JP2002083621A - 燃料電池システムおよびその運転方法 - Google Patents

燃料電池システムおよびその運転方法

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JP2002083621A
JP2002083621A JP2000270722A JP2000270722A JP2002083621A JP 2002083621 A JP2002083621 A JP 2002083621A JP 2000270722 A JP2000270722 A JP 2000270722A JP 2000270722 A JP2000270722 A JP 2000270722A JP 2002083621 A JP2002083621 A JP 2002083621A
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phosphoric acid
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Takafumi Okamoto
隆文 岡本
Masahiro Ise
昌弘 伊勢
Shuji Sato
修二 佐藤
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Honda Motor Co Ltd
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成および工程で、リン酸型燃料電池ス
タックの運転温度を適正運転温度に保持することを可能
にする。 【解決手段】燃料電池スタック12に温度調整用媒体を
循環供給するための媒体循環経路72と、温度調整用媒
体入口54aおよび温度調整用媒体出口54bの媒体温
度を検出する第1および第2温度センサ84a、84b
とを備える。媒体循環経路72には、媒体循環用のポン
プ74と、媒体加熱用のヒータ76と、媒体冷却用のラ
ジエータ78と、前記ラジエータ78をバイパスするバ
イパス経路80と、前記温度調整用媒体を前記ラジエー
タ78と前記バイパス経路80とに選択的に供給するた
めの媒体流路切り換え手段82とが設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リン酸を含浸させ
た電解質をアノード側電極とカソード側電極とで挟んで
構成される接合体を有し、前記接合体をセパレータによ
り挟持した複数の発電セルが積層されたリン酸型燃料電
池スタックを備える燃料電池システムおよびその運転方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、リン酸型燃料電池(PAFC)
は、炭化珪素多孔質(マトリックス)に濃厚リン酸を含
浸させた電解質層の両側に、それぞれカーボンを主体と
するアノード側電極およびカソード側電極を対設して構
成される接合体を、セパレータ(バイポーラ板)によっ
て挟持することにより構成される発電セルを備えてい
る。通常、この発電セルが所定数だけ積層されることに
より、燃料電池スタックとして使用されている。
【0003】この種の燃料電池スタックにおいて、アノ
ード側電極に供給された燃料ガス、例えば、主に水素を
含有するガス(水素含有ガス)は、触媒電極上で水素が
イオン化され、電解質を介してカソード側電極側へと移
動する。その間に生じた電子が外部回路に取り出され、
直流の電気エネルギとして利用される。なお、カソード
側電極には、酸化剤ガス、例えば、主に酸素を含有する
ガス(酸素含有ガス)あるいは空気が供給されているた
めに、このカソード側電極において、水素イオン、電子
および酸素が反応して水が生成される。
【0004】一般に、リン酸型燃料電池では、運転温度
が比較的に高い状態(120℃〜200℃前後)での定
格出力(定格負荷)により発電が行われているために、
運転に伴って発生する生成水が水蒸気化されて外部に排
出されている。ところが、低負荷状態で運転すると、リ
ン酸型燃料電池の自己発熱量が放熱量を下回り、前記リ
ン酸型燃料電池の温度が低下してしまう。これにより、
高温度で蒸発していた生成水が電解質層(電解質膜マト
リックス層)中に液状水として溜まってしまい、電解質
層および電極に蓄積可能な量を超える液状水が、反応ガ
ス流路に導入されるおそれがある。
【0005】しかしながら、電解質層を構成するリン酸
