JP2002077115A - データ送信システム - Google Patents

データ送信システム

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JP2002077115A
JP2002077115A JP2000267364A JP2000267364A JP2002077115A JP 2002077115 A JP2002077115 A JP 2002077115A JP 2000267364 A JP2000267364 A JP 2000267364A JP 2000267364 A JP2000267364 A JP 2000267364A JP 2002077115 A JP2002077115 A JP 2002077115A
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JP2000267364A
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Seiji Yamaguchi
征治 山口
Katsuya Suzuki
克哉 鈴木
Shinichi Omori
真一 大森
Masakazu Omoto
昌和 尾本
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信回線を介しても信頼性の高い医療データ
の伝達を行う。 【解決手段】 医療データ通信システム1は、複数の病
院における医療データを蓄積するための記憶装置2a,
2b,2c,2d、2e,…を有する医療データバンク
2を中心として、複数の病院(A病院3、B病院4、C
病院5、D病院6、E病院7、…)がネットワーク8を
介して接続されている。医療データ通信システム1内で
データの送信がなされると一旦データを保存した後、デ
ータの再送信要求が発生し、再送信要求に応じてデータ
形式を変換し再送信する。そして、再送信されたデータ
の形式を再生し、保存データと比較、データの一致不一
致を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信回線を介してデ
ータを伝達するデータ送信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子化技術が進み、内視鏡で得ら
れた画像等はは電子的デ¬夕として扱われ、画像ファイ
ル装置などに記憶されて管理されるようになっている。
【0003】また、それらの電子データは、通信回線を
介して伝送されるようになっている。
【0004】カルテも電子化され、その電子カルテデー
タを病院間でやり取りすることによって、診断に役立て
ようとする要望も出てきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】先に説明したように、
電子カルテデータなどの医療情報も通信回線を介してや
り取りする要望が出てきているが、通信回線を介してデ
ータの伝送を行うと、データの欠落などの不具合が生じ
る恐れがある。
【0006】病院間で、簡易的に情報をやり取りしたい
場合であっても、データ自体にこのような不具合がある
と、適切にその情報が活用できないということがおき
る。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、通信回線を介しても信頼性の高い医療データの
伝達を可能にするデータ送信システムを提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ送信シス
テムは、ネットワークを介して電子データを送受するデ
ータ送信システムにおいて、前記ネットワークを介して
所定の電子データを第1の電子データとして受信するデ
ータ受信手段と、前記データ受信手段によるデータ受信
に応じて該データの送信元にデータの再送信要求を出力
する再送信要求出力手段と、前記再送信要求に応じて再
送信された前記電子データを、前記ネットワークを介し
て第2の電子データとして受信し、前記第1の電子デー
タと比較する電子データ比較手段と、前記電子データ比
較手段の比較結果に応じて前記データ受信手段で受信し
た電子データを正規データとして記憶する記憶手段とを
具備して構成される。
【0009】本発明のデータ送信方法は、ネットワーク
を介して電子データを送受するデータ送信方法におい
て、前記ネットワークを介して所定の電子データを第1
