JP2002082011A - 漏液センサー - Google Patents

漏液センサー

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JP2002082011A JP2000273317A JP2000273317A JP2002082011A JP 2002082011 A JP2002082011 A JP 2002082011A JP 2000273317 A JP2000273317 A JP 2000273317A JP 2000273317 A JP2000273317 A JP 2000273317A JP 2002082011 A JP2002082011 A JP 2002082011A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、漏液の検出を迅速に及び
正確に行なえる漏液センサーを提供することにある。 【解決手段】 透明ないし半透明な材質で構成された透
光部を含み、該透光部が漏液検知領域内に対向配置され
た状態で、該透光部に探査光を照射し、その透光部と検
知領域との境界で反射してきた反射光の光量変化に基づ
いて漏液の検出が行なわれる漏液センサーにおいて、漏
液センサー18を検知領域22に設置するための取付手
段34を備え、該取付手段34は、検知領域22と接地
する接地部36と、該接地部36に立設され、該接地部
36に対し該透光部20が平行な状態で及び所定の間隙
が形成された状態で漏液センサー18を載置可能な載置
部66,68,70と、が設けられたことを特徴とする
漏液センサー18。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は漏液センサー、特に
その漏液検知対象領域への取付機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】工場施設、その他の諸施設において、漏
液は災害の原因となり、或いは施設自体を破損する場合
もあるので、漏液の発生を早期に検知する必要がある。
このために、従来より、漏液発生の有無を検知可能な光
学的センサーが種々提案されており、例えば漏液センサ
ーとして薄紙等のフィルタを用いたものが提案されてい
る(例えば特開平6−160229号公報等)。
【0003】この漏液センサーは、フィルタに光を照射
し、該フィルタに液がしみ込んだ場合の透過光、あるい
は反射光の光量変化を検知することにより、漏液発生の
有無を知るものである。しかしながら、前記フィルタを
用いた漏液センサーでは、粘度の高い液体を対象とする
ときは、該液体がフィルタに浸透しにくく、光量変化を
的確にとらえ難いので、漏液を検知するのが非常に困難
である。
【0004】また、リセット毎にフィルタを交換する必
要があるので、危険度の高い液体を対象にするときは、
フィルタの交換時に取扱者が余程注意しないと思わぬ災
害に遭遇する等の不具合があり、漏液センサーとして実
用に適さないものであった。そこで、前記フィルタに代
えて、透明ないし半透明な材質で構成される透光部を用
いた漏液センサーが提案されている(例えば特開平8−
122198号公報等)。
【0005】この漏液センサーは、ケーシングを透明な
いし半透明なガラス又は合成樹脂等で構成し、その底部
等に前記透光部を設け、屈折率n1の透光部から屈折率
n2(n1>n2)の漏液へ探査光が入射する時、その
反射角近傍で探査光の反射率が顕著に変化することを利
用したものであり、漏液が発生していないときは、ケー
シングの透光部との屈折率の差が大きいので、ケーシン
グ中を伝播してきた探査光は、その大部分が透光部で反
射され、反射光として伝播していく。
【0006】一方、漏液が透光部に付着していると、前
記ケーシングの透光部との屈折率の差が小さくなるの
で、透光部との境界部での反射率が減少し、探査光の一
部が漏液へ漏れるので、その分、反射光の伝播光量が減
少する。このような透光部を用いた漏液センサーを用い
ると、フィルタを用いた漏液センサーの問題点を解決す
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来より、
漏液センサーにおいては、その検知機構が重視され、種
々の改良がなされてきてが、透光部を用いた漏液センサ
ーを漏液検知対象領域に設置するための取付手段は、未
だ改善の余地が残されていた。
【0008】例えば、透光部を用いた漏液センサーに適
