JP2002078782A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP2002078782A
JP2002078782A JP2000271544A JP2000271544A JP2002078782A JP 2002078782 A JP2002078782 A JP 2002078782A JP 2000271544 A JP2000271544 A JP 2000271544A JP 2000271544 A JP2000271544 A JP 2000271544A JP 2002078782 A JP2002078782 A JP 2002078782A
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photocatalyst
fan
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air
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JP2000271544A
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English (en)
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Tomoaki Watase
智晃 綿瀬
Itsunao Koga
逸尚 古賀
Nobuyuki Maehashi
信之 前橋
Tomonori Tokumoto
智憲 徳本
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 臭気成分の分解を空気清浄機を大型化するこ
となく効率よく行える小型で設置性のよい安価な空気清
浄機を提供することである。 【解決手段】 少なくとも光触媒が担持された光触媒体
と前記光触媒体に紫外線を照射する光源と、前記光触媒
体に空気を送るファンとを有する空気清浄機において、
前記ファンが複数個並列に並べて配置されていることを
特徴とする空気清浄機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】光触媒を用いて空気中の臭い
成分等の汚染物質を浄化することのできる空気清浄機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、光脱臭機能を備えた空気清浄
機が知られている。このような空気清浄機では、光源か
ら発した紫外線が光触媒を励起させることによって、臭
気成分が分解されて、臭いを除去することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら臭気成分
の分解を効率よくしようとすると空気の循環量を増やす
ためにファンが大きくなったり、触媒量を増やすため光
触媒体が大きくなったり、しいては空気清浄機自体が大
型化し、設置場所に制限を与えたり、使用者の日常作業
の邪魔になったり、また大型化するため高価になりやす
く好ましくない。そこで、本発明の目的は、臭気成分の
分解を空気清浄機を大型化することなく効率よく行える
小型で設置性のよい安価な空気清浄機を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明の空気清浄機は、光源からの紫
外線の照射を受けて汚染物質を浄化する光触媒を用い
て、空気を浄化する空気清浄機において、ファンを複数
使用することを特徴とする。この構成によれば同じ風量
を出そうとした場合ファンを1ケ使用の場合よりファンの
厚さや径を小さくできるので構成の自由度が増えること
により器具の薄型、小型化が可能となる。
【0005】また請求項2に係る発明の空気清浄機は請
求項1に記載の空気清浄機においてシロッコファンを使
用したことを特徴とする。この構成によれば高静圧時で
も大風量を得られるシロッコファンの持つ静圧と風量
(P−Q)特性のよさを生かし器具のより薄型、小型化が
可能となる。
【0006】請求項3に係る空気清浄機は請求項2の空
気清浄機において光触媒体の厚み方向と器具の厚み方向
を略同一にし、光触媒体風上に集塵フィルター、ファン
の順に風上から配置し、前記光触媒体の厚みと集塵フィ
ルターとファンを合わせた厚みを略同一になるように配
置したことを特徴とする。この構成によれば特に器具の
厚み方向の空間を上下に有効に使えるため器具の薄型化
が可能となる。