は、親水性がきわめて高く、反応ガス流路に導入された
液状水とともに電解質層および電極から流出してしま
う。これにより、電解質層中のリン酸が不足し、発電セ
ルの発電性能が低下するとともに、燃料電池自体の寿命
が短くなるという問題が指摘されている。
【0006】そこで、この種の問題を解決するために、
例えば、特開昭64−27164号公報に開示されてい
る燃料電池の運転温度制御装置が知られている。この従
来技術では、図5に示すように、燃料電池の電池本体1
の出力端子(集電用電極)にモータ等の負荷2が接続さ
れるとともに、この電池本体1には、前記電池本体1内
に冷却空気を供給するための冷却系3が配管接続されて
いる。この冷却系3は、ブロア4を含む空気循環管路5
と、この空気循環管路5から分岐し可変ダンパ6を介し
て大気側に開放する吸気管路5aと、大気側に開放した
排気管路5bとを備えている。
【0007】空気循環管路5には冷却媒体加熱用のヒー
タ7が配置されており、このヒータ7が制御部8を介し
て燃料電池から給電を受けるように構成されている。こ
の制御部8は、電池本体1内に配置された温度センサ9
の出力信号に基づいてヒータ7の制御を行うと同時に、
可変ダンパ6の開度制御も行うものである。
【0008】このような構成において、電池本体1の温
度が高い高負荷運転領域では、温度センサ9の出力信号
に基づいて可変ダンパ6の開度が調整され、運転温度が
適正に維持される。一方、燃料電池の負荷低下に伴っ
て、電池本体1の温度が低下する際には、温度センサ9
の検出温度に基づいて、制御部8の作用下に可変ダンパ
6が閉じられて新たな外気の吸気が停止される。これと
同時に、制御部8はヒータ7を作動させて冷却系3を流
れる冷却空気を昇温させ、これによって電池本体1の運
転温度を高めるために必要な熱量を供給している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、電池本体1内に配置された温度センサ9
からの出力信号に基づいた制御基準を、燃料電池(単位
発電セル)の適正運転温度としているため、燃料電池ス
タックを構成する個々の燃料電池について、それぞれ制
御基準を設定する必要がある。しかも、電池本体1内で
は、積層方向および各燃料電池内部にも温度分布が存在
しており、精度よく制御を行うためには相当に多数の温
度センサ9を配置しなければならない。このため、燃料
電池スタック全体の構成が複雑化してしまうという問題
がある。
【0010】さらに、温度調整用媒体は、冷却系3を構
成する空気循環管路5に沿ってその一部分が循環される
ものの、残りの部分は排気管路5bから排出されてい
る。これにより、一旦昇温された温度調整用媒体が冷却
系3の外部に放出されてしまい、電池本体1の温度上昇
効率が低下するという不具合が指摘されている。
【0011】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、簡単な構成および工程で、運転温度を効率的に適正
温度に保持することが可能な燃料電池システムおよびそ
の運転方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
燃料電池システムでは、リン酸型燃料電池スタック内に
温度調整用媒体を循環供給する媒体循環経路と、前記リ
ン酸型燃料電池スタックの媒体入口および媒体出口の媒
体温度を検出する第1および第2温度センサとを備えて
いる。このため、リン酸型燃料電池スタック全体の自己
発熱量と放熱量とのバランス、すなわち、前記リン酸型
燃料電池スタックの運転温度が適正運転温度領域内にあ
るか否かを、第1および第2温度センサのみにより確実
に検出することができ、構成の簡素化が容易に図られ
る。
【0013】しかも、各発電セル毎に判断基準値(制御
基準)を定める必要がなく、第1および第2温度センサ
のみを用いてリン酸型燃料電池スタックの媒体入口およ
び媒体出口の媒体温度を検出するだけで、前記リン酸型
燃料電池スタック全体が適正運転温度であるか否かの判
断が可能となる。これにより、汎用性を有効に向上させ
ることができる。
【0014】さらに、媒体循環経路には、媒体循環用の
ポンプと、媒体加熱用のヒータと、媒体冷却用の熱交換
器と、前記熱交換器をバイパスするバイパス経路と、温
度調整用媒体を前記熱交換器と前記バイパス経路とに選
択的に供給する媒体流路切り換え手段とが配設されてい