した取付手段は未だ存在しないが、前記薄紙等のフィル
タを用いた漏液センサーでは、底部に薄紙を載せ、その
薄紙上にセンサー底部を載せた状態で、漏液検知対象領
域に取付可能な取付金具(取付手段)が用いられる。
【0009】このため、前記透光部を用いた漏液センサ
ーにあっても、前記フィルタを用いた漏液センサーの取
付手段を用いることも考えられる。しかしながら、前記
透光部を用いた漏液センサーに、前記フィルタを用いた
漏液センサーの取付手段をそのまま用いたのでは、漏液
検知の正確さ、漏液の発生から検知に至るまでの時間短
縮の更なる向上は図れず、またその原因についても未だ
不明であった。
【0010】本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされ
たものであり、その目的は漏液の検知がより迅速に及び
正確に行なえる漏液センサーを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記透光部を
用いた漏液センサーに用いられる取付手段について鋭意
検討を重ねた結果、まず前記問題点の原因が以下に示す
点にあることを究明した。
【0012】すなわち、透光部を用いた漏液センサーで
は、誤検知を低減するためには、フィルタを用いた漏液
センサーに比較し透光部と漏液検知対象領域との間に
は、より高い平行状態を長期にわたり維持することが必
要であり、また、漏液が透光部の所定の検知位置、例え
ば探査光の照射、その反射が行なわれる略中心部分に届
かないと、漏液を検知することができず、漏液検知対象
領域に対するケーシングの取付状態が悪いために、漏液
検知対象領域と透光部との間隙が場所によって一定でな
いと、漏液が漏液センサーの所定の検知位置にスムース
に届かず、漏液の発生から検知に至るまでに時間がかか
ったり、誤検知を起こすためと考えられる。
【0013】そこで、本発明者は前記原因究明に基づい
て、漏液検知対象領域に対し透光部を用いた漏液センサ
ーの透光部を、より平行な状態で所定の間隙を形成して
保持することにより、漏液検知の正確さ、漏液が発生し
てから検知に至るまでの時間短縮の更なる向上が図られ
ることを見出し、本発明を完成をするに至った。
【0014】すなわち、前記目的を達成するために本発
明にかかる漏液センサーは、透明ないし半透明な材質で
構成された透光部を含み、該透光部が漏液検知対象領域
内に対向配置された状態で、該透光部に探査光を照射
し、その透光部と漏液検知対象領域との境界で反射して
きた反射光の光量変化に基づいて漏液の検出が行なわれ
る漏液センサーにおいて、前記漏液センサーを漏液検知
対象領域に設置するための取付手段を備え、前記取付手
段は、接地部と、載置部と、が設けられたことを特徴と
する。
【0015】ここで、接地部は、漏液検知対象領域と接
地する。また、前記載置部は、前記接地部に立設され、
該接地部に対し前記透光部が平行な状態で及び所定の間
隙が形成された状態で漏液センサーを載置可能とする。
【0016】また、本発明において、前記接地部の前記
透光部との対向面上には、該接地部上での漏液の表面張
力を低減するための表面処理が施されていることが好適
である。
【0017】さらに、本発明において、前記接地部は、
前記透光部に対する対向部分を含み、前記透光部と前記
接地部に形成された透光部に対する対向部分との間に漏
液を導くための導液部を、該接地部に形成することも好
適である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の好適
な実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形
態にかかる漏液センサーの概略構成が示されている。同
図に示す漏液センサー10は、光学系12と、アンプ
(電気系)14を備えており、光学系12と電気系14
の間は、光ファイバ16により接続されている。
【0019】ここで、前記漏液センサー10は、例えば
ガラス、合成樹脂等の透明ないし半透明な材質で構成さ
れる、函状あるいは筒状のケーシング18と、該ケーシ
ング18と同様の材質で構成される透光部20を含む。
このケーシング18の下面に透光部20がその凹凸部2
0aを該漏液検知対象領域22に対向させた状態で設け
られており、該凹凸部20aにより漏液が発生していな
いときの漏液検知対象領域22の明暗、色彩等の影響を
大幅に低減することが可能となる。
