JP2002077807A - 編集システムおよび方法、遠隔編集システムおよび方法、編集装置および方法、遠隔編集端末および遠隔編集指示方法、ならびに、蓄積送出装置および方法 - Google Patents

編集システムおよび方法、遠隔編集システムおよび方法、編集装置および方法、遠隔編集端末および遠隔編集指示方法、ならびに、蓄積送出装置および方法

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JP2002077807A
JP2002077807A JP2000267332A JP2000267332A JP2002077807A JP 2002077807 A JP2002077807 A JP 2002077807A JP 2000267332 A JP2000267332 A JP 2000267332A JP 2000267332 A JP2000267332 A JP 2000267332A JP 2002077807 A JP2002077807 A JP 2002077807A
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JP
Japan
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time code
original time
superimposed
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JP2000267332A
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English (en)
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Haruo Hiki
春夫 比企
Masaru Kawabata
優 川畑
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Mitsubishi Electric Corp
Sony Corp
Telecommunications Advancement Organization
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Sony Corp
Telecommunications Advancement Organization
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オリジナルの映像データのタイムコードを、
編集後や圧縮符号化後であっても保持できるようにす
る。 【解決手段】 テープ11から再生されたビデオ信号と
オリジナルタイムコードとが重畳化部13に供給され、
タイムコードが電子透かし情報としてビデオ信号に重畳
される。このビデオ信号がアーカイブ14に蓄積され
る。遠隔編集端末3から検索されたビデオ信号がアーカ
イブ14から出力され、ローカルサーバ40に格納され
る。サーバ40から出力されたビデオ信号は、圧縮符号
化されて端末3に伝送され、圧縮符号が復号化され、重
畳化復号部16’でタイムコードが取り出される。編集
機43では、このタイムコードに基づき粗編集が行われ
る。EDLとして出力された編集結果が編集機15に送
信される。編集機15では、EDLに基づきサーバ40
から出力されたビデオ信号の編集を行う。編集には、復
号部16で、ビデオ信号から取り出されたタイムコード
が用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、映像素材ライブ
ラリに蓄積された映像素材を用いた編集作業を遠隔地か
らでも行えるようにした編集システムおよび方法、遠隔
編集システムおよび方法、編集装置および方法、遠隔編
集端末および遠隔編集指示方法、ならびに、蓄積送出装
置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、テレビジョン放送の多チャン
ネル化を始めとする映像メディアの多様化などに伴い、
番組制作の効率化が要望されている。そのため、番組制
作そのものや、番組制作に用いられる映像素材(ビデオ
信号)の流通および保存を効率的に行うことが求められ
ている。
【0003】映像素材の保存に関しては、例えば数10
0本〜数1000本といった多数のビデオテープを収納
可能な、大容量アーカイブを用いることができる。例え
ば、記録可能な時間が2時間であるビデオテープを7,
200本ほど収納できる大容量アーカイブを用いた場
合、15,000時間程度の映像データを保存すること
ができる。大容量アーカイブは、収納されたテープや映
像素材の検索を行う検索システムや、テープの搬出/搬
入を自動的に行う搬送システムなどを有し、ユーザは、
必要な映像素材を素早く入手することができる。
【0004】映像素材の流通に関しては、映像素材の著
作権情報を、電子透かし技術を用いてビデオ信号に埋め
込むことが行われる。例えば、フレーム単位で、画像に
おける視覚的にノイズを知覚しにくい高周波成分の領域
を抽出し、ここに著作権情報を埋め込む。このように、
映像素材の著作権情報を素材そのものに持たせること
で、映像素材の流通を円滑に行うことができる。
【0005】番組制作に関しては、通信ネットワークを
活用することが考えられる。すなわち、上述した大容量
アーカイブと編集システムとに通信ネットワークを介し
て接続される、遠隔編集端末を用いて番組制作を行う。
図9は、このような、通信ネットワークを利用した遠隔
編集システムの、従来の技術による一例の構成を示す。
【0006】大容量アーカイブ310を擁するアーカイ
ブセンタ300と、大規模な編集システム311を擁す
る編集センタ301と、比較的小規模な編集作業を行う
ことができる遠隔編集端末302とが例えばLAN(Loc
al Area Network)による通信ネットワーク304で互い
に接続される。通信ネットワーク304は、例えば光フ
ァイバを用いて情報の伝送を行う。この構成は、遠隔編
集端末302から編集システム311を制御して、大容
量アーカイブ310に蓄積されている映像素材を用いた
編集作業を行うのが目的とされている。
【0007】先ず、通信ネットワーク304を介して、
遠隔編集端末302から大容量アーカイブ310に対し
て必要な映像素材の検索が要求される。大容量アーカイ
ブ310では、この要求に基づき映像素材の検索を行
い、検索された映像素材によるビデオ信号を通信ネット
304を介して遠隔編集端末302に送信する。この場
合、ビデオ信号は、所定に圧縮符号化されて送信され
る。遠隔編集端末302では、送信されたビデオ信号を
用いて編集作業が行われる。編集結果は、例えばIN
点、OUT点、エフェクト処理内容などの編集情報とし
て、通信ネットワーク304を介して編集システム31
1に送信される。
【0008】編集システム311では、受信された編集
情報に基づき、大容量アーカイブ310から遠隔編集端
末302で編集に用いられたのと同じビデオ信号を得
る。このときには、ビデオ信号は、高画質を保つために
圧縮符号化されずに、例えばSMPTE 259Mによ
り規定されるSDI(Serial Digital Interface)などの
伝送フォーマットにより伝送される。編集センタ301
では、遠隔編集端末302から送信された編集情報に基
づきビデオ信号を編集する。編集されたビデオ信号は、
アーカイブセンタ300に送信され、電子透かし重畳化
部312で著作権情報を埋め込まれ、大容量アーカイブ
310に新しい映像素材として蓄積される。
【0009】図10は、上述した遠隔編集システムをよ
り詳細に示す。例えばビデオカメラ311で撮影され磁
気テープに記録された映像素材がVTR313で再生さ
れ、大容量アーカイブ310に蓄積される。磁気テープ
312を直接的に大容量アーカイブ310に収納するよ
うにしてもよい。
【0010】遠隔編集端末302において、検索端末3
18から大容量アーカイブ310に対して、所望の映像
素材が検索される。検索された映像素材のビデオ信号
は、大容量アーカイブ310から編集センタ301に伝
送され、編集センタ301のローカルサーバ314に格
納される。それと共に、ビデオ信号は、MPEG(Movin
g Pictures Experts Group)エンコーダに供給され、D
CT(Discrete Cosine Transform)されると共に、動き
情報および可変長符号を用いて圧縮符号化され、データ
レートを落とされて遠隔編集端末302に伝送される。
【0011】遠隔編集端末302では、圧縮符号化され
て伝送された映像データをMPEGデコーダ317で復
号化し、復号化されたビデオ信号を、例えばハードディ
スクのようなノンリニア記録媒体を有するノンリニア編
集機319によって編集する。ノンリニア編集機319
では、独自に手動にて入力されたタイムコードに基づき
編集が行われ、編集結果は、この手動入力されたタイム
コードを用いて示される。編集結果は、EDLデータ(E
dit Decision List)と称される、再生側および記録側の
IN点およびOUT点、エフェクト情報などからなる編
集リストデータとして、ノンリニア編集機319から出
力される。
【0012】ノンリニア編集機319から出力されたE
DLデータは、編集センタ301のリニア編集機311
に伝送される。リニア編集機319では、伝送されたこ
のEDLデータに基づき、ローカルサーバ314に格納
されたビデオ信号を用いた編集作業を行う。編集作業
は、EDLデータにより自動的に行うことができる。編
