JP2002078515A - 装飾具 - Google Patents
装飾具Info
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- JP2002078515A JP2002078515A JP2001014383A JP2001014383A JP2002078515A JP 2002078515 A JP2002078515 A JP 2002078515A JP 2001014383 A JP2001014383 A JP 2001014383A JP 2001014383 A JP2001014383 A JP 2001014383A JP 2002078515 A JP2002078515 A JP 2002078515A
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Abstract
着する場合に、衣服と装飾具との一体感を向上させる。 【解決手段】 装飾具1は本体部2とピン部材4とから
成り、本体部2裏面に保持部材3が埋設される。保持部
材3は本体部2裏面から突出しないようにする。ピン部
材4は、身体に違和感を与えないよう厚みを薄くした円
盤状の頭部4aの中心部に針部Pを突設して成り、針部
Pの長さは保持部材3の厚み寸法とほぼ等しく設定す
る。服地Fの裏面側にピン部材4を、表面側に本体部2
を配置し、ピン部材4の針部Pを裏面側から服地Fを刺
し通して、表面側の保持部材3の弾性保持部Qに突き刺
す。弾性保持部Qは多数の棒状弾性体の集合なので、針
部Pは棒状弾性体から反発力が及ぼされるため容易に分
離することがない。保持部材3とピン部材4とで服地F
を挟持するので、装飾具1が服地Fに密接する。
Description
ザーなどの衣服等へ着脱可能に装着されるブローチ,エ
ンブレム,バッジ等の装飾具に関し、取付作業が簡単で
あって、取付時の美観性に優れ、人体に対する安全性も
高い製品を提供することを目的とする。
では、胸部分にワッペンやエンブレムを縫い付けること
がよく行われる。さらに、ワッペンやエンブレムを縫い
付けるのに代えて、図16の(A)に示すように、ジャ
ケットJの胸部分に大型のブローチKやバッジを着脱可
能に装着することもある。
着脱可能に取り付けるには、従来、安全ピンが用いられ
ている。しかるに、比較的大型のブローチKを安全ピン
で衣服の胸部分に止めつけると、図16(B)に示すよ
うに、安全ピンLがブローチKと服地Fとの間に隙間を
作るため、ブローチKが服地F表面から浮き上がって見
え、さらに場合によっては、自重でブローチKが傾いた
り垂れ下がったりして見栄えを悪くするという問題があ
った。
点を解決できる新規な構造の装飾具を提供するものであ
る。本発明に係る装飾具の特徴とするところは、衣服等
の表面に配置される本体部と、この本体部の裏面側に埋
設された弾性保持部を有する保持部材と、この保持部材
の弾性保持部に対し着脱可能に突き刺すことのできる針
部を有するピン部材とから構成したことにある。
は、本体部をジャケット等の衣服の表面上に配置し、服
地の裏面側からピン部材を刺し通して、本体部の裏面側
に埋設した保持部材の弾性保持部へ突き刺すことによ
り、簡単に衣服に装着することができる。このとき、装
飾具の本体部とピン部材との間で衣服の服地を挟持して
衣服と装飾具との密接度を高めるから、一体感が増し、
見栄えが良くなる。また、ピン部材を衣服の裏面側に配
し、保持部材を表面側に配するので、身体に対する安全
性が高くなると共に、衣服の裏面側に突出する部分を少
なくできるから、違和感を減らすことが可能である。
に複数個の保持部材を埋設すると共に、保持部材の個数
と同数のピン部材を、板状の連結部によって、保持部材
とほぼ同じ配置となるように一体に連結する構成を採用
することも可能である。かかる構成により、複数個のピ
ン部材と、それぞれに対応する保持部材との位置合わせ
が容易になる。
数の棒状弾性体を充填することにより弾性保持部を形成
したものとすることが可能である。かかる構成により、
ピン部材の着脱が容易となり、しかもピン部材を突き刺
した時に高い保持性能を発揮することができる。
が面取りされた二個の弾性体を合わせて形成した弾性保
持部を挟持具で保持し、この挟持具に開設した突刺案内
用孔を、二個の弾性体の合わせ箇所に臨ませたものとす
ることが可能である。かかる構成により、突刺案内用孔
を介して弾性保持部の合わせ箇所へピン部材を確実に突
き刺すことが容易となり、しかもピン部材を突き刺した
