JP2002077033A - 携帯情報端末装置、状態通知方法、消費電力削減方法、及び記憶媒体 - Google Patents

携帯情報端末装置、状態通知方法、消費電力削減方法、及び記憶媒体

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JP2002077033A
JP2002077033A JP2000267069A JP2000267069A JP2002077033A JP 2002077033 A JP2002077033 A JP 2002077033A JP 2000267069 A JP2000267069 A JP 2000267069A JP 2000267069 A JP2000267069 A JP 2000267069A JP 2002077033 A JP2002077033 A JP 2002077033A
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JP2000267069A
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Takahiro Kurosawa
貴弘 黒澤
Yuichi Sakauchi
祐一 坂内
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Canon Inc
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯情報端末装置を小型化することを図る。 【解決手段】 ユーザへの通知手段を備えた携帯電話端
末200に接続可能である携帯情報端末装置100にお
いて、Webサーバ400からの応答に基づき、自装置
の内部状態の変化が検出されたとき、該変化を示す変化
情報を携帯電話端末200に伝達し、携帯電話端末20
0の前記通知手段に、前記変化情報のユーザへの通知を
行なわせる。また携帯情報端末装置100は、ネットワ
ーク上の情報サービス装置から提供された情報を表示す
る表示デバイス110を備え、携帯電話端末200を介
してネットワーク上の情報サービス装置に情報提供を要
求した時点から、該要求に対する応答を受け取った時点
までの期間、表示デバイス110への給電を削減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報端末装
置、状態通知方法、消費電力削減方法、及び記憶媒体に
関し、特に、ユーザへの通知手段を備えた外部装置に接
続可能な携帯情報端末装置、該携帯情報端末装置に適用
される状態通知方法及び消費電力削減方法、並びに該状
態通知方法または消費電力削減方法を実行するプログラ
ムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手のひらサイズの大きさで、個人
の知的活動を支援するための情報機器として、携帯情報
端末(Personal Digital Assistant、PDAと略称)が
開発されている。この携帯情報端末は液晶画像表示装置
を搭載し、スケジュール帳機能、メモ帳機能、電話帳機
能などを備えている。この携帯情報端末として、シャー
プ社のZaurusや、Palm社(USA)のPal
mなどが市販されている。
【0003】この携帯情報端末に関連する従来の周辺技
術を以下に記す。
【0004】[光学デバイス]光学設計/生産技術の発達
により、自由曲面プリズムを使った拡大投影が実現さ
れ、小型サイズでありながら、大画面を提供する光学デ
バイスが提供されている。また、このような光学デバイ
スをマイクロディスプレイなどの高精細表示デバイスと
組合わせることにより、小型でありながら広視野かつ高
解像度の表示が得られるようになってきている。このよ
うな技術は、これまで頭部搭載型ディスプレイHMD
(Head Mounted Display)などに応用されている。
【0005】例えば、キヤノン社のGT−270があ
る。
【0006】さらに、HMDとCPUとを一体化したコ
ンピュータシステムとして、本出願人による特開平9−
179062号公報がある。
【0007】[高精細表示デバイス]液晶ディスプレイ
(以下、「LCD」と呼ぶ)技術の発達により、小型で
ありながら高精細なディスプレイが実現可能になってい
る。特に、CMOSバックプレーン上に液晶材料をのせ
るLCoS(Liquid Crystal on Silicon)技術では、
半導体製造における高密度回路形成技術を応用してお
り、高精細と高反応速度とを達成している。
【0008】例えば、CMD社(USA)のマイクロデ
ィスプレイCMD8X6シリーズが挙げられる。
【0009】[感圧素子などを用いた入力デバイス]感圧
素子などを用いることにより、わずかの指の動きを検出
し、ポインティングデバイス(マウス)相当の二次元平
面内のポインティングとボタンクリックとを実現する入
力デバイスが普及してきている。
【0010】このような入力デバイスは、ノート型PC
(Personal Computer)の埋め込み型ポインティングボ
タンや、マウスのスクロール用補助ボタンとして利用さ
れている。
【0011】[小型化されたコンピュータデバイス]半導
体製造技術や半導体設計技術の進歩などにより、小型か
つ省電力でありながら高性能な処理能力を持つコンピュ
ータデバイスが実現可能になってきている。また、コン
ピュータデバイスを構成するバス制御やメモリ制御ある
いはタイマーなどの機能を一つのチップ上に組込んだプ
ロセッサ製品が多く流通するようになってきている。
【0012】加えて、SoC(System on a Chip)技術
などの登場により、従来は、ASIC部分も含めて複数
の半導体チップを組合わせて構成していた機能を、一つ
のチップで実現することが可能になった。これによっ
て、容積の小型化ばかりではなく、消費電力も低減する
ことが可能になってきている。
【0013】SoC用プロセッサコアとしては、ARM
社(UK)のARMコアが知られている。
【0014】[広域ワイヤレス通信網]PHS(Personal
Handy phone System)や携帯電話に代表される広域ワ
イヤレス通信網が整備され、また、携帯電話端末が爆発
的に普及したことにより、場所の制約を受けずにネット
ワーク通信を行なうことが可能になってきている。さら
に、IMT−2000仕様の導入により、通信バンド幅
も飛躍的に大きくなりつつある。
【0015】また、NTTドコモ社のiモードサービス
や日本移動通信株式会社のEZアクセスなどでは、いく
つかの制限はあるものの、それぞれの広域ワイヤレス通
信網を経由してインターネット情報サービスにアクセス
することを可能としている。
【0016】[携帯電話端末]NTTドコモ社などが提供
する広域ワイヤレス通信網である携帯電話網に接続する
ための端末が、近年の実装技術の発達などにより、大幅
な小型化を達成している。
【0017】また、NTTドコモ社のiモードサービス
や日本移動通信株式会社のEZアクセスなどに対応した
携帯電話端末では、いくつかの制限はあるものの、イン
ターネット情報サービスを利用することが可能となって
いる。
【0018】さらに、これらの携帯電話端末では、着信
時に、個々に設定されたメロディを演奏する機能が実装
されている。この機能は、「着メロ」と呼ばれている。
この着メロ機能で演奏されるメロディとして、単音ばか
りではなく、和音によるメロディも可能にしている携帯
電話端末も登場している。
【0019】[低消費電力ワイヤレス通信方式]通信周波
数制御回路や電波強度の調節機能などの技術進歩によ
り、高速でありながら、消費電力の低い通信方式が実現
されるようになってきた。このような通信方式は、携帯
電話端末やノート型PC(Personal Comu
puter)など多くの情報機器に採用されつつある。
【0020】このような低消費電力ワイヤレス通信方式
の代表例として、bluetoothが挙げられる。特
に、このbluetooth方式を主導するbluet
oothSIG(Special Interest Group)では、普及
促進のため、通信を利用するアプリケーション毎にプロ
トコルスタックの組合せをプロファイルとして規定して
おり、bluetooth準拠デバイス間の相互接続性
も確保している。例えば、bluetooth仕様に含
まれる“Dial-up Networking profile”では、携帯電話
端末などをインターネットブリッジとして使用する場合
の通信プロトコルや通信手順が定められている。
【0021】[外部メモリデバイス]半導体製造技術や記
憶回路方式の進歩などにより、メモリデバイスの記憶容
量は格段の進歩を遂げている。特に近年、規格化された
外部メモリデバイスを多様な情報機器間で利用すること
ができるようになってきており、それらの外部メモリデ
バイスを介して、容易に大量の情報を交換することがで
きるようになってきた。
【0022】例えば、MultiMediaCard AssociationのM
MC、San Disk社のコンパクトフラッシュが挙げられ
る。
【0023】[インターネット情報サービス]インターネ
ットを介して、多様な情報を入手することが可能になっ
