JP2002077762A - 放送受信装置 - Google Patents
放送受信装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来技術では、２次元番組表のように表示項
目の多いパネルを、高速スクロールすると、画面がスク
ロールする度に番組情報を再取得する必要があるため、
スクロールが低速になったり、表示が乱れてしまうとい
う欠点が存在した。 【解決手段】 本発明では、番組情報未取得のチャンネ
ルの高速スクロールを可能にするために、２次元番組表
の表示を、左端の時間軸部分、上端のチャンネル軸部
分、番組内容部分と３分割した上で、スクロール中は番
組内容の輝度を落とし、時間軸部分、又はチャンネル軸
部分のみスクロール表示する。スクロール終了後、表示
すべき番組内容部分の番組情報を再取得し、番組内容の
輝度を上げて再取得した番組内容を再表示するという手
段を持ち合わせた。
目の多いパネルを、高速スクロールすると、画面がスク
ロールする度に番組情報を再取得する必要があるため、
スクロールが低速になったり、表示が乱れてしまうとい
う欠点が存在した。 【解決手段】 本発明では、番組情報未取得のチャンネ
ルの高速スクロールを可能にするために、２次元番組表
の表示を、左端の時間軸部分、上端のチャンネル軸部
分、番組内容部分と３分割した上で、スクロール中は番
組内容の輝度を落とし、時間軸部分、又はチャンネル軸
部分のみスクロール表示する。スクロール終了後、表示
すべき番組内容部分の番組情報を再取得し、番組内容の
輝度を上げて再取得した番組内容を再表示するという手
段を持ち合わせた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送受信装置の２
次元番組表表示機能に関するものである。
次元番組表表示機能に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のような、２次元番組表画
面の高速スクロール機能を持つ放送受信装置は存在せ
ず、特開平9-270969などのようなデジタル放送の放送受
信装置が存在するにすぎなかった。そこで、示されてい
る放送受信装置は図７に示すようなものであった。
面の高速スクロール機能を持つ放送受信装置は存在せ
ず、特開平9-270969などのようなデジタル放送の放送受
信装置が存在するにすぎなかった。そこで、示されてい
る放送受信装置は図７に示すようなものであった。
【０００３】図７は、デジタル放送を受信する受信部
１、多重化されたストリームをデジタル映像情報、デジ
タル音声情報、番組情報などのサービス情報に分離する
多重化分離部２、デジタル映像情報、デジタル音声情報
をデコードするデコード部３、デコードされた映像、音
声、及びパネルなどデータを出力する出力部４、多重化
分離部で分離された番組情報を蓄積、管理する番組情報
管理部５、ユーザーからのリモコン入力を受信、解析す
る入力部６、ユーザーのリモコン入力によって、指定の
２次元番組表を表示させる番組表パネル表示部７からな
る。
１、多重化されたストリームをデジタル映像情報、デジ
タル音声情報、番組情報などのサービス情報に分離する
多重化分離部２、デジタル映像情報、デジタル音声情報
をデコードするデコード部３、デコードされた映像、音
声、及びパネルなどデータを出力する出力部４、多重化
分離部で分離された番組情報を蓄積、管理する番組情報
管理部５、ユーザーからのリモコン入力を受信、解析す
る入力部６、ユーザーのリモコン入力によって、指定の
２次元番組表を表示させる番組表パネル表示部７からな
る。
【０００４】次に、図７を用いて、従来例の動作を説明
する。受信部１は図示しないアンテナにより受信された
デジタル放送を受信する。多重化分離部２は、受信部１
が受信したデジタル放送から、視聴者により選局された
チャンネルのデジタル映像情報、デジタル音声情報、番
組情報を抽出する。
する。受信部１は図示しないアンテナにより受信された
デジタル放送を受信する。多重化分離部２は、受信部１
が受信したデジタル放送から、視聴者により選局された
チャンネルのデジタル映像情報、デジタル音声情報、番
組情報を抽出する。
【０００５】デコード部３は、多重化分離部２が分離し
たデジタル映像情報、デジタル音声情報をデコードす
る。出力部４は、デコード部がデコードした映像情報、
音声情報や各表示部で作成された表示データを出力する
