JP2002083807A - 層間絶縁膜及びその製造方法 - Google Patents
層間絶縁膜及びその製造方法Info
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Abstract
間絶縁膜及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 基板10上にフォトブリーチング材料、
無機材料及び有機材料のうち少なくともフォトブリーチ
ング材料を含む誘電体膜11〜15を形成し、その誘電
体膜11〜15に照射する紫外線光の光エネルギーを調
節するという簡単な構成により層間絶縁膜11〜15の
比誘電率を低くすることができる。この結果、配線パタ
ーンと層間絶縁膜11〜15とを積層した場合配線パタ
ーン間の比誘電率が低くなり、配線パターンの分布容量
を低くすることができるので、信号の高速化を図ること
ができる。
Description
配線パターン間を絶縁する層間絶縁膜に関する。
規模集積回路(VLSI)等の半導体集積回路(IC)
を用いたマルチチップやプリント基板等の装置のさらな
る高機能化、高速化の研究開発が活発に行われている。
する技術の一つとして、複数のIC間の多層配線構造に
おける配線パターン自体の抵抗値を下げたり、配線パタ
ーンの分布容量を下げたりする新しいプロセスや材料等
の技術開発が極めて重要になってきている。
るには配線パターンの幅を広げるか、抵抗率の低い(導
電率の高い)材料を用いればよいが、配線パターンの幅
を広げると分布容量が増加し、抵抗率の低い金や銀を用
いると高価になってしまう。また、配線パターンの分布
容量を下げるには配線パターンの幅を狭くしたり、配線
パターン間の間隔を広げればよいが、配線パターンの幅
が狭くなると配線パターン自体の抵抗値が増加し、配線
パターン間の間隔を広げると装置が大型化してしまう。
せるため、配線パターン間に低比誘電率の絶縁体を用い
ることが行われている。
誘電率(Low K)膜とを用いた電極構造の工程図で
ある。
化シロキサン系材料)膜2a、TiN膜3a及びSiO
2 膜4aを順次形成し、そのSiO2 膜4a上にフォト
レジストパターン5を形成する。このフォトレジストパ
ターン5をマスクにしてSiO2 膜4aをドライエッチ
ングしてSiO2 パターン4を形成する(図11
(a))。
O2 パターン4をマスクとしてTiN膜3aをドライエ
ッチングし、TiNパターン3を形成する(図11
(b))。
2aをドライエッチングする(図11(c))。
ち、ドライエッチング面全面にTiNバリア6aを形成
し、CVD法によってTiNバリア6aにCu膜7aを
堆積して埋め込む(図11(d))。
7a、TiNバリア6a及びTiNパターン3の表面を
HSQ膜2が露出するまで研磨して平坦化させ、洗浄す
ることにより、Cuパターン7を電極とし低比誘電率の
HSQ膜2を有する電極構造が得られる(図11
(e))。
を繰り返し形成することにより多層配線が得られる。
られ、配線にCu、窒化チタン等の薄膜が積層化され、
さらに同図(e)に示すように、CMPでの平坦化工程
が用いられ、結果的に低抵抗値配線と、層間及び線間の
低容量化が実現される。
より比誘電率の低い誘電体膜が必要になることから、上
記材料以外に、オルガノシロキサン系材料、有機ポリ
マ、カーボンドープオキサイド、フロロカーボン、Si
OF、H含有SiO2 等が検討されている。上記膜の形
成方法としては、スピンコータで材料を回転塗布するス
ピンオン法やCVD法、表面重合法等が検討されてい
る。また、有機材料と無機材料との混合膜も別の目的で
検討され始め、分子線蒸着法が試みられている。
は蒸気圧が略近い蒸着源物質を使用しなければならず、
非線形光学材料(例えば、SnCl2 とCdSeとの混
合膜)用として検討されている。またスピンオン法も検
討されているが、また具体的手法が見つかっていない。
た従来の誘電体膜及びその製造方法には次のような問題
点がある。
4.0〜2.5の範囲にあり、比誘電率(k)が2.0
以下の誘電体膜はまだ実現されていない。
材料のみからなる誘電体膜では低k値が実現されていな
い。
体膜が他の目的(光非線形材料用)で作製が試みられて
いるが、蒸着法を用いているので、蒸気圧が近い材料を
用いなければならない、という制限条件がつくので、低
k値膜を実現することが困難である。また、スピンオン
