JP2002079012A - 汚液の濾過方法及びその装置 - Google Patents

汚液の濾過方法及びその装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体の濾過に於いてポンプを用いず、機構を
簡略化するばかりでなく、ポンプの耐液性や耐熱性等に
対する配慮が一切不要とする。また、汚液の中に大きな
粒子、切り粉等が存在しても汚液の移送が可能となる。
また、減圧手段を用い、汚液の減圧導入槽への移送を迅
速に行う事ができ、迅速な濾過作業が可能となる。また
減圧導入槽内に濾過終了後に残留する汚物の乾燥が容易
とる。 【解決手段】 減圧機構28に接続して減圧した減圧導
入槽13に、この減圧による負圧を利用して汚液11を
導入する。この汚液11の導入側から排出側に到る流路
中に汚液11の濾過手段18を配置し、この濾過手段1
8により汚液11の濾過を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被洗浄物の洗浄に用いる
洗浄液、メッキ液、切削若しくは圧延等に用いる処理
液、表面処理工程に使用する処理液、その他の汚液中か
ら、汚物を除去する濾過方法及びその装置に係るもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、上述の如き液体の濾過を行うに
は、図3に示す如く、汚液(1)を収納した汚液収納槽
(2)から、ポンプ(3)を利用して濾過装置(4)へ汚液
(1)を圧送して汚液(1)を濾過し、この濾過済みの汚液
(1)を汚液収納槽(2)に復元することにより汚液(1)を
循環させて濾過を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来方法に於ては汚液の移送にポンプを利用するた
め、ポンプの耐液性、耐薬品性、耐熱性等に因って、使
用可能なポンプに制約があり、濾過可能な汚液に制限が
生じる場合が多い。
【0004】また、ポンプを濾過装置に使用する場合に
は、汚液に含まれる粒子の大きさ、材質等によりポンプ
を破損したり、これを圧送する事ができない場合があ
る。また、ポンプを使用する場合、そのポンプの能力に
よって流量が決まるため、急速な汚液の移動が制約さ
れ、汚液の急速濾過が困難な場合が多い。即ち、ポンプ
による場合は急激な汚液の移送は困難なものである。
【0005】また、従来の濾過装置では、汚物に付着し
ている液の液切りや、乾燥が困難であり、環境に悪影響
を及ぼすような液が多量に付着した状態で汚物が廃棄さ
れているのが現状であり、環境保護上、極めて好ましく
ないものとなっている。
【0006】また、従来のポンプを利用して汚液を濾過
する方法では、ポンプを切り粉等の大型の汚物から保護
するために、ポンプの注入側にストレーナーを設ける場
合が多い。このように、汚液槽内の底に堆積した汚物、
例えば比較的大型の切り粉、金属粉等の粒子直径の大き
な汚物をポンプの循環経路に導入して濾過し、除去する
事はポンプを破損する可能性があり、またストレーナー
の目詰まりを生じるために困難なものであった。そのた
め従来は、汚液中の小さな粒子はポンプの循環経路中で
フィルターによる除去を行うが、上記の比較的大きな粒
子系の汚物、金属粉、切り粉等は液槽の内部に堆積させ
たままの状態で、小さな粒子のみを、フィルターによっ
て除去しており、汚液の完全な濾過処理は困難なものと
なっていた。
【0007】そして、従来はこの比較的大きな径の金属
粉、切り粉等の除去は汚液槽内の液体を全て排出した
後、人手等による物理的作業で清掃を行っている。また
この場合も堆積した比較的大きな粒径の金属粉、切り粉
等の汚物には、処理に用いた液体が付着しているため、
この液体とともに汚物が外部に排出され、環境問題を生
じる可能性が強いものであった。
【0008】本発明は上述の如き問題点を解決しようと
するものであって、ポンプを利用する事なく、汚液の濾
過手段への移送を行い、処理すべきポンプの耐薬品性、
耐熱性等に制約される事がないようにする。また、汚液
中に含まれる粒子径の大きさ、材質等にかかわりなく、
濾過作業を迅速に行う事ができるようにするものであ
