JP2002079823A - 空調装置 - Google Patents
空調装置Info
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- JP2002079823A JP2002079823A JP2000271891A JP2000271891A JP2002079823A JP 2002079823 A JP2002079823 A JP 2002079823A JP 2000271891 A JP2000271891 A JP 2000271891A JP 2000271891 A JP2000271891 A JP 2000271891A JP 2002079823 A JP2002079823 A JP 2002079823A
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- Japan
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- evaporator
- case
- air
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- rib
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 蒸発器とケースとの断熱、蒸発器とケースと
の間の風洩れ防止、および蒸発器をケース内に保持する
機能を損なうことなく、雑菌の繁殖を抑制する。 【解決手段】 蒸発器20の上端20aと空調ケース1
0との間に、蒸発器20を下方に押し付けるパッキン5
0を配置し、蒸発器20の下端20bと空調ケース10
との間に、蒸発器20の下端20bと空調ケース10と
の間に空気層41aを形成するリブ部41を有する蒸発
器用ケース40を備える。よって、空気層41aにより
蒸発器20と空調ケース10とは断熱され、また、上側
パッキン50により蒸発器用ケース40は蒸発器20と
空調ケース10に密着されて風洩れを防止する。よっ
て、蒸発器用ケース40を発泡性樹脂による多孔質体に
比べて撥水性の高い材質で形成することができ、雑菌の
繁殖を抑制することができる。
の間の風洩れ防止、および蒸発器をケース内に保持する
機能を損なうことなく、雑菌の繁殖を抑制する。 【解決手段】 蒸発器20の上端20aと空調ケース1
0との間に、蒸発器20を下方に押し付けるパッキン5
0を配置し、蒸発器20の下端20bと空調ケース10
との間に、蒸発器20の下端20bと空調ケース10と
の間に空気層41aを形成するリブ部41を有する蒸発
器用ケース40を備える。よって、空気層41aにより
蒸発器20と空調ケース10とは断熱され、また、上側
パッキン50により蒸発器用ケース40は蒸発器20と
空調ケース10に密着されて風洩れを防止する。よっ
て、蒸発器用ケース40を発泡性樹脂による多孔質体に
比べて撥水性の高い材質で形成することができ、雑菌の
繁殖を抑制することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気を冷却する蒸
発器をケースに内蔵する空調装置に関するものである。
発器をケースに内蔵する空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平11−198641号公報
にて、空気の通路を形成するケース内に蒸発器を略垂直
に収容するようにした車両用空調装置であって、蒸発器
の下端面とケースとの間にパッキンを配置したものが提
案されている。このパッキンには、蒸発器をケース内に
保持する機能の他に、蒸発器の下端面とケースに密着し
て風洩れを防止する機能と、蒸発器により冷却されて生
じるケースの結露を防止するためにの断熱機能とが要求
されている。このため、パッキンは、断熱性に富んだ発
泡性樹脂による多孔質弾性体により形成されている。
にて、空気の通路を形成するケース内に蒸発器を略垂直
に収容するようにした車両用空調装置であって、蒸発器
の下端面とケースとの間にパッキンを配置したものが提
案されている。このパッキンには、蒸発器をケース内に
保持する機能の他に、蒸発器の下端面とケースに密着し
て風洩れを防止する機能と、蒸発器により冷却されて生
じるケースの結露を防止するためにの断熱機能とが要求
されている。このため、パッキンは、断熱性に富んだ発
泡性樹脂による多孔質弾性体により形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、蒸発器に付
着した凝縮水は重力により下方に流れ、パッキンに付着
する。しかし、上記公報ではパッキンを多孔質体により
形成しているので、このパッキン内に凝縮水が保水さ
れ、パッキンは常に湿潤な状態となり、パッキンに雑菌
が繁殖し、ひいては乗員の健康を損なう恐れが生じてい
た。
着した凝縮水は重力により下方に流れ、パッキンに付着
する。しかし、上記公報ではパッキンを多孔質体により