法も考えられるが、具体的な実現手段はまだ見出されて
いない。
し、製造が容易な低比誘電率の層間絶縁膜及びその製造
方法を提供することにある。
に本発明の層間絶縁膜は、基板上に形成され配線パター
ン間を絶縁する層間絶縁膜において、フォトブリーチン
グ材料からなる誘電体膜を用いたものである。
配線パターン間を絶縁する層間絶縁膜において、フォト
ブリーチング材料と無機材料とを含む誘電体膜を用いた
ものである。
配線パターン間を絶縁する層間絶縁膜において、フォト
ブリーチング材料と有機材料とを含む誘電体膜を用いた
ものである。
配線パターン間を絶縁する層間絶縁膜において、フォト
ブリーチング材料と無機材料と有機材料とを含む誘電体
膜を用いたものである。
体膜は超微細な空隙が形成されているのが好ましい。
体膜は所望パターン形状に加工されていてもよい。
ォトブリーチング材料に紫外線光の照射により比誘電率
が制御されるのが好ましい。
ォトブリーチング材料は光増感剤あるいは光重合開始剤
を含んでもよい。
電体膜が少なくとも2層積層されていてもよい。
に配線パターン間を絶縁するための層間絶縁膜を製造す
る方法において、基板上に有機溶剤とフォトブリーチン
グ材料との混合溶液を塗布した後、加熱して有機溶剤を
蒸発させてフォトブリーチング材料を固化することによ
り誘電体膜からなる層間絶縁膜を形成するものである。
に配線パターン間を絶縁するための層間絶縁膜を製造す
る方法において、基板上に有機溶剤とフォトブリーチン
グ材料と無機材料との混合溶液を塗布した後、加熱して
有機溶剤を蒸発させてフォトブリーチング材料を固化す
ることにより誘電体膜からなる層間絶縁膜を形成するも
のである。
に配線パターン間を絶縁するための層間絶縁膜を製造す
る方法において、基板上に有機溶剤とフォトブリーチン
グ材料と有機材料との混合溶液を塗布した後、加熱して
有機溶剤を蒸発させてフォトブリーチング材料を固化す
ることにより誘電体膜からなる層間絶縁膜を形成するも
のである。
に配線パターン間を絶縁するための層間絶縁膜を製造す
る方法において、基板上に有機溶剤とフォトブリーチン
グ材料と無機材料と有機材料との混合溶液を塗布した
後、加熱して有機溶剤を蒸発させてフォトブリーチング
材料を固化することにより誘電体膜からなる層間絶縁膜
を形成するものである。
方法は、誘電体膜に波長0.6μm以下のレーザビーム
を照射して誘電体膜中のフォトブリーチング材料を気化
させることにより誘電体膜中に超微細な空隙を形成して
もよい。
方法は、誘電体膜にフォトリソグラフィ工程及びドライ
エッチング工程を用いて所望パターン形状に加工しても
よい。
方法は、誘電体膜に紫外線光を照射し、その紫外線光の
光エネルギーを調節することによって比誘電率を制御す
るのが好ましい。
方法は、フォトブリーチング材料の溶液中に光増感剤あ
るいは光重合開始剤を混合して誘電体膜を形成し、誘電
体膜へ紫外線光を照射し、その紫外線光の光エネルギー
を調整することにより誘電体膜の比誘電率の制御を行っ
てもよい。
方法は、誘電体膜を少なくとも2層積層してもよい。
ング材料、無機材料及び有機材料のうち少なくともフォ
トブリーチング材料を含む誘電体膜を形成し、その誘電
体膜に照射する紫外線光の光エネルギーを調節するとい
う簡単な構成により層間絶縁膜の比誘電率を低くするこ
とができる。この結果、配線パターンと層間絶縁膜とを
積層した場合配線パターン間の比誘電率が低くなり、配
線パターンの分布容量を低くすることができるので、信
号の高速化を図ることができる。
図面に基づいて詳述する。
用した層間絶縁膜の一実施の形態を示す断面図である。
チングからなる層間絶縁膜11が形成されている。
aAs、InP等)、高分子材料(エポキシ系樹脂、ポ
リイミド系樹脂等)、磁性体材料(セラミックス、アル
ミナ等)、ガラス材料、上記材料を組合わせた材料ある
いは上記材料を積層した材料等が用いられる。
トロン化合物を含有するシリコーン樹脂、DMAPN
{(4−N、N−ジメチルアミノフェニル)−N−フェ
ニルニトロン}を含有するポリメタクリル酸メチル、d
ye polymer、ニトロン化合物を含有するフッ
素系ポリイミド樹脂あるいはエポキシ樹脂等が用いられ
る。
比誘電率が低下する性質を有する。
誘電率との関係を示す図であり、横軸が紫外線光照射時
間軸であり、縦軸が比誘電率軸である。
層間絶縁膜としてトリアジン系増感剤を含んだポリシラ