集されたビデオ信号は、例えば磁気テープ316に記録
される。また、ビデオ信号は、上述の図9に示されるよ
うに、著作権情報などが電子透かし情報として埋め込ま
れ、新たな映像素材として大容量アーカイブ310に蓄
積される。
【0013】図11は、編集システム311で行われる
映像素材の編集作業の一例を概略的に示す。大容量アー
カイブ310から伝送されたビデオ信号は、編集システ
ム311が有する記録媒体に格納される。記録媒体とし
ては、上述したローカルサーバ314のようなノンリニ
ア記録媒体の他に、例えば磁気テープも用いられる。こ
こでは、伝送されたビデオ信号を一旦磁気テープに記録
するものとする。また、編集は、一般的なA−Bロール
編集を行うものとし、所定に制御されたVTR−Aおよ
びVTR−Bの2台のVTR(Video Tape Recorder)に
よってそれぞれ再生されたビデオ信号は、編集装置32
0で合成されて、VTR−Cによって1本の磁気テープ
に記録される。
【0014】周知のように、ビデオ信号の編集は、タイ
ムコードに基づき行われる。タイムコードは、磁気テー
プの長手方向に形成されるトラックに記録されると共
に、ビデオ信号の垂直ブランキング期間に挿入され、伝
送される。図12Aおよび図12Bにそれぞれ示される
ように、VTR−AおよびVTR−Bで再生される各ビ
デオ信号は、それぞれ独自のタイムコードTCaおよび
TCbを有している。
【0015】例えば、図12に示されるように、VTR
−Aによって再生されたビデオ信号のタイムコードTC
からタイムコードTCaまでのビデオ信号と、V
TR−Bによって再生されたビデオ信号のタイムコード
TCbからタイムコードTCb間までのビデオ信号
とを、編集装置320によって、所定の期間重複させ、
重複部分に何らかのエフェクト処理を施して1本のビデ
オ信号を作成するような、A−Bロール編集を行うこと
を考える。
【0016】編集装置320から出力された、編集結果
のビデオ信号は、VTR−Cによって磁気テープ上に記
録される。このとき、VTR−Cでは、独自のタイムコ
ードによってビデオ信号を記録する。例えば、図12C
に示されるように、編集後のビデオ信号には、VTR−
C独自のタイムコードTCcを用いて、VTR−Aの再
生ビデオ信号の開始点のTCaからVTR−Bの再生
ビデオ信号の終了点のTCbに対応した、タイムコー
ドTCcからタイムコードTCcまでのタイムコー
ドが割り当てられる。したがって、編集元のビデオ信号
のタイムコードTCaおよびTCbは、編集後には失わ
れることになる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来では、このよう
に、編集元となるビデオ信号のオリジナルのタイムコー
ドが編集後には失われてしまうため、例えば、編集後の
ビデオ信号を元にした編集元のビデオ信号の再利用がで
きなかった。そのため、大容量アーカイブ310に収納
されている映像素材を、有効に活用することができない
という問題点があった。
【0018】これを解消するための方法として、編集さ
れたビデオ信号を記録するVTR−Cにおいて、VTR
−C独自のタイムコードではなく、編集元のビデオ信号
に付加されているタイムコードをそのまま利用すること
が考えられる。しかしながら、この方法では、以下に示
す問題点がある。
【0019】例えば図13に例示されるように、VTR
−Aによって再生されたタイムコードTCaからタイ
ムコードTCaのビデオ信号がVTR−Cによって磁
気テープに記録される。磁気テープには、VTR−Aに
よって再生されたビデオ信号に対応した位置に、VTR
−AによるタイムコードTCa〜TCaが記録され
る。一方、VTR−Bによって再生されたビデオ信号
は、VTR−Aによって再生されたビデオ信号の終了点
(図13中のTCa)よりも後ろが開始点とされ記録
されたものとする。磁気テープには、VTR−Bによっ
て再生されたビデオ信号に対応した位置に、VTR−B
によるタイムコードTCb〜TCbが記録される。
【0020】VTR−Cによって磁気テープ上に記録さ
れた、これらVTR−AおよびVTR−Bによるビデオ
信号は、互いに独立するビデオ信号である。そのため、
それぞれのタイムコードの示す値が、図13に例示され
るように、タイムコードTCaが「01:10:0
0」、タイムコードTCaが「01:20:00」、
タイムコードTCbが「00:20:00」、タイム
コードTCbが「00:30:00」というように、
磁気テープの時間軸方向で後ろに記録されたビデオ信号
であっても、タイムコードが時間的に前を表すような場
合が生じ得る。
【0021】図13の例では、VTR−Aによるビデオ
信号の終了点のタイムコードTCa と、VTR−Bに
よるビデオ信号の開始点のタイムコードTCbとの間
で、タイムコード値の逆転現象が生じている。このよう
にしてVTR−Cで記録された磁気テープは、タイムコ
ードに基づきサーチを行おうとした場合、タイムコード
値が逆転しているために、サーチ動作が不能になってし
まうという問題点があった。
【0022】また、例えばビデオ信号の圧縮符号化など
のエンコード処理の際には、信号処理の際に垂直ブラン
キング期間の信号が削られ、実質的な映像部分のみが処
理される。ビデオ信号の伝送方式において、タイムコー
ドを別途伝送する手段を持たない場合、タイムコードが
失われてしまうという問題点があった。
【0023】さらに、従来でも、特開平8−16804
2号に記載されるように、MPEGのシステムにおい
て、GOP(Group Of Picture)のヘッダにタイムコード
を挿入しておき、再生時に、GOPからタイムコードを
抽出して利用するものが存在していた。しかしながら、
この方法では、MPEGの仕様が前提となり、他の信号
方式を経由することで、タイムコードの伝達が不可能に
なってしまうという問題点があった。
【0024】したがって、この発明の目的は、オリジナ
ルの映像データのタイムコードを、編集後や圧縮符号化
後であっても保持できるようにした編集システムおよび
方法、遠隔編集システムおよび方法、編集装置および方
法、遠隔編集端末および遠隔編集指示方法、ならびに、
蓄積送出装置および方法を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、ビデオ信号の編集を行う編集シス
テムにおいて、入力されたビデオ信号に対して、編集に
用いられる情報を電子透かし情報として所定フレーム毎
に重畳するようにしたことを特徴とする編集システムで
ある。
【0026】また、この発明は、ビデオ信号の編集を行
う編集方法において、入力されたビデオ信号に対して、
編集に用いられる情報を電子透かし情報として所定フレ
ーム毎に重畳するようにしたことを特徴とする編集方法
である。
【0027】また、この発明は、ビデオ信号を蓄積し、
蓄積されたビデオ信号の編集を行う編集システムにおい
て、入力されたビデオ信号に対して、ビデオ信号のオリ
ジナルタイムコードを電子透かし情報として所定フレー
ム毎に重畳化する重畳化手段と、重畳化手段によってオ
リジナルタイムコードが重畳化されたビデオ信号を蓄積
する蓄積手段と、蓄積手段から出力されたオリジナルタ
イムコードが重畳化されたビデオ信号の電子透かし情報
を復号してオリジナルタイムコードを所定フレーム毎に
取り出す重畳化復号手段と、重畳化復号手段により取り
出されたオリジナルタイムコードに基づき、オリジナル
タイムコードが重畳化されたビデオ信号の編集を行う編
集手段とを有することを特徴とする編集システムであ
る。
【0028】また、この発明は、ビデオ信号を蓄積し、
蓄積されたビデオ信号の編集を行う編集方法において、
入力されたビデオ信号に対して、ビデオ信号のオリジナ
ルタイムコードを電子透かし情報として所定フレーム毎
に重畳化する重畳化のステップと、重畳化のステップに
よってオリジナルタイムコードが重畳化されたビデオ信
号を蓄積手段に蓄積する蓄積のステップと、蓄積手段か
ら出力されたオリジナルタイムコードが重畳化されたビ
デオ信号の電子透かし情報を復号してオリジナルタイム
コードを所定フレーム毎に取り出す重畳化復号のステッ
プと、重畳化復号のステップにより取り出されたオリジ
ナルタイムコードに基づき、オリジナルタイムコードが
重畳化されたビデオ信号の編集を行う編集のステップと
を有することを特徴とする編集方法である。
【0029】また、この発明は、蓄積されたビデオ信号
の編集を、ビデオ信号が蓄積された場所と地理的に離れ
た場所で行う遠隔編集システムにおいて、オリジナルタ
イムコードが電子透かし情報として所定フレーム毎に重
畳化されたビデオ信号が蓄積される蓄積手段と、蓄積手
段から出力されたビデオ信号が一旦、記録される記録媒
体と、記録媒体から出力されたビデオ信号が供給され、
供給されたビデオ信号から電子透かし情報を復号してオ
リジナルタイムコードを所定フレーム毎に取り出す第1
の重畳化復号手段を備え、第1の重畳化復号手段により
取り出されたオリジナルタイムコードに基づき供給され
たビデオ信号の編集を行い、編集結果を示すデータを出
力する第1の編集手段と、記録媒体から読み出されたビ
デオ信号に対し、編集結果を示すデータに基づき編集を
行う第2の編集手段と、第1の編集手段と第2の編集手
段との間で通信を行う通信手段とを有し、第1の編集手
段および第2の編集手段とは、地理的に互いに離れた場
所にあることを特徴とする遠隔編集システムである。
【0030】また、この発明は、蓄積されたビデオ信号
の編集を、ビデオ信号が蓄積された場所と地理的に離れ
た場所で行う遠隔編集方法において、オリジナルタイム