形に変換して出力する。番組情報管理部５では、多重化
分離部２で分離された番組情報を蓄積し、番組表パネル
表示部７へ番組情報データを渡す。ユーザーがリモコン
で上下左右キーを入力してきた際には、入力部６が受け
付ける。入力部６は、受信結果を番組表パネル表示部７
へ送信する。番組表パネル表示部７では、番組情報管理
部で蓄積、管理されている番組情報を基に２次元番組表
の表示データの作成を行い、出力部４へ表示データを渡
す。
たデジタル映像情報、デジタル音声情報をデコードす
る。出力部４は、デコード部がデコードした映像情報、
音声情報や各表示部で作成された表示データを出力する
形に変換して出力する。番組情報管理部５では、多重化
分離部２で分離された番組情報を蓄積し、番組表パネル
表示部７へ番組情報データを渡す。ユーザーがリモコン
で上下左右キーを入力してきた際には、入力部６が受け
付ける。入力部６は、受信結果を番組表パネル表示部７
へ送信する。番組表パネル表示部７では、番組情報管理
部で蓄積、管理されている番組情報を基に２次元番組表
の表示データの作成を行い、出力部４へ表示データを渡
す。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】放送受信装置では、２
次元番組表を表示する機能を持ち、左端に縦軸として時
間が、上端に横軸としてチャンネル番号が表示され、２
次元で番組内容が表示される。番組表表示中に上下左右
キーを操作すると、フォーカスが上下左右の番組に移動
する。このとき、番組表に表示されていない番組にフォ
ーカスを持って行こうとすると、番組表全体を上下左右
にスクロールする必要がある。
次元番組表を表示する機能を持ち、左端に縦軸として時
間が、上端に横軸としてチャンネル番号が表示され、２
次元で番組内容が表示される。番組表表示中に上下左右
キーを操作すると、フォーカスが上下左右の番組に移動
する。このとき、番組表に表示されていない番組にフォ
ーカスを持って行こうとすると、番組表全体を上下左右
にスクロールする必要がある。
【０００７】この時、番組のフォーカスが上端又は下端
にいっているときに、上下キーを操作すると、時間軸が
スクロールし、ユーザーの見たい時間の番組表が表示さ
れる。また、番組のフォーカスが左端又は右端にいって
いる時に左右キーを操作すると、チャンネル番号がスク
ロールされ、ユーザーの見たいチャンネルの番組表が表
示される。この時、現在表示しているチャンネルから一
定の範囲の番組情報については、蓄積済であるため、ス
クロールをしても番組情報がすぐに表示される。
にいっているときに、上下キーを操作すると、時間軸が
スクロールし、ユーザーの見たい時間の番組表が表示さ
れる。また、番組のフォーカスが左端又は右端にいって
いる時に左右キーを操作すると、チャンネル番号がスク
ロールされ、ユーザーの見たいチャンネルの番組表が表
示される。この時、現在表示しているチャンネルから一
定の範囲の番組情報については、蓄積済であるため、ス
クロールをしても番組情報がすぐに表示される。
【０００８】しかし、ユーザーの見たい番組の番組情報
が蓄積されていない状態となっており、その番組内容を
見るために多くのスクロールが必要な場合には、左右キ
ーを連続押しして、ユーザーの見たいチャンネルの番組
情報を再蓄積した上で、番組内容を表示させる必要があ
る。現在の２次元番組表の表示はこのような手段をとっ
ているため、２次元番組表の番組情報の蓄積機能の性能
は十分でなく、２次元番組表のように蓄積すべき内容、
描画すべき内容が多い画面を、左右キーを連続打ちして
高速でスクロールが必要な場合では、スクロールごとに
一回一回番組内容を再取得するため、スクロールが低速
になったり、表示が乱れてしまうという欠点が存在し
た。
が蓄積されていない状態となっており、その番組内容を
見るために多くのスクロールが必要な場合には、左右キ
ーを連続押しして、ユーザーの見たいチャンネルの番組
情報を再蓄積した上で、番組内容を表示させる必要があ
る。現在の２次元番組表の表示はこのような手段をとっ
ているため、２次元番組表の番組情報の蓄積機能の性能
は十分でなく、２次元番組表のように蓄積すべき内容、
描画すべき内容が多い画面を、左右キーを連続打ちして
高速でスクロールが必要な場合では、スクロールごとに
一回一回番組内容を再取得するため、スクロールが低速
になったり、表示が乱れてしまうという欠点が存在し
た。
【０００９】
