JP2002082385A - 画像投写装置付きのスピーカ装置 - Google Patents

画像投写装置付きのスピーカ装置

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JP2002082385A
JP2002082385A JP2000271827A JP2000271827A JP2002082385A JP 2002082385 A JP2002082385 A JP 2002082385A JP 2000271827 A JP2000271827 A JP 2000271827A JP 2000271827 A JP2000271827 A JP 2000271827A JP 2002082385 A JP2002082385 A JP 2002082385A
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JP
Japan
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screen
speaker
image
projection
speaker device
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JP2000271827A
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English (en)
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Ryoyu Takanashi
稜雄 高梨
Tetsuji Suzuki
鉄二 鈴木
Ken Kobayashi
建 小林
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリーンの手前左右に配置されるスピーカ
装置に画像投写装置を併設させることにより、スクリー
ン正面の鑑賞に最適な位置を鑑賞用に開放することがで
きる画像投写装置付きのスピーカ装置を提供する。 【解決手段】 スクリーン2の手前の左右いずれかに設
置されるスピーカ装置4,6であって、前記スクリーン
に横斜め前方方向から画像投写する画像投写装置8を有
することを特徴とする画像投写装置付きのスピーカ装置
を構成する。このように、スクリーンの手前左右に配置
されるスピーカ装置に画像投写装置を併設させることに
より、スクリーン正面の鑑賞に最適な位置を鑑賞用に開
放することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホームシアターな
どに用いられる画像投写装置付きのスピーカ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭内で映画館並みの迫力を得
るために、大画面と音場再生用スピーカ装置を用いた、
いわゆるホームシアターが採用されつつある。このホー
ムシアターでは、中規模なものでは電子陰極管よりなる
大画面テレビジョンとスピーカ装置とを一体化したもの
が用いられるが、大型の、例えば40インチを越える大
画面を見る場合には例えばフロント投写型プロジェクタ
と別途設置されるスピーカ装置とが併用されるのが一般
的である。
【0003】ところで、このプロジェクタを用いる場合
には、スクリーンに対して正面にプロジェクタを設置
し、これよりスクリーンに対して投写することが基本で
ある。このため、スクリーンに対して正面となる最も画
像鑑賞に適した位置をプロジェクタが占有することにな
り、鑑賞者にとって好ましくなく、例えば鑑賞者の視界
を遮るような設置を余儀なくされていた。そこで、この
問題を解決するために、天井よりプロジェクタ本体を吊
り下げるようにして鑑賞者の視界を遮らないようなプロ
ジェクタ設置方法も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、プロジェクタ本体を天井より吊り下げる場合に
は、以下のような問題があった。すなわち、プロジェク
タ本体の荷重を支えるために天井部を補強するなどの大
がかりな設置工事が必要となる。更には、プロジェクタ
をスピーカより鑑賞者の近傍(直線距離にして)に設置
する必要があるため、プロジェクタ本体の冷却ファンの
ノイズや冷却ファン孔からの漏れ光が鑑賞者にとって障
害となる場合もあった。本発明は、以上のような問題点
に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものであ
り、本発明の目的は、スクリーンの手前左右に配置され
るスピーカ装置に画像投写装置を併設させることによ
り、スクリーン正面の鑑賞に最適な位置を鑑賞用に開放
することができる画像投写装置付きのスピーカ装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
スクリーンの手前の左右いずれかに設置されるスピーカ
装置であって、前記スクリーンに横斜め前方方向から画
像投写する画像投写装置を有することを特徴とする画像
投写装置付きのスピーカ装置である。これにより、スク
リーンの斜め前方に配置するスピーカ装置に画像投写装
置を設けるようにしているので、スクリーンの正面位置
を鑑賞者用に開放することが可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る画像投写装
置付きのスピーカ装置の一実施例について、添付図面を
参照して説明する。図1は画像投写装置を設けたタワー
型のスピーカ装置の配置状態を示す図、図2は図1に示
す配置状態の平面図である。図示するように、2は室内
の壁等に設けられた平面状のスクリーンであり、このス
クリーン2の前方の横方向に左右一対のスピーカ装置
4、6が配置されている。各スピーカ装置4、6には、
例えば低音用スピーカ4A、6A、中音用スピーカ4
B、6B及び高音用スピーカ4C、6Cがそれぞれ設け
られる。そして、このスピーカ装置4、6の内のいずれ
か一方、図示例ではスピーカ装置4に、画像投写装置8
が設けられる。尚、この画像投写装置8を、他方のスピ
ーカ装置6に設けるようにしてもよい。
【0007】この画像投写装置8は、図2にも示すよう
に照射ランプ10からの照射光をレンズ等の照明光学系
12を通してこれをプリズム14等で反射させて液晶パ
ネル等の光変調デバイス16に照射して変調させ、更に
このデバイス16を通過した変調光は投写光学系18か
ら上記スクリーン2上に投写され、ここに画像を形成す
るようになっている。ここでは、光変調デバイス16と
して透過型のデバイスを採用しているが、これに限定さ
れず、勿論反射型のデバイスを用いてもかまわない。更
に、光変調デバイス16の光変調方法として液晶による
光変調が一般的であるが、画素毎の反射率を周波数変調
して画像表示する方法でもかまわない。また、投写光学
