JP2002081774A - スターリング冷凍機用熱交換器及び熱交換器体 - Google Patents

スターリング冷凍機用熱交換器及び熱交換器体

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JP2002081774A JP2000265231A JP2000265231A JP2002081774A JP 2002081774 A JP2002081774 A JP 2002081774A JP 2000265231 A JP2000265231 A JP 2000265231A JP 2000265231 A JP2000265231 A JP 2000265231A JP 2002081774 A JP2002081774 A JP 2002081774A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コルゲートフィンを固定する作業
が簡略化されると共にメンテナンスに有効な構成であっ
て、熱交換効率がより向上したスターリング冷凍機用熱
交換器とその熱交換器体を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の熱交換器42は、コルゲート加
工により多数の溝が形成された薄板を各溝が軸方向と平
行になるように円筒状に成形したコルゲートフィン42
1と、該コルゲートフィン421の内周に接する第1リ
ング状部材422とが一体化して成るものである。ま
た、本発明の熱交換器体4は管状の本体41の内周面に
熱交換器421が圧接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スターリング冷凍
機に備えられる吸熱器や放熱器などの熱交換器体とその
熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、スターリング機関を利用したフリ
ーピストン型スターリング冷凍機の一般的な構成につい
て説明する。図9は該フリーピストン型スターリング冷
凍機の側面断面を概略的に示した図である。シリンダ1
内には低温部となる吸熱器2、再生器3、及び高温部と
なる放熱器4がこの順に収納されている。吸熱器2及び
放熱器4はいずれも管状の本体21,41の一端側の内
周面に熱交換器22,42を取り付けて成る熱交換器体
であり、各熱交換器22,42はシリンダ1内で再生器
3に隣接している。
【0003】上記シリンダ1内にはディスプレーサロッ
ド5の一端に固着したディスプレーサ6と該ディスプレ
ーサロッド5が貫通したピストン7が配設されている。
また、該ディスプレーサロッド5の他端はスプリング8
に接続されている。シリンダ1内ではこれらディスプレ
ーサ6とピストン7によって、吸熱器2の内部に膨張空
間9が形成され放熱器4の内部に圧縮空間10が形成さ
れている。これら膨張空間9と圧縮空間10とは再生器
3によって連通して閉回路を構成している。
【0004】このフリーピストン型スターリング冷凍機
の動作について説明する。ピストン7はリニアモータ
(図示せず)などの外部動力により、シリンダ1の軸方向
に所定の周期にて往復運動する。また、圧縮空間10に
は予めヘリウムなどの作動ガスが封入されている。
【0005】該ピストン7の移動により圧縮空間10内
の作動ガスが圧縮されると、その作動ガスは放熱器4の
熱交換器42を介して再生器3を通り膨張空間9に導か
れる(図中、点線矢印A)。このとき、圧縮によって熱を
生じた作動ガスは熱交換器42にて外部の空気と熱交換
されて熱を放出し、再生器3を通ることで該再生器3に
予め蓄えられていた冷熱を受け取って予冷される。
【0006】作動ガスが膨張空間9に流入するとディス
プレーサ6はスプリング8に抗して押し下げられるの
で、作動ガスは膨張し冷熱が生じる。そして、ある程度
作動ガスが膨張すると、スプリング8の復帰力によりデ
ィスプレーサ6は反対方向に押し上げられる。
【0007】これによって、膨張空間9内の作動ガスは
吸熱器2の熱交換器22を介して再生器3を通り再び圧
縮空間10に移動する(図中、実線矢印A')。このとき、
作動ガスは熱交換器22にて外部の空気と熱交換されて
