JP2002077952A - 監視カメラ診断装置 - Google Patents
監視カメラ診断装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カメラ部の稼動を自動的に診断できる監視カ
メラ診断装置を提供する。 【解決手段】 監視カメラ装置１に、カメラ部２の撮影
範囲内に配置されたＬＥＤ６と、ＬＥＤ６に制御信号を
出力して点滅させるＬＥＤ制御部７と、カメラ部２によ
り撮影された画像からＬＥＤ６の点滅画像のみを抽出し
て、ＬＥＤ６の点滅時間を一周期として算出する点滅画
像処理部８と、点滅画像処理部８により算出された点滅
時間とＬＥＤ制御部７の制御信号の周期とが一致するか
どうかを比較し、その結果を監視装置１１の表示部１２
に表示するカメラ稼動判別部３とを設けた。
メラ診断装置を提供する。 【解決手段】 監視カメラ装置１に、カメラ部２の撮影
範囲内に配置されたＬＥＤ６と、ＬＥＤ６に制御信号を
出力して点滅させるＬＥＤ制御部７と、カメラ部２によ
り撮影された画像からＬＥＤ６の点滅画像のみを抽出し
て、ＬＥＤ６の点滅時間を一周期として算出する点滅画
像処理部８と、点滅画像処理部８により算出された点滅
時間とＬＥＤ制御部７の制御信号の周期とが一致するか
どうかを比較し、その結果を監視装置１１の表示部１２
に表示するカメラ稼動判別部３とを設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視カメラ装置の
カメラ部が正常に稼動しているか否かを診断する監視カ
メラ診断装置に関するものである。
カメラ部が正常に稼動しているか否かを診断する監視カ
メラ診断装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、監視カメラ装置のカメラ部が正常
に稼動しているか否かを診断する場合、遠隔地の監視装
置からカメラ部の撮影機能（ズーム、フォーカス、パン
チルト機構等）を操作して画像を取り込み、これを表示
部に表示して目視で正常に稼動しているかどうかを確認
していた。
に稼動しているか否かを診断する場合、遠隔地の監視装
置からカメラ部の撮影機能（ズーム、フォーカス、パン
チルト機構等）を操作して画像を取り込み、これを表示
部に表示して目視で正常に稼動しているかどうかを確認
していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の診断方
法では、係員が立ち合ってカメラ部の稼動状態を確認し
なければならず、しかも、この診断を定期的に行ってい
るため、人件費が嵩むという課題があった。
法では、係員が立ち合ってカメラ部の稼動状態を確認し
なければならず、しかも、この診断を定期的に行ってい
るため、人件費が嵩むという課題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係る監視カメラ
診断装置は、カメラ部を有する監視カメラ装置と、前記
カメラ部により撮影された被写体の画像を表示する表示
部を備えた監視装置とでなるシステムにおける監視カメ
ラ診断装置において、前記監視カメラ装置に、前記カメ
ラ部の撮影範囲内に配置された発光部と、該発光部に制
御信号を出力して点滅させる制御部と、前記カメラ部に
より撮影された画像から前記発光部の点滅画像のみを抽
出して、当該発光部の点滅時間を一周期として算出する
点滅画像処理部と、該点滅画像処理部により算出された
点滅時間と前記制御部の制御信号の周期とが一致するか
どうかを比較し、その結果を前記監視装置の表示部に表
示するカメラ稼動判別部とを設けたものである。
診断装置は、カメラ部を有する監視カメラ装置と、前記
カメラ部により撮影された被写体の画像を表示する表示
部を備えた監視装置とでなるシステムにおける監視カメ
