JP2002081730A - 空調機構 - Google Patents

空調機構

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JP2002081730A
JP2002081730A JP2000268968A JP2000268968A JP2002081730A JP 2002081730 A JP2002081730 A JP 2002081730A JP 2000268968 A JP2000268968 A JP 2000268968A JP 2000268968 A JP2000268968 A JP 2000268968A JP 2002081730 A JP2002081730 A JP 2002081730A
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JP
Japan
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air
outlet
conditioning mechanism
unit
air conditioner
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JP2000268968A
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English (en)
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Takahiro Ozano
貴弘 小座野
Daisuke Nagai
大祐 長井
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Penta Ocean Construction Co Ltd
Original Assignee
Penta Ocean Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内温度の均等化を図る他、室内の間取りの
変更に伴って冷暖房機器の設置位置の変更が簡単または
不要にできる空調機構を提供することである。 【解決手段】 空調機構1は、上部吹出口3と下部吹出
口4とを備えた函状の吹出ユニット5が室内2に設置さ
れ、前記吹出ユニット5にダクト7を介して空調機8が
接続されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空調機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般住宅の空調には壁掛式のエアーコン
デイショナーや、図12に示すようなセントラル方式の
冷暖房システム33が使用されている。このエアーコン
デイショナーや冷暖房システム33は冷暖房兼用で冷風
および温風を季節に応じて吹き出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
エアーコンデイショナーや冷暖房システムは温風および
冷風の吹き出しが天井側または床側の一箇所に限られて
いたため、暖かい空気は天井付近に、冷たい空気は床付
近にそれぞれ滞留して、室内に温度差ができるという不
具合があった。また室内の間取りを変更した場合は、エ
アーコンデイショナーなどの冷暖房機器の設置位置を変
更する必要があった。
【0004】本発明は上記のような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、室内温度の均等化を図る
他、室内の間取りの変更に伴って冷暖房機器の設置位置
の変更が簡単または不要にできる空調機構を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を達成するた
めの手段は、請求項1の発明の空調機構が、上部吹出口
と下部吹出口とを備えた函状の吹出ユニットが室内に設
置され、前記吹出ユニットにダクトを介して空調機が接
続されたことを特徴とし、また請求項2の発明の空調機
構が、請求項1において、吹出ユニットは複数に分割可
能であることを特徴とし、また請求項3の発明の空調機
構が、請求項1において、吹出ユニットが接続される複
数の接続口が天井面または床面に設けられたことを特徴
とし、また請求項4の発明の空調機構が、請求項1また
は3において、吹出ユニットは仕切板で縦方向に給気室
と吸込室とに区切られ、給気室には上部吹出口と下部吹
出口との間に調整ダンパーが設けられ、吸込室には上部
吹出口と下部吹出口との間にフィルターおよびファンが
設けられ、これらの吹出口には給気室と吸込室とに連通
した混合室が設けられ、該混合室と給気室との間には混
合用ダンパーが設けられたことを特徴とし、また請求項
5の空調機構が、請求項4において、フィルターとファ
ンとは一体として回転可能であることを特徴とする。
【0006】空調機からの空気が上部吹出口と下部吹出
口とを備えた吹出ユニットから吹き出され、例えば冷風
は上部吹出口から吹き出され、温風は下部吹出口から吹
き出されるので暖かい空気は天井付近に、冷たい空気は
床付近に滞留して、室内に温度差ができるという不具合
が解消され、室内温度の均質化が図れる。また吹出ユニ
ットの解体・組立・移動が簡単にできる。また吹出ユニ
ットを接続する接続口が天井面または床面の任意の箇所
に設けられたので、間取りの変更に伴って吹出ユニット
を任意の位置に簡単に設置することができる。また吹出
ユニット内において空気の混合ができる。またフィルタ
ーとファンとが一体となって回転するので、吸込室にお
