JP2002078381A - 永久磁石モータの制御装置 - Google Patents
永久磁石モータの制御装置Info
- Publication number
- JP2002078381A JP2002078381A JP2000260292A JP2000260292A JP2002078381A JP 2002078381 A JP2002078381 A JP 2002078381A JP 2000260292 A JP2000260292 A JP 2000260292A JP 2000260292 A JP2000260292 A JP 2000260292A JP 2002078381 A JP2002078381 A JP 2002078381A
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- inverter device
- motor
- permanent magnet
- magnet motor
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 インバータ装置が何らかの原因で制御できな
くなった場合でも、電動機端子に発生する発電電圧の上
昇を抑え、インバータ装置に過電圧が加わらないように
する。 【解決手段】 パワーコンスタント制御領域において電
動機6(永久磁石モータ)に高速回転指令を伝達するイ
ンバータ装置3において、該インバータ装置3と電動機
6(永久磁石モータ)間に、開閉部4と直列接続する減
磁用リアクトル5を設けたものである。前記インバータ
装置3が制御を失った時に前記減磁用リアクトル5によ
って電動機6の発電電圧を引き下げ、インバータ装置3
を過電圧から保護することを特徴とした永久磁石モータ
の制御装置。
くなった場合でも、電動機端子に発生する発電電圧の上
昇を抑え、インバータ装置に過電圧が加わらないように
する。 【解決手段】 パワーコンスタント制御領域において電
動機6(永久磁石モータ)に高速回転指令を伝達するイ
ンバータ装置3において、該インバータ装置3と電動機
6(永久磁石モータ)間に、開閉部4と直列接続する減
磁用リアクトル5を設けたものである。前記インバータ
装置3が制御を失った時に前記減磁用リアクトル5によ
って電動機6の発電電圧を引き下げ、インバータ装置3
を過電圧から保護することを特徴とした永久磁石モータ
の制御装置。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は永久磁石モータのイ
ンバータ装置に係わり、特に電動機の端子電圧上昇によ
ってインバータ装置が破損することを防止する永久磁石
モータの制御装置に関するものである。
ンバータ装置に係わり、特に電動機の端子電圧上昇によ
ってインバータ装置が破損することを防止する永久磁石
モータの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の永久磁石モータの制御装置の一例
としては、図2に示され、2はインバータ装置、6は電
動機、7はコンデンサ、8は抵抗器、9は半導体素子で
ある。なお、インバータ装置2の逆変換制御装置につい
ては公知技術であると共に、本願発明とは直接関係がな
いため、その説明を割愛する。図2において、通常、運
転停止の制御は、インバータ装置2の半導体素子のゲー
トドライブによって行われている。また、電動機6から
出力される発電電圧は半導体素子9のゲートドライブに
よって抵抗器8を介して放電されている。
としては、図2に示され、2はインバータ装置、6は電
動機、7はコンデンサ、8は抵抗器、9は半導体素子で
ある。なお、インバータ装置2の逆変換制御装置につい
ては公知技術であると共に、本願発明とは直接関係がな
いため、その説明を割愛する。図2において、通常、運
転停止の制御は、インバータ装置2の半導体素子のゲー
トドライブによって行われている。また、電動機6から
出力される発電電圧は半導体素子9のゲートドライブに
よって抵抗器8を介して放電されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かよう
な手段では次に示すような課題がある。インバータ装置
2が何らかの原因で制御できなくなった場合、この異常
を検出して電動機6のブレーキをかけるが、完全に停止
するまでに時間がかかり、電動機端子に発生する発電電
圧が上昇し、この上昇によってインバータ装置に過電圧
がかかり、インバータ装置を破損させることになる。
な手段では次に示すような課題がある。インバータ装置
2が何らかの原因で制御できなくなった場合、この異常
を検出して電動機6のブレーキをかけるが、完全に停止
するまでに時間がかかり、電動機端子に発生する発電電
圧が上昇し、この上昇によってインバータ装置に過電圧
がかかり、インバータ装置を破損させることになる。
【0004】本発明は上述した点に鑑みて創案されたも
ので、その目的とするところは、インバータ装置が何ら
かの原因で制御できなくなった場合でも、電動機端子に
発生する発電電圧の上昇を抑え、インバータ装置に過電
圧が加わらないようにする永久磁石モータの制御装置を
提供することにある。
ので、その目的とするところは、インバータ装置が何ら
かの原因で制御できなくなった場合でも、電動機端子に
発生する発電電圧の上昇を抑え、インバータ装置に過電
圧が加わらないようにする永久磁石モータの制御装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、パワーコンスタント制御領域におい
て電動機(永久磁石モータ)に高速回転指令を伝達する
インバータ装置において、該インバータ装置と電動機
(永久磁石モータ)間に、開閉部と直列接続する減磁用
リアクトルを設けたものである。前記インバータ装置が
制御を失った時に前記減磁用リアクトルによって電動機
の発電電圧を引き下げ、インバータ装置を過電圧から保
護することを特徴とした永久磁石モータの制御装置であ
る。以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳述す
る。
するための手段は、パワーコンスタント制御領域におい
て電動機(永久磁石モータ)に高速回転指令を伝達する
インバータ装置において、該インバータ装置と電動機
(永久磁石モータ)間に、開閉部と直列接続する減磁用
リアクトルを設けたものである。前記インバータ装置が
制御を失った時に前記減磁用リアクトルによって電動機
の発電電圧を引き下げ、インバータ装置を過電圧から保
護することを特徴とした永久磁石モータの制御装置であ
る。以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳述す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例を示す永
久磁石モータの制御装置の構成図であり、1は電源、2
はインバータ装置、3はインバータ装置、4は開閉部、
5は本発明の減磁用リアクトルあり、図1において、本
発明の永久磁石モータの制御装置は、インバータ装置3
と電動機(永久磁石モータ)6間に設けられた、開閉部