ラ診断装置において、前記監視カメラ装置に、前記カメ
ラ部の撮影範囲内に配置された発光部と、該発光部に制
御信号を出力して点滅させる制御部と、前記カメラ部に
より撮影された画像から前記発光部の点滅画像のみを抽
出して、当該発光部の点滅時間を一周期として算出する
点滅画像処理部と、該点滅画像処理部により算出された
点滅時間と前記制御部の制御信号の周期とが一致するか
どうかを比較し、その結果を前記監視装置の表示部に表
示するカメラ稼動判別部とを設けたものである。
【０００５】本発明においては、監視カメラ装置の制御
部がカメラ部の撮影範囲内に配置された発光部に制御信
号を出力して点滅させると、点滅画像処理部がカメラ部
により撮影された画像を取り込んで発光部の点滅画像の
みを抽出し、発光部の点滅時間を一周期として算出す
る。一方、カメラ稼動判別部は、点滅画像処理部により
算出された点滅時間と制御部の制御信号の周期とが一致
するかどうかを比較し、双方が一致するときはカメラ部
が正常に稼働している旨を監視装置の表示部に表示し、
双方が一致しないときはカメラ部の稼働が異常である旨
をその表示部に表示する。
部がカメラ部の撮影範囲内に配置された発光部に制御信
号を出力して点滅させると、点滅画像処理部がカメラ部
により撮影された画像を取り込んで発光部の点滅画像の
みを抽出し、発光部の点滅時間を一周期として算出す
る。一方、カメラ稼動判別部は、点滅画像処理部により
算出された点滅時間と制御部の制御信号の周期とが一致
するかどうかを比較し、双方が一致するときはカメラ部
が正常に稼働している旨を監視装置の表示部に表示し、
双方が一致しないときはカメラ部の稼働が異常である旨
をその表示部に表示する。
【０００６】
【発明の実施の形態】実施の形態１．図１は本発明の実
施の形態１に係る監視カメラ診断装置の構成を示すブロ
ック図である。図において、監視カメラ装置１は、監視
場所に応じて天井や壁等に取り付けられ、内部にカメラ
部２と、カメラ制御部３と、駆動回路４と、バッファか
らなる画像格納部５とを備え、また、カメラ部２の撮影
範囲内の例えば右下角部に位置するよう本装置１の筐体
に固定された支持部（図示せず）の先端に自己診断用の
ＬＥＤ（発光部）６が設けられている。
施の形態１に係る監視カメラ診断装置の構成を示すブロ
ック図である。図において、監視カメラ装置１は、監視
場所に応じて天井や壁等に取り付けられ、内部にカメラ
部２と、カメラ制御部３と、駆動回路４と、バッファか
らなる画像格納部５とを備え、また、カメラ部２の撮影
範囲内の例えば右下角部に位置するよう本装置１の筐体
に固定された支持部（図示せず）の先端に自己診断用の
ＬＥＤ（発光部）６が設けられている。
【０００７】前述したカメラ制御部３は、ＬＥＤ６を点
滅させる点滅制御信号を出力するＬＥＤ制御部７と、点
滅制御信号の入力に基づいてＬＥＤ６を点滅する駆動回
路４と、カメラ部２により撮影された画像からＬＥＤ６
の点滅画像のみを抽出して、その点滅画像よりＬＥＤ６
の点灯開始から消灯終了までの点滅時間を一周期として
算出する点滅画像処理部８と、ＬＥＤ制御部７から出力
された点滅制御信号を保持し、点滅画像処理部８により
算出された点滅時間が設定されたとき点滅制御信号の周
期と比較し、双方が一致するときはカメラ部２の稼動が
正常である情報を通信回線６０を介して監視センタの監
視装置１１に送信し、双方が一致しないときはカメラ部
２の稼動に異常がある情報を送信するカメラ稼動判別部
９とを備えている。
滅させる点滅制御信号を出力するＬＥＤ制御部７と、点
滅制御信号の入力に基づいてＬＥＤ６を点滅する駆動回
路４と、カメラ部２により撮影された画像からＬＥＤ６
の点滅画像のみを抽出して、その点滅画像よりＬＥＤ６
の点灯開始から消灯終了までの点滅時間を一周期として
算出する点滅画像処理部８と、ＬＥＤ制御部７から出力
