JP2002080166A - 粘着テープの自動巻付け装置と、それを使用する形材搬送用のパレットにおける緩衝材装着システム - Google Patents

粘着テープの自動巻付け装置と、それを使用する形材搬送用のパレットにおける緩衝材装着システム

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JP2002080166A JP2000270037A JP2000270037A JP2002080166A JP 2002080166 A JP2002080166 A JP 2002080166A JP 2000270037 A JP2000270037 A JP 2000270037A JP 2000270037 A JP2000270037 A JP 2000270037A JP 2002080166 A JP2002080166 A JP 2002080166A
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達男 田村
Kazuaki Matsumura
一昭 松村
Yoshikazu Takazawa
嘉一 高澤
Hisanori Sakai
久紀 坂井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パレットの柱P2 に対し、緩衝材Wa を自動
的に装着する。 【解決手段】 テープロールTRを保持するホルダ11
と、対象物としての柱P2 の近傍の作動位置とホルダ1
1の旋回エリア外の退避位置との間を移動する保持ユニ
ット20とを設ける。ホルダ11は、柱P2 のまわりを
旋回してテープロールTRからの粘着テープTを柱P2
、緩衝材Wa に巻き付けて固定し、保持ユニット20
は、ローラ21、プッシャ22を介してテープロールT
Rからの粘着テープTを保持し、粘着テープTの巻始
め、巻終りが柱P2 から外れることを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、形材搬送用のパ
レットに緩衝材を自動的に装着することができる粘着テ
ープの自動巻付け装置と、それを使用する形材搬送用の
パレットにおける緩衝材装着システムに関する。
【0002】
【従来の技術】アルミ形材等の長尺の製品を搬送すると
き、専用のパレットを使用することがある。
【0003】パレットは、梯子状のフレーム体の左右両
側にそれぞれ複数の柱を立設して形成されている。な
お、パレットには、製品を不用意に損傷させないよう
に、作業者によりフレーム体の上面、柱の内側に段ボー
ルなどの緩衝材を装着し、緩衝材を介して製品を積載す
るのが普通である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、緩衝材は、手作業によりパレットに取り付けな
ければならないため、作業効率がよくないという問題が
あった。なお、緩衝材は、製品を十分に保護するため
に、1回の搬送ごとにパレットから取り外し、新品と交
換しなければならない。
【0005】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、ホルダ、保持ユニットを備える自動巻
付け装置に高さ検出ユニット、切断ユニット、供給ユニ
ットを組み合わせることによって、パレットに対する緩
衝材の装着作業を自動化することができる粘着テープの
自動巻付け装置と、それを使用する形材搬送用のパレッ
トにおける緩衝材装着システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの出願に係る第1発明の構成は、テープロールを
保持して対象物のまわりを旋回するホルダと、対象物の
近傍の作動位置とホルダの旋回エリア外の退避位置との
間を移動する保持ユニットとを備えてなり、保持ユニッ
トは、テープロールからの粘着テープを挟み込んで保持
するローラ、プッシャを有することをその要旨とする。
【0007】なお、保持ユニットには、カッタを付設
