JP2002351620A - 携帯情報端末装置、通信システム、画面領域選択処理方法、記憶媒体、及びプログラム - Google Patents

携帯情報端末装置、通信システム、画面領域選択処理方法、記憶媒体、及びプログラム

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JP2002351620A
JP2002351620A JP2001157587A JP2001157587A JP2002351620A JP 2002351620 A JP2002351620 A JP 2002351620A JP 2001157587 A JP2001157587 A JP 2001157587A JP 2001157587 A JP2001157587 A JP 2001157587A JP 2002351620 A JP2002351620 A JP 2002351620A
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Takahiro Kurosawa
貴弘 黒澤
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型の携帯情報端末装置において、簡単な操
作でありながら間違いの少ないポインティング動作を実
現することを可能とした携帯情報端末装置、通信システ
ム、画面領域選択処理方法、記憶媒体、及びプログラム
を提供する。 【解決手段】 携帯情報端末装置のCPU121は、ユ
ーザ操作に伴い、小型液晶ディスプレイ112の画面上
の領域を選択し、選択した領域内より抽出した選択可能
な情報の選択肢の中から処理対象の選択肢を選択し、画
面を予め複数のブロック領域に分割して管理すると共
に、画面に対するユーザ操作による指示を検出した場合
に指示位置が属するブロック領域を選択し、また、画面
に対するユーザ操作による指示を検出した場合に指示位
置の周囲における所定サイズの領域或いは所定形状の領
域を選択する制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型液晶ディスプ
レイを備えた携帯型の携帯情報端末装置、通信システ
ム、画面領域選択処理方法、記憶媒体、及びプログラム
に関し、特に、小型液晶ディスプレイの画面上の情報を
選択して処理を行うことが可能な携帯情報端末装置、通
信システム、画面領域選択処理方法、記憶媒体、及びプ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手のひらサイズの大きさで、個人
の知的活動を支援するための情報機器として、携帯情報
端末(Personal Digital Assistant:PDAと略称)が
開発されている。この種の携帯情報端末は、液晶画像表
示装置を搭載し、スケジュール帳機能、メモ帳機能、電
話帳機能などを備えている。携帯情報端末としては、例
えばシャープ社のZaurusや、Palm社(US
A)のPalmなどが市販されている。携帯情報端末に
関連する従来の周辺技術を以下に記す。
【0003】[光学デバイス]光学設計/生産技術の発
達により、自由曲面プリズムを使った拡大投影が実現さ
れ、小型サイズでありながら、大画面を提供する光学デ
バイスが提供されている。また、このような光学デバイ
スをマイクロディスプレイなどの高精細表示デバイスと
組み合わせることにより、小型でありながら広視野且つ
高解像度の表示が得られるようになってきている。この
ような技術は、これまで頭部搭載型ディスプレイHMD
(Head Mounted Display)などに応用されている。例え
ば、キヤノン社のGT−270がある。更に、HMDと
CPUとを一体化したコンピュータシステムとして、本
出願人により特開平9−179062号公報に記載の技
術が提案されている。
【0004】[高精細表示デバイス]液晶ディスプレイ
(以下、「LCD」と呼ぶ)技術の発達により、小型で
ありながら高精細なディスプレイが実現可能になってい
る。特に、CMOSバックプレーン上に液晶材料をのせ
るLCoS(Liquid Crystal on Silicon)技術では、
半導体製造における高密度回路形成技術を応用してお
り、高精細と高反応速度とを達成している。例えば、C
MD社(USA)のマイクロディスプレイCMD8X6
シリーズが挙げられる。
【0005】[感圧素子などを用いた入力デバイス]感
圧素子などを用いることにより、わずかの指の動きを検
出し、ポインティングデバイス(マウス)相当の二次元
平面内のポインティングとボタンクリックとを実現する
入力デバイスが普及してきている。このような入力デバ
イスは、ノート型PC(Personal Computer)の埋め込
み型ポインティングボタンや、マウスのスクロール用補
助ボタンとして利用されている。
【0006】[小型化されたコンピュータデバイス]半
導体製造技術や半導体設計技術の進歩などにより、小型
且つ省電力でありながら高性能な処理能力を持つコンピ
ュータデバイスが実現可能になってきている。また、コ
ンピュータデバイスを構成するバス制御やメモリ制御或
いはタイマなどの機能を、一つのチップ上に組込んだプ
ロセッサ製品が多く流通するようになってきている。加
えて、SoC(System on a Chip)技術などの登場によ
り、従来は、ASIC部分も含めて複数の半導体チップ
を組み合わせて構成していた機能を、一つのチップで実
現することが可能になった。これによって、容積の小型
化ばかりではなく、消費電力も低減することが可能にな
ってきている。SoC用プロセッサコアとしては、AR
M社(UK)のARMコアが知られている。
【0007】[広域ワイヤレス通信網]PHS(Person
al Handy phone System)や携帯電話に代表される広域
ワイヤレス通信網が整備され、また、携帯電話端末が爆
発的に普及したことにより、場所の制約を受けずにネッ
トワーク通信を行うことが可能になってきている。更
に、IMT−2000仕様の導入により、通信バンド幅
も飛躍的に大きくなりつつある。また、NTTドコモ社
のiモードサービスや日本移動通信株式会社のEZアク
セスなどでは、いくつかの制限はあるものの、それぞれ
の広域ワイヤレス通信網を経由してインターネット情報
サービスにアクセスすることを可能としている。
【0008】[携帯電話端末]NTTドコモ社などが提
供する広域ワイヤレス通信網である携帯電話網に接続す
るための端末が、近年の実装技術の発達などにより、大
幅な小型化を達成している。また、NTTドコモ社のi
モードサービスや日本移動通信株式会社のEZアクセス
などに対応した携帯電話端末では、いくつかの制限はあ
るものの、インターネット情報サービスを利用すること
が可能となっている。更に、これらの携帯電話端末で
は、着信時に、個々に設定されたメロディを演奏する機
能が実装されている。この機能は、「着メロ」と呼ばれ
ている。この着メロ機能で演奏されるメロディとして、
単音ばかりではなく、和音によるメロディも可能にして
いる携帯電話端末も登場している。
【0009】[低消費電力ワイヤレス通信方式]通信周
波数制御回路や電波強度の調節機能などの技術進歩によ
り、高速でありながら、消費電力の低い通信方式が実現
されるようになってきた。このような通信方式は、携帯
電話端末やノート型PC(Personal Computer)など多
くの情報機器に採用されつつある。このような低消費電
力ワイヤレス通信方式の代表例として、bluetoo
thが挙げられる。特に、このbluetooth方式
を主導するbluetoothSIG(Special Intere
st Group)では、普及促進のため、通信を利用するアプ
リケーション毎にプロトコルスタックの組み合わせをプ
ロファイルとして規定しており、bluetooth準
拠デバイス間の相互接続性も確保している。例えば、b
luetooth仕様に含まれる“Dial-upNetworking
profile”では、携帯電話端末などをインターネットブ
リッジとして使用する場合の通信プロトコルや通信手順
が定められている。
【0010】[外部メモリデバイス]半導体製造技術や
記憶回路方式の進歩などにより、メモリデバイスの記憶