された点滅制御信号を保持し、点滅画像処理部８により
算出された点滅時間が設定されたとき点滅制御信号の周
期と比較し、双方が一致するときはカメラ部２の稼動が
正常である情報を通信回線６０を介して監視センタの監
視装置１１に送信し、双方が一致しないときはカメラ部
２の稼動に異常がある情報を送信するカメラ稼動判別部
９とを備えている。
【０００８】また、カメラ制御部３は、監視装置１１か
ら送信された監視開始信号が受信されたときは、カメラ
部２を稼動して撮影範囲内の被写体の画像を１フレーム
毎に画像格納部５に格納すると共に、その１フレームの
画像情報を通信回線６０を介して監視装置１１に送信
し、診断開始信号が受信されたときは、監視機能から診
断機能に切り替えて、前述したＬＥＤ制御部７、点滅画
像処理部８及びカメラ稼動判別部９を作動させる。監視
装置１１は、監視カメラ装置１からの各情報に基づいて
表示部１２に表示する。
ら送信された監視開始信号が受信されたときは、カメラ
部２を稼動して撮影範囲内の被写体の画像を１フレーム
毎に画像格納部５に格納すると共に、その１フレームの
画像情報を通信回線６０を介して監視装置１１に送信
し、診断開始信号が受信されたときは、監視機能から診
断機能に切り替えて、前述したＬＥＤ制御部７、点滅画
像処理部８及びカメラ稼動判別部９を作動させる。監視
装置１１は、監視カメラ装置１からの各情報に基づいて
表示部１２に表示する。
【０００９】次に、実施の形態１の動作を図２に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。なお、監視カメラ装
置１のカメラ部２が撮影範囲内の被写体を撮影してい
て、監視装置１１の表示部１２にその画像が表示されて
いるものとする。この状態において、監視装置１１から
の診断開始信号が受信されると、監視カメラ装置１のカ
メラ制御部３が監視機能から診断機能に切り替える。こ
の時、ＬＥＤ制御部７がＬＥＤ６を点滅させる点滅制御
信号を駆動回路４とカメラ稼動判別部９とに出力し（Ｓ
１）、駆動回路４は点滅制御信号に基づいてＬＥＤ６を
点滅させる（Ｓ２）。このＬＥＤ６の点滅のタイミング
はカメラ部２のシャッタ速度と画像の転送速度とを考慮
して設定されている。
ローチャートに基づいて説明する。なお、監視カメラ装
置１のカメラ部２が撮影範囲内の被写体を撮影してい
て、監視装置１１の表示部１２にその画像が表示されて
いるものとする。この状態において、監視装置１１から
の診断開始信号が受信されると、監視カメラ装置１のカ
メラ制御部３が監視機能から診断機能に切り替える。こ
の時、ＬＥＤ制御部７がＬＥＤ６を点滅させる点滅制御
信号を駆動回路４とカメラ稼動判別部９とに出力し（Ｓ
１）、駆動回路４は点滅制御信号に基づいてＬＥＤ６を
点滅させる（Ｓ２）。このＬＥＤ６の点滅のタイミング
はカメラ部２のシャッタ速度と画像の転送速度とを考慮
して設定されている。
【００１０】一方、点滅画像処理部８は、カメラ部２に
より撮影された画像を取り込んでＬＥＤ６の点滅画像の
みを抽出して（Ｓ３）、その点滅画像よりＬＥＤ６の点
灯開始から消灯終了までの点滅時間を一周期として算出
し（Ｓ４）、カメラ稼動判別部９に出力する。カメラ稼
動判別部９は、点滅画像処理部８により算出された点滅
時間が入力されると、ＬＥＤ制御部７からの点滅制御信
号の周期と一致するかどうかを比較し（Ｓ５）、双方が
一致するときはカメラ部２の稼動が正常である情報を通
信回線６０を介して監視センタの監視装置１１に送信し
（Ｓ６）、双方が一致しないときはカメラ部２の稼動に
異常がある情報を監視装置１１に送信する（Ｓ７）。
より撮影された画像を取り込んでＬＥＤ６の点滅画像の
みを抽出して（Ｓ３）、その点滅画像よりＬＥＤ６の点
灯開始から消灯終了までの点滅時間を一周期として算出