ている。この情報の中には、画像やテキストならびに映
像や音声などが含まれ、それらの情報をHTML(Hype
rText Markup Language)と呼ばれる記述方式によって
流通させることが可能になっている。また、ISP(In
ternet Service Provider)と呼ばれる接続業者によ
り、電話網など広域通信網を介して、インターネットに
接続することも容易になっている。
【0024】このようなインターネット情報サービス
が、世界中に広がる広域通信網上でサービスされるにつ
れて、大量の情報が、リアルタイムで、末端の端末に提
供されるようになってきた。
【0025】また、NTTドコモ社によるiモードは、
コンパクトHTMLと呼ばれるHTMLのサブセットを
採用することにより、PCなどに比べて様々なハードウ
ェア上の制約のある携帯電話端末でも、インターネット
情報サービスを利用することを可能にしている。
【0026】[小型大容量電池]リチウムイオン電池やリ
チウムポリマー電池の登場により、電力密度の高い、す
なわち、小型でありながら大容量の電池を利用できるよ
うになってきた。このことにより、携帯可能な機器を長
時間連続利用することが可能になっている。
【0027】以上説明したような各種の周辺技術を利用
することにより、携帯情報端末は通信機能を備えること
ができて多機能化し、かつ小型化や携帯化が実現してい
る。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の携帯情報端末において、更に小型化や携帯化を
促進しようとした場合に、前述のように、リチウムイオ
ン電池やリチウムポリマー電池の登場により、小型であ
りながら大容量の電池を利用できるようになってきたと
は言え、電力容量に応じた大きさの電池が必要となるの
で、電池の大きさが小型化の障害となる。そのため、携
帯情報端末での電力消費を低減して、電池の大きさを小
さくし、これによって携帯情報端末を小型化することが
求められている。
【0029】本発明はこのような要請に応えて提供され
たものであって、小型化することを図った携帯情報端末
装置、状態通知方法、消費電力削減方法、及び記憶媒体
を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、ユーザへの通知手段
を備えた外部装置に接続可能な携帯情報端末装置におい
て、前記外部装置に自装置を接続するための外部接続手
段と、自装置の内部状態の変化を検出する検出手段と、
前記検出手段によって自装置の内部状態の変化が検出さ
れたとき、該変化を示す変化情報を、前記外部接続手段
を介して前記外部装置に伝達し、該外部装置の前記通知
手段に、前記変化情報のユーザへの通知を行なわせる伝
達手段とを有することを特徴とする。
【0031】請求項12記載の発明によれば、前記外部
装置は所定のネットワークと接続可能であり、前記携帯
情報端末装置は、前記外部装置を介して前記所定のネッ
トワーク上の情報サービス装置に情報提供を要求する要
求手段と、前記要求手段によって行われた要求に対する
応答を受け取る受取手段と、前記所定のネットワーク上
の情報サービス装置から提供された情報を表示する表示
手段と、前記要求手段による要求時点から前記受取手段
が応答を受け取るまでの期間、前記表示手段への給電を
削減する削減手段とを更に有することを特徴とする。
【0032】請求項15記載の発明によれば、前記外部
装置は所定のネットワークと接続可能であり、前記携帯
情報端末装置は、前記外部装置を介して前記所定のネッ
トワーク上の情報サービス装置に情報提供を要求する要
求手段と、ユーザによって入力操作が行なわれる入力装
置と、前記所定のネットワーク上の情報サービス装置か
ら提供された情報を表示する表示手段と、前記要求手段
による要求時点から前記入力装置に対してユーザ操作が
行なわれるまでの期間、前記表示手段への給電を削減す
る削減手段とを更に有することを特徴とする。
【0033】請求項17記載の発明によれば、前記外部
装置は所定のネットワークと接続可能であり、前記携帯
情報端末装置は、前記外部装置を介して前記所定のネッ
トワーク上の情報サービス装置に情報提供を要求する要
求手段と、前記要求手段によって行われた要求に対する
応答を受け取る受取手段とを更に有し、前記検出手段
は、前記受取手段により受け取られた応答の属性に基づ
いて自装置の内部状態の変化を検出することを特徴とす
る。
【0034】また、請求項19記載の発明によれば、ユ
ーザへの通知手段を備えた外部装置に接続可能であると
ともに、前記外部装置に自装置を接続するための外部接
続手段を備えた携帯情報端末装置に適用される状態通知
方法において、自装置の内部状態の変化を検出する検出
ステップと、前記検出ステップによって自装置の内部状
態の変化が検出されたとき、該変化を示す変化情報を、
前記外部接続手段を介して前記外部装置に伝達し、該外
部装置の前記通知手段に、前記変化情報のユーザへの通
知を行なわせる伝達ステップとを有することを特徴とす
る。
【0035】請求項22記載の発明によれば、外部装置
を介して所定のネットワークと接続可能であるととも
に、該所定のネットワーク上の情報サービス装置から提
供される情報を表示する表示手段を備え、自装置の内部
状態が変化したとき、該変化を示す変化情報を前記外部
装置に伝達し、該外部装置が備える通知手段に、前記変
化情報のユーザへの通知を行なわせる携帯情報端末装置
に適用される消費電力削減方法において、前記外部装置
を介して前記所定のネットワーク上の情報サービス装置
に情報提供を要求する要求ステップと、前記要求ステッ
プによって行われた要求に対する応答を受け取る受取ス
テップと、前記要求ステップによる要求時点から前記受
取ステップによる応答受取時点までの期間、前記表示手
段への給電を削減する削減ステップとを有することを特
徴とする。
【0036】請求項25記載の発明によれば、外部装置
を介して所定のネットワークと接続可能であるととも
に、該所定のネットワーク上の情報サービス装置から提
供される情報を表示する表示手段を備え、自装置の内部
状態が変化したとき、該変化を示す変化情報を前記外部
装置に伝達し、該外部装置が備える通知手段に、前記変
化情報のユーザへの通知を行なわせる携帯情報端末装置
に適用される消費電力削減方法において、前記外部装置
を介して前記所定のネットワーク上の情報サービス装置
に情報提供を要求する要求ステップと、前記要求ステッ
プによる要求時点からユーザによる入力操作が行なわれ
るまでの期間、前記表示手段への給電を削減する削減ス
テップとを有することを特徴とする。
【0037】請求項27記載の発明によれば、外部装置
を介して所定のネットワークと接続して該所定のネット
ワーク上の情報サービス装置から情報提供を受ける携帯
情報端末装置に適用される状態通知方法において、前記
外部装置を介して前記所定のネットワーク上の情報サー
ビス装置に情報提供を要求する要求ステップと、前記要
求ステップによって行われた要求に対する応答を受け取
る受取ステップと、前記受取ステップにより受け取られ
た応答の属性に基づいて自装置の内部状態の変化を検出
する検出ステップと、前記検出ステップによって自装置
の内部状態の変化が検出されたとき、該変化を示す変化
情報を前記外部装置に伝達し、該外部装置が備える通知
手段に、前記変化情報のユーザへの通知を行なわせる伝
達ステップとを有することを特徴とする。
【0038】さらに、請求項29記載の発明によれば、
ユーザへの通知手段を備えた外部装置に接続可能である
とともに、前記外部装置に自装置を接続するための外部
接続手段を備えた携帯情報端末装置に適用される状態通
知方法をプログラムとして記憶した、コンピュータによ
り読み出し可能な記憶媒体において、前記状態通知方法
が、自装置の内部状態の変化を検出する検出ステップ
と、前記検出ステップによって自装置の内部状態の変化
が検出されたとき、該変化を示す変化情報を、前記外部
接続手段を介して前記外部装置に伝達し、該外部装置の
前記通知手段に、前記変化情報のユーザへの通知を行な
わせる伝達ステップとを有することを特徴とする。
【0039】請求項32記載の発明によれば、外部装置
を介して所定のネットワークと接続可能であるととも
に、該所定のネットワーク上の情報サービス装置から提
供される情報を表示する表示手段を備え、自装置の内部
状態が変化したとき、該変化を示す変化情報を前記外部
装置に伝達し、該外部装置が備える通知手段に、前記変
化情報のユーザへの通知を行なわせる携帯情報端末装置
に適用される消費電力削減方法をプログラムとして記憶
した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体にお
いて、前記消費電力削減方法が、前記外部装置を介して
前記所定のネットワーク上の情報サービス装置に情報提
供を要求する要求ステップと、前記要求ステップによっ
て行われた要求に対する応答を受け取る受取ステップ
と、前記要求ステップによる要求時点から前記受取ステ
ップによる応答受取時点までの期間、前記表示手段への
給電を削減する削減ステップとを有することを特徴とす
る。
【0040】請求項35記載の発明によれば、外部装置