容量は格段の進歩を遂げている。特に近年、規格化され
た外部メモリデバイスを多様な情報機器間で利用するこ
とができるようになってきており、それらの外部メモリ
デバイスを介して、容易に大量の情報を交換することが
できるようになってきた。例えば、MultiMediaCard Ass
ociationのMMC、San Disk社のコンパクトフラッシュ
(登録商標)が挙げられる。
【0011】[インターネット情報サービス]インター
ネットを介して、多様な情報を入手することが可能にな
っている。この情報の中には、画像やテキスト並びに映
像や音声などが含まれ、それらの情報をHTML(Hype
rText Markup Language)と呼ばれる記述方式によって
流通させることが可能になっている。また、ISP(In
ternet Service Provider)と呼ばれる接続業者によ
り、電話網など広域通信網を介して、インターネットに
接続することも容易になっている。このようなインター
ネット情報サービスが、世界中に広がる広域通信網上で
サービスされるにつれて、大量の情報が、リアルタイム
で末端の端末に提供されるようになってきた。また、N
TTドコモ社によるiモードは、コンパクトHTMLと
呼ばれるHTMLのサブセットを採用することにより、
PCなどに比べて様々なハードウェア上の制約のある携
帯電話端末でも、インターネット情報サービスを利用す
ることを可能にしている。
【0012】[小型大容量電池]リチウムイオン電池や
リチウムポリマ電池の登場により、電力密度の高い、即
ち、小型でありながら大容量の電池を利用できるように
なってきた。このことにより、携帯可能な機器を長時間
連続利用することが可能になっている。
【0013】上述したような各種の周辺技術を利用する
ことにより、携帯情報端末は、通信機能を備えることが
できることにより、多機能化され、且つ小型化や携帯化
が実現されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては次のような問題があった。即ち、上記
従来の携帯情報端末において、ユーザが画面上の情報を
選択して処理を行おうとする際に、携帯情報端末では、
画面が小さいという特性から画面上の正確なポインティ
ングが難しいために、操作を間違ったり、操作時間が多
大に費やされたりするという問題があった。
【0015】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、小型の携帯情報端末装置において、簡単な操作
でありながら間違いの少ないポインティング動作を実現
することを可能とした携帯情報端末装置、通信システ
ム、画面領域選択処理方法、記憶媒体、及びプログラム
を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、表示手段を備えると共に該
表示手段の画面上の情報を選択して処理を行うことが可
能な携帯情報端末装置であって、前記画面上の領域を選
択する領域選択手段と、前記領域選択手段で選択された
領域内より抽出した選択可能な情報の選択肢の中から処
理対象の選択肢を選択する領域内選択手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明は、前記領域選択手段は、前記画面を予め複数のブ
ロック領域に分割して管理すると共に、前記画面に対す
る外部入力による指示を検出した場合に前記画面上の前
記検出した指示位置が属するブロック領域を選択するこ
とを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項3記載の
発明は、前記領域選択手段は、前記画面に対する外部入
力による指示を検出した場合に前記画面上の前記検出し
た指示位置の周囲における所定サイズの領域或いは所定
形状の領域を選択することを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項4記載の
発明は、前記領域選択手段は、前記画面上の前記検出し
た指示位置の周囲における所定サイズの領域として、前
記画面の横幅に相当する長さ及び前記画面の縦方向に沿
った所定長さを有する領域を設定することを特徴とす
る。
【0020】上記目的を達成するため、請求項5記載の
発明は、前記領域選択手段で選択される領域に対し、ハ
イライト表示或いは点滅線で囲む表示或いは半透明色を
重畳する表示を含む補助表示を行う領域表示制御手段を
有することを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項6記載の
発明は、前記画面上における表示内容の配置状態を、前
記領域選択手段で選択される領域のサイズ或いは領域の
形状に反映させた配置状態とすることを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項7記載の
発明は、前記画面上にWorld Wide Webのページ情報を表
示している場合、前記ページ情報を構成するフレームや
フォーム及びアンカーや画像やチェックボックスなどの
HTML要素の種類を、前記領域選択手段で選択される領域
のサイズ或いは領域の形状に反映させたものとすること
を特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項8記載の
発明は、前記領域内選択手段は、更に、前記領域選択手
段で選択された領域内より抽出した選択肢をリスト表示
し、前記リスト表示から選択肢を選択するリスト型領域
内選択手段を有することを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項9記載の
発明は、前記画面上でのそれぞれの情報の配置位置と前
記画面上での領域選択を行った際の外部入力による指示
位置との位置関係を、前記リスト表示の選択肢の表示順
序に反映させた位置関係とすることを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項10記載
の発明は、前記リスト型領域内選択手段は、前記リスト
表示の一部として、前記領域選択手段で選択された領域
内より抽出した選択肢の種類を示す属性情報を表示する
ことを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、請求項11記載
の発明は、前記領域内選択手段は、更に、前記領域選択
手段で選択された領域内より抽出した複数の選択肢を、
順番に前記画面上の配置位置でハイライト表示或いは点
滅表示を含む表示を行った上で、前記複数の選択肢の中
から選択を行うハイライト型領域内選択手段を有するこ
とを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項12記載
の発明は、前記画面上でのそれぞれの情報の配置位置と
前記画面上での領域選択を行った際の外部入力による指
示位置との位置関係を、前記ハイライト表示或いは前記
点滅表示を含む表示が行われる選択肢の処理順序に反映
させた位置関係とすることを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項13記載
の発明は、前記領域内選択手段は、前記領域選択手段で
選択された領域内より抽出した選択肢の数に応じて処理
を切り替えることを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するため、請求項14記載
の発明は、前記領域内選択手段は、前記領域選択手段で
選択された領域内より抽出した選択肢の数が一つの場合
には、その選択肢が直接選択されたものとして処理を行
うことを特徴とする。
【0030】上記目的を達成するため、請求項15記載
の発明は、前記領域内選択手段で選択される選択肢の数
を反映させて前記画面上の領域のサイズ或いは領域の形
状を動的に調整する領域調整手段を有することを特徴と
する。
【0031】上記目的を達成するため、請求項16記載
の発明は、前記領域内選択に関わる制御は、前記画面上
で領域選択を行った際の外部入力による指示位置が前記
画面上での選択可能な情報の配置位置と異なった場合に
適用され、それ以外の場合には、外部入力による指示位