し（Ｓ４）、カメラ稼動判別部９に出力する。カメラ稼
動判別部９は、点滅画像処理部８により算出された点滅
時間が入力されると、ＬＥＤ制御部７からの点滅制御信
号の周期と一致するかどうかを比較し（Ｓ５）、双方が
一致するときはカメラ部２の稼動が正常である情報を通
信回線６０を介して監視センタの監視装置１１に送信し
（Ｓ６）、双方が一致しないときはカメラ部２の稼動に
異常がある情報を監視装置１１に送信する（Ｓ７）。
【００１１】このように、ＬＥＤ６を点滅させる点滅制
御信号の周期とＬＥＤ６の点滅画像から算出した点滅時
間とが一致したときカメラ部２が正常に稼動していると
判断し、双方が一致しないときは異常と判断して、その
旨を監視装置１１の表示部１２に表示するようにしたの
で、係員が立ち合ってカメラ部２の稼動状態を確認する
という必要がなくなり、定期診断に要する人件費を削減
できるという効果がある。
御信号の周期とＬＥＤ６の点滅画像から算出した点滅時
間とが一致したときカメラ部２が正常に稼動していると
判断し、双方が一致しないときは異常と判断して、その
旨を監視装置１１の表示部１２に表示するようにしたの
で、係員が立ち合ってカメラ部２の稼動状態を確認する
という必要がなくなり、定期診断に要する人件費を削減
できるという効果がある。
【００１２】実施の形態２．図３は本発明の実施の形態
２に係る監視カメラ診断装置の構成を示すブロック図で
ある。実施の形態２の監視カメラ装置２１は、カメラ部
２と、駆動回路４と、画像格納部５と、カメラ部２の撮
影範囲内の右下角部に位置するよう設けられた自己診断
用のＬＥＤ６と、カメラ制御部２２とを備えている。こ
のカメラ制御部２２は、診断開始信号が受信されたとき
監視機能から診断機能に切り替え、次いで、点滅制御信
号が受信されたときは、その制御信号を駆動回路４に出
力してＬＥＤ６を点滅させ、そして、この時に入力され
るカメラ部２からの画像を１フレーム毎に画像格納部５
に格納すると共に、その画像を監視装置３１に送信する
ようになっている。
２に係る監視カメラ診断装置の構成を示すブロック図で
ある。実施の形態２の監視カメラ装置２１は、カメラ部
２と、駆動回路４と、画像格納部５と、カメラ部２の撮
影範囲内の右下角部に位置するよう設けられた自己診断
用のＬＥＤ６と、カメラ制御部２２とを備えている。こ
のカメラ制御部２２は、診断開始信号が受信されたとき
監視機能から診断機能に切り替え、次いで、点滅制御信
号が受信されたときは、その制御信号を駆動回路４に出
力してＬＥＤ６を点滅させ、そして、この時に入力され
るカメラ部２からの画像を１フレーム毎に画像格納部５
に格納すると共に、その画像を監視装置３１に送信する
ようになっている。
【００１３】前記の監視装置３１は本体部３２と表示部
３６とからなり、本体部３２には、カメラ部２の前方の
所定位置に配置されたＬＥＤ６を点滅させる点滅制御信
号をカメラ制御部２２に送信するＬＥＤ制御部３３と、
受信された画像からＬＥＤ６の点滅画像のみを抽出し
て、その点滅画像よりＬＥＤ６の点滅時間を一周期とし
て算出する点滅画像処理部３４と、ＬＥＤ制御部３３か
らの点滅制御信号を保持し、点滅画像処理部３４により
算出された点滅時間が入力されたとき点滅制御信号の周
期と比較し、双方が一致するときはカメラ部２の稼動が
正常である情報を表示部３６に表示し、双方が一致しな
いときはカメラ部２の稼動に異常がある情報を表示部３
６に表示するカメラ稼動判別部３６とを備えている。
３６とからなり、本体部３２には、カメラ部２の前方の
所定位置に配置されたＬＥＤ６を点滅させる点滅制御信
号をカメラ制御部２２に送信するＬＥＤ制御部３３と、
受信された画像からＬＥＤ６の点滅画像のみを抽出し
て、その点滅画像よりＬＥＤ６の点滅時間を一周期とし
て算出する点滅画像処理部３４と、ＬＥＤ制御部３３か