形成しているので、このパッキン内に凝縮水が保水さ
れ、パッキンは常に湿潤な状態となり、パッキンに雑菌
が繁殖し、ひいては乗員の健康を損なう恐れが生じてい
た。
【0004】本発明は、上記点に鑑み、蒸発器とケース
との断熱、蒸発器とケースとの間の風洩れ防止、および
蒸発器をケース内に保持する機能を損なうことなく、雑
菌の繁殖を抑制することを目的とする。
との断熱、蒸発器とケースとの間の風洩れ防止、および
蒸発器をケース内に保持する機能を損なうことなく、雑
菌の繁殖を抑制することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、空気の通路(10a)
を形成するケース(10)内に収容されて空気を冷却す
る蒸発器(20)と、蒸発器(20)を下方に押し付け
るとともに蒸発器(20)の上方側とケース(10)と
の間をシールするパッキン(50)と、蒸発器(20)
の下方側とケース(10)との間において空気の流れを
遮断するように拡がる板状のリブ部材(41)とを備
え、リブ部材(41)は、蒸発器(20)をケース(1
0)内に支持するとともに、蒸発器(20)の下方側と
ケース(10)との間に空気層(41a)を形成するこ
とを特徴とする。
め、請求項1に記載の発明では、空気の通路(10a)
を形成するケース(10)内に収容されて空気を冷却す
る蒸発器(20)と、蒸発器(20)を下方に押し付け
るとともに蒸発器(20)の上方側とケース(10)と
の間をシールするパッキン(50)と、蒸発器(20)
の下方側とケース(10)との間において空気の流れを
遮断するように拡がる板状のリブ部材(41)とを備
え、リブ部材(41)は、蒸発器(20)をケース(1
0)内に支持するとともに、蒸発器(20)の下方側と
ケース(10)との間に空気層(41a)を形成するこ
とを特徴とする。
【0006】これにより、リブ部材(41)は蒸発器
(20)の下方側とケース(10)との間に空気層(4
1a)を形成するので、この空気層(41a)により蒸
発器(20)とケース(10)とを断熱させることがで
きる。よって、リブ部材(41)自身には断熱性を不要
にできる。
(20)の下方側とケース(10)との間に空気層(4
1a)を形成するので、この空気層(41a)により蒸
発器(20)とケース(10)とを断熱させることがで
きる。よって、リブ部材(41)自身には断熱性を不要
にできる。
【0007】また、蒸発器(20)の上方側とケース
(10)との間をシールするパッキン(50)により蒸
発器(20)は下方へ押し付けられるので、リブ部材
(41)は蒸発器(20)とケース(10)に密着して
風洩れを防止することができる。よって、リブ部材(4
1)自身には弾性を不要にできる。
(10)との間をシールするパッキン(50)により蒸
発器(20)は下方へ押し付けられるので、リブ部材
(41)は蒸発器(20)とケース(10)に密着して
風洩れを防止することができる。よって、リブ部材(4
1)自身には弾性を不要にできる。
【0008】以上により、リブ部材(41)には断熱性
および弾性を不要にできるので、従来の多孔質弾性体の
パッキンを廃止して、リブ部材(41)を発泡性樹脂に
よる多孔質体に比べて撥水性の高い材質で形成すること
ができ、雑菌の繁殖を抑制することができる。
および弾性を不要にできるので、従来の多孔質弾性体の
パッキンを廃止して、リブ部材(41)を発泡性樹脂に
よる多孔質体に比べて撥水性の高い材質で形成すること
ができ、雑菌の繁殖を抑制することができる。
【0009】また、請求項2に記載の発明では、リブ部
材(41)はケース(10)と別体に形成され、リブ部
材(41)には、蒸発器(20)の下方側部位(23)
のうち空気流れ上流側に配置される上流側位置決め部材
(42)、および蒸発器(20)の下方側部位(23)
のうち空気流れ下流側に配置される下流側位置決め部材
(44)が一体に形成され、蒸発器(20)の下方側部
位(23)は、上流側位置決め部材(42)および下流
側位置決め部材(44)により挟まれていることを特徴
とするので、蒸発器(20)を空気流れ方向に位置決め
させることができ、好適である。
材(41)はケース(10)と別体に形成され、リブ部
材(41)には、蒸発器(20)の下方側部位(23)
のうち空気流れ上流側に配置される上流側位置決め部材
(42)、および蒸発器(20)の下方側部位(23)
のうち空気流れ下流側に配置される下流側位置決め部材
(44)が一体に形成され、蒸発器(20)の下方側部
位(23)は、上流側位置決め部材(42)および下流
側位置決め部材(44)により挟まれていることを特徴
とするので、蒸発器(20)を空気流れ方向に位置決め
させることができ、好適である。
【0010】ところで、蒸発器(20)により冷却され
る空気中に塵埃等の異物が混入している場合には、蒸発
器(20)の下方側のうち空気流れ上流側の部分に前述