【0020】また、前記光ファイバ16は、例えば石
英、あるいは合成石英等の耐熱性に優れた材質で構成さ
れる、入射側ファイバ24と、出射側ファイバ26より
なり、入射側ファイバ24の照射部24aと、出射側フ
ァイバ26の集光部26aが、それぞれ透光部20に対
し所定の角度を為すように、ケーシング18内に設置さ
れている。この入射側ファイバの他端部24b及び出射
側ファイバの他端部26bは、アンプ14に接続されて
いる。
【0021】前記アンプ14は、例えば発光回路28
と、受光回路30と、信号処理回路32等の電気系より
構成される。そして、発光回路28からの探査光L1
は、他端部24bより入射側ファイバ24に導入され、
入射側ファイバ24により導光され、その照射部24a
から透光部20の凹凸部20aに照射される。透光部2
0の凹凸部20aと漏液検知対象領域22との境界から
の反射光L2は、出射側ファイバ26の集光部26aに
より集光され、出射側ファイバ26により導光され、そ
の他端部26bより受光回路80に入射させている。
【0022】ここで、漏液が透光部の凹凸部20aに付
着していると、透光部20との屈折率の差が小さくなる
ので、透光部20との境界での反射率が減少し、探査光
L1の一部が外部の漏液へ漏れるので、その分、反射光
L2の光量が減少する。
【0023】前記受光回路30は、出射側ファイバ26
により導光されてきた透光部20の凹凸部20aからの
反射光L2を光電変換する。前記信号処理回路32は、
受光回路30に到達する反射光L2の光量変化を検知し
ており、例えば漏液が発生していないときを基準に、所
定の許容範囲を超える光量減少が確認された場合、漏液
が発生していると判断する。一方、その光量変化が所定
の許容範囲内の場合は、漏液が発生していないと判断す
る。
【0024】このように本実施形態にかかる漏液センサ
ー10を構成することにより、漏液検知対象領域22に
置かれるケーシング18の内部には光学系12は設ける
が、電気系を設けず、該電気系を該漏液検知対象領域2
2から離れた場所に設けることとしたので、漏液の検知
を電気系によるトラブルの防止を図りながら、正確に行
なえる。
【0025】本実施形態において特徴的なことは、漏液
検知の正確さ、漏液の発生から検知に至るまでの時間短
縮の更なる向上を図るために、ケーシング18が、その
透光部20の凹凸部20aを漏液検知対象領域22に対
向させた状態で、取付金具(取付手段)34により漏液
検知対象領域22に固定されていることであり、図2に
は本実施形態において特徴的な取付金具34の概略構成
が示されている。
【0026】なお、同図は取付金具の斜視図、図3は同
様の取付金具を側方より見た図、図4は同様の取付金具
を上方より見た図、図5(A)は図4に示した取付金具
の載置部を図中i方向より見た図、同図(B)は同様の
載置部を図中j方向より見た図、図6は同様の取付金具
を下方より見た図である。
【0027】同図において、取付金具34は、底部(接
地部)36と、該底部36の外周より立設された側部3
8,40,42を備え、それらの金属表面には、不溶性
の超薄膜を形成し、漏液により腐食されにくくなるよう
な不動態化処理がなされている。
【0028】前記底部36は、ケーシングが載置された
状態で透光部と対向する略円形の略中心部分44と、三
隅部分46,48,50より形成されている。この略中
心部分44は、前記三隅部分46,48,50のうち、
二の隅部分46,48より伸びた二の介在部分52,5
4により接続されている。残りの隅部分50からは、略
中心部分44へ向けて一の伸長部分56が形成されてい
るが、伸長部分56は略中心部分44に接続せず、その
途中で切欠部分を形成している。このようにして形成さ
れた切欠部分を後述する導液部58として用いる。
【0029】底部36の隅部分46,48,50には、
それぞれ取付孔60,62,64が設けられ、該取付孔
60,62,64のそれぞれにビス(図示省略)等が挿
通され、該ビス等により漏液検知対象領域22に取付金
具34をしっかり固定する。底部36には、介在部分5
2上より所定の高さで立設され、底部36に対し透光部
20が平行の状態で及び所定の間隙が形成された状態で
ケーシングを載置可能な載置部66a,66bが設けら
れており、介在部分54、伸長部分56にも同様な載置
部68a,68b、70a,70bがそれぞれ設けられ
ている。
【0030】これらの載置部66、68、70は、半円