コードが電子透かし情報として所定フレーム毎に重畳化
されたビデオ信号が蓄積手段に蓄積されるステップと、
蓄積手段から出力されたビデオ信号が一旦、記録媒体に
記録されるステップと、記録媒体から出力されたビデオ
信号が供給され、供給されたビデオ信号から電子透かし
情報を復号してオリジナルタイムコードを所定フレーム
毎に取り出す第1の重畳化復号のステップを備え、第1
の重畳化復号のステップにより取り出されたオリジナル
タイムコードに基づき供給されたビデオ信号の編集を第
1の編集手段で行い、編集結果を示すデータを出力する
第1の編集のステップと、記録媒体から読み出されたビ
デオ信号に対し、編集結果を示すデータに基づき第2の
編集手段で編集を行う第2の編集のステップと、第1の
編集手段と第2の編集手段との間で通信を行う通信のス
テップとを有し、第1の編集手段および第2の編集手段
とは、地理的に互いに離れた場所にあることを特徴とす
る遠隔編集方法である。
【0031】また、この発明は、ビデオ信号を編集する
編集装置において、オリジナルタイムコードが電子透か
し情報として所定フレーム毎に重畳化されたビデオ信号
が入力され、入力されたビデオ信号から電子透かし情報
を復号してオリジナルタイムコードを所定フレーム毎に
取り出す重畳化復号手段と、外部に存在する外部編集手
段にてオリジナルタイムコードに基づきビデオ信号が編
集された編集結果が編集結果を示すデータとして供給さ
れ、オリジナルタイムコードに基づき、編集結果を示す
データに従ってビデオ信号の編集を行う編集手段とを有
することを特徴とする編集装置である。
【0032】また、この発明は、ビデオ信号を編集する
編集方法において、オリジナルタイムコードが電子透か
し情報として所定フレーム毎に重畳化されたビデオ信号
が入力され、入力されたビデオ信号から電子透かし情報
を復号してオリジナルタイムコードを所定フレーム毎に
取り出す重畳化復号のステップと、外部に存在する外部
編集手段にてオリジナルタイムコードに基づきビデオ信
号が編集された編集結果が編集結果を示すデータとして
供給され、オリジナルタイムコードに基づき、編集結果
を示すデータに従ってビデオ信号の編集を行う編集のス
テップとを有することを特徴とする編集方法である。
【0033】また、この発明は、ビデオ信号の蓄積手段
と、蓄積手段から出力されたビデオ信号の編集を行う編
集手段とから地理的に離れた場所にあり、蓄積手段に蓄
積されたビデオ信号の編集を編集手段に指示する遠隔編
集端末において、オリジナルタイムコードが電子透かし
情報として所定フレーム毎に重畳化されたビデオ信号が
圧縮符号化された、圧縮ビデオ信号が供給され、供給さ
れた圧縮ビデオ信号の圧縮符号化を復号する圧縮符号化
復号手段と、圧縮符号化復号手段により圧縮符号化が復
号化されたビデオ信号から電子透かし情報を復号し、オ
リジナルタイムコードを所定フレーム毎に取り出す重畳
化復号手段と、圧縮符号化復号手段により圧縮符号化が
復号されたビデオ信号を、重畳化復号手段で取り出され
たオリジナルタイムコードに基づき編集し、編集の結果
を編集結果を示すデータとして出力する編集手段とを有
することを特徴とする遠隔編集端末である。
【0034】また、この発明は、ビデオ信号の蓄積手段
と、蓄積手段から出力されたビデオ信号の編集を行う編
集手段とから地理的に離れた場所にあり、蓄積手段に蓄
積されたビデオ信号の編集を編集手段に指示する遠隔編
集指示方法において、オリジナルタイムコードが電子透
かし情報として所定フレーム毎に重畳化されたビデオ信
号が圧縮符号化された、圧縮ビデオ信号が供給され、供
給された圧縮ビデオ信号の圧縮符号化を復号する圧縮符
号化復号のステップと、圧縮符号化復号のステップによ
り圧縮符号化が復号化されたビデオ信号から電子透かし
情報を復号し、オリジナルタイムコードを所定フレーム
毎に取り出す重畳化復号のステップと、圧縮符号化復号
のステップにより圧縮符号化が復号されたビデオ信号
を、重畳化復号のステップで取り出されたオリジナルタ
イムコードに基づき編集し、編集の結果を編集結果を示
すデータとして出力する編集のステップとを有すること
を特徴とする遠隔編集指示方法である。
【0035】また、この発明は、多数のビデオ信号を蓄
積し、蓄積されたビデオ信号を外部からの要求に基づき
送出する蓄積送出装置において、入力されたビデオ信号
に対して、ビデオ信号自身のオリジナルタイムコードを
電子透かし情報として所定フレーム毎に重畳化する重畳
化手段と、重畳化手段でオリジナルタイムコードを重畳
されたビデオ信号を蓄積する蓄積手段とを有し、外部か
らの要求に基づき、蓄積手段に蓄積された、自身のオリ
ジナルタイムコードが電子透かし情報として重畳された
ビデオ信号を送出するようにしたことを特徴とする蓄積
送出装置である。
【0036】また、この発明は、多数のビデオ信号を蓄
積し、蓄積されたビデオ信号を外部からの要求に基づき
送出する蓄積送出方法において、入力されたビデオ信号
に対して、ビデオ信号自身のオリジナルタイムコードを
電子透かし情報として所定フレーム毎に重畳化する重畳
化のステップと、重畳化のステップでオリジナルタイム
コードを重畳されたビデオ信号を蓄積手段に蓄積するス
テップとを有し、外部からの要求に基づき、蓄積手段に
蓄積された、自身のオリジナルタイムコードが電子透か
し情報として重畳されたビデオ信号を送出するようにし
たことを特徴とする蓄積送出方法である。
【0037】上述したように、請求項1および請求項6
に記載の発明は、入力されたビデオ信号に対して、編集
に用いられる情報を電子透かし情報として所定フレーム
毎に重畳するようにしているため、編集に用いられる情
報がビデオ信号処理などで失われることがなく、また、
編集処理後も、編集に用いられる情報が保持される。
【0038】また、請求項7および請求項9に記載の発
明は、入力されたビデオ信号に対して、ビデオ信号のオ
リジナルタイムコードが電子透かし情報として所定フレ
ーム毎に重畳化され、オリジナルタイムコードが重畳化
されたビデオ信号が蓄積手段に蓄積され、蓄積手段から
出力されたビデオ信号から電子透かし情報を復号してオ
リジナルタイムコードを所定フレーム毎に取り出して、
ビデオ信号の編集を行うようにしているため、オリジナ
ルタイムコードがビデオ信号処理などにより失われるこ
とがなく、また、編集処理後もオリジナルタイムコード
は、保持される。
【0039】また、請求項10および請求項15に記載
の発明は、蓄積手段から出力された、オリジナルタイム
コードが電子透かし情報として所定フレーム毎に重畳化
されたビデオ信号が一旦、記録媒体に記録され、記録媒
体から出力されたビデオ信号から電子透かし情報が復号
されオリジナルタイムコードが所定フレーム毎に取り出
され、記録媒体から出力されたビデオ信号をオリジナル
タイムコードに基づき第1の編集手段で編集し、第2の
編集手段では、記録媒体から読み出されたビデオ信号に
対して編集結果として出力された編集結果を示すデータ
に基づき編集を行うようにされ、第1および第2の編集
手段は、地理的に互いに離れた場所にあると共に、互い
に通信をおなうようにされているため、第1の編集手段
から第2の編集手段による編集を高精度で指示すること
ができ、高画質の編集ビデオ信号を得ることができる。
【0040】また、請求項16および請求項19に記載
の発明は、入力されたビデオ信号から電子透かし情報を
復号してオリジナルタイムコードを所定フレーム毎に取
り出し、外部に存在する外部編集手段にてオリジナルタ
イムコードに基づきビデオ信号が編集された編集結果を
示すデータとして供給され、オリジナルタイムコードに
基づき、編集結果を示すデータに従ってビデオ信号の編
集を行うようにしているため、外部からの指示により、
ビデオ信号の高精度な編集を自動的に行うことができる
と共に、編集後のビデオ信号において、オリジナルタイ
ムコードが保持される。
【0041】また、請求項20および請求項23に記載
の発明は、オリジナルタイムコードが電子透かし情報と
して所定フレーム毎に重畳化されたビデオ信号が圧縮符
号化された、圧縮ビデオ信号が供給され、供給された圧
縮ビデオ信号の圧縮符号化を復号し、圧縮符号化が復号
化されたビデオ信号から電子透かし情報を復号してオリ
ジナルタイムコードを所定フレーム毎に取り出し、圧縮
符号化が復号されたビデオ信号をオリジナルタイムコー
ドに基づき編集し、編集の結果を編集結果を示すデータ
として出力するようにしているため、遠隔地においても
高い精度での編集作業が行えると共に、編集機による実
際の編集処理をEDLデータにより自動的に行うことが
できる。
【0042】また、請求項24および請求項26に記載
の発明は、ビデオ信号自身のオリジナルタイムコードを
電子透かし情報として所定フレーム毎に重畳化したビデ
オ信号を蓄積手段に蓄積し、外部からの要求に基づき、
蓄積手段に蓄積された、自身のオリジナルタイムコード
が電子透かし情報として重畳されたビデオ信号を送出す
るようにしているため、送出されたビデオ信号は、オリ
ジナルタイムコードが編集後も保持される。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の第1の形
態を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明
によるビデオ編集システムの一例の構成を示す。アーカ
イブセンタ1は、大量の映像素材(ビデオ信号)が蓄積
される。編集センタ2は、アーカイブセンタ1に蓄積さ
れたビデオ信号を用いて編集作業を行い、新たなビデオ
信号を作成する。この発明では、タイムコードを電子透
かし情報として所定フレーム毎にビデオ信号に埋め込