の異物が堆積し、この異物が蒸発器(20)に付着して
蒸発器(20)の腐食を促進させるという問題が生じ
る。
る空気中に塵埃等の異物が混入している場合には、蒸発
器(20)の下方側のうち空気流れ上流側の部分に前述
の異物が堆積し、この異物が蒸発器(20)に付着して
蒸発器(20)の腐食を促進させるという問題が生じ
る。
【0011】これに対し、請求項3に記載の発明では、
上流側位置決め部材(42)を、蒸発器(20)の下方
側部位(23)のうち空気流れ上流側を被覆するように
拡がる板状に形成することを特徴とするので、上流側位
置決め部材(42)の空気流れ上流側に異物を堆積させ
て、異物が蒸発器(20)に直接付着することを防止す
ることができ、蒸発器(20)の腐食促進を抑制でき
る。
上流側位置決め部材(42)を、蒸発器(20)の下方
側部位(23)のうち空気流れ上流側を被覆するように
拡がる板状に形成することを特徴とするので、上流側位
置決め部材(42)の空気流れ上流側に異物を堆積させ
て、異物が蒸発器(20)に直接付着することを防止す
ることができ、蒸発器(20)の腐食促進を抑制でき
る。
【0012】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一
例である。
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一
例である。
【0013】
【発明の実施の形態】本実施形態は、本発明の空調装置
を車両用の空調装置に適用したものであり、以下、図に
基づいて説明する。
を車両用の空調装置に適用したものであり、以下、図に
基づいて説明する。
【0014】図1は、空調装置を側方から見た断面図で
あり、空気通路10aを形成する空調ケース10内に蒸
発器20を収容して構成されている。なお、蒸発器20
は空気通路10a全面を横切るように略垂直に配置され
ている。そして、空調ケース10のうち図1の紙面奥側
の部分には開口部10bが形成されており、図示しない
送風機により送風される空気が開口部10bから空調ケ
ース10内に流入し、蒸発器20を通過するようになっ
ている。
あり、空気通路10aを形成する空調ケース10内に蒸
発器20を収容して構成されている。なお、蒸発器20
は空気通路10a全面を横切るように略垂直に配置され
ている。そして、空調ケース10のうち図1の紙面奥側
の部分には開口部10bが形成されており、図示しない
送風機により送風される空気が開口部10bから空調ケ
ース10内に流入し、蒸発器20を通過するようになっ
ている。
【0015】空調ケース10は、樹脂(例えばポリプロ
ピレン)により成形されており、図2(図1のA−A断
面図)中の符号Bに示す分割面により図2の左側に示す
左側ケース12と図2の右側に示す右側ケース13とに
分割されている。なお、左側ケース12および右側ケー
ス13は周知の締結手段(例えば、クリップ、ビス止め
等)により締結されている。
ピレン)により成形されており、図2(図1のA−A断
面図)中の符号Bに示す分割面により図2の左側に示す
左側ケース12と図2の右側に示す右側ケース13とに
分割されている。なお、左側ケース12および右側ケー
ス13は周知の締結手段(例えば、クリップ、ビス止め
等)により締結されている。
【0016】また、図1に示すように、空調ケース10
下面のうち蒸発器20より空気流れ下流側の部分には、
蒸発器20に付着して後述の偏平チューブ21に沿って
重力により下方に流れる凝縮水を排水するための排水口
10cが形成されている。
下面のうち蒸発器20より空気流れ下流側の部分には、
蒸発器20に付着して後述の偏平チューブ21に沿って
重力により下方に流れる凝縮水を排水するための排水口
10cが形成されている。
【0017】次に蒸発器20の構成を説明すると、蒸発
器20は一般に積層型と称されるタイプのもであって、
偏平チューブ21はアルミニュウム製の金属薄板を2枚
最中合わせ状に接合して構成されており、その偏平面は
空気流れと平行になっている。そして、この偏平チュー
ブ21と図示しないコルゲートフィンとを交互に図1の
紙面垂直方向に所定数積層して一体ろう付けしたもので
ある。偏平チューブ21とコルゲートフィンとにより空
調空気との間で熱交換を行う熱交換コア部が構成され
る。
器20は一般に積層型と称されるタイプのもであって、
偏平チューブ21はアルミニュウム製の金属薄板を2枚
最中合わせ状に接合して構成されており、その偏平面は
空気流れと平行になっている。そして、この偏平チュー
ブ21と図示しないコルゲートフィンとを交互に図1の
紙面垂直方向に所定数積層して一体ろう付けしたもので
ある。偏平チューブ21とコルゲートフィンとにより空
調空気との間で熱交換を行う熱交換コア部が構成され
る。
【0018】一方、偏平チューブ21を構成する金属薄
板の上下両端部には上側タンク部22および下側タンク
部(蒸発器20の下方側部位)23が構成されている。