【0007】請求項4に係る空気清浄機は請求項1及び
2の空気清浄機において光触媒体、光源、光触媒体及び
光源を収納する触媒ケース、集塵フィルター、集塵フィ
ルターを収納するフィルターケース及び光触媒体に空気
を送るファンケースがファンの個数と同一であることを
特徴とする。この構成によれば部品が小型化できること
で配置の自由度が増し器具の小型化が可能となり、さら
に部屋の大きさ等必要性に応じた器具が安価に対応する
ことが可能となる。
【0008】請求項5に係る空気清浄機は請求項3の空
気清浄機において汚染空気の吸込み口と浄化空気の吐き
出し口の風路形成を略垂直に構成したことを特徴とす
る。この構成によれば風路の曲がりを設ける必要がない
ため風路抵抗を最小限に押さえられファンの薄型、小型
化ができるため器具の薄型、小型化が可能となる。また
汚染空気の吸込み口と浄化空気の吐き出し口が同一面の
場合より汚染空気と浄化空気の空気流れがループし難い
ため器具の薄型、小型化が可能となる。
【0009】請求項6に係る空気清浄機は請求項1〜5
の空気清浄機において光触媒体空間内部に光源を配置し
たことを特徴とする。この構成によれば光源専用の空間
を必要としないので器具の薄型、小型化が可能となる。
【0010】請求項7に係る空気清浄機は請求項6の空
気清浄機において前記光触媒体が平板状光触媒の積層体
であることを特徴とする。この構成によれば光触媒体に
光源が収納できるだけの切り欠きを設けるだけで光触媒
体自身の空間に光源を配置できるので器具の薄型、小型
化が可能となる。また平板状光触媒は隣接する平板状光
触媒に陰を作らず効率的に紫外線が照射されるため光触
媒体を小さくできるので器具の薄型、小型化が可能とな
る。
【0011】請求項8に係る空気清浄機は請求項6及び
7の空気清浄機において光源を前記光触媒体内部前面端
部に配置したことを特徴とする。この構成によれば光触
媒体を外さないでも光源の交換が容易になるため、薄
型、小型化し器具内部の空間を狭くしたにもかかわらず
メンテ性を向上することができる。
【0012】請求項9に係る空気清浄機は請求項1〜3
空気清浄機において光触媒体を設置しているケースに反
射率が略60%以上の材料を使用していることを特徴と
する。この構成によれば光源からの紫外線を効率的に光
触媒体に照射することでより高い分解性能が得られる。
これにより光触媒体を小さくできるため器具の薄型、小
型化が可能となる。
【0013】請求項10に係る空気清浄機は請求項1〜
9の空気清浄機において触媒ケースをファンケースと一
体に形成したことを特徴とする。この構成によればファ
ンケースと光触媒体を収納するケースとの継ぎ目がなく
なることによりシール性が向上する。これにより風量の
低下を防げ必要風量を出すためのファンを小さくできる
ため器具の薄型、小型化が可能となる。
【0014】請求項11に係る空気清浄機は請求項1〜
10の空気清浄機において光源及び光源の駆動回路を光
触媒体を設置するケースに取付け可能にしたことを特徴
とする。この構成によれば同一のケースに光源と光源の
駆動回路を取付けたことにより配線を最短にすることが
できることにより漏れ電流を押さえられる。これにより
光源の点灯性が向上するばかりではなく駆動回路を小さ
くでき、器具の薄型、小型化が可能となる。特にケース
が樹脂製であれば最適である。
【0015】請求項12に係る空気清浄機は請求項1〜
3の空気清浄機において光触媒が不織布に担持されてい
ることを特徴とする。この構成よれば光触媒体が多孔質
となるため吸音作用により騒音レベルを押さえることが
できる。ファンの回転数を上げるほど騒音レベルは悪化
するものであるがこれによりファンを小さくしても回転
数を上げて使用することができるため器具の薄型、小型
化が可能となる。
【0016】請求項13に係る空気清浄機は請求項1〜
3の空気清浄機において器具を立てる脚を備えており、
ファンを器具下部背面に配置し脚のでっぱりを器具前面
と略同一したことを特徴とする。この構成によれば器具
の重心を下部背面近傍に持ってくることが可能なため器
具が前面に倒れ難くなる。これにより脚のでっぱりを器
具前面と略同一することができ薄型、小型化とあいまっ
て設置時邪魔になり難い。特に床置きされる場合は壁際
に置かれることが多いためより邪魔になり難い。
【0017】請求項14に係る空気清浄機は請求項1〜
3の空気清浄機においてファンケースの吹出し開口部を
光触媒体の風路全幅と略同一としたことを特徴とする。
この構成によれば光触媒体全域にわたり汚染空気が流れ