る。そして、急速な液移動を行い、汚液収納部から濾過
槽への迅速な液移動によって汚液の迅速な濾過作業を可
能にする。
【0009】また、汚液収納部の下底に堆積した汚物
も、汚液と共に迅速に濾過手段に導入し、ポンプを用い
た作業では困難であった堆積した汚物の導入も可能とす
る。また、汚液から除去された汚物の乾燥を簡易に行
い、汚物を廃棄する際に環境へ悪影響を及ぼす汚液を汚
物から除去し、乾燥後の汚物の廃棄を可能とし、環境へ
の配慮を可能とする濾過装置を得ようとするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の如き課
題を解決するため、減圧機構に接続して減圧した減圧導
入槽に、この減圧による負圧を利用して汚液を導入し、
この汚液の導入側から排出側に到る流路中に汚液の濾過
手段を配置し、この濾過手段により汚液の濾過を行うこ
とを特徴とするものである。
【0011】また、上記の発明を実現する装置は、減圧
機構に接続して減圧しこの減圧による負圧を利用して汚
液を導入するとともに汚液の排出が可能な減圧導入槽
と、この減圧導入槽の導入側から排出側に到る流路中に
配置し汚液の濾過を行う濾過手段とから成るものであ
る。
【0012】また、減圧導入槽には、圧力気体を導入可
能とし、濾過済液を圧力気体の圧力により排出可能とし
たものであっても良い。
【0013】また、減圧導入槽は、槽内を減圧し残留し
た汚物の減圧乾燥を可能としたものであっても良い。
【0014】
【作用】本発明は、上述の如く構成したものであり、洗
浄作業、メッキ作業、金属素材の切削加工に用いる切削
油、その他の濾過を対象とする汚液の濾過を行うには、
まず減圧導入槽を減圧機構によって減圧する。この減圧
導入槽内の減圧状態に於て、汚液収納部と減圧導入槽と
を連通すれば、汚液は減圧導入槽内に負圧によって急激
に移送される。この移送は、ポンプを使用するものでは
ないから、減圧導入槽の減圧状態に応じて、汚液収納部
内の汚液は急激に迅速な移動を可能とする。
【0015】また、ポンプを利用する事なく、汚液の濾
過手段への移送を行うから、処理すべきポンプの耐薬品
性、耐熱性等に制約される事がない。また、汚液中に含
まれる粒子径の大きさ、材質等にかかわりなく、濾過作
業を迅速に行う事ができる。また、汚液収納部の下底に
堆積した汚物も汚液と共に迅速に濾過手段に導入し、ポ
ンプを用いた作業では困難であった、堆積した汚物の導
入も可能となる。
【0016】そして濾過手段は、減圧導入槽への汚液の
導入側から排出側に到る流路中に配置すれば良く、減圧
導入槽よりも汚液の流入側に設けても良いし、減圧導入
槽からの汚液の流出側に設けても良く、また減圧導入槽
内に設けても良い。そして、上記汚液の流路に於いて濾
過手段により汚液は濾過される。濾過手段により濾過を
行った汚液は、汚液収納部に復元し、循環しながら汚液
の濾過を行っても良いし、他の適宜の位置に濾過した汚
液を収納しても良い。
【0017】このように、汚液を減圧導入槽に導入し、
濾過作用により減圧導入槽内に汚液に含まれる汚物が堆
積した場合には、そのまま減圧導入槽内から汚物を除去
しても良いが、未処理の状態で汚物を除去すると、汚物
に被洗浄物の洗浄溶剤、切削油、メッキ液等の汚液が付
着したまま廃棄を行うものとなり、環境に及ぼす影響が
大きく好ましくない。
【0018】そこで、減圧導入槽内に汚物が堆積した状
態で減圧機構を作動させる事により、減圧導入槽内を負
圧状態とすれば、減圧導入槽内の、液を付着させた汚物
は、減圧による沸点の低下によって汚液が揮発し、減圧
機構側に吸引されるから、減圧導入槽内の汚物は乾燥状
態となる。これを減圧導入槽内から取り出す事によって
液付着のない汚物とする事ができ、環境に及ぼす影響も
少なく、処理が極めて容易となるものである。また、揮
発させた汚液は凝縮して再利用する。
【0019】また、濾過手段は、減圧導入槽内のみに設
けるものではなく、減圧導入槽に対して、汚液の導入側
から排出側に到る流路中に汚液の濾過手段を配置すれば
よいものであるから、上記の汚物の乾燥は減圧導入槽内
に濾過手段が配置された場合か、汚物を減圧導入槽内に
減圧手段等を用いて導入した場合に有効なものとなる。
