JP2002080366A - 夜間頻尿症の治療剤、夜間頻尿症の予防剤 - Google Patents

夜間頻尿症の治療剤、夜間頻尿症の予防剤

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間頻尿症に有効な、新規な薬剤を提供す
る。 【解決手段】 本発明により、メラトニンを有効成分と
する、夜間頻尿症に有効な治療剤、更には夜間頻尿症に
有効な予防剤が与えられた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メラトニンを有効
成分とする夜間頻尿症の治療剤、更にはメラトニンを有
効成分とする夜間頻尿症の予防剤に関する。
【0002】
【従来の技術】夜間頻尿症とは、就寝から翌朝起床する
までの排尿が2回以上ある場合を言い(小川秋實 編、
「わかりやすい頻尿・尿失禁の診かた」メディカルトリ
ビューン、1988年)、老人に多く見られる症状であ
る。この様な状態は患者のQOLを大きく損なうため
に、特に高齢者では大きな問題となる。その発症原因に
は、膀胱過活動、前立腺肥大症、加齢による膀胱容量の
減少、夜間尿量の増加、睡眠障害などが挙げられてい
る。膀胱過活動の原因としては、脳梗塞や脳出血など脳
血管障害による神経因性膀胱が最も多い。前立腺肥大症
が起こると残尿量が多くなるために短時間で膀胱が一杯
になるために、次の排尿までの感覚が短くなる。加齢に
よる膀胱容量の減少は、高齢者一般に見られる頻尿の原
因であると考えられている。また、夜間には抗利尿ホル
モンの分泌が増加するために、夜間尿量は減少するが、
加齢に従って抗利尿ホルモンの分泌が低下し、昼夜の尿
産生量が逆転するようになる。更に高齢者の多くにおい
ては睡眠障害が認められ、睡眠障害を背景にもつ夜間頻
尿は、予想以上に多いと考えられる。
【0003】現在、これらの原因に応じた夜間頻尿の治
療が行われている。膀胱過活動に起因する夜間頻尿で
は、オキシブチニンやプロピベリン等の抗コリン剤が適
用されている。前立腺肥大症においては、尿道閉塞を緩
和するα1 遮断剤が選択され、手術適用のある患者にお
いては経尿道的前立腺切除術が優先的に適用される。ま
た、夜間に尿量が増加している患者に対しては、昼間に
サイアザイド系利尿剤を投与する方法や、抗利尿ホルモ
ンであるデスモプレシンを投与する事が行われている。
睡眠障害に対しては不眠症治療が優先され、ベンゾジア
ゼピン系の睡眠剤が投与される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし高齢者の夜間頻
尿の原因は多岐にわたっており、多くの症例に対応する
べく、上述した以外の機構による、夜間頻尿の予防剤ま
たは治療剤が求められていた。そこで、新規な作用点を
有する夜間頻尿の予防剤または治療剤を提供すること
が、本発明の課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは睡眠
補助剤として知られているメラトニンに注目し、メラト
ニンと夜間頻尿症の関連を検討した。メラトニン(N−
[ 2−(5−メトキシ−3−インドール)エチル] アセ
トアミド)は
【化3】 で示される化学構造を有し、松果体から分泌されるホル
モンであることが知られている。メラトニンは、排卵抑
制作用(チューら、エンドクリノロジー(Endocrinolog
y )第75巻第238頁(1964年))、MCFヒト
乳癌細胞に対する作用(ブラスクら、ジャーナル・オブ
・ニューラル・トランスミション(J. Neural. Trans
m.)第21巻第433頁(1986年))、および哺乳
動物の乳癌腫治療活性(ブラスクら、ニューロエンドク
リノロジー・レターズ(Neuroendocrinol. Lett.)第9
巻第2号第63頁(1987年))を持つことが知られ
ている。
【0006】また、メラトニンは夜間に分泌され、かつ