【発明を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明では、２次元番組表表示中に番組内容のスク
ロールが必要な場合を認識する手段と、上下左右キーの
連続打ちを認識する手段と、現在時刻を蓄積管理してお
く手段と、全チャンネル情報を蓄積管理しておく手段
と、表示すべきチャンネルから一定の範囲にあたるチャ
ンネルの番組情報を蓄積、管理しておく手段と、番組表
を縦軸の時間軸を左端に表示する部品、横軸のチャンネ
ル内容を上端に表示する部品、時間、チャンネルの交差
する位置に番組内容を表示する部品の３部品の組み合わ
せとして２次元番組表を表示する手段と、左右キーの連
続打ちを認識した場合には上端のチャンネル番号の表示
のみをスクロールして表示し、かつ描画性能を上げるた
め番組内容の輝度を落として表示する手段と、連打後に
一定時間キー入力がなければ連打が終了したものと認識
する手段と、連打が終了すれば表示中の時間軸、表示中
のチャンネル軸から一定範囲のチャンネル内容に該当す
る番組内容を再蓄積させる手段と、表示中の時間軸、チ
ャンネル軸に該当する番組内容を２次元番組表中に輝度
を上げるなど元の表示形態に戻して再表示する手段とを
持ち合わせた。
に、本発明では、２次元番組表表示中に番組内容のスク
ロールが必要な場合を認識する手段と、上下左右キーの
連続打ちを認識する手段と、現在時刻を蓄積管理してお
く手段と、全チャンネル情報を蓄積管理しておく手段
と、表示すべきチャンネルから一定の範囲にあたるチャ
ンネルの番組情報を蓄積、管理しておく手段と、番組表
を縦軸の時間軸を左端に表示する部品、横軸のチャンネ
ル内容を上端に表示する部品、時間、チャンネルの交差
する位置に番組内容を表示する部品の３部品の組み合わ
せとして２次元番組表を表示する手段と、左右キーの連
続打ちを認識した場合には上端のチャンネル番号の表示
のみをスクロールして表示し、かつ描画性能を上げるた
め番組内容の輝度を落として表示する手段と、連打後に
一定時間キー入力がなければ連打が終了したものと認識
する手段と、連打が終了すれば表示中の時間軸、表示中
のチャンネル軸から一定範囲のチャンネル内容に該当す
る番組内容を再蓄積させる手段と、表示中の時間軸、チ
ャンネル軸に該当する番組内容を２次元番組表中に輝度
を上げるなど元の表示形態に戻して再表示する手段とを
持ち合わせた。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１及び請求項２に
記載の発明は、デジタル放送を受信する手段、受信した
ストリームを映像情報、音声情報と番組情報、チャンネ
ル情報、時刻情報などのサービス情報に分離する手段、
そこで分離した映像情報、音声情報をデコードする手
段、デコードした映像、音声やデータを出力する手段、
分離した番組情報、チャンネル情報、時刻情報を蓄積、
管理する手段、ユーザーからのリモコンキー入力を解析
する手段、リモコンキー入力を基に、番組情報、チャン
ネル情報、時刻情報から２次元番組表を表示するように
制御する手段、２次元番組表の中で、縦軸に相当する時
間軸を左端に表示する手段、横軸に相当するチャンネル
軸を上端に表示する手段、時間、チャンネルに相当する
番組内容をチャンネルと時間の交差する位置に表示する
手段とを兼ね備えたことを特徴としたものであり、２次
元番組表表示中に上下左右キーが連打され、上下左右高
速スクロールが必要になった時、表示されている番組内
容の輝度を落とすなど別の表示形態にした上で、縦軸に
相当する時間軸、及び、横軸に相当するチャンネル軸の
み表示をスクロールさせ、連続打ち終了後に、表示され
た時間、チャンネルに相当する番組情報を再蓄積させ、
その後、番組内容の輝度を戻すなど元の表示形態に戻し
た上で番組内容を再表示することができるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図１から図６を用
いて説明する。
記載の発明は、デジタル放送を受信する手段、受信した
ストリームを映像情報、音声情報と番組情報、チャンネ
ル情報、時刻情報などのサービス情報に分離する手段、
そこで分離した映像情報、音声情報をデコードする手
段、デコードした映像、音声やデータを出力する手段、
分離した番組情報、チャンネル情報、時刻情報を蓄積、
管理する手段、ユーザーからのリモコンキー入力を解析
する手段、リモコンキー入力を基に、番組情報、チャン
