JP2002079194A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JP2002079194A
JP2002079194A JP2000273378A JP2000273378A JP2002079194A JP 2002079194 A JP2002079194 A JP 2002079194A JP 2000273378 A JP2000273378 A JP 2000273378A JP 2000273378 A JP2000273378 A JP 2000273378A JP 2002079194 A JP2002079194 A JP 2002079194A
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Kazunari Seki
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Marunaka Tekkosho Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、本体内より排出する気体中に含まれ
るオゾンを分解して本体外への排出することができる洗
浄装置を提供することを目的としている。 【解決手段】洗浄装置1は、被洗浄体2を受け入れる本
体10と、この本体10内に被洗浄体2を出し入れするため
のドア11と、水を貯留するタンク15と、このタンク15内
の水を本体10内の被洗浄体2に供給する供給部16と、こ
の供給部16には、タンク15内の水を吸い上げるポンプ16
aが設けられ、このポンプ16aの吸い込み側に設けら
れ、オゾンを供給するオゾン供給部17と、排気ファン13
を備え、本体10内の気体を本体10の外へ排出する排出通
路12と、この排出通路12の中途に設けられ、前記気体中
の前記オゾンを分解するオゾン分解部14とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【0001】本発明は、洗浄装置に係り、特に、オゾン
を溶存した水を使用して被洗浄体を洗浄する洗浄装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】洗浄装置として、オゾンを溶存した水を
使用して被洗浄体を洗浄すると共に、殺菌をも図ってい
る。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】しかしながら、この洗浄装置にあっては、
被洗浄体を洗浄した後、被洗浄室内には、オゾンが残存
しているにも拘らず、被洗浄体を被洗浄室から取り出す
際、人体に有害なオゾンがそのまま外気に排出されると
いう問題点があった。従って、本発明は上記問題点を除
去するようにした洗浄装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1記載の洗浄装置は、被洗浄体を受け
入れる本体と、この本体内に前記被洗浄体を出し入れす
るためのドアと、水を貯留するタンクと、このタンク内
の水を前記本体内の前記被洗浄体に供給する供給部と、
この供給部には、前記タンク内の水を吸い上げるポンプ
が設けられ、このポンプの吸い込み側に設けられ、オゾ
ンを供給するオゾン供給部と、排気ファンを備え、前記
本体内の気体を前記本体の外へ排出する排出通路と、こ
の排出通路の中途に設けられ、前記気体中の前記オゾン
を分解するオゾン分解部とを備えているものである。
【0005】また、請求項2記載の洗浄装置は、請求項
1記載の洗浄装置において、ドアをロックするドアロッ
ク手段と、前記ドアが閉められ、オゾン供給部からのオ
ゾンの供給が開始されると、前記ドアロック手段を動作
させて前記ドアをロックさせる制御部を備えているもの
である。
【0006】また、請求項3記載の洗浄装置は、請求項
1記載の洗浄装置において、ドアをロックするドアロッ
ク手段と、前記ドアが閉められ、オゾン供給部からのオ
ゾンの供給が開始されると、前記ドアロック手段を動作
させてドアをロックさせると共に、前記オゾン供給部か
らのオゾンの供給が停止した後、排気ファンを一定時間
動作させた後、前記ドアロック手段を解除させる制御部
を備えているものである。