ンを用いた例を示している。厚さ約10μmの層間絶縁
膜の表面に紫外線光として150Wの水銀キセノンラン
プ(出力1200mW/cm2 )の光(ピーク波長36
5nm)を照射したものである。同図より紫外線光照射
時間(すなわち、紫外線光の照射エネルギー)によって
比誘電率を低下させることができることが分かる。な
お、ポリシランからなる層間絶縁膜はトルエンに溶解さ
せたトリアジン系光増感剤を含んだポリシランを基板上
にスピンコーティング法によって塗布後、120℃で3
0分間予備加熱し、ついで200℃で20分間ポストベ
ークした膜である。
用した層間絶縁膜の他の実施の形態を示す断面図であ
る。以下、図1に示した部材と同様の部材には共通の符
号を用いた。
板10上にフォトブリーチング材料と無機材料とを混合
した層間絶縁膜12を形成した点である。
B、P、Ti、K、Na等のドーパントを添加した材料
が、例えばアルコール溶液に溶けた状態(東京応化製の
スピンオングラス、SiO2 系被膜形成用溶液等)で用
いられる。そして前述したトルエンに溶けたポリシラン
溶液と混合し、スピンコーティング法により基板10上
に塗布される。ついでプリベーク、ポストベークを行っ
て硬化させる。このような層間絶縁膜12の場合にも紫
外線光を照射することによって比誘電率を調節したり、
制御したりすることができる。なお、フォトブリーチン
グ材料と無機材料との添加割合は、比誘電率の値によっ
て任意に決めることができる。
用した層間絶縁膜の他の実施の形態を示す断面図であ
る。
板10上に、フォトブリーチング材料と有機材料とを混
合した層間絶縁膜13を形成した点である。
イミド系樹脂、オルガノシロキサン系樹脂等の種々のも
のを用いることができる。これらの有機材料は、トルエ
ン、キシレン、ベンゼン等の溶剤に溶かし、前述したフ
ォトブリーチング材料と混合して用いられる。これらの
有機材料の混合比率も限定されるものではない。
用した層間絶縁膜の他の実施の形態を示す断面図であ
る。
板10上に、前述したようなフォトブリーチング材料と
無機材料と有機材料とを混合した層間絶縁膜14を形成
した点である。
より、層間絶縁膜14の比誘電率をより広い範囲から選
択することができ、紫外線光照射により、その比誘電率
をさらに低くすることもできる。
用した層間絶縁膜の他の実施の形態を示す断面図であ
る。
板10上に、フォトブリーチング材料と無機材料とを混
合した膜中に超微細な空隙を形成した層間絶縁膜15を
形成した点である。
示す層間絶縁膜の表面にフォトブリーチング材料に強く
吸収されるレーザ光(例えばエキシマレーザ光)を紫外
線光を照射した後、あるいは紫外線光と並行して照射す
ることによって形成される。
μm以下のもので、エキシマレーザ光以外に、YAGレ
ーザの高調波(第2、第3高調波)光や、He−Cdレ
ーザ光等を用いてもよい。
用した層間絶縁膜の他の実施の形態を示す断面図であ
る。
板10上に、2種類(あるいは多種類)の材料を積層し
た層間絶縁膜16を形成した点である。同図に示す層間
絶縁膜16は、フォトブリーチング材料16−1と無機
材料16−2とを交互に積層したものである。
料16−2となるように形成することにより、CMPに
よる研磨が容易となったり、表面にレーザ光を照射して
フォトブリーチング材料中に超微細な空隙を形成する際
の表面の凹凸の発生を抑えることができる。なお、フォ
トブリーチング材料16−1や無機材料16−2の代わ
りに、図1〜図6に示した層間絶縁膜11〜15を用い
てもよい。
用した層間絶縁膜の他の実施の形態を示す断面図であ
る。
板10上に、超微細な空隙を有するフォトブリーチング
材料と無機材料とを混合した層間絶縁膜17の上に無機
材料膜18を形成した点である。このような実施の形態
においても低比誘電率が得られる。
用した層間絶縁膜の他の実施の形態を示す断面図であ
る。
板10上に、パターン化した層間絶縁膜19を形成した
点である。
上に、図11(e)に示したようなCuパターン7から
なる電極や配線パターンを形成することができる。
縁膜の表面上に紫外線光を照射する前の状態を示し、図
10(b)は紫外線光照射後の状態を示す図である。
20(図10(a))が、紫外線光21の照射により比
誘電率がεa で厚さがta の層間絶縁膜22に変化して
いることが分かる(図10(b))。
既に図2に示したが、膜厚tは数%から30数%まで低