ネル情報、時刻情報から２次元番組表を表示するように
制御する手段、２次元番組表の中で、縦軸に相当する時
間軸を左端に表示する手段、横軸に相当するチャンネル
軸を上端に表示する手段、時間、チャンネルに相当する
番組内容をチャンネルと時間の交差する位置に表示する
手段とを兼ね備えたことを特徴としたものであり、２次
元番組表表示中に上下左右キーが連打され、上下左右高
速スクロールが必要になった時、表示されている番組内
容の輝度を落とすなど別の表示形態にした上で、縦軸に
相当する時間軸、及び、横軸に相当するチャンネル軸の
み表示をスクロールさせ、連続打ち終了後に、表示され
た時間、チャンネルに相当する番組情報を再蓄積させ、
その後、番組内容の輝度を戻すなど元の表示形態に戻し
た上で番組内容を再表示することができるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図１から図６を用
いて説明する。
【００１１】（実施の形態）図１は本発明の請求項１及
び請求項２に記載の放送受信装置を示すブロック図であ
る。本発明の放送受信装置は、デジタル放送を受信する
受信部１、多重化されたストリームを任意のデジタル映
像情報、デジタル音声情報、番組情報、チャンネル情
報、時刻情報などのサービス情報に分離する多重化分離
部２、デジタル映像情報、デジタル音声情報をデコード
するデコード部３、デコードされた映像、音声、及び各
表示部からのデータなどを出力する出力部４、多重化分
離部で分離されたサービス情報から番組情報を取りだ
し、番組表パネル制御部からの指示によって一定範囲の
チャンネルの番組情報を蓄積、管理しておく番組情報管
理部５、全チャンネルのチャンネル情報を蓄積、管理し
ておくチャンネル情報管理部６、現在の時刻情報を管理
しておく時刻情報管理部７、ユーザーからのリモコンキ
ー入力を解析する入力部８、入力部からの指示と、番組
情報管理部からの情報を基にして２次元番組表のパネル
表示を制御する番組表パネル制御部９、番組表パネル制
御部からの情報と時刻情報管理部７からの情報を基に、
２次元番組表の縦軸部分に相当する時間軸を左端に表示
する時間軸表示部１０、番組表パネル制御部からの情報
とチャンネル情報管理部６からの情報を基に、２次元番
組表の横軸部分に相当するチャンネル軸を上端に表示す
るチャンネル軸表示部１１、番組表パネル制御部からの
情報と番組情報管理部からの情報を基に、時間とチャン
ネルが交差する箇所に番組内容を表示する番組内容表示
部１２からなる。
び請求項２に記載の放送受信装置を示すブロック図であ
る。本発明の放送受信装置は、デジタル放送を受信する
受信部１、多重化されたストリームを任意のデジタル映
像情報、デジタル音声情報、番組情報、チャンネル情
報、時刻情報などのサービス情報に分離する多重化分離
部２、デジタル映像情報、デジタル音声情報をデコード
するデコード部３、デコードされた映像、音声、及び各
表示部からのデータなどを出力する出力部４、多重化分
離部で分離されたサービス情報から番組情報を取りだ
し、番組表パネル制御部からの指示によって一定範囲の
チャンネルの番組情報を蓄積、管理しておく番組情報管
理部５、全チャンネルのチャンネル情報を蓄積、管理し
ておくチャンネル情報管理部６、現在の時刻情報を管理
しておく時刻情報管理部７、ユーザーからのリモコンキ
ー入力を解析する入力部８、入力部からの指示と、番組
情報管理部からの情報を基にして２次元番組表のパネル
表示を制御する番組表パネル制御部９、番組表パネル制
御部からの情報と時刻情報管理部７からの情報を基に、
２次元番組表の縦軸部分に相当する時間軸を左端に表示
する時間軸表示部１０、番組表パネル制御部からの情報
とチャンネル情報管理部６からの情報を基に、２次元番
組表の横軸部分に相当するチャンネル軸を上端に表示す
るチャンネル軸表示部１１、番組表パネル制御部からの
情報と番組情報管理部からの情報を基に、時間とチャン
ネルが交差する箇所に番組内容を表示する番組内容表示
部１２からなる。
【００１２】図２は本発明の請求項１及び請求項２に記
載の２次元番組表の表示画面である。２次元番組表の表
示画面は、図２で示したように左端に番組の放送時間を
表す時間軸、上端に番組のチャンネルを表示しているチ
ャンネル軸、時間軸とチャンネル軸の交差する部分に、
その時間にそのチャンネルで放送される予定になってい
る番組内容が表示されている。
載の２次元番組表の表示画面である。２次元番組表の表