これらの両タンク部22、23は上記金属薄板の上下両
端部に一体成形した椀状の突出部により構成されるもの
であって、複数の偏平チューブ21への冷媒の分配、お
よび複数の偏平チューブ21からの冷媒の集合を行う。
板の上下両端部には上側タンク部22および下側タンク
部(蒸発器20の下方側部位)23が構成されている。
これらの両タンク部22、23は上記金属薄板の上下両
端部に一体成形した椀状の突出部により構成されるもの
であって、複数の偏平チューブ21への冷媒の分配、お
よび複数の偏平チューブ21からの冷媒の集合を行う。
【0019】また、前述したように、蒸発器20はケー
ス10内に略垂直に配置されている。すなわち、空調空
気は熱交換コア部を水平方向に流れるようになってお
り、偏平チューブ21はその長手方向が略上下方向に向
くように配置されている。
ス10内に略垂直に配置されている。すなわち、空調空
気は熱交換コア部を水平方向に流れるようになってお
り、偏平チューブ21はその長手方向が略上下方向に向
くように配置されている。
【0020】そして、両タンク部22、23には冷媒配
管24がそれぞれに接続されており、これらの冷媒配管
24は周知の冷凍サイクルに接続されている。なお、冷
媒配管24は左側ケース12および右側ケース13の分
割面Bに位置する開口部11aにシール部材30を介し
て配置されており、空調ケース10外部から両タンク部
22、23に冷媒を流出入させるようになっている。
管24がそれぞれに接続されており、これらの冷媒配管
24は周知の冷凍サイクルに接続されている。なお、冷
媒配管24は左側ケース12および右側ケース13の分
割面Bに位置する開口部11aにシール部材30を介し
て配置されており、空調ケース10外部から両タンク部
22、23に冷媒を流出入させるようになっている。
【0021】また、蒸発器20の下端(蒸発器の下方
側)20bと空調ケース10との間には、発泡性の樹脂
に比べて撥水性の高い部材(例えばポリプロピレン等の
樹脂)により成形された蒸発器用ケース40が配置され
ている。以下、この蒸発器用ケース40の構造について
説明する。
側)20bと空調ケース10との間には、発泡性の樹脂
に比べて撥水性の高い部材(例えばポリプロピレン等の
樹脂)により成形された蒸発器用ケース40が配置され
ている。以下、この蒸発器用ケース40の構造について
説明する。
【0022】蒸発器用ケース40は、概略コの字状の底
面から下方に向かって延びる3つのリブ部(リブ部材)
41を有する断面形状に成形されている。すなわち、蒸
発器用ケース40は、上流側壁部(上流側位置決め部
材)42と底面壁部43と下流側壁部(下流側位置決め
部材)44の3つの部分によりコの字状の断面形状が形
成され、底面壁部43から3つのリブ部41が下方に延
びて形成されている。
面から下方に向かって延びる3つのリブ部(リブ部材)
41を有する断面形状に成形されている。すなわち、蒸
発器用ケース40は、上流側壁部(上流側位置決め部
材)42と底面壁部43と下流側壁部(下流側位置決め
部材)44の3つの部分によりコの字状の断面形状が形
成され、底面壁部43から3つのリブ部41が下方に延
びて形成されている。
【0023】上流側壁部42は、下側タンク部23の空
気流れ上流側部分を車両左右方向(図2の左右方向)の
略全長にわたって被覆するように形成されている。な
お、図3は蒸発器用ケース40および蒸発器20を示す
斜視図であり、この図3に示すように、上流側壁部42
の左右両端には冷媒配管24との干渉を回避するために
切り欠き42aが形成されている。因みに、その場合の
図2の右側に形成された切り欠き42aは、逆ハンドル
車使用時において冷媒配管24との干渉を回避するため
のものである。
気流れ上流側部分を車両左右方向(図2の左右方向)の
略全長にわたって被覆するように形成されている。な
お、図3は蒸発器用ケース40および蒸発器20を示す
斜視図であり、この図3に示すように、上流側壁部42
の左右両端には冷媒配管24との干渉を回避するために
切り欠き42aが形成されている。因みに、その場合の
図2の右側に形成された切り欠き42aは、逆ハンドル
車使用時において冷媒配管24との干渉を回避するため
のものである。
【0024】底面壁部43は、下側タンク部23の下方
において、車両左右方向(図2の左右方向)の全長にわ
たって延びる部分であり、蒸発器20の下端20bと接
触している。また、底面壁部43のうち空気下流側部分
には蒸発器20で発生する凝縮水を排出するための排水
穴(図示せず)を多数有している。なお、蒸発器20お
よび蒸発器用ケース40は空気下流側が下方となるよう
に若干量だけ傾斜配置されているので、底面壁部43上
の凝縮水は空気下流側に移動して排水穴から空調ケース
10底面に落下する。
において、車両左右方向(図2の左右方向)の全長にわ
たって延びる部分であり、蒸発器20の下端20bと接
触している。また、底面壁部43のうち空気下流側部分