ける空気の吸い込み位置を変更することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空調機構の実施の
形態を図面に基づいて説明する。本発明の空調機構の実
施の形態は2つあり、各実施の形態において同じ構成は
同じ符号を付して説明し、異なる構成にのみ異なった符
号を付して説明する。
【0008】図1〜図8は第1の実施の形態の空調機構
1を示し、該空調機構1が室内2に設置された、上部吹
出口3および下部吹出口4を備えた函状の吹出ユニット
5と、天井内6に設置されて、ダクト7を介して吹出ユ
ニット5に接続された空調機8とから構成されている。
吹出ユニット5は縦長状の函体であり、上部吹出口3を
備えた上部函体9と、下部吹出口4を備えた下部函体1
0と、これら上部函体9と下部函体10とを接続する中
部函体11とから構成され、図3の(1)に示すよう
に、上部函体の凸部9aが中部函体の凹部11bに、中
部函体の凸部11aが下部函体の凹部10bに嵌合され
ている。一方、吹出ユニット5は、同図の(2)示すよ
うに、各函体の凸部9a、11aを各函体の凹部10
b、11bから引き抜くと、3つの函体9、10、11
に分割することができる。
【0009】また上部吹出口3と下部吹出口4との前面
側には、空気の吹き出し方向を制御するフィン12が回
転自在に設けられ、該フィン12の内側には吹出用ダン
パー13、14が設けられている。また上部函体9には
上面にダクト7の接続口7aに接続される接続管15
と、該接続管15からの空気を調整する調整ダンパー1
6とが設けられている。また図4に示すように、天井パ
ネル17には接続管15が接続されるダクトの接続口7
aが設けられ、該接続口7aの内周面にはパッキン18
が設置されている。この接続口7aは図5に示すよう
に、天井面または床面の任意の箇所に設置され、室内2
の間取りの変更に伴って吹出ユニット5が簡単に移動で
きるようになっている。これらの接続口7aのうちの使
用しないものは蓋などで閉塞しておく。したがって、図
6に示すように、吹出ユニット5を家具の一つとして設
置することができ、間仕切りユニットとしての機能を果
たすこともできる。
【0010】図2は吹出ユニット5の作動を示したもの
であり、空調機8から冷風8aが吹き出されると、同図
の(1)に示すように、上部函体9の調整ダンパー16
が閉じられるとともに、上部吹出口の吹出用ダンパー1
3が開放されるので、前記冷風8aが上部吹出口3から
吹き出される。一方、空調機8から温風8bが吹き出さ
れると、同図の(2)に示すように、上部吹出口の吹出
用ダンパー13が閉じられるとともに調整ダンパー16
と下部吹出口の吹出用ダンパー13とが開放されるの
で、前記温風8bが下部吹出口4から吹き出される。こ
のことにより暖かい空気が天井付近に、冷たい空気が床
付近にそれぞれ滞留し、室内に温度差ができるという不
具合が解消でき、室内温度の均等化を図ることができ
る。
【0011】また図7は空調機8を床下内19に設置し
た空調機構20であり、図1のように、天井内6に限ら
ず、空調機8が床下内19に設置された場合にも簡単に
対応させることができる。この場合も前記と同じ作動で
上記の効果を達成することができる。
【0012】図8〜図11は第2の実施の形態の空調機
構21を示したものである。この空調機構21は、室内
の空気2bと空調機からの空気8a、8bとを吹出ユニ
ット25内で混合するものであり、仕切板22により給
気室23と吸込室24とに区切られた吹出ユニット25
が使用される点を除き、第1の実施の形態の空調機構1
と同じ構成である。前記吹出ユニット25の給気室23
の上面には接続管15が設けられ、上部吹出口3と下部
吹出口4との間には調整ダンパー16が設けられてい
る。一方、吸込室24内には上部吹出口3と下部吹出口
4との間にフィルター27と一体のファン28が上下に
回転自在に設けられ、同図の(2)に示すように、ファ
ン28を下向きに回転させることができる。またこれら
上部吹出口3および下部吹出口4には、給気室23と吸
込室24とからの空気を混合する混合室29、30が設
けられ、これらの混合室29、30は吸込室24と連通
しているが、給気室23とは混合用ダンパー31、32
で仕切られている。
【0013】図9および図10は、室内の空気2aと空
調機からの冷風8aとを混合するための吹出ユニット2
5の作動を示したものである。前記室内の空気2aは、
吸込室24のファン28が上側に位置し、かつ下部吹出
口4の混合用ダンパー32が閉じた状態であるため、下
部吹出口4から吸込室24内に吸い込まれ、フィルター
27で清浄されて上部吹出口の混合室29に送られる。
一方、空調機からの冷風8aは、給気室23内の調整ダ
ンパー16が閉じ、かつ上部吹出口の混合用ダンパー3
1が開いた状態であるため、上部吹出口の混合室29に
送られる。このように上部吹出口の混合室29において
は室内の空気2aと空調機からの冷風8aとが混合さ
れ、これが上部吹出口3から室内2に吹き出されて室内
温度の均質化を図っている。
【0014】また図11は、室内の空気2aと空調機か
らの温風8bとを混合するための吹出ユニット25の作
動を示したものである。前記室内の空気2aは、吸込室
24内のファン28が下側に位置し、かつ上部の混合用
ダンパー31が閉じた状態であるため、上部吹出口3か
ら吸込室24内に吸い込まれ、フィルター27で清浄さ
れて下部吹出口4の混合室30に送られる。一方、空調
機からの温風8bは、給気室23内の調整ダンパー16
が開き(上部の混合用ダンパー31は閉じている)、か
つ下部の混合用ダンパー32が開いた状態であるため、