む。タイムコードを埋め込まれたビデオ信号がアーカイ
ブセンタ1に蓄積される。
【0044】図1の構成について、さらに詳細に説明す
る。ビデオテープ11には、例えばビデオカメラ10で
撮影されたビデオ信号と共にタイムコードが記録され
る。ここで記録されるタイムコードを、オリジナルのタ
イムコードとする。ビデオテープ11がVTR12で再
生され、記録されたビデオ信号とオリジナルタイムコー
ドとがVTR12から出力される。
【0045】VTR12から出力されたビデオ信号およ
びオリジナルタイムコードは、それぞれ重畳化部13に
供給される。重畳化部13では、供給されたビデオ信号
に対して、オリジナルタイムコードを電子透かし情報と
して重畳する。電子透かし情報は、1フレーム毎あるい
は数フレーム毎といった、所定フレーム毎に、ビデオ信
号に対して重畳される。重畳化部13における、ビデオ
信号に対するタイムコードの重畳化処理については、後
述する。オリジナルタイムコードが重畳されたビデオ信
号は、重畳化部13から出力され、アーカイブ14に蓄
積される。
【0046】アーカイブ14は、例えば多数のビデオテ
ープを格納可能とされ、格納されたビデオテープあるい
はビデオテープに記録されたビデオ信号の検索や再生が
行えるようにされたチェンジャ装置である。例えば編集
センタ2に設けられた検索端末18から供給された検索
要求に基づき、アーカイブ14で検索が行われる。アー
カイブ14では、検索されたビデオテープを自動的に再
生し、再生されたビデオ信号を出力することができる。
上述したように、アーカイブ14に蓄積されるビデオ信
号には、オリジナルタイムコードが重畳されている。し
たがって、アーカイブ14から出力されるビデオ信号
は、オリジナルタイムコードが重畳されている。
【0047】アーカイブ14から出力された、オリジナ
ルタイムコードが重畳されたビデオ信号は、編集機15
に供給される。また、ビデオ信号は、重畳化復号部16
にも供給され、電子透かし情報が復号されビデオ信号に
重畳されたオリジナルタイムコードが取り出される。こ
の、重畳化復号部16による復号処理については、後述
する。取り出されたオリジナルタイムコードは、編集機
15に供給される。
【0048】編集機15は、例えば供給されたビデオ信
号を一旦取り込む記録媒体(ローカルサーバ)を有し、
取り込まれたビデオ信号に対する編集を行う。例えば、
編集機15は、複数のビデオ信号を用いたA−Bロール
編集や、ビデオ信号に対するエフェクト処理などを行
う。
【0049】編集機15は、重畳化復号部16から供給
されたオリジナルタイムコードを用いて、この編集処理
を行う。例えば、重畳化復号部16から供給されたオリ
ジナルタイムコードは、アーカイブ14から供給された
ビデオ信号とフレーム単位で対応付けられて、ビデオ信
号と共に編集機15のローカルサーバに取り込まれる。
【0050】この発明では、このように、編集機15に
おけるビデオ信号の編集作業は、編集するビデオ信号の
オリジナルタイムコードを用いて行うようにしている。
そのため、同じ映像素材であれば同じタイムコードでの
編集が可能であり、編集作業の効率が高い。編集に用い
られるビデオ信号には、オリジナルのタイムコードが重
畳されており、これは、編集後のビデオ信号にも残され
る。したがって、編集後のビデオ信号に対してさらに編
集を加えるような場合でも、オリジナルのタイムコード
に基づき編集作業を行うことができる。
【0051】図2は、図1に示す重畳化部13の一例の
構成を示す。重畳化部13は、VTR制御部50を有
し、RS−422を通信インターフェイスとしてRS−
422I/F51を介してVTR12と通信を行うこと
によって、VTR12を制御することができる。これに
より、重畳化部13は、VTR12に装填されたビデオ
テープ上の所望の区間を再生するように、VTR12を
制御することができる。
【0052】例えば、ビデオカメラ10で撮影されたビ
デオ信号と撮影時のタイムコード(オリジナルタイムコ
ード)とが記録されたビデオテープ11が、VTR12
に装填される。VTR制御部50により、VTR12が
装填されたビデオテープ上の所望の区間を再生するよう
に制御される。VTR12により再生されたビデオ信号
は、ビデオI/F52を介して電子透かし重畳処理部5
4に供給される。それと共に、ビデオテープ11に記録
されたオリジナルタイムコードが読み取られる。読み取
られたオリジナルタイムコードは、RS−422をイン
ターフェイスとして出力され、RS−422 I/F5
1を介してタイムコード読み取り処理部53に供給さ
れ、重畳化部13でオリジナルタイムコードが取得され
る。取得されたオリジナルタイムコードは、電子透かし
重畳処理部54に供給される。
【0053】電子透かし重畳処理部54では、ビデオI
/F52から供給されたビデオ信号のフレーム単位で、
対応するオリジナルタイムコードが透かし情報としてビ
デオ信号に対して重畳される。電子透かし重畳処理部5
4における処理の詳細は、後述する。
【0054】ここで、重畳化部13内部でのタイミング
クロックは、同期しているため、電子透かし重畳処理部
54により重畳処理されるビデオ信号およびオリジナル
タイムコード間では、撮影時の時間位相が保持される。
【0055】なお、上述では、オリジナルタイムコード
をビデオ信号に対して、フレーム毎に重畳するように説
明しているが、これはこの例に限られない。すなわち、
オリジナルタイムコードは、数フレーム毎に重畳するよ
うにしてもよい。この場合には、電子透かし情報の復号
時や編集時などにタイムコードを補間することで、フレ
ーム精度での編集を行うことができる。
【0056】また、上述では、オリジナルタイムコード
をビデオ信号に重畳するように説明しているが、これは
この例に限られない。例えば、オリジナルタイムコード
を、ビデオカメラ10での撮影時にビデオ信号と共に、
ビデオ信号に同期してビデオテープ11に記録されるオ
ーディオ信号に重畳化することもできる。この場合に
は、上述したビデオI/F52が、ビデオ信号およびオ
ーディオ信号のインターフェイスであるビデオおよびオ
ーディオI/F52’とされる。VTR12から出力さ
れたビデオ信号およびオーディオ信号は、ビデオおよび
オーディオI/F52’に供給される。ビデオおよびオ
ーディオI/F52’では、供給されたビデオ信号およ
びオーディオ信号からオーディオ信号を抜き出す。ビデ
オおよびオーディオI/F52’から出力されたオーデ
ィオ信号は、電子透かし重畳処理部54に供給される。
電子透かし重畳処理部54では、オリジナルタイムコー
ドを、オーディオ信号に対してフレーム単位で対応させ
て重畳する。
【0057】次に、図3を用いて、上述の電子透かし重
畳処理部54における、ビデオ信号に対するタイムコー
ドの重畳処理について説明する。ビデオ信号として供給
される原画像20が透かし埋め込み領域検出部22に供
給される。透かし埋め込み領域検出部22では、入力さ
れた原画像20から、フレーム単位で透かし情報を埋め
込むことができる領域が抽出される。
【0058】原画像20に対して透かし情報を埋め込む
方法は、現在、様々な方法が提案されている。最も一般
的に用いられている方法は、視覚的にノイズを知覚しに
くい、画像の高周波成分を利用して透かし情報を埋め込
む方法である。図4は、人間の目の視感度特性を概略的
に示す。このように、人間の目は、ある周波数成分に対
して視感度のピークがあり、そのピークの周波数成分か
ら低周波側および高周波側へ移行するのに従い、それぞ
れ徐々に視感度が低下する。画像の高周波成分を利用し
て透かし情報を埋め込む場合には、図4中に領域Bとし
て示されるような、高周波側の視感度の低い領域が利用
される。
【0059】これに対し、この発明では、低周波成分に
おける視感度の低い領域(図4中の領域A)を、透かし
情報を埋め込むために利用する。このような透かし情報
の埋め込みは、例えば特開平11−164129号に記
載されるような技術を用いて行うことができる。低い周
波数成分の領域は、画像中で広範に分布していることが
多い。そのため、低周波成分の領域に透かし情報を埋め
込むことで、画像の大きな領域が編集などで失われて
も、画像中の別の低周波成分領域に埋め込まれた情報を
取り出して、透かし情報の復号化を行うことができる。
【0060】なお、既存の技術において、タイムコード
は、LTCと称される、磁気テープの長手方向に形成さ
れるトラックに記録する場合では、80ビット/フレー
ム、VITCと称される、ビデオ信号の垂直ブランキン
グ期間に挿入しヘリカルトラック単位で記録する場合で
は、90ビット/フレームが記録される。80ビットの
場合、同期ビットが16ビット設けられ、残る64ビッ
トのうちタイムコードにおよびユーザビットに、それぞ
れ32ビットずつが割り当てられる。
【0061】したがって、この発明においては、透かし
情報として、少なくとも64ビット/フレームの情報
を、ビデオ信号に埋め込むことができることが望まれ
る。さらに、透かし情報として、メタデータすなわちビ
デオ信号そのものに関する情報をビデオ信号に埋め込め
ることが望まれている。この場合、上述のタイムコード
およびユーザビットを含めて、1フレーム当たり100
ビット乃至128ビットの情報が記録可能であると、よ
り望ましい。
【0062】例えば、当該映像素材の著作権情報をメタ
データとしてビデオ信号に重畳することができる。これ
に限らず、撮影時の情報、例えばカメラの撮影条件など
をメタデータとしてビデオ信号に重畳してもよい。
【0063】上述では、画像の周波数成分の低周波成分