には蒸発器20で発生する凝縮水を排出するための排水
穴(図示せず)を多数有している。なお、蒸発器20お
よび蒸発器用ケース40は空気下流側が下方となるよう
に若干量だけ傾斜配置されているので、底面壁部43上
の凝縮水は空気下流側に移動して排水穴から空調ケース
10底面に落下する。
【0025】ところで、空調ケース10の底面のうち蒸
発器10に対向する部分は、排水口10cに向かって凝
縮水が流れるように傾斜案内面10dが形成されてい
る。従って、底面壁部43の排水穴から空調ケース10
底面に落下した凝縮水は、傾斜案内面10dに沿って排
水口10cに移動し、空調ケース10の外部へ排出され
る。
発器10に対向する部分は、排水口10cに向かって凝
縮水が流れるように傾斜案内面10dが形成されてい
る。従って、底面壁部43の排水穴から空調ケース10
底面に落下した凝縮水は、傾斜案内面10dに沿って排
水口10cに移動し、空調ケース10の外部へ排出され
る。
【0026】下流側壁部44は、下側タンク部23の空
気流れ下流側部分を車両左右方向(図2の左右方向)の
全長にわたって被覆するように形成されている。そし
て、蒸発器20の下側タンク部23は上流側壁部42お
よび下流側壁部44により挟まれて、空気流れ方向に位
置決めされるようになっている。
気流れ下流側部分を車両左右方向(図2の左右方向)の
全長にわたって被覆するように形成されている。そし
て、蒸発器20の下側タンク部23は上流側壁部42お
よび下流側壁部44により挟まれて、空気流れ方向に位
置決めされるようになっている。
【0027】3つのリブ部41は底面壁部43から下方
に延び、その先端が空調ケース10の底面に接触するよ
うになっている。なお、3つのリブ部41のうち空気流
れ下流側に位置する2つのリブ部41の先端は、空調ケ
ース10の傾斜案内面10dに接触している。また、リ
ブ部41は、車両左右方向(図2の左右方向)の全長に
わたって延びるように形成されている。すなわち、リブ
部41は、蒸発器20の下方側と空調ケース10との間
において空気の流れを遮断するように拡がる板状に形成
されている。そして、リブ部41は、蒸発器20を空調
ケース10内に支持するとともに、蒸発器20の下端2
0bと空調ケース10の底面との間に空気層41aを形
成するようになっている。
に延び、その先端が空調ケース10の底面に接触するよ
うになっている。なお、3つのリブ部41のうち空気流
れ下流側に位置する2つのリブ部41の先端は、空調ケ
ース10の傾斜案内面10dに接触している。また、リ
ブ部41は、車両左右方向(図2の左右方向)の全長に
わたって延びるように形成されている。すなわち、リブ
部41は、蒸発器20の下方側と空調ケース10との間
において空気の流れを遮断するように拡がる板状に形成
されている。そして、リブ部41は、蒸発器20を空調
ケース10内に支持するとともに、蒸発器20の下端2
0bと空調ケース10の底面との間に空気層41aを形
成するようになっている。
【0028】また、空調ケース10の傾斜案内面10d
には上方へ突出する空調ケース側リブ10eが2箇所
(図1参照)に設けられており、この空調ケース側リブ
10eに蒸発器用ケース40のリブ部41を当接するこ
とにより、蒸発器用ケース40が空気流れ下流側へ位置
ずれすることを防止できる。
には上方へ突出する空調ケース側リブ10eが2箇所
(図1参照)に設けられており、この空調ケース側リブ
10eに蒸発器用ケース40のリブ部41を当接するこ
とにより、蒸発器用ケース40が空気流れ下流側へ位置
ずれすることを防止できる。
【0029】また、蒸発器20の上端(蒸発器の上方
側)20aと空調ケース10との間には、弾性変形可能
な部材(例えばポリエチレンファーム等の発泡性樹脂)
により成形された上側パッキン50が配置されている。
この上側パッキン50は上下方向に弾性変形した状態で
配置されており、蒸発器20の上端20aの全面と空調
ケース10に密着している。これにより、蒸発器20の
上端20aと空調ケース10との間をシールして風洩れ
を防止するようになっている。
側)20aと空調ケース10との間には、弾性変形可能
な部材(例えばポリエチレンファーム等の発泡性樹脂)
により成形された上側パッキン50が配置されている。
この上側パッキン50は上下方向に弾性変形した状態で
配置されており、蒸発器20の上端20aの全面と空調
ケース10に密着している。これにより、蒸発器20の
上端20aと空調ケース10との間をシールして風洩れ
を防止するようになっている。
【0030】なお、空調ケース10のうち上側パッキン
50と密着する部分は上方に弾性変形しており、この空
調ケース10の弾性力と上側パッキン50の弾性力とに
より蒸発器20は下方へ押し付けられるようになってい
る。従って、上側パッキン50の自然状態における厚み
寸法(例えば2mm〜5mm)は空調ケース10と蒸発
器20の上端20aとの間の隙間(例えば1mm〜2.