し、カッタは、ローラ、プッシャによって保持する粘着
テープを切断することができる。
【0008】また、プッシャ、カッタは、共通の移動ベ
ースに搭載し、プッシャは、ローラに向けて付勢しても
よい。
【0009】さらに、保持ユニットには、2組のエアノ
ズルを組み合わせ、エアノズルは、エアを介してそれぞ
れ粘着テープの巻始め、巻終りを対象物に貼着すること
ができる。
【0010】第2発明の構成は、第1発明に係る2組の
自動巻付け装置と、高さ検出ユニット、切断ユニット、
供給ユニットとを組み合わせてなり、切断ユニットは、
高さ検出ユニットを介して検出するパレットの柱の高さ
に合うように緩衝材を切断し、供給ユニットは、緩衝材
を柱に沿わせてパレットにセットすることをその要旨と
する。
【0011】なお、切断ユニットは、供給ユニットによ
って保持する緩衝材の両端を切断する2組を設けてもよ
い。
【0012】
【作用】かかる第1発明の構成によるときは、ホルダ
は、対象物のまわりを旋回することにより、テープロー
ルからの粘着テープを対象物に巻き付けることができ、
保持ユニットは、作動位置に移動して粘着テープを保持
することができる。すなわち、保持ユニットは、粘着テ
ープの巻始めを保持することにより、ホルダを介して粘
着テープを対象物に確実に巻き付けることができ、退避
位置に退避して粘着テープの複数巻きを許容し、作動位
置に再移動して粘着テープの巻終りを保持することがで
きる。なお、保持ユニットは、ローラ、プッシャの間に
粘着テープを挟み込んで保持し、ローラからプッシャを
離して粘着テープを解放し、ローラを退避位置に移動さ
せて粘着テープをローラから分離させる。すなわち、保
持ユニットは、作動位置において粘着テープを保持する
ことによって、粘着テープを解放した後のフリー部分を
短く抑えることができる。
【0013】保持ユニットにカッタを付設すれば、カッ
タは、粘着テープを自動切断することができる。なお、
カッタは、ローラ、プッシャによって粘着テープを保持
しながら、ローラ、プッシャと対象物との間において粘
着テープを切断する。
【0014】ローラに向けてプッシャを付勢すれば、プ
ッシャがローラに当接しても、移動ベースをローラに向
けてさらに移動させ、移動ベース上のカッタを介して粘
着テープを切断することができる。
【0015】保持ユニットに2組のエアノズルを組み合
わせるときは、エアノズルは、それぞれ粘着テープの巻
始め、巻終りを対象物に貼着し、粘着テープが対象物か
ら不用意に剥がれることがない。
【0016】第2発明の構成によるときは、第1発明に
係る2組の自動巻付け装置に高さ検出ユニット、切断ユ
ニット、供給ユニットを組み合わせることによって、供
給ユニットは、適切な長さの緩衝材を柱に沿わせてパレ
ットにセットし、自動巻付け装置は、粘着テープを介し
て緩衝材を柱に固定する。
【0017】切断ユニットは、緩衝材の両端を切断する
2組を設けることにより、供給ユニットによって保持す
る緩衝材の両端を切断し、緩衝材の左右の位置合せ動作
を不要にすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を以って発明の実施の
形態を説明する。
【0019】粘着テープの自動巻付け装置は、テープロ
ールTRを保持するホルダ11と、保持ユニット20と
を主要部材としてなる(図1、図2)。
【0020】ホルダ11は、移動フレーム30の上フレ
ーム31の先端に装着する旋回アーム12により水平旋
回可能に支持されており、保持ユニット20は、互いに
平行に設置するガイドロッド付きのシリンダ25、26
を介し、移動フレーム30の下フレーム32の先端に水
平移動自在に搭載されている。また、上フレーム31、
下フレーム32は、連結フレーム33、33を介して上
下に配設されている。ただし、図1には、一方の連結フ
レーム33のみが図示されている。
【0021】円板状のホルダ11は、屈曲する旋回アー
ム12の先端の支持部12aに上向きに固定されてい
る。旋回アーム12の基部は、ボス12bを介し、上フ