熱を吸収し、再生器3を通ることで該再生器3に蓄えら
れていた熱を受け取って余熱される。そして、圧縮空間
10に戻った作動ガスは再びピストン7の圧縮を受け
る。
【0008】このような一連のサイクルが連続して繰り
返されることにより、吸熱器2にて極低温の冷熱が取り
出される。ここでは、吸熱器2の熱交換器22での吸熱
量と放熱器4の熱交換器42での放熱量とは大きい方が
好ましい。なぜならば、作動ガスに対する再生器3の予
冷及び予熱の効率が向上するので、再生器3にかかる負
担を軽減でき、ひいてはスターリング冷凍機の冷凍性能
の向上が達成できるからである。
【0009】次に、上述したスターリング冷凍機の高温
側熱交換器体である放熱器4について図10を参照して
説明する。尚、ここでは放熱器4とその熱交換器42に
ついてのみ述べるが、低温側熱交換器体である吸熱器2
とその熱交換器22も同様の構成である。
【0010】図に示すように、この熱交換器42はコル
ゲート加工した薄板を円筒状に成形したコルゲートフィ
ン421である。その側面は軸方向に沿って直線状に延
びるV字型の溝421aが多数、等間隔に形成されてお
り、ぎざぎざ状となっている。
【0011】ここでは、放熱器4の本体41の中心側に
突出している部分を各溝421aの底部421bとし、
本体41の内周面の側に突出している部分を隣合う溝4
21aによって形成された頂部421cとする。各頂部
421cを滑らかに結んでできる円の直径(コルゲート
フィン421の外径)と本体41の内径とはほぼ等し
く、本体41とコルゲートフィン421とは互いの軸が
同心となるように配されている。
【0012】この本体41の内周面とコルゲートフィン
421の頂部421cとは接着剤又ははんだによって強
固に固定されている。図11はコルゲートフィン421
を軸方向から見た要部拡大図であり、接着剤にて固定し
た状態を示している。この場合、先ず本体41の内周面
に接着剤11を薄く塗り広げておき、そこにコルゲート
フィン421を挿入する。そして、所定の位置にコルゲ
ートフィン421をしばらく保持した状態で接着剤11
を乾燥させる。
【0013】また、図12ははんだにて固定した状態を
示している。はんだ付けの場合は、先ずコルゲートフィ
ン421を本体41内に挿入する。そして、コルゲート
フィン421を所定の位置に保持した状態で、本体41
の内周面とコルゲートフィン421の頂部421cとが
接触もしくは近接する部分にはんだ12を施す。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の熱交換器体では接着又ははんだ付けによる固定
の工程が手作業で行われていた。故に、この工程は非常
に手間と時間がかかるので、生産性が悪く製造コストの
削減が困難であった。また、製品の品質、即ち熱交換性
能にばらつきが生じやすく、製品の安定性や信頼性に欠
けていた。
【0015】さらに、スターリング冷凍機を長期間使用
するのに伴ってコルゲートフィン421が損傷した場
合、これを取り外して交換することはできなかった。従
って、修理時における使用者の経済的負担や、地球環境
に配慮した資源の再生利用いわゆるリサイクルという点
で問題があった。
【0016】本発明は上記課題をかんがみて成されたも
のであり、コルゲートフィンを固定する作業が簡略化さ
れると共にメンテナンスに有効な構成であって、熱交換
効率がより向上したスターリング冷凍機用熱交換器とそ
の熱交換器体を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスターリング冷凍機用熱交換器は、コルゲ
ート加工により多数の溝が形成された薄板を各溝が軸方
向と平行になるように円筒状に成形したコルゲートフィ
ンと、該コルゲートフィンの内周に接する第1リング状
部材とを一体化して成るものである。コルゲートフィン
と第1リング状部材とが一体化することで、その接触面
積は増大し良好な熱伝導性を示す。その一体化には接着
手段、例えばロウ付けやはんだ付けを施すとよい。
【0018】また、本発明の他のスターリング機関用熱
交換器は、コルゲート加工により多数の溝が形成された
薄板を各溝が軸方向と平行になるように円筒状に成形し
たコルゲートフィンと、該コルゲートフィンの外周に接