睡眠誘発作用を持っていることから、「時差ぼけ症候
群」の回復促進(アレンドら、エルゴノミックス(Ergo
nomics)第30巻第1379頁(1987年))、脱同
期化障害処置に応用できることが知られている(特開平
7−196504号)。メラトニンは特開昭60−45
513に記載されているように身体行動および機能の日
周期の不調を軽減する薬剤として開示があり、米国にお
いては睡眠補助作用を持つ食品添加剤として市販されて
いるものである。
【0007】本発明者らは、夜間の血清中メラトニン量
を測定し、高齢夜間頻尿患者の夜間の血清中メラトニン
量が、夜間頻尿のない同じ年齢の人、および若年成人の
夜間における血清中メラトニン量と比較して低い事を見
出した。その知見より、メラトニンを投与して血中メラ
トニン量を増加させることが夜間頻尿症に有効なのでは
ないかと考えて検討を行った。その結果、メラトニンを
就寝前に服用することにより、高齢者の夜間頻尿を改善
できる事が見出された。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は
【化4】 で示されるメラトニンを有効成分として含有することを
特徴とする高齢者の夜間頻尿症の治療剤、及び夜間頻尿
症予防剤である。ここで、高齢者とは年齢が60歳以上
のヒトを意味し、高齢者の夜間頻尿症に、本発明の薬剤
は有用である。夜間頻尿症患者においては下記の実施例
で示す様に、血中メラトニン量が低下しており、その様
な患者にメラトニンを投与することにより、夜間頻尿症
を改善することができる。メラトニンを投与する場合に
は経口投与が好ましいが、非経口投与も可能である。
【0009】メラトニンまたはその誘導体を夜間頻尿症
の予防剤または治療剤として用いる上で、その活性成分
は、通常担体と混合するか、または担体により希釈す
る。または活性成分は担体内に包含され、カプセル、小
袋、紙または他の容器の形態であっても良い。担体が希
釈剤として作用する場合、固形、半固形または液体物質
であってもよく、活性成分のための媒介物、賦形剤また
は媒体として作用する。すなわち、本発明の薬剤は、錠
剤、丸剤、粉末、口内錠、小袋、カシェ剤、エリキシル
剤、懸濁剤、乳化剤、溶液、シロップ、エアゾル剤(固
形または液状媒体として)、例えば、活性化合物を10
重量%含む軟膏剤、軟および硬ゼラチンカプセル剤、坐
剤、滅菌剤の注射可能な溶液および滅菌済の包装粉末の
剤型に処方することができる。
【0010】適当な担体、賦形剤および希釈剤の例とし
て、ラクトース、デキストロース、スクロース、ソルビ
トール、マンニトール、デンプン、アラビアゴム、リン
酸カルシウム、アルギン酸塩、トラガカント、ゼラチ
ン、ケイ酸カルシウム、微結晶性セルロース、ポリビニ
ルピロリドン、セルロース、水、塩類溶液、シロップ、
メチルセルロース、ヒドロキシ安息香酸−メチルおよび
ヒドロキシ安息香酸−プロピル、タルク、ステアリン酸
マグネシウムおよび鉱油などを挙げることができる。本
発明の薬剤の製剤は、滑沢剤、湿潤剤、乳化および懸濁
剤、防腐剤、甘味剤または着香剤を付加的に含み得る。
その組成物は、当業者に既知の方法を用いて患者に投与
後、活性成分を急速、持続または遅延放出を行うように
製剤化する事ができる。
【0011】投与量は、患者の症状、年齢、投与方法に
よっても異なるが、通常は0.1〜25mg/日であ
る。製剤の形としては、錠剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、
カプセル剤、貼付剤、坐剤等が用いられる。組成物は、
好ましくは単位投与形態で製剤化され、各投与量は、活
性成分を0.1〜25mg、さらに好ましくは、0.5
〜6mgを含む。「単位投与形態」とは、ヒト患者およ
び他の哺乳動物のための単位投与量として適当な物理的
に分離した単位で、各単位は、1つまたはそれ以上の適