らの点滅制御信号を保持し、点滅画像処理部３４により
算出された点滅時間が入力されたとき点滅制御信号の周
期と比較し、双方が一致するときはカメラ部２の稼動が
正常である情報を表示部３６に表示し、双方が一致しな
いときはカメラ部２の稼動に異常がある情報を表示部３
６に表示するカメラ稼動判別部３６とを備えている。
【００１４】次に、実施の形態２の動作を説明する。監
視装置３１から診断開始信号を送信して監視カメラ装置
２１の機能を診断機能に切り替えさせ、次いで、点滅制
御信号を送信してＬＥＤ６を点滅させると、ＬＥＤ６の
点滅を含む画像が監視カメラ装置２１から送信される。
この時、点滅画像処理部３４は、受信された画像からＬ
ＥＤ６の点滅画像を抽出してＬＥＤ６の点滅時間を一周
期として算出し、カメラ稼動判別部３５に出力する。カ
メラ稼動判別部９は、点滅画像処理部３４により算出さ
れた点滅時間が入力されると、点滅制御信号の周期と一
致するかどうかを比較し、双方が一致するときはカメラ
部２の稼動が正常である情報を表示部３６に表示し、双
方が一致しないときはカメラ部２の稼動に異常がある情
報を表示部３６に表示する。
視装置３１から診断開始信号を送信して監視カメラ装置
２１の機能を診断機能に切り替えさせ、次いで、点滅制
御信号を送信してＬＥＤ６を点滅させると、ＬＥＤ６の
点滅を含む画像が監視カメラ装置２１から送信される。
この時、点滅画像処理部３４は、受信された画像からＬ
ＥＤ６の点滅画像を抽出してＬＥＤ６の点滅時間を一周
期として算出し、カメラ稼動判別部３５に出力する。カ
メラ稼動判別部９は、点滅画像処理部３４により算出さ
れた点滅時間が入力されると、点滅制御信号の周期と一
致するかどうかを比較し、双方が一致するときはカメラ
部２の稼動が正常である情報を表示部３６に表示し、双
方が一致しないときはカメラ部２の稼動に異常がある情
報を表示部３６に表示する。
【００１５】以上のように実施の形態２においては、監
視装置３１から監視カメラ装置２１のＬＥＤ６を点滅さ
せてその時の画像を受信し、そして、ＬＥＤ６の点滅画
像を抽出して点滅時間を算出して点滅制御信号の周期と
が一致するかどうかを比較するようにしたので、比較結
果のみを受信するように構成された実施の形態１と比
べ、偽の比較結果を受信するという危険性がなくなり、
防犯としての機能を向上させることができるという効果
がある。なお、ＬＥＤ制御部３３から出力される点滅制
御信号の周期を例えば入力装置（キーボード）によって
変更するようにしてもよい。
視装置３１から監視カメラ装置２１のＬＥＤ６を点滅さ
せてその時の画像を受信し、そして、ＬＥＤ６の点滅画
像を抽出して点滅時間を算出して点滅制御信号の周期と
が一致するかどうかを比較するようにしたので、比較結
果のみを受信するように構成された実施の形態１と比
べ、偽の比較結果を受信するという危険性がなくなり、
防犯としての機能を向上させることができるという効果
がある。なお、ＬＥＤ制御部３３から出力される点滅制
御信号の周期を例えば入力装置（キーボード）によって
変更するようにしてもよい。
【００１６】実施の形態３．図４は本発明の実施の形態
３に係る監視カメラ診断装置の構成を示すブロック図で
ある。実施の形態３の監視カメラ装置４１は、カメラ部
２と、駆動回路４と、画像格納部５と、前記と同様の位
置に配置された自己診断用のＬＥＤ６と、カメラ制御部
４２とを備えている。このカメラ制御部４２は、乱数生
成部４３と、乱数生成部４３により生成された例えば最
初の乱数をＬＥＤ６の点灯時間とし、次の乱数を消灯時
間とする点滅時間を一周期として設定する点滅時間設定
部４４と、点滅時間設定部４４により設定された点滅時
間に基づく点滅制御信号を駆動回路４に出力すると共
に、その点滅時間を情報として後述する監視装置５１に
送信し、かつ、カメラ部２により撮影された画像を画像