5mm)よりも大きくなるように設定されている。
50と密着する部分は上方に弾性変形しており、この空
調ケース10の弾性力と上側パッキン50の弾性力とに
より蒸発器20は下方へ押し付けられるようになってい
る。従って、上側パッキン50の自然状態における厚み
寸法(例えば2mm〜5mm)は空調ケース10と蒸発
器20の上端20aとの間の隙間(例えば1mm〜2.
5mm)よりも大きくなるように設定されている。
【0031】因みに、上側パッキン50は経年変化によ
り塑性変形することが考えられるが、このように塑性変
形した場合であっても、上側パッキン50に十分な弾性
力が生じている状態(弾塑性変形状態)であれば、本発
明のパッキン50として適用できることは勿論である。
り塑性変形することが考えられるが、このように塑性変
形した場合であっても、上側パッキン50に十分な弾性
力が生じている状態(弾塑性変形状態)であれば、本発
明のパッキン50として適用できることは勿論である。
【0032】また、図2に示すように、蒸発器20の側
方と空調ケース10との間には、上側パッキン50と同
様の側方パッキン60が配置されている。この側方パッ
キン60は、蒸発器20の側方と空調ケース10に密着
してシールすることにより風洩れを防止するようになっ
ている。因みに、上側パッキン50および側方パッキン
60は、接着剤により蒸発器20に接着させてもよい
し、空調ケース10に接着させてもよい。
方と空調ケース10との間には、上側パッキン50と同
様の側方パッキン60が配置されている。この側方パッ
キン60は、蒸発器20の側方と空調ケース10に密着
してシールすることにより風洩れを防止するようになっ
ている。因みに、上側パッキン50および側方パッキン
60は、接着剤により蒸発器20に接着させてもよい
し、空調ケース10に接着させてもよい。
【0033】次に、以上の構成による本実施形態の特徴
を述べる。
を述べる。
【0034】本実施形態では、蒸発器用ケース40のリ
ブ部41は蒸発器20の下端20bと空調ケース10と
の間に空気層41aを形成するので、この空気層41a
により蒸発器20とケース10とを断熱させることがで
きる。また、蒸発器20の上端20aと空調ケース10
との間をシールする上側パッキン50により蒸発器20
は下方へ押し付けられるので、蒸発器用ケース40は蒸
発器20とケース10に密着して風洩れを防止すること
ができる。
ブ部41は蒸発器20の下端20bと空調ケース10と
の間に空気層41aを形成するので、この空気層41a
により蒸発器20とケース10とを断熱させることがで
きる。また、蒸発器20の上端20aと空調ケース10
との間をシールする上側パッキン50により蒸発器20
は下方へ押し付けられるので、蒸発器用ケース40は蒸
発器20とケース10に密着して風洩れを防止すること
ができる。
【0035】以上により、従来の多孔質弾性体のパッキ
ンを廃止して、蒸発器用ケース40を発泡性樹脂による
多孔質体に比べて撥水性の高い材質で形成することがで
き、雑菌の繁殖を抑制することができる。
ンを廃止して、蒸発器用ケース40を発泡性樹脂による
多孔質体に比べて撥水性の高い材質で形成することがで
き、雑菌の繁殖を抑制することができる。
【0036】また、蒸発器20の下側タンク部23は、
上流側壁部42および下流側壁部44により挟まれてい
るので、蒸発器20を空気流れ方向に位置決めさせるこ
とができ、好適である。
上流側壁部42および下流側壁部44により挟まれてい
るので、蒸発器20を空気流れ方向に位置決めさせるこ
とができ、好適である。
【0037】また、上流側壁部42は、下側タンク部2
3の空気流れ上流側部分を車両左右方向の略全長にわた
って被覆するように形成されているので、上流側壁部4
2の空気流れ上流側に塵埃等の異物を堆積させて、異物
が蒸発器20に直接付着することを防止することがで
き、蒸発器20の腐食促進を抑制できる。
3の空気流れ上流側部分を車両左右方向の略全長にわた
って被覆するように形成されているので、上流側壁部4
2の空気流れ上流側に塵埃等の異物を堆積させて、異物
が蒸発器20に直接付着することを防止することがで
き、蒸発器20の腐食促進を抑制できる。
【0038】ところで、左右両端に冷媒配管24との干
渉を回避するための切り欠き42aを有する上流側壁部
42を、蒸発器用ケース40と一体成形するのではな
く、空調ケース10に一体成形しようとすると、空調ケ
ース10のうち左側ケース12および右側ケース13を
樹脂成形する際の金型の脱型方向は左右方向であるた
め、上流側壁部42に切り欠き42aを形成することが
金型の脱型を困難にさせてしまう。これに対し、本実施
形態では、切り欠き42aを有する上流側壁部42を蒸
発器用ケース40と一体成形するので、金型の脱型を容
易にでき、好適である。
渉を回避するための切り欠き42aを有する上流側壁部
42を、蒸発器用ケース40と一体成形するのではな
く、空調ケース10に一体成形しようとすると、空調ケ
ース10のうち左側ケース12および右側ケース13を
樹脂成形する際の金型の脱型方向は左右方向であるた
め、上流側壁部42に切り欠き42aを形成することが
金型の脱型を困難にさせてしまう。これに対し、本実施
形態では、切り欠き42aを有する上流側壁部42を蒸
発器用ケース40と一体成形するので、金型の脱型を容
易にでき、好適である。
【0039】また、上側パッキン50は弾性変形可能な