る。
【0015】このため、低負荷運転時には、媒体加熱用
のヒータを介して媒体循環経路で温度調整用媒体が加熱
され、この加熱された温度調整用媒体がリン酸型燃料電
池スタック内を循環することによって、前記リン酸型燃
料電池スタックを適正運転温度まで効率よく昇温させる
ことができる。その際、加熱された温度調整用媒体は熱
交換器で放熱されることなくバイパス経路を通って循環
し、リン酸型燃料電池スタックを効率的に昇温すること
が可能になる。
【0016】このように、温度調整用媒体は、媒体循環
経路内に設置された熱交換器とバイパス経路とに選択的
に供給されてこの媒体循環経路内を循環しており、前記
温度調整用媒体の放熱を最小限に抑えることができる。
従って、リン酸型燃料電池スタックを適正運転温度に保
持するために使用される電力(媒体加熱用のヒータへの
給電力)を最小限に抑制するとともに、前記リン酸型燃
料電池スタックの急激な温度低下を防止することがで
き、低負荷時の適正運転温度の保持が確実に遂行され
る。
【0017】一方、リン酸型燃料電池スタックが適正運
転温度に至ると、媒体加熱用のヒータへの電力の供給が
停止される。次いで、媒体循環経路を循環する温度調整
用媒体は、媒体流路切り換え手段の作用下に、熱交換器
を通過することにより冷却される。これにより、リン酸
型燃料電池スタックを適正運転温度に確実に維持(冷
却)することができる。
【0018】また、本発明の請求項2に係る燃料電池シ
ステムでは、媒体流路切り換え手段が、熱交換器の入口
側および出口側を開閉する第1および第2開閉弁と、バ
イパス経路を開閉する第3開閉弁とを備えている。この
ため、第1乃至第3開閉弁を開閉駆動するだけで、温度
調整用媒体を熱交換器とバイパス経路とに選択的に供給
することができ、簡単な構成および制御で、媒体流路を
確実に切り換えることが可能になる。
【0019】さらにまた、本発明の請求項3に係る燃料
電池システムの運転方法では、リン酸型燃料電池スタッ
クの媒体入口側の媒体温度および媒体出口側の媒体温度
が検出される。次いで、媒体出口側の媒体温度から媒体
入口側の媒体温度を引いた値が0以下になった際、温度
調整用媒体が熱交換器をバイパスしてバイパス経路に供
給されるとともに、リン酸型燃料電池スタック内の発電
セルからヒータに給電して前記ヒータの作用下に前記温
度調整用媒体が加温される。このため、リン酸型燃料電
池スタックを適正運転温度に保持する際に使用される電
力が最小限に抑えられ、経済的なものになるとともに、
低負荷運転時の適正運転温度を有効に保持することがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
燃料電池システム10の概略構成説明図である。
【0021】燃料電池システム10を構成する燃料電池
スタック12は、発電セル14を備え、この発電セル1
4が矢印A方向に所定数だけ積層されており、その積層
方向両端側に前記発電セル14に対して電気的に一体的
に接続される集電用電極16a、16bが配置されると
ともに、前記集電用電極16a、16b間に所定数の温
度調整用セル18が介装されている。
【0022】集電用電極16a、16bの外側にシート
状の絶縁部材(図示せず)を介してエンドプレート20
a、20bが配置され、前記エンドプレート20a、2
0bが図示しないタイロッド等により締め付けられるこ
とにより、発電セル14、集電用電極16a、16bお
よび温度調整用セル18が一体的に矢印A方向に締め付
け保持される。集電用電極16a、16bには、例え
ば、モータ等の負荷22が接続されている。
【0023】発電セル14は、運転(作動)温度が12
0℃〜200℃前後に設定されたリン酸型燃料電池(P
AFC)であり、図1および図2に示すように、SiC
等の無機材料で形成された多孔質材や塩基性ポリマー、
特にポリベンズイミダゾールのマトリックスにリン酸を
保持させた電解質(電解質層)24の両側に、カソード
側電極26およびアノード側電極28が配設される接合
体30を有するとともに、前記カソード側電極26およ
び前記アノード側電極28には、例えば、多孔質層であ
る多孔質カーボンペーパ等からなるガス拡散層が配設さ
れる。接合体30の両側に一対のセパレータ32が配置
されることにより、発電セル14が構成される。
【0024】セパレータ32は、導電性材料、例えば、
緻密質のカーボン材料や金属材料で形成され、このセパ