レーム31に下向きに搭載する減速ギヤ付きの駆動モー
タ13の軸端に装着されている。また、ホルダ11の中
心には、ボルト11bを介して支柱11aが立設されて
いる。そこで、ホルダ11は、支柱11aを介してテー
プロールTRを回転自在に保持し、駆動モータ13を作
動させることにより、旋回アーム12を介して対象物、
たとえば図示しない形材搬送用のパレットの柱P2 のま
わりに旋回させることができる(図2の矢印K1 方
向)。なお、対象物としての柱P2 は、旋回アーム12
の回転中心にセットするものとする。また、ホルダ11
は、図示しない近接センサを介し、保持ユニット20の
前方の基準位置(図2の実線)、基準位置から約180
°離れる中間位置(同図の二点鎖線)にあることを検出
する。
【0022】保持ユニット20は、ローラ21、プッシ
ャ22、カッタ23を組み合わせて構成されている(図
2、図3)。ローラ21は、ブラケット21dに対し、
ねじ付きの軸21a、カラー21bを介して回転自在に
立設されている。なお、ローラ21、カラー21bは、
ナット21a1 、押えリング21a2 を介して外れ止め
されており、ブラケット21dは、シリンダ25の先端
の取付ベース25bに固定されている。
【0023】プッシャ22、カッタ23は、共通の移動
ベース24に搭載されている(図3、図4)。移動ベー
ス24は、シリンダ26の先端の取付ベース26bに対
し、ブラケット24aを介して固定されている。移動ベ
ース24は、後部の起立部分24bにガイドスリット2
4cが形成され、前向きの起立部分24dには、止めね
じ23aを介してカッタ23が前方に突出するようにし
てねじ止めされている。また、移動ベース24には、ガ
イドスリット24cに合わせて前向きのガイドブラケッ
ト24eが付設されている。
【0024】プッシャ22は、移動ベース24に対し、
スライドブラケット22a、ガイドピン22b、圧縮ば
ね22cを介して前後動可能に組み付けられている。プ
ッシャ22は、スライドブラケット22aの前面に固定
されており、プッシャ22の前面は、ローラ21の外周
に適合する滑らかな凹状に形成され、ローラ21の外周
に対向している。スライドブラケット22aの後部は、
ガイドブラケット24eに沿ってガイドスリット24c
に差し込まれている。また、ガイドピン22bは、移動
ベース24の起立部分24bを介してスライドブラケッ
ト22aの後面にねじ止めされており、圧縮ばね22c
は、ガイドピン22bに装着され、スライドブラケット
22a、起立部分24bの間に介装されている。そこ
で、プッシャ22は、圧縮ばね22cを介し、ローラ2
1に向けて付勢されている。
【0025】そこで、保持ユニット20は、シリンダ2
5、26を短縮させてローラ21、プッシャ22、カッ
タ23を柱P2 の近傍の作動位置(図2の実線)に移動
させ、シリンダ25、26を伸長させてホルダ11の旋
回エリアA外の退避位置(同図の二点鎖線)に移動させ
ることができる。また、保持ユニット20は、シリンダ
25、26を個別に伸縮させることにより、ローラ2
1、プッシャ22を密着させ、分離させることができ
る。保持ユニット20は、シリンダ25を介してローラ
21を作動位置に固定し(図4)、シリンダ26を短縮
させて移動ベース24をローラ21に向けて前進させる
と、プッシャ22をローラ21に密着させ(同図の実
線)、さらに、圧縮ばね22cに抗してカッタ23をプ
ッシャ22の前方に突出させることができる(同図の二
点鎖線)。
【0026】保持ユニット20には、2組のエアノズル
27、28が組み合わされている(図1、図3)。エア
ノズル27は、ブラケット27a、27bを介して下フ
レーム32上に設置され、エアノズル28は、移動ベー
ス24の起立部分24dに固定されている。エアノズル
27は、旋回アーム12の回転中心に一致する柱P2に
向けてエアA1 を噴射することができ(図2)、エアノ
ズル28は、保持ユニット20が作動位置にあるとき、
柱P2 に向けてエアA2 を噴射することができる。