材質であるため、蒸発器20の上下方向における寸法ば
らつきを上側パッキン50の弾性変形により吸収でき、
好適である。また、上側パッキン50の弾性により、車
両の振動による蒸発器20の空調ケース10に対する振
動を吸収でき、好適である。
材質であるため、蒸発器20の上下方向における寸法ば
らつきを上側パッキン50の弾性変形により吸収でき、
好適である。また、上側パッキン50の弾性により、車
両の振動による蒸発器20の空調ケース10に対する振
動を吸収でき、好適である。
【0040】(他の実施形態)上記実施形態では、蒸発
器20を略垂直に配置しているが、これに限られること
なく、略水平に配置した場合であっても、蒸発器20が
蒸発器用ケース40側にわずかに傾斜されていれば本発
明を適用することができる。
器20を略垂直に配置しているが、これに限られること
なく、略水平に配置した場合であっても、蒸発器20が
蒸発器用ケース40側にわずかに傾斜されていれば本発
明を適用することができる。
【0041】また、上記実施形態では、リブ部41を蒸
発器用ケース40に一体に形成して、空調ケース10と
は別体に形成するようにしているが、リブ部41を空調
ケース10に一体に形成するようにしてもよい。
発器用ケース40に一体に形成して、空調ケース10と
は別体に形成するようにしているが、リブ部41を空調
ケース10に一体に形成するようにしてもよい。
【0042】また、上記実施形態では、蒸発器用ケース
40を上流側壁部42、底面壁部43、下流側壁部4
4、およびリブ部41から構成しているが、本発明にお
いては、上流側壁部42を廃止してもよく、下流側壁部
44を廃止してもよい。また、底面壁部43を廃止して
もよいが、この場合には、リブ部41を空調ケース10
に一体に形成するようにすればよい。
40を上流側壁部42、底面壁部43、下流側壁部4
4、およびリブ部41から構成しているが、本発明にお
いては、上流側壁部42を廃止してもよく、下流側壁部
44を廃止してもよい。また、底面壁部43を廃止して
もよいが、この場合には、リブ部41を空調ケース10
に一体に形成するようにすればよい。
【0043】また、上記実施形態では、上流側位置決め
部材42および下流側位置決め部材44により挟まれる
蒸発器20の下方側部位23の一例として、下側タンク
部を挙げているが、蒸発器20の下方側部位23とは下
側タンク部に限られることなく、例えば、下側タンク部
を廃止した構成の蒸発器20においてチューブ21を本
発明の下方側部位23としてもよいことは勿論である。
部材42および下流側位置決め部材44により挟まれる
蒸発器20の下方側部位23の一例として、下側タンク
部を挙げているが、蒸発器20の下方側部位23とは下
側タンク部に限られることなく、例えば、下側タンク部
を廃止した構成の蒸発器20においてチューブ21を本
発明の下方側部位23としてもよいことは勿論である。
【0044】また、上記実施形態では、下流側壁部44
を、下側タンク部23の空気流れ下流側部分を車両左右
方向の全長にわたって被覆するように形成しているが、
下流側壁部44を、底面壁部43から上方に向かって複
数箇所突出する突出形状に形成してもよい。
を、下側タンク部23の空気流れ下流側部分を車両左右
方向の全長にわたって被覆するように形成しているが、
下流側壁部44を、底面壁部43から上方に向かって複
数箇所突出する突出形状に形成してもよい。
【0045】また、上記実施形態ではリブ部41を3つ
有しているが、3つに限らず少なくとも1つのリブ部4
1を有していれば、本発明として適用できる。
有しているが、3つに限らず少なくとも1つのリブ部4
1を有していれば、本発明として適用できる。
【図1】本発明の一実施形態による空調装置を側方から
見た断面図である。
見た断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2の蒸発器用ケースおよび蒸発器を示す斜視
図である。
図である。
10…空調ケース、10a…空気通路、20…蒸発器、
40…蒸発器用ケース、41…リブ部、42…上流側壁
部、44…下流側壁部、50…上側パッキン。
40…蒸発器用ケース、41…リブ部、42…上流側壁
部、44…下流側壁部、50…上側パッキン。
Claims (3)
- 【請求項1】 空気の通路(10a)を形成するケース
(10)と、 このケース(10)内に収容され、空気を冷却する蒸発
器(20)と、 この蒸発器(20)を下方に押し付けるとともに、前記
蒸発器(20)の上方側と前記ケース(10)との間を
シールするパッキン(50)と、 前記蒸発器(20)の下方側と前記ケース(10)との
間において空気の流れを遮断するように拡がる板状のリ
ブ部材(41)とを備え、 前記リブ部材(41)は、前記蒸発器(20)を前記ケ
ース(10)内に支持するとともに、前記蒸発器(2
0)の下方側と前記ケース(10)との間に空気層(4
1a)を形成することを特徴とする空調装置。 - 【請求項2】 前記リブ部材(41)は前記ケース(1
0)と別体に形成され、 前記リブ部材(41)には、前記蒸発器(20)の下方
側部位(23)のうち空気流れ上流側に配置される上流
側位置決め部材(42)、および前記蒸発器(20)の
下方側部位(23)のうち空気流れ下流側に配置される
下流側位置決め部材(44)が一体に形成され、 前記蒸発器(20)の下方側部位(23)は、前記上流