を介して所定のネットワークと接続可能であるととも
に、該所定のネットワーク上の情報サービス装置から提
供される情報を表示する表示手段を備え、自装置の内部
状態が変化したとき、該変化を示す変化情報を前記外部
装置に伝達し、該外部装置が備える通知手段に、前記変
化情報のユーザへの通知を行なわせる携帯情報端末装置
に適用される消費電力削減方法をプログラムとして記憶
した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体にお
いて、前記消費電力削減方法が、前記外部装置を介して
前記所定のネットワーク上の情報サービス装置に情報提
供を要求する要求ステップと、前記要求ステップによる
要求時点からユーザによる入力操作が行なわれるまでの
期間、前記表示手段への給電を削減する削減ステップと
を有することを特徴とする。
【0041】請求項37記載の発明によれば、外部装置
を介して所定のネットワークと接続して該所定のネット
ワーク上の情報サービス装置から情報提供を受ける携帯
情報端末装置に適用される状態通知方法をプログラムと
して記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶
媒体において、前記状態通知方法が、前記外部装置を介
して前記所定のネットワーク上の情報サービス装置に情
報提供を要求する要求ステップと、前記要求ステップに
よって行われた要求に対する応答を受け取る受取ステッ
プと、前記受取ステップにより受け取られた応答の属性
に基づいて自装置の内部状態の変化を検出する検出ステ
ップと、前記検出ステップによって自装置の内部状態の
変化が検出されたとき、該変化を示す変化情報を前記外
部装置に伝達し、該外部装置が備える通知手段に、前記
変化情報のユーザへの通知を行なわせる伝達ステップと
を有することを特徴とする。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0043】(第1の実施の形態)第1の実施の形態で
は、携帯情報端末装置を携帯電話端末と組み合わせて利
用することで、携帯電話網を経由してインターネット上
のWWW(World Wide Web)サーバ(以下、「Webサ
ーバ」という)に接続し、そこから得られるWebサー
バのページ情報を携帯情報端末装置に表示する動作例に
ついて説明する。
【0044】また、携帯情報端末装置を使って、そのペ
ージ情報に含まれるリンクを選択する動作例について説
明する。
【0045】また特に、携帯情報端末装置の消費電力抑
制を目的として、表示デバイスの電力消費を削減する例
について説明する。
【0046】なお本実施の形態では、Webサーバから
のダウンロード終了などをユーザに通知することを、携
帯電話端末の着メロ機能を使って行う。
【0047】図1は、本発明に係る携帯情報端末装置の
第1の実施の形態を示す外観図である。(A)は該携帯
情報端末装置の斜視図、(B)は正面図、(C)は該携
帯情報端末装置を手で握った様子を示す図である。
【0048】携帯情報端末装置の正面には、図1(B)
に示す窓1があり、この窓1は、後述の自由曲面プリズ
ムの接眼側に位置する。ユーザは、本携帯情報端末装置
を手で握って眼をこの窓1に近づけ覗き込むことによ
り、後述の小型液晶ディスプレイの画面を拡大して見る
ことができる。本携帯情報端末装置は、電源として電池
を用い、また無線通信機能を有するので、ユーザは本携
帯情報端末装置を携帯して、必要な情報を見ることがで
きるようになっている。
【0049】また図1に示すように、正面から見て左上
に操作ボタン2が装着されており、ユーザは操作ボタン
2を操作して所望の情報を得るようにする。
【0050】図2は、携帯情報端末装置の内部の配置を
示す断面図である。
【0051】図中112は、情報を表示するための小型
液晶ディスプレイ、113は小型液晶ディスプレイ11
2に透過光を供給するバックライト、111は小型液晶
ディスプレイ112の画面を拡大するための自由曲面プ
リズムである。これらの小型液晶ディスプレイ112、
バックライト113、および自由曲面プリズム111に
より拡大系表示デバイス110が構成される。
【0052】また、3は携帯情報端末の筐体、4は小型
液晶ディスプレイ112に駆動信号を送るメイン基板で
ある。
【0053】図3は、自由曲面プリズム111における
光路を示す図である。
【0054】自由曲面プリズム111には、3つの光学
的作用面111a〜111cが存在する。観察者から最
も遠い作用面111cの近傍には、小型液晶ディスプレ
イ112とバックライト113とが配置され、それらは
観察者に適切な表示を与える位置に調整される。それぞ
れの作用面は、バックライト113から出た光が小型液
晶ディスプレイ112を透過し作用面111c、111
a、111bを経由して観察者に到達するよう設計され
ている。
【0055】自由曲面プリズム111を利用することに
より、画像出力を拡大表示するための拡大光学系をコン
パクトサイズで実現できる。
【0056】本実施の形態では、小型液晶ディスプレイ
112として透過型の液晶表示素子を使用しているが、
これに代わって、反射型の液晶表示素子を使用し、自由
曲面プリズム形状やバックライトなどの位置を適切に調
整するようにしてもよい。
【0057】図4は、携帯情報端末装置に実装される電
気回路を示すブロック図である。
【0058】携帯情報端末装置は、小型液晶ディスプレ
イ(LCD)112やバックライト113等を含む拡大
系表示デバイス110と、SoC技術によって集積され
た小型コンピュータデバイス120と、bluetoo
th準拠の消費電力が小さい通信デバイス130と、感
圧素子やタクトスイッチを組み合せることにより、ポイ
ンティングデバイス(マウス)相当の二次元平面内のポ
インティングとボタンクリックとを実現した入力デバイ
ス140と、点灯や点滅によって複数の表示状態を実現
可能なLEDデバイス150と、リチウムイオン二次電
池などからなる電源デバイス160とを備え、これらを
手の中に収まるほどの小型サイズの携帯情報端末装置内
に実装している。
【0059】そして、この携帯情報端末装置は、通信デ
バイス130経由でネットワークから得られた情報を、
コンピュータデバイス120で処理し、拡大系表示デバ
イス110を介してユーザに提供するように動作する。
【0060】コンピュータデバイス120の内部は、後
述するプログラムによる各種の処理を実行するCPU1
21と、プログラムを格納したり処理の中間結果を保持
したりするためのメモリとなるRAM122と、プログ
ラムやデータなどのソフトウェアを記憶しているROM
123と、プログラムの実行結果を反映するよう小型液
晶ディスプレイ112およびバックライト113を制御
する表示制御回路124と、CPU121やRAM12
2などのデータ通信路となるバス125と、通信デバイ
ス130を制御する通信制御回路126と、入力デバイ
ス140を制御する入力制御回路127と、LEDデバ
イス150を制御するLED制御回路128と、省電力
制御などのために電源デバイス160を制御する電源制
御回路129とから構成される。この中で、RAM12
2、ROM123、表示制御回路124は、バス125
を介してCPU121と接続される。通信制御回路12
6、入力制御回路127、LED制御回路128、なら
びに、電源制御回路129は、I/Oポートを介してC
PU121と接続される。そして、これらの回路はSo
C技術によって一つの半導体チップ上に小型実装されて
いる。
【0061】なお、本構成のROM123には、マスク
ROMのような書き換えが不可能な記憶装置と、フラッ
シュROMのような繰り返し書き換え可能な記憶装置と
が含まれる。
【0062】図5は、携帯情報端末装置とネットワーク
との接続形態を示す図である。
【0063】インターネットなどのネットワーク上に
は、複数のWebサーバ400が存在する。本実施の形
態における携帯情報端末装置100は、bluetoo
th網を介して携帯電話端末200に接続し、携帯電話
端末200は携帯電話回線網を介してWebサーバ40
0に接続する。
【0064】携帯電話端末200は、携帯電話回線網へ
の接続機能の他に、bluetooth通信機能を備え
る。
【0065】携帯電話回線網は、実際には、複数の無線
基地局や交換機設備から構成されるが、説明を簡潔にす
るため携帯電話回線網の詳細な説明は省略する。
【0066】携帯電話回線網からネットワークへの乗り
入れには、ルーター300が介在する。ルーター300
は、多くの場合、ISP(Internet Service Provide
r)によって運営されており、携帯電話回線網からネッ
トワークへの架け橋の役割を果たす。
【0067】携帯情報端末装置100から発行されたW
ebページ情報のリクエストは、対応のWebサーバ4
00へ送られ、これが受け入れられるとWebサーバ4
00から携帯情報端末装置100へWebページ情報が
返送される。さらに、携帯情報端末装置100では、受
け取ったWebページ情報を解析して表示する。
【0068】なお、携帯情報端末装置100から携帯電
話端末200へのbluetooth通信では、Dial-u