レータ32のカソード側電極26に対向する一方の面に
は、酸化剤ガス流路34が形成されるとともに、前記セ
パレータ32のアノード側電極28に対向する他方の面
には、燃料ガス流路36が形成される。酸化剤ガス流路
34および燃料ガス流路36は、水平方向に蛇行しなが
ら鉛直方向に設けられている。
【0025】温度調整用セル18は、燃料電池スタック
12内で、例えば、8セルおきに配置されている。この
温度調整用セル18は、図2に示すように、流路プレー
ト38と、この流路プレート38に重ね合わされて温度
調整用媒体通路40を形成する蓋プレート42と、前記
温度調整用媒体通路40に供給される温度調整用媒体を
発電セル14から電気的に絶縁するための絶縁シート体
44a、44bと、前記温度調整用セル18を挟んで前
記発電セル14同士を互いに電気的に接続するための導
電プレート46a、46bとを備える。
【0026】図1に示すように、エンドプレート20a
には、燃料ガスを供給するための燃料ガス入口50a
と、酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス入口52a
と、温度調整用媒体を排出するための温度調整用媒体出
口54bとが設けられるとともに、エンドプレート20
bには、未使用の燃料ガスを排出するための燃料ガス出
口50bと、未使用の酸化剤ガスを排出するための酸化
剤ガス出口52bと、温度調整用媒体を供給するための
温度調整用媒体入口54aとが設けられる。
【0027】燃料ガス入口50aには、燃料ガス供給路
56が接続されている。この燃料ガス供給路56には、
上流側から下方側に向かって水素または水素含有ガスが
貯蔵される貯蔵源58と、減圧弁60と、ガス流量制御
器62とが、順次、設けられている。
【0028】酸化剤ガス入口52aには、酸化剤ガス供
給路64が接続されるとともに、この酸化剤ガス供給路
64には、上流側から下流側に向かってコンプレッサ6
6と、減圧弁68と、ガス流量制御器70とが、順次、
配設されている。
【0029】燃料電池スタック12には、温度調整用媒
体入口54aと温度調整用媒体出口54bとに連通し、
前記燃料電池スタック12内に温度調整用媒体を循環供
給する媒体循環経路72が設けられる。媒体循環経路7
2には、媒体循環用のポンプ74と、媒体加熱用のヒー
タ76と、媒体冷却用のラジエータ(熱交換器)78
と、前記ラジエータ78をバイパスするバイパス経路8
0と、前記温度調整用媒体を前記ラジエータ78と前記
バイパス経路80とに選択的に供給する媒体流路切り換
え手段82とが配設される。
【0030】媒体循環経路72には、燃料電池スタック
12の温度調整用媒体入口54aおよび温度調整用媒体
出口54bの媒体温度を検出する第1および第2温度セ
ンサ84a、84bが設けられている。ラジエータ78
に対向して冷却用ファン86が設けられるとともに、媒
体流路切り換え手段82は、前記ラジエータ78の入口
側および出口側を開閉する第1および第2開閉弁88、
90と、バイパス経路80を開閉する第3開閉弁92と
を備える。
【0031】第1および第2温度センサ84a、84b
は、温度測定・判断回路94に接続されており、この温
度測定・判断回路94で処理された信号は、開閉弁制御
回路96、ガス流量制御回路98およびヒータ制御回路
100の制御に用いられる。開閉弁制御回路96は、第
1乃至第3開閉弁88、90および92を制御するもの
であり、ガス流量制御回路98は、ガス流量制御器6
2、70を制御するものであり、ヒータ制御回路100
は、ヒータ76を制御するものである。このヒータ制御
回路100は、電力分配器102を介して燃料電池スタ
ック12による発電力を前記ヒータ76に給電するよう
に制御する。
【0032】このように構成される燃料電池システム1
0の動作について、本発明に係る運転方法との関連で、
図3に示すタイミングチャートおよび表1を参照して以
下に説明する。
【0033】まず、水素または水素含有ガスが、燃料ガ
スとして貯蔵源58から燃料ガス供給路56に供給さ
れ、この燃料ガスが燃料ガス入口50aから燃料電池ス
タック12内に供給される。一方、酸素含有ガスまたは
空気である酸化剤ガスが、コンプレッサ66を介して酸
化剤ガス供給路64に供給され、この酸化剤ガスが酸化
剤ガス入口52aから前記燃料電池スタック12内に供
給される。さらに、媒体循環経路72から温度調整用媒