の電子データとして受信する第1のデータ受信行程と、
前記データ受信行程によるデータ受信に応じて該データ
の受信元にデータの再送信要求を出力する再送信要求出
力行程と、前記再送信要求に応じて再送信された前記電
子データを前記ネットワークを介して第2の電子データ
として受信しする第2のデータ受信行程と、前記第1の
データ受信行程で受信した第1の電子データと前記第2
のデータ受信行程で受信した第2の電子データとを比較
する比較行程と、前記比較行程の比較結果に応じて前記
データ受信行程で受信した電子データを正規データとし
て記憶する記憶行程とを具備して構成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0011】図1ないし図12は本発明の一実施の形態
に係わり、図1は医療データ通信システムの構成を示す
構成図、図2は図1の医療データバンクと、A病院,B
病院それぞれにおける内視鏡部門ネットワークの詳細な
構成を示す構成図、図3は図2における内視鏡装置で取
得された内視鏡画像データの流れを示す図、図4は図1
の医療データ通信システムにおける内視鏡画像データの
処理の流れを示すフローチャート、図5は図4の処理に
おけるレポート作成処理の流れを示すフローチャート、
図6は図5のレポート作成処理において表示される表示
画面を示す図、図7は図4の処理における画像送信処理
の流れを示すフローチャート、図8は図7における画像
データに対するフラグの処理を概念的に示した図、図9
は図2の内視鏡装置における定期的な領域確保処理の流
れを示すフローチャート、図10は図2のサーバ管理装
置と医療データバンクの入出力装置との間のバックアッ
プ処理の流れを示すフローチャート、図11は図2にお
けるA病院からB病院へのデータ送信の流れを示す図、
図12は図2におけるA病院からB病院へのデータ送信
処理の流れを示すフローチャートである。
【0012】図1は、本願発明を適用した医療データ通
信システム1の全体構成を示したものである。
【0013】医療データ通信システム1は、複数の病院
における医療データを蓄積するための記憶装置2a,2
b,2c,2d、2e,…を有する医療データバンク2
を中心として、複数の病院(A病院3、B病院4、C病
院5、D病院6、E病院7、…)がネットワーク8を介
して接続されている。
【0014】医療データバンク2に設けられた記憶装置
2a,2b,2c,2d、2e,…は、ネットワーク8
を介して接続された各病院の医療データを記憶するため
の記憶領域を各々確保している。
【0015】この医療データバンク2の機能としては、
各病院における医療データをバックアップすると共に、
特定の病院から他の病院に医療データを伝達する際の補
助的役割を果たす。詳細は後述する。
【0016】図1では、ネットワーク8によって医療デ
ータバンク2と接続されたA病院3およびB病院4の内
部構成を一例として記載している。
【0017】なお、A病院3とB病院4の設備構成は同
様の構成をとっているので、A病院3の設備構成を説明
し、B病院4の説明を省略する。
【0018】A病院3内には、院内ネットワーク9が構
築され、各部門間でデータを通信可能にしている。
【0019】すなわち、院内の会計システム10、病理
部門ネットワーク11、放射線部門ネットワーク12、
内視鏡部門ネットワーク13を院内ネットワーク9で接
続している。
【0020】ここでは、内視鏡部門ネットワーク13の
構成を例としてあげて詳細を説明する。
【0021】内視鏡部門ネットワーク13には、インタ
ーフェース監視端末14が設けられ、内視鏡部門外との
ネットワークの接続状態を監視している。
【0022】内視鏡部門ネットワーク13は、病院内に
設けられている複数の内視鏡室(例えば第1の内視鏡室
15、第2の内視鏡室16)に備えられた内視鏡装置1
7,18、カンファレンスルーム19に備えられたカン
ファレンス装置20、内視鏡部門サーバ21に備えられ
た図示しないサーバ管理装置をネットワーク接続してい
る。
【0023】内視鏡装置17,18は、内視鏡診断を行
うことによって、内視鏡画像データを取得し、その画像
データを装置内のハードディスクなどに記憶できるよう
になっている。
【0024】また、これら内視鏡装置17,18は、内
視鏡診断時に得られた内視鏡画像データに基づき、診断
レポートを作成し、その診断レポートをレポートデータ
として記憶できる構成を有している。
【0025】内視鏡装置17,18に記憶され内視鏡画