p Networking profileならびにserial port profileに
則った通信が行われる。
【0069】また、ネットワーク上には、複数のWeb
ブラウザ500が接続され、同様に、Webサーバ40
0に接続し、そこに保持されているページ情報を表示す
る。
【0070】なお、Webサーバ400ならびにWeb
ブラウザ500は、広く普及しているWeb技術を実装
したサーバならびにブラウザであり、そこに保持される
ページ情報は、HTMLなどで記述され、URLとして
記述されたリンク情報が含まれる。そのリンク情報は、
Webブラウザ500などから別のページ情報へアクセ
スすることを容易にしている。この別のページ情報は、
同じWebサーバ上に保持されていることもあるし、異
なるWebサーバ上に保持されていることもある。
【0071】また、携帯電話端末200は、データ通信
機能の他に、広く普及している通常の通話機能を備えて
いるが、本実施の形態では、データ通信機能とblue
tooth通信機能とを使って、携帯情報端末装置10
0からWebサーバ400への接続を中継する機能のみ
に限定して説明する。
【0072】すなわち、bluetooth通信によっ
て携帯電話端末200と携帯情報端末装置100との接
続が確立されている状態において、携帯情報端末装置1
00内に実装されているダイアルアップ機能により、I
SPの電話番号をダイアルすることを携帯電話端末20
0に要求する。これに従い、携帯電話端末200は、携
帯電話回線網において携帯電話端末200とISPとの
リンクを確立する。そしてさらに、携帯情報端末装置1
00内に実装されている通信スタックにより、携帯情報
端末装置100とISPが運営するルーター300との
間に仮想的な通信路を確立する。このようにして携帯電
話端末200は、携帯情報端末装置100からWebサ
ーバ400への接続を中継する役割を果たす。
【0073】なお、図5に示すネットワークとは、企業
あるいは組織内で運用されるイントラネットである場合
もあり、また、広く世界をつないでいるインターネット
である場合もある。
【0074】図6は、WebブラウザがWebサーバに
Webページ情報を要求する際に使用される最も一般的
な通信プロトコルであるHTTP(HyperText Transfer
Protocol)による通信シーケンスの一例を示す図であ
る。
【0075】HTTPの手順では、はじめに、Webブ
ラウザがWebサーバとの接続を確立し(HTTPco
nnect)、続いて、WebブラウザからHTTPr
equest形式のデータ要求がWebサーバへ発行さ
れる。そして、その要求を受け取ったWebサーバが要
求内容を解析し、HTTPresponse形式の応答
を送り返す。そして、最後に、通信を閉じて(HTTP
close)、1つのHTTPセッションが終了する。
【0076】HTTPresponse形式の内容につ
いて以下に説明する。
【0077】HTTPresponse形式の1行目
は、ステイタスラインと定義されている(RFC261
6“HTTP1.1版”)。ここには、HTTPバージ
ョンとステイタスコードと理由文とが、空白文字で区切
られて並ぶ。特に、2つ目の項目であるステイタスコー
ドは3つの数字から構成され、HTTPrespons
e形式の内容を分類するために使われる。例えば、HT
TP1.1版では、それぞれ下記のようなステイタスコ
ードが規定される。
【0078】なお、このステイタスコードは、第1文字
目の数字によって、大まかに5つのカテゴリに分類され
る。すなわち、1で始まるものは、HTTP接続情報を
通知し、2で始まるものは、HTTP接続の成功を通知
し、3で始まるものは、HTTP接続のリダイレクトを
通知し、4で始まるものは、クライアント側エラーを通
知し、そして、5で始まるものは、サーバー側エラーを
通知する。
【0079】 100: Continue 101: Switching Protocols 200: OK 201: Created 202: Accepted 203: Non-Authoritative Information 204: No Content 205: Reset Content 206: Partial Content 300: Multiple Choices 301: Moved Permanently 302: Found 303: See Other 304: Not Modified 305: Use Proxy 307: Temporary Redirect 400: Bad Request 401: Unauthorized 402: Payment Required 403: Forbidden 404: Not Found 405: Method Not Allowed 406: Not Acceptable 407: Proxy Authentication Required 408: Request Time-out 409: Conflict 410: Gone 411: Length Required 412: Precondition Failed 413: Request Entity Too Large 414: Request-URI Too Large 415: Unsupported Media Type 416: Requested range not satisfiable 417: Expectation Failed 500: Internal Server Error 501: Not Implemented 502: Bad Gateway 503: Service Unavailable 504: Gateway Time-out 505: HTTP Version not supported 図7は、携帯情報端末装置100の動作の手順を示すフ
ローチャートである。
【0080】この動作処理を記述したプログラムは、図
4に示すROM123に記憶され、必要に応じてCPU
121によって実行される。この実行に伴い、必要に応
じて入力制御回路127や表示制御回路124あるいは
通信制御回路126などが起動される。
【0081】まず、プログラムの開始時点のステップS
1001で、設定情報を読み取る。この設定情報に基づ
き、以降の処理内容が決定される。この設定情報の内容
は、ROM123に保存されている。典型的な設定情報
は、ROM123にプログラムなどと一緒に固定的に保
存されているが、一部の設定情報に関しては、ユーザに
よって設定、変更され、ROM123の別領域に保存さ
れている。
【0082】次に、ステップS1002で、ユーザから
の指示を待つ。ここでの待ち受け対象は、典型的には、
入力デバイス140からの入力信号であるが、通信デバ
イス130からの通信データの到着である場合もある。
【0083】そして、ステップS1003で、ユーザか
らの指示などを受け取る。
【0084】ステップS1004において、受け取った
指示がプログラムの終了を指示するものであるか否か判
定する。終了を指示するものである場合には、本プログ
ラムを終了する。一方、終了を指示していない場合に
は、ステップS1005に進む。
【0085】ステップS1005では、指示内容に応じ
た処理を実行し、その後、次の指示を待つために、ステ
ップS1002に戻る。なお、ステップS1005にお
いて実行される処理のプログラムも、同様にROM12
3に記憶され、CPU121で実行される。
【0086】図8は、携帯情報端末装置100において
実行されるWebアクセス処理の手順を示すフローチャ
ートである。この処理を記述したプログラムは、ユーザ
からの指示に応じて図7のステップS1005から呼び
出されるものであり、Webアクセス機能、すなわちW
ebサーバからWebページ情報を取得し表示する機能
を実現する。
【0087】ユーザからの指示とは、具体的には例え
ば、表示画面上のポインティングカーソルがアンカー位
置(リンク情報表示位置)にあるときに、ユーザによっ
て入力デバイス140からクリック信号が入力された場
合や、取得すべきWebページ情報のURLデータが直
接入力された場合などである。
【0088】まず、ステップS2000で、拡大系表示
デバイス110を低消費電力モードに切り替える。例え
ば、バックライト113と小型液晶ディスプレイ112
への給電を止める。
【0089】次に、ステップS2001で、指示された
URLを取得する。このURLの指示は、ユーザが直接
入力した場合やアンカーを選択した場合がある。後者の
場合には、クリックの位置情報から、ユーザが選択した
アンカーを特定し、そこに含まれるリンク情報を取得す
る。
【0090】続いて、ステップS2002で、取得した
URLを解析する。この解析に応じて、接続すべきWe
bサーバやプロトコルなどを決定する。
【0091】続いて、ステップS2003で、指示され
たURLが、携帯情報端末装置100の自機内に存在す
るデータに対応するURLであるか否かを判定する。判
定の結果、自機内に存在するならば、ステップS200
6に進み、一方、自機内に存在しないならば、ステップ
S2004に進む。
【0092】なお、この判定は、URLの指示が直接自
機内のデータを参照している場合や、外部のデータを参