【0020】また、減圧導入槽に圧力気体を充填する機
構を接続すれば、濾過を完了した液を移送する場合に、
減圧導入槽内に圧力気体を導入する事によって、濾過済
の汚液を急速に目的部に移送する事が可能となる。
【0021】また、減圧導入槽内に残留する汚物に付着
している汚液は、圧力気体によって相当程度の液体を汚
物から除去し、目的部に移送する事が可能となる。そし
てこの圧力気体による汚液の移送と、汚物からのある程
度の汚液の除去を行った後に減圧機構を作動し、減圧導
入槽内を減圧する事により、汚物に付着した液体の低沸
点化に伴う揮発乾燥を更に容易とする事ができる。
【0022】本発明は上述の如く汚液を、ポンプを使用
する事なく減圧手段によって減圧導入槽に移送し、この
移送流路中にてこれを濾過するものであるから、汚液の
移送を迅速に行う事ができる。また、濾過した汚物の乾
燥も減圧導入槽内を減圧して容易に行う事ができ、環境
に及ぼす影響を最小限とする事が可能となるものであ
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に於て説明す
れば、(10)は汚液収納部で、汚液(11)を収納する槽
により形成したものでも良いし、汚液の発生源であって
も良い。この汚液収納部(10)内に汚液(11)を収納す
る。この汚液(11)は、汚液収納部(10)内に濾過作業
前に収納されたり、濾過作業の完了した後に復元収納し
たりする事が可能である。この汚液(11)は、被洗浄物
の洗浄溶剤であったり、切削油であったり、メッキに使
用するメッキ液であるとか、適宜の工業上の処理に使用
する液体である。
【0024】また、この汚液収納部(10)には、液排出
側に移送配管(12)を接続し、この移送配管(12)を減
圧導入槽(13)の液導出側に固定的に接続している。ま
た移送配管(12)には第1開閉弁(14)を形成し、この
第1開閉弁(14)と減圧導入槽(13)との間に圧力計
(15)を配置する。また、移送配管(12)の第1開閉弁
(14)と圧力計(15)の間に、第2開閉弁(16)を配置
し、この第2開閉弁(16)介して圧力気体の導入口(1
7)を接続している。
【0025】また、減圧導入槽(13)内にはフィルター
等の濾過手段(18)を形成し、この濾過手段(18)を通
過させる事により汚液(11)の濾過を可能としている。
そして減圧導入槽(13)には上端を密閉する蓋体(20)
を、パッキン(21)等を介して配置するとともに、大気
開放弁(22)を接続している。
【0026】また、減圧導入槽(13)の液排出側である
下端には、濾過手段(18)を介した位置に汚液(11)の
放出管(23)を固定的に接続し、この放出管(23)を、
第3開閉弁(24)を介して汚液収納部(10)の液導入側
に固定的に接続している。また第3開閉弁(24)と放出
管(23)との間には第2圧力計(25)を配置している。
そして、放出管(23)には、汚液収納部(10)とは第3
開閉弁(24)を介した位置に第4開閉弁(26)を配置
し、この第4開閉弁(26)に接続した減圧管(27)に、
バキュームポンプ、エゼクター機構等の減圧機構(28)
を接続している。この減圧機構(28)には、第4開閉弁
(26)との間の減圧管(27)にストレーナー(30)を配
置し、流入する切り粉等の大型の汚物の減圧機構(28)
への導入を防止している。
【0027】上述の如く構成したものに於て、減圧導入
槽(13)を用いて汚液収納部(10)に収納されている汚
液(11)の濾過を行うには、第1開閉弁(14)、第2開
閉弁(16)、第3開閉弁(24)及び大気開放弁(22)を
閉止した後、第4開閉弁(26)を開放し、減圧機構(2
8)を作動する。この減圧機構(28)の作動により減圧
導入槽(13)内は減圧される。そして、減圧導入槽(1
3)内が一定の減圧状態となった時に、第4開閉弁(2
6)を閉止した後、第1開閉弁(14)を開放する事によ
り、汚液収納部(10)内の汚液は減圧導入槽(13)内の
負圧により、移送配管(12)を介して減圧導入槽(13)
内に導入される。
【0028】この、減圧導入槽(13)内への汚液(11)
の導入に於いては、ポンプを利用する事なく、汚液(1
1)の濾過手段(18)への移送を行うから、処理すべき