【0027】保持ユニット20は、シリンダ25を短縮
させてローラ21を作動位置にセットし(図2の実
線)、シリンダ26を伸長させてプッシャ22、カッタ
23を退避位置に後退させることにより(同図の二点鎖
線)、基準位置にあるホルダ11上のテープロールTR
からの粘着テープTの先端をローラ21に接着し、粘着
テープTを手動により仕掛けることができる。その後、
保持ユニット20は、シリンダ26を短縮させてプッシ
ャ22、カッタ23を作動位置に移動させ、ローラ2
1、プッシャ22を介して粘着テープTの先端を挟み込
んで保持する(同図の実線)。
【0028】対象物となる柱P2 を旋回アーム12の回
転中心に位置決めし、たとえば段ボールのような薄板状
の緩衝材Wa を柱P2 に沿わせてセットし(図1、図
2)、駆動モータ13、旋回アーム12を介してホルダ
11を旋回させると(図2、図5(A)の各矢印K1 方
向)、粘着テープTは、ローラ21、プッシャ22によ
り先端が保持されていることによりテープロールTRか
ら引き出され、柱P2 に巻き付けられる(図5(A)の
二点鎖線)。ただし、図5には、ホルダ11上のテープ
ロールTRは、テープロールTRのみとして図示されて
いる。ホルダ11が中間位置まで旋回して粘着テープT
が柱P2 に接着されると(同図(B))、プッシャ2
2、カッタ23を退避位置に移動させて粘着テープTの
先端を解放し、つづいて、ローラ21を退避位置に移動
させて粘着テープTの先端をローラ21から分離させる
(同図(B)の二点鎖線)。このとき、エアノズル27
は、柱P2 に向けてエアA1 を噴射し、粘着テープTの
巻始めを柱P2 に貼着する(同図(B)の二点鎖線)。
【0029】その後、ホルダ11を旋回させて粘着テー
プTを柱P2 に所定巻数だけ巻き付け(図5(C))、
粘着テープTを介して緩衝材Wa を柱P2 に固定する。
次に、ホルダ11が基準位置を通過した直後にローラ2
1を作動位置に前進させ(図5(C)の二点鎖線)、ホ
ルダ11をさらに中間位置を経て基準位置にまで旋回さ
せ(同図(D)の実線、二点鎖線)、粘着テープTをロ
ーラ21に掛ける。つづいて、プッシャ22、カッタ2
3を作動位置にまで前進させて粘着テープTの巻終りを
保持するとともに、ローラ21から柱P2 に延びる粘着
テープTをカッタ23により切断する(図4の二点鎖
線、図5(E)の実線)。このとき、エアノズル28
は、柱P2 に向けてエアA2 を噴射して粘着テープTの
巻終りを柱P2 に貼着し(図5(E)の二点鎖線)、粘
着テープTの巻終りを体裁よく始末する。
【0030】かかる自動巻付け装置は、たとえば高さ検
出ユニット41、41、切断ユニット50、50、供給
ユニット60と組み合わせて形材搬送用のパレットPに
おける緩衝材装着システムを構築することができる(図
6、図7)。なお、図6、図7の緩衝材装着システム
は、パレットPを搬送するチェーン71、71の走行方
向に2セットが縦列に設けられ、各セットごとに左右2
組の自動巻付け装置を配設するとともに、高さ検出ユニ
ット41、41を各セットに共用している。
【0031】高さ検出ユニット41、41は、チェーン
71、71の両側に設置されている。なお、パレットP
は、幅W1 の梯子状のフレーム体P1 の両側に柱P2 、
P2…を立設して形成されている。ただし、中間部の柱
P2 、P2 …の上端には、それぞれフックP3 が付設さ
れており、各柱P2 は、フレーム体P1 の上面から高さ
hに設定されている。
【0032】供給ユニット60は、シリンダ65を介
し、チェーン71、71の上方に配設する架台フレーム
81、81に昇降可能に搭載されている(図8)。な
お、チェーン71、71は、架台75上の図示しないレ
ール上を摺動自在に走行するものとする。供給ユニット
60は、昇降フレーム61の下面に吸盤62、62を装
着して構成されており、昇降フレーム61は、下向きの
長ストロークのシリンダ65に連結されている。昇降フ
レーム61の左右両側には、短い押えばね63、63