照しているが履歴ファイルや保存ファイルなどにそのデ
ータがキャッシュされている場合をも考慮して判断す
る。
【0093】ステップS2004では、指示されたペー
ジ情報が自機内に存在しないので、必要なWebページ
情報を取得するため、指示されたWebサーバに、UR
Lによって指示されたプロトコルで接続する。
【0094】ここで、典型的にはHTTPプロトコルが
使用されるが、FTP(File Transfer Protocol)プロ
トコルなどが指定される場合もある。なお、プロトコル
の指定が省略された時には、HTTPプロトコルが使用
される。
【0095】そして、ステップS2005において、接
続先のWebサーバから、URLによって指示されたW
ebページ情報を取得し、ステップS2007に進む。
具体的には、URLで指示されたデータをWebサーバ
にリクエストし、その後、Webサーバからのレスポン
スを待ち、所望のWebページ情報を取得する。
【0096】一方、ステップS2006では、指示され
たページ情報が自機内に存在するので、必要なWebペ
ージ情報を自機内から取得し、ステップS2007に進
む。
【0097】次のステップS2007では、取得したW
ebページ情報を解析する。具体的には、HTML形式
などで記述された内容を読み取り、そこに埋め込まれた
画像やその他のマルチメディア情報あるいはアンカー
(リンク情報)などを検出した上で、ページ情報の論理
構造を決定する。
【0098】続いて、ステップS2008で、拡大系表
示デバイス110を通常モードに切り替える。すなわ
ち、バックライト113および小型液晶ディスプレイ1
12への給電を止めていた場合には、給電を再開する。
【0099】そして、ステップS2009で、解析した
Webページ情報を小型液晶ディスプレイ112に表示
させる。具体的には、埋め込まれた種々の情報や解析結
果の論理構造に基づいて、取得したWebページ情報を
適切な配置にレイアウトする。そして、そのレイアウト
結果を小型液晶ディスプレイ112の画面に反映する。
【0100】そして、ステップS2010で、ユーザに
Webページ情報へのアクセス完了を通知する。ここで
は、通信相手となる携帯電話端末200の着メロ機能を
使ってユーザに通知する。具体的には、携帯情報端末装
置100が、bluetooth通信のserial port pr
ofile仕様を使って、携帯電話端末200に直接接続
し、予め取り決めておいた着メロ機能インターフェース
に則して、適切なメロディデータを送信し、そのメロデ
ィの演奏実行を指示する。典型的には、HTTPres
ponse形式のステイタスコードごとにステイタスを
識別可能なメロディの演奏を指定する。
【0101】その後、ユーザからの次の指示を待つた
め、本処理を終了し、図7のステップS1002に戻
る。
【0102】図9は、図8に示すWebアクセス処理に
よって小型液晶ディスプレイ112に表示されたWeb
ページ情報の一例を示す図である。ここでは、URLデ
ータ「http://www.xyznews.com
/jp/」が直接入力された結果表示されたWebペー
ジ情報を示す。
【0103】このWebページ情報は、電気的に、表示
制御回路124から小型液晶ディスプレイ112に伝え
られ、光学的に、小型液晶ディスプレイ112上に構成
された表示画像を、バックライト113からの光が透過
して、自由曲面プリズム111の光学的拡大作用を介す
ることによって、観察者位置に結像される。
【0104】なお、本実施の形態における携帯電話端末
200の着メロ機能インターフェースは、携帯電話端末
200に備わるbluetooth通信デバイスを介し
て、携帯情報端末装置100から適切なメロディデータ
を受け取り、そのメロディデータを、携帯電話端末20
0に内蔵の音源装置に受け渡すものである。この際の携
帯情報端末装置100と携帯電話端末200との間のデ
ータ通信は、bluetooth通信におけるserial p
ort profile仕様に則り行なわれる。
【0105】図10は、携帯情報端末装置100におい
て実行される設定処理の手順を示すフローチャートであ
る。この処理を記述したプログラムは、ユーザからの指
示に応じて図7のステップS1005から呼び出される
ものであり、携帯情報端末装置100の各種設定項目に
ユーザの指定する値を設定する機能を実現する。ユーザ
からの指定とは、具体的には例えば、表示画面上のメニ
ュー項目から設定機能を選択してこの機能により指定を
行なう場合や、ユーザによる直接入力の場合などであ
る。
【0106】まず、ステップS3001において、携帯
情報端末装置100の現在の設定値を小型液晶ディスプ
レイ112に表示し、設定セッションを開始する。図1
1は、小型液晶ディスプレイ112に表示された設定値
の一例を示す図である。
【0107】続いて、ステップS3002において、設
定画面に対するユーザ入力を待ちうける。
【0108】ステップS3003において、ユーザ入力
を判定する。ここで、ユーザ入力が設定終了命令である
ならば、ステップS3004に進む。設定終了命令と
は、「submit」と「cancel」とのいずれか
である。一方、設定終了命令でないならば、ステップS
3007に進む。
【0109】ステップS3004では、さらに、設定終
了命令が、「submit」であるか「cancel」
であるかを判定する。前者である場合には、ステップS
3005に進み、設定セッション中の設定内容の保持デ
ータを携帯情報端末装置100に反映した後に、処理を
終了する。ここで、設定内容を携帯情報端末装置100
に反映する処理には、設定内容をROM123へ保存す
ることも含まれる。
【0110】一方、「cancel」が指示された場合
には、ステップS3006に進み、設定セッションの内
容を破棄し、処理を終了する。
【0111】ステップS3003で設定終了命令以外で
あると判定されたならば、ステップS3007に進み、
ユーザ入力によって受け取った設定内容を設定セッショ
ン内の保持データならびに画面上に反映する。
【0112】そして、次のユーザ入力を待ちうけるため
に、ステップS3002に戻る。
【0113】以上述べたように、手の中に入る程度に小
型化された本実施の形態の携帯情報端末装置では、携帯
電話端末と組み合わせて利用することで、携帯電話回線
網を経由してインターネット上のWebサーバにアクセ
スし、なおかつ、得られたWebページ情報を大画面表
示し、操作することが可能になる。
【0114】特に、Webページ情報を得るまでの間は
携帯情報端末装置の表示デバイスへの電力供給を中断し
て表示デバイスでの電力消費を削減し、Webページ情
報を獲得すると、表示デバイスへの電力供給を再開して
Webページ情報を表示し、同時に携帯電話端末の着メ
ロ機能を使って、Webページ情報が表示デバイスに表
示された旨をユーザへ通知する。かくして、携帯情報端
末装置での電力消費を抑制することが可能となる。ま
た、Webページ情報が表示デバイスに表示された旨を
ユーザへ通知することによって、ユーザは携帯情報端末
装置の窓1(図1)を覗き込めばよく、それに至るまで
の間、ユーザは携帯情報端末装置の窓1を覗き続ける必
要がない。なお、こうしたWebページ情報が表示デバ
イスに表示された旨の通知を、携帯電話端末の着メロ機
能等の通知手段を流用して行うので、携帯情報端末装置
はその分だけ小型化を図れる。
【0115】上記の第1の実施の形態では、bluet
ooth準拠のワイヤレス通信を介して携帯情報端末装
置を携帯電話端末と組み合わせて利用する場合について
説明したが、bluetooth準拠の無線通信方式の
代わりに、USB(Universal Serial Bus)準拠やUA
RT(Universal Asynchronous Receiver/Transmitte
r)準拠の有線通信方式によって携帯情報端末装置を携
帯電話端末と接続するようにしてもよい。無線通信方式
による場合には多様な接続形態が可能になり、一方、有
線通信方式による場合には安定した接続形態が可能にな
る。
【0116】また、携帯情報端末装置を携帯電話端末と
接続することに限定せず、有線通信を利用する場合に
は、有線通信デバイスの接続コネクタを介して給電する
よう工夫することで、携帯情報端末装置における外部端
子の削減を図ることも可能である。
【0117】また、上記の第1の実施の形態では、携帯
電話端末の着メロ機能を利用しているが、携帯電話端末
のLEDや振動素子、あるいは、着メロ機能をも含めた
それらの組み合わせを利用して、ユーザに携帯情報端末
装置の内部状態を通知するようにしてもよい。さらに、
着メロ機能によるメロディ自体の違いの他、その音程、
和音、音の大きさを変えたり、LEDの点滅パターンを
変えたり、振動素子の振動の継続時間や周期を変えた
り、またそれらの組合せによって、ユーザに携帯情報端
末装置の内部状態を通知するようにしてもよい。
【0118】また、上記の第1の実施の形態では、バッ
クライト113と小型液晶ディスプレイ112への給電
を同時に制御していたが、バックライト113への給電
再開を、実際にユーザが画面を見ようとする時点まで遅
らせ、これによって、一層の消費電力の削減を図るよう