領域に透かし情報としてタイムコードを埋め込むと説明
したが、これはこの例に限定されず、例えば低周波成分
領域と高周波成分領域とを共に用いて透かし情報を埋め
込むようにしてもよい。
【0064】なお、より多くの情報を透かし情報として
埋め込む場合には、再生時の画質の劣化がより顕著に発
生することになる。
【0065】透かし埋め込み領域検出部22に供給され
た原画像データは、DCT(Discrete Cosine Transfor
m)などにより周波数変換されて原画像20’とされ、透
かし情報を埋め込むべき周波数成分である、画像中の領
域が求められる。
【0066】透かし埋め込み領域検出部22で領域が検
出された原画像20’と、オリジナルタイムコードから
なる透かし情報21は、重畳部23により原画像20’
に対して透かし情報21が重畳される。したがって、透
かし情報21は、原画像20が周波数変換された原画像
20’に埋め込まれる。また、透かし情報21の埋め込
みは、埋め込まれる透かし情報21の秘匿性を確保する
ため、別途に与えられる鍵情報24に従ってなされる。
鍵情報24は、例えばどの周波数成分を用いて、原画像
20に透かし情報21を埋め込んだのかを示す情報であ
る。
【0067】透かし情報21が埋め込まれた原画像2
0”は、周波数成分を逆変換、この例では逆DCT変換
することにより、通常のベースバンド信号の画像にな
る。このベースバンド信号のデータが例えばアーカイブ
14に収録され、蓄積される。
【0068】透かし情報21が埋め込まれた画像から透
かし情報21を抽出し、オリジナルタイムコードを復元
する処理について説明する。例えば透かし情報を埋め込
まれアーカイブ14に蓄積された画像が伝送路25を介
して透かし抽出部26に入力される。透かし抽出部26
に入力された画像は、ベースバンド信号である場合に
は、DCTなどによりフレーム単位で周波数変換され
る。さらに、透かし抽出部26では、透かし情報を埋め
込むときに用いた鍵情報24を用いて、周波数変換され
た画像から透かし情報21’、すなわちオリジナルタイ
ムコードが抽出される。
【0069】なお、上述では、透かし情報が埋め込まれ
た原画像20”が逆変換され、ベースバンド信号に戻さ
れて伝送路25で伝送されるように説明したが、これは
この例に限られない。例えば、画像が伝送路25でMP
EGの圧縮信号として伝送されてくる場合には、既にD
CTがなされているので、透かし抽出部26におけるベ
ースバンド信号の変換処理が省略できる。
【0070】図5は、図3の処理をより具体的に説明す
るための図である。原画像である原ビデオ信号Gは、電
子透かし重畳処理部54に入力され、変換部30に供給
される。変換部30では、供給されたビデオ信号Gに対
して変換Tを行い、ビデオ信号Gを周波数成分に変換す
る。変換Tは、例えば上述したDCTである。周波数成
分に変換されたビデオ信号T(G)は、加算器23に供
給される。また、ビデオ信号Gのオリジナルのタイムコ
ードXである透かし情報Xが、加算器23に供給され
る。
【0071】加算器23では、鍵情報24を用いて、ビ
デオ信号T(G)の鍵情報24で指定される周波数に対
して、透かし情報Xを重畳する。ビデオ信号T(G)に
透かし情報Xが重畳されたビデオ信号T(G)は、逆
変換部31に供給され、上述の変換部30でなされた変
換Tの逆変換ITが施される。逆変換部31の出力は、
原ビデオ信号Gに対して透かし情報Xが埋め込まれたも
のである。ここでは、これをビデオ信号Gとする。
【0072】ビデオ信号Gは、保存/ネットワーク/
蓄積/MPEG2部32に供給される。例えば、上述の
図1の例では、ビデオ信号Gは、アーカイブ14に供
給され、蓄積される。これに限らず、ビデオ信号G
は、他のビデオテープへ保存するようにしてもよい
し、ネットワークを介して伝送するようにしてもよい。
また、ビデオ信号Gに対して、例えばMPEG2によ
る圧縮符号化を施してもよい。オリジナルタイムコード
は、ビデオ信号の映像領域に電子透かし情報として埋め
込まれているので、これらの、保存や伝送、圧縮符号化
の処理を介した後でも、復号化し再現することができ
る。
【0073】一方、透かし情報Xを埋め込まれ、保存/
ネットワーク/蓄積/MPEG2部32に蓄積されたビ
デオ信号Gは、重畳化復号部16に供給され、変換部
33に入力される。変換部33は、上述の変換部30と
同等の動作がなされ、変換部33に入力されたビデオ信
号Gは、変換Tを施され、周波数成分に変換されたビ
デオ信号T(G)とされる。ビデオ信号T(G
は、復号部34に供給され、上述した鍵情報24を用い
て、埋め込まれた透かし情報X、すなわち、オリジナル
タイムコードXが取り出される。
【0074】上述の図1の構成では、アーカイブセンタ
1の重畳化部13で用いられる鍵情報24は、編集セン
タ2の重畳化復号部16に予め与えられる。鍵情報は、
これに限らず、重畳化復号部16における復号処理の度
に、アーカイブセンタ1に対して要求するようにしても
よい。
【0075】このように、この発明では、電子透かし技
術を用いて、タイムコードをビデオ信号の映像領域に埋
め込むようにしている。そのため、ビデオ信号処理など
によりオリジナルのタイムコードが失われてしまうこと
がなく、アーカイブ14に蓄積された映像素材を有効に
利用することができる。
【0076】次に、この発明の実施の第2の形態を、図
面を参照しながら説明する。図6は、実施の第2の形態
によるビデオ編集システムの一例の構成を示す。図6に
おいて、上述の図1と共通する部分には同一の符号を付
し、詳細な説明を省略する。この実施の第2の形態で
は、アーカイブセンタ1および編集センタ2’とは地理
的に離れた場所に、遠隔編集端末3を設け、遠隔編集端
末3とアーカイブセンタ1および編集センタ2’とをネ
ットワーク接続する。アーカイブセンタ1に蓄積された
ビデオ信号を、遠隔編集端末3で粗編集し、編集結果を
EDLデータとして編集センタ2’に送信し、編集セン
タ2’において、実際のビデオ信号の編集を行う。
【0077】遠隔編集端末3からアーカイブセンタ1に
蓄積された映像素材(ビデオ信号)が検索される。検索
結果として得られたビデオ信号は、圧縮符号化されて遠
隔編集端末3に伝送される。遠隔編集端末3では、圧縮
符号化されて伝送されたビデオ信号の圧縮符号を復号化
し、さらに、復号化されたビデオ信号に電子透かし情報
として埋め込まれているオリジナルタイムコードを復号
化し取り出す。そして、取り出されたオリジナルタイム
コードに基づき、圧縮符号を復号化されたビデオ信号を
用いて編集作業を行う。編集結果は、編集センタ1に送
信される。編集センタ1では、送信された編集結果を用
いて実際のビデオ信号の編集作業が行われる。
【0078】図6のビデオ編集システムを、さらに詳細
に説明する。遠隔編集端末3は、アーカイブ14に蓄積
された映像素材の検索を行うための検索端末18’を有
している。検索端末18’とアーカイブ14との間で、
ネットワークを介して通信がなされ、映像素材の検索要
求が検索端末18’からアーカイブ14に対して送信さ
れる。この要求に基づき、アーカイブ14で映像素材が
検索される。
【0079】検索の結果得られた映像素材、すなわち、
ビデオ信号は、アーカイブ14から出力され、ネットワ
ークを介して編集センタ2’に伝送され、ローカルサー
バ40に一旦、格納される。アーカイブセンタ1から編
集センタ2’へ伝送されるビデオ信号は、画質を保つた
めに圧縮符号化を施さないのが望ましい。そのため、ア
ーカイブセンタ1と編集センタ2’とは、例えば光ファ
イバのような、より高い伝送能力を有する接続手段で接
続される。
【0080】ビデオ信号は、ローカルサーバ40’から
読み出されてMPEGエンコーダ41に供給され、MP
EG2による圧縮符号化がなされる。ビデオ信号が圧縮
符号化されたMPEGデータは、ネットワークを介して
遠隔編集端末3に伝送される。
【0081】なお、ここでは、ローカルサーバ40に格
納されたビデオ信号がMPEG2により圧縮符号化され
ると説明したが、ビデオ信号の圧縮符号化方式は、MP
EG2に限られず、他の方式を用いてもよい。
【0082】遠隔編集端末3に伝送されたMPEGデー
タは、MPEGデコーダ42に供給され、圧縮符号を復
号化される。圧縮符号が復号化されたビデオ信号は、ノ
ンリニア編集機43に供給されると共に、重畳化復号部
16’に供給される。重畳化復号部16’では、例えば
予め与えられた鍵情報24を用いて、供給されたビデオ
信号の電子透かし情報を復号化し、ビデオ信号に重畳さ
れているオリジナルタイムコードを取り出す。
【0083】重畳化復号部16’でのビデオ信号の復号
化およびオリジナルタイムコードの抽出は、上述の図1
に示される重畳化復号部16における処理と同一なの
で、詳細な説明を省略する。
【0084】重畳化復号部16で抽出されたオリジナル
タイムコードは、ノンリニア編集機43に供給される。
MPEGデコーダ42からノンリニア編集機43に供給
されたビデオ信号は、ノンリニア編集機43が有する、
例えばハードディスクドライブからなるノンリニア記録
媒体に記録される。
【0085】一方、重畳化復号部16’から供給された
オリジナルタイムコードは、共にMPEGデコーダ42
から供給されノンリニア記録媒体に記録されたビデオ信
号と、例えばフレーム単位で対応付けられて、ノンリニ
ア記録媒体に記録される。
【0086】ノンリニア編集機43では、ノンリニア記
録媒体に記録されたビデオ信号を用いて、当該ビデオ信
号にフレーム毎に対応付けられて記録されているオリジ
ナルタイムコードに基づき、編集作業が行われる。編集
結果は、上述したEDLデータとして出力される。ED