系18としては、上記スクリーン2に対して横斜め前方
方向から投射しても台形歪み等の歪曲が発生しない手段
を有した物でなければならない。その手段として本実施
例では、投写光学系18としてディセンタ方式を採用し
ている。
【0008】この方式は、光変調デバイス16のパネル
面と画像投射するスクリーン面とが平行に配置される関
係にあることが必要であり、しかも、投射レンズの光軸
が常に光変調デバイスパネル面とスクリーン面に垂直に
なる様配置していることが条件である。そのため、この
投写光学系18は、少なくとも互いに平行に配置された
入射レンズ20と投射レンズ22の2つのレンズを有し
ており、且つ光変調デバイス16のパネルを、上記投射
レンズ22の光軸中心から僅かに横方向にずらしてい
る。これにより、台形状の歪みを生ずることなく変調光
を斜め横方向へ投射することが可能となる。その際、斜
め投射の投射角度(スクリーン法線に対する主光線のな
す角)は、パネルサイズに対して投射レンズ22のイメ
ージサークルが大きいほど大きく斜めに投射することが
可能である。但し、イメージサークル内でのパネルの平
行あおりであるため斜め投射による台形歪みは発生しな
い。
【0009】具体的な数値例としては、例えば1インチ
の光変調デバイス16のパネルを40インチ(4:3)
スクリーン2に斜め最大角θ(図2参照)が50度にな
るような投射角度で投射するものと仮定する。この場
合、スクリーン2の大きさが40インチ(横幅L1=8
20mm)であるので画像投写装置8を内蔵したスピー
カ装置4が最低でもスクリーン2を遮ることは有っては
ならない。従って、スピーカ装置4とスクリーンとの間
の距離L2は688mm以上必要となり、投射倍率と投
射距離との関係から、投射レンズ22の焦点距離は最低
でもf=18mmとなる。また、この投射レンズ22の
イメージサークルは、画像投写装置8を内蔵したスピー
カ装置4がスクリーン2を遮ることがないため、光変調
デバイス16のパネルのディセンタ量は、100%以上
必要なことから光軸中心から1インチ素子を完全に外す
φ(直径)44mm以上でなければならない。
【0010】そして、図2において照射ランプ10の近
傍にはファン孔24が形成されており、このファン孔2
4には冷却ファン26が設けられて、照射ランプ10を
冷却するようになっている。以上のように、画像投写装
置8をスクリーン2の前方の左右に配置したスピーカ装
置4に設けるようにしたので、鑑賞に最も適するスクリ
ーンの正面を鑑賞者に開放することができ、従って、鑑
賞者はスクリーン2の正面に座って映画等を鑑賞するこ
とが可能となる。また、従来のように、画像投写装置を
天井部に設ける必要がないので、天井部を補強工事する
必要もない。更には、画像鑑賞時に不快となる冷却ファ
ン26のノイズやファン孔24からの漏れ光は、スピー
カ装置4の外側側方へ鑑賞者から遠ざかる方向へ放出さ
れるので、これが鑑賞者に邪魔になることを防止するこ
とができる。
【0011】尚、上記実施例では、スピーカ装置4の上
部に、画像投写装置8を一体的に設けた場合を例にとっ
て説明したが、これに限定されず、図3に示すように、
この画像投写装置8を、スピーカ装置4に着脱自在とな
るように取り付けるようにしてもよい。これによれば、
図4に示すように、画像投写装置8を上下逆さにして他
方のスピーカ装置6にも取り付けることができるので、
スクリーンに向かって左横前方からの斜め投射と、右横
前方からの斜め投射とのいずれかを選択することができ
る。この場合には、投写画像を上下反転させるためのス
イッチ部(図示せず)を設けておく。尚、図中、27は
電気プラグである。更に、図5に示すように、上記画像
投写装置8付きのスピーカ装置4及び通常のスピーカ装
置6の他に、スクリーン2の中央下部に、ウーハ等のセ
ンタスピーカ部30や鑑賞者28の左右斜め後方に一対
のリアスピーカ部32、34を設けて、例えば5.1c
h等を実現してもよい。尚、図中、36はソファであ
る。尚、上記スピーカ部4、6の構成は、単に一例を示
したに過ぎず、これに限定されないのは勿論である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、発明の画像投写装
置付きのスピーカ装置によれば、次のように優れた作用
効果を発揮することができる。画像投写装置をスクリー
ンの前方の左右に配置したスピーカ装置に設けるように
したので、鑑賞に最も適するスクリーンの正面を鑑賞者
に開放することができ、従って、鑑賞者はスクリーン2
の正面に座って映画等を鑑賞することができる。また、
従来のように、画像投写装置を天井部に設ける必要がな
いので、天井部を補強工事する必要もなくすことができ
る。更には、画像鑑賞時に不快となる冷却ファンのノイ
ズやファン孔からの漏れ光は、スピーカ装置の外側側方
へ鑑賞者から遠ざかる方向へ放出されるので、これが鑑
賞者に邪魔になることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像投写装置を設けたタワー型のスピーカ装置
の配置状態を示す図である。
【図2】図1に示す配置状態の平面図である。
【図3】画像投写装置が着脱可能になされたスピーカ装
置の状態を示す図である。
【図4】画像投写装置が着脱可能になされたスピーカ装
置の使用態様を説明する説明図である。
【図5】他のスピーカ装置を設けてサラウンド化したス
ピーカ装置システムを示す図である。
【符号の説明】
2…スクリーン、4,6…スピーカ装置、8…画像投写
装置、10…照射ランプ、12…照射光学系、16…光
変調デバイス、18…投写光学系。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 建 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 Fターム(参考) 5C058 BA23 BA27 EA02 EA27 EA51

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーンの手前の左右いずれかに設置
    されるスピーカ装置であって、前記スクリーンに横斜め
    前方方向から画像投写する画像投写装置を有することを
    特徴とする画像投写装置付きのスピーカ装置。
JP2000271827A 2000-09-07 2000-09-07 画像投写装置付きのスピーカ装置 Pending JP2002082385A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007525700A (ja) * 2004-01-06 2007-09-06 インフォーカス コーポレイション プロジェクション・テレビジョン装置およびスクリーン

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