るため効率の良い分解性能を得ることができるため器具
を薄型、小型化しても高い分解性能を得ることが可能と
なる。
【0018】請求項15に係る空気清浄機は請求項14
の空気清浄機においてファンケースの吹出し開口部に風
向調整部が備えられていることを特徴とする。この構成
によれば光触媒体全域にわたりファンケースの吹出し開
口部の風向調整部により汚染空気が整流され略均一に流
れるためより良い分解性能が得ることができる。これに
より器具を薄型、小型化しても高い分解性能を得ること
が可能となる。
【0019】請求項16に係る空気清浄機は請求項1〜
3の空気清浄機において前面パネルを外しても活電部に
指が触れない様にファンケース、触媒ケース、フィルタ
ーケースを保護部材として形成したことを特徴とする。
この構成によれば活電部への接触保護を専用部品を用い
ず他の構成部品で兼ねているため部品点数が減らすこと
ができ省スペースがはかれ器具の小型化が可能となると
ともに器具を安価にすることが可能となる。
【0020】請求項17に係る空気清浄機は請求項1〜
16の空気清浄機において制御基板を側面パネル近傍に
配置し前記側面パネルのみを外すことができることを特
徴とする。この構成によれば側面パネルのみを外すこと
ができるため余分な部品を外すことなく制御基板を外す
ことができるため器具の薄型、小型化のため隙間を少な
く部品を配置した場合でも容易にメンテナンスができ
る。
【0021】請求項18に係る空気清浄機は請求項1〜
3の空気清浄機において制御基板にファンの運転個数を
切替えられるスイッチが備えていることを特徴とする。
この構成によればファンが故障したときでも切替えスイ
ッチを操作することで安全に運転することができる。た
とえばファン2個の時1個が故障してももう片方での運
転が継続できるためファン1個だけの器具のような修理
まで使えないと言うことがなくなり使い勝手の向上が可
能となる。
【0022】請求項19に係る空気清浄機は請求項1〜
3の空気清浄機において壁取付け用のブラケットの器具
引っかけ部底面が傾斜していることを特徴とする。この
構成によれば器具引っかけ部底面が壁側に傾斜している
ため器具を壁面に近づけ設置することができる。これに
より器具の薄型、小型化とあいまってすっきりとした設
置が可能となる。
【0023】請求項20に係る空気清浄機は請求項19
の空気清浄機において壁取付け用のブラケットの器具引
っかけ部底面が傾斜しさらに挿入部が板バネ機能を有し
ていることを特徴とする。この構成によれば器具引っか
け部底面が傾斜しているため器具を壁面にぴったりと設
置することができるとともに挿入部が板バネ機能を有し
ているため取付け易く外れ難くできる。これにより器具
の薄型、小型化とあいまってすっきりとした簡単で安全
な設置が可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態を添付
図面に基づいて説明する。以下では、本発明の一実施形
態に係るファンを2個使用での空気清浄機について説明
する。
【0025】図1は本発明の一実施形態に係る空気清浄
機の構成部品を示す分解斜視図である。空気清浄機Aは
2個のファン1、2個の光触媒体2、光触媒体2の2個
の光源3、光源3の2個の駆動回路4、2個の集塵フィ
ルター5と各々を収納する2個のファンケース6、前面
カバー部7aと収納部7bからなる2個の触媒ケース
7、2個のフィルターケース8及び制御基板9、操作基
板10の内部構成部品と外郭構成部品の2個の前面パネ
ル11、2個の側面パネル12、操作パネル13、本体
ケース14、2個の吹出しグリル15を主たる部品とし
て有している。
【0026】この空気清浄機Aによれば、ファン1を運
転すると前面パネル11の空気流入口11aより汚染空
気が吸い込まれ前面パネル11に組み込まれたプレフィ
ルター16、集塵フィルター5、ファンケース6を通
り、光触媒体2で浄化空気となり吹出しグリル15を通
り吹き出される。
【0027】ファン1は空気清浄機Aの心臓のようなも
ので汚染空気と浄化空気を運転中常時循環させるもので
ある。知られていることであるが、定められた風量を出
す時1個のファンの対し例えば2個のファンでは半分の
風量を出せばよいがこの時ファンの厚みはファンの径が
一定の時50%、ファンの径はファンの厚みが一定の時
80%にすることができ、またファンの厚みとファンの
径の双方でも調整ができる。このため複数のファンを並
列に並べて配置すれば器具を薄型、小型化にできるので