する第2リング状部材とを一体化したものである。これ
らコルゲートフィンと第2リング状部材とが一体化され
ていると、その接触面積は増大し良好な熱伝導性を示
す。その一体化には接着手段、例えばロウ付けやはんだ
付けを施すとよい。
【0019】上述したいずれの熱交換器もその外径が熱
交換器体の本体の内径よりも僅かに大きいと、熱交換器
を径方向に縮ませながら前記本体の中空に挿入しなけれ
ばならない。故に、熱交換器は本体内に圧接した状態で
位置固定される。
【0020】また、本発明の熱交換器体は上述した熱交
換器を本体の内周面に取り付けて成るものであって、該
本体の少なくとも一端には軸方向に沿って端側にいくほ
ど壁厚が薄くなるようにテーパーが形成されており、本
体の最大の内径は熱交換器の外径よりも大きい。従っ
て、本体の端部では熱交換器を簡単に挿入できる。そし
て、本体の内径が小さくなるに従って徐々に力を大きく
しながら熱交換器を挿入していくとよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。尚、図10〜12に示す従来
技術と同じ名称の部材には同一の符号を付している。ま
た、各実施形態では放熱器4とその熱交換器42につい
てのみ説明するが、その構成や部材の材料の選択、設計
変更などについては吸熱器2とその熱交換器22にも適
用できる。従って、特に断らない限り、説明で放熱器4
及び熱交換器42を吸熱器2及び熱交換器22に読み変
えてもよいのはもちろんである。
【0022】先ず、第1実施形態について説明する。図
1は本実施形態の熱交換器体である放熱器4の外観斜視
図である。また、図2は該放熱器4に内蔵された熱交換
器42を示しており、(a)は外観斜視図であり、(b)は
分解斜視図である。この熱交換器42はコルゲートフィ
ン421と第1リング状部材422とから成る。
【0023】該コルゲートフィン421は図10に示す
従来技術と同じ構成であって、コルゲート加工した薄板
を各溝421aが軸方向と平行になるように円筒状に成
形して成るものである。また、第1リング状部材422
は良好な熱伝導性を有する材料から成る筒体である。
【0024】図2(a)に示すように、コルゲートフィン
421の内周には第1リング状部材422が、互いの軸
が同心となるように接している。ここでは、コルゲート
フィン421の各底部421bを滑らかに結んでできる
円の直径(コルゲートフィン421の内径)と、第1リン
グ状部材422の外径とはほぼ等しい。
【0025】これらコルゲートフィン421と第1リン
グ状部材422とは、円環状のロウ材13にて接合され
る。即ち、コルゲートフィン421と第1リング状部材
422が接する部分に該ロウ材13を置いて加熱する
と、溶解したロウ材13はコルゲートフィン421の底
部421bに沿って流下する。
【0026】これによって、図3に示すように、ロウ材
13はコルゲートフィン421と第1リング状部材42
2とが接する部分にほぼ一様に行き渡る。そして、ロウ
材13が硬化することでコルゲートフィン421と第1
リング状部材422とは接合一体化される。尚、ここで
はロウ付けについて説明したが、このほかはんだ付けな
どが施されてもよい。
【0027】上述した熱交換器42は図1に示す本体4
1に互いの軸が同心となるように挿入されて放熱器4と
なる。熱交換器42を本体41に挿入するための構成は
次の通りである。即ち、本体41及び熱交換器42の断
面概略図である図4に示すように、本体41の両端には
軸方向に沿って端側にいくほど壁厚が薄くなるようにテ
ーパーが形成されている(テーパー部41a)。
【0028】そして、熱交換器42の外径(コルゲート
フィン421の外径)R1(=φB)は、本体41の両端面
での最大の内径R2(=φB+α1)よりも僅かに小さく、ま
たテーパー部41aよりも軸方向に内側での内径R3(=
φB-α2)よりも僅かに大きく構成されている。
【0029】従って、この熱交換器42を本体41の端
部から挿入していくと、最初は小さい力で簡単に熱交換
器42を挿入できる。そして、本体41の内径は徐々に
小さくなり最終的には熱交換器42の外径R1よりも小
さくなるので、徐々に大きな力を加えながら熱交換器4
2を挿入していく。このようにすると、熱交換器42を