ポンプの耐薬品性、耐熱性等に制約される事がない。ま
た、汚液(11)中に含まれる粒子径の大きさ、材質等に
かかわりなく、濾過作業を迅速に行う事ができる。ま
た、汚液収納部(10)の下底に堆積した汚物も汚液(1
1)と共に迅速に濾過手段に導入し、ポンプを用いた作
業では困難であった、堆積した汚物の導入も可能とな
る。
【0029】この汚液の導入後、濾過手段(18)によっ
て汚液(11)を濾過する。この濾過手段による濾過方法
は任意の方法を用いることが出来るが、一実施例では減
圧導入槽(13)の内周に、フイルター、スクリーン等を
配置し、この濾過手段(18)を通過させて汚液(11)を
汚液収納部(10)に復元する。
【0030】汚液収納部(10)への減圧導入槽(13)か
らの汚液(11)の復元は、第1開閉弁(14)、第2開閉
弁(16)及び第4開閉弁(26)を閉止した後、大気開放
弁(22)及び第3開閉弁(24)を開放する事によって、
濾過済みの汚液(11)は汚液収納部(10)に復元が可能
となる。そしてこの場合、汚液収納部(10)が減圧導入
槽(13)よりも下方に位置する場合であれば、汚液(1
1)の自重により減圧導入槽(13)から汚液収納部(1
0)への移送が簡易に可能となる。また、汚液(11)の
より迅速な汚液収納部(10)への復元、若しくは汚液収
納部(10)が減圧導入槽(13)と同一平面、若しくは更
に上部方向に位置するような場合には、圧力気体の導入
口(17)から圧力気体を減圧導入槽(13)に導入する。
【0031】この圧力気体を用いた、減圧導入槽(13)
から汚液収納部(10)への汚液(11)の移送は、大気開
放弁(22)、第1開閉弁(14)および第4開閉弁(26)
を閉止した後、第3開閉弁(24)を開放状態として第2
開閉弁(16)を開放し、圧力気体の導入口(17)から、
圧力気体を減圧導入槽(13)内に導入する。この圧力気
体の導入により、減圧導入槽(13)内の汚液(11)は強
制的に汚液収納部(10)内に加圧移送する事ができる。
そして、この圧力気体の導入により減圧導入槽(13)内
の汚液(11)を汚液収納部(10)に圧力移送すれば、迅
速な汚液(11)の移送が可能となるばかりでなく、減圧
導入槽(13)内に残留し、汚物に付着した汚液(11)も
汚物から一定の範囲で剥離されて汚液収納部(10)側に
移送されるから汚物の液切りが可能となる。
【0032】また、濾過済み汚液(11)の排出や、液切
りが完了した後も、減圧導入槽(13)内に圧力気体を導
入すれば、この圧力気体は汚液収納部(10)内に送られ
て汚液収納部(10)内の汚液(11)をパブリングする。
その結果、汚液収納部(10)内の汚液(11)に含まれる
汚物は汚液(11)内で浮遊する。この浮遊状態の時に、
減圧導入槽(13)内を減圧して、汚液収納部(10)内の
汚液(11)を減圧導入槽(13)内に吸引すれば、汚物の
減圧導入槽(13)内への移送効率を高めることが出来、
効率の良い濾過作業を可能とする。
【0033】次に第3開閉弁(24)、第1開閉弁(1
4)、第2開閉弁(16)及び大気開放弁(22)を閉止し
た後、第4開閉弁(26)を開放し、減圧機構(28)を作
動させ、減圧導入槽(13)内を減圧すれば、減圧導入槽
(13)内に残留し汚物に付着している汚液(11)は、減
圧機構(28)による減圧の結果、沸点を低下させて気化
蒸発し、汚物の乾燥を行う事ができる。このように汚物
に付着した汚液を除去する事により、溶剤、切削油、そ
の他の液体を付着させたまま廃棄することによる環境汚
染を少なくできるため、汚物の処理が容易なものとな
る。また、汚物から気化蒸発した汚液(11)は凝縮器
(図示せず)等に因って液化凝縮し回収する。
【0034】また、減圧導入槽(13)内に設置するフィ
ルター等の濾過手段(18)を減圧導入槽(13)から取り
外し可能なものとすれば、濾過手段(18)を減圧導入槽
(13)から取り外して減圧導入槽(13)より外部に持ち
出す事により、乾燥された汚物の除去が極めて容易とな
るものである。また前記の第1開閉弁(14)、第3開閉
弁(24)等はバタフライ弁等の、液の流通抵抗が少な
く、汚物による目詰まり等が生じにくい機構の開閉弁を