示画面は、図２で示したように左端に番組の放送時間を
表す時間軸、上端に番組のチャンネルを表示しているチ
ャンネル軸、時間軸とチャンネル軸の交差する部分に、
その時間にそのチャンネルで放送される予定になってい
る番組内容が表示されている。
【００１３】その時間に放送番組のない場合や、まだそ
の番組情報が番組情報管理部に蓄積されていない場合
は、２０１チャンネルのように空欄となる。リモコンの
操作対象になっている番組には、１０２チャンネルの７
時からの番組１０２２にように、フォーカスがあたり番
組の枠で囲まれた部分の色が変化する。利用者は、リモ
コンの上下左右キーを利用してフォーカスのあたった番
組を移動させることができる。
の番組情報が番組情報管理部に蓄積されていない場合
は、２０１チャンネルのように空欄となる。リモコンの
操作対象になっている番組には、１０２チャンネルの７
時からの番組１０２２にように、フォーカスがあたり番
組の枠で囲まれた部分の色が変化する。利用者は、リモ
コンの上下左右キーを利用してフォーカスのあたった番
組を移動させることができる。
【００１４】移動させたい番組が番組表中に表示されて
いる場合は、フォーカスのあたった番組を移動させるだ
けでよいが、番組表中に表示されていない場合は、その
番組が表示されるように上下左右に時間軸、及びチャン
ネル軸をずらして２次元番組表の番組内容をスクロール
させる必要がある。本発明では、チャンネルスクロール
中の２次元番組表の画面を高速化させるために、スクロ
ール中の画面に工夫をした。よって、次に、２次元番組
表のチャンネルスクロール中の画面について述べる。
いる場合は、フォーカスのあたった番組を移動させるだ
けでよいが、番組表中に表示されていない場合は、その
番組が表示されるように上下左右に時間軸、及びチャン
ネル軸をずらして２次元番組表の番組内容をスクロール
させる必要がある。本発明では、チャンネルスクロール
中の２次元番組表の画面を高速化させるために、スクロ
ール中の画面に工夫をした。よって、次に、２次元番組
表のチャンネルスクロール中の画面について述べる。
【００１５】図３は本発明の請求項１に記載の２次元番
組表の右方向への番組スクロール中の表示画面である。
図３で示されたように、左端の時間軸は変化はない。上
端のチャンネル軸は、図２の２０１チャンネルが図３で
は左端に表示されているように表示内容が全体的に左に
移動し、２０１チャンネルの横に次の２チャンネルが表
示されている。
組表の右方向への番組スクロール中の表示画面である。
図３で示されたように、左端の時間軸は変化はない。上
端のチャンネル軸は、図２の２０１チャンネルが図３で
は左端に表示されているように表示内容が全体的に左に
移動し、２０１チャンネルの横に次の２チャンネルが表
示されている。
【００１６】左に移動するチャンネル数は、利用者が右
キーを連続押しした回数分である。高速スクロール中
は、番組内容が表示されていた領域は輝度を落とした状
態になり、番組内容自体は表示されない状態になる。上
下左右のリモコンキーの入力が１秒間なければ、図２の
ような表示に戻り、左端の時間軸、上端のチャンネル軸
に該当する番組情報を再取得した上で、交差する箇所に
番組内容が表示される。
キーを連続押しした回数分である。高速スクロール中
は、番組内容が表示されていた領域は輝度を落とした状
態になり、番組内容自体は表示されない状態になる。上
下左右のリモコンキーの入力が１秒間なければ、図２の
ような表示に戻り、左端の時間軸、上端のチャンネル軸
に該当する番組情報を再取得した上で、交差する箇所に
番組内容が表示される。
【００１７】図４は本発明の請求項２に記載の番組表の
右方向への番組スクロール中の表示画面である。番組表
の表示内容自体は図３の場合と大差はない。図３との相
違は、右下に砂時計が表示されている点である。番組内
容が表示されていた領域の輝度を落とした時点で、番組
内容の右下に砂時計を表示する。砂時計が表示されてい
る間は、スクロールが実行中であることを示している。
スクロールが終了すれば、図２のような表示に戻り、砂
時計は消え、番組内容が表示される。
右方向への番組スクロール中の表示画面である。番組表
の表示内容自体は図３の場合と大差はない。図３との相
違は、右下に砂時計が表示されている点である。番組内
容が表示されていた領域の輝度を落とした時点で、番組
内容の右下に砂時計を表示する。砂時計が表示されてい
る間は、スクロールが実行中であることを示している。