4と直列接続する減磁用リアクトル5から構成されてい
る。インバータ装置3が制御を失った時に減磁用リアク
トル5によって電動機6の発電電圧を引き下げ、インバ
ータ装置3を過電圧から保護する永久磁石モータの制御
装置である。
久磁石モータの制御装置の構成図であり、1は電源、2
はインバータ装置、3はインバータ装置、4は開閉部、
5は本発明の減磁用リアクトルあり、図1において、本
発明の永久磁石モータの制御装置は、インバータ装置3
と電動機(永久磁石モータ)6間に設けられた、開閉部
4と直列接続する減磁用リアクトル5から構成されてい
る。インバータ装置3が制御を失った時に減磁用リアク
トル5によって電動機6の発電電圧を引き下げ、インバ
ータ装置3を過電圧から保護する永久磁石モータの制御
装置である。
【0007】本願発明は、前提としてパワーコンスタン
ト制御機能をもつものとし、永久磁石と同一方向の電流
をd軸電流と定義すると、パワーコンスタント制御時に
逆極性のd軸電流を流し、永久磁石の磁力を減じて発電
電圧を下げるものである。すなわち、インバータ装置3
の制御が出来なくなると、この逆極性のd軸電流がなく
なり、このことによって減磁力がなくなり、電動機6の
端子電圧が上昇する。この上昇はインバータ装置3の最
大許容電圧を超えることとなり、インバータ装置3に過
電圧がかかって破損する結果となる。
ト制御機能をもつものとし、永久磁石と同一方向の電流
をd軸電流と定義すると、パワーコンスタント制御時に
逆極性のd軸電流を流し、永久磁石の磁力を減じて発電
電圧を下げるものである。すなわち、インバータ装置3
の制御が出来なくなると、この逆極性のd軸電流がなく
なり、このことによって減磁力がなくなり、電動機6の
端子電圧が上昇する。この上昇はインバータ装置3の最
大許容電圧を超えることとなり、インバータ装置3に過
電圧がかかって破損する結果となる。
【0008】このような点を改良するために、インバー
タ装置3が制御を失った時に、本発明の減磁用リアクト
ル5を前述した部分に設けることによって減磁方向の電
流を減磁用リアクトル5を介して流すことによってイン
バータ装置3に過電圧がかからないようにしたものであ
る。(遅れ電流が流れるので永久磁石が作る磁力を減ず
る。) なお、開閉部4については通常はオフの状態にあり、イ
ンバータ装置に異常を検出したり、また停電など正常な
運転でない時のみオンとなる。また、本発明は運転停止
時に発生する発電電圧や停電などによる問題も解消され
ることは言うまでもない。
タ装置3が制御を失った時に、本発明の減磁用リアクト
ル5を前述した部分に設けることによって減磁方向の電
流を減磁用リアクトル5を介して流すことによってイン
バータ装置3に過電圧がかからないようにしたものであ
る。(遅れ電流が流れるので永久磁石が作る磁力を減ず
る。) なお、開閉部4については通常はオフの状態にあり、イ
ンバータ装置に異常を検出したり、また停電など正常な
運転でない時のみオンとなる。また、本発明は運転停止
時に発生する発電電圧や停電などによる問題も解消され
ることは言うまでもない。
【0009】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
インバータ装置と電動機(永久磁石モータ)間に設け
られた、開閉部と直列接続する減磁用リアクトルを設け
たことによって、インバータ装置が何らかの原因で制御
できなくなった場合でも、電動機端子に発生する発電電
圧の上昇を抑え、インバータ装置に過電圧が加わらない
ようにすることができ、実用上、極めて有用性の高いも
のである。
インバータ装置と電動機(永久磁石モータ)間に設け
られた、開閉部と直列接続する減磁用リアクトルを設け
たことによって、インバータ装置が何らかの原因で制御
できなくなった場合でも、電動機端子に発生する発電電
圧の上昇を抑え、インバータ装置に過電圧が加わらない
ようにすることができ、実用上、極めて有用性の高いも
のである。
【図1】本発明の一実施例を示す永久磁石モータの制御
装置の構成図である。
装置の構成図である。
【図2】従来の一例を示す永久磁石モータの制御装置の
構成図である。
構成図である。
1 電源 2 インバータ装置 3 インバータ装置 4 開閉部 5 減磁用リアクトル 6 電動機(永久磁石モータ) 7 コンデンサ 8 抵抗器 9 半導体素子
Claims (1)
- 【請求項1】 パワーコンスタント制御領域において電
動機(永久磁石モータ)に高速回転指令を伝達するイン
バータ装置において、 該インバータ装置と電動機(永久磁石モータ)間に、開
閉部と直列接続する減磁用リアクトルを設け、 前記インバータ装置が制御を失った時に前記減磁用リア
クトルによって電動機の発電電圧を引き下げ、インバー
タ装置を過電圧から保護することを特徴とした永久磁石
モータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000260292A JP2002078381A (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | 永久磁石モータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000260292A JP2002078381A (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | 永久磁石モータの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002078381A true JP2002078381A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18748328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000260292A Pending JP2002078381A (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | 永久磁石モータの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002078381A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015128358A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-09 | ダイキン工業株式会社 | 電力変換装置、及びモータ駆動装置 |
-
2000
- 2000-08-30 JP JP2000260292A patent/JP2002078381A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015128358A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-09 | ダイキン工業株式会社 | 電力変換装置、及びモータ駆動装置 |
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