る。このポーズコントローラ2を使用すると、予め登録
されている最適の撮影条件(背景、照明等)を実際の撮
影の際に順次自動的に設定することができるので、従来
のようにカメラマンがその場その場で考えて撮影条件を
調節する手間が省ける。
だけ選択した後、再度図7の画面に戻り、「スタート」
を押すと、選択したポーズに対応する背景(バック紙
等)と照明、及び必要に応じて当該ポーズで使用すべき
小物(例えば花束等)を設定する撮影条件が出力され
る。この出力に基づいて照明装置5、背景装置6等が駆
動され、設定された撮影条件がスタジオ内にセットされ
る。このポーズコントローラ2を使用すると、予め登録
されている最適の撮影条件(背景、照明等)を実際の撮
影の際に順次自動的に設定することができるので、従来
のようにカメラマンがその場その場で考えて撮影条件を
調節する手間が省ける。
【0016】上記ポーズ画像の登録は、図6の画面で
「ポーズ登録」66を選択することにより行うことがで
きる。すなわち、「ポーズ登録」を選択すると、図9の
画面となり、Aに表示されたポーズ画像に対し、Bで番
号、撮影テーマ(撮影種類)、背景(バック紙)、小物
等を、またCで各照明灯の選択を幅広く設定することが
できる。各ポーズ画像ごとの選択が終われば「登録」6
7を選択すればよい。なお、このポーズ画像としては、
別途撮影しておいた画像を使用する。
「ポーズ登録」66を選択することにより行うことがで
きる。すなわち、「ポーズ登録」を選択すると、図9の
画面となり、Aに表示されたポーズ画像に対し、Bで番
号、撮影テーマ(撮影種類)、背景(バック紙)、小物
等を、またCで各照明灯の選択を幅広く設定することが
できる。各ポーズ画像ごとの選択が終われば「登録」6
7を選択すればよい。なお、このポーズ画像としては、
別途撮影しておいた画像を使用する。
【0017】一方、背景と照明の選択と設定はそのつど
マニュアルで行うことも可能である。すなわち、マニュ
アルボタン(図示を省略)を押すと図10のマニュアル
操作用画面となるので、この画面でバック紙の選択、上
下位置調節、各照明灯の電源のON,OFF等をマニュ
アルで選択することができる。
マニュアルで行うことも可能である。すなわち、マニュ
アルボタン(図示を省略)を押すと図10のマニュアル
操作用画面となるので、この画面でバック紙の選択、上
下位置調節、各照明灯の電源のON,OFF等をマニュ
アルで選択することができる。
【0018】また、図6のポーズコントローラ画面で
「メンテナンスメニュ−」を選ぶと、図11の画像とな
るので、この画面でバック紙位置等を調節することがで
きる。すなわち、「バック紙位置調整」70を選ぶと図
12の画面となるので、この画面で各バック紙を昇降さ
せる各モータについて昇降時間と下降時間を登録するこ
とができる。これは、モータの性能が個々にバラツキが
あるためと、互いに隣接するバック紙同士が接触するこ
とによる摩擦力の影響で、移動距離と移動時間の関係指
数がモータごとに異なるため、この時間設定が必要とな
るからである。個々のモータについて1/1000秒単
位で調整が可能である。
「メンテナンスメニュ−」を選ぶと、図11の画像とな
るので、この画面でバック紙位置等を調節することがで
きる。すなわち、「バック紙位置調整」70を選ぶと図
12の画面となるので、この画面で各バック紙を昇降さ
せる各モータについて昇降時間と下降時間を登録するこ
とができる。これは、モータの性能が個々にバラツキが
あるためと、互いに隣接するバック紙同士が接触するこ
とによる摩擦力の影響で、移動距離と移動時間の関係指
数がモータごとに異なるため、この時間設定が必要とな
るからである。個々のモータについて1/1000秒単
位で調整が可能である。
【0019】実際の撮影は、カメラのピント、構図、ア
ングル、ズーミング等を調節した後シャッターを押すこ
とにより行う。この時撮影した画像は、ポーズコントロ
ーラ2の撮影画像表示部59に表示される。この表示部
には、直前の撮影本画像を表示する表示部59aと、そ
れよりも以前の撮影本画像を順に取り込んで表示する表
示部59bとが設けられている。このように撮影済の画
像データを取り込んで保存し表示するためのソフトとし
ては、例えばニコンデジタルカメラD1用の取り込みソ
フト「ニコンキャプチャー」を利用することができる。
直前の撮影本画像を表示する表示部59aには撮影済の
画像が大きく表示される。そこで、この撮影画像を客に
確認してもらい、OKが出たら次の撮影に移行する。撮
影画像が客の気にいらないものであれば、撮影条件を調
節し直して再度撮影する。従来はこのように撮影現場で
撮影画像の検討を行うことができなかったが、この装置
を用いることにより、撮影のたびごとに実際の画像を検
討することができるので便利である。
ングル、ズーミング等を調節した後シャッターを押すこ
とにより行う。この時撮影した画像は、ポーズコントロ
ーラ2の撮影画像表示部59に表示される。この表示部
には、直前の撮影本画像を表示する表示部59aと、そ
れよりも以前の撮影本画像を順に取り込んで表示する表
示部59bとが設けられている。このように撮影済の画
像データを取り込んで保存し表示するためのソフトとし
ては、例えばニコンデジタルカメラD1用の取り込みソ