スクロールが終了すれば、図２のような表示に戻り、砂
時計は消え、番組内容が表示される。
【００１８】図５は本発明の請求項１及び請求項２に記
載の２次元番組表を表示する際に基になる番組情報のデ
ータ構造である。１チャンネルごとに先頭の開始時刻を
持つ番組を根にしてリスト構造に番組情報が連なる形
で、番組情報管理部で管理されている。一つの番組情報
は、次の開始番組の番組情報を指すポインタ、放送開始
年月日、放送開始時刻、放送終了時刻、放送されるチャ
ンネル、放送番組名からなる。２次元番組表上の番組内
容は、この番組情報を基準に表示される。
載の２次元番組表を表示する際に基になる番組情報のデ
ータ構造である。１チャンネルごとに先頭の開始時刻を
持つ番組を根にしてリスト構造に番組情報が連なる形
で、番組情報管理部で管理されている。一つの番組情報
は、次の開始番組の番組情報を指すポインタ、放送開始
年月日、放送開始時刻、放送終了時刻、放送されるチャ
ンネル、放送番組名からなる。２次元番組表上の番組内
容は、この番組情報を基準に表示される。
【００１９】図６は本発明の請求項１及び請求項２に記
載の２次元番組表表示中にフォーカスが上端、下端、左
端、右端のいずれかにあり、利用者が番組内容のスクロ
ールをしようとして、リモコンの上下左右キーの連続押
しがあった時の番組表の高速スクロール手順をフローチ
ャートを用いて説明した図である。
載の２次元番組表表示中にフォーカスが上端、下端、左
端、右端のいずれかにあり、利用者が番組内容のスクロ
ールをしようとして、リモコンの上下左右キーの連続押
しがあった時の番組表の高速スクロール手順をフローチ
ャートを用いて説明した図である。
【００２０】番組表パネル表示中に、ユーザーが入力部
６に、リモコンの上下左右キーでキー入力を行った時点
で開始である。すると、Ｓ１１で入力部６が上下キーの
入力か、左右キーの入力かを判断する。上下キーが入力
された場合、Ｓ１２で番組表パネル制御部７が時間軸表
示部８に時間軸のみスクロールして表示する。この時、
時間軸は、時刻情報管理部７からの情報を基に、現在時
刻から１週間後までの中でスクロール可能とする。時間
軸表示部は、スクロールした時間軸データを出力部４に
送信し、出力部４が、スクロールした時間軸を番組表の
左端に表示する。
６に、リモコンの上下左右キーでキー入力を行った時点
で開始である。すると、Ｓ１１で入力部６が上下キーの
入力か、左右キーの入力かを判断する。上下キーが入力
された場合、Ｓ１２で番組表パネル制御部７が時間軸表
示部８に時間軸のみスクロールして表示する。この時、
時間軸は、時刻情報管理部７からの情報を基に、現在時
刻から１週間後までの中でスクロール可能とする。時間
軸表示部は、スクロールした時間軸データを出力部４に
送信し、出力部４が、スクロールした時間軸を番組表の
左端に表示する。
【００２１】左右キーが入力された場合、Ｓ１３で番組
表パネル制御部７がチャンネル軸表示部にチャンネル軸
のみスクロールして番組表の上端に表示し、番組内容表
示部１０に表示中の番組内容の輝度を落として表示する
ように指示を与える。チャンネル軸表示部は、スクロー
ルしたチャンネル軸データを出力部４に送信し、出力部
４が、スクロールしたチャンネル軸を表示する。番組内
容表示部１０は、輝度を落とした番組内容データを出力
部４に送信し、出力部４が、番組内容を輝度を落として
表示する。
表パネル制御部７がチャンネル軸表示部にチャンネル軸
のみスクロールして番組表の上端に表示し、番組内容表
示部１０に表示中の番組内容の輝度を落として表示する
ように指示を与える。チャンネル軸表示部は、スクロー
ルしたチャンネル軸データを出力部４に送信し、出力部
４が、スクロールしたチャンネル軸を表示する。番組内
容表示部１０は、輝度を落とした番組内容データを出力
部４に送信し、出力部４が、番組内容を輝度を落として
表示する。
【００２２】なお、請求項２では、輝度を落として表示
している間に、番組内容表示部１０が、番組内容表示上
に砂時計を重ねて表示させるためのデータを出力部４に
送信し、出力部が砂時計も表示するという動作が入る。
その後、Ｓ１４で番組表パネル制御部７が１秒間リモコ
ンのキー入力がないかどうか待つ。入力部６に上下左右
のキー入力があれば、Ｓ１１に戻る。入力部６に上下左
右のキー入力がなければ、Ｓ１５に行き、番組表パネル
制御部７が番組内容表示部１０へ、時間軸表示部８とチ