下させることができる。この数値は紫外線光21の照射
エネルギーで調節することができる。このように比誘電
率を低くし、膜厚を薄くすることにより、配線パターン
の分布容量を小さくすることができ、装置の厚さをその
分だけ薄くすることができる。
ない。例えば、フォトブリーチング材料層の上面に有機
材料層を形成してもよく、紫外線光照射後にフォトブリ
ーチング材料層の上面に紫外線光遮蔽層(あるいは紫外
線光吸収層)を形成してもよい。
状あるいはある幅を有する面状の連続発振のレーザビー
ムを所望速度でスキャニングするか、パルス状発振させ
たレーザビームのパルス周期と繰り返し周波数とを調節
することによってフォトブリーチング材料を部分的に蒸
発、気化させて超微細な空隙を形成するように操作すれ
ばよい。なお、このレーザビーム照射に際して、層間絶
縁膜の表面を酸化性雰囲気に保つことにより、効果的に
フォトブリーチング材料中に超微細な空隙を形成するこ
とができる。
囲で加熱しながら層間絶縁膜中に超微細な空隙を形成し
てもよい。これは加熱によりフォトブリーチング材料の
蒸発・気化を促進させることができるからである。
ったが、フォトブリーチング材料中に光増感剤、あるい
は光重合開始剤が含まれていると、紫外線光照射による
比誘電率の低下を促進させることができる。光増感剤と
しては、トリアジン系(例えばパラメトキシスチリルト
リアジン、ジメトキシトリアジン等)のような紫外線吸
収剤が好ましい。なお、光増感剤あるいは光重合開始剤
は0.5%〜10%の範囲内で添加するのが好ましい。
添加量が多い程、比誘電率低下の促進効果は大きい。
きる層間絶縁膜が得られる。
で調節することが容易である。
安定性に優れたポリシラン材料を用いることにより、半
導体デバイス製造プロセス中の熱履歴によって層間絶縁
膜の特性劣化を抑えることができる。
料に紫外線光照射後、あるいは紫外線光照射中に、フォ
トブリーチング材料への吸収率の高いレーザ光を照射す
ることにより、超微細な空隙を形成してさらに比誘電率
を低くすることができる。
材料や有機材料を混合して層間絶縁膜を形成することに
より、比誘電率の値を広い範囲で制御することができ
る。
基板上に塗布し、ベーキングによって硬化させることに
より形成することができるので、平坦な膜表面を実現す
ることができる。
と、無機材料層(あるいは有機材料層)とを交互に積層
させ、その最上積層の無機材料層表面に紫外線光を照射
して比誘電率を低下させることができる。また、レーザ
ビームを照射してフォトブリーチング材料の一部を蒸発
・気化させて超微細な空隙を形成することにより、さら
に比誘電率を低下させることができる。しかも最上積層
表面は無機材料層で平坦に覆われているので、ほとんど
CMP研磨が必要でなくなる。
な優れた効果を発揮する。
その製造方法を実現することができる。
絶縁膜の一実施の形態を示す断面図である。
関係を示す図である。
絶縁膜の他の実施の形態を示す断面図である。
絶縁膜の他の実施の形態を示す断面図である。
絶縁膜の他の実施の形態を示す断面図である。
絶縁膜の他の実施の形態を示す断面図である。
絶縁膜の他の実施の形態を示す断面図である。
絶縁膜の他の実施の形態を示す断面図である。
絶縁膜の他の実施の形態を示す断面図である。
面上に紫外線光を照射する前の状態を示し、(b)は紫
外線光照射後の状態を示す図である。
(Low K)膜とを用いた電極構造の工程図である。
Claims (18)
- 【請求項1】 基板上に形成され配線パターン間を絶縁
する層間絶縁膜において、フォトブリーチング材料から
なる誘電体膜を用いたことを特徴とする層間絶縁膜。 - 【請求項2】 基板上に形成され配線パターン間を絶縁
する層間絶縁膜において、フォトブリーチング材料と無
機材料とを含む誘電体膜を用いたことを特徴とする層間
絶縁膜。 - 【請求項3】 基板上に形成され配線パターン間を絶縁
する層間絶縁膜において、フォトブリーチング材料と有
機材料とを含む誘電体膜を用いたことを特徴とする層間
絶縁膜。 - 【請求項4】 基板上に形成され配線パターン間を絶縁
する層間絶縁膜において、フォトブリーチング材料と無
機材料と有機材料とを含む誘電体膜を用いたことを特徴
とする層間絶縁膜。 - 【請求項5】 上記誘電体膜は超微細な空隙が形成され
ている請求項1から4のいずれかに記載の層間絶縁膜。 - 【請求項6】 上記誘電体膜は所望パターン形状に加工