にしてもよい。例えば、図8に示したWebアクセス処
理の中では、バックライト113への給電(S200
8)を再開せず、次に、入力デバイス110から何らか
の入力信号が入力された時点において、バックライト1
13への給電を再開するようにする。
【0119】なお、上記の第1の実施の形態では、イン
ターネット上のWebサーバからWebページ情報を取
得して表示デバイスに表示しているが、これに代わっ
て、メールサーバからメール情報を取得して表示デバイ
スに表示するようにしてもよいし、あるいは、ビデオサ
ーバから映像データを取得して表示するようにしてもよ
い。
【0120】(第2の実施の形態)第2の実施の形態
は、携帯情報端末装置をWebサーバへのアクセスに利
用する点では第1の実施の形態と同じであるが、一層の
電力消費を図るため、Webサーバへのアクセスが失敗
した時には、Webページ情報の解析や画面への描画を
行わず、失敗の通知のみを行うようにする。
【0121】Webサーバへのアクセスを失敗した場
合、すなわち典型的には、指定されたURLに該当する
Webページ情報が見つからない場合に、通常(パーソ
ナルコンピュータ上のWebブラウザなどを利用する場
合)、画面上に下記のようなメッセージが表示される。
【0122】 “The requested URL could not be retrieved. While trying to retrieve the URL: http://xxx.yyy.co.jp/ The following error was encountered: (以下、その理由が続くが省略)” しかしながら、多くの場合、ユーザが必要なのは、アク
セスに失敗したという結果のみであり、その理由が求め
られるケースは少ない。
【0123】第2の実施の形態の構成は、基本的に第1
の実施の形態の構成と同じであるので、第2の実施の形
態の説明においては、第1の実施の形態の構成を流用す
る。
【0124】第2の実施の形態では、携帯情報端末装置
100において実行されるWebアクセス処理が、図8
に示す第1の実施の形態におけるWebアクセス処理と
一部異なる。
【0125】すなわち、第2の実施の形態では、ステッ
プS2007において、取得したWebページ情報を解
析する際に、Webページ情報に優先して、図6で説明
したHTTPresponse形式に含まれるステイタ
スコードを解析する。
【0126】その結果、Webサーバへのアクセスの失
敗を意味する「4xx」あるいは「5xx」(xxは0
から9の数字)が検出された場合には、その後のWeb
ページ情報の解析ならびにWebページ情報の画面への
反映を行わずに、ユーザに、Webページ情報へのアク
セス失敗を通知する。この通知を、携帯電話端末の着メ
ロ機能を使って行なう場合、演奏されるメロディは、W
ebページ情報へのアクセス成功時のメロディとは区別
できるメロディを選択する。
【0127】以上のように、第2の実施の形態では、W
ebサーバへのアクセスを失敗した時には、Webペー
ジ情報の解析や画面への描画を行わず、失敗の通知のみ
を行うようにする。これによって、第1の実施の形態に
比べ一層の電力消費の削減を図ることが可能となる。
【0128】なお、前述した各実施の形態の機能を実現
するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒
体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあ
るいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が
記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実
行することによっても、本発明が達成されることは言う
までもない。
【0129】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の各実施の形態の機能を実現
することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶
媒体が本発明を構成することになる。
【0130】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、
あるいは、通信可能なネットワークに接続されたサーバ
コンピュータなどを用いることができる。
【0131】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した各実施の形態
の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコード
の指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSな
どが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によ
って前述した各実施の形態の機能が実現される場合も、
本発明に含まれることは言うまでもない。
【0132】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実
現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0133】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1、請求項1
9または請求項29記載の発明によれば、ユーザへの通
知手段を備えた外部装置に接続可能な携帯情報端末装置
において、前記外部装置に自装置を接続するための外部
接続手段と、自装置の内部状態の変化を検出する検出手
段とを有し、前記検出手段によって自装置の内部状態の
変化が検出されたとき、該変化を示す変化情報を、前記
外部接続手段を介して前記外部装置に伝達し、該外部装
置の前記通知手段に、前記変化情報のユーザへの通知を
行なわせる。
【0134】ユーザはこの通知を受けたら、携帯情報端
末装置の窓1(図1)を覗き込めばよく、それに至るま
での間、ユーザは携帯情報端末装置の窓1を覗き続ける
必要がない。なお、こうした通知を、外部装置の通知手
段を流用して行うので、携帯情報端末装置はその分だけ
小型化を図れる。
【0135】また、請求項12、請求項22、または請
求項32記載の発明によれば、前記外部装置は所定のネ
ットワークと接続可能であり、前記携帯情報端末装置
は、前記外部装置を介して前記所定のネットワーク上の
情報サービス装置に情報提供を要求する要求手段と、前
記要求手段によって行われた要求に対する応答を受け取
る受取手段と、前記所定のネットワーク上の情報サービ
ス装置から提供された情報を表示する表示手段と、前記
要求手段による要求時点から前記受取手段が応答を受け
取るまでの期間、前記表示手段への給電を削減する削減
手段とを更に有する。
【0136】あるいは、請求項15、請求項25、請求
項35記載の発明によれば、前記外部装置は所定のネッ
トワークと接続可能であり、前記携帯情報端末装置は、
前記外部装置を介して前記所定のネットワーク上の情報
サービス装置に情報提供を要求する要求手段と、ユーザ
によって入力操作が行なわれる入力装置と、前記所定の
ネットワーク上の情報サービス装置から提供された情報
を表示する表示手段と、前記要求手段による要求時点か
ら前記入力装置に対してユーザ操作が行なわれるまでの
期間、前記表示手段への給電を削減する削減手段とを更
に有する。
【0137】これにより、携帯情報端末装置での電力消
費を低減して電池の大きさを小さくし、これによって携
帯情報端末装置を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯情報端末装置の第1の実施の
形態を示す外観図である。
【図2】携帯情報端末装置の内部の配置を示す断面図で
ある。
【図3】自由曲面プリズムにおける光路を示す図であ
る。
【図4】携帯情報端末装置に実装される電気回路を示す
ブロック図である。
【図5】携帯情報端末装置とネットワークとの接続形態
を示す図である。
【図6】HTTPによる通信シーケンスの一例を示す図
である。
【図7】携帯情報端末装置の動作の手順を示すフローチ
ャートである。
【図8】携帯情報端末装置において実行されるWebア
クセス処理の手順を示すフローチャートである。
【図9】図8に示すWebアクセス処理によって小型液
晶ディスプレイに表示されたWebページ情報の一例を
示す図である。
【図10】携帯情報端末装置において実行される設定処
理の手順を示すフローチャートである。
【図11】小型液晶ディスプレイに表示された設定値の
一例を示す図である。
【符号の説明】
100 携帯情報端末装置 110 拡大系表示デバイス(表示手段) 111 自由曲面プリズム 112 小型液晶ディスプレイ(LCD、表示手段) 113 バックライト 120 小型コンピュータデバイス 121 CPU(検出手段、伝達手段、要求手段、受取