本体41に簡単に挿入できる。
【0030】ここでは、コルゲートフィン421の各底
部421bが第1リング状部材422に固定されている
ことから、その外径R1よりも小さい内径R3の本体41
に収納されたコルゲートフィン421は各溝421aが
押し広げられた状態となり、径方向外側に弾性力が生じ
る。
【0031】そして、該コルゲートフィン421は外径
R1及び各溝421aの深さは軸方向に一定であること
から、前記弾性力によって熱交換器42は本体41の内
周面に均一に圧接され位置固定される。このとき、コル
ゲートフィン421と第1リング状部材422とは強固
に固定されていて変形しない。
【0032】上述したように、本実施形態では接着剤や
はんだを用いなくても熱交換器42を本体41内の適切
な位置に固定できるので、工程が簡素化され製造コスト
の削減を達成できる。また、熱交換器体の熱交換性能が
安定する。
【0033】また、コルゲートフィン421が損傷した
場合には本体41から該熱交換器42を引き抜いて取り
出すこともできる。従って、必要に応じて容易に交換す
ることができるので、修理時における使用者の経済的負
担やリサイクルの問題を解消できる。
【0034】さらに、本実施形態で用いられる熱交換器
42はコルゲートフィン421と第1リング状部材42
2をロウやはんだなどにて一体化していることから、別
個に構成されているよりも良好な熱伝導性を示す。従っ
て、熱交換効率が向上する。
【0035】次に、本発明に係る第2実施形態について
説明する。図5は本実施形態の熱交換器体である放熱器
4の外観斜視図である。また、図6は該放熱器4に内蔵
された熱交換器42'を示しており、(a)は外観斜視図
であり、(b)は分解斜視図である。
【0036】この熱交換器42'はコルゲートフィン4
21と第2リング状部材422'とから成る。該コルゲ
ートフィン421は図10に示す従来技術と同じ構成で
ある。また、第2リング状部材422'は良好な熱伝導
性及び弾性を有する材料から成る筒体である。
【0037】図6(a)に示すように、コルゲートフィン
421の外周には第2リング状部材422'が、互いに
軸が同心となるように接している。ここでは、コルゲー
トフィン421の外径と第2リング状部材422'の内
径とはほぼ等しい。また、コルゲートフィン421と第
2リング状部材422'と、第1実施形態のコルゲート
フィン421及び第1リング状部材422と同様に、ロ
ウ材13やはんだなどにて接合、固定されている。
【0038】上述した熱交換器42'は図5に示す本体
41に互いの軸が同心となるように挿入されて放熱器4
となる。熱交換器42'を本体41に挿入するための構
成は次の通りである。即ち、本体41及び熱交換器4
2'の断面概略図である図7に示すように、本体41の
両端には第1実施形態と同様にテーパーが形成されてい
る(テーパー部41a)。
【0039】そして、熱交換器42'の外径(第2リング
状部材422'の外径)R1'(=φB')は本体41の両端面
での最大の内径R2'(=φB'+α1')よりも僅かに小さ
く、またテーパー部41aよりも軸方向に内側での内径
R3'(=φB'-α2')よりも僅かに大きく構成されてい
る。
【0040】従って、第1実施形態と同様に、該熱交換
器42'はテーパー部41aによって簡単に本体41に
挿入することができる。また、本体41内に収納された
熱交換器42'は、コルゲートフィン421及び第2リ
ング状部材422'に生じる弾性力によって本体41の
内周面に圧接され位置固定される。このとき、コルゲー
トフィン421と第2リング状部材422'とは強固に
固定されていて変形しない。
【0041】上述したように、本実施形態も接着剤やは
んだを用いずに熱交換器42'を本体41内に適切な位
置に固定できる上、本体41と熱交換器42'とは固着
していないので自在に取り出すことができる。また、コ
ルゲートフィン421と第2リング状部材422'とは
一体化されていることからいっそう良好な熱伝導性を示
す。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の熱交換器は
本体との手作業による接着を必要としないので、熱交換
器体の生産性が向上し製造コストの削減を達成できる。