【0007】また、請求項4記載の洗浄装置は、請求項
1記載の洗浄装置において、本体内へ外気を供給する外
気供給部を備えているものである。
【0008】また、請求項5記載の洗浄装置は、請求項
1記載の洗浄装置において、本体内へ外気を供給する外
気供給部と、この外気供給部の外気吐出口は、少なくと
も前記本体内の高さ方向に複数設けられているものであ
る。
【0009】また、請求項6記載の洗浄装置は、請求項
1記載の洗浄装置において、タンクに連通し、被洗浄体
に供給された本体内の水を排出する水排出通路と、供給
部には、ポンプの吸い込み側に設けられ、有機物を凝集
する有機物凝集剤を供給する有機物凝集剤供給部を備え
ているものである。
【0010】また、請求項7記載の洗浄装置は、請求項
1記載の洗浄装置において、タンクに連通し、被洗浄体
に供給された本体内の水を排出する水排出通路と、供給
部には、ポンプの吸い込み側に設けられ、有機物を凝集
する有機物凝集剤を供給する有機物凝集剤供給部を備
え、前記タンクは仕切り壁により、第1のタンク部と第
2のタンク部に区分けされ、水排出通路の先端は前記第
1のタンク部に臨み、前記第1のタンク部の水は、前記
仕切り壁を乗り越えないと前記第2のタンク部へ侵入で
きないように前記仕切り壁の上部に空間が形成され、前
記第2のタンク部にポンプの吸い込み管が位置している
ものである。
【0011】
【実施例】本発明の洗浄装置の一実施例を図面を参照し
て説明する。1はオゾンを溶存した水(オゾン水)を使
用して被洗浄体2を洗浄する洗浄装置で、洗浄装置1
は、図1乃至図7に示すように、被洗浄体2を受け入れ
る本体10を有している。被洗浄体2は、例えば、車椅
子、ベッド等である。被洗浄体2は、例えば、本体10の
下方に設けられた受け台20の上に置かれている。本体10
の前面には、本体10内に被洗浄体2を出し入れするため
のドア11が設けられている。このドア11は、例えば、図
6及び図7に示すように、折曲自在になっており、把手
11aを持ち引き上げると、ドア11が折曲して本体10の前
面が開放するようになっている。
【0012】また、この洗浄装置1には、洗浄装置1の
運転中(オゾン供給部16からのオゾンの供給を行う説明
を後述する洗浄・殺菌工程)及び運転停止(オゾン供給
部16からのオゾンの供給を停止する説明を後述する乾燥
・排出工程)直後のドア11の開放を「ドア11をロックす
るドアロック手段Dと、このドアロック手段Dを制御す
る制御手段100 と」により禁止して、人体に有害なオゾ
ンの本体10外への排出を防止している。ドアロック手段
Dは、例えば、図6及び図7に示す市販されている電磁
ロック装置を使用するもので、ドア11の側方に設けた突
起D1 と、突起D1 の動きを阻止するプランジャD2
と、このプランジャを昇降させるするソレノイドユニッ
トD3 とを有し、制御手段100 により制御されるように
なっている。即ち、本体10の前面をドア11で閉められて
いること、オゾン供給部16からのオゾンの供給動作がな
されていることをそれぞれ図示しないセンサにより検出
すると制御手段100 により、突起D1 の前方であって上
方よりプランジャD2 が下降することにより、把手11a
を持って引き上げようとしても、プランジャD2 が障害
となってドア11は開くことができないようにして、ドア
11をロックする。
【0013】本体10の上方には、本体10内の気体(空
気、オゾン等)を本体10の外へ排出する排出通路12が設
けられ、この排出通路12には、排気ファン13が備えられ
ている。また、排出通路12の中途、例えば、排気ファン
13の吸い込み側(又は、吐出側)には、本体10内の気体
中のオゾンを分解するオゾン分解部14が設けられてい
る。
【0014】オゾン分解部14は、例えば、活性炭にオゾ
ンを吸着して分解させるものである(活性炭吸着分
解)。即ち、活性炭はオゾンを吸着すると共に、吸着し
たオゾンは活性炭と反応して、CO2 、COを生成し、
更に、オゾンが蓄積されると、オゾンは発熱反応によ
り、分解してO2 となり、オゾンは分解される。なお、
オゾン分解部14は、これに限らず、加熱によりオゾンを
分解したり(加熱分解)、オゾンをシリカ(SiO
2 )、アルミナ(Al23 )、酸化鉄(Fe23