像データやレポートデータは、内視鏡部門の電子データ
を統括する内視鏡部門サーバ21に記憶することができ
るようになっている。
【0026】また、内視鏡部門サーバ21に記憶された
電子データは、カンファレンスルーム19のカンファレ
ンス装置20から読み出すことができ、新規レポートの
作成や追加などが可能になっている。B病院4において
も、同様の構成となっている。
【0027】また、図示しないが、病理部門ネットワー
ク11、放射線部門ネットワーク14においても、内視
鏡部門ネットワーク13と同様のネットワーク接続がな
され、それぞれ電子データが管理されている。
【0028】図2に、医療データバンク2と、A病院
3,B病院4それぞれにおける内視鏡部門ネットワーク
13の構成のみを取り出して、さらに説明を付け加え
る。
【0029】医療データバンク2には、各病院の医療デ
ータを記憶するための記憶装置2a,2b,2c,2
d、2e,…が設けれれている。この記憶装置2a,2
b,2c,2d、2e,…は、データベースサーバ35
および入出力装置36とから構成されている。
【0030】入出力装置36は、データベースサーバ3
5へのデータの入出力と記憶の管理をしており、ネット
ワーク8を介してデータのやり取りを行うように構成さ
れている(データのやり取りは、矢印を参照)。
【0031】A病院3の第1の内視鏡室15、第2の内
視鏡室16では、内視鏡装置17,18、診察用ベッド
34上の患者に対して検査を行う。
【0032】この内視鏡装置17,18によって取得し
た内視鏡画像は、その内部に設けられたハードディスク
38などの記憶媒体に記録され、その画像データは、内
視鏡部門サーバ室のサーバ管理装置37で管理された内
視鏡部門サーバ21に記録される。
【0033】次に、図3に矢印で示す内視鏡装置17,
18で取得された内視鏡画像データの流れの一例を説明
する。
【0034】この矢印で示した画像データの流れは、内
視鏡装置17,18で取得した画像データを、内視鏡装
置17,18内のハードディスク38に記憶すると共
に、内視鏡部門サーバ21に登録する。その後、カンフ
ァレンス装置20で、診察レポートを作成して再度内視
鏡部門サーバ21に登録し、その登録データが医療デー
タバンク2のデータベース35内にバックアップとして
記憶する流れをあらわしている。この手順を、図4のフ
ローを用いて説明する。
【0035】内視鏡装置17,18によって診察を開始
する(S1001)。この際、診察する患者のデータを
登録し(S1002)、内視鏡診断を開始する(S10
03)。内視鏡診断中に、病変などの画像を撮像し(S
1004)、その内視鏡画像データはハードディスク3
8に記録される(S1005)。内視鏡診断が終了する
(S1006)まで、内視鏡画像の撮影、記録が繰り返
される。
【0036】内視鏡診断が終了すると、その時点でのレ
ポート作成要否が選択され、それに応じた処理がなされ
る(S1007)。
【0037】診断レポートの作成が選択されたときに
は、レポート作成処理(S1008)がなされ、そのレ
ポートデータは、内視鏡部門サーバ21に送信される
(S1009)。
【0038】なお、内視鏡診断中に撮像し、患者の診断
のためなどに参照した画像は、その画像自体の保存義務
が生じる。レポート作成処理(S1008)では、これ
に対応した処理を行っているが、後で詳述する。
【0039】レポートデータをサーバヘ送信(S100
9)した後、または、レポートの作成が選択されなかっ
たときは、ハードディスク38に記録された画像データ
を、内視鏡部門サーバ21に送信する(S1010)。
この画像送信処理も、後で詳しく説明する。
【0040】内視鏡画像データの送信処理(S101
0)は、記録された画像が全て送信完了になるまで繰り
返される。全ての画像データの送信が終了すると、内視
鏡装置17,18での処理は終了する。
【0041】サーバ管理装置37では、装置の制御が開
始され(S2001)、内視鏡装置17,18からレポ
ートデータ又は画像データを受信すると(S200
2)、データベースサーバ35にそのデータを登録する
(S2003)。内視鏡装置17,18からデータを受
信しないときは、データベース登録処理(S2003)
がスキップされ、カンファレンス装置20からの画像要
求があるかどうかが判断される(S2004)。この画
像要求は、例えばカンファレンス装置20で、レポート
データを新規作成するような場合に出されるものであ
る。
【0042】画像データの要求があったときには、要求
