JPH06160229A - 漏液検知装置用ケーシング - Google Patents

漏液検知装置用ケーシング

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JPH06160229A
JPH06160229A JP33785792A JP33785792A JPH06160229A JP H06160229 A JPH06160229 A JP H06160229A JP 33785792 A JP33785792 A JP 33785792A JP 33785792 A JP33785792 A JP 33785792A JP H06160229 A JPH06160229 A JP H06160229A
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JP
Japan
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casing
circuit
liquid leakage
leakage detection
signal
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JP33785792A
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English (en)
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Etsuro Takenoshita
之 下 悦 郎 竹
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T and T KK
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T and T KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ケーシング本体をケーシング蓋体から取外不能
とし、またケーシング本体とケーシング蓋体との間のシ
ール不良ならびにケーシング蓋体から接続線を引き出す
に伴なうシール不良を排除し、加えて軽量化を達成す
る。 【構成】漏液検知対象領域に配置された吸収紙に漏液が
吸収されたか否かを検知する漏液検知回路を収容するケ
ーシング本体(13A) に対しケーシング蓋体(13B)を取外
不能に配置しかつケーシング本体(13A) とケーシング蓋
体(13B) との間をOリング(13C) でシールしかつケーシ
ング蓋体(13B) の接続線引出部を締付部材(13D) で締め
付けてシールしてなる漏液検知装置用ケーシング。 【効果】ケーシング本体をケーシング蓋体から取外不能
とでき、またケーシング本体とケーシング蓋体との間の
シール不良ならびにケーシング蓋体から接続線を引き出
すに伴なうシール不良を排除でき、加えて軽量化を達成
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、漏液検知対象領域に漏
液が発生したか否かを検知する漏液検知装置の漏液検知
回路を収容するための漏液検知装置用ケーシングに関
し、特に、漏液検知対象領域に配置された吸収紙に漏液
が吸収されたか否かを検知する漏液検知回路を収容する
ケーシング本体に対しケーシング蓋体を取外不能に配置
しかつケーシング本体とケーシング蓋体との間をOリン
グでシールしかつケーシング蓋体の接続線引出部を締付
部材で締め付けてシールしてなる漏液検知装置用ケーシ
ングに関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の漏液検知装置用ケーシン
グとしては、ステンレススチールなどの金属製のケーシ
ングあるいはガラス製のケーシングが、提案されている
に過ぎなかった。
【0004】
【解決すべき問題点】それ故、従来の漏液検知装置用ケ
ーシングでは、(i) 金属製のケーシングである場合、軽
量化を実質的に達成できず、漏液によって損傷を受け易
く、漏液に対するシールを十分に確保しようとすると製
造ないしは組立に際し労力を軽減できない欠点があり、
また(ii)ガラス製のケーシングである場合、製造ないし
設置に際し破損され易い欠点があった。
【0005】そこで、本発明は、これらの欠点を除去す
る目的で、漏液検知対象領域に配置された吸収紙に漏液
が吸収されたか否かを検知する漏液検知回路を収容する
ケーシング本体に対しケーシング蓋体を取外不能に配置
しかつケーシング本体とケーシング蓋体との間をOリン
グでシールしかつケーシング蓋体の接続線引出部を締付
部材で締め付けてシールしてなる漏液検知装置用ケーシ
ングを、提供せんとするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【問題点の解決手段】本発明により提供される問題点の
解決手段は、「漏液検知対象領域に配置され吸収紙に漏
液が吸収されたか否かを検知するための漏液検知回路を
収容してなる漏液検知装置用ケーシングが、(a) 漏液に
よって損傷を受けない樹脂で作製されており、漏液検知
回路を収容するためのケーシング本体(13A) と、(b) ケ
ーシング本体(13A) の開口内周に形成された係止突部(1
3A1)に対し挿入部外周面に形成された係止突部(13B1)が
取外不能に係止されかつ接続線引出部(13B3)から漏液検
知回路に接続された接続線が引き出されかつ漏液によっ
て損傷を受けない樹脂で作製されており、ケーシング本
体(13A) の開口を閉鎖するためのケーシング蓋体(13B)
と、(c) ケーシング蓋体(13B) の挿入部外周面に形成さ
れた配設溝(13B2)に対して配設されかつ漏液によって損
傷を受けない樹脂で作製されており、ケーシング本体(1
3A) の内周面とケーシング蓋体(13B) の外周面との間の
シールを確保するためのOリング(13C) と、(d) ケーシ
ング蓋体(13B) の接続線引出部(13B3)の外周面に形成さ
れたネジ部(13B4)に対し内周面に形成されたネジ部(13D
1)が螺合されかつ内周面に形成されたテーパ部(13D2)が
ケーシング蓋体(13B) の接続線引出部(13B3)の先端外周
を内側へ向けて押圧しかつ漏液によって損傷を受けない
樹脂で作製されており、ケーシング蓋体(13B) の接続線
引出部(13B3)と接続線との間に生じる間隙を排除するた
めの締付部材(13D) とを備えてなることを特徴とする漏
液検知装置用ケーシング」である。
【0008】
【作用】本発明にかかる漏液検知装置用ケーシングは、
漏液検知対象領域に配置され吸収紙に漏液が吸収された
か否かを検知するための漏液検知回路を収容してなる漏
液検知装置用ケーシングであって、上述の[問題点の解
決手段]の欄に解決手段として明示したごとく構成され
ており、特に、(a) 漏液によって損傷を受けない樹脂で
作製されており、漏液検知回路を収容するためのケーシ
ング本体と、(b)ケーシング本体の開口内周に形成され
た係止突部に対し挿入部外周面に形成された係止部突が
取外不能に係止されかつ接続線引出部から漏液検知回路
に接続された接続線が引き出されかつ漏液によって損傷
を受けない樹脂で作製されており、ケーシング本体の開
口を閉鎖するためのケーシング蓋体と、(c) ケーシング
蓋体の挿入部外周面に形成された配設溝に対して配設さ
れかつ漏液によって損傷を受けない樹脂で作製されてお
り、ケーシング本体の内周面とケーシング蓋体の外周面
との間のシールを確保するためのOリングと、(d) ケー
シング蓋体の接続線引出部の外周面に形成されたネジ部
に対し内周面に形成されたネジ部が螺合されかつ内周面
に形成されたテーパ部がケーシング蓋体の接続線引出部
の先端外周を内側へ向けて押圧しかつ漏液によって損傷
を受けない樹脂で作製されており、ケーシング蓋体の接
続線引出部と接続線との間に生じる間隙を排除するため
の締付部材とを備えているので、(i) ケーシング本体
をケーシング蓋体から取外不能とする作用をなし、また
(ii) ケーシング本体とケーシング蓋体との間のシール
不良ならびにケーシング蓋体から接続線を引き出すに伴
なうシール不良を排除する作用をなし、加えて(iii)
製造ないし設置に際し破損され難くする作用ならびに(i