時に高い保持性能を発揮することができる。
明を、ジャケット等に装着される装飾具(ブローチ)1
に適用した一例を示すものである。本発明に係る装飾具
1は、服地Fの表面側に配置される本体部2と、服地F
の裏面側に配置されるピン部材4とから成っており、本
体部2の裏面には適数個の保持部材3が埋設されてい
る。本体部2は、厚みが大きくても比較的軽量であるこ
とが望ましく、例えば発泡プラスチック,布等の繊維
材,木材等を用いて製作される。
は、図2に示すように、短い筒状のリング部3a内に弾
性保持部Qを設けて成るものであって、本例ではこの弾
性保持部Qを、金属又はプラスチック製のリング部3a
内に、リング部3aの母線方向に沿うように延びる多数
のゴム又はプラスチック製の棒状弾性体qを隙間なく充
填することにより形成している。保持部材3を本体部2
に埋設する手段は、本体部2に設けた穴に接着する方法
や、本体部2の成形時に埋め込む方法などが考えられ
る。他方、ピン部材4は、金属又はプラスチックで製作
され、円盤状の頭部4aの中心部に、針部Pを突設して
成るものである。針部Pの長さは、保持部材3の厚み寸
法とほぼ等しくなるよう設定される。
ピン部材4を配置すると共に、表面側に装飾具1の本体
部2を配置し、同図(B)の如く、ピン部材4の針部P
を裏面側から服地Fを刺し通して、表面側の保持部材3
の弾性保持部Qに突き刺す。弾性保持部Qは多数の棒状
弾性体qの集合であるから、針部Pは棒状弾性体q間の
隙間へ圧入される。その結果、針部Pに対し周囲の弾性
変形した棒状弾性体qから反発力が及ぼされるので、ピ
ン部材4が保持部材3から容易に分離することが防止さ
れる。このように、本発明に係る装飾具1は、保持部材
3とピン部材4との間で服地Fを挟持して、本体部2を
服地F表面に密接させることができるから、装飾具1と
衣服との一体感を高めることができる。
部材4が、身体になるべく違和感を与えないようにする
ため、頭部4aの厚みは薄いことが望ましい。また装飾
具1と衣服との間に隙間ができるだけ生じないようにす
るため、保持部材3を本体部2の裏面から突出しないよ
うに埋設することが望ましい。さらに、本体部2の裏面
側に二個の保持部材3,3を埋設する場合、その配置は
図1(B)に示すように、本体部2裏面の上縁部近くに
おいて、左右に適宜間隔を置いた位置とすることが望ま
しい。かかる配置は、装飾具1を衣服に装着したときの
保持状態を安定させるうえで効果的と考えられる。但
し、保持部材3の埋設個数や装飾具1の本体部2の形状
によっては、保持部材3の埋設位置を変更することも妨
げない。
部材4の異なる実施形態を示す。図4は、ピン部材4に
おける針部Pの周面に適数個の溝5を形成したもの、図
5は針部Pの周面に適数個の段部6を形成したものであ
る。このように、針部Pに溝5又は段部6を形成するこ
とにより、針部Pを保持部材3の弾性保持部Qに突き刺
した際、ピン部材4の引き抜き方向に対する抵抗力が増
すから、抜け止め機能を発揮させることが可能となる。
なお上記溝5及び段部6は、螺旋状に形成してもよい。
針部Pは、突き刺すことが容易な服地F(例えば、ニッ
ト)の場合には、その尖端に弱冠の丸みを持たせ、安全
なものとすることが可能となる。
おける弾性保持部の異なる実施形態を示すものである。
本例の弾性保持部Rは、ゴムやプラスチックフォーム等
の弾性体に縦横に切り込み7を途中まで入れて、片面側
を細かい碁盤目状の小片に区画してある。このため、ピ
ン部材4の針部Pを弾性保持部Rに突き刺すと、針部P
が弾性保持部Rの切り込み7間に挿入されるため、ピン
部材4が保持部材3から容易には分離しないよう保持す
ることができる。
おいて、弾性保持部Sを、弾性体に放射状のスリット8
を形成して複数の舌片9より成るものとした例を示すも
のである。弾性保持部Sをこのように構成することによ
り、ピン部材4の針部Pを突き刺すと、針部Pはスリッ
ト8内に挿入されて舌片9間に挟持されるため、ピン部
材4を保持部材3から容易には分離することがないよう
保持することができる。
おける更に異なる実施形態を示すものである。本例の保
持部材3は、差し込み側が曲面状又は傾斜平面状等に面
取り14された二個の弾性体t,tを当接させるように
合わせてなる弾性保持部Tと、弾性保持部Tを両側から
挟持して保持する挟持具15とを備え、二個の弾性体
t,tの合わせ箇所Taに臨ませるようにして、挟持具
15に突刺案内用孔15aを開設してある。本例では、
弾性体tは、ゴムやプラスチックフォーム等の素材から
なる横断面が半円状の部材から形成されている。挟持具