の表面に接触(接触分解)させる等して分解しても良
い。このように、排出通路12の中途にオゾン分解部14を
設けて、本体10内のオゾンを分解して人体に有害なオゾ
ンの本体10外への排出を防止している。
【0015】また、本体10の下方には、水を貯留するタ
ンク15が設けられている。このタンク15内の水は供給部
16により本体10内の被洗浄体2に供給されるようになっ
ている。Pは、被洗浄体2に供給された本体10内の水を
排出する水排出通路で、水排出通路Pは、タンク15に連
通して、水を循環させて使用するようにしている。F1
は、水排出通路18の入口に設けられ、ごみを除去する第
1のフィルタである。
【0016】なお、タンク15は仕切り壁15aにより、第
1のタンク部15bと第2のタンク部15cに区分けされ、
水排出通路18の先端は第1のタンク部15bに臨み、第1
のタンク部15bの水は、仕切り壁15aを乗り越えないと
第2のタンク部15cへ侵入できないように仕切り壁15a
の上部に空間15dが形成され、第2のタンク部15dにポ
ンプ16aの吸い込み管16dが位置している。F2 は、第
2のタンク部15cの入口に設けられ、ごみを除去する第
2のフィルタである。このように、水を単に循環させる
だけでなく、第1のフィルタF1 、第2のフィルタF
2 、説明を後述する有機物凝集剤、オゾン等を使用して
水を浄化して水を効率的に使用すると共に、使用後の排
水処理を容易にしている。また、上述した供給部16に
は、タンク15内の水を吸い上げるポンプ16aが設けられ
ている。供給部16は、ポンプ16aの吐出側の供給管が中
途で分岐し、一部は本体10の上方に(符号16b)、他の
一部は本体10の下方に(符号16c)、それぞれ導かれる
ようになっている。
【0017】符号16bで示される供給管の先端側は、例
えば、図3に示されるように、クロス状になった水平の
水平部供給管16b1 と、この水平部供給管16b1 から垂
下する垂下部供給管16b2 とからなって回転自在に支持
されている。この水平部供給管16b1 及び垂下部供給管
16b2 には、水平部供給管16b1及び垂下部供給管16b2
の内方に位置した被洗浄体2に水を飛散するように開
口部K1 が複数設けられている。また、水平部供給管16
1 の側方に設けられた開口部K2 は、開口部K2 より
吐出する水により、供給管16bが回転する回転推進力を
得るようになっている。
【0018】また、符号16cで示される供給管の先端側
は、例えば、図4に示されるように、クロス状になった
供給管を回転自在に支持され、供給管16cの上部に設け
られた開口部K3 は、被洗浄体2の下部に臨むように配
置され、供給管16cの側方に設けられた開口部K4 は、
開口部K4 より吐出する水により、供給管16cが回転す
る回転推進力を得るようになっている。
【0019】また、ポンプ16aの吸い込み側には、オゾ
ンを供給するオゾン供給部17が設けられている。オゾン
供給部17は、例えば、図示しない酸素ボンベより供給さ
れる酸素に市販のオゾン発生装置(例えば、カルト株式
会社製 商品名 S103、武蔵1号、武蔵2号)を使
用して生成されたオゾンを供給するものである。これ以
外には、例えば、図示しない酸素ボンベより供給される
酸素に紫外線ランプを照射して生成(光化学反応法)し
たオゾンを供給しても良いし、硫酸又は塩酸の水溶液を
電気分解によって生成(電解法)したオゾンを供給して
も良い。
【0020】また、供給部16には、有機物凝集剤を供給
する有機物凝集剤供給部18が備えられ、有機物凝集剤供
給部18は、ポンプ16aの吸い込み側に設けられている。
この有機物凝集剤は、有機物を凝集するもので、容器18
a内に貯留され、有機物凝集剤はポンプ18bによりポン
プ16aの吸い込み側に接続された有機物凝集剤供給管18
cを介して、供給部16に供給されるようになっている。
従って、有機物凝集剤を含んだ水を使用して被洗浄体2
を洗浄する際、被洗浄体2に付着した有機物は、有機物
凝集剤により凝集され、タンク15(特に、第1のタンク
部15b)内に沈殿し回収することができる。また、ポン
プ16aの吸い込み管16dが第2のタンク部15cに位置し
ているため、有機物の凝集物はポンプ16aに吸い込まれ