Lデータは、遠隔編集端末3から編集センタ2’に送信
され、編集センタ2’のリニア編集機15に供給され
る。EDLデータは、例えば、リニア編集機15が有す
る、図示されないメモリに記憶される。
【0087】編集センタ2’において、供給されたED
Lデータに基づき、ローカルサーバ40からビデオ信号
が読み出される。ローカルサーバ40から読み出された
ビデオ信号は、リニア編集機15に供給され、例えばビ
デオテープからなるリニア記録媒体に記録される。ま
た、ローカルサーバ40から読み出されたビデオ信号
は、重畳化復号部16に供給される。重畳化復号部16
では、供給されたビデオ信号の電子透かし情報を復号
し、オリジナルタイムコードを取り出す。取り出された
オリジナルタイムコードは、リニア編集機15に供給さ
れる。
【0088】リニア編集機15では、例えば、供給され
たオリジナルタイムコードをビデオ信号にフレーム単位
で対応付けて、ビデオ信号と共にリニア記録媒体に記録
する。リニア編集機15では、遠隔編集端末3から送信
されるEDLデータに基づき、リニア記録媒体にビデオ
信号と共に記録されたオリジナルタイムコードを用い
て、ビデオ信号の編集を行う。編集されたビデオ信号
は、例えばビデオテープ17に記録される。
【0089】このように、この実施の第2の形態によれ
ば、遠隔編集端末3において、オリジナルタイムコード
に基づいた編集を行うことができる。編集結果は、ED
Lデータとして遠隔編集端末3から編集センタ2’に送
信される。実際のビデオ信号の編集作業は、送信された
EDLデータに基づき、編集センタ2’においてローカ
ルサーバ40に格納されたビデオ信号を用いてなされ
る。このビデオ信号は、オリジナルタイムコードが電子
透かし情報として埋め込まれていると共に、圧縮符号化
がなされていない。そのため、オリジナルタイムコード
を用いた高精度の編集作業を、アーカイバセンタ1や編
集センタ2’に対して遠隔地に位置する遠隔編集端末3
で行うことができると共に、編集結果のビデオ信号が高
画質で得られる。
【0090】また、編集センタ2’では、遠隔編集端末
3が有する検索端末18’からの検索要求に基づきアー
カイブ14から検索されたビデオ信号が、ローカルサー
バ40に格納されると共に、遠隔編集端末3から編集結
果がEDLデータとして送信される。そのため、編集セ
ンタ2’における編集作業は、自動処理とすることがで
きる。
【0091】次に、この発明の実施の第3の形態につい
て、図7を参照しながら説明する。図7は、実施の第3
の形態によるビデオ編集システムの一例の構成を示す。
図7に一例が示されるように、この実施の第3の形態で
は、編集センタ200において、ビデオ信号に埋め込ま
れたオリジナルタイムコードを取り出す、重畳化復号部
16が省略されている。なお、図7において、上述の図
1および図6と共通する部分には同一の符号を付し、詳
細な説明を省略する。
【0092】検索端末18’からの検索要求に基づき、
アーカイブ14において、映像素材が検索される。検索
結果のビデオ信号は、アーカイブ14から編集センタ2
00に伝送され、ローカルサーバ40’に格納される。
このとき、ビデオ信号は、ローカルサーバ40’におけ
る独自のタイムコードが付される。以下では、ローカル
サーバ40’における独自のタイムコードを、ローカル
タイムコードと称する。ビデオ信号がローカルサーバ4
0’に格納されたときの、ビデオ信号の先頭位置に対応
するローカルタイムコードが、このタイムコードのオフ
セット量Δtとして求められる。オフセット量Δtは、
後述するMPEGデータの、遠隔編集端末3への伝送の
際に、遠隔編集端末3に送信される。
【0093】ローカルサーバ40’に格納されたビデオ
信号は、MPEGエンコーダ41でMPEG2方式によ
り圧縮符号化されMPEGデータとされて、遠隔編集端
末3に伝送される。MPEGデータは、遠隔編集端末3
のMPEGデコーダ42によって復号化される。MPE
Gデータが復号化されたビデオ信号は、ノンリニア編集
機43に供給される。
【0094】遠隔編集端末3において、MPEGデコー
ダ42でMPEGデータが復号化されたビデオ信号は、
重畳化復号部16’にも供給される。重畳化復号部1
6’では、供給されたビデオ信号に対し、例えば予め与
えられた鍵情報24を用いて電子透かし情報の復号化を
施し、ビデオ信号に埋め込まれたオリジナルのタイムコ
ードを取り出す。取り出されたオリジナルタイムコード
は、ノンリニア編集機43に供給される。
【0095】ノンリニア編集機43では、MPEGデコ
ーダ42から供給されたビデオ信号に対し、重畳化復号
部16’から供給されたオリジナルタイムコードを用い
て編集処理を行う。編集結果は、EDLデータとされて
編集センタ200に送信され、リニア編集機43に供給
される。このとき、EDLデータと共に、上述したオフ
セット量Δtがリニア編集機43に供給される。
【0096】リニア編集機15では、ノンリニア編集機
43から送信された編集結果EDLデータおよびオフセ
ット量Δtに基づき、ローカルサーバ40’に格納され
たビデオ信号を用いた編集処理を行う。上述したよう
に、リニア編集機15では、ローカルサーバ40’で用
いられるローカルタイムコードに基づき編集時の編集点
の指定などが行われる。一方、ノンリニア編集機43で
は、ビデオ信号から電子透かし情報が復号化され取り出
されたオリジナルタイムコードに基づき、ビデオ信号の
編集が行われている。したがって、リニア編集機15で
の編集処理の際には、編集に用いるビデオ信号のオリジ
ナルタイムコードを、ローカルタイムコードに変換する
必要がある。
【0097】図8を用いて、オリジナルタイムコードと
ローカルタイムコードとの対応付けについて説明する。
ローカルサーバ40’におけるローカルタイムコードが
図8Cに示されている。ローカルタイムコードTCl
は、先頭の0から時間軸に沿って連続的に増加する。こ
れに対して、ローカルサーバ40’に格納されるビデオ
信号(ビデオ信号60、61および62とする)は、図
8Aに示されるように、それぞれが記録時のオリジナル
タイムコードTCa、TCbおよびTCcを有し
ている。
【0098】ここで、例えば、図8Bに示されるよう
に、ビデオ信号60のローカルサーバ40’への格納
が、ローカルタイムコードTClにおけるΔtの位置
から行われたとする。ビデオ信号60のオフセット値
は、Δtとなる。ビデオ信号61および62について
も同様に、ローカルサーバ40’に格納された位置に対
応したローカルタイムコード値がオフセット値となる。
【0099】リニア編集機15で、ローカルサーバ4
0’に格納されたビデオ信号60、61および62を用
いて、遠隔編集端末3(ノンリニア編集機43)から送
信された、オリジナルタイムコードによるEDLデータ
に基づく編集を行う場合を考える。
【0100】この、オリジナルタイムコードのローカル
タイムコードへの変更は、編集対象のビデオ信号の開始
点のオリジナルタイムコードと、当該ビデオ信号の任意
の点のオリジナルタイムコードとの差分を、編集対象の
ビデオ信号の開始点のローカルタイムコードに加えるこ
とでなされる。図8の例でいえば、ビデオ信号60にお
ける、オリジナルタイムコードによる任意の編集点TC
は、ローカルタイムコードでは、編集点TCa
=Δt+(TCa−TCa)として求められる。
【0101】この実施の第3の形態では、上述したよう
に、編集センタ200での編集処理は、オリジナルタイ
ムコードが変換されたローカルタイムコードを用いてな
されるため、上述の実施の第2の形態の例に比べて、編
集精度が若干低い。その反面、編集センタ200におい
て重畳化復号部が省略されるため、編集センタ200の
構成が簡単になるという利点がある。
【0102】なお、上述の実施の第2および第3の形態
における遠隔編集端末3は、例えば1台のパーソナルコ
ンピュータ装置で構成することができる。この場合、検
索端末18’、重畳化復号部16’、MPEGデコーダ
42およびノンリニア編集機43は、パーソナルコンピ
ュータ装置上で稼働するソフトウェアや、パーソナルコ
ンピュータ装置に追加されるハードウェアなどを用いて
実現される。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ビデオ信号のオリジナルのタイムコードが電子透か
し情報として、ビデオ信号の映像領域に埋め込まれて伝
送および記録されるため、信号処理や編集処理を介した
後も、オリジナルのタイムコードが保存される。そのた
め、蓄積されたビデオ信号すなわち映像素材を、有効に
利用することができる効果がある。
【0104】また、この発明の実施の第2および第3の
形態によれば、オリジナルタイムコードが電子透かし情
報として埋め込まれてアーカイブに蓄積された映像素材
が、遠隔編集端末から検索される。検索結果の映像素材
は、編集センタのローカルサーバに格納されると共に、
圧縮符号化されて遠隔編集端末に伝送される。遠隔編集
端末では、伝送された映像素材に埋め込まれたオリジナ
ルタイムコードに基づき映像素材の編集を行い、編集結
果がEDLデータとして編集センタに送信される。そし
て、編集センタでは、送信されたEDLデータに基づ
き、ローカルサーバに格納された映像素材を用いた編集
作業を行う。そのため、アーカイブに蓄積された映像素
材を用いた編集作業を、遠隔編集端末から行うことがで
きる。
【0105】また、実際の編集は、ローカルサーバに格
納された、圧縮符号化が行われていない映像素材を用い
てなされるため、編集結果を高画質に得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるビデオ編集システムの一例の構