15は、金属板や合成樹脂等の素材から成形され、突刺
案内用孔15aが形成された連結片15bの両側縁に、
挟持片15c,15cを接合してある。突刺案内用孔1
5aは、丸孔の他に、弾性体t,tの合わせ箇所Taの
長手方向Dへ沿う長孔とすることもある。保持部材3
は、突刺案内用孔15aを介して弾性保持部Tの合わせ
箇所Taへピン部材Pを確実に突き刺すことができ、し
かもピン部材Pを突き刺した時に、弾性体t,tでピン
部材Pを挟圧して高い保持性能を発揮することができ
る。
に、保持部材3のリング部3aあるいはピン部材4の頭
部4aのいずれか一方又は両方に、磁石mを取り付け
て、保持部材3とピン部材4との接合状態を、磁力で補
強するように構成することも可能である。
において本体部2の裏面に二個の保持部材3,3を適宜
間隔を置いて埋設した場合、この装飾具1を衣服に装着
するには、衣服の裏面側から二個のピン部材4,4を服
地を通して、それぞれを保持部材3,3に突き刺すこと
が必要となる。しかるに、ピン部材4,4を衣服の裏面
側から個々に保持部材3,3へ突き刺す作業は、幾分煩
雑な面がある。そこで図10に示すように、二個のピン
部材4,4を連結部10で連結して一体化することによ
り、上記作業を簡単にすることができる。すなわち、保
持部材3,3の配置間隔とほぼ等しい間隔となるように
ピン部材4,4を連結部10で連結しておけば、片方の
保持部材3に一方のピン部材4の針部Pを突き刺すこと
により、もう一方の保持部材3の位置を簡単に割り出せ
るので、装飾具1の装着作業が非常に容易になる。なお
本例では、ピン部材4の頭部4aと連結部10とを一体
成形する構成を採用してあるが、ピン部材4と連結部1
0とを別部材とすることも可能である。別部材とする場
合、連結部10の素材は、プラスチック,布,金属等、
適宜のものを採用できる。さらに連結部10の形状につ
いても、板状,棒状,紐状など、適宜の形態を採用でき
る。
埋設した場合は、図11に例示するように、これに合わ
せて三個のピン部材4を連結部10で一体に連結した構
成とすることも可能である。
図12に示すように、ピン部材4をプラスチック,金属
等の薄い可撓性の板状材11に取り付け、その表裏両面
を布地12で覆う構成とすることも可能である。かかる
構成により、服地との馴染みを良くすると共に、身体に
対する違和感を低減させることができる。
において、本体部2の形状や寸法によっては、裏面に複
数個の保持部材3を埋設することが考えられるが、その
場合、保持部材3の埋設位置に合わせて複数の針部Pを
平面的に配置したピン部材4を採用することができる。
例えば図13は、三個の針部Pがほぼ正三角形を形成す
るように正三角形状の連結部20で一体に連結したも
の、図14は、五個の針部Pが正方形を形成するように
正方形状の連結部21で一体に連結したもの、図15
は、四個の針部Pが十字形をなすように十字形の連結部
22で一体に連結したものである。このように、保持部
材3及びピン部材4の配置や個数は、装飾具1の本体部
2の形状に合わせて決めればよい。また保持部材3とピ
ン部材4との接合箇所を複数形成することによって、装
飾具1と服地との密接度を高める効果が得られる。
は、ジャケットやブレザー等の衣服の胸部分に装着され
るブローチ,バッジ,エンブレム等とするのが好適であ
るが、それ以外に、シャツやトレーナー等の胸又は背中
に装着されるゼッケン,上着に装着される腕章又は襟
章,帽子の徽章なども適用対象とすることが考えられ
る。その他、本発明は、さまざまに応用または変更する
ことを妨げない。
などの衣服等にブローチ等の装飾具を装着するに際し、
本体部と服地との密接度を高めることができる。その結
果、衣服と装飾具との一体感が向上するので、優れた美
観性が得られる。衣服の表面側に配置される装飾具の本
体部に保持部を埋設し、衣服の裏面側にピン部材を配置
するように構成したから、針部の先端が衣服着用者の身
体の外方を向くことになるので、人体に対する安全性が
高い。またピン部材の厚みを薄くできるから、身体に対
する違和感を低減させることが可能である。
するものであって、図(A)は表面側から見た斜視図、
図(B)は裏面側から見た斜視図である。
する保持部材とピン部材とを取り出して示す斜視図であ
る。
に装着する要領を説明するための図面であって、図
(A)は服地の表面側に本体部を配置し、裏面側にピン
部材を配置した状況を示す要部の側面断面図、図(B)
は本体部の保持部材にピン部材を突き刺した状態を示す
要部の側面断面図である。