にくく、異物の詰まりによるポンプ16aの故障を防止す
ることができる。
【0021】また、19は、本体10内へ外気を供給する外
気供給部で、この外気供給部19の外気吐出口19aは、少
なくとも本体10内の高さ方向に複数設けられている。19
bはポンプであり、ポンプ19bによりポンプ19bに接続
された外気供給管19c、外気吐出口19aを介して本体10
内へ外気を供給するようになっている。この外気供給部
19により、排気ファン13により本体10内の気体を本体10
外へ効率よく排出することができ(外気供給部19がなけ
れば、本体10内の圧力が低下し、本体10内の気体を本体
10外へ排出するには、強力な排気ファン13が必要とな
る。)、また、外気供給部19の外気吐出口19aは、少な
くとも本体10内の高さ方向に複数設けられているため、
外気供給部19の外気吐出口19aよりの外気により濡れた
被洗浄体2を乾燥効果を助長させることができる。
【0022】従って、上述した洗浄装置1内にドア11を
開いて、本体10内に被洗浄体2を入れ、ドア11を閉め、
自動運転スイッチ(図示せず)を押すと、ドア11が閉め
られていることを図示しないセンサ−により検知した状
態で、制御手段100 によりポンプ16a及び有機物凝集剤
供給部18を動作させるように制御する。この場合、有機
物凝集剤供給部18の動作は、T1 分間継続し、T1 分間
被洗浄体2に有機物凝集剤を含んだ水による洗浄工程が
行われ、被洗浄体2に付着した有機物は凝集され、凝集
された凝集物は第1のフィルタF1 を介してタンク15に
導かれ、第1のフィルタF1 を通過できない凝集物は、
第1のフィルタF1 上に残存することとなる。なお、洗
浄工程は、供給管16b、16cに設けた開口部K2 、K4
より吐出する水により、供給管16b、16cは、被洗浄体
2の回りを回転するようになっており、有機物凝集剤を
含んだ水を被洗浄体2に飛散させて行われる。
【0023】有機物凝集剤供給部18の動作がT1 分間継
続した後、制御手段100 により有機物凝集剤供給部18の
供給動作が停止すると共に、オゾン供給部17の供給動作
がT2 分間継続する。この場合、オゾン供給部17の動作
は、T2 分間継続し、T2 分間被洗浄体2にオゾンを溶
存した水を接触させて洗浄と殺菌による洗浄・殺菌工程
が行われる。また、オゾン供給部17によるオゾンの供給
は、ポンプ16aの吸い込み側より行われるため、ポンプ
16aによるミキシングによりオゾンを水に溶存させるこ
とができると共に、水に溶存できないオゾンは、供給管
16b、16cより本体10内へ供給されることとなる。な
お、洗浄・殺菌工程は、供給管16b、16cに設けた開口
部K2 、K4 より吐出する水により、供給管16b、16c
は、被洗浄体2の回りを回転するようになっており、オ
ゾンを溶存した水(オゾンを含んだ水)を被洗浄体2に
飛散させて行われる。
【0024】オゾン供給部17の動作がT2 分間継続した
後、制御手段100 によりオゾン供給部17の供給動作が停
止すると共に、外気供給部19の外気供給動作及び排気フ
ァン13の排気動作がT3 分間継続する(例えば、T1
3 <T2 )。この場合、外気供給部19の外気供給動作
及び排気ファン13の排気動作がT3分間継続し、T3
間、本体10内の高さ方向に複数設けられた外気吐出口19
aを介して本体10内へ外気を供給して外気により濡れた
被洗浄体2の乾燥効果の助長と排気ファン13により本体
10内の気体を本体10外へ排出する乾燥・排出工程が行わ
れる。
【0025】なお、オゾン供給部16からのオゾンの供給
動作がなされていることを検出すると制御手段100 によ
り、ソレノイドユニットD3 が動作して、突起D1 の前
方であって上方よりプランジャD2 を下降させ、把手11
aを持ち引き上げようとしても、プランジャD2 が障害
となってドア11は開くことができないようにして、ドア
11をロックするようになっている。上述した洗浄・殺菌
工程においては、ドア11を開けることができない。乾燥
・排出工程が終了すると、つまり、制御手段100 は、オ
ゾン供給部16からのオゾンの供給が停止されると、排気
ファン13を一定時間動作させた後、ドアロック手段Dを
解除させるように制御する。即ち、制御手段100 により