用いれば、移送配管(12)を介した汚液(11)の迅速な
減圧導入槽(13)への導入と、減圧導入槽(13)からの
汚液収納部(10)への汚液(11)の復元が可能となるも
のである。
【0035】また、上記の実施例に於いては、汚液収納
部(10)の液排出側と、減圧導入槽(13)の液導入側と
を移送配管(12)にて、分離を前提とせずに固定的に接
続し、また、減圧導入槽(13)の液排出側と汚液収納部
(10)の液導入側とを放出管(23)にて分離を前提とせ
ずに固定的に接続した。しかし、他の異なる実施例に於
いては、汚液収納部(10)に接続する移送配管(12)及
び放出管(23)を、汚液収納部(10)に対して着脱可能
に形成し、任意の汚液収納部(10)に移送配管(12)及
び放出管(23)を接続可能とすれば、減圧導入槽(13)
を任意の汚液収納部(10)が設置された位置まで移送し
て、任意の汚液収納部(10)の汚液(11)を濾過するこ
とが可能となり、濾過装置としての使用効率を著しく高
めることが可能となる。
【0036】そして、上記の任意の汚液収納部(10)へ
の移送配管(12)及び放出管(23)の接続方法は、汚液
収納部(10)に移送配管(12)及び放出管(23)の着脱
口を形成して行っても良いし、汚液収納部(10)の上部
から移送配管(12)及び放出管(23)を投入するもので
あっても良い。
【0037】また、上記の実施例では、減圧導入槽(1
3)を1槽とし、この1槽の減圧導入槽(13)を減圧機
構(28)に直接接続し、減圧導入槽(13)内を減圧機構
(28)で減圧することにより汚液(11)の導入を行って
いる。しかし、1槽の減圧導入槽(13)内の減圧を直接
行う場合には、汚液(11)の導入に伴って減圧導入槽
(13)内の減圧度合いが低下するから、減圧導入槽(1
3)の容積よりも少ない量の汚液しか導入できない。そ
の為、減圧導入槽(13)の濾過能力よりも少ない汚液を
導入して濾過を行うものとなり効率的ではない。
【0038】そこで、他の異なる実施例では、図2に示
す如く、汚液(11)の濾過手段(18)を備えた減圧導入
槽(13)に、減圧導入槽(13)よりも容積の大きな補助
の減圧導入槽(13a)を接続し、この補助の減圧導入槽
(13a)に汚液収納部(10)を接続すると共に、補助の
減圧導入槽(13a)に減圧機構(28)を接続して補助の
減圧導入槽(13a)を減圧する。そして、この減圧状態
の補助の減圧導入槽(13a)内に、負圧を利用し汚液収
納部(10)から汚液を導入すれば、減圧導入槽(13)の
容積と同一又は減圧導入槽(13)の容積よりも大きな量
の汚液(11)を補助の減圧導入槽(13a)に導入するこ
とができる。
【0039】この補助の減圧導入槽(13a)から減圧導
入槽(13)に第5開閉弁(32)を介して汚液(11)を導
入すれば、減圧導入槽(13)の濾過能力に対応した汚液
(11)を減圧導入槽(13)に導入することができる。減
圧導入槽(13)は、濾過能力に対応した汚液(11)を充
分に導入できるから、減圧導入槽(13)を小型化する事
が可能となり、廉価な装置を得ることが出来る。また、
補助の減圧導入槽(13a)を大型化すれば、濾過作業が
終了し汚液収納部(10)または他の目的部に濾過済み汚
液(11)を排出した後、減圧等を行うことなく、補助の
減圧導入槽(13a)から減圧導入槽(13)に、直ちに残
りの汚液(11)を導入して濾過作業を行うことが出来、
小型の減圧導入槽(13)で濾過作業を繰り返し迅速に行
うことが可能となる。
【0040】また、補助の減圧導入槽(13a)は、減圧
導入槽(13)よりも上方向に配置し、補助の減圧導入槽
(13a)内の汚液(11)は重力により減圧導入槽(13)
に導入する。また、補助の減圧導入槽(13a)は、圧力
気体の導入口(17)を接続し、圧力気体を導入して、補
助の減圧導入槽(13a)内の汚液(11)を圧力気体の圧
力により減圧導入槽(13)に移送可能としても良い。
【0041】また、この実施例では汚液収納部(10)の
汚液排出側と、補助の減圧導入槽(13a)の液導入側と
を移送配管(12)にて接続すると共に減圧導入槽(13)
の液排出側と汚液収納部(10)の液導入側とを放出管