成を示すブロック図である。
【図2】タイムコードを電子透かし情報としてビデオ信
号の重畳する重畳化部の一例の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】電子透かし重畳処理部における、ビデオ信号に
対するタイムコードの重畳処理について説明するための
図である。
【図4】人間の目の視感度特性を概略的に示す略線図で
ある。
【図5】ビデオ信号に対するタイムコードの重畳処理を
行う一例の構成を示すブロック図である。
【図6】実施の第2の形態によるビデオ編集システムの
一例の構成を示すブロック図である。
【図7】実施の第3の形態によるビデオ編集システムの
一例の構成を示すブロック図である。
【図8】オリジナルタイムコードとローカルタイムコー
ドとの対応付けについて説明するための図である。
【図9】通信ネットワークを利用した遠隔編集システム
の、従来の技術による一例の構成を示すブロック図であ
る。
【図10】従来の技術による遠隔編集システムをより詳
細に示すブロック図である。
【図11】編集システムで行われる映像素材の編集作業
の一例を概略的に示す略線図である。
【図12】A−Bロール編集について説明するための図
である。
【図13】従来の技術によってオリジナルタイムコード
を用いた編集を行う場合の問題点を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1・・・アーカイブセンタ、2,2’,200・・・編
集センタ、3・・・遠隔編集端末、12・・・ビデオテ
ープレコーダ、13・・・重畳化部、14・・・アーカ
イブ、15・・・リニア編集機、16・・・重畳化復号
部、18,18’・・・検索端末、20・・・原画像、
21・・・透かし情報、22・・・透かし埋め込み領域
検出部、24・・・鍵情報、26・・・透かし抽出部、
40,40’・・・ローカルサーバ、41・・・MPE
Gエンコーダ、42・・・MPEGデコーダ、43・・
・ノンリニア編集機、50・・・VTR制御部、53・
・・タイムコード読み取り部、54・・・電子透かし重
畳処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/7826 H04N 5/782 A 5D044 5/765 5/91 L 5/92 5/92 H 7/08 7/08 Z 7/081 (72)発明者 比企 春夫 東京都港区芝2丁目31番19号 通信・放送 機構内 (72)発明者 川畑 優 東京都港区芝2丁目31番19号 通信・放送 機構内 Fターム(参考) 5B057 CE08 CH11 5C018 AA02 AB01 AB10 AC08 5C053 FA14 GB38 JA22 LA14 5C063 AB03 AB05 AC01 AC05 AC10 CA11 CA12 CA23 CA36 DA03 DA07 DA13 DB09 5C076 AA14 BA06 5D044 AB07 BC01 CC03 DE39 DE49 DE50 EF05 FG18 GK07 GK17 HL08 HL14

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号の編集を行う編集システムに
    おいて、 入力されたビデオ信号に対して、編集に用いられる情報
    を電子透かし情報として所定フレーム毎に重畳するよう
    にしたことを特徴とする編集システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の編集システムにおい
    て、 上記編集に用いられる情報は、上記ビデオ信号のオリジ
    ナルタイムコードであることを特徴とする編集システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の編集システムにおい
    て、 上記編集に用いられる情報は、上記ビデオ信号の著作権
    情報であることを特徴とする編集システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の編集システムにおい
    て、 上記編集に用いられる情報は、上記ビデオ信号の撮影情
    報であることを特徴とする編集システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の編集システムにおい
    て、 上記編集に用いられる情報は、上記ビデオ信号が周波数
    成分に変換された低周波成分側の、視感度の低い領域を
    用いて重畳されるようにしたことを特徴とする編集シス
    テム。
  6. 【請求項6】 ビデオ信号の編集を行う編集方法におい
    て、 入力されたビデオ信号に対して、編集に用いられる情報
    を電子透かし情報として所定フレーム毎に重畳するよう
    にしたことを特徴とする編集方法。
  7. 【請求項7】 ビデオ信号を蓄積し、蓄積されたビデオ
    信号の編集を行う編集システムにおいて、 入力されたビデオ信号に対して、該ビデオ信号のオリジ
    ナルタイムコードを電子透かし情報として所定フレーム
    毎に重畳化する重畳化手段と、 上記重畳化手段によって上記オリジナルタイムコードが
    重畳化された上記ビデオ信号を蓄積する蓄積手段と、 上記蓄積手段から出力された上記オリジナルタイムコー
    ドが重畳化されたビデオ信号の上記電子透かし情報を復
    号して上記オリジナルタイムコードを上記所定フレーム
    毎に取り出す重畳化復号手段と、 上記重畳化復号手段により取り出された上記オリジナル
    タイムコードに基づき、上記オリジナルタイムコードが
    重畳化された上記ビデオ信号の編集を行う編集手段とを
    有することを特徴とする編集システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の編集システムにおい
    て、 上記オリジナルタイムコードは、上記ビデオ信号が周波
    数成分に変換された低周波成分側の、視感度の低い領域
    を用いて重畳されるようにしたことを特徴とする編集シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 ビデオ信号を蓄積し、蓄積されたビデオ
    信号の編集を行う編集方法において、 入力されたビデオ信号に対して、該ビデオ信号のオリジ
    ナルタイムコードを電子透かし情報として所定フレーム
    毎に重畳化する重畳化のステップと、 上記重畳化のステップによって上記オリジナルタイムコ
    ードが重畳化された上記ビデオ信号を蓄積手段に蓄積す
    る蓄積のステップと、 上記蓄積手段から出力された上記オリジナルタイムコー
    ドが重畳化されたビデオ信号の上記電子透かし情報を復
    号して上記オリジナルタイムコードを上記所定フレーム
    毎に取り出す重畳化復号のステップと、 上記重畳化復号のステップにより取り出された上記オリ
    ジナルタイムコードに基づき、上記オリジナルタイムコ
    ードが重畳化された上記ビデオ信号の編集を行う編集の
    ステップとを有することを特徴とする編集方法。
  10. 【請求項10】 蓄積されたビデオ信号の編集を、ビデ
    オ信号が蓄積された場所と地理的に離れた場所で行う遠
    隔編集システムにおいて、 オリジナルタイムコードが電子透かし情報として所定フ
    レーム毎に重畳化されたビデオ信号が蓄積される蓄積手
    段と、 上記蓄積手段から出力された上記ビデオ信号が一旦、記
    録される記録媒体と、 上記記録媒体から出力された上記ビデオ信号が供給さ
    れ、供給された該ビデオ信号から上記電子透かし情報を
    復号して上記オリジナルタイムコードを上記所定フレー
    ム毎に取り出す第1の重畳化復号手段を備え、該第1の
    重畳化復号手段により取り出された上記オリジナルタイ
    ムコードに基づき上記供給されたビデオ信号の編集を行
    い、編集結果を示すデータを出力する第1の編集手段
    と、 上記記録媒体から読み出された上記ビデオ信号に対し、
    上記編集結果を示すデータに基づき編集を行う第2の編
    集手段と、 上記第1の編集手段と上記第2の編集手段との間で通信
    を行う通信手段とを有し、 上記第1の編集手段および上記第2の編集手段とは、地
    理的に互いに離れた場所にあることを特徴とする遠隔編
    集システム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の遠隔編集システム
    において、 上記記録媒体から読み出された上記ビデオ信号は、圧縮
    符号化され上記通信手段を介して上記第1の編集手段に
    供給されることを特徴とする遠隔編集システム。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の遠隔編集システム
    において、 上記第2の編集手段は、上記記録媒体から出力された上
    記ビデオ信号から上記電子透かし情報を復号して上記オ
    リジナルタイムコードを取り出す第2の重畳化復号手段
    をさらに有し、 該第2の重畳化復号手段により取り出された該オリジナ
    ルタイムコードを用いて、上記編集結果を示すデータに
    基づき上記記録媒体に記録された上記ビデオ信号の編集
    を行うようにしたことを特徴とする遠隔編集システム。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載の遠隔編集システム