ソレノイドユニットD3 が動作して、プランジャD2
上昇させ、把手11aを持って引き上げれば、プランジャ
2 は障害とならずドア11は開くことができるようにな
っている。また、この制御手段100 は、洗浄・殺菌工程
の中途において、オゾン供給部16からのオゾンの供給が
何らかの原因で停止した場合(例えば、オゾンを生成す
る供給源である酸素が不足した場合)、これを図示しな
いセンサが検出して、乾燥・排出工程に移行し、排気フ
ァン13を一定時間動作させた後、ドアロック手段Dを解
除させるように制御している。
【0026】また、上述した自動運転スイッチ(図示せ
ず)によるT1 、T3 、T2 の時間は上述した場合に限
らず、任意に設定可能であり、排気ファン13による動作
は、上述した場合に限らず、洗浄・殺菌工程中も動作し
ても良く、更に、任意の時間排気ファン13を動作させる
ようにしても良い。また、上述した実施例においては、
被洗浄体2に有機物凝集剤を含んだ水、オゾンを溶存し
た水を飛散させる際、有機物凝集剤を含んだ水、オゾン
を溶存した水の供給側を回転させたが、本発明にあって
はこれに限らず、有機物凝集剤を含んだ水、オゾンを溶
存した水の供給側を固定し、被洗浄体2を回転させるよ
うにしても良い。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の洗浄装置は、被洗浄体に
オゾンを溶存した水を接触させて洗浄効果を上げると共
に、本体内の気体を排出する排出通路の中途にオゾン分
解部を設けて本体内のオゾンを分解して人体に有害なオ
ゾンの本体外への排出を防止することができる。
【0028】また、請求項2記載の洗浄装置によれば、
前述した請求項1記載の発明の効果に加え、オゾン供給
部からのオゾンの供給中、ドアの開放を禁止して、人体
に有害なオゾンの本体外への排出を防止することができ
る。
【0029】また、請求項3記載の洗浄装置によれば、
前述した請求項1記載の発明の効果に加え、オゾン供給
部からのオゾンの供給中、ドアの開放を禁止して、人体
に有害なオゾンの本体外への排出を防止することがで
き、また、オゾン供給部によるオゾン供給の停止直後、
本体内のオゾンを排出通路を介して本体外へ排出する
際、排出通路の中途に設けたオゾン分解部により本体内
のオゾンを分解して人体に有害なオゾンの本体外への排
出を防止することができる。
【0030】また、請求項4記載の洗浄装置によれば、
前述した請求項1記載の発明の効果に加え、本体へ外気
を供給する外気供給部を備えているため、排気ファンに
より本体内の気体を本体外へ効率よく排出することがで
きる。
【0031】また、請求項5記載の洗浄装置は、前述し
た請求項1記載の発明の効果に加え、本体へ外気を供給
する外気供給部を備えているため、排気ファンにより本
体内の気体を本体外へ効率よく排出することができ、ま
た、外気供給部の外気吐出口は、少なくとも本体内の高
さ方向に複数設けられているため、外気供給部の外気吐
出口よりの外気により濡れた被洗浄体を乾燥効果を助長
させることができる。
【0032】また、請求項6記載の洗浄装置は、前述し
た請求項1記載の発明の効果に加え、被洗浄体に付着し
た有機物を有機物凝集剤に凝集させると共に、タンク内
に沈殿させることにより回収することができる。
【0033】また、請求項7記載の洗浄装置は、前述し
た請求項1記載の発明の効果に加え、被洗浄体に付着し
た有機物を有機物凝集剤に凝集させると共に、タンク内
に沈殿させることにより回収することができ、しかも、
第2のタンク部にポンプの吸い込み管が位置しているた
め、有機物凝集物はポンプに吸い込まれにくく、その結
果、異物の詰まりによるポンプの故障を防止することが
できる。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の洗浄装置の概略的
縦断側面図である。
【図2】図2は、図1の洗浄装置の動作状態を示す概略
的動作状態説明図である。
【図3】図3は、図2のX−X線による概略的断面図で
ある。
【図4】図4は、図1の本体内の下方に位置する供給管
の概略的斜視図である。
【図5】図5は、図1の洗浄装置の概略的側面図であ
る。
【図6】図6は、図1の洗浄装置の概略的正面図であ
る。