されている請求項1から5のいずれかに記載の層間絶縁
膜。 - 【請求項7】 上記フォトブリーチング材料に紫外線光
の照射により比誘電率が制御された請求項1から6のい
ずれかに記載の層間絶縁膜。 - 【請求項8】 上記フォトブリーチング材料は光増感剤
あるいは光重合開始剤を含む請求項1から7のいずれか
に記載の層間絶縁膜。 - 【請求項9】 上記誘電体膜が少なくとも2層積層され
た請求項1から8のいずれかに記載の層間絶縁膜。 - 【請求項10】 基板上に配線パターン間を絶縁するた
めの層間絶縁膜を製造する方法において、上記基板上に
有機溶剤とフォトブリーチング材料との混合溶液を塗布
した後、加熱して上記有機溶剤を蒸発させてフォトブリ
ーチング材料を固化することにより誘電体膜からなる層
間絶縁膜を形成することを特徴とする層間絶縁膜の製造
方法。 - 【請求項11】 基板上に配線パターン間を絶縁するた
めの層間絶縁膜を製造する方法において、上記基板上に
有機溶剤とフォトブリーチング材料と無機材料との混合
溶液を塗布した後、加熱して上記有機溶剤を蒸発させて
フォトブリーチング材料を固化することにより誘電体膜
からなる層間絶縁膜を形成することを特徴とする層間絶
縁膜の製造方法。 - 【請求項12】 基板上に配線パターン間を絶縁するた
めの層間絶縁膜を製造する方法において、上記基板上に
有機溶剤とフォトブリーチング材料と有機材料との混合
溶液を塗布した後、加熱して上記有機溶剤を蒸発させて
フォトブリーチング材料を固化することにより誘電体膜
からなる層間絶縁膜を形成することを特徴とする層間絶
縁膜の製造方法。 - 【請求項13】 基板上に配線パターン間を絶縁するた
めの層間絶縁膜を製造する方法において、上記基板上に
有機溶剤とフォトブリーチング材料と無機材料と有機材
料との混合溶液を塗布した後、加熱して上記有機溶剤を
蒸発させてフォトブリーチング材料を固化することによ
り誘電体膜からなる層間絶縁膜を形成することを特徴と
する層間絶縁膜の製造方法。 - 【請求項14】 上記誘電体膜に波長0.6μm以下の
レーザビームを照射して上記誘電体膜中のフォトブリー
チング材料を気化させることにより上記誘電体膜中に超
微細な空隙を形成する請求項10〜13のいずれかに記
載の層間絶縁膜の製造方法。 - 【請求項15】 上記誘電体膜にフォトリソグラフィ工
程及びドライエッチング工程を用いて所望パターン形状
に加工する請求項10〜14のいずれかに記載の層間絶
縁膜の製造方法。 - 【請求項16】 上記誘電体膜に紫外線光を照射し、そ
の紫外線光の光エネルギーを調節することによって比誘
電率を制御する請求項10〜15のいずれかに記載の層
間絶縁膜の製造方法。 - 【請求項17】 上記フォトブリーチング材料の溶液中
に光増感剤あるいは光重合開始剤を混合して誘電体膜を
形成し、該誘電体膜へ紫外線光を照射し、その紫外線光
の光エネルギーを調整することにより上記誘電体膜の比
誘電率の制御を行う請求項10〜16のいずれかに記載
の層間絶縁膜の製造方法。 - 【請求項18】 上記誘電体膜を少なくとも2層積層す
る請求項10〜17のいずれかに記載の層間絶縁膜の製
造方法。
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JP2000276634A JP3840886B2 (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | 層間絶縁膜の製造方法 |
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JP2006186330A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-07-13 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 絶縁膜及び半導体装置の作製方法 |
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JP4749133B2 (ja) * | 2004-11-30 | 2011-08-17 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置の作製方法 |
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