v) 軽量化を達成する作用をなす。
【0009】
【実施例】次に、本発明にかかる漏液検知装置用ケーシ
ングについて、その好ましい実施例を挙げ、添付図面を
参照しつつ、具体的に説明する。
【0010】しかしながら、以下に説明する実施例は、
本発明の理解を容易化ないし促進化するために記載され
るものであって、本発明を限定するために記載されるも
のではない。
【0011】換言すれば、以下に説明する実施例におい
て開示される各要素は、本発明の精神ならびに技術的範
囲に属する全ての設計変更ならびに均等物置換を含むも
のである。
【0012】(添付図面の説明)
【0013】図1は、本発明にかかる漏液検知装置用ケ
ーシングの一実施例を詳細に示すための断面図であっ
て、特に、漏液検知回路20が既に収容された状態を示し
ている。
【0014】図2は、図1に示した実施例の使用状態を
示すための平面図であって、保持ブラケット11に保持さ
れた状態を示している。
【0015】図3は、図1に示した実施例の使用状態を
示すための正面図であって、保持ブラケット11に保持さ
れた状態を示している。
【0016】図4は、図1に示した実施例の使用状態を
示すための底面図であって、保持ブラケット11に保持さ
れた状態を示している。
【0017】図5は、図1に示した実施例の改良例を示
すための断面図であって、特に、漏液検知回路20が既に
収容された状態を示している。
【0018】図6は、図1に示した実施例に収容された
漏液検知回路を含む漏液検知装置の一例を示すためのブ
ロック回路図である。
【0019】図7は、図6に示した漏液検知装置の一例
の一部を詳細に示すための電気回路図であって、特に、
漏液検知回路20の回路構成を詳細に示している。
【0020】図8は、図6に示した漏液検知装置の一例
の一部を示すための電気回路図であって、特に、漏液検
知信号処理回路30の回路構成を詳細に示している。
【0021】図9は、図6に示した漏液検知装置の一例
の作用を説明するためのタイムチャート図であって、特
に、漏液検知信号処理回路30中の継電器駆動回路33に含
まれたスイッチ回路SW32が開放されている場合を示して
いる。
【0022】図10は、図6に示した漏液検知装置の一
例の作用を説明するためのタイムチャート図であって、
特に、漏液検知信号処理回路30中の継電器駆動回路33に
含まれたスイッチ回路SW32が閉鎖されている場合を示し
ている。
【0023】(実施例の構成)
【0024】まず、図1ないし図8を参照しつつ、本発
明にかかる漏液検知装置用ケーシングの一実施例につい
て、その構成を詳細に説明する。ここでは、本発明にか
かる漏液検知装置用ケーシングの一実施例の理解を十分
とすべく、それに一部が収容される漏液検知装置の一例
の構成も、併せて説明する。
【0025】漏液検知装置用ケーシング13の構成 (図1
参照)
【0026】13は、本発明にかかる漏液検知装置用ケー
シングであって、保持ブラケット11に吸収紙12を挾持す
るよう配置されており一端部の開口から後述の漏液検知
回路20を挿入して収容するためのケーシング本体13A
と、漏液検知回路20の収容ののちケーシング本体13A の
開口に対し挿入部を挿入したときケーシング本体13A の
開口内周に形成された係止突部13A1に対し挿入部外周面
の基部に形成された係止突部13B1を取外不能に係止せし
めるためのケーシング蓋体13B と、ケーシング蓋体13B
の挿入部外周面の基部より先端部に形成された配設溝13
B2に対して配設されておりケーシング本体13A に漏液検
知回路20を収容したのちケーシング本体13A の開口に対
しケーシング蓋体13B の挿入部を挿入したときケーシン
グ本体13Aの開口内周面とケーシング蓋体13B の挿入部
外周面との間のシールを確保するためのOリング13C
と、ケーシング蓋体13B の接続線引出部13B3の外周面に
形成されたネジ部13B4に対し内周面の一端部ないし中央
部に形成されたネジ部13D1が螺合されかつ内周面の他端
部に形成されたテーパ部13D2でケーシング蓋体13B の接
続線引出部13B3の先端外周を内側へ向けて押圧し接続線
11〜L13との間に生じる間隙を排除してなる締付部材
13D とを、包有している。ちなみに、ケーシング蓋体13
B の接続線引出部13B3には、ケーシング本体13A に漏液
検知回路20を収容するに先き立ち接続線L11〜L13の一
端部を挿通することにより、接続線L11〜L13が配設さ
れる。また、ケーシング本体13A,ケーシング蓋体13B お
よび締付部材13D ならびに接続線L11〜L13の被覆は、
漏液に対する耐食性を確保する目的で、漏液によって損
傷を受けない樹脂材料たとえばテトラフルオロエチレン
重合体 (いわゆる“テフロン”) などによって作製され
ている。Oリング13C は、弾性を維持しつつ漏液に対す
る耐食性を確保する目的で、漏液によって損傷を受けな
い弾性樹脂材料 (たとえばシリコンゴムなど) によって
作製されている。
【0027】ケーシング本体13A には、漏液検知回路20
の収容ののち、ケーシング蓋体13Bの取付に先き立ち、
シリコン樹脂などの適宜の充填剤13E を収容して液体あ
るいは気体の侵入に備えてもよい (図5参照) 。
【0028】漏液検知装置10の回路構成…全体 (図6参
照)
【0029】10は、本発明にかかる漏液検知装置用ケー
シング13内に一部すなわち後述の漏液検知回路20が収容
された漏液検知装置であって、ビス (図示せず) などを
取付孔11a に挿通せしめて漏液検知対象領域内に固定さ
れた保持ブラケット11と、保持ブラケット11に配置され
ており漏液を吸収するための吸収紙12と、保持ブラケッ
ト11に保持された漏液検知装置用ケーシング13内に収容
されており吸収紙12に対して光 (ここでは“探査光”と
いう) Lを照射して反射せしめかつ吸収紙12による反射
光L* を受光しつつその反射光L* の光量変化から漏液
が発生して吸収紙12に吸収されているか否かを検知し検
知結果を漏液検知信号S1 として出力端から出力するた
めの漏液検知回路20とを、備えている。
【0030】漏液検知装置用ケーシング10は、また、電
力入力端が接続線 (ここでは“電力線”という) L01
02を介して適宜の定電圧電源 (図示せず) に接続され
かつ漏液検知回路20の電力入力端に対して接続線 (ここ
では“電力線”という) L11,L12を介し電力出力端が
接続されかつ漏液検知回路20の信号出力端に対し接続線
(ここでは“信号線”という) L12,L13を介して信号
入力端が接続されており漏液検知回路20の電力入力端に
対し接続線 (すなわち電力線という) L11,L 12を介し
て電力出力端から必要な電力を供給しかつ漏液検知回路
20の信号出力端から信号入力端に接続線 (すなわち信号
線という) L12,L13を介して漏液検知信号S1 を受信
して処理し処理結果を信号出力端から接続線 (ここでは
“信号線”という) L03〜L05を介して後続の警報装置
(図示せず) などに与えるための漏液検知信号処理回路
30を、備えている。接続線L12は、漏液検知信号処理回
30中で接地されており、電力線および信号線として共
用されている。
【0031】漏液検知装置10の回路構成…漏液検知回路
20 (図7参照)
【0032】漏液検知回路20は、漏液検知信号処理回路
30に対し一端部が接続され適宜の電力を供給する接続線
(すなわち電力線) L11の他端部に対し一端がダイオー
ドD21を介して接続されかつ他端部が漏液検知信号処理
回路30に対し一端部が接続され適宜の電力を供給する接
続線 (すなわち接地線) L12の他端部に対して直接に接
続されており探査光Lを発生して吸収紙12に向け照射す
るための発光回路21と、漏液検知信号処理回路30に対し
一端部が接続され適宜の電力を供給する接続線(すなわ
ち電力線) L11の他端部に対し一端がダイオードD21
介して接続されかつ他端が接続線 (すなわち接地線) L
12の他端部に対して直接に接続されており発光回路21に
よって照射された探査光Lが吸収紙12で反射されること
によって得られた反射光L* を受光するための受光回路
22とを、備えている。
【0033】発光回路21は、ダイオードD21のカソード
に対して入力端が接続されており定電流電力を発生して