当な製剤学上の希釈剤、賦形剤または担体とともに、所
望の治療的または予防的効果をもたらすべく計算された
予定量を含む。
【0012】本発明で用いられる化合物は、夜間頻尿症
の予防剤または治療剤として処置するためには、0.1
〜25mg/日の投与量範囲が効果的である。すなわ
ち、ここで用いられる「有効量」とは、1日あたり活性
成分が0.1〜25mgの投与量範囲をいう。成人した
ヒトの処置では1日あたり、1回または分割投与として
活性成分0.5〜6mgの範囲が望ましい。特に、夜間
頻尿症の治療剤として用いる場合には、患者が就寝する
前に服用する事が好ましい。
【0013】
【実施例】(ヒト患者を用いての夜間の血清中メラトニ
ン量の測定)高齢の夜間頻尿症患者、夜間頻尿症でない
高齢者及び20−45歳の健常な若年成人を用いて、血
清中メラトニン量の測定を行った。即ち、60歳以上の
夜間頻尿のある患者(A群)、60歳以上の夜間頻尿の
ない健常人(B群)、20-45歳の健常な若年成人(C
群)から昼間(午後2時頃)と夜間就寝中(午前0-1 時
頃)に採血し、メラトニンの血清中の濃度を測定した。
ここで、A群の夜間頻尿患者は、夜間就寝中2回以上排
尿に起きる。メラトニンの測定方法はRIA2抗体法を
用いた(生物試料分析、Vol.21,No.4, 293-297, 199
8)。
【0014】結果を表1に示す。尚、表1の値は血清メ
ラトニン値(pg/ml)であり、平均値±標準偏差を
示すものである。昼間の血清メラトニン値は、A群、B
群、C群で差がなかった。一方、健常な若年成人(C
群)の夜間就寝中の血清メラトニン値は50.7±26.0 pg/
mlであったが、高齢者のA群(10.2±9.4 pg/ml )とB
群(23.4±19.6 pg/ml)ではC群に比べてその値が有意
(いずれもp <0.001 )に低かった。また、夜間頻尿の
ある高齢者(A群)の夜間就寝中の血清メラトニン値は
夜間頻尿のない高齢者(B群)の値に比べて有意(p=
0.022 )に低かった。この結果より、高齢者の夜間頻尿
と夜間就寝中の血清メラトニン値との間には、明らかな
関係があることが認められた。
【0015】
【表1】
【0016】(夜間頻尿患者でのメラトニン服用の効
果)そこで、夜間頻尿患者にメラトニンを投与すること
が有効であるか、検討を行った。 症例1:夜間頻尿患者(80歳、女性)はメラトニン0.6
mg(1錠あたりメラトニン3mg含有の錠剤の5分の1
量)を就寝前に服用したところ、服用前夜間排尿回数が
3回であったものが、服薬により0−1回に減少した。 症例2:夜間頻尿患者(73歳、女性)はメラトニン1 m
g (1錠あたりメラトニン1mg含有)を就寝前に服用し
たところ、服用前夜間排尿回数が5回であったものが、
服薬により3回に減少した。
【0017】(製剤例)夜間頻尿症の治療剤として処置
するのに適した硬ゼラチンカプセル剤を、以下の表2に
示す組成に製剤する。
【0018】
【表2】
【0019】
【発明の効果】本発明により、メラトニンを有効成分と
する、夜間頻尿症に有効な治療剤、更には夜間頻尿症に
有効な予防剤が与えられた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C086 AA01 AA02 BC13 MA01 MA04 NA14 ZA84 4C204 BB01 CB02 DB13 EB02 FB01 GB25

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 【化1】 を有効成分として含有することを特徴とする、夜間頻尿
    症の治療剤。
  2. 【請求項2】 【化2】 を有効成分として含有することを特徴とする、夜間頻尿
    症の予防剤。
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