(23)にて接続している。また、減圧管(27)と補助の
減圧導入槽(13a)とを、第6開閉弁(33)を介して減
圧連通管(34)により接続し、補助の減圧導入槽(13
a)の減圧を可能としている。また、この補助の減圧導
入槽(13a)の減圧は、補助の減圧導入槽(13a)のみ
減圧するものであっても良いが、減圧時に第5開閉弁
(32)を開弁し、減圧導入槽(13)と補助の減圧導入槽
(13a)を同時に減圧するものとしても良い。この場合
は、1回の減圧作業で多くの汚液(11)を減圧導入槽
(13)及び補助の減圧導入槽(13a)に導入できるか
ら、減圧作業の回数を減らして、1回の減圧作業で複数
回の濾過作業を繰り返す事が可能となる。
【0042】また、上記実施例では、濾過手段(18)を
減圧導入槽(13)内に配置したが、濾過手段(18)は必
ずしも減圧導入槽(13)内に配置する必要はなく、汚液
(11)の導入側から排出側に到る流路中に汚液(11)の
濾過手段(18)を配置したものでもよい。汚液は減圧導
入槽(13)への導入過程または排出過程に於いて濾過手
段(18)によって濾過を行うことが可能となる。また、
前述した減圧導入槽(13)内での汚物の減圧乾燥を行う
場合には、減圧導入槽(13)内に濾過手段を配置するの
が好ましい。
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したもので、液
体の濾過に於いてポンプを用いる事がないから、機構を
簡略化するばかりでなく、従来問題となっていたポンプ
の耐液性や耐熱性等に対する配慮が一切不要となる。ま
た、汚液の中に含まれる大きな粒子、切り粉等が存在し
ても何ら問題なく、汚液の移送が可能となり、ポンプを
痛めるとか、汚液の移送が困難となるような事がない。
【0043】また、減圧手段を用いるために、汚液の減
圧導入槽への移送を極めて迅速に行う事ができ、迅速な
濾過作業が可能となる。また減圧機構を用いるために減
圧導入槽内に濾過終了後に残留する汚物の乾燥が極めて
容易となり、汚物の処理に於ける環境への悪影響を最小
限とする事ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】補助槽を設けた本発明の異なる実施例の断面
図。
【図3】従来公知例の濾過装置を示す断面図である。
【符号の説明】
11 汚液 13 減圧導入槽 18 濾過手段 28 減圧機構
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/00 B01D 37/06 11/12 F26B 5/04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減圧機構に接続して減圧した減圧導入槽
    に、この減圧による負圧を利用して汚液を導入し、この
    汚液の導入側から排出側に到る流路中に汚液の濾過手段
    を配置し、この濾過手段により汚液の濾過を行うことを
    特徴とする汚液の濾過方法。
  2. 【請求項2】 減圧機構に接続して減圧しこの減圧によ
    る負圧を利用して汚液を導入するとともに汚液の排出が
    可能な減圧導入槽と、この減圧導入槽の導入側から排出
    側に到る流路中に配置し汚液の濾過を行う濾過手段とか
    ら成ることを特徴とする汚液の濾過装置。
  3. 【請求項3】 減圧導入槽には、圧力気体を導入可能と
    し、濾過済液を圧力気体の圧力により排出可能とした事
    を特徴とする請求項1の汚液の濾過方法。
  4. 【請求項4】 減圧導入槽には、圧力気体を導入可能と
    し、濾過済液を圧力気体の圧力により排出可能とした事
    を特徴とする請求項2の汚液の濾過装置。
  5. 【請求項5】 減圧導入槽は、槽内を減圧し残留した汚
    物の減圧乾燥を可能とした事を特徴とする請求項1、ま
    たは3の汚液の濾過方法。
  6. 【請求項6】 減圧導入槽は、槽内を減圧し残留した汚
    物の減圧乾燥を可能とした事を特徴とする請求項2、ま
    たは4の汚液の濾過装置。
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