置に配置された選択肢が直接選択されたものとして処理
を行うことを特徴とする。
【0032】上記目的を達成するため、請求項17記載
の発明は、拡大系光学デバイスと高精細液晶表示デバイ
スとを組み合わせた前記表示手段としての表示部品、C
PUや記憶素子を備えた処理系部品、外部入力を前記処
理系部品に伝える入力部品、外部装置と接続するための
外部インターフェース部品を有し、前記拡大系光学デバ
イスとして自由曲面プリズムを用いることを特徴とす
る。
【0033】上記目的を達成するため、請求項18記載
の発明は、World Wide Webサーバに接続可能な前記外部
装置としての携帯電話端末に前記外部インターフェース
部品を介して接続し、前記携帯電話端末を経由して前記
World Wide Webサーバから取得したWorld Wide Webのペ
ージ情報を前記高精細液晶表示デバイスに表示すること
を特徴とする。
【0034】上記目的を達成するため、請求項19記載
の発明は、表示手段を備えると共に該表示手段の画面上
の情報を選択して処理を行うことが可能な携帯情報端末
装置と、該携帯情報端末装置との間で通信可能な外部装
置とを備えた通信システムであって、前記携帯情報端末
装置は、前記画面上の領域を選択する領域選択手段と、
前記領域選択手段で選択された領域内より抽出した選択
可能な情報の選択肢の中から処理対象の選択肢を選択す
る領域内選択手段とを有することを特徴とする。
【0035】上記目的を達成するため、請求項20記載
の発明は、前記携帯情報端末装置の前記領域選択手段
は、前記画面を予め複数のブロック領域に分割して管理
すると共に、前記画面に対する外部入力による指示を検
出した場合に前記画面上の前記検出した指示位置が属す
るブロック領域を選択することを特徴とする。
【0036】上記目的を達成するため、請求項21記載
の発明は、前記携帯情報端末装置の前記領域選択手段
は、前記画面に対する外部入力による指示を検出した場
合に前記画面上の前記検出した指示位置の周囲における
所定サイズの領域或いは所定形状の領域を選択すること
を特徴とする。
【0037】上記目的を達成するため、請求項22記載
の発明は、前記携帯情報端末装置の前記領域選択手段
は、前記画面上の前記検出した指示位置の周囲における
所定サイズの領域として、前記画面の横幅に相当する長
さ及び前記画面の縦方向に沿った所定長さを有する領域
を設定することを特徴とする。
【0038】上記目的を達成するため、請求項23記載
の発明は、前記携帯情報端末装置は、前記領域選択手段
で選択される領域に対し、ハイライト表示或いは点滅線
で囲む表示或いは半透明色を重畳する表示を含む補助表
示を行う領域表示制御手段を有することを特徴とする。
【0039】上記目的を達成するため、請求項24記載
の発明は、前記携帯情報端末装置は、前記画面上におけ
る表示内容の配置状態を、前記領域選択手段で選択され
る領域のサイズ或いは領域の形状に反映させた配置状態
とすることを特徴とする。
【0040】上記目的を達成するため、請求項25記載
の発明は、前記携帯情報端末装置は、前記画面上にWorl
d Wide Webのページ情報を表示している場合、前記ペー
ジ情報を構成するフレームやフォーム及びアンカーや画
像やチェックボックスなどのHTML要素の種類を、前記領
域選択手段で選択される領域のサイズ或いは領域の形状
に反映させたものとすることを特徴とする。
【0041】上記目的を達成するため、請求項26記載
の発明は、前記携帯情報端末装置の前記領域内選択手段
は、更に、前記領域選択手段で選択された領域内より抽
出した選択肢をリスト表示し、前記リスト表示から選択
肢を選択するリスト型領域内選択手段を有することを特
徴とする。
【0042】上記目的を達成するため、請求項27記載
の発明は、前記携帯情報端末装置は、前記画面上でのそ
れぞれの情報の配置位置と前記画面上での領域選択を行
った際の外部入力による指示位置との位置関係を、前記
リスト表示の選択肢の表示順序に反映させた位置関係と
することを特徴とする。
【0043】上記目的を達成するため、請求項28記載
の発明は、前記携帯情報端末装置の前記リスト型領域内
選択手段は、前記リスト表示の一部として、前記領域選
択手段で選択された領域内より抽出した選択肢の種類を
示す属性情報を表示することを特徴とする。
【0044】上記目的を達成するため、請求項29記載
の発明は、前記携帯情報端末装置の前記領域内選択手段
は、更に、前記領域選択手段で選択された領域内より抽
出した複数の選択肢を、順番に前記画面上の配置位置で
ハイライト表示或いは点滅表示を含む表示を行った上
で、前記複数の選択肢の中から選択を行うハイライト型
領域内選択手段を有することを特徴とする。
【0045】上記目的を達成するため、請求項30記載
の発明は、前記携帯情報端末装置は、前記画面上でのそ
れぞれの情報の配置位置と前記画面上での領域選択を行
った際の外部入力による指示位置との位置関係を、前記
ハイライト表示或いは前記点滅表示を含む表示が行われ
る選択肢の処理順序に反映させた位置関係とすることを
特徴とする。
【0046】上記目的を達成するため、請求項31記載
の発明は、前記携帯情報端末装置の前記領域内選択手段
は、前記領域選択手段で選択された領域内より抽出した
選択肢の数に応じて処理を切り替えることを特徴とす
る。
【0047】上記目的を達成するため、請求項32記載
の発明は、前記携帯情報端末装置の前記領域内選択手段
は、前記領域選択手段で選択された領域内より抽出した
選択肢の数が一つの場合には、その選択肢が直接選択さ
れたものとして処理を行うことを特徴とする。
【0048】上記目的を達成するため、請求項33記載
の発明は、前記携帯情報端末装置は、前記領域内選択手
段で選択される選択肢の数を反映させて前記画面上の領
域のサイズ或いは領域の形状を動的に調整する領域調整
手段を有することを特徴とする。
【0049】上記目的を達成するため、請求項34記載
の発明は、前記携帯情報端末装置における前記領域内選
択に関わる制御は、前記画面上で領域選択を行った際の
外部入力による指示位置が前記画面上での選択可能な情
報の配置位置と異なった場合に適用され、それ以外の場
合には、前記携帯情報端末装置は、外部入力による指示
位置に配置された選択肢が直接選択されたものとして処
理を行うことを特徴とする。
【0050】上記目的を達成するため、請求項35記載
の発明は、前記携帯情報端末装置は、拡大系光学デバイ
スと高精細液晶表示デバイスとを組み合わせた前記表示
手段としての表示部品、CPUや記憶素子を備えた処理
系部品、外部入力を前記処理系部品に伝える入力部品、
外部装置と接続するための外部インターフェース部品を
有し、前記拡大系光学デバイスとして自由曲面プリズム
を用いることを特徴とする。
【0051】上記目的を達成するため、請求項36記載
の発明は、前記外部装置とは、携帯電話端末、World Wi
de Webサーバ等の装置であり、前記携帯情報端末装置
は、前記携帯電話端末に前記外部インターフェース部品
を介して接続し、前記携帯電話端末を経由して前記Worl
d Wide Webサーバから取得したWorld Wide Webのページ
情報を前記高精細液晶表示デバイスに表示することを特
徴とする。
【0052】上記目的を達成するため、請求項37記載
の発明は、表示手段を備えると共に該表示手段の画面上
の情報を選択して処理を行うことが可能な携帯情報端末
装置で実行される画面領域選択処理方法であって、前記
画面上の領域を選択する領域選択工程と、前記領域選択
工程で選択された領域内より抽出した選択可能な情報の
選択肢の中から処理対象の選択肢を選択する領域内選択
工程とを有することを特徴とする。
【0053】上記目的を達成するため、請求項38記載
の発明は、前記領域選択工程では、前記画面を予め複数
のブロック領域に分割して管理すると共に、前記画面に
対する外部入力による指示を検出した場合に前記画面上
の前記検出した指示位置が属するブロック領域を選択す
ることを特徴とする。
【0054】上記目的を達成するため、請求項39記載
の発明は、前記領域選択工程では、前記画面に対する外
部入力による指示を検出した場合に前記画面上の前記検
出した指示位置の周囲における所定サイズの領域或いは