    において、 上記第2の編集手段は、上記ビデオ信号が上記記録媒体
    に独自のタイムコードを付されて該記録媒体に記録さ
    れ、該ビデオ信号が該記録媒体に記録された位置に対応
    する上記独自のタイムコードのオフセット値を用いて、
    上記第1の編集手段から供給される上記編集結果を示す
    データに基づく上記ビデオ信号の編集を行うようにした
    ことを特徴とする遠隔編集システム。
  14. 【請求項14】 請求項10に記載の遠隔編集システム
    において、 上記オリジナルタイムコードは、上記ビデオ信号が周波
    数成分に変換された低周波成分側の、視感度の低い領域
    を用いて重畳されていることを特徴とする遠隔編集シス
    テム。
  15. 【請求項15】 蓄積されたビデオ信号の編集を、ビデ
    オ信号が蓄積された場所と地理的に離れた場所で行う遠
    隔編集方法において、 オリジナルタイムコードが電子透かし情報として所定フ
    レーム毎に重畳化されたビデオ信号が蓄積手段に蓄積さ
    れるステップと、 上記蓄積手段から出力された上記ビデオ信号が一旦、記
    録媒体に記録されるステップと、 上記記録媒体から出力された上記ビデオ信号が供給さ
    れ、供給された該ビデオ信号から上記電子透かし情報を
    復号して上記オリジナルタイムコードを上記所定フレー
    ム毎に取り出す第1の重畳化復号のステップを備え、該
    第1の重畳化復号のステップにより取り出された上記オ
    リジナルタイムコードに基づき上記供給されたビデオ信
    号の編集を第1の編集手段で行い、編集結果として編集
    結果を示すデータを出力する第1の編集のステップと、 上記記録媒体から読み出された上記ビデオ信号に対し、
    上記編集結果を示すデータに基づき第2の編集手段で編
    集を行う第2の編集のステップと、 上記第1の編集手段と上記第2の編集手段との間で通信
    を行う通信のステップとを有し、 上記第1の編集手段および上記第2の編集手段とは、地
    理的に互いに離れた場所にあることを特徴とする遠隔編
    集方法。
  16. 【請求項16】 ビデオ信号を編集する編集装置におい
    て、 オリジナルタイムコードが電子透かし情報として所定フ
    レーム毎に重畳化されたビデオ信号が入力され、入力さ
    れた該ビデオ信号から上記電子透かし情報を復号して上
    記オリジナルタイムコードを上記所定フレーム毎に取り
    出す重畳化復号手段と、 外部に存在する外部編集手段にて上記オリジナルタイム
    コードに基づき上記ビデオ信号が編集された編集結果が
    編集結果を示すデータとして供給され、上記オリジナル
    タイムコードに基づき、上記編集結果を示すデータに従
    って上記ビデオ信号の編集を行う編集手段とを有するこ
    とを特徴とする編集装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の編集装置におい
    て、 上記編集結果を示すデータは、上記ビデオ信号が圧縮符
    号化された圧縮ビデオ信号を用いて上記外部編集手段に
    より編集された編集結果に基づくものであることを特徴
    とする編集装置。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の編集装置におい
    て、 上記オリジナルタイムコードは、上記ビデオ信号が周波
    数成分に変換された低周波成分側の、視感度の低い領域
    を用いて重畳されていることを特徴とする編集装置。
  19. 【請求項19】 ビデオ信号を編集する編集方法におい
    て、 オリジナルタイムコードが電子透かし情報として所定フ
    レーム毎に重畳化されたビデオ信号が入力され、入力さ
    れた該ビデオ信号から上記電子透かし情報を復号して上
    記オリジナルタイムコードを上記所定フレーム毎に取り
    出す重畳化復号のステップと、 外部に存在する外部編集手段にて上記オリジナルタイム
    コードに基づき上記ビデオ信号が編集された編集結果が
    編集結果を示すデータとして供給され、上記オリジナル
    タイムコードに基づき、上記編集結果を示すデータに従
    って上記ビデオ信号の編集を行う編集のステップとを有
    することを特徴とする編集方法。
  20. 【請求項20】 ビデオ信号の蓄積手段と、蓄積手段か
    ら出力されたビデオ信号の編集を行う編集手段とから地
    理的に離れた場所にあり、蓄積手段に蓄積されたビデオ
    信号の編集を編集手段に指示する遠隔編集端末におい
    て、 オリジナルタイムコードが電子透かし情報として所定フ
    レーム毎に重畳化されたビデオ信号が圧縮符号化され
    た、圧縮ビデオ信号が供給され、供給された該圧縮ビデ
    オ信号の上記圧縮符号化を復号する圧縮符号化復号手段
    と、 上記圧縮符号化復号手段により上記圧縮符号が復号化さ
    れた上記ビデオ信号から上記電子透かし情報を復号し、
    上記オリジナルタイムコードを上記所定フレーム毎に取
    り出す重畳化復号手段と、 上記圧縮符号化復号手段により圧縮符号が復号化された
    上記ビデオ信号を、上記重畳化復号手段で取り出された
    上記オリジナルタイムコードに基づき編集し、該編集の
    結果を編集結果を示すデータとして出力する編集手段と
    を有することを特徴とする遠隔編集端末。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の遠隔編集端末にお
    いて、 ビデオ信号が多数蓄積された外部の蓄積手段に対して所
    望のビデオ信号を検索するように要求する検索手段をさ
    らに有し、 上記検索手段による検索結果に基づく上記蓄積手段から
    の上記ビデオ信号の出力により、上記圧縮ビデオ信号の
    供給が行われることを特徴とする遠隔編集端末。
  22. 【請求項22】 請求項20に記載の遠隔編集端末にお
    いて、 上記オリジナルタイムコードは、上記ビデオ信号が周波
    数成分に変換された低周波成分側の、視感度の低い領域
    を用いて重畳されていることを特徴とする遠隔編集端
    末。
  23. 【請求項23】 ビデオ信号の蓄積手段と、蓄積手段か
    ら出力されたビデオ信号の編集を行う編集手段とから地
    理的に離れた場所にあり、蓄積手段に蓄積されたビデオ
    信号の編集を編集手段に指示する遠隔編集指示方法にお
    いて、 オリジナルタイムコードが電子透かし情報として所定フ
    レーム毎に重畳化されたビデオ信号が圧縮符号化され
    た、圧縮ビデオ信号が供給され、供給された該圧縮ビデ
    オ信号の上記圧縮符号化を復号する圧縮符号化復号のス
    テップと、 上記圧縮符号化復号のステップにより上記圧縮符号が復
    号化された上記ビデオ信号から上記電子透かし情報を復
    号し、上記オリジナルタイムコードを上記所定フレーム
    毎に取り出す重畳化復号のステップと、 上記圧縮符号化復号のステップにより圧縮符号が復号化
    された上記ビデオ信号を、上記重畳化復号のステップで
    取り出された上記オリジナルタイムコードに基づき編集
    し、該編集の結果を編集結果を示すデータとして出力す
    る編集のステップとを有することを特徴とする遠隔編集
    指示方法。
  24. 【請求項24】 多数のビデオ信号を蓄積し、蓄積され
    たビデオ信号を外部からの要求に基づき送出する蓄積送
    出装置において、 入力されたビデオ信号に対して、該ビデオ信号自身のオ
    リジナルタイムコードを電子透かし情報として所定フレ
    ーム毎に重畳化する重畳化手段と、 上記重畳化手段でオリジナルタイムコードを重畳された
    上記ビデオ信号を蓄積する蓄積手段とを有し、 外部からの要求に基づき、上記蓄積手段に蓄積された、
    自身のオリジナルタイムコードが電子透かし情報として
    重畳された上記ビデオ信号を送出するようにしたことを
    特徴とする蓄積送出装置。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の蓄積送出装置にお
    いて、 上記オリジナルタイムコードは、上記ビデオ信号が周波
    数成分に変換された低周波成分側の、視感度の低い領域
    を用いて重畳されるようにしたことを特徴とする蓄積送
    出装置。
  26. 【請求項26】 多数のビデオ信号を蓄積し、蓄積され
    たビデオ信号を外部からの要求に基づき送出する蓄積送
    出方法において、 入力されたビデオ信号に対して、該ビデオ信号自身のオ
    リジナルタイムコードを電子透かし情報として所定フレ
    ーム毎に重畳化する重畳化のステップと、 上記重畳化のステップでオリジナルタイムコードを重畳
    された上記ビデオ信号を蓄積手段に蓄積するステップと
    を有し、 外部からの要求に基づき、上記蓄積手段に蓄積された、
    自身のオリジナルタイムコードが電子透かし情報として
    重畳された上記ビデオ信号を送出するようにしたことを
    特徴とする蓄積送出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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