て、ピン部材の異なる例を示す側面図である。
て、ピン部材のさらに異なる例を示す側面図である。
て、図(A)は保持部材の異なる例を示す斜視図、図
(B)は同保持部材の側面断面図である。
て、図(A)は保持部材のさらに異なる例を示す斜視
図、図(B)は同保持部材の側面断面図である。
て、図(A)は保持部材の更に異なる例を示す斜視図、
図(B)は同保持部材の側面断面図である。
て、図(A)はピン部材のさらに異なる例を示す側面断
面図、図(B)は保持部材のさらに異なる例を示す側面
断面図である。
て、二個のピン部材を一体に連結した例を示す斜視図で
ある。
て、三個のピン部材を一体に連結した例を示す斜視図で
ある。
て、図(A)は2個のピン部材を一体に連結し表面を布
地で覆った例を示す斜視図、図(B)は同ピン部材の連
結構造を分解して示す要部の側面図である。
て、三個の針部を一体に連結して構成した正三角形状の
ピン部材を例示する斜視図である。
て、五個の針部を一体に連結して構成した正方形状のピ
ン部材を例示する斜視図である。
て、四個の針部を一体に連結して構成した十字形状のピ
ン部材を例示する斜視図である。
ジャケットを示す正面図、図(B)はブローチの従来の
装着状況を示す要部の側面図である。
3a…リング部 4…ピン部材 4a…頭部 5…溝
6…段部 7…切り込み 8…スリット 9…舌片 1
0…連結部 11…板状材 12…布地 14…面取り
15…挟持具 15a…突刺案内用孔 20,21,22…連結部 F
…服地 P…針部 Q…弾性保持部 q…棒状弾性体
R,S,T…弾性保持部 t…弾性体 m…磁石 J…ジャケット K…ブローチ(従来) L…安全ピン
Claims (4)
- 【請求項1】 衣服等へ装着されるブローチ等の装飾具
であって、衣服等の表面に配置される本体部と、この本
体部の裏面側に埋設された弾性保持部を有する保持部材
と、この保持部材の弾性保持部に対し着脱可能に突き刺
すことのできる針部を有するピン部材とから構成されて
いることを特徴とする装飾具。 - 【請求項2】 本体部の裏面側に複数個の保持部材を埋
設し、保持部材の個数と同数のピン部材を、板状の連結
部によって、保持部材とほぼ同じ配置となるように一体
に連結した請求項1に記載の装飾具。 - 【請求項3】 前記保持部材は、筒状のリング部内に多
数の棒状弾性体を充填することにより弾性保持部を形成
したものである請求項1又は2に記載の装飾具。 - 【請求項4】 前記保持部材は、差し込み側が面取りさ
れた二個の弾性体を合わせて形成した弾性保持部を挟持
具で保持し、この挟持具に開設した突刺案内用孔を、二
個の弾性体の合わせ箇所に臨ませたものである請求項1
又は2に記載の装飾具。
Priority Applications (1)
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JP2000192821 | 2000-06-27 | ||
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Publications (2)
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JP2012183095A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-27 | Gc Corp | 技工物スタンド |
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2001
- 2001-01-23 JP JP2001014383A patent/JP3608195B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2012183095A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-27 | Gc Corp | 技工物スタンド |
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KR101723208B1 (ko) * | 2015-05-19 | 2017-04-18 | 김지연 | 의류 장신구 |
CN108391909A (zh) * | 2018-04-02 | 2018-08-14 | 广东中科慈航信息科技有限公司 | 一种防拆胸卡 |
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