体入口54aを介して、燃料電池スタック12内に温度
調整用媒体が供給される。
【0034】エンドプレート20aの燃料ガス入口50
aに供給された燃料ガスは、セパレータ32に形成され
ている燃料ガス流路36に供給され、この燃料ガス流路
36に沿って水平方向に蛇行しながら重力方向に移動す
る。その際、燃料ガス中の水素ガスは、発電セル14の
アノード側電極28に供給される。そして、未使用の燃
料ガスは、エンドプレート20bに設けられている燃料
ガス出口50bから排出される。
【0035】一方、エンドプレート20aの酸化剤ガス
入口52aに供給された酸化剤ガスは、セパレータ32
に形成されている酸化剤ガス流路34に導入され、この
酸化剤ガス流路34に沿って水平方向に蛇行しながら重
力方向に移動する間、この空気中の酸素ガスがカソード
側電極26に供給される。また、未使用の空気は、エン
ドプレート20bに設けられている酸化剤ガス出口52
bから排出される。これにより、発電セル14で発電が
行われ、モータ等の負荷22に電力が供給されることに
なる。
【0036】上記の運転は、図3中、領域に示す定格
負荷運転時(定格出力時)、またはそれ以上の高負荷運
転時であり、燃料電池スタック12の自己発熱量が放熱
量よりも大きく、前記燃料電池スタック12全体の温度
が上昇している。このため、温度調整用媒体が温度調整
用媒体入口54aから燃料電池スタック12内に導入さ
れ、燃料電池スタック12内の過剰な熱を奪って温度調
整用媒体出口54bから排出されることにより、前記燃
料電池スタック12内が適正運転温度になるように温度
調整される。
【0037】その際、温度調整用媒体の温度が上昇して
いる。従って、温度調整用媒体出口54b側の媒体温度
が温度調整用媒体入口54a側の媒体温度よりも高くな
り、その媒体温度差ΔTが正の値となる。本実施形態で
は、媒体温度差ΔTを制御パラメータとして使用してお
り、この媒体温度差ΔTが0以上であるか、0未満であ
るかを検出し、その値に基づいて制御する。
【0038】
【表1】
【0039】そこで、図3および表1に示すように、燃
料ガスおよび酸化剤ガスである反応ガス流量が大となる
とともに、媒体流路切り換え手段82を構成する第1お
よび第2開閉弁88、90が開放される一方、第3開放
弁92が閉塞される。これにより、媒体循環経路72に
ラジエータ78が連通し、温度調整用媒体出口54bか
ら排出される温度調整用媒体は、ラジエータ78を通過
することによって熱を外部に放出して冷却された後、温
度調整用媒体入口54aから燃料電池スタック12内に
供給される。従って、燃料電池スタック12を、定格出
力時における適正運転温度に維持することが可能にな
る。
【0040】一方、図3中、領域に示すように、燃料
電池システム10に対する要求電力が減少し、燃料電池
スタック12が低負荷運転(低負荷出力時)に移行する
際、前記燃料電池スタック12の自己発熱量が減少する
ことにより、該燃料電池スタック12の温度が徐々に低
下していく。その際、温度調整用媒体入口54aから燃
料電池スタック12内に導入される温度調整用媒体と、
前記燃料電池スタック12の発電セル14との熱交換量
が減少し、前記温度調整用媒体の温度上昇が減少する。
【0041】このため、温度調整用媒体出口54bから
排出される比較的低温の温度調整用媒体は、ラジエータ
78で冷却された後に温度調整用媒体入口54aから燃
料電池スタック12内に導入され、発電セル14から吸
熱を行うようになる。この間、第1および第2温度セン
サ84a、84bにより検出される媒体温度の温度差、
すなわち、制御パラメータである媒体温度差ΔTは、徐
々に減少して0から負の値に移行する。
【0042】第1および第2温度センサ84a、84b
の検出信号は、温度測定・判断回路94に送られ、この
温度測定・判断回路94では、温度調整用媒体の媒体温
度差ΔTが正の値から減少して0となったことを検出す
ると、ヒータ制御回路100、ガス流量制御回路98お
よび開閉弁制御回路96に対して同時に指令信号を送
る。ヒータ制御回路100では、媒体循環経路72に設
置されたヒータ76に燃料電池スタック12から電力を
供給するように制御が行われ、温度調整用媒体入口54
aに導入される直前の温度調整用媒体が、前記ヒータ7
6により加温される。
【0043】ガス流量制御回路98には、燃料電池シス
テム10に対する要求出力に必要な燃料ガスおよび酸化