状に形成されており、各載置部66、68、70でケー
シング18の下面を点で支持する。前記側部38,4
0,42は、該載置部66、68、70上にケーシング
が載置された状態で、該ケーシング18の側方を同様に
挟持する。
【0031】このように漏液センサー10は、取付金具
34の載置部66、68、70により漏液検知対象領域
に対し平行で所定の間隙を形成した状態で、ケーシング
の下面が点で支持される。また、取付金具34の側部3
8,40,42によりケーシングの側方を三方から均一
に挟持している。
【0032】また、取付金具34は、ケーシングが設置
された状態で、透光部との対向部分に底部36の略中心
部分44を配置しており、ケーシングを設置する漏液検
知対象領域を変えても、その透光部は常に取付金具底部
36の略中心部分44と対向するように構成している。
【0033】また、底部36には、前述のようにして導
液部58が形成されており、この導液部58により、透
光部の略中心部分と取付金具底部36の略中心部分44
との間に漏液をスムースに導くように構成している。ま
た、底部36は、その上面に非常に微小な凹凸部等の粗
面処理等、つまり漏液の表部張力を弱める表面処理が施
されており、このような表面処理により漏液を底部36
上で滞らせることなく、スムースに移動させるように構
成している。
【0034】また、各側部38,40,42には、開口
72,74,76が形成されており、該開口72,7
4,76を介してケーシング外部の漏液が、その透光部
の略中心部分と取付金具底部36の略中心部分44との
間に届きやすいように構成されている。
【0035】このように本実施形態にかかる漏液センサ
ー10は、図7(A)の取付金具34の側面図、同図
(B)の取付金具の上面図に示されるように、ケーシン
グ18は、取付金具34の載置部66,68,70によ
り漏液検知対象領域22との間に、平行な状態で及び所
定の間隙を形成した状態で保持されている。
【0036】したがって、漏液検知対象領域22に対し
透光部20は、より平行な状態及び所定の間隙を形成し
た状態を長期にわたり安定して保つので、漏液検知対象
領域に対し透光部が傾いたり、使用中にがたつく場合に
生じ易い誤検知を大幅に低減し、より正確な漏液の検知
を長期間に亘り安定して行なえる。
【0037】しかも、漏液センサー10は、ケーシング
18下面が取付金具34の載置部66,68,70によ
り点で支持されるので、小面積でケーシング18を保持
することができる、歪等が発生しにくい等の利点があ
り、さらにケーシング18の側方を取付金具34の側部
38,40,42により均一に挟持しているので、透光
部20に歪等を発生することなく、ケーシング18をし
っかりと保持し、前記漏液検知対象領域に対する透光部
の平行状態をより確実に保つことができる。
【0038】また、このような透光部と漏液検知対象領
域との間により均一に形成された間隙により、漏液78
を透光部20の略中心部分と取付金具底面36の略中心
部分44との間にスムースに移動することが可能となる
ので、より迅速な漏液検知をも可能にしている。
【0039】また、この取付金具34には、底部36に
導液部58が形成され、底部36の上面に漏液の表面張
力を弱める表面処理が施され、各側部38,40,42
に、それぞれ開口70,72,74が形成されている。
これによっても、さらに漏液78をケーシング透光部2
0の略中心部分と取付金具底面36の略中心部分44と
の間にスムースに移動することが可能となるので、より
迅速な漏液検知を可能にしている。
【0040】さらに、取付金具34の略中心部分44、
及びケーシング18下面に設けられた透光部20の凹凸
部20aの相乗効果により、漏液78が発生していない
ときの漏液検知対象領域の明暗、色彩等の影響をより大
幅に低減することができる。
【0041】すなわち、ケーシング18が設置される漏
液検知対象領域22を変えても、その透光部20は、常
に取付金具底部36の略中心部分44に対し、平行な状
態及び所定の間隙を形成した状態で対向しているので、
検知環境を略同一にすることができる。したがって、漏
液78が発生していないときに受光回路に至る反射光の
光量をより一定にすることができる。これにより、漏液
が発生したときの光量変化がより正確に検知することが
できる。
【0042】以上説明したように本実施形態にかかる漏
液センサー10によれば、漏液検知対象領域22と接す
る底部36に対し透光部20がより平行な状態で及び所