格納部５を介してその監視装置５１に送信する診断情報
設定部４５とを備えている。
３に係る監視カメラ診断装置の構成を示すブロック図で
ある。実施の形態３の監視カメラ装置４１は、カメラ部
２と、駆動回路４と、画像格納部５と、前記と同様の位
置に配置された自己診断用のＬＥＤ６と、カメラ制御部
４２とを備えている。このカメラ制御部４２は、乱数生
成部４３と、乱数生成部４３により生成された例えば最
初の乱数をＬＥＤ６の点灯時間とし、次の乱数を消灯時
間とする点滅時間を一周期として設定する点滅時間設定
部４４と、点滅時間設定部４４により設定された点滅時
間に基づく点滅制御信号を駆動回路４に出力すると共
に、その点滅時間を情報として後述する監視装置５１に
送信し、かつ、カメラ部２により撮影された画像を画像
格納部５を介してその監視装置５１に送信する診断情報
設定部４５とを備えている。
【００１７】前記監視装置５１は本体部５２と表示部５
５とからなり、本体部５２には、監視カメラ装置４１か
らの画像からＬＥＤ６の点滅画像のみを抽出して、ＬＥ
Ｄ６の点滅時間を一周期として算出する点滅画像処理部
５３と、監視カメラ装置４１からの点滅時間の情報と点
滅画像処理部５３により算出された点滅時間とが一致す
るかどうかを比較し、双方が一致するときはカメラ部２
の稼動が正常である情報を表示部５５に表示し、双方が
一致しないときはカメラ部２の稼動に異常がある情報を
表示部５５に表示するカメラ稼動判別部５４とを備えて
いる。
５とからなり、本体部５２には、監視カメラ装置４１か
らの画像からＬＥＤ６の点滅画像のみを抽出して、ＬＥ
Ｄ６の点滅時間を一周期として算出する点滅画像処理部
５３と、監視カメラ装置４１からの点滅時間の情報と点
滅画像処理部５３により算出された点滅時間とが一致す
るかどうかを比較し、双方が一致するときはカメラ部２
の稼動が正常である情報を表示部５５に表示し、双方が
一致しないときはカメラ部２の稼動に異常がある情報を
表示部５５に表示するカメラ稼動判別部５４とを備えて
いる。
【００１８】次に、実施の形態３の動作を説明する。監
視装置５１からの診断開始信号が監視カメラ装置４１に
受信されると、カメラ制御部４２が監視機能から診断機
能に切り替え、次いで、点滅制御信号が受信されたとき
は、カメラ制御部４２の乱数生成部４３が乱数を生成す
る。この時、点滅時間設定部４４は、乱数生成部４３に
より生成された乱数に基づいてＬＥＤ６の点滅時間を設
定し、それを診断情報設定部４５に通知する。この診断
情報設定部４５は、点滅時間設定部４４により通知され
た点滅時間に基づく点滅制御信号を駆動回路４に出力し
てＬＥＤ６を点滅させると共に、その点滅時間を情報と
して監視装置５１に送信する。そして、この時にカメラ
部２で撮影された画像を１フレーム毎に画像格納部５に
格納すると共に、その画像を監視装置５１に送信する。
視装置５１からの診断開始信号が監視カメラ装置４１に
受信されると、カメラ制御部４２が監視機能から診断機
能に切り替え、次いで、点滅制御信号が受信されたとき
は、カメラ制御部４２の乱数生成部４３が乱数を生成す
る。この時、点滅時間設定部４４は、乱数生成部４３に
より生成された乱数に基づいてＬＥＤ６の点滅時間を設
定し、それを診断情報設定部４５に通知する。この診断
情報設定部４５は、点滅時間設定部４４により通知され
た点滅時間に基づく点滅制御信号を駆動回路４に出力し
てＬＥＤ６を点滅させると共に、その点滅時間を情報と
して監視装置５１に送信する。そして、この時にカメラ
部２で撮影された画像を１フレーム毎に画像格納部５に
格納すると共に、その画像を監視装置５１に送信する。
【００１９】一方、監視装置５１の点滅画像処理部５３
は、監視カメラ装置４１からの画像が受信されるとＬＥ
Ｄ６の点滅画像のみを抽出して、ＬＥＤ６の点滅時間を