ャンネル軸表示部９からもらった時間軸とチャンネル軸
のデータを基に、番組情報管理部５が、表示すべき番組
情報データを取得済であるか否かを判断し、未取得であ
れば、番組情報管理部５が番組表示データを再取得す
る。
している間に、番組内容表示部１０が、番組内容表示上
に砂時計を重ねて表示させるためのデータを出力部４に
送信し、出力部が砂時計も表示するという動作が入る。
その後、Ｓ１４で番組表パネル制御部７が１秒間リモコ
ンのキー入力がないかどうか待つ。入力部６に上下左右
のキー入力があれば、Ｓ１１に戻る。入力部６に上下左
右のキー入力がなければ、Ｓ１５に行き、番組表パネル
制御部７が番組内容表示部１０へ、時間軸表示部８とチ
ャンネル軸表示部９からもらった時間軸とチャンネル軸
のデータを基に、番組情報管理部５が、表示すべき番組
情報データを取得済であるか否かを判断し、未取得であ
れば、番組情報管理部５が番組表示データを再取得す
る。
【００２３】その後、番組情報管理部５のデータを基に
して番組内容のデータを作成し、出力部４へ表示すべき
データを送信する。すると、出力部４が時間軸、チャン
ネル軸にあった番組内容を輝度を上げて再表示する。
して番組内容のデータを作成し、出力部４へ表示すべき
データを送信する。すると、出力部４が時間軸、チャン
ネル軸にあった番組内容を輝度を上げて再表示する。
【００２４】
【発明の効果】以上のように、本発明の放送受信装置で
は、２次元番組表の表示を、左端の時間軸部分、上端の
チャンネル軸部分、中央の番組内容部分と三分割し、２
次元番組表では、表示中のチャンネル部分から一定範囲
のチャンネルの番組情報を取得した上で、番組内容部分
を表示しているものとする。
は、２次元番組表の表示を、左端の時間軸部分、上端の
チャンネル軸部分、中央の番組内容部分と三分割し、２
次元番組表では、表示中のチャンネル部分から一定範囲
のチャンネルの番組情報を取得した上で、番組内容部分
を表示しているものとする。
【００２５】２次元番組表表示中に上下左右のキー連打
が生じ、番組内容部分の高速スクロールが必要になった
時には、番組内容部分の表示の輝度を下げた上で、時間
軸及びチャンネル軸のみスクロールし、連打終了時に番
組情報管理部が番組内容が未取得の状態であれば、その
時点で番組情報を再取得し、番組内容部分の表示の輝度
を上げて表示すべき全ての番組内容を表示し直すこと
で、番組表スクロールの際の表示の負荷が減少し、高速
化できる。また、番組内容の表示の輝度を下げていると
きに番組内容の表示上に砂時計などを表示することで、
高速スクロール中であることを利用者に分かりやすく表
示することができる。
が生じ、番組内容部分の高速スクロールが必要になった
時には、番組内容部分の表示の輝度を下げた上で、時間
軸及びチャンネル軸のみスクロールし、連打終了時に番
組情報管理部が番組内容が未取得の状態であれば、その
時点で番組情報を再取得し、番組内容部分の表示の輝度
を上げて表示すべき全ての番組内容を表示し直すこと
で、番組表スクロールの際の表示の負荷が減少し、高速
化できる。また、番組内容の表示の輝度を下げていると
きに番組内容の表示上に砂時計などを表示することで、
高速スクロール中であることを利用者に分かりやすく表
示することができる。
【図１】本発明の放送受信装置の構成図
【図２】本発明の表示機能を用いて番組表示した２次元
番組表画面の図
番組表画面の図
【図３】本発明請求項１の表示機能を用いてスクロール
中の２次元番組表画面の図
中の２次元番組表画面の図
【図４】本発明請求項２の表示機能を用いてスクロール
中の２次元番組表画面の図
中の２次元番組表画面の図
【図５】本発明の２次元番組表の表示の基になる番組情
報のデータ構造の図
報のデータ構造の図
【図６】本発明の請求項１及び請求項２の処理手順を示
す図
す図
【図７】従来例の構成図
１ 受信部 ２ 多重化分離部 ３ デコード部 ４ 出力部 ５ 番組情報管理部 ６ 時刻情報管理部 ７ 入力部 ８ 番組表パネル制御部 ９ 時間軸表示部 １０ チャンネル軸表示部 １１ 番組内容表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 7/035
Claims (2)
- 【請求項１】 映像情報、音声情報と共に送信された現
在時刻情報、一番組ごとの番組内容を記した番組情報、
全チャンネルの内容を記したチャンネル情報などのサー
ビス情報を受信する手段と、現在の時刻情報を管理する