手段、削減手段) 122 RAM 123 ROM 124 表示制御回路(表示手段) 125 バス 126 通信制御回路(外部接続手段) 127 入力制御回路 128 LED制御回路 129 電源制御回路(削減手段) 130 通信デバイス(外部接続手段) 140 入力デバイス(入力装置) 150 LEDデバイス 160 電源デバイス 200 携帯電話端末(外部装置) 300 ルーター 400 Webサーバ 500 Webブラウザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B011 DA06 EA05 EB09 LL15 5B019 CA07 EB07 GA01 GA03 GA10 5E501 AA04 AB03 AB15 AC22 AC25 AC37 CA02 CB02 DA02 EA01 FA46 5K067 AA42 AA43 BB04 BB21 EE02 EE03 EE35 FF23 HH05 HH21 HH22 KK05

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザへの通知手段を備えた外部装置に
    接続可能な携帯情報端末装置において、 前記外部装置に自装置を接続するための外部接続手段
    と、 自装置の内部状態の変化を検出する検出手段と、 前記検出手段によって自装置の内部状態の変化が検出さ
    れたとき、該変化を示す変化情報を、前記外部接続手段
    を介して前記外部装置に伝達し、該外部装置の前記通知
    手段に、前記変化情報のユーザへの通知を行なわせる伝
    達手段とを有することを特徴とする携帯情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記外部装置は、所定のネットワークと
    接続可能な無線通信装置であることを特徴とする請求項
    1記載の携帯情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記無線通信装置は、ブルートゥース方
    式により自装置と無線接続されることを特徴とする請求
    項2記載の携帯情報端末装置。
  4. 【請求項4】 前記無線通信装置は、広域ワイヤレス通
    信網を介して前記所定のネットワークと接続可能である
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の携帯情
    報端末装置。
  5. 【請求項5】 前記所定のネットワークはインターネッ
    トであることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいず
    れかに記載の携帯情報端末装置。
  6. 【請求項6】 前記無線通信装置は携帯電話端末である
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記
    載の携帯情報端末装置。
  7. 【請求項7】 前記外部装置は、所定のネットワークと
    有線接続可能な有線通信装置であることを特徴とする請
    求項1記載の携帯情報端末装置。
  8. 【請求項8】 前記有線通信装置は、ブルートゥース方
    式により自装置と無線接続されることを特徴とする請求
    項7記載の携帯情報端末装置。
  9. 【請求項9】 前記所定のネットワークはインターネッ
    トであることを特徴とする請求項7または請求項8記載
    の携帯情報端末装置。
  10. 【請求項10】 前記外部装置の備える通知手段は、音
    源機能、発光ダイオード、振動素子の少なくとも1つを
    利用したユーザ通知装置であることを特徴とする請求項
    1乃至請求項9のいずれかに記載の携帯情報端末装置。
  11. 【請求項11】 自由曲面プリズムと液晶表示装置とか
    ら成る表示装置と、 CPUとメモリとから成る情報処理装置と、 ユーザ操作を前記情報処理装置に伝える入力装置とを更
    に有することを特徴とする請求項1乃至請求項10のい
    ずれかに記載の携帯情報端末装置。
  12. 【請求項12】 前記外部装置は所定のネットワークと
    接続可能であり、 前記外部装置を介して前記所定のネットワーク上の情報
    サービス装置に情報提供を要求する要求手段と、 前記要求手段によって行われた要求に対する応答を受け
    取る受取手段と、 前記所定のネットワーク上の情報サービス装置から提供
    された情報を表示する表示手段と、 前記要求手段による要求時点から前記受取手段が応答を
    受け取るまでの期間、前記表示手段への給電を削減する
    削減手段とを更に有することを特徴とする請求項1記載
    の携帯情報端末装置。
  13. 【請求項13】 前記表示手段は少なくとも液晶表示装
    置と照明装置とから成り、 前記削減手段は、前記期間に亘り、前記液晶表示装置お
    よび前記照明装置への給電を停止することを特徴とする
    請求項12記載の携帯情報端末装置。
  14. 【請求項14】 前記表示手段は少なくとも液晶表示装
    置と照明装置とから成り、 前記削減手段は、前記期間に亘り、前記液晶表示装置お
    よび前記照明装置への給電を停止するとともに、前記照
    明装置に対しては、前記期間経過後にユーザから入力操
    作が行なわれるまで給電停止を継続することを特徴とす
    る請求項12記載の携帯情報端末装置。
  15. 【請求項15】 前記外部装置は所定のネットワークと
    接続可能であり、 前記外部装置を介して前記所定のネットワーク上の情報
    サービス装置に情報提供を要求する要求手段と、 ユーザによって入力操作が行なわれる入力装置と、 前記所定のネットワーク上の情報サービス装置から提供
    された情報を表示する表示手段と、 前記要求手段による要求時点から前記入力装置に対して
    ユーザ操作が行なわれるまでの期間、前記表示手段への
    給電を削減する削減手段とを更に有することを特徴とす
    る請求項1記載の携帯情報端末装置。
  16. 【請求項16】 前記表示手段は少なくとも液晶表示装
    置と照明装置とから成り、 前記削減手段は、前記期間に亘り、前記液晶表示装置お
    よび前記照明装置への給電を停止することを特徴とする
    請求項15記載の携帯情報端末装置。
  17. 【請求項17】 前記外部装置は所定のネットワークと
    接続可能であり、 前記外部装置を介して前記所定のネットワーク上の情報
    サービス装置に情報提供を要求する要求手段と、 前記要求手段によって行われた要求に対する応答を受け
    取る受取手段とを更に有し、 前記検出手段は、前記受取手段により受け取られた応答
    の属性に基づいて自装置の内部状態の変化を検出するこ
    とを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末装置。
  18. 【請求項18】 前記要求手段及び前記受取手段はHT
    TPプロトコルによる通信を行い、 前記応答の属性は、HTTPレスポンス形式のステイタ
    スコードで示されることを特徴とする請求項17記載の
    携帯情報端末装置。
  19. 【請求項19】 ユーザへの通知手段を備えた外部装置
    に接続可能であるとともに、前記外部装置に自装置を接
    続するための外部接続手段を備えた携帯情報端末装置に
    適用される状態通知方法において、 自装置の内部状態の変化を検出する検出ステップと、 前記検出ステップによって自装置の内部状態の変化が検
    出されたとき、該変化を示す変化情報を、前記外部接続
    手段を介して前記外部装置に伝達し、該外部装置の前記
    通知手段に、前記変化情報のユーザへの通知を行なわせ
    る伝達ステップとを有することを特徴とする状態通知方
    法。
  20. 【請求項20】 前記外部装置は、所定のネットワーク
    と接続可能な無線通信装置であることを特徴とする請求
    項19記載の状態通知方法。
  21. 【請求項21】 前記所定のネットワークはインターネ
    ットであることを特徴とする請求項20記載の状態通知
    方法。
  22. 【請求項22】 外部装置を介して所定のネットワーク
    と接続可能であるとともに、該所定のネットワーク上の
    情報サービス装置から提供される情報を表示する表示手
    段を備え、自装置の内部状態が変化したとき、該変化を
    示す変化情報を前記外部装置に伝達し、該外部装置が備
    える通知手段に、前記変化情報のユーザへの通知を行な
    わせる携帯情報端末装置に適用される消費電力削減方法
    において、 前記外部装置を介して前記所定のネットワーク上の情報
    サービス装置に情報提供を要求する要求ステップと、 前記要求ステップによって行われた要求に対する応答を
    受け取る受取ステップと、 前記要求ステップによる要求時点から前記受取ステップ
    による応答受取時点までの期間、前記表示手段への給電
    を削減する削減ステップとを有することを特徴とする消
    費電力削減方法。
  23. 【請求項23】 前記表示手段は少なくとも液晶表示装
    置と照明装置とから成り、 前記削減ステップは、前記期間に亘り、前記液晶表示装