出力するための定電流発生回路CRと、定電流発生回路CR
の出力端に対し保護抵抗R201 を介して一端部が接続さ
れかつ他端部が摺動子および定電流発生回路CRの制御端
に接続されており摺動子を移動して定電流発生回路CRか
ら出力された定電流電力の電流量を調節しかつ定電流発
生回路CRに制御信号をフィードバックせしめるための可
変抵抗R202 と、可変抵抗R202 の他端部に対しアノー
ドが接続されかつカソードが接続線 (すなわち接地線)
12に対し直接に接続されており定電流発生回路CR, 保
護抵抗R201 および可変抵抗R202 を介して与えられる
定電流電力に応じて探査光Lを発生し吸収紙12に向けて
照射せしめるための光ダイオードPD21とを、包有してい
る。
【0034】受光回路22は、コレクタが抵抗R203 を介
してダイオードD21のカソードに接続されかつエミッタ
が接続線 (すなわち接地線) L12の他端部に接続されて
おり吸収紙12による反射光L* を受光するための光トラ
ンジスタPTR21 を、包有している。ここで、光トランジ
スタPTR21 は、吸収紙12に対し漏液が所定量以上に吸収
されていないとき吸収紙12の反射率が高くそれによる反
射光L* の光量が大きいので導通状態にあり、また吸収
紙12に対し漏液が所定量以上に吸収されているとき吸収
紙12の反射率が低くそれによる反射光L* の光量が小さ
いので非導通状態にある。換言すれば、光トランジスタ
PTR21 は、非導通状態にあるとき吸収紙12に対し漏液が
所定量以上に吸収されていること (すなわち漏液が発生
していること) を示し、また導通状態にあるとき吸収紙
12に対し漏液が所定量以上に吸収されていないこと (す
なわち漏液が発生していないこと) を示している。
【0035】漏液検知回路20は、また、漏液検知信号処
理回路30に対し一端部が接続され漏液検知信号S1 を供
給する接続線 (すなわち信号線) L13の他端部に対し信
号出力端 (すなわち電力入力端) の一方がダイオードD
22を介して接続されかつ信号出力端 (すなわち電力入力
端) の他方が漏液検知信号処理回路30に対し一端部が接
続され漏液検知信号S1 を供給する接続線 (すなわち信
号線) L12の他端部に対し直接に接続されかつ信号入力
端が受光回路22の信号出力端に対して直接に接続されて
おり吸収紙12が漏液を所定量以上に吸収するに伴なって
受光回路22の受光光量が変化したときそれを検知して漏
液検知信号S1 を発生し漏液検知信号処理回路30に向け
て出力するための漏液検知信号発生回路23と、漏液検知
信号処理回路30に対し一端部が接続された接続線 (すな
わち電力線) L11の他端部に対して電力入力端の一方が
ダイオードD21を介して接続されかつ電力入力端の他方
が漏液検知信号処理回路30に対し一端部が接続された接
続線 (すなわち電力線) L12の他端部に対して直接に接
続されかつ信号入力端が受光回路22の信号出力端に対し
て直接に接続されており吸収紙12が漏液を所定量以上に
吸収するに伴なって受光回路22の受光光量が変化したと
きそれを検知して漏液が発生したことを視認可能に表示
するための表示回路24とを、備えている。表示回路24
は、受光回路22が漏液が発生したことを検知したか否か
を表示するに加え、受光回路22が正常に動作しているか
否かを表示してもよく、また受光回路22が漏液が発生し
たことを検知したか否かを表示するに代え、受光回路22
が正常に動作しているか否かを表示してもよい。
【0036】漏液検知信号発生回路23は、ダイオードD
22のカソードにコレクタが接続されかつベースが抵抗R
204 を介して受光回路22の信号出力端すなわち光トラン
ジスタPTR21 のコレクタに接続されかつエミッタが抵抗
205 および抵抗R206 の直列回路を介して接続線 (す
なわち接地線) L12の他端部に接続されており光トラン
ジスタPTR21 が反射光L* を十分に受光できて導通状態
にあるとき非導通状態にあり光トランジスタPTR21 が反
射光L* を十分に受光できず非導通状態にあるとき導通
状態にあってその動作状態を漏液検知信号S1 として漏
液検知信号処理回路30へ向けて出力するためのトランジ
スタTR21と、コレクタがトランジスタTR21のベースに接
続されかつベースが抵抗R205 および抵抗R206 の接続
点に接続されかつエミッタが接続線L12の他端部に接続
さておりトランジスタTR21を通過する電流量が所定値未
満にあるとき非導通状態にありかつトランジスタTR21
通過する電流量が所定値に達したとき導通状態となって
トランジスタTR21を通過する電流量が過大となることを
防止するためのトランジスタTR22とを、包有している。
漏液検知信号発生回路23は、トランジスタTR21が導通状
態にあるときダイオードD22および接続線L12,L13
介して漏液検知信号処理回路30から電流を受け取り、か
つトランジスタTR21が非導通状態にあるときダイオード
22および接続線L12,L13を介して漏液検知信号処理
回路30から電流を受け取らないので、この電流を漏液検
知信号S1 として出力している。
【0037】表示回路24は、入力端がダイオードD21
カソードに接続されかつ出力端が抵抗R207 および抵抗
208 の直列回路を介して接続線 (すなわち接地線) L
12の他端部に接続されかつ制御端が抵抗R207 および抵
抗R208 の接続点に接続されており接続線L11,L12
介して漏液検知信号処理回路30から与えられた定電圧電
力 (たとえば5〜24Vの定電圧電力) から適宜 (たとえ
ば5V) の定電圧電力を発生するための定電圧発生回路
VRと、コレクタが抵抗R209 を介して定電圧発生回路VR
の出力端に接続されかつベースが抵抗R210 を介して受
光回路22の信号出力端すなわち光トランジスタPTR21
コレクタに接続されかつエミッタが光ダイオードPD22
介して接続線 (すなわち接地線) L12の他端部に接続さ
れており光トランジスタPTR21 が導通状態にあるとき非
導通状態にあって光ダイオードPD22を滅光せしめ (すな
わち発光せしめず) かつ光トランジスタPTR21 が非導通
状態にあるとき導通状態にあって光ダイオードPD22を発
光せしめるためのトランジスタTR23と、コレクタが抵抗
211 を介して定電圧発生回路VRの出力端に接続されか
つベースが抵抗R212 を介してトランジスタTR23のコレ
クタに接続されかつエミッタが光ダイオードPD23を介し
て接続線 (すなわち接地線) L12の他端部に接続されて
おりトランジスタTR23が導通状態にあるとき非導通状態
にあって光ダイオードPD23を滅光せしめ (すなわち発光
せしめず) かつトランジスタTR23が非導通状態にあると
き導通状態にあって光ダイオードPD23を発光せしめるた
めのトランジスタTR24とを、包有している。ちなみに、
光ダイオードPD22は、滅光状態のとき漏液が吸収紙12に
対し所定量以上に吸収されていないこと (すなわち漏液
が発生していないこと) を視認可能に表示し、かつ発光
状態のとき漏液が吸収紙12に対し所定量以上に吸収され
ていること (すなわち漏液が発生していること)を視認
可能に表示している。光ダイオードPD23は、発光状態の
とき漏液が吸収紙12に対し所定量以上に吸収されていな
いこと (すなわち漏液が発生していないこと) を視認可
能に表示し、かつ滅光状態のとき漏液が吸収紙12に対し
所定量以上に吸収されていること (すなわち漏液が発生
していること) を視認可能に表示している。それ故、光
ダイオードPD22が滅光状態にあり光ダイオードPD23が発
光状態にあるとき、漏液が吸収紙12に対し所定量以上に
吸収されていない (すなわち漏液が発生していない) こ
とを表示しているものと解することができる。また、光
ダイオードPD22が発光状態にありかつ光ダイオードPD23
が滅光状態にあるとき、漏液が吸収紙12に対し所定量以
上に吸収されている (すなわち漏液が発生している) こ
とを表示しているものと解することができる。併せて、
光ダイオードPD22,PD23 がともに滅光状態にあるとき、
漏液検知信号処理回路30からの電力供給が停止している
ことを表示しているものと解することができる。