所定形状の領域を選択することを特徴とする。
【0055】上記目的を達成するため、請求項40記載
の発明は、前記領域選択工程では、前記画面上の前記検
出した指示位置の周囲における所定サイズの領域とし
て、前記画面の横幅に相当する長さ及び前記画面の縦方
向に沿った所定長さを有する領域を設定することを特徴
とする。
【0056】上記目的を達成するため、請求項41記載
の発明は、前記領域選択工程で選択される領域に対し、
ハイライト表示或いは点滅線で囲む表示或いは半透明色
を重畳する表示を含む補助表示を行う領域表示制御工程
を有することを特徴とする。
【0057】上記目的を達成するため、請求項42記載
の発明は、前記画面上における表示内容の配置状態を、
前記領域選択工程で選択される領域のサイズ或いは領域
の形状に反映させた配置状態とすることを特徴とする。
【0058】上記目的を達成するため、請求項43記載
の発明は、前記画面上にWorld WideWebのページ情報を
表示している場合、前記ページ情報を構成するフレーム
やフォーム及びアンカーや画像やチェックボックスなど
のHTML要素の種類を、前記領域選択工程で選択される領
域のサイズ或いは領域の形状に反映させたものとするこ
とを特徴とする。
【0059】上記目的を達成するため、請求項44記載
の発明は、前記領域内選択工程は、更に、前記領域選択
工程で選択された領域内より抽出した選択肢をリスト表
示し、前記リスト表示から選択肢を選択するリスト型領
域内選択工程を有することを特徴とする。
【0060】上記目的を達成するため、請求項45記載
の発明は、前記画面上でのそれぞれの情報の配置位置と
前記画面上での領域選択を行った際の外部入力による指
示位置との位置関係を、前記リスト表示の選択肢の表示
順序に反映させた位置関係とすることを特徴とする。
【0061】上記目的を達成するため、請求項46記載
の発明は、前記リスト型領域内選択工程では、前記リス
ト表示の一部として、前記領域選択工程で選択された領
域内より抽出した選択肢の種類を示す属性情報を表示す
ることを特徴とする。
【0062】上記目的を達成するため、請求項47記載
の発明は、前記領域内選択工程は、更に、前記領域選択
工程で選択された領域内より抽出した複数の選択肢を、
順番に前記画面上の配置位置でハイライト表示或いは点
滅表示を含む表示を行った上で、前記複数の選択肢の中
から選択を行うハイライト型領域内選択工程を有するこ
とを特徴とする。
【0063】上記目的を達成するため、請求項48記載
の発明は、前記画面上でのそれぞれの情報の配置位置と
前記画面上での領域選択を行った際の外部入力による指
示位置との位置関係を、前記ハイライト表示或いは前記
点滅表示を含む表示が行われる選択肢の処理順序に反映
させた位置関係とすることを特徴とする。
【0064】上記目的を達成するため、請求項49記載
の発明は、前記領域内選択工程では、前記領域選択工程
で選択された領域内より抽出した選択肢の数に応じて処
理を切り替えることを特徴とする。
【0065】上記目的を達成するため、請求項50記載
の発明は、前記領域内選択工程では、前記領域選択工程
で選択された領域内より抽出した選択肢の数が一つの場
合には、その選択肢が直接選択されたものとして処理を
行うことを特徴とする。
【0066】上記目的を達成するため、請求項51記載
の発明は、前記領域内選択工程で選択される選択肢の数
を反映させて前記画面上の領域のサイズ或いは領域の形
状を動的に調整する領域調整工程を有することを特徴と
する。
【0067】上記目的を達成するため、請求項52記載
の発明は、前記領域内選択に関わる制御は、前記画面上
で領域選択を行った際の外部入力による指示位置が前記
画面上での選択可能な情報の配置位置と異なった場合に
適用され、それ以外の場合には、外部入力による指示位
置に配置された選択肢が直接選択されたものとして処理
を行うことを特徴とする。
【0068】上記目的を達成するため、請求項53記載
の発明は、拡大系光学デバイスと高精細液晶表示デバイ
スとを組み合わせた前記表示手段としての表示部品、C
PUや記憶素子を備えた処理系部品、外部入力を前記処
理系部品に伝える入力部品、外部装置と接続するための
外部インターフェース部品を有し、前記拡大系光学デバ
イスとして自由曲面プリズムを用いた前記携帯情報端末
装置で実行されることを特徴とする。
【0069】上記目的を達成するため、請求項54記載
の発明は、World Wide Webサーバに接続可能な前記外部
装置としての携帯電話端末に前記外部インターフェース
部品を介して前記携帯情報端末装置を接続し、前記携帯
電話端末を経由して前記World Wide Webサーバから取得
したWorld Wide Webのページ情報を前記携帯情報端末装
置において前記高精細液晶表示デバイスに表示すること
を特徴とする。
【0070】上記目的を達成するため、請求項55記載
の発明は、表示手段を備えると共に該表示手段の画面上
の情報を選択して処理を行うことが可能な携帯情報端末
装置に適用される画面領域選択処理方法を実行するプロ
グラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記
憶媒体であって、前記画面領域選択処理方法は、前記画
面上の領域を選択する領域選択ステップと、前記領域選
択ステップで選択された領域内より抽出した選択可能な
情報の選択肢の中から処理対象の選択肢を選択する領域
内選択ステップとを有することを特徴とする。
【0071】上記目的を達成するため、請求項56記載
の発明は、前記領域選択ステップでは、前記画面を予め
複数のブロック領域に分割して管理すると共に、前記画
面に対する外部入力による指示を検出した場合に前記画
面上の前記検出した指示位置が属するブロック領域を選
択することを特徴とする。
【0072】上記目的を達成するため、請求項57記載
の発明は、前記領域選択ステップでは、前記画面に対す
る外部入力による指示を検出した場合に前記画面上の前
記検出した指示位置の周囲における所定サイズの領域或
いは所定形状の領域を選択することを特徴とする。
【0073】上記目的を達成するため、請求項58記載
の発明は、前記領域選択ステップでは、前記画面上の前
記検出した指示位置の周囲における所定サイズの領域と
して、前記画面の横幅に相当する長さ及び前記画面の縦
方向に沿った所定長さを有する領域を設定することを特
徴とする。
【0074】上記目的を達成するため、請求項59記載
の発明は、前記画面領域選択処理方法は、前記領域選択
ステップで選択される領域に対し、ハイライト表示或い
は点滅線で囲む表示或いは半透明色を重畳する表示を含
む補助表示を行う領域表示制御ステップを有することを
特徴とする。
【0075】上記目的を達成するため、請求項60記載
の発明は、前記画面領域選択処理方法は、前記画面上に
おける表示内容の配置状態を、前記領域選択ステップで
選択される領域のサイズ或いは領域の形状に反映させた
配置状態とするステップを有することを特徴とする。
【0076】上記目的を達成するため、請求項61記載
の発明は、前記画面領域選択処理方法は、前記画面上に
World Wide Webのページ情報を表示している場合、前記
ページ情報を構成するフレームやフォーム及びアンカー
や画像やチェックボックスなどのHTML要素の種類を、前
記領域選択ステップで選択される領域のサイズ或いは領
域の形状に反映させたものとするステップを有すること
を特徴とする。
【0077】上記目的を達成するため、請求項62記載
の発明は、前記領域内選択ステップは、更に、前記領域
選択ステップで選択された領域内より抽出した選択肢を
リスト表示し、前記リスト表示から選択肢を選択するリ
スト型領域内選択ステップを有することを特徴とする。
【0078】上記目的を達成するため、請求項63記載
の発明は、前記画面領域選択処理方法は、前記画面上で
のそれぞれの情報の配置位置と前記画面上での領域選択
を行った際の外部入力による指示位置との位置関係を、
前記リスト表示の選択肢の表示順序に反映させた位置関
係とするステップを有することを特徴とする。
【0079】上記目的を達成するため、請求項64記載
の発明は、前記リスト型領域内選択ステップでは、前記