【図7】図7は、図6のドアロック機構の概略的斜視図
である。
【符号の説明】
1 洗浄装置 2 被洗浄体 10 本体 11 ドア 12 排出通路 13 排気ファン 14 オゾン分解部 15 タンク 16 供給部 16a ポンプ 17 オゾン供給部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被洗浄体を受け入れる本体と、 この本体内に前記被洗浄体を出し入れするためのドア
    と、 水を貯留するタンクと、 このタンク内の水を前記本体内の前記被洗浄体に供給す
    る供給部と、 この供給部には、前記タンク内の水を吸い上げるポンプ
    が設けられ、 このポンプの吸い込み側に設けられ、オゾンを供給する
    オゾン供給部と、 排気ファンを備え、前記本体内の気体を前記本体の外へ
    排出する排出通路と、 この排出通路の中途に設けられ、前記気体中の前記オゾ
    ンを分解するオゾン分解部とを備えていることを特徴と
    する洗浄装置。
  2. 【請求項2】ドアをロックするドアロック手段と、 前記ドアが閉められ、オゾン供給部からのオゾンの供給
    が開始されると、前記ドアロック手段を動作させて前記
    ドアをロックさせる制御部を備えていることを特徴とす
    る請求項1記載の洗浄装置。
  3. 【請求項3】ドアをロックするドアロック手段と、 前記ドアが閉められ、オゾン供給部からのオゾンの供給
    が開始されると、前記ドアロック手段を動作させてドア
    をロックさせると共に、前記オゾン供給部からのオゾン
    の供給が停止した後、排気ファンを一定時間動作させた
    後、前記ドアロック手段を解除させる制御部を備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
  4. 【請求項4】本体内へ外気を供給する外気供給部を備え
    ていることを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
  5. 【請求項5】本体内へ外気を供給する外気供給部と、 この外気供給部の外気吐出口は、少なくとも前記本体内
    の高さ方向に複数設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の洗浄装置。
  6. 【請求項6】タンクに連通し、被洗浄体に供給された本
    体内の水を排出する水排出通路と、 供給部には、ポンプの吸い込み側に設けられ、有機物を
    凝集する有機物凝集剤を供給する有機物凝集剤供給部を
    備えていることを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
  7. 【請求項7】タンクに連通し、被洗浄体に供給された本
    体内の水を排出する水排出通路と、 供給部には、ポンプの吸い込み側に設けられ、有機物を
    凝集する有機物凝集剤を供給する有機物凝集剤供給部を
    備え、 前記タンクは仕切り壁により、第1のタンク部と第2の
    タンク部に区分けされ、水排出通路の先端は前記第1の
    タンク部に臨み、前記第1のタンク部の水は、前記仕切
    り壁を乗り越えないと前記第2のタンク部へ侵入できな
    いように前記仕切り壁の上部に空間が形成され、前記第
    2のタンク部にポンプの吸い込み管が位置していること
    を特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4886847B2 (ja) * 2006-06-21 2012-02-29 ゲティンゲ・ディスインフェクション・アーベー 消毒装置の放出口装置および液体移送方法
JP2014069111A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Atamu Giken Kk ベッドフレーム等の自動洗浄機
JP2017023616A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 三浦工業株式会社 洗浄器

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