【0038】漏液検知装置10の回路構成…漏液検知信号
処理回路30 (図8参照)
【0039】漏液検知信号処理回路30は、適宜の定電圧
電源 (図示せず) に対して一端部が接続された接続線
(すなわち電力線) L01の他端部と接地との間に挿入さ
れかつ信号入力端が漏液検知回路20の信号出力端に接続
線L12,L13を介して接続されており漏液の発生に伴な
って漏液検知回路20から漏液検知信号S1 が与えられた
とき漏液検知信号受信信号S2 を発生するための漏液検
知信号受信回路31と、接続線L01の他端部と接地との間
に挿入されかつ信号入力端が漏液検知信号受信回路31の
信号出力端に接続されており漏液検知信号受信回路31か
ら与えられた漏液検知信号受信信号S2 を漏液検知回路
20の漏液検知に伴なう漏液検知信号S1 の発生形式の違
い (すなわち吸収紙12が漏液を所定量以上に吸収したと
き高レベルとなる漏液検知信号S1 を漏液検知回路20
発生して出力する場合と吸収紙12が漏液を所定量以上に
吸収したとき低レベルとなる漏液検知信号S1 を漏液検
知回路20が発生して出力する場合との違い) にかかわら
ず漏液発生の事実を低レベルの信号として伝達するよう
漏液検知信号受信信号S2 を変形して標準化し漏液検知
標準化信号S3 として出力するための漏液検知回路形式
対応回路32とを、備えている。
【0040】漏液検知信号受信回路31は、適宜の定電圧
電源 (図示せず) に対して一端部が接続された接続線
(すなわち電力線) L01の他端部に対して抵抗R31を介
してアノードが接続されかつカソードが接続線L13の一
端部に接続されており接続線L12,L13を介して漏液検
知回路20から漏液検知信号S1 が与えられたとき発光し
て漏液検知信号S1 を受信したことを示しかつ漏液検知
回路20から漏液検知信号S1 が与えられていないとき滅
光して漏液検知信号S1 を受信していないことを示すた
めの光ダイオードPD31と、接続線L01の他端部に対しコ
レクタが抵抗R32を介して接続されかつエミッタが接地
されており光ダイオードPD31が発光したときそれを検知
して導通状態となりかつ光ダイオードD31が滅光したと
きそれを検知して非導通状態となって漏液検知回路20
ら漏液検知信号S1 を受信したか否かを検知し漏液検知
信号受信信号S2 として出力するための光トランジスタ
PTR3 1 とを、包有している。
【0041】漏液検知回路形式対応回路32は、一端部が
抵抗R33を介して接続線L01の他端部に接続されかつ他
端部が接地されており漏液の発生に伴なって吸収紙12が
漏液を所定量以上に吸収したときに漏液検知信号S1
漏液検知信号発生回路23が発生するとき使用開始に先き
立って開放されることによって漏液検知回路20の漏液検
知信号S1 の発生形式に対応可能とするためのスイッチ
回路SW31と、一方の入力端が漏液検知信号受信回路31の
出力端すなわち光トランジスタPTR31 のコレクタに接続
されかつ他方の入力端が抵抗R33とスイッチ回路SW31
の接続点に接続されており漏液検知信号受信回路31が漏
液の発生に伴なって発生される漏液検知信号S1 を受信
して漏液検知信号受信信号S2 を発生したときスイッチ
回路SW31の開放に応じて漏液検知標準化信号S3 を出力
するための排他的論理和回路EXOR31とを、包有してい
る。スイッチ回路SW31は、吸収紙12に漏液が所定量以上
に吸収されたことを検知したとき漏液検知信号S1 を図
2に示した漏液検知回路20が発生しているので、開放さ
れている。排他的論理和回路EXOR31は、スイッチ回路SW
31が開放されているので、漏液検知信号S1 が与えられ
ないことに対応して漏液検知信号受信信号S2 が低レベ
ルとなると高レベルの出力を送出し、かつ漏液検知信号
1 が与えられることに対応して漏液検知信号受信信号
2 が高レベルとなると低レベルの出力を送出する。
【0042】漏液検知信号処理回路30は、また、一方の
電源入力端が接続線L01に接続されかつ他方の電源入力
端が接地されかつ信号入力端が漏液検知回路形式対応回
路32の信号出力端に接続されており漏液検知回路形式対
応回路32から漏液検知標準化信号S3 が与えられたとき
継電器装置駆動信号S4 を発生して出力するための継電
器装置駆動回路33と、一方の電源入力端が接続線L02
他端部に接続されかつ他方の電源入力端が接地されてお
り継電器装置駆動回路33から継電器装置駆動信号S4
与えられたとき駆動され漏液発生信号を発生して接続線
(すなわち信号線) L03〜L05を介して後続の警報装置
(図示せず) などに与えるための継電器装置34とを、備
えている。
【0043】継電器装置駆動回路33は、一端部が抵抗R
34を介して接続線L01の他端部に接続されかつ他端部が
接地されており後述の継電器装置34の動作状態を設定す
るためのスイッチ回路SW32と、一方の入力端が漏液検知
回路形式対応回路32に含まれた排他的論理和回路EXOR31
の出力端に接続されかつ他方の入力端が抵抗R34および
スイッチ回路SW32の接続点に接続されておりスイッチ回
路SW32の開閉状態に応じて排他的論理和回路EXOR31から
漏液検知標準化信号S3 が与えられたとき継電器装置駆
動信号S4 を出力するための排他的論理和回路EXOR32
を、包有している。スイッチ回路SW32は、開放されてい
るとき漏液検知標準化信号S3 が高レベルのとき低レベ
ルとなりかつ漏液検知標準化信号S3 が低レベルのとき
高レベルとなる継電器装置駆動信号S4 を排他的論理和
回路EXOR32に発生せしめ、また閉鎖されているとき漏液
検知標準化信号S3 が高レベルのとき高レベルとなりか
つ漏液検知標準化信号S3 が低レベルのとき低レベルと
なる継電器装置駆動信号S4 を排他的論理和回路EXOR32
に発生せしめている。
【0044】継電器装置34は、継電器装置駆動回路33に
含まれた排他的論理和回路EXOR32の出力端に対し一端部
が接続されかつ他端部が抵抗R35を介して接地されてお
り漏液検知回路20の配設作業などに際して開放され継電
器装置駆動信号S4 を遮断し継電器装置34が誤動作する
ことを防止するためのスイッチ回路SW33と、コレクタが
後述の継電器本体RLY に接続されかつエミッタが接地さ
れかつベースがスイッチ回路SW33および抵抗R35の接続
点に接続されており継電器装置駆動信号S4 が高レベル
となったとき導通状態となって継電器本体RLY に電力を
供給するためのトランジスタTR31と、トランジスタTR31
のベースに一端部が接続されかつ他端部が接地されてお
り継電器装置駆動信号S4 に重畳されたノイズを吸収し
継電器本体RLY の動作を安定化するためのコンデンサC
31と、一端部が接続線 (すなわち電力線) L02を介して
適宜の電源 (図示せず) に接続されかつ他端部が継電器
装置駆動回路33に含まれたトランジスタTR31のコレクタ
に接続されておりトランジスタTR32が導通状態になった
とき励磁される継電器本体 (すなわち“励磁コイル”)R
LYと、継電器本体RLY に対して逆並列に接続されており
継電器本体RLY に逆電圧が印加されることを防止するた
めのダイオードD31と、継電器本体RLY によって開閉さ
れる継電器接点rly とを、包有している。継電器接点rl
y は、共通接点rly1が接続線 (すなわち信号線) L05
接続され、かつ常閉接点rly2が接続線(すなわち信号線)
04に接続され、かつ常開接点rly3が接続線 (すなわ
ち信号線) L03に接続されており、継電器装置駆動回路
33のスイッチ回路SW32が閉鎖されている場合には継電器
本体RLY が励磁されていないとき共通接点rly1を常閉接
点rly2に維持しかつ継電器本体RLY が励磁されたとき共
通接点rly1を常閉接点rly2から常開接点rly3へ切り換え
て接続線L03〜L05を介し後続の警報装置などに適宜の
信号を与えており、また継電器装置駆動回路33のスイッ
チ回路SW32が開放されている場合には継電器本体RLY が
励磁されているとき共通接点rly1を常閉接点rly2に維持
しかつ継電器本体RLY が励磁されなくなったとき共通接
点rly1を常閉接点rly2から常開接点rly3へ切り換えて接
続線L03〜L05を介し後続の警報装置などに適宜の信号