ある。これも知られていることであるが、ファン1がフ
ァンの性能を示す指標である静圧と風量の特性(P−Q
特性)にすぐれるシロッコファンであれば、より一層の
器具の薄型、小型化に好ましい。
【0028】プレフィルター16は比較的大きな塵や埃
を除去するためのものであり、例えばポリプロピレン製
で線形210μm、1インチあたり縦39個、横33個
程度の網目状のものである。集塵フィルター5はやや微
細な汚染粒子を除去するためのもので、例えば材料は帯
電不織布を用いたのもが圧損を低くできるのでファン1
を小さくでき器具の薄型、小型化する上で好ましい。
【0029】光触媒体2は臭い成分等の汚染物質が光源
3の紫外線を受け酸化チタンと活性炭等の吸着材を主原
料とした光触媒が活性化され汚染物質を浄化するもの
で、例えば光触媒が担持された平板状の多孔質の不織布
を積層したものは、吸音作用により騒音レベルを押さえ
ることができるのでファンの回転数を上げるほど騒音レ
ベルは悪化するものであるがこれによりファン1を小さ
くしても回転数を上げて使用することができる。またハ
ニカム状のものなどに比べ陰ができ難く紫外線が効率よ
くあたるので光触媒体2を小さくでき、器具の薄型、小
型化する上で好ましい。特に平板状の不織布を積層した
ものは光源3を光触媒体2自身の空間内に配置すること
もできるので空間をより有効に使える。
【0030】光源3としては、紫外線を含む光を発光す
るものであればどのようなタイプのランプでも良いが、
例えば波長320nm〜420nmの紫外線を発光する
冷陰極ランプを使用することが器具の薄型、小型化する
上で、また人体への悪影響をなくす上で好ましい。しか
も2万時間の長寿命である。また触媒ケース7の内面に
紫外線を効率的に光触媒体2に照射できるように波長3
20nm〜420nmの紫外線の反射率が高い例えばア
ルミニウム、クロムを蒸着やメッキ等で用いればより好
ましい。
【0031】器具空間の多くを占める構成部品の光触媒
体2、光源3、触媒ケース7、集塵フィルター5、フィ
ルターケース8及びファンケース6をファン1の個数と
同一に部品構成して空間への配置の自由度をあげてい
る。またこれにより使用する部屋の広さに応じた器具を
対応することも容易となる。
【0032】図2は図1の内部断面を示す概略図であ
る。光触媒体2は空気清浄機Aの厚み方向に略同一で配
置されている。光触媒体2の風上の空間である光触媒体
2の下部には集塵フィルター5、ファン1の順に風上よ
り配置されている。このように配置することにより器具
の空間が有効に使えるので器具の薄型、小型化に適して
いる。
【0033】浄化空気の吹き出し口である吹出しグリル
15は汚染空気を浄化空気する光触媒体2の上部にあ
り、汚染空気の吸込み口である前面パネル11の空気流
入口11aに対し風路が略垂直になるよう配置させてい
る。これにより風路抵抗が小さくおさえることができ、
前述のP−Q特性が緩和され、しいてはファン1を小さ
くできるので器具の薄型、小型化に適している。
【0034】またファンケース6の吹出し開口部を光触
媒体2の風路全幅と略同一にしているため光触媒体2全
域にわたり汚染空気が流れ効率の良い分解性能を得るこ
とができるので器具を薄型、小型化しても高い分解性能
を維持できる。例えばファンケース6の吹出し開口部に
より均一に汚染空気が流れるよう風向調整部6aを備え
ることが好ましい。図5は風向調整部6aの実施例をし
めす概略図である。
【0035】ファンケース6と触媒ケースの収納部7b
とは別体、一体どちらでできていてもよいが一体の方が
継ぎ目がなくなりシール性が向上し、風量の低下が防げ
ファン1を小さくでき前記とあいまってより好ましい。
【0036】光源3は器具のメンテ性から光触媒体2内
前部端部に配置している。光触媒体2の寿命は知られて
いるとおり半永久的であるのでこのようにすることで触
媒ケースの前面カバー部7aを外すだけで光触媒体2を
外さなくとも薄型、小型化した狭い器具空間で容易に光
源3の交換等のメンテをおこなえる。また光源3と駆動
回路4は触媒ケース7に取付けているが同一のケースに
取付けられているためメンテがより容易になる。
【0037】それに加えて配線を最短にできるので漏れ
電流を押さえることができ光源3の点灯性が向上するば
かりでなく駆動回路4を小さくできるので、器具の薄
型、小型化に適している。触媒ケース7が樹脂製であれ
ばより漏れ電流を押さえられ一層好ましい。
【0038】本品は制御基板9等の活電部に使用者がプ
レフィルター16の清掃をするときに触れることの無い