リスト表示の一部として、前記領域選択ステップで選択
された領域内より抽出した選択肢の種類を示す属性情報
を表示することを特徴とする。
【0080】上記目的を達成するため、請求項65記載
の発明は、前記領域内選択ステップは、更に、前記領域
選択ステップで選択された領域内より抽出した複数の選
択肢を、順番に前記画面上の配置位置でハイライト表示
或いは点滅表示を含む表示を行った上で、前記複数の選
択肢の中から選択を行うハイライト型領域内選択ステッ
プを有することを特徴とする。
【0081】上記目的を達成するため、請求項66記載
の発明は、前記画面領域選択処理方法は、前記画面上で
のそれぞれの情報の配置位置と前記画面上での領域選択
を行った際の外部入力による指示位置との位置関係を、
前記ハイライト表示或いは前記点滅表示を含む表示が行
われる選択肢の処理順序に反映させた位置関係とするス
テップを有することを特徴とする。
【0082】上記目的を達成するため、請求項67記載
の発明は、前記領域内選択ステップでは、前記領域選択
ステップで選択された領域内より抽出した選択肢の数に
応じて処理を切り替えることを特徴とする。
【0083】上記目的を達成するため、請求項68記載
の発明は、前記領域内選択ステップでは、前記領域選択
ステップで選択された領域内より抽出した選択肢の数が
一つの場合には、その選択肢が直接選択されたものとし
て処理を行うことを特徴とする。
【0084】上記目的を達成するため、請求項69記載
の発明は、前記画面領域選択処理方法は、前記領域内選
択ステップで選択される選択肢の数を反映させて前記画
面上の領域のサイズ或いは領域の形状を動的に調整する
領域調整ステップを有することを特徴とする。
【0085】上記目的を達成するため、請求項70記載
の発明は、前記領域内選択に関わる制御は、前記画面上
で領域選択を行った際の外部入力による指示位置が前記
画面上での選択可能な情報の配置位置と異なった場合に
適用され、それ以外の場合には、外部入力による指示位
置に配置された選択肢が直接選択されたものとして処理
を行うステップを有することを特徴とする。
【0086】上記目的を達成するため、請求項71記載
の発明は、拡大系光学デバイスと高精細液晶表示デバイ
スとを組み合わせた前記表示手段としての表示部品、C
PUや記憶素子を備えた処理系部品、外部入力を前記処
理系部品に伝える入力部品、外部装置と接続するための
外部インターフェース部品を有し、前記拡大系光学デバ
イスとして自由曲面プリズムを用いた前記携帯情報端末
装置に適用される前記画面領域選択処理方法を実行する
プログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能
であることを特徴とする。
【0087】上記目的を達成するため、請求項72記載
の発明は、World Wide Webサーバに接続可能な前記外部
装置としての携帯電話端末に前記外部インターフェース
部品を介して接続し、前記携帯電話端末を経由して前記
World Wide Webサーバから取得したWorld Wide Webのペ
ージ情報を前記高精細液晶表示デバイスに表示する前記
携帯情報端末装置に適用される前記画面領域選択処理方
法を実行するプログラムを記憶したコンピュータにより
読み出し可能であることを特徴とする。
【0088】上記目的を達成するため、請求項73記載
の発明は、表示手段を備えると共に該表示手段の画面上
の情報を選択して処理を行うことが可能な携帯情報端末
装置に供給されるプログラムであって、前記画面上の領
域を選択する領域選択ステップと、前記領域選択ステッ
プで選択された領域内より抽出した選択可能な情報の選
択肢の中から処理対象の選択肢を選択する領域内選択ス
テップとを記憶したことを特徴とする。
【0089】上記目的を達成するため、請求項74記載
の発明は、前記領域選択ステップでは、前記画面を予め
複数のブロック領域に分割して管理すると共に、前記画
面に対する外部入力による指示を検出した場合に前記画
面上の前記検出した指示位置が属するブロック領域を選
択することを特徴とする。
【0090】上記目的を達成するため、請求項75記載
の発明は、前記領域選択ステップでは、前記画面に対す
る外部入力による指示を検出した場合に前記画面上の前
記検出した指示位置の周囲における所定サイズの領域或
いは所定形状の領域を選択することを特徴とする。
【0091】上記目的を達成するため、請求項76記載
の発明は、前記領域選択ステップでは、前記画面上の前
記検出した指示位置の周囲における所定サイズの領域と
して、前記画面の横幅に相当する長さ及び前記画面の縦
方向に沿った所定長さを有する領域を設定することを特
徴とする。
【0092】上記目的を達成するため、請求項77記載
の発明は、前記領域選択ステップで選択される領域に対
し、ハイライト表示或いは点滅線で囲む表示或いは半透
明色を重畳する表示を含む補助表示を行う領域表示制御
ステップを記憶したことを特徴とする。
【0093】上記目的を達成するため、請求項78記載
の発明は、前記画面上における表示内容の配置状態を、
前記領域選択ステップで選択される領域のサイズ或いは
領域の形状に反映させた配置状態とするステップを記憶
したことを特徴とする。
【0094】上記目的を達成するため、請求項79記載
の発明は、前記画面上にWorld WideWebのページ情報を
表示している場合、前記ページ情報を構成するフレーム
やフォーム及びアンカーや画像やチェックボックスなど
のHTML要素の種類を、前記領域選択ステップで選択され
る領域のサイズ或いは領域の形状に反映させたものとす
るステップを記憶したことを特徴とする。
【0095】上記目的を達成するため、請求項80記載
の発明は、前記領域内選択ステップは、更に、前記領域
選択ステップで選択された領域内より抽出した選択肢を
リスト表示し、前記リスト表示から選択肢を選択するリ
スト型領域内選択ステップを有することを特徴とする。
【0096】上記目的を達成するため、請求項81記載
の発明は、前記画面上でのそれぞれの情報の配置位置と
前記画面上での領域選択を行った際の外部入力による指
示位置との位置関係を、前記リスト表示の選択肢の表示
順序に反映させた位置関係とするステップを記憶したこ
とを特徴とする。
【0097】上記目的を達成するため、請求項82記載
の発明は、前記リスト型領域内選択ステップでは、前記
リスト表示の一部として、前記領域選択ステップで選択
された領域内より抽出した選択肢の種類を示す属性情報
を表示することを特徴とする。
【0098】上記目的を達成するため、請求項83記載
の発明は、前記領域内選択ステップは、更に、前記領域
選択ステップで選択された領域内より抽出した複数の選
択肢を、順番に前記画面上の配置位置でハイライト表示
或いは点滅表示を含む表示を行った上で、前記複数の選
択肢の中から選択を行うハイライト型領域内選択ステッ
プを有することを特徴とする。
【0099】上記目的を達成するため、請求項84記載
の発明は、前記画面上でのそれぞれの情報の配置位置と
前記画面上での領域選択を行った際の外部入力による指
示位置との位置関係を、前記ハイライト表示或いは前記
点滅表示を含む表示が行われる選択肢の処理順序に反映
させた位置関係とするステップを記憶したことを特徴と
する。
【0100】上記目的を達成するため、請求項85記載
の発明は、前記領域内選択ステップでは、前記領域選択
ステップで選択された領域内より抽出した選択肢の数に
応じて処理を切り替えることを特徴とする。
【0101】上記目的を達成するため、請求項86記載
の発明は、前記領域内選択ステップでは、前記領域選択
ステップで選択された領域内より抽出した選択肢の数が
一つの場合には、その選択肢が直接選択されたものとし
て処理を行うことを特徴とする。
【0102】上記目的を達成するため、請求項87記載
の発明は、前記領域内選択ステップで選択される選択肢
の数を反映させて前記画面上の領域のサイズ或いは領域
の形状を動的に調整する領域調整ステップを記憶したこ
とを特徴とする。
【0103】上記目的を達成するため、請求項88記載
の発明は、前記領域内選択に関わる制御は、前記画面上
で領域選択を行った際の外部入力による指示位置が前記