一周期として算出し、カメラ稼動判別部５４に設定す
る。カメラ稼動判別部５４は、点滅画像処理部５３によ
り算出された点滅時間が設定されると、監視カメラ装置
４１からの情報の点滅時間と比較し、双方が一致すると
きはカメラ部２の稼動が正常である情報を表示部５５に
表示し、双方が一致しないときはカメラ部２の稼動に異
常がある情報を表示部５５に表示する。
は、監視カメラ装置４１からの画像が受信されるとＬＥ
Ｄ６の点滅画像のみを抽出して、ＬＥＤ６の点滅時間を
一周期として算出し、カメラ稼動判別部５４に設定す
る。カメラ稼動判別部５４は、点滅画像処理部５３によ
り算出された点滅時間が設定されると、監視カメラ装置
４１からの情報の点滅時間と比較し、双方が一致すると
きはカメラ部２の稼動が正常である情報を表示部５５に
表示し、双方が一致しないときはカメラ部２の稼動に異
常がある情報を表示部５５に表示する。
【００２０】以上のように実施の形態３においては、監
視カメラ装置４１が乱数に基づく点滅時間でＬＥＤ６を
点滅させて、その時の画像と点滅時間の情報とを監視装
置５１に送信し、監視装置５１がその画像からＬＥＤ６
の点滅画像を抽出して点滅時間を算出し情報の点滅時間
と比較するようにしたので、ＬＥＤ６を点滅させる点滅
制御信号が傍受されて疑似の点滅画像が監視装置５１の
送信されるということがなくなるという効果がある。
視カメラ装置４１が乱数に基づく点滅時間でＬＥＤ６を
点滅させて、その時の画像と点滅時間の情報とを監視装
置５１に送信し、監視装置５１がその画像からＬＥＤ６
の点滅画像を抽出して点滅時間を算出し情報の点滅時間
と比較するようにしたので、ＬＥＤ６を点滅させる点滅
制御信号が傍受されて疑似の点滅画像が監視装置５１の
送信されるということがなくなるという効果がある。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、制御信号
によって点滅する発光部の点滅画像から点滅時間を算出
してその制御信号の周期と一致するかどうかを比較し、
その結果を監視装置の表示部に表示するようにしたの
で、係員が立ち合ってカメラの稼動状態を確認するとい
う必要がなくなり、定期診断に要する人件費を削減でき
るという効果がある。
によって点滅する発光部の点滅画像から点滅時間を算出
してその制御信号の周期と一致するかどうかを比較し、
その結果を監視装置の表示部に表示するようにしたの
で、係員が立ち合ってカメラの稼動状態を確認するとい
う必要がなくなり、定期診断に要する人件費を削減でき
るという効果がある。
【図１】本発明の実施の形態１に係る監視カメラ診断装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図２】実施の形態１の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図３】本発明の実施の形態２に係る監視カメラ診断装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図４】本発明の実施の形態３に係る監視カメラ診断装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
１ 監視カメラ装置 ２ カメラ部 ３ カメラ制御部 ４ 駆動回路 ５ 画像格納部 ６ ＬＥＤ ７ ＬＥＤ制御部 ８ 点滅画像処理部 ９ カメラ稼動判別部 １１ 監視装置 １２ 表示部
Claims (3)
- 【請求項１】 カメラ部を有する監視カメラ装置と、前
記カメラ部により撮影された被写体の画像を表示する表
示部を備えたる監視装置とでなるシステムにおける監視
カメラ診断装置において、 前記監視カメラ装置に、前記カメラ部の撮影範囲内に配
置された発光部と、該発光部に制御信号を出力して点滅