剤ガスの供給量に加えて、燃料電池スタック12からヒ
ータ76に供給される電力に必要な前記燃料ガスおよび
前記酸化剤ガスを供給する指令が与えられる。このた
め、ガス流量制御器62、70が駆動され、上記の必要
とされる燃料ガスおよび酸化剤ガスを燃料電池スタック
12に供給するように制御される。
【0044】開閉弁制御回路96には、第1および第2
開閉弁88、90を閉塞する一方、第3開閉弁92を開
放させる指令が与えられる。従って、図4に示すよう
に、温度調整用媒体は、ラジエータ78を通ることなく
バイパス経路80を通って燃料電池スタック12内に循
環供給されるとともに、ヒータ76により加温されて前
記燃料電池スタック12を昇温させる。
【0045】次いで、図3中、領域に示すように、燃
料電池スタック12の温度が上昇して媒体温度差ΔTが
負から増加して0に至ると、温度測定・判断回路94が
ヒータ制御回路100、ガス流量制御回路98および開
閉弁制御回路96に指令信号を送る。これにより、ヒー
タ制御回路100を介してヒータ76への電力の供給が
停止されるとともに、ガス流量制御回路98を介して燃
料ガスおよび酸化剤ガスの供給量が燃料電池システム1
0の要求出力に応じた量に減少される。さらに、第1お
よび第2開閉弁88、90が開放されるとともに、第3
開閉弁92が閉塞され、温度調整用媒体がラジエータ7
8を通る経路に切り換えられる。
【0046】このように、本実施形態では、燃料電池ス
タック12の温度調整用媒体入口54aと温度調整用媒
体出口54bとに第1および第2温度センサ84a、8
4bが配置されることにより、前記燃料電池スタック1
2の自己発熱量と該燃料電池スタック12からの放熱量
とのバランス、すなわち、前記燃料電池スタック12の
運転温度が適正運転温度領域内にあるか否かを検出する
ことができる。従って、各発電セル14毎に判断基準値
を定める必要がなく、第1および第2温度センサ84
a、84bのみを用いるだけで、燃料電池スタック12
全体が適正運転温度であるか否かの判断を確実に行うこ
とができ、簡単な構成で汎用性に優れるという効果が得
られる。
【0047】さらに、本実施形態では、温度調整用媒体
が媒体循環経路72内を循環するだけであり、前記媒体
循環経路72に対して前記温度調整用媒体が排出された
り、新たな温度調整用媒体が供給されたりすることがな
い。すなわち、温度調整用媒体は、媒体循環経路72に
配設されるラジエータ78とバイパス経路80とに選択
的に供給されることにより、必要に応じて放熱処理が施
されるだけである。これにより、温度調整用媒体の放熱
を最小限に抑えた状態で、ヒータ76を介して前記温度
調整用媒体が加温されるため、燃料電池スタック12を
適正運転温度に保持するために使用される電力(ヒータ
76に供給される電力)を最小限に抑制することができ
る。
【0048】しかも、燃料電池スタック12の急激な温
度低下を有効に防止し、低負荷運転時における適正運転
温度の保持が確実に行われるという利点が得られる。特
に、燃料電池システム10の運転制御が、燃料電池スタ
ック12の温度調整用媒体出口54bと温度調整用媒体
入口54aとの媒体温度差ΔTを制御パラメータとして
行われている。このため、簡単な制御で、燃料電池スタ
ック12を適正運転温度に高精度に保持することが可能
になり、前記燃料電池スタック12を介して良好な発電
が確実に行われるという効果がある。
【0049】
【発明の効果】本発明に係る燃料電池システムでは、リ
ン酸型燃料電池スタックの媒体入口および媒体出口の媒
体温度を検出する第1および第2温度センサを備えるこ
とにより、前記リン酸型燃料電池スタックの運転温度が
適正運転温度領域内にあるか否かを、簡単な構成で確実
に検出することができるとともに、汎用性の向上を図る
ことが可能になる。
【0050】さらに、温度調整用媒体が媒体循環経路内
を循環して熱交換器とバイパス経路とに選択的に供給さ
れている。このため、温度調整用媒体の放熱を最小限に
抑えることができ、リン酸型燃料電池スタックを最小限
の電力で適正運転温度に確実に保持することが可能にな
る。
【0051】また、本発明に係る燃料電池システムの運
転方法では、リン酸型燃料電池スタックの媒体出口側の
媒体温度から媒体入口側の媒体温度を引いた値を制御パ
ラメータとして使用している。これにより、リン酸型燃
料電池スタックの低負荷運転時においても、簡単な制御