フト「ニコンキャプチャー」を利用することができる。
直前の撮影本画像を表示する表示部59aには撮影済の
画像が大きく表示される。そこで、この撮影画像を客に
確認してもらい、OKが出たら次の撮影に移行する。撮
影画像が客の気にいらないものであれば、撮影条件を調
節し直して再度撮影する。従来はこのように撮影現場で
撮影画像の検討を行うことができなかったが、この装置
を用いることにより、撮影のたびごとに実際の画像を検
討することができるので便利である。
【0020】1回の撮影が終わって画面の「スタート」
(「次へ」)65を押すと、次の選択ポーズによる撮影
に移行することができる。このようにして順次撮影を行
う。最終の選択ポーズになると「最終」の表示がなされ
る。なお、このようにして撮影した画像は、撮り直しの
分を含めて全部上記表示部59bに撮影順に並べて表示
される。この複数の画像から実際に焼き付けを行うもの
を所定数(例えば6枚)選択する。この選択はタッチパ
ネル方式やクリック方式で行うことができる。全部の選
択が終了すると、「保存」を押して加工待ちのファイル
に保存する。
(「次へ」)65を押すと、次の選択ポーズによる撮影
に移行することができる。このようにして順次撮影を行
う。最終の選択ポーズになると「最終」の表示がなされ
る。なお、このようにして撮影した画像は、撮り直しの
分を含めて全部上記表示部59bに撮影順に並べて表示
される。この複数の画像から実際に焼き付けを行うもの
を所定数(例えば6枚)選択する。この選択はタッチパ
ネル方式やクリック方式で行うことができる。全部の選
択が終了すると、「保存」を押して加工待ちのファイル
に保存する。
【0021】次に、上記加工待ちのファイルに保存され
た撮影画像の加工を行う。この加工は公知の加工ソフト
「フォトショップ」を立ち上げて行う。撮影されたまま
の画像は、カメラごとに色相・彩度、画像解像度、トー
ンカーブ等が相違しているので、従来は1枚ずつ色補正
をしながら焼き付けていた。しかしながら、この方法で
は時間と手間がかかるので、撮影画像用の加工条件を各
カメラごとに予め設定登録しておき、自動的に加工を行
うようにするのが好ましい。
た撮影画像の加工を行う。この加工は公知の加工ソフト
「フォトショップ」を立ち上げて行う。撮影されたまま
の画像は、カメラごとに色相・彩度、画像解像度、トー
ンカーブ等が相違しているので、従来は1枚ずつ色補正
をしながら焼き付けていた。しかしながら、この方法で
は時間と手間がかかるので、撮影画像用の加工条件を各
カメラごとに予め設定登録しておき、自動的に加工を行
うようにするのが好ましい。
【0022】加工の手順は次の通りである。すなわち、
上記図7のポーズコントローラ画面において、「加工
1」71を押すと、フォトショップ(ソフトAdob
e)が立ち上がり、画面がポーズコントローラ画面から
フォトショップ画面に変わる。この画面でトーンカー
ブ、色相・彩度、画像解像度等のアクションが予め設定
された通りに自動的に行われ、画像の色、トーン等が自
動的に変化する。加工が終われば、その画像データが
「加工済」ファイルに保存される。すべての加工が完了
すれば「エンド」ファイルでポーズコントローラのソフ
トへ通知し、それがフォトショップを閉じた後、「加工
待ち」のファイルを削除して、画面がポーズコントロー
ラ画面に復帰する。以上の手順により撮影が完了するの
である。
上記図7のポーズコントローラ画面において、「加工
1」71を押すと、フォトショップ(ソフトAdob
e)が立ち上がり、画面がポーズコントローラ画面から
フォトショップ画面に変わる。この画面でトーンカー
ブ、色相・彩度、画像解像度等のアクションが予め設定
された通りに自動的に行われ、画像の色、トーン等が自
動的に変化する。加工が終われば、その画像データが
「加工済」ファイルに保存される。すべての加工が完了
すれば「エンド」ファイルでポーズコントローラのソフ
トへ通知し、それがフォトショップを閉じた後、「加工
待ち」のファイルを削除して、画面がポーズコントロー
ラ画面に復帰する。以上の手順により撮影が完了するの
である。
【0023】加工済の画像データは別のパソコンの「合
成待ち」のファイルに移行する。一方、客は当該画像に
適用するフレーム(枠)を決定する。この場合、複数の
テンプレートが用意されていて、これらのテンプレート
から客が所望のフレームを選択することができる。フレ
ームが決定されたら、加工済画像データとフレームデー
タとを組み合わせてプリント工程へ送られ、プリントさ
れる。以上により、客の要望に適応した写真を能率よく
得ることができるのである。
成待ち」のファイルに移行する。一方、客は当該画像に
適用するフレーム(枠)を決定する。この場合、複数の
テンプレートが用意されていて、これらのテンプレート
から客が所望のフレームを選択することができる。フレ
ームが決定されたら、加工済画像データとフレームデー
タとを組み合わせてプリント工程へ送られ、プリントさ
れる。以上により、客の要望に適応した写真を能率よく
得ることができるのである。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る写真撮影用ポーズコントローラは、撮影テーマご
とに予め複数のポーズを設定登録しておき、その中から