側位置決め部材(42)および前記下流側位置決め部材
(44)により挟まれていることを特徴とする請求項1
に記載の空調装置。 - 【請求項3】 前記上流側位置決め部材(42)は、前
記蒸発器(20)の下方側部位(23)のうち空気流れ
上流側を被覆するように拡がる板状に形成されているこ
とを特徴とする請求項2に記載の空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000271891A JP2002079823A (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | 空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000271891A JP2002079823A (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | 空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002079823A true JP2002079823A (ja) | 2002-03-19 |
Family
ID=18758112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000271891A Withdrawn JP2002079823A (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | 空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002079823A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008180408A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 一体型空気調和機 |
KR100953547B1 (ko) | 2003-02-26 | 2010-04-21 | 한라공조주식회사 | 공조케이스 |
KR20140084676A (ko) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | 한라비스테온공조 주식회사 | 차량용 공조장치 |
KR101522598B1 (ko) * | 2009-01-23 | 2015-05-22 | 한라비스테온공조 주식회사 | 차량 공조장치의 공조케이스 |
CN106369882A (zh) * | 2016-08-25 | 2017-02-01 | 安徽江淮松芝空调有限公司 | 一种蒸发器双层保温结构 |
CN108050656A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-05-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 可移动空调及其排水处理方法 |
KR20200107183A (ko) * | 2019-03-06 | 2020-09-16 | 한온시스템 주식회사 | 차량용 공조장치 |
-
2000
- 2000-09-07 JP JP2000271891A patent/JP2002079823A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100953547B1 (ko) | 2003-02-26 | 2010-04-21 | 한라공조주식회사 | 공조케이스 |
JP2008180408A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 一体型空気調和機 |
KR101522598B1 (ko) * | 2009-01-23 | 2015-05-22 | 한라비스테온공조 주식회사 | 차량 공조장치의 공조케이스 |
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CN106369882A (zh) * | 2016-08-25 | 2017-02-01 | 安徽江淮松芝空调有限公司 | 一种蒸发器双层保温结构 |
CN106369882B (zh) * | 2016-08-25 | 2019-02-22 | 安徽江淮松芝空调有限公司 | 一种蒸发器双层保温结构 |
CN108050656A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-05-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 可移动空调及其排水处理方法 |
CN108050656B (zh) * | 2017-10-30 | 2020-08-11 | 珠海格力电器股份有限公司 | 可移动空调及其排水处理方法 |
KR20200107183A (ko) * | 2019-03-06 | 2020-09-16 | 한온시스템 주식회사 | 차량용 공조장치 |
KR102658581B1 (ko) * | 2019-03-06 | 2024-04-18 | 한온시스템 주식회사 | 차량용 공조장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071204 |