画面上での選択可能な情報の配置位置と異なった場合に
適用され、それ以外の場合には、外部入力による指示位
置に配置された選択肢が直接選択されたものとして処理
を行うステップを記憶したことを特徴とする。
【0104】上記目的を達成するため、請求項89記載
の発明は、拡大系光学デバイスと高精細液晶表示デバイ
スとを組み合わせた前記表示手段としての表示部品、C
PUや記憶素子を備えた処理系部品、外部入力を前記処
理系部品に伝える入力部品、外部装置と接続するための
外部インターフェース部品を有し、前記拡大系光学デバ
イスとして自由曲面プリズムを用いた前記携帯情報端末
装置に供給されることを特徴とする。
【0105】上記目的を達成するため、請求項90記載
の発明は、World Wide Webサーバに接続可能な前記外部
装置としての携帯電話端末に前記外部インターフェース
部品を介して接続し、前記携帯電話端末を経由して前記
World Wide Webサーバから取得したWorld Wide Webのペ
ージ情報を前記高精細液晶表示デバイスに表示する前記
携帯情報端末装置に供給されることを特徴とする。
【0106】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の実施の形態を説明
する前に、本発明の概要について説明する。本発明は、
拡大系光学デバイス(自由曲面プリズム)を表示手段に
用いることで大画面/高精細化を実現した小型の携帯情
報端末装置において、画面上にWebページなどを表示
した際に、アンカー(リンク情報)などを効率的に選択
する機能を実現するものである。特に、二段階のポイン
ティング方法を導入することで、正確なポインティング
が難しい小型の携帯情報端末装置におけるポインティン
グ動作を簡便且つ効率的なものとするものである。以
下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0107】[第1の実施の形態]本発明の第1の実施
の形態では、携帯情報端末装置を携帯電話端末と組み合
わせて利用することで、携帯電話回線網を経由してイン
ターネット上のWWW(World Wide Web)サーバ(以
下、「Webサーバ」と呼ぶ)に接続し、そこから得ら
れるWebサーバのページ情報を携帯情報端末装置に表
示する動作例について説明する。特に、二段階のポイン
ティング手段を備えた携帯情報端末装置を使用して、W
ebサーバのページ情報に含まれるリンクを選択する動
作例について説明する。
【0108】図1は本発明の第1の実施の形態に係る携
帯情報端末装置を示す外観図である。図1(A)は携帯
情報端末装置の斜視図、図1(B)は携帯情報端末装置
の正面図、図1(C)は携帯情報端末装置を手で握った
様子を示す図である。携帯情報端末装置の正面には、図
1(B)に示すように窓1が設けられており、この窓1
は、後述の自由曲面プリズムの接眼側に位置する。ユー
ザは、携帯情報端末装置を手で握って眼をこの窓1に近
づけ覗き込むことにより、後述の小型液晶ディスプレイ
の画面を拡大して見ることができる。
【0109】携帯情報端末装置は、電源として電池を用
いており、また無線通信機能を有するので、ユーザは携
帯情報端末装置を携帯して、必要な情報を見ることがで
きるようになっている。また、携帯情報端末装置の正面
から見て左上には、図1(B)に示すように操作ボタン
2が装着されており、ユーザは操作ボタン2を操作して
所望の情報を得るようになっている。
【0110】図2は本発明の第1の実施の形態に係る携
帯情報端末装置の内部における要部の配置構造を示す断
面図である。図中、112は情報を表示するための小型
液晶ディスプレイ、113は小型液晶ディスプレイ11
2に透過光を供給するバックライト、111は小型液晶
ディスプレイ112の画面を拡大するための自由曲面プ
リズムである。これらの小型液晶ディスプレイ112、
バックライト113、及び自由曲面プリズム111によ
り、拡大系表示デバイス110が構成される。また、3
は携帯情報端末装置の筐体、4は小型液晶ディスプレイ
112に駆動信号を送るメイン基板である。
【0111】図3は本発明の第1の実施の形態に係る携
帯情報端末装置の自由曲面プリズム111における光路
を示す説明図である。自由曲面プリズム111には、3
つの光学的作用面111a、111b、111cが存在
する。観察者から最も遠い作用面111cの近傍には、
小型液晶ディスプレイ112とバックライト113とが
配置されており、それらは観察者に適切な表示を与える
位置に調整される。それぞれの作用面111a、111
b、111cは、バックライト113から出た光が小型
液晶ディスプレイ112を透過し作用面111c、11
1a、111bを経由して観察者に到達するよう設計さ
れている。自由曲面プリズム111を利用することによ
り、画像出力を拡大表示するための拡大光学系をコンパ
クトサイズで実現することができる。
【0112】第1の実施の形態では、小型液晶ディスプ
レイ112として透過型の液晶表示素子を使用している
が、これに代えて、反射型の液晶表示素子を使用し、自
由曲面プリズム形状やバックライトなどの位置を適切に
調整するようにしてもよい。
【0113】図4は本発明の第1の実施の形態に係る携
帯情報端末装置に実装される電気回路の構成を示すブロ
ック図である。携帯情報端末装置は、小型液晶ディスプ
レイ(LCD)112やバックライト113等を含む拡
大系表示デバイス110と、SoC技術によって集積さ
れた小型コンピュータデバイス120と、blueto
oth準拠の消費電力が小さい通信デバイス130と、
感圧素子やタクトスイッチを組み合わせることにより、
ポインティングデバイス(マウス)相当の二次元平面内
のポインティングとボタンクリックとを実現した入力デ
バイス140と、点灯や点滅によって複数の表示状態を
実現可能なLEDデバイス150と、リチウムイオン二
次電池などからなる電源デバイス160とを備えてお
り、これらを手の中に収まるほどの小型サイズの携帯情
報端末装置内に実装している。
【0114】そして、この携帯情報端末装置は、通信デ
バイス130経由でネットワークから得られた情報を、
小型コンピュータデバイス120で処理し、拡大系表示
デバイス110を介してユーザに提供するように動作す
る。
【0115】小型コンピュータデバイス120の内部
は、後述するプログラムによる各種の処理を実行するC
PU121と、プログラムを格納したり処理の中間結果
を保持したりするためのメモリとなるRAM122と、
プログラムやデータなどのソフトウェアを記憶している
ROM123と、プログラムの実行結果を反映するよう
小型液晶ディスプレイ112及びバックライト113を
制御する表示制御回路124と、CPU121やRAM
122などのデータ通信路となるCPUバス125と、
通信デバイス130を制御する通信制御回路126と、
入力デバイス140を制御する入力制御回路127と、
LEDデバイス150を制御するLED制御回路128
と、省電力制御などのために電源デバイス160を制御
する電源制御回路129とから構成される。
【0116】この中で、RAM122、ROM123、
表示制御回路124は、バス125を介してCPU12
1と接続される。通信制御回路126、入力制御回路1
27、LED制御回路128、並びに、電源制御回路1
29は、I/Oポートを介してCPU121と接続され
る。そして、これらの回路はSoC技術によって一つの
半導体チップ上に小型実装されている。
【0117】尚、本構成のROM123には、マスクR
OMのような書き換えが不可能な記憶装置と、フラッシ
ュROMのような繰り返し書き換え可能な記憶装置とが
含まれる。
【0118】図5は本発明の第1の実施の形態に係る携
帯情報端末装置とネットワークとの接続形態を示すブロ
ック図である。インターネットなどのネットワーク上に
は、複数のWebサーバ400が存在する。第1の実施
の形態における携帯情報端末装置100は、bluet
ooth網を介して携帯電話端末200に接続し、携帯
電話端末200は、携帯電話回線網を介してWebサー
バ400に接続する。
【0119】携帯電話端末200は、携帯電話回線網へ
の接続機能の他に、bluetooth通信機能を備え