を与えている。継電器本体RLY は、継電器装置駆動回路
33のスイッチ回路SW32が開放されているとき、漏液の発
生に対応して非励磁状態となり共通接点rly1を常閉接点
rly2から常開接点rly3へ切り換え、また継電器装置駆動
回路33のスイッチ回路SW32が閉鎖されているとき、漏液
の発生に対応して励磁状態となり共通接点rly1を常閉接
点rly2から常開接点rly3へ切り換える。
【0045】漏液検知信号処理回路30は、更に、一方の
電源入力端が接続線L01の他端部に接続され他方の電源
入力端が接地されかつ信号入力端が漏液検知回路形式対
応回路32の出力端に接続されており漏液検知回路形式対
応回路32から漏液検知標準化信号S3 が与えられている
とき (すなわち漏液検知標準化信号S3 が低レベルであ
るとき) 吸収紙12が漏液を所定量以上に吸収しているこ
と (すなわち漏液が発生していること) を視認可能に表
示しかつ漏液検知回路形式対応回路32から漏液検知標準
化信号S3 が与えられていないとき (すなわち漏液検知
標準化信号S3が高レベルであるとき) 吸収紙12が漏液
を所定量以上に吸収していないこと (すなわち漏液が発
生していないこと) を視認可能に表示するための表示回
路35とを、包有している。
【0046】表示回路35は、一方の入力端が接続線L01
に接続されかつ他方の入力端が漏液検知回路形式対応回
路32の出力端すなわち排他的論理和回路EXOR31の出力端
に接続されており漏液検知回路形式対応回路32から漏液
検知標準化信号S3 が与えられているとき低レベルとな
りかつ漏液検知回路形式対応回路32から漏液検知標準化
信号S3 が与えられていないとき高レベルとなる表示信
号S5 を出力するための排他的論理和回路EXOR33と、一
方の入力端が接地されかつ他方の入力端が漏液検知回路
形式対応回路32の出力端すなわち排他的論理和回路EXOR
31の出力端に接続されており漏液検知回路形式対応回路
32から漏液検知標準化信号S3 が与えられているとき高
レベルとなりかつ漏液検知回路形式対応回路32から漏液
検知標準化信号S3 が与えられていないとき低レベルと
なる表示信号S6 を出力するための排他的論理和回路EX
OR34と、排他的論理和回路EXOR33の出力端にアノードが
接続されかつカソードが抵抗R35およびスイッチ回路SW
34を介して接地されておりスイッチ回路SW34が閉鎖され
かつ排他的論理和回路EXOR33から表示信号S5 が与えら
れているとき発光して吸収紙12が漏液を所定量以上に吸
収していること (すなわち漏液が発生していること) を
視認可能に表示しかつスイッチ回路SW34が閉鎖されかつ
排他的論理和回路EXOR33から表示信号S5 が与えられて
いないとき滅光して吸収紙12が漏液を所定量以上に吸収
していないこと (すなわち漏液が発生していないこと)
を視認可能に表示するための光ダイオードPD32と、排他
的論理和回路EXOR34の出力端にアノードが接続されかつ
カソードが抵抗R35およびスイッチ回路SW34を介して接
地されておりスイッチ回路SW34が閉鎖されかつ排他的論
理和回路EXOR34から表示信号S6 が与えられているとき
発光して吸収紙12が漏液を所定量以上に吸収していない
こと (すなわち漏液が発生していること) を視認可能に
表示しかつスイッチ回路SW34が閉鎖されかつ排他的論理
和回路EXOR34から表示信号S6 が与えられていないとき
滅光して吸収紙12が漏液を所定量以上に吸収しているこ
と (すなわち漏液が発生していること) を視認可能に表
示するための光ダイオードPD33とを、包有している。ス
イッチ回路SW34が開放されているときには、漏液検知回
路形式対応回路32の排他的論理和回路EXOR31から漏液検
知標準化信号S3 が与えられているか否かにかかわら
ず、光ダイオードPD32,PD33 が双方とも滅光されてい
る。スイッチ回路SW34が閉鎖されている状態で、光ダイ
オードPD32,PD33 が双方とも滅光状態にあれば、接続線
01を介して漏液検知信号処理回路30に対する電力供給
が停止されていることを表示しているものと解すること
ができる。スイッチ回路SW34は、継電器装置34中のスイ
ッチ回路SW33と連動されていることが好ましい。
【0047】(実施例の作用)
【0048】また、図1ないし図10を参照しつつ、本
発明にかかる漏液検知装置用ケーシングの一実施例につ
いて、その作用を漏液検知装置の作用ともども、詳細に
説明する。
【0049】漏液検知回路20の漏液検知装置用ケーシン
グ13への収容 (図1〜図5参照)
【0050】ケーシング蓋体13B の接続線引出部13B3
対し漏液検知回路20の接続線L11〜L13がその一端部を
挿通して配設されたのち、ケーシング蓋体13B の挿入部
外周面の基部より先端部に形成された配設溝13B2に対し
Oリング13C が配設される。
【0051】ケーシング蓋体13B の接続線引出部13B3
対し接続線L11〜L13が配設された漏液検知回路20は、
ケーシング本体13A に収容される。
【0052】漏液検知回路20の収容されたケーシング本
体13A の開口には、ケーシング蓋体13B の挿入部が挿入
される。これに伴なって、ケーシング本体13A の開口内
周に形成された係止突部13A1に対しその挿入部外周面の
基部に形成された係止突部13B1が取外不能に係止され、
かつケーシング本体13A の開口内周面とその挿入部外周
面との間がOリング13C によってシールされる。ちなみ
に、ケーシング本体13A には、漏液検知回路20の収容の
のち、ケーシング蓋体13B の取付に先き立ち、シリコン
樹脂などの適宜の充填剤13E を収容して液体あるいは気
体の侵入に備えれば、一層好ましい。
【0053】ケーシング本体13A の開口にケーシング蓋
体13B の挿入部が挿入されたのち、ケーシング蓋体13B
の接続線引出部13B3の外周面に形成されたネジ部13B4
対し締付部材13D の内周面の一端部ないし中央部に形成
されたネジ部13D1が螺合され、これに伴ないその内周面
の他端部に形成されたテーパ部13D2でケーシング蓋体13
B の接続線引出部13B3の先端外周を内側へ向けて押圧し
接続線L11〜L13との間に生じる間隙が排除される。
【0054】以上により、本発明にかかる漏液検知装置
用ケーシング13には、漏液検知回路20が封入され、漏液
の侵入を阻止することができる。
【0055】漏液検知回路20の設置ならびに漏液検知信
号処理回路30の初期設定
【0056】漏液検知回路20は、漏液検知対象領域に対
しビスなどによって固定した保持ブラケット11に吸収紙
12を配置したのち、その吸収紙12を保持ブラケット11と
協同して挾持するように保持ブラケット11に保持せしめ
られる。
【0057】漏液検知回路20は、そののち、漏液検知信
号処理回路30中の継電器装置34に含まれたスイッチ回路
SW33,SW34 を開放した状態 (図示せず) で、接続線L11
〜L13の一端部を適宜の要領で漏液検知信号処理回路30
の適宜の箇所に接続することにより、漏液検知信号処理
回路30に接続される。
【0058】漏液検知信号処理回路30では、漏液検知回
20による漏液検知信号S1 の発生形式に応じて、スイ
ッチ回路SW31が開放される。
【0059】漏液検知信号処理回路30では、継電器装置
駆動回路33のスイッチ回路SW32を開放もしくは閉鎖して
継電器装置34中の継電器の動作形式を設定する。
【0060】漏液検知信号処理回路30では、表示回路35
中のスイッチ回路SW34を閉鎖して漏液が発生したか否か
と漏液検知信号処理回路30が正常に動作しているか否か
とを視認可能に表示し、併せて継電器装置34に含まれた
スイッチ回路SW33を閉鎖する。
【0061】以上により、本発明にかかる漏液検知装置
用ケーシング13に一部が収容された漏液検知装置10は、
漏液検知回路20の設置ならびに漏液検知信号処理回路30
の初期設定を終了し、漏液検知対象領域における漏液の
検知を開始する。
【0062】漏液検知回路20の動作
【0063】漏液が未だ発生していない状態における
動作
【0064】漏液検知回路20では、ダイオードD21およ
び接続線L11,L12を介して漏液検知信号処理回路30
ら供給された適宜 (たとえば5〜24V) の定電圧電力に