と、斜め上向きの押えばね64、64とが突設されてお
り、各押えばね64の先端には、押えローラ64aが付
設されている。なお、各押えばね63の先端は、内向き
に滑らかに屈曲されている。
【0033】切断ユニット50、50は、供給ユニット
60の左右に配置されている。各切断ユニット50は、
可動刃51、固定刃52を有し、可動刃51は、スライ
ドフレーム53に対し、シリンダ54を介して下向きに
組み付けられ、固定刃52は、スライドフレーム53に
上向きに固定されている。また、スライドフレーム53
は、内向きのシリンダ55を介し、架台フレーム81に
対して左右に移動可能に搭載されている。
【0034】2組の自動巻付け装置は、供給ユニット6
0の左右に配置されている(図6、図8)。ただし、片
側の自動巻付け装置は、共通の左または右の移動フレー
ム30を介し、パレットPの柱P2 、P2 …の立設ピッ
チに合わせてチェーン71、71の走行方向に配置され
ている。なお、各移動フレーム30は、図示しない2組
のシリンダを介し、架台フレーム81に対し、上下、左
右の2方向に移動可能に搭載されている。
【0035】かかる緩衝材装着システムは、次のように
して作動する。
【0036】供給ユニット60、60、移動フレーム3
0、30を上方に退避させ(図6、図8の実線)、チェ
ーン71、71を介してパレットPを供給ユニット6
0、60の下に搬入する。このとき、高さ検出ユニット
41、41は、パレットPの柱P2 、P2 …の高さhを
検出し、パレットPは、柱P2 、P2 …が各自動巻付け
装置のホルダ11の旋回中心に対応するように位置決め
するものとする。次に、図示しない送りテーブルを介し
て図示しないストッカからたとえば段ボールからなる緩
衝材Wa 、Wa を昇降フレーム61、61の下に送り込
むと、供給ユニット60、60は、それぞれ吸盤62、
62を介して緩衝材Wa を吸引して保持する。その後、
各組の切断ユニット50、50は、シリンダ55、55
を介してスライドフレーム53、53の間隔を調節し、
それぞれシリンダ54を介して可動刃51、固定刃52
を閉じ、パレットPの柱P2 、P2 の高さhに対応する
長さ(W1 +2h)に合わせて緩衝材Wa の両端を切断
する。
【0037】次に、各シリンダ65を伸長させて昇降フ
レーム61を下降させ、緩衝材Waを左右の柱P2 、P2
に沿わせてパレットPの内側にセットする(図8の二
点鎖線)。このとき、押えばね63、63は、柱P2 、
P2 の起立部分に対応するように緩衝材Wa を小さな曲
率に屈曲させ、押えばね64、64は、それぞれローラ
64aを介して緩衝材Wa を柱P2 に軽く押し付ける。
【0038】つづいて、移動フレーム30、30を下降
させて内側に移動させ、ホルダ11、11…上のテープ
ロールTR、TR…を柱P2 、P2 …の上端相当の高さ
にセットし(図8の二点鎖線)、各自動巻付け装置を図
5の手順に従って作動させて粘着テープT、T…を柱P
2 、P2 …に巻き付け、緩衝材Wa 、Wa を柱P2 、P
2 …に固定する。次に、供給ユニット60、60、各自
動巻付け装置を上方に退避させ、パレットPを前進させ
て位置決めし、同様の動作を繰り返してパレットPの他
の4本の柱P2 、P2 …に緩衝材Wa 、Wa を装着す
る。以後、同様の動作を繰り返し、後続のパレットP、
P…に対して順に緩衝材Wa 、Wa …を装着することが
できる。
【0039】以上の説明において、自動巻付け装置は、
パレットPの柱P2 に緩衝材Wa を装着するために使用
する他、柱P2 以外の任意の対象物に粘着テープTを巻
き付けたり、粘着テープTを介して複数の対象物を結束
したりする用途に対し、広く好適に使用することができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この出願に係る第
1発明によれば、テープロールを保持するホルダと、ロ
ーラ、プッシャを有する保持ユニットとを組み合わせる
ことによって、ホルダは、対象物のまわりを旋回して粘