で、効率よく前記リン酸型燃料電池スタックの運転温度
を適正運転温度に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る燃料電池システムの概
略構成説明図である。
【図2】前記燃料電池システムを構成する燃料電池スタ
ックの内部構成説明図である。
【図3】前記燃料電池システムの運転方法を説明するタ
イミングチャートである。
【図4】前記燃料電池システムの動作説明図である。
【図5】従来技術に係る燃料電池の概略説明図である。
【符号の説明】
10…燃料電池システム 12…燃料電池スタ
ック 14…発電セル 16a、16b…集
電用電極 18…温度調整用セル 20a、20b…エ
ンドプレート 24…電解質 26…カソード側電
極 28…アノード側電極 30…接合体 32…セパレータ 38…流路プレート 40…温度調整用媒体通路 42…蓋プレート 50a…燃料ガス入口 50b…燃料ガス出
口 52a…酸化剤ガス入口 52b…酸化剤ガス
出口 54a…温度調整用媒体入口 54b…温度調整用
媒体出口 56…燃料ガス供給路 62、70…ガス流
量制御器 72…媒体循環経路 74…ポンプ 76…ヒータ 80…バイパス経路 82…媒体流路切り換え手段 84a、84b…温
度センサ 88、90、92…開閉弁 94…温度測定・判
断回路 96…開閉弁制御回路 98…ガス流量制御
回路 100…ヒータ制御回路
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 修二 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 5H027 AA04 CC06 KK48 MM16 MM21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リン酸を含浸させた電解質をアノード側電
    極とカソード側電極とで挟んで構成される接合体を有
    し、前記接合体をセパレータにより挟持した複数の発電
    セルが積層されるリン酸型燃料電池スタックと、 前記リン酸型燃料電池スタックの媒体入口と媒体出口と
    に連通し、該リン酸型燃料電池スタック内に温度調整用
    媒体を循環供給する媒体循環経路と、 前記媒体入口および前記媒体出口の媒体温度を検出する
    第1および第2温度センサと、 を備えるとともに、 前記媒体循環経路には、媒体循環用のポンプと、 媒体加熱用のヒータと、 媒体冷却用の熱交換器と、 前記熱交換器をバイパスするバイパス経路と、 前記温度調整用媒体を前記熱交換器と前記バイパス経路
    とに選択的に供給する媒体流路切り換え手段と、 が配設されることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の燃料電池システムにおい
    て、前記媒体流路切り換え手段は、前記熱交換器の入口
    側および出口側を開閉する第1および第2開閉弁と、 前記バイパス経路を開閉する第3開閉弁と、 を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  3. 【請求項3】リン酸型燃料電池スタックの媒体入口と媒
    体出口とに連通し、前記リン酸型燃料電池スタック内に
    温度調整用媒体を供給する媒体循環経路を備えるととも
    に、前記媒体循環経路には、媒体循環用のポンプと、媒
    体加熱用のヒータと、媒体冷却用の熱交換器と、前記熱
    交換器をバイパスするバイパス経路とが配設された燃料
    電池システムの運転方法であって、 前記リン酸型燃料電池スタック内に温度調整用媒体を循
    環供給するとともに、前記リン酸型燃料電池スタックの
    媒体入口側の媒体温度および媒体出口側の媒体温度を検
    出する工程と、 前記媒体出口側の媒体温度から前記媒体入口側の媒体温
    度を引いた値が0以下になった際、前記温度調整用媒体
    を前記熱交換器に送ることなく前記バイパス経路に供給
    するとともに、前記リン酸型燃料電池スタック内の発電
    セルから前記ヒータに給電して前記温度調整用媒体を加
    温する工程と、 を有することを特徴とする燃料電池システムの運転方
    法。
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