応じて定電流発生回路CRが所望の定電流電力を発生し、
保護抵抗R201 および可変抵抗R202 を介して光ダイオ
ードPD21に与えている。
【0065】光ダイオードPD21は、それに伴なって発光
し、探査光Lを吸収紙12に照射している。吸収紙12は、
漏液を所定量以上に吸収していないので、光ダイオード
PD21から与えられた探査光Lを漏液検知回路20中の受光
回路22に向けて十分に反射している。
【0066】吸収紙12による反射光L* は、漏液検知回
20中の受光回路22に含まれた光トランジスタPTR21
よって受光されている。光トランジスタPTR21 は、吸収
紙12が漏液を所定量以上に吸収しておらず吸収紙12によ
る反射光L* の光量が所定値以上にあるので、導通状態
にある。
【0067】光トランジスタPTR21 が導通状態にあるの
で、漏液検知信号発生回路23では、トランジスタTR21
非導通状態となる。このため、漏液検知信号発生回路23
には、ダイオードD22および接続線L12,L13を介し漏
液検知信号処理回路30から電流が与えられることがな
く、漏液検知信号S1 が発生されない。
【0068】漏液検知回路20では、更に、表示回路24中
の定電圧発生回路VRがダイオードD21を介して与えられ
た適宜 (たとえば5〜24V) の定電圧電力から所定
(たとえば5V) の定電圧電力を発生してトランジスタT
R23,TR24 に与えている。トランジスタTR23は、受光回
路22中の光トランジスタPTR21 が導通状態にあるので、
ベースエミッタ間の電圧差が小さく、非導通状態にあ
り、光ダイオードPD22が滅光状態にある。このとき、ト
ランジスタTR24は、導通状態となり、光ダイオードPD23
が発光状態となる。光ダイオードPD22,PD23 は、漏液が
発生していないことを視認可能に表示している。
【0069】漏液が発生した状態における動作
【0070】上述の状態で漏液が発生すると、吸収紙12
が漏液を所定量以上に吸収し吸収紙12による反射光L*
の光量が所定値未満となるので、光トランジスタPTR21
は、非導通状態となる。
【0071】光トランジスタPTR21 が非導通状態となる
と、漏液検知信号発生回路23では、トランジスタTR21
導通状態となる。このため、漏液検知信号発生回路23に
は、ダイオードD22および接続線L12,L13を介して漏
液検知信号処理回路30から電流が与えられ、漏液検知信
号S1 が発生される。
【0072】表示回路24では、受光回路22中の光トラン
ジスタPTR21 が非導通状態となったので、トランジスタ
TR23が導通状態となり、かつトランジスタTR24が非導通
状態となる。このため、光ダイオードPD22が発光状態と
なり、かつ光ダイオードPD23が滅光状態となる。光ダイ
オードPD22,PD23 は、漏液が発生していることを視認可
能に表示している。
【0073】漏液検知信号処理回路30の動作
【0074】漏液が未だ発生していない状態における
動作
【0075】漏液検知信号処理回路30では、漏液検知回
20から漏液検知信号S1 が与えられていない (すなわ
ち漏液が発生していない) ので、漏液検知信号受信回路
31の光ダイオードPD31が滅光し、光トランジスタPTR31
が非導通状態にある。そのため、光トランジスタPTR31
のコレクタから出力されている漏液検知信号受信信号S
2 は、高レベルである。
【0076】漏液検知回路形式対応回路32では、スイッ
チ回路SW31が閉鎖されているので、排他的論理和回路EX
OR31が、漏液検知信号受信信号S2 の高レベルに応じて
高レベルの漏液検知標準化信号S3 を出力している。
【0077】漏液検知回路形式対応回路32から漏液検知
標準化信号S3 が発生されていない(すなわち漏液検知
標準化信号S3 が高レベルである) ので、継電器装置駆
動回路33では、スイッチ回路SW32が開放されている (図
9参照) とき、排他的論理和回路EXOR32が、漏液検知標
準化信号S3 の高レベルに対応して低レベルとなる継電
器駆動信号S4 を発生して継電器装置34のトランジスタ
TR31に与えている。
【0078】トランジスタTR31は、継電器駆動信号S4
が与えられていないので、非導通状態を維持しており、
継電器装置34の継電器本体RLY を励磁していない。
【0079】継電器本体RLY が励磁されていないので、
継電器接点rly の共通接点rly1が常閉接点rly2側に接触
され、接続線L03〜L05を介して後続の警報装置 (図示
せず) などへ漏液発生信号を出力していない。
【0080】これに対し、スイッチ回路SW32が閉鎖され
ている (図10参照) とき、継電器装置駆動回路33で
は、漏液検知回路形式対応回路32から漏液検知標準化信
号S3が発生されていない (すなわち漏液検知標準化信
号S3 が高レベルである) ので、排他的論理和回路EXOR
32が、漏液検知標準化信号S3 の高レベルに対応して高
レベルとなる継電器駆動信号S4 を発生して継電器装置
34のトランジスタTR31に与えている。
【0081】トランジスタTR31は、継電器駆動信号S4
が与えられているので、導通状態を維持しており、継電
器装置34の継電器本体RLY を励磁している。
【0082】継電器本体RLY が励磁されているので、継
電器接点rly の共通接点rly1が常閉接点rly2側に接触さ
れ、接続線L03〜L05を介して後続の警報装置 (図示せ
ず)などへ漏液発生信号を出力していない。
【0083】表示回路35では、漏液検知回路形式対応回
路32から漏液検知標準化信号S3 が与えられる (すなわ
ち漏液検知標準化信号S3 が高レベルとなる) と、排他
的論理和回路EXOR33がその漏液検知標準化信号S3 の高
レベルに応じて低レベルとなる表示信号S5 を発生して
光ダイオードPD32に与え滅光せしめ、かつ排他的論理和
回路EXOR34が漏液検知回路形式対応回路32から与えられ
た漏液検知標準化信号S3 の高レベルに応じて高レベル
となる表示信号S6 を発生して光ダイオードPD33に与え
発光せしめることにより、吸収紙12が漏液を所定量以上
に吸収していないこと (すなわち漏液が発生しているこ
と) を視認可能に表示する。
【0084】漏液が発生した状態における動作
【0085】上述の状態で漏液が発生すると、漏液検知
信号処理回路30では、漏液検知回路20から漏液の発生に
伴なって漏液検知信号S1 が与えられるので、漏液検知
信号受信回路31の光ダイオードPD31が発光し、光トラン
ジスタPTR31 が導通状態となる。そのため、光トランジ
スタPTR31 のコレクタから出力されている漏液検知信号
受信信号S2 は、低レベルとなる。
【0086】漏液検知回路形式対応回路32では、スイッ
チ回路SW31が開放されているので、排他的論理和回路EX
OR31が、漏液検知信号受信信号S2 の低レベルに応じて
高レベルの漏液検知標準化信号S3 を、出力する。
【0087】漏液検知回路形式対応回路32から漏液検知
標準化信号S3 が発生される (すなわち漏液検知標準化
信号S3 が低レベルとなる) と、継電器装置駆動回路33
では、スイッチ回路SW32が開放されている (図9参照)
とき、排他的論理和回路EXOR32が、漏液検知標準化信号
3 の低レベルに対応して高レベルとなる継電器駆動信
号S4 を発生して継電器装置34のトランジスタTR31に与
える。
【0088】トランジスタTR31は、継電器駆動信号S4
が与えられるに対応して導通状態となり、継電器装置34
の継電器本体RLY を励磁する。
【0089】継電器本体RLY が励磁されると、継電器接
点rly の共通接点rly1が常閉接点rly2から常開接点rly3
側に切り換えられ、接続線L03〜L05を介して後続の警
報装置 (図示せず) などへ漏液発生信号を出力する。
【0090】これに対し、スイッチ回路SW32が閉鎖され
ている (図10参照) とき、継電器装置駆動回路33で
は、漏液検知回路形式対応回路32から漏液検知標準化信
号S3が発生される (すなわち漏液検知標準化信号S3
が低レベルとなる) と、排他的論理和回路EXOR32が、漏
液検知標準化信号S3 の低レベルに対応して低レベルと
なる継電器駆動信号S4 を発生して継電器装置34のトラ