着テープを対象物に巻き付け、保持ユニットは、粘着テ
ープの巻始め、巻終りを保持することができるから、対
象物に対する粘着テープの巻付け作業を円滑に自動化す
ることができるという優れた効果がある。
【0041】第2発明によれば、第1発明に係る自動巻
付け装置と、高さ検出ユニット、切断ユニット、供給ユ
ニットとを組み合わせることによって、パレットに対す
る緩衝材の装着作業を自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動巻付け装置の構成斜視説明図
【図2】 図1のX矢視相当拡大説明図
【図3】 要部拡大分解斜視図
【図4】 図2の要部拡大説明図
【図5】 動作説明図
【図6】 使用状態側面説明図
【図7】 使用状態平面説明図
【図8】 図7のY矢視相当拡大説明図
【符号の説明】
T…粘着テープ TR…テープロール Wa …緩衝材 P…パレット P2 …柱 A…旋回エリア h…高さ 11…ホルダ 20…保持ユニット 21…ローラ 22…プッシャ 23…カッタ 24…移動ベース 27、28…エアノズル 41…高さ検出ユニット 50…切断ユニット 60…供給ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 一昭 富山県高岡市柴野内島986番地 立山合金 工業株式会社内 (72)発明者 高澤 嘉一 富山県高岡市柴野内島986番地 立山合金 工業株式会社内 (72)発明者 坂井 久紀 富山県高岡市柴野内島986番地 立山合金 工業株式会社内 Fターム(参考) 3E066 AA21 FA02 3F062 AA04 AB01 AB02 BA08 BD02 BE02 BF03 BF13 BG02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープロールを保持して対象物のまわり
    を旋回するホルダと、対象物の近傍の作動位置と前記ホ
    ルダの旋回エリア外の退避位置との間を移動する保持ユ
    ニットとを備えてなり、該保持ユニットは、テープロー
    ルからの粘着テープを挟み込んで保持するローラ、プッ
    シャを有することを特徴とする粘着テープの自動巻付け
    装置。
  2. 【請求項2】 前記保持ユニットには、カッタを付設
    し、該カッタは、前記ローラ、プッシャによって保持す
    る粘着テープを切断することを特徴とする請求項1記載
    の粘着テープの自動巻付け装置。
  3. 【請求項3】 前記プッシャ、カッタは、共通の移動ベ
    ースに搭載し、前記プッシャは、前記ローラに向けて付
    勢することを特徴とする請求項2記載の粘着テープの自
    動巻付け装置。
  4. 【請求項4】 前記保持ユニットには、2組のエアノズ
    ルを組み合わせ、該エアノズルは、エアを介してそれぞ
    れ粘着テープの巻始め、巻終りを対象物に貼着すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の
    粘着テープの自動巻付け装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか記載
    の2組の自動巻付け装置と、高さ検出ユニット、切断ユ
    ニット、供給ユニットとを組み合わせてなり、前記切断
    ユニットは、前記高さ検出ユニットを介して検出するパ
    レットの柱の高さに合うように緩衝材を切断し、前記供
    給ユニットは、緩衝材を柱に沿わせてパレットにセット
    することを特徴とする形材搬送用のパレットにおける緩
    衝材装着システム。
  6. 【請求項6】 前記切断ユニットは、前記供給ユニット
    によって保持する緩衝材の両端を切断する2組を設ける
    ことを特徴とする請求項5記載の形材搬送用のパレット
    における緩衝材装着システム。
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