所望のものを客が選択すると、当該選択されたポーズに
必要な照明、背景等が自動的に設定されるので、カメラ
マンは撮影のつどポーズを決定する手間が省け、客の要
望に沿う写真を能率よく撮影することが可能となった。
に係る写真撮影用ポーズコントローラは、撮影テーマご
とに予め複数のポーズを設定登録しておき、その中から
所望のものを客が選択すると、当該選択されたポーズに
必要な照明、背景等が自動的に設定されるので、カメラ
マンは撮影のつどポーズを決定する手間が省け、客の要
望に沿う写真を能率よく撮影することが可能となった。
【図1】スタジオの平面図である。
【図2】カメラの正面図(a)及び側面図(b)であ
る。
る。
【図3】リモートコントローラの平面図(a)、正面図
(b)及び側面図(c)である。
(b)及び側面図(c)である。
【図4】ピント合わせ方法の説明図である。
【図5】ポーズコントローラの構成を表すブロック図で
ある。
ある。
【図6】メインメニュー画面の説明図である。
【図7】ポーズコントローラ画面の説明図である。
【図8】ポーズ表示画面の説明図である。
【図9】登録用画面の説明図である。
【図10】マニュアル操作用画面の説明図である。
【図11】メンテナンスメニュー画面の説明図である。
【図12】背景調節用画面の説明図である。
1 カメラ 2 ポーズコントローラ 3 モニター装置 5 照明装置 6 背景装置 8 アトラクション装置 20 リモートコントローラ
Claims (4)
- 【請求項1】 撮影テーマごとに予め用意された複数の
ポーズの画像データ及び各ポーズに対応する撮影条件を
記憶するメモリと、該メモリに記憶されたポーズを撮影
テーマごとに画像として表示するポーズ表示部と、該ポ
ーズ表示部によって表示された複数のポーズ画像の中か
ら好みのポーズ画像を選択するための選択手段と、選択
されたポーズ画像に対応する撮影条件を出力する撮影条
件出力部とを具備することを特徴とする写真撮影用ポー
ズコントローラ。 - 【請求項2】 撮影条件出力部は、撮影現場の背景及び
照明が各ポーズに対し予め設定された条件となるよう背
景装置及び照明装置に信号を出力する請求項1に記載の
写真撮影用ポーズコントローラ。 - 【請求項3】 各ポーズでの撮影済の画像データを取り
込んで記録する画像データ記録部と、得られた撮影画像
を表示する撮影画像表示部が設けられている請求項1又
は2に記載の写真撮影用ポーズコントローラ。 - 【請求項4】 ポーズ表示部には、選択されたポーズが
拡大されて表示される選択ポーズ表示部が設けられてい
る請求項1乃至3のいずれかに記載の写真撮影用ポーズ
コントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000270259A JP2002084437A (ja) | 2000-09-06 | 2000-09-06 | 写真撮影用ポーズコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000270259A JP2002084437A (ja) | 2000-09-06 | 2000-09-06 | 写真撮影用ポーズコントローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002084437A true JP2002084437A (ja) | 2002-03-22 |
Family
ID=18756725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000270259A Pending JP2002084437A (ja) | 2000-09-06 | 2000-09-06 | 写真撮影用ポーズコントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002084437A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005181912A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-07 | Ims:Kk | 写真シール払出装置およびその制御方法 |
JP2008278123A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Furyu Kk | 写真シール作成装置および方法、並びにプログラム |
-
2000
- 2000-09-06 JP JP2000270259A patent/JP2002084437A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005181912A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-07 | Ims:Kk | 写真シール払出装置およびその制御方法 |
JP2008278123A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Furyu Kk | 写真シール作成装置および方法、並びにプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040323 |