    置および前記照明装置への給電を停止することを特徴と
    する請求項22記載の消費電力削減方法。
  24. 【請求項24】 前記表示手段は少なくとも液晶表示装
    置と照明装置とから成り、 前記削減ステップは、前記期間に亘り、前記液晶表示装
    置および前記照明装置への給電を停止するとともに、前
    記照明装置に対しては、前記期間経過後にユーザから入
    力操作が行なわれるまで給電停止を継続することを特徴
    とする請求項22記載の消費電力削減方法。
  25. 【請求項25】 外部装置を介して所定のネットワーク
    と接続可能であるとともに、該所定のネットワーク上の
    情報サービス装置から提供される情報を表示する表示手
    段を備え、自装置の内部状態が変化したとき、該変化を
    示す変化情報を前記外部装置に伝達し、該外部装置が備
    える通知手段に、前記変化情報のユーザへの通知を行な
    わせる携帯情報端末装置に適用される消費電力削減方法
    において、 前記外部装置を介して前記所定のネットワーク上の情報
    サービス装置に情報提供を要求する要求ステップと、 前記要求ステップによる要求時点からユーザによる入力
    操作が行なわれるまでの期間、前記表示手段への給電を
    削減する削減ステップとを有することを特徴とする消費
    電力削減方法。
  26. 【請求項26】 前記表示手段は少なくとも液晶表示装
    置と照明装置とから成り、 前記削減ステップは、前記期間に亘り、前記液晶表示装
    置および前記照明装置への給電を停止することを特徴と
    する請求項25記載の消費電力削減方法。
  27. 【請求項27】 外部装置を介して所定のネットワーク
    と接続して該所定のネットワーク上の情報サービス装置
    から情報提供を受ける携帯情報端末装置に適用される状
    態通知方法において、 前記外部装置を介して前記所定のネットワーク上の情報
    サービス装置に情報提供を要求する要求ステップと、 前記要求ステップによって行われた要求に対する応答を
    受け取る受取ステップと、 前記受取ステップにより受け取られた応答の属性に基づ
    いて自装置の内部状態の変化を検出する検出ステップ
    と、 前記検出ステップによって自装置の内部状態の変化が検
    出されたとき、該変化を示す変化情報を前記外部装置に
    伝達し、該外部装置が備える通知手段に、前記変化情報
    のユーザへの通知を行なわせる伝達ステップとを有する
    ことを特徴とする状態通知方法。
  28. 【請求項28】 前記要求ステップ及び前記受取ステッ
    プはHTTPプロトコルによる通信を行い、 前記応答の属性は、HTTPレスポンス形式のステイタ
    スコードで示されることを特徴とする請求項27記載の
    状態通知方法。
  29. 【請求項29】 ユーザへの通知手段を備えた外部装置
    に接続可能であるとともに、前記外部装置に自装置を接
    続するための外部接続手段を備えた携帯情報端末装置に
    適用される状態通知方法をプログラムとして記憶した、
    コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体において、 前記状態通知方法が、 自装置の内部状態の変化を検出する検出ステップと、 前記検出ステップによって自装置の内部状態の変化が検
    出されたとき、該変化を示す変化情報を、前記外部接続
    手段を介して前記外部装置に伝達し、該外部装置の前記
    通知手段に、前記変化情報のユーザへの通知を行なわせ
    る伝達ステップとを有することを特徴とする記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記外部装置は、所定のネットワーク
    と接続可能な無線通信装置であることを特徴とする請求
    項29記載の記憶媒体。
  31. 【請求項31】 前記所定のネットワークはインターネ
    ットであることを特徴とする請求項30記載の記憶媒
    体。
  32. 【請求項32】 外部装置を介して所定のネットワーク
    と接続可能であるとともに、該所定のネットワーク上の
    情報サービス装置から提供される情報を表示する表示手
    段を備え、自装置の内部状態が変化したとき、該変化を
    示す変化情報を前記外部装置に伝達し、該外部装置が備
    える通知手段に、前記変化情報のユーザへの通知を行な
    わせる携帯情報端末装置に適用される消費電力削減方法
    をプログラムとして記憶した、コンピュータにより読み
    出し可能な記憶媒体において、前記消費電力削減方法
    が、 前記外部装置を介して前記所定のネットワーク上の情報
    サービス装置に情報提供を要求する要求ステップと、 前記要求ステップによって行われた要求に対する応答を
    受け取る受取ステップと、 前記要求ステップによる要求時点から前記受取ステップ
    による応答受取時点までの期間、前記表示手段への給電
    を削減する削減ステップとを有することを特徴とする記
    憶媒体。
  33. 【請求項33】 前記表示手段は少なくとも液晶表示装
    置と照明装置とから成り、 前記削減ステップは、前記期間に亘り、前記液晶表示装
    置および前記照明装置への給電を停止することを特徴と
    する請求項32記載の記憶媒体。
  34. 【請求項34】 前記表示手段は少なくとも液晶表示装
    置と照明装置とから成り、 前記削減ステップは、前記期間に亘り、前記液晶表示装
    置および前記照明装置への給電を停止するとともに、前
    記照明装置に対しては、前記期間経過後にユーザから入
    力操作が行なわれるまで給電停止を継続することを特徴
    とする請求項32記載の記憶媒体。
  35. 【請求項35】 外部装置を介して所定のネットワーク
    と接続可能であるとともに、該所定のネットワーク上の
    情報サービス装置から提供される情報を表示する表示手
    段を備え、自装置の内部状態が変化したとき、該変化を
    示す変化情報を前記外部装置に伝達し、該外部装置が備
    える通知手段に、前記変化情報のユーザへの通知を行な
    わせる携帯情報端末装置に適用される消費電力削減方法
    をプログラムとして記憶した、コンピュータにより読み
    出し可能な記憶媒体において、前記消費電力削減方法
    が、 前記外部装置を介して前記所定のネットワーク上の情報
    サービス装置に情報提供を要求する要求ステップと、 前記要求ステップによる要求時点からユーザによる入力
    操作が行なわれるまでの期間、前記表示手段への給電を
    削減する削減ステップとを有することを特徴とする記憶
    媒体。
  36. 【請求項36】 前記表示手段は少なくとも液晶表示装
    置と照明装置とから成り、 前記削減ステップは、前記期間に亘り、前記液晶表示装
    置および前記照明装置への給電を停止することを特徴と
    する請求項35記載の記憶媒体。
  37. 【請求項37】 外部装置を介して所定のネットワーク
    と接続して該所定のネットワーク上の情報サービス装置
    から情報提供を受ける携帯情報端末装置に適用される状
    態通知方法をプログラムとして記憶した、コンピュータ
    により読み出し可能な記憶媒体において、 前記状態通知方法が、 前記外部装置を介して前記所定のネットワーク上の情報
    サービス装置に情報提供を要求する要求ステップと、 前記要求ステップによって行われた要求に対する応答を
    受け取る受取ステップと、 前記受取ステップにより受け取られた応答の属性に基づ
    いて自装置の内部状態の変化を検出する検出ステップ
    と、 前記検出ステップによって自装置の内部状態の変化が検
    出されたとき、該変化を示す変化情報を前記外部装置に
    伝達し、該外部装置が備える通知手段に、前記変化情報
    のユーザへの通知を行なわせる伝達ステップとを有する
    ことを特徴とする記憶媒体。
  38. 【請求項38】 前記要求ステップ及び前記受取ステッ
    プはHTTPプロトコルによる通信を行い、 前記応答の属性は、HTTPレスポンス形式のステイタ
    スコードで示されることを特徴とする請求項37記載の
    記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003107711A1 (ja) * 2001-03-30 2003-12-24 住友重機械工業株式会社 ネットワークを介してアクセス可能な携帯無線端末および方法、ネットワークシステム、記録媒体ならびにコンピュータプログラム
US7663666B2 (en) 2003-06-23 2010-02-16 Canon Kabushiki Kaisha Operation at mobile terminal when communicating with remote camera

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