下部吹出口4の混合室30に送られる。このように下部
吹出口の混合室30において室内の空気2aと空調機か
らの温風8bとが混合され、これが室内2に吹き出され
て室内温度の均質化を図っている。
【0015】以上のように、冷風8aは室内の空気2a
と混合されて、上部吹出口3から室内2に吹き出され、
温風8bは室内の空気2aと混合されて、下部吹出口4
から室内2に吹き出されるため暖かい空気が天井付近
に、冷たい空気が床付近にそれぞれ滞留して、室内に温
度差ができるという不具合が解消でき、室内温度の均等
化を図ることができる。
【0016】
【発明の効果】冷風は上部吹出口から吹き出され、温風
は下部吹出口から吹き出されるので暖かい空気は天井付
近に、冷たい空気は床付近に滞留して、室内に温度差が
できるという不具合が解消でき、室内温度の均等化を図
ることができる。
【0017】吹出ユニットの解体・組立・移動が簡単に
できる。
【0018】吹出ユニットを接続する接続口が天井面ま
たは床面の任意の箇所に設けられたので、間取りの変更
に伴って吹出ユニットを家具の一つとして設置して、間
仕切りユニットとしての機能を果たすこともできる。
【0019】吹出ユニット内において室内の空気と空調
機からの空気との混合ができる。
【0020】フィルターとファンとが一体として回転す
ることにより、吸込室における空気の吸い込み位置を変
更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の空調機構の断面図であ
る。
【図2】(1)および(2)は吹出ユニットの断面図で
ある。
【図3】(1)および(2)は各函体の断面図である。
【図4】吹出ユニットの接続管をダクトの接続口に接続
した断面図である。
【図5】天井パネルに設置したダクトの接続口を表した
平面図である。
【図6】吹出ユニットを家具の一つとして設置した間取
図である。
【図7】空調機を床内に設置した空調機構の断面図であ
る。
【図8】第2の実施の形態の空調機構に使用する吹出ユ
ニットの斜視図である。
【図9】 第2の実施の形態の空調機構の作動を示すも
のであり、(1)は吹出ユニットの断面図、(2)は上
側に位置したファンの断面図、(3)は(1)のA−A
線断面図、(4)は(1)のB−B線断面図である。
【図10】(1)は図11のC−C線断面図、(2)は
同D−D線断面図である。
【図11】第2の実施の形態の空調機構の作動を示すも
のであり、(1)は吹出ユニットの断面図、(2)は
(1)のE−E線断面図、(3)は(1)のF−F線断
面図である。
【図12】従来の空調機構の断面図である。
【符号の説明】
1、20、21 空調機構 2 室内 3 上部吹出口 4 下部吹出口 5、25 吹出ユニット 6 天井内 7 ダクト 7a 接続口 8 空調機 9 上部函体 10 下部函体 11 中部函体 12 フィン 13、14 吹出用ダンパー 15 接続管 16 調整ダンパー 17 天井パネル 18 パッキン 19 床下内 22 仕切板 23 給気室 24 吸込室 27 フィルター 28 ファン 29 上部の混合室 30 下部の混合室 31 上部の混合用ダンパー 32 下部の混合用ダンパー 33 冷暖房システム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部吹出口と下部吹出口とを備えた函状
    の吹出ユニットが室内に設置され、前記吹出ユニットに
    ダクトを介して空調機が接続されたことを特徴とする空
    調機構。
  2. 【請求項2】 吹出ユニットは複数に分割可能であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の空調機構。
  3. 【請求項3】 吹出ユニットが接続される複数の接続口
    が天井面または床面に設けられたことを特徴とする請求
    項1に記載の空調機構。
  4. 【請求項4】 吹出ユニットは仕切板で縦方向に給気室
    と吸込室とに区切られ、給気室には上部吹出口と下部吹
    出口との間に調整ダンパーが設けられ、吸込室には上部
    吹出口と下部吹出口との間にフィルターおよびファンが
    設けられ、これらの吹出口には給気室と吸込室とに連通
    した混合室が設けられ、該混合室と給気室との間には混
    合用ダンパーが設けられたことを特徴とする請求項1ま
    たは3に記載の空調機構。
  5. 【請求項5】 フィルターとファンとは一体として回転
    可能であることを特徴とする請求項4に記載の空調機
    構。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009216298A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Takasago Thermal Eng Co Ltd 吹出しダクトおよび空調設備
JP2009250536A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Takasago Thermal Eng Co Ltd 吹出口装置
JP2012052729A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Sekisui Chem Co Ltd イオン発生装置付き給気口、空調システム及び建物
CN103712276A (zh) * 2012-09-29 2014-04-09 美的集团股份有限公司 空调室内机

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