されたその画像をカンファレンス装置20に送信する。
【0043】要求がないときには画像送信処理(S20
05)がスキップされ、定期バックアップ処理であるか
どうかが判断される(S2006)。定期バックアップ
処理は、サーバ内のデータを保護するために行われるも
ので、例えば1日1回、深夜に自動的に行われるように
設定されている。
【0044】定期のバックアップ時間ではない場合は、
バックアップ指示があるかどうかを判断する(S200
7)。これは、特別な指示によりバックアップ指示が有
ったかどうかを判断するものである。
【0045】定期バックアップ期間である場合(S20
06)またはバックアップ指示があった場合(S200
7)は、医療データバンク2に対して、バックアップす
ることを示すバックアップ要求を出力する(S200
8)。
【0046】このバックアップ要求に対する応答を受け
取ると、サーバ管理装置37は、医療データバンク2の
入出力装置36との間でデータのバックアップ処理を行
う(S2009)。このバックアップ処理についても、
後で詳細を説明する。
【0047】カンファレンス装置20では、内視鏡部門
サーバ21に記録された内視鏡画像を参照することが可
能になっているが、カンファレンス装置20を起動し
(S3001)、特定の画像に対する画像参照要求がな
されたかを判断し(S3002)、画像参照要求がなさ
れていると、画像参照要求信号をサーバ管理装置37に
出力する(S3003)。
【0048】画像参照要求に対して、サーバ管理装置3
7が対象画像データを送信すると、カンファレンス装置
20はその画像データを受信し、その画像の参照を可能
にする(S3004)。
【0049】そして、その参照画像を用いてレポート作
成要求が出されると(S3005)、内視鏡装置17,
18の場合と同様にレポート作成処理(S3006)を
行い、作成されたレポートデータはサーバ管理装置37
に送信(S3007)されて内視鏡部門サーバ21に登
録される。
【0050】レポートデータが送信された後、データの
バックアップ指示の有無を判断し(S3008)、バッ
クアップ指示が出されたときには、サーバ管理装置37
に対してデータのバックアップ処理がなされる指示を出
力する。
【0051】バックアップ指示が出されない場合は、新
たな画像参照要求の判断(S3001)の判断に戻る。
【0052】医療データバンク2の入出力装置36は、
サーバ管理装置37からのバックアップ指示を受けると
(S4001)、サーバ管理装置37に対してバックア
ップ要求応答信号を送信し(S4002)、その後バッ
クアップ処理を行う(S4003)。
【0053】図5および図6を用いて内視鏡装置17,
18またはカンファレンス装置20でなされるレポート
作成処理(S1008,S3006)の詳細を説明す
る。
【0054】図5に示すように、レポート作成指示がな
されると(S1101)、レポート作成画面101(図
6(a))が表示される(S1102)。
【0055】レポート作成画面101には、診断レポー
トの記載領域102と診断データ一覧表示領域103と
が設けられている。診断データ一覧には、日付で特定さ
れる特定患者の診断情報一覧が表示され、特定の情報を
指定する(S1103)ことによって、その画像データ
を呼び出す(S1105)ことができるようになってい
る。その表示例を図6(b)に示す。
【0056】レポート作成画面101には、診断画像デ
ータ一覧表示領域104が形成され、この領域に特定さ
れた患者における記録画像が、マルチ画面として表示さ
れる(S1106)。
【0057】マルチ画面上で特定の画像を指定すると
(S1107)、その画面が拡大表示105(図6
(c))される(S1108)。
【0058】拡大した画像をレポートに使用することを
指定すると(S1109)、その画像データにレポート
に使用することを表すフラグ信号が付与される(S11
10)。また、レポートに使用することを取消すること
もでき(S1111)、取消の要求があったときは、レ
ポートに使用すことを表すフラグ信号を消去する(S1
112)。
【0059】つぎに、レポートに使用することが指定さ
れた画像データに対しては、その画像データが不意な動
作によって消去されないように、その画像データに対す
る消去不可フラグをONにする(S1113)。また、
指定された画像データのみでなく、表示動作が行われた
画像は全て消去不可フラグをONにしてもよい。
【0060】そして、他の画像の再生が要求される場合