ようにファンケース6、触媒ケース7、フィルターケー
ス8等の部品を活電部への接触保護部品としているので
部品点数を減らし省スペース化だけでなく安価な器具と
している。
【0039】また光源3のメンテ性だけでなく制御基板
9も側面パネル13だけが取外しできるようにし、しか
も側面パネル13近傍に設置しているので他部品を外す
必要がないのでメンテ性が良い。あわせて制御基板9に
片方のファン1が故障しても残りのファン1で運転がで
きるようにする切替えスイッチを備えているのでファン
1個だけ使用の器具のように修理まで使えないと言うこ
とがなくなり使い勝手が向上し便利の使える。例えば切
替えスイッチがスライドスイッチであれば操作が簡単で
すみ好ましい。
【0040】器具だけでなく器具を立てる脚や壁取付け
ブラケットにより本品は使い勝手等を向上している。本
体ケース14の下部にファン1を配置することにより器
具の重心を器具下部背面にして器具を器具前方に倒れ難
くしているため、器具を立てる脚のでっぱりを器具前面
と略同一にしている。例えば壁際に置くと余分なでっぱ
りがなく器具の薄型、小型化とあいまって邪魔にならな
いで好ましい設置ができる。図4は壁取付けブラケット
の器具引っかけ部17を示す断面の概略図である。同じ
ように壁取付けする場合も図4のように器具引っかけ部
底面17aを壁側に傾斜させまた挿入部17bに板バネ
機能を有するようにしたので壁面にぴったりとしかも取
付け易く外れ難くでき、器具の薄型、小型化とあいまっ
てすっきりとした簡単で安全な好ましい設置ができる。
【0041】操作部である操作基板10と操作パネル1
3を無くしリモコンによる運転操作とすれば器具として
の構成部品が減りさらなる器具の小型化をすることもで
きる。また光触媒体と光源を使用した空気清浄機だけで
なく本発明では活性炭等の常温触媒を使用した空気清浄
機にも同様の効果を得ることができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば設置場所の制限を減ら
せ、設置後も日常作業の邪魔になり難い設置性の良い薄
型、小型で安価な空気清浄機を臭気成分の分解効率を下
げることなく実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る空気清浄機の構成部
品を示す分解斜視図である。
【図2】図1の内部断面を示す概略図である。
【図3】ファンケースの吹出し開口部に備えた風向部の
実施例を示す概略図である。
【図4】壁取付けブラケットの器具引っかけ部を示す断
面の概略図である。
【符号の説明】
1…ファン 2…光触媒体 3…光源 4…駆動回路 5…集塵フィルター 6…ファンケース 6a…風向調整部 7…触媒ケース 7a…触媒ケースの前面カバー部 7b…触媒ケースの収納部 8…フィルターケース 9…制御基板 10…操作基板 11…前面パネル 11a…前面パネルの空気流入口 12…側面パネル 13…操作パネル 14…本体ケース 15…吹出しグリル 16…プレフィルター 17…壁取付けブラケット 17a…器具引っかけ部底面 17b…挿入部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 7/00 B01D 53/36 J H (72)発明者 徳本 智憲 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 4C080 AA07 AA10 BB02 CC01 HH05 JJ05 JJ06 KK08 LL10 NN22 QQ17 4D048 AA22 BB03 CC23 CC33 CC40 CD05 EA01 4D058 JA12 JB14 JB24 JB25 KB11 SA04 TA06 TA11

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも光触媒が担持された光触媒
    体と前記光触媒体に紫外線を照射する光源と、前記光触
    媒体に空気を送るファンとを有する空気清浄機におい
    て、前記ファンが複数個並列に並べて配置されているこ
    とを特徴とする空気清浄機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気清浄機においてフ
    ァンをシロッコファンとしたことを特徴とする空気清浄
    機。
  3. 【請求項3】 ファンの風上に集塵フィルターを設
    け、前記光触媒体の厚み方向と空気清浄機の厚み方向を