る。携帯電話回線網は、実際には、複数の無線基地局や
交換機設備から構成されるが、説明を簡潔にするため携
帯電話回線網の詳細な説明は省略する。携帯電話回線網
からネットワークへの乗り入れには、ルータ300が介
在する。ルータ300は、多くの場合、ISP(Intern
et Service Provider)によって運営されており、携帯
電話回線網からネットワークへの架け橋の役割を果た
す。
【0120】携帯情報端末装置100から発行されたW
ebページ情報のリクエストは、対応するWebサーバ
400へ送られる。Webページ情報のリクエストが受
け入れられると、Webサーバ400から携帯情報端末
装置100へWebページ情報が返送される。更に、携
帯情報端末装置100では、受け取ったWebページ情
報を解析して表示する。
【0121】尚、携帯情報端末装置100から携帯電話
端末200へのbluetooth通信では、Dial-up
Networking profile並びにserial port profileに則っ
た通信が行われる。
【0122】また、ネットワーク上には、複数のWeb
ブラウザ500が接続されており、同様に、複数のWe
bブラウザ500はWebサーバ400に接続し、そこ
に保持されているページ情報を表示する。
【0123】尚、Webサーバ400並びにWebブラ
ウザ500は、広く普及しているWeb技術を実装した
サーバ並びにブラウザであり、そこに保持されるページ
情報は、HTMLなどで記述され、URL(Uniform Re
source Locator)として記述されたリンク情報が含まれ
る。そのリンク情報は、Webブラウザ500などから
別のページ情報へアクセスすることを容易にしている。
この別のページ情報は、同じWebサーバ上に保持され
ていることもあるし、異なるWebサーバ上に保持され
ていることもある。
【0124】また、携帯電話端末200は、データ通信
機能の他に、広く普及している通常の通話機能を備えて
いるが、第1の実施の形態では、携帯電話端末200
は、データ通信機能とbluetooth通信機能とを
使って、携帯情報端末装置100からWebサーバ40
0への接続を中継する機能のみに限定して説明する。
【0125】即ち、bluetooth通信によって携
帯電話端末200と携帯情報端末装置100との接続が
確立されている状態において、携帯情報端末装置100
内に実装されているダイヤルアップ機能により、ISP
の電話番号をダイヤルすることを携帯電話端末200に
要求する。これに従い、携帯電話端末200は、携帯電
話回線網において携帯電話端末200とISPとのリン
クを確立する。そして更に、携帯情報端末装置100内
に実装されている通信スタックにより、携帯情報端末装
置100とISPが運営するルータ300との間に仮想
的な通信路を確立する。このようにして携帯電話端末2
00は、携帯情報端末装置100からWebサーバ40
0への接続を中継する役割を果たす。
【0126】尚、図5に示すネットワークとは、企業或
いは組織内で運用されるイントラネットである場合もあ
り、また、広く世界をつないでいるインターネットであ
る場合もある。
【0127】図6はWebブラウザがWebサーバにW
ebページ情報を要求する際に使用される最も一般的な
通信プロトコルであるHTTP(HyperText Transfer P
rotocol)による通信シーケンスの一例を示す説明図で
ある。HTTPの手順では、始めに、Webブラウザが
Webサーバとの接続を確立し(HTTPconnec
t)、続いて、WebブラウザからHTTPreque
st形式のデータ要求がWebサーバへ発行される。そ
して、その要求を受け取ったWebサーバが要求内容を
解析し、HTTPresponse形式の応答を送り返
す。そして、最後に、通信を閉じて(HTTPclos
e)、1つのHTTPセッションが終了する。
【0128】HTTPresponse形式の内容につ
いて以下に説明する。HTTPresponse形式の
1行目は、ステイタスラインと定義されている(RFC
2616“HTTP1.1版”)。ここには、HTTP
バージョンとステイタスコードと理由文とが、空白文字
で区切られて並ぶ。特に、2つ目の項目であるステイタ
スコードは3つの数字から構成され、HTTPresp
onse形式の内容を分類するために使われる。例え
ば、HTTP1.1版では、それぞれ下記のようなステ
イタスコードが規定される。
【0129】このステイタスコードは、第1文字目の数
字によって、大まかに5つのカテゴリに分類される。即
ち、1で始まるものは、HTTP接続情報を通知し、2
で始まるものは、HTTP接続の成功を通知し、3で始
まるものは、HTTP接続のリダイレクトを通知し、4
で始まるものは、クライアント側エラーを通知し、そし
て、5で始まるものは、サーバ側エラーを通知する。
【0130】 100: Continue 101: Switching Protocols 200: OK 201: Created 202: Accepted 203: Non-Authoritative Information 204: No Content 205: Reset Content 206: Partial Content 300: Multiple Choices 301: Moved Permanently 302: Found 303: See Other 304: Not Modified 305: Use Proxy 307: Temporary Redirect 400: Bad Request 401: Unauthorized 402: Payment Required 403: Forbidden 404: Not Found 405: Method Not Allowed 406: Not Acceptable 407: Proxy Authentication Required 408: Request Time-out 409: Conflict 410: Gone 411: Length Required 412: Precondition Failed 413: Request Entity Too Large 414: Request-URI Too Large 415: Unsupported Media Type 416: Requested range not satisfiable 417: Expectation Failed 500: Internal Server Error 501: Not Implemented 502: Bad Gateway 503: Service Unavailable 504: Gateway Time-out 505: HTTP Version not supported 図7は本発明の第1の実施の形態に係る携帯情報端末装
置100の動作の手順を示すフローチャートである。こ
の動作処理を記述したプログラムは、図4に示すROM
123に記憶されており、必要に応じてCPU121に
よって実行される。この実行に伴い、必要に応じて入力
制御回路127や表示制御回路124或いは通信制御回
路126などが起動される。
【0131】先ず、プログラムの開始時点のステップS
1001で、設定情報を読み取る。この設定情報に基づ
き、以降の処理内容が決定される。この設定情報の内容
は、ROM123に保存されている。典型的な設定情報
は、ROM123にプログラムなどと一緒に固定的に保
存されているが、一部の設定情報に関しては、ユーザに
よって設定、変更され、ROM123の別領域に保存さ
れている。次に、ステップS1002で、ユーザからの
指示を待つ。ここでの待ち受け対象は、典型的には、入
力デバイス140からの入力信号であるが、通信デバイ
ス130からの通信データの到着である場合もある。
【0132】そして、ステップS1003で、ユーザか
らの指示などを受け取る。ステップS1004におい
て、受け取った指示がプログラムの終了を指示するもの
であるか否かを判定する。プログラムの終了を指示する
ものである場合には、本プログラムを終了する。一方、
プログラムの終了を指示していない場合には、ステップ
S1005に進む。ステップS1005では、指示内容