させる制御部と、前記カメラ部により撮影された画像か
ら前記発光部の点滅画像のみを抽出して、当該発光部の
点滅時間を一周期として算出する点滅画像処理部と、該
点滅画像処理部により算出された点滅時間と前記制御部
の制御信号の周期とが一致するかどうかを比較し、その
結果を前記監視装置の表示部に表示するカメラ稼動判別
部とを設けたことを特徴とする監視カメラ診断装置。 - 【請求項２】 カメラ部を有する監視カメラ装置と、前
記カメラ部により撮影された被写体の画像を表示する表
示部を備えた監視装置とでなるシステムにおける監視カ
メラ診断装置において、 前記監視装置に、前記カメラ部の撮影範囲内に配置され
た発光部に制御信号を出力して点滅させる制御部と、前
記カメラ部により撮影された画像から前記発光部の点滅
画像のみを抽出して、当該発光部の点滅時間を一周期と
して算出する点滅画像処理部と、該点滅画像処理部によ
り算出された点滅時間と前記制御部の制御信号の周期と
が一致するかどうかを比較し、その結果を前記表示部に
表示するカメラ稼動判別部とを設けたことを特徴とする
監視カメラ診断装置。 - 【請求項３】 カメラ部を有する監視カメラ装置と、前
記カメラ部により撮影された被写体の画像を表示する表
示部を備えた監視装置とでなるシステムにおける監視カ
メラ診断装置において、 前記監視カメラ装置に、前記カメラ部の撮影範囲内に配
置された発光部と、乱数生成部と、該乱数生成部により
生成される乱数に基づいて前記発光部の点滅時間を設定
する点滅時間設定部と、該点滅時間設定部により設定さ
れた点滅時間に基づいて前記発光部を点滅させると共
に、当該点滅時間を情報として前記監視装置に送信し、
かつ、前記カメラ部により撮影された画像を前記監視装
置に送信する診断情報設定部とを設け、 前記監視装置に、受信された前記画像から前記発光部の
点滅画像のみを抽出して、当該発光部の点滅時間を一周
期として算出する点滅画像処理部と、受信された前記情
報の点滅時間と前記点滅画像処理部により算出された点
滅時間とが一致するかどうかを比較し、その結果を前記
表示部に表示するカメラ稼動判別部とを設けたことを特
徴とする監視カメラ診断装置。
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|---|---|---|---|
| JP2000260150A JP4304850B2 (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | 監視カメラ診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000260150A JP4304850B2 (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | 監視カメラ診断装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002077952A true JP2002077952A (ja) | 2002-03-15 |
| JP4304850B2 JP4304850B2 (ja) | 2009-07-29 |
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| JP (1) | JP4304850B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2000
- 2000-08-30 JP JP2000260150A patent/JP4304850B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
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