定の間隙が形成された状態で、光学系12を収容するケ
ーシング18が取付金具34により漏液検知対象領域2
2に設置されるので、漏液の検知を迅速に及び正確に行
なうことができる。
【0043】また、本実施形態においては、取付金具3
4の底部36上での漏液の表面張力を低減するための表
面処理を施すこと、ケーシング透光部20と取付金具底
部36の略中心部分44の間に漏液を導けるように、該
底部36に導液部58を形成することにより、前記漏液
の検知をより迅速に行なえる。
【0044】本発明の漏液センサーは、前記構成に限ら
れるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が可
能である。例えば前記構成では、ケーシング内に光学系
を収容するが、電気系を収容しない例について説明した
が、本発明の漏液センサーは、前記構成に限定されるも
のではなく、種々の光学センサーに適用可能であり、勿
論、ケーシング内に光学系を収容したものについても適
用可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる漏液
センサーによれば、漏液検知対象領域と接する接地部に
対し透光部が平行な状態で及び所定の間隙が形成された
状態で漏液センサーを載置する載置部が設けられた取付
手段を備えることとしたので、漏液の検知を迅速に及び
正確に行なうことができる。また、本発明においては、
前記接地部上での漏液の表面張力を低減するための表面
処理が施されていること、透光部と接地部に形成された
透光部に対する対向部分との間に、漏液を導くための導
液部を接地部に形成することにより、漏液の検知をより
迅速に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施形態にかかる漏液センサ
ーの概略構成の説明図である。
【図2】図2は前記図1に示した漏液センサーに好適に
用いられる取付金具(取付手段)の説明図である。
【図3】図3は前記図2に示した取付手段を側方より見
た図である。
【図4】図4は前記図2に示した取付手段を上方より見
た図である。
【図5】図5(A)は前記図4に示した取付手段の載置
部を図中i方向より見た図、同図(B)は同様の載置部
を図中j方向より見た図である。
【図6】図6は前記図2に示した取付手段を下方より見
た図である。
【図7】図7は前記図2〜6に示した取付手段の作用の
説明図である。
【符号の説明】
10 漏液センサー 20 透光部 22 漏液検知対象領域 34 取付金具(取付手段) 36 取付金具底部(接地部) 44 取付金具底部の略中心部分(接地部に形成の透光
部に対する対向部分) 58 取付金具導液部 66,68,70 取付金具載置部 78 漏液

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明ないし半透明な材質で構成された透
    光部を含み、該透光部が漏液検知対象領域内に対向配置
    された状態で、該透光部に探査光を照射し、その透光部
    と漏液検知対象領域との境界で反射してきた反射光の光
    量変化に基づいて漏液の検出が行なわれる漏液センサー
    において、 前記漏液センサーを漏液検知対象領域に設置するための
    取付手段を備え、 前記取付手段は、漏液検知対象領域と接地する接地部
    と、 前記接地部に立設され、該接地部に対し前記透光部が平
    行な状態で及び所定の間隙が形成された状態で漏液セン
    サーを載置可能な載置部と、 が設けられたことを特徴とする漏液センサー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の漏液センサーにおいて、 前記接地部の前記透光部との対向面上には、該接地部上
    での漏液の表面張力を低減するための表面処理が施され
    ていることを特徴とする漏液センサー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の漏液センサーにお
    いて、 前記接地部は、前記透光部に対する対向部分を含み、 前記透光部と前記接地部に形成された透光部に対する対
    向部分との間に漏液を導くための導液部を、該接地部に
    形成したことを特徴とする漏液センサー。
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