    略同一にし、光触媒体風上に集塵フィルター、ファンの
    順に風上から配置し、前記光触媒体の厚みと集塵フィル
    ターとファンを合わせた厚みを略同一になるように配置
    したことを特徴とする請求項1及び請求項2記載の空気
    清浄機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載の空気清浄機におい
    て、光触媒体、光源、光触媒体と光源を収納する触媒ケ
    ース、集塵フィルター、集塵フィルターを収納するフィ
    ルターケース及び光触媒体に空気を送るファンを収納す
    るファンケースがファンの個数と同一であることを特徴
    とする空気清浄機。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の空気清浄機において吸
    込み口と吐き出し口の風路形成を略垂直に構成したこと
    を特徴とする空気清浄機。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5記載の空気清浄機におい
    て光触媒体空間内部に光源を配置したことを特徴とする
    空気清浄機。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の空気清浄機において前
    記光触媒体が平板状光触媒の積層体であることを特徴と
    する空気清浄機。
  8. 【請求項8】 請求項5又は6記載の空気清浄機にお
    いて光源を前記光触媒体内部前面端部に配置したことを
    特徴とする空気清浄機。
  9. 【請求項9】 請求項1〜3記載の空気清浄機におい
    て光触媒体を設置しているケース内面に反射率が略60
    %以上の材料を使用していることを特徴とする空気清浄
    機。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9記載の空気清浄機にお
    いて触媒ケースをファンケースと一体に形成したことを
    特徴とする空気清浄機。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10記載の空気清浄機に
    おいて光触媒体を設置するケースに光源及び光源の駆動
    回路を取り付け可能としたことを特徴とする空気清浄
    機。
  12. 【請求項12】 請求項1〜3記載の空気清浄機にお
    いて光触媒が不織布に担持されていることを特徴とする
    空気清浄機。
  13. 【請求項13】 請求項1〜3記載の空気清浄機にお
    いて空気清浄機を立てる脚を備えており、ファンを装置
    下部背面に配置し脚のでっぱりを器具前面と略同一した
    ことを特徴とする空気清浄機。
  14. 【請求項14】 請求項1〜3記載の空気清浄機にお
    いてファンケースの吹出し開口部を光触媒体の風路全幅
    と略同一としたことを特徴とする空気清浄機。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の空気清浄機におい
    てファンケースの吹出し開口部に風向調整部が備えられ
    ていることを特徴とする空気清浄機。
  16. 【請求項16】 請求項1〜3記載の空気清浄機にお
    いて前面パネルを外しても活電部に指が触れない様にフ
    ァンケース、触媒ケース、フィルターケースを保護部材
    として形成したことを特徴とする空気清浄機。
  17. 【請求項17】 請求項1〜16記載の空気清浄機に
    おいて制御基板を側面パネル近傍に配置し側面パネルの
    みを外すことができることを特徴とする空気清浄機。
  18. 【請求項18】 請求項1〜3記載の空気清浄機にお
    いて制御基板にファンが1個以上故障しても残りのファ
    ンでの運転ができる切替スイッチを備えていることを特
    徴とする空気清浄機。
  19. 【請求項19】 壁取付け用のブラケットの器具引っ
    かけ部底面が壁側へ傾斜していることを特徴とする請求
    項1〜3記載の空気清浄機。
  20. 【請求項20】 請求項19の空気清浄機において壁
    掛け用のブラケットの器具引っかけ部底面が傾斜し挿入
    部が板バネ機能を有していることを特徴とする空気清浄
    機。
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