ンジスタTR31に与える (すなわち継電器駆動信号S4
継電器装置34のトランジスタTR31に与えなくなる) 。
【0091】トランジスタTR31は、継電器駆動信号S4
が与えられなくなるに対応して非導通状態となり、継電
器装置34の継電器本体RLY を励磁しなくなる。
【0092】継電器本体RLY が励磁されなくなると、継
電器接点rly の共通接点rly1が常閉接点rly2から常開接
点rly3側に切り換えられ、接続線L03〜L05を介して後
続の警報装置 (図示せず) などへ漏液発生信号を出力す
る。
【0093】表示回路35では、漏液検知回路形式対応回
路32から漏液検知標準化信号S3 が与えられない (すな
わち漏液検知標準化信号S3 が低レベルとなる) と、排
他的論理和回路EXOR33がその漏液検知標準化信号S3
低レベルに応じて高レベルとなる表示信号S5 を発生し
て光ダイオードPD32に与え発光せしめ、かつ排他的論理
和回路EXOR34が漏液検知回路形式対応回路32から与えら
れた漏液検知標準化信号S3 の低レベルに応じて低レベ
ルとなる表示信号S6 を発生して光ダイオードPD33に与
え滅光せしめることにより、吸収紙12が漏液を所定量以
上に吸収していること (すなわち漏液が発生していない
こと) を視認可能に表示する。
【0094】耐食性試験 (図1〜図5参照)
【0095】本発明にかかる漏液検知装置用ケーシング
13に一部が収容された漏液検知装置10は、接続線L11
13を把持して漏液検知回路20の収容された漏液検知装
置用ケーシング13を硫酸に投入して24時間経過後に引
き上げたところ、目視観察してみても全く損傷を受けて
おらず、また分解して内部を目視観察してみても硫酸の
侵入を全く確認できなかった。
【0096】
【発明の効果】上述より明らかなごとく、本発明にかか
る漏液検知装置用ケーシングは、[問題点の解決手段]
の欄に解決手段として明示したごとく構成されており、
特に、(a) 漏液によって損傷を受けない樹脂で作製され
ており、漏液検知回路を収容するためのケーシング本体
と、(b) ケーシング本体の開口内周に形成された係止突
部に対し挿入部外周面に形成された係止部突が取外不能
に係止されかつ接続線引出部から漏液検知回路に接続さ
れた接続線が引き出されかつ漏液によって損傷を受けな
い樹脂で作製されており、ケーシング本体の開口を閉鎖
するためのケーシング蓋体と、(c) ケーシング蓋体の挿
入部外周面に形成された配設溝に対して配設されかつ漏
液によって損傷を受けない樹脂で作製されており、ケー
シング本体の内周面とケーシング蓋体の外周面との間の
シールを確保するためのOリングと、(d) ケーシング蓋
体の接続線引出部の外周面に形成されたネジ部に対し内
周面に形成されたネジ部が螺合されかつ内周面に形成さ
れたテーパ部がケーシング蓋体の接続線引出部の先端外
周を内側へ向けて押圧しかつ漏液によって損傷を受けな
い樹脂で作製されており、ケーシング蓋体の接続線引出
部と接続線との間に生じる間隙を排除するための締付部
材とを備えているので、(i) ケーシング本体をケーシ
ング蓋体から取外不能とできる効果を有し、また(ii)
ケーシング本体とケーシング蓋体との間のシール不良な
らびにケーシング蓋体から接続線を引き出すに伴なうシ
ール不良を排除できる効果を有し、加えて(iii) 製造
ないし設置に際し破損され難くできる効果ならびに(iv)
軽量化を達成できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる漏液検知装置用ケーシングの一
実施例を詳細に示すための断面図である。
【図2】図1に示した実施例の使用状態を示すための平
面図である。
【図3】図1に示した実施例の使用状態を示すための正
面図である。
【図4】図1に示した実施例の使用状態を示すための底
面図である。
【図5】図1に示した実施例の使用状態を示すための断
面図である。
【図6】図1に示した実施例に収容された漏液検知回路
を含む漏液検知装置の一例を示すためのブロック回路図
である。
【図7】図6に示した漏液検知装置の一例の一部を詳細
に示すための電気回路図である。
【図8】図6に示した漏液検知装置の一例の一部を示す
ための電気回路図である。
【図9】図6に示した漏液検知装置の一例の作用を説明
するためのタイムチャート図である。
【図10】図6に示した漏液検知装置の一例の作用を説
明するためのタイムチャート図である。
【符号の説明】
13・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・漏液検知装置用ケーシ
ング 13A ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ケーシング本体 13A1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・係止突部 13B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ケーシング蓋体 13B1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・係止突部 13B2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・配設溝 13B3・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・接続線引出部 13B4・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ネジ部 13C ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Oリング 13D ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・締付部材 13D1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ネジ部 13D2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・テーパ部 13E ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・充填剤10・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 漏液検知装置 11・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・保持ブラケット 11a ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・取付孔 12・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・吸収紙20・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 漏液検知回路 D21, D22 ・・・・・・・・・・・・・・・ダイオード L11, L13 ・・・・・・・・・・・・・・・接続線 21・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・発光回路 CR・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・定電流発生回路 R201,R202・・・・・・・・・・・・・・・抵抗 PD21・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・光ダイオード 22・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・受光回路 PTR21 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・光トランジスタ R203 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・抵抗 23・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・漏液検知信号発生回路 R204 〜R206 ・・・・・・・・・・・・抵抗 TR21,TR22 ・・・・・・・・・・・・・・・・トランジスタ 24・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・表示回路 R207 〜R212 ・・・・・・・・・・・・抵抗 TR23,TR24 ・・・・・・・・・・・・・・・・トランジスタ PD22,PD23 ・・・・・・・・・・・・・・・・光ダイオード VR・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・定電圧発生回路30・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 漏液検知信号処理回路 L01〜L05 ・・・・・・・・・・・・・・・接続線 31・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・漏液検知信号受信回路 PD31・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・光ダイオード PTR31 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・光トランジスタ R31,R32・・・・・・・・・・・・・・・・抵抗 32・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・漏液検知回路形式対応回
路 EXOR31・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・排他的論理和回路 R33・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・抵抗 SW31・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スイッチ回路 33・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・継電器装置駆動回路 EXOR32・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・排他的論理和回路 R34・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・抵抗 SW32・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スイッチ回路 34・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・継電器装置 C31・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コンデンサ D31・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ダイオード R31・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・抵抗 RLY ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・継電器本体 rly ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・継電器接点 rly1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・共通接点 rly2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・常閉接点 rly3・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・常開接点 SW33・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スイッチ回路 TR31・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・トランジスタ 35・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・表示回路 EXOR33,EXOR34 ・・・・・・・・・・・・排他的論理和回路 PD32,PD33 ・・・・・・・・・・・・・・・・光ダイオード R35・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・抵抗 SW34・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スイッチ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】漏液検知対象領域に配置され吸収紙に漏液
    が吸収されたか否かを検知するための漏液検知回路を収
    容してなる漏液検知装置用ケーシングが、 (a) 漏液によって損傷を受けない樹脂で作製されてお
    り、漏液検知回路を収容するためのケーシング本体(13
    A) と、 (b) ケーシング本体(13A) の開口内周に形成された係止
    突部(13A1)に対し挿入部外周面に形成された係止突部(1
    3B1)が取外不能に係止されかつ接続線引出部(13B3)から
    漏液検知回路に接続された接続線が引き出されかつ漏液
    によって損傷を受けない樹脂で作製されており、ケーシ
    ング本体(13A) の開口を閉鎖するためのケーシング蓋体
    (13B) と、 (c) ケーシング蓋体(13B) の挿入部外周面に形成された
    配設溝(13B2)に対して配設されかつ漏液によって損傷を
    受けない樹脂で作製されており、ケーシング本体(13A)
    の内周面とケーシング蓋体(13B) の外周面との間のシー
    ルを確保するためのOリング(13C) と、 (d) ケーシング蓋体(13B) の接続線引出部(13B3)の外周
    面に形成されたネジ部(13B4)に対し内周面に形成された
    ネジ部(13D1)が螺合されかつ内周面に形成されたテーパ
    部(13D2)がケーシング蓋体(13B) の接続線引出部(13B3)
    の先端外周を内側へ向けて押圧しかつ漏液によって損傷
    を受けない樹脂で作製されており、ケーシング蓋体(13
    B) の接続線引出部(13B3)と接続線との間に生じる間隙
    を排除するための締付部材(13D) とを備えてなることを
    特徴とする漏液検知装置用ケーシング。
  2. 【請求項2】ケーシング本体(13A) ,ケーシング蓋体(1
    3B) および締付部材(13D) が、 テトラフルオロエチレン重合体で作製されてなることを
    特徴とする請求項1に記載の漏液検知装置用ケーシン
    グ。
  3. 【請求項3】漏液検知装置用ケーシングが、更に (e) ケーシング本体(13A) に収容されており、ケーシン
    グ本体(13A) 内に液体あるいは気体が侵入して漏液検知
    回路に損傷を与えることを防止するための充填剤(13E)
    を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の漏液検
    知装置用ケーシング。
  4. 【請求項4】充填剤(13E) が、シリコン樹脂であること
    を特徴とする請求項3に記載の漏液検知装置用ケーシン
    グ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6259370B1 (en) 1999-08-03 2001-07-10 Technical & Try Co., Ltd. Leak sensor
JP2002082011A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 T & T:Kk 漏液センサー
JP2002296141A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 T & T:Kk 漏液センサー

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