には(S1114)、あらたに画像を指定することによ
って同様の処理がなされる。
【0061】なお、レポート作成のために参照し、診断
に用いた画像がどの画像であるかを明確にするためレポ
ート作成画面101上に表示された画面の内指定された
画面は、他の画面と異なる表示(枠の色が異なるなど)
106(図6(d))にしている。
【0062】レポートに使用される画像が特定された
後、診断レポート領域に対して必要事項を入力し、レポ
ートを作成する(S1115)。
【0063】レポートデータが作成された後、そのデー
タは登録処理される(S1116)。
【0064】次に、内視鏡装置17,18における画像
送信処理(S1011)の詳細を図7を用いて説明す
る。
【0065】内視鏡装置17,18で画像送信指示が入
力されると(S1201)、その指示を判断し(S12
02)未送信画像に他をサーバに送信する処理(S12
03)がなされる。
【0066】このときサーバヘ送信された画像データに
は、送信済であることを表す送信済フラグがONにされ
る(S1204)。次に、この送信済の画像データが、
消去不可の画像であったかどうか判断される(S120
5)。
【0067】レポート作成のために使用された画像であ
ったとすると、消去不可を示すフラグがONされている
が、レポート作成に使用されていない画像であったとす
ると、消去不可フラグがOFFされている。
【0068】内視鏡装置17,18では、画像記憶容量
が限られているため、容量を確保するため不要画像を消
去する作業が要求されるが、先にも説明したように、診
断に参照した画像は保存が要求される。
【0069】しかし、その画像がサーバに送信された後
は、同じ画像がサーバ内に存在するので、消去可能とな
る。よって、送信済フラグがONされた画像は、消去不
可フラグをOFFにして、内視鏡装置においてデータの
消去を可能な状態に変更(S1206)する。
【0070】その後、すべての画像の送信が済んだかど
うかが判断され(S1207)、全ての画像データが送
信済となった後に、終了する。
【0071】図8は、図7における画像データに対する
フラグの処理を概念的に示したものである。図8(a)
の状態(データ送信前)から、データ送信を完了すると、
図8(b)の消去不可フラグが全てOFFの状態とな
る。
【0072】その後、内視鏡装置17,18内で画像記
録媒体の所定の記憶領域を確保するための処理がなされ
ると、消去付加フラグがOFFになっているので、それ
らの画像が消去され、図8(c)のように所定の記憶領
域が確保される。
【0073】なお図8(c)では、処置の領域が確保さ
れたため、C,Dの画像データは消去されず、保存され
たままの状態を示している。
【0074】ここでは、記録した画像は全てサーバ内へ
転送する例を説明したが、サーバへ転送する対象を、レ
ポートに使用または参照した画像のみとし、保存容量を
節約するようにしてもよい(例えば、図8(a)にて消
去不可のB、Cのみを転送対象とする)。
【0075】図9を用いて、内視鏡装置17,18にお
ける定期的な領域確保処理を説明する。
【0076】定期的な領域確保処理が開始されると、記
録媒体の走査が開始され(S1302)、消去可否を判
断する画像データが特定される(S1303)。特定さ
れた画像データの送信済フラグがON(または消去不可
フラグがOFF)であると(S1304)、その画像デ
ータを消去し(S1305)、所定容量が確保されたか
どうかを判断し(S1306)、所定容量が確保される
と、処理を終了する。
【0077】次に図10を用いて、サーバ管理装置37
と医療データバンク2の入出力装置36との間のバック
アップ処理(S2009,S4003)を説明する。
【0078】サーバ管理装置37でバックアップ処理が
開始されると(S2101)、消去不可画像データとレ
ポートデータが検索される(S2102)。
【0079】検索された記録データ(画像データまたは
レポートデータ)には、A病院3からのデータであるこ
とを示す信号[from A]が付加されサーバヘ送信される
(S2103)。
【0080】バックアップ処理が開始された(S410
1)医療データバンク2の入出力装置36では、記録デ
ータを受信し(S4102)、そのデータを仮に保存す
る(S4103)。仮に保存する理由は、ネットワーク
を介してデータが伝送されてきているため、信号の一部
欠落などが考えられるので、そのデータをそのまま正し
いデータとして保存しないためである。