また、得られた熱交換器体は品質のばらつきが少なく、
安定した熱交換性能を有する。
【0043】また、熱交換器はコルゲートフィンと第1
又は第2リング状部材とを一体化することで熱伝導性が
良好となり、熱交換効率が向上する。
【0044】また、熱交換器体の本体に熱交換器を圧接
させて位置固定するので、該熱交換器は本体より引き抜
いて取り出すことができる。従って、コルゲートフィン
が損傷を受けて熱交換器の品質が低下しても、必要に応
じてコルゲートフィンを容易に交換することができるた
め、非常に経済的であり、リサイクルにも適している。
【0045】特に、熱交換器体の本体の端部にテーパー
を形成した構成であると、熱交換器の外径が本体の内径
よりも大きくてもスムーズに挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1実施形態の熱交換器体であ
る放熱器の外観斜視図である。
【図2】 上記第1実施形態の熱交換器を示しており、
(a)は外観斜視図、(b)は分解斜視図である。
【図3】 上記第1実施形態の熱交換器を軸方向から見
た要部拡大図である。
【図4】 上記第1実施形態の本体及び熱交換器の断面
概略図である。
【図5】 本発明に係る第2実施形態の熱交換器体であ
る放熱器の外観斜視図である。
【図6】 上記第2実施形態の熱交換器を示しており、
(a)は外観斜視図、(b)は分解斜視図である。
【図7】 上記第2実施形態の熱交換器を軸方向から見
た要部拡大図である。
【図8】 上記第2実施形態の本体及び熱交換器の断面
概略図である。
【図9】 一般的なフリーピストン型スターリング冷凍
機の断面概略図である。
【図10】 従来の熱交換器体である放熱器の外観斜視
図である。
【図11】 従来の熱交換器の一例を示す要部拡大図で
ある。
【図12】 従来の熱交換器の他の一例を示す要部拡大
図である。
【符号の説明】
4 放熱器 41 本体 41a テーパー部 42 熱交換器 421 コルゲートフィン 421a 溝 422 第1リング状部材 422' 第2リング状部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スターリング冷凍機用熱交換器体の管状
    の本体の中空に挿入される熱交換器において、 コルゲート加工により多数の溝が形成された薄板を前記
    溝が軸方向と平行になるように円筒状に成形したコルゲ
    ートフィンと、該コルゲートフィンの内周に接する第1
    リング状部材とが一体化して成ることを特徴とするスタ
    ーリング冷凍機用熱交換器。
  2. 【請求項2】 スターリング冷凍機用熱交換器体の管状
    の本体の中空に挿入される熱交換器において、 コルゲート加工により多数の溝が形成された薄板を前記
    溝が軸方向と平行になるように円筒状に成形したコルゲ
    ートフィンと、該コルゲートフィンの外周に接する第2
    リング状部材とが一体化して成ることを特徴とするスタ
    ーリング冷凍機用熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記熱交換器の外径は前記スターリング
    冷凍機用熱交換器体の本体の内径よりも僅かに大きいこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスターリ
    ング冷凍機用熱交換器。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の熱交換器を前記本体の中空に挿入して成るものであっ
    て、前記本体の少なくとも一端には軸方向に沿って端側
    にいくほど壁厚が薄くなるようにテーパーが形成されて
    おり、前記本体の最大の内径は前記熱交換器の外径より
    も大きいことを特徴とするスターリング冷凍機用熱交換
    器体。
JP2000265231A 2000-09-01 2000-09-01 スターリング冷凍機用熱交換器及び熱交換器体 Expired - Fee Related JP3563679B2 (ja)

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