手段と、全チャンネルのチャンネル情報を蓄積する手段
と、表示予定のチャンネルの前後一定の範囲までのチャ
ンネルの番組情報を蓄積する手段と、時間軸を左端に縦
軸として表示する手段と、全チャンネル情報を基に取り
出した連続する数チャンネルのチャンネル番号を上端に
横軸として表示する手段と、蓄積した番組情報を基に横
軸と縦軸の交差する箇所に番組内容を表示し、番組内容
全体として２次元の番組表として表示する手段と、２次
元番組表上の操作対象の番組に上下左右キーが効くリモ
コンキーを用いてフォーカスをあてる手段と、２次元番
組表の表示上に操作対象の番組が存在せず、かつ、番組
情報の蓄積対象になっている番組にフォーカスをあてよ
うとする場合で、フォーカスが上端、下端、左端、右端
にいっている場合、さらに上下左右のリモコンキーの入
力をすると、２次元番組表自体が上下左右にスクロール
して該当する番組を表示する手段と、２次元番組表の表
示上に操作対象の番組が存在せず、かつ、番組情報蓄積
の対象外になっている番組を、リモコンキーの連続押し
によって画面を高速スクロールさせ、表示させる場合、
番組内容を輝度を落とすなど別の表示形態にして、左端
の時間軸の表示、及び上端のチャンネル軸の表示のみを
スクロールさせ、連続押しが終了した後、時間軸、チャ
ンネル軸に交差する箇所の表示すべき番組情報を再蓄積
させた上で表示形態を戻して、番組内容を再表示すると
いう方法で、２次元番組表を高速スクロールする手段と
を備えたことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項２】 ２次元番組表表示中に上下左右のリモコ
ンキーの連続押し中で番組内容を輝度を落とすなど別の
表示形態にしている間に、番組内容表示箇所に重ねるよ
うに砂時計などの表示を行い、利用者にスクロール中で
あることを認識させる手段を備えたことを特徴とする請
求項１記載の放送受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000263422A JP2002077762A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000263422A JP2002077762A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 放送受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002077762A true JP2002077762A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18750968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000263422A Pending JP2002077762A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 放送受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002077762A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2000
- 2000-08-31 JP JP2000263422A patent/JP2002077762A/ja active Pending
Cited By (13)
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| US10347212B2 (en) | 2012-11-15 | 2019-07-09 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method for driving information processing device, program, and information processing device |
| JP2015130201A (ja) * | 2012-11-30 | 2015-07-16 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置 |
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