【0081】よって、データを仮保存(S4103)し
た後、データの再送信要求を出す(S4104)。
【0082】サーバ管理装置37で、再送信要求を受け
ると、先に送信したデータのデータ形式を変更し再送信
処理を行う(S2104)。データの形式としては、一
般に知られているデータ形式で良い。
【0083】医療データバンク2の入出力装置36でデ
ータを受信すると、そのデータ形式を再生し(S410
5)、先に受信したデータと比較処理(S4106)す
る(例えばDOSコマンドによるファイルコンベア等も
可能)。
【0084】比較してデータに不一致がある場合(S4
107)は、受信したデータを消去し(S4108)、
送信データの再検索要求を出力する(S4109)。
【0085】サーバ管理装置37では、再検索要求に応
じて再送データの検索を開始し(S2105)、検索さ
れたデータを再送信する(S2103)。
【0086】データが一致した場合は(S4107)、
そのデータを登録し(S4110)、次データの送信を
要求する(S4111)。次データの送信要求を受ける
と、先に送信した画像の消去不可フラグをOFFし(S
2106)、全てのデータの検索が終了したかどうかを
判断し(S2107)全てが終了するまでその動作が繰
り返される。
【0087】検索が終了すると(S2107)、送信終
了信号を送信し(S2108)、入出力装置側もその信
号を受けて終了する。
【0088】このように、送信されたデータの一致不一
致を確認するので、確実に正しいデータがバックアップ
される。また、データがバックアップされた後に、消去
不可フラグをOFFにするので、データが不意に消去さ
れてしまうようなこともなくなる。
【0089】次に、図11および図12を用いて、A病
院3からB病院4にデータを送信するような場合につい
て説明する。
【0090】そのデータの流れは、基本的には、図11
の矢印に示すように、医療データバンク2を中継してデ
ータ転送され、そのデータは、先に説明したバックアッ
プ処理と同様に、データの一致不一致の確認がなされる
ものとして構成されている。
【0091】図12に示すように、A病院3でB病院4
へのデータ送信指示が出されると(S5001)、デー
タがA病院3から送信されたことを示す[from A]の信
号が付与され、医療データバンク2ヘデータが送信され
る。
【0092】医療データバンク2で、データが受信(S
6001)されると、そのデータを保存し、再送信を要
求する(S6002)。
【0093】A病院3では、再送信要求を受けるとデー
タ形式を変更し再送信する(S5003)。
【0094】そして、医療データパンク2では、再送信
データのデータ形式を再生し(S6004)、保存デー
タと比較(S6005)する。
【0095】比較されたデータに不一致が存在する場合
には(S6006)、データの再送信要求を出す(S6
007)。
【0096】再送信要求が出されると、A病院3では、
データの再送信指示を出し(S5004)データを送信
する処理を繰り返す。
【0097】データに不一致がない場合には(S600
6)、受信したデータをB病院4へ送信する(S600
8)。
【0098】B病院4で、データを受信すると(S70
01)そのデータを保存し(S7002)、データの再
送信を要求する(S7003)。
【0099】そして、医療データパンク2では、再送信
要求に応じてデータ形式を変換し再送信する(S600
9)。
【0100】B病院4では、再送信されたデータの形式
を再生し(S7004)、保存データと比較(S700
5)、データの一致不一致を判断する(S7006)。
【0101】データ不一致の場合は、再送信要求し(S
7007)、医療データバンク2では再送信の指示を出
し(S6010)処理を繰り返す。
【0102】データに不一致がない場合には、B病院4
では、そのデータを登録し(S7008)、データの受
信終了処理を行う(S7009)。
【0103】これに伴い、医療データバンク2、A病院
3もそれぞれ、終了処理をする(S6012,S500
5)。
【0104】このようにして、信号の欠落などが無く、
データの送信を可能にしている。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信回線を介しても信頼性の高い医療データの伝達ができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る医療データ通信シ
ステムの構成を示す構成図
【図2】図1の医療データバンクと、A病院,B病院そ
れぞれにおける内視鏡部門ネットワークの詳細な構成を
示す構成図
【図3】図2における内視鏡装置で取得された内視鏡画
像データの流れを示す図
【図4】図1の医療データ通信システムにおける内視鏡
画像データの処理の流れを示すフローチャート
【図5】図4の処理におけるレポート作成処理の流れを
示すフローチャート
【図6】図5のレポート作成処理において表示される表
示画面を示す図
【図7】図4の処理における画像送信処理の流れを示す
フローチャート
【図8】図7における画像データに対するフラグの処理
を概念的に示した図
【図9】図2の内視鏡装置における定期的な領域確保処
理の流れを示すフローチャート
【図10】図2のサーバ管理装置と医療データバンクの
入出力装置との間のバックアップ処理の流れを示すフロ
ーチャート
【図11】図2におけるA病院からB病院へのデータ送
信の流れを示す図
【図12】図2におけるA病院からB病院へのデータ送
信処理の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
1…医療データ通信システム 2a,2b,2c,2d、2e…記憶装置 3…A病院 4…B病院 5…C病院 6…D病院 7…E病院 8…ネットワーク 9…院内ネットワーク 10…会計システム 11…病理部門ネットワーク 12…放射線部門ネットワーク 13…内視鏡部門ネットワーク 14…インターフェース監視端末 15…第1の内視鏡室 16…第2の内視鏡室 17,18…内視鏡装置 19…カンファレンスルーム 20…カンファレンス装置 21…内視鏡部門サーバ 34…診察用ベッド 35…データベースサーバ 36…入出力装置 37…サーバ管理装置 38…ハードディスク
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61B 5/00 H04L 13/00 307Z (72)発明者 大森 真一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 尾本 昌和 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C061 AA00 BB00 CC00 DD00 JJ19 NN03 UU08 UU09 5K014 AA01 DA03 FA03 5K034 AA05 BB06 CC02 FF13 HH11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して電子データを送受
    するデータ送信システムにおいて、 前記ネットワークを介して所定の電子データを第1の電
    子データとして受信するデータ受信手段と、 前記データ受信手段によるデータ受信に応じて、該デー
    タの送信元にデータの再送信要求を出力する再送信要求
    出力手段と、 前記再送信要求に応じて再送信された前記電子データ
    を、前記ネットワークを介して第2の電子データとして
    受信し、前記第1の電子データと比較する電子データ比
    較手段と、 前記電子データ比較手段の比較結果に応じて、前記デー
    タ受信手段で受信した電子データを正規データとして記
    憶する記憶手段とを具備したことを特徴とするデータ送
    信システム。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して電子データを送受
    するデータ送信方法において、 前記ネットワークを介して所定の電子データを第1の電
    子データとして受信する第1のデータ受信行程と、 前記データ受信行程によるデータ受信に応じて、該デー
    タの受信元にデータの再送信要求を出力する再送信要求
    出力行程と、 前記再送信要求に応じて再送信された前記電子データ
    を、前記ネットワークを介して第2の電子データとして
    受信しする第2のデータ受信行程と、 前記第1のデータ受信行程で受信した第1の電子データ
    と、前記第2のデータ受信行程で受信した第2の電子デ
    ータとを比較する比較行程と、 前記比較行程の比較結果に応じて、前記データ受信行程
    で受信した電子データを正規データとして記憶する記憶
    行程とを具備したことを特徴とするデータ送信方法。
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