に応じた処理を実行し、その後、次の指示を待つため
に、ステップS1002に戻る。尚、上記ステップS1
005において実行される処理のプログラムも、同様に
ROM123に記憶されており、CPU121で実行さ
れる。
【0133】図8は本発明の第1の実施の形態に係る携
帯情報端末装置100において実行されるWebアクセ
ス処理の手順を示すフローチャートである。この処理を
記述したプログラムは、ユーザからの指示に応じて図7
のステップS1005から呼び出されるものであり、W
ebアクセス機能、即ち、WebサーバからWebペー
ジ情報を取得し表示する機能を実現する。
【0134】ユーザからの指示とは、具体的には例え
ば、小型液晶ディスプレイ112の表示画面上のポイン
ティングカーソルがアンカー位置(リンク情報表示位
置)にあるときに、ユーザによって入力デバイス140
からクリック信号が入力された場合や、取得すべきWe
bページ情報のURLデータが直接入力された場合など
である。
【0135】先ず、ステップS2000で、拡大系表示
デバイス110を低消費電力モードに切り替える。例え
ば、バックライト113と小型液晶ディスプレイ112
への給電を止める。次に、ステップS2001で、指示
されたURLを取得する。このURLの指示は、ユーザ
が直接入力した場合やアンカーを選択した場合がある。
後者の場合には、クリックの位置情報から、ユーザが選
択したアンカーを特定し、そこに含まれるリンク情報を
取得する。続いて、ステップS2002で、取得したU
RLを解析する。この解析に応じて、接続すべきWeb
サーバやプロトコルなどを決定する。
【0136】続いて、ステップS2003で、指示され
たURLが、携帯情報端末装置100の自機内に存在す
るデータに対応するURLであるか否かを判定する。判
定の結果、自機内に存在するデータに対応するURLで
あるならば、ステップS2006に進み、一方、自機内
に存在するデータに対応するURLでないならば、ステ
ップS2004に進む。尚、この判定は、URLの指示
が直接自機内のデータを参照している場合や、外部のデ
ータを参照しているが履歴ファイルや保存ファイルなど
にそのデータがキャッシュされている場合をも考慮して
判断する。
【0137】ステップS2004では、指示されたペー
ジ情報が自機内に存在しないので、必要なWebページ
情報を取得するため、指示されたWebサーバに、UR
Lによって指示されたプロトコルで接続する。ここで、
典型的にはHTTPプロトコルが使用されるが、FTP
(File Transfer Protocol)プロトコルなどが指定され
る場合もある。尚、プロトコルの指定が省略された時に
は、HTTPプロトコルが使用される。そして、ステッ
プS2005において、接続先のWebサーバから、U
RLによって指示されたWebページ情報を取得し、ス
テップS2007に進む。具体的には、URLで指示さ
れたデータをWebサーバにリクエストし、その後、W
ebサーバからのレスポンスを待ち、所望のWebペー
ジ情報を取得する。
【0138】一方、ステップS2006では、指示され
たページ情報が自機内に存在するので、必要なWebペ
ージ情報を自機内から取得し、ステップS2007に進
む。
【0139】次のステップS2007では、取得したW
ebページ情報を解析する。具体的には、HTML形式
などで記述されたWebページ情報の内容を読み取り、
そこに埋め込まれた画像やその他のマルチメディア情報
或いはアンカー(リンク情報)などを検出した上で、ペ
ージ情報の論理構造を決定する。続いて、ステップS2
008で、拡大系表示デバイス110を通常モードに切
り替える。即ち、バックライト113及び小型液晶ディ
スプレイ112への給電を止めていた場合には、給電を
再開する。
【0140】次に、ステップS2009で、解析したW
ebページ情報を小型液晶ディスプレイ112に表示さ
せる。具体的には、Webページ情報に埋め込まれた種
々の情報や解析結果の論理構造に基づいて、解析したW
ebページ情報を適切な配置にレイアウトする。続い
て、そのレイアウト結果を小型液晶ディスプレイ112
の画面に反映する。
【0141】そして、ステップS2010で、ユーザに
Webページ情報へのアクセス完了を通知する。ここで
は、通信相手となる携帯電話端末200の着メロ機能を
使ってユーザに通知する。具体的には、携帯情報端末装
置100が、bluetooth通信のserial port pr
ofile仕様を使って、携帯電話端末200に直接接続
し、予め取り決めておいた着メロ機能インターフェース
に則して、適切なメロディデータを送信し、そのメロデ
ィの演奏実行を指示する。典型的には、HTTPres
ponse形式のステイタスコードごとにステイタスを
識別可能なメロディの演奏を指定する。その後、ユーザ
からの次の指示を待つため、本処理を終了し、図7のス
テップS1002に戻る。
【0142】図9は本発明の第1の実施の形態に係る上
記図8に示すWebアクセス処理によって携帯情報端末
装置の小型液晶ディスプレイ112に表示されたWeb
ページ情報の一例を示す説明図である。ここでは、UR
Lデータ「http://www。xyznews.c
om/jp/」が直接入力された結果表示されたWeb
ページ情報を示す。
【0143】このWebページ情報は、電気的に、表示
制御回路124から小型液晶ディスプレイ112に伝え
られ、光学的に、小型液晶ディスプレイ112上に構成
された表示画像をバックライト113からの光が透過し
て、自由曲面プリズム111の光学的拡大作用を介する
ことによって観察者位置に結像される。
【0144】尚、第1の実施の形態における携帯電話端
末200の着メロ機能インターフェースは、携帯電話端
末200に備わるbluetooth通信デバイスを介
して、携帯情報端末装置100から適切なメロディデー
タを受け取り、そのメロディデータを、携帯電話端末2
00に内蔵の音源装置に受け渡すものである。この際の
携帯情報端末装置100と携帯電話端末200との間の
データ通信は、bluetooth通信におけるserial
port profile仕様に則り行われる。
【0145】図10は本発明の第1の実施の形態に係る
携帯情報端末装置100において実行される設定処理の
手順を示すフローチャートである。この処理を記述した
プログラムは、ユーザからの指示に応じて図7のステッ
プS1005から呼び出されるものであり、携帯情報端
末装置100の各種設定項目にユーザの指定する値を設
定する機能を実現する。ユーザからの指定とは、具体的
には例えば、表示画面上のメニュー項目から設定機能を
選択してこの機能により指定を行う場合や、ユーザによ
る直接入力の場合などである。
【0146】先ず、ステップS3001において、携帯
情報端末装置100の現在の設定値を小型液晶ディスプ
レイ112に表示し、設定セッションを開始する。図1
1は、小型液晶ディスプレイ112に表示された設定値
の一例を示す説明図である。続いて、ステップS300
2において、設定画面に対するユーザ入力を待ち受け
る。ステップS3003において、ユーザ入力を判定す
る。ここで、ユーザ入力が設定終了命令であるならば、
ステップS3004に進む。設定終了命令とは、「su
bmit」と「cancel」とのいずれかである。一
方、ユーザ入力が設定終了命令でないならば、ステップ
S3007に進む。
【0147】ステップS3004では、更に、設定終了
命令が、「submit」であるか「cancel」で
あるかを判定する。前者の「submit」である場合
には、ステップS3005に進み、設定セッション中の
設定内容の保持データを携帯情報端末装置100に反映
した後に、処理を終了する。ここで、設定内容を携帯情
報端末装置100に反映する処理には、設定内容をRO
M123へ保存することも含まれる。一方、「canc
el」が指示された場合には、ステップS3006に進
み、設定セッションの内容を破棄し、処理を終了する。
【0148】上記ステップS3003でユーザ入力が設
定終了命令以外であると判定されたならば、ステップS
3007に進み、ユーザ入力によって受け取った設定内
容を設定セッション内の保持データ並びに画面上に反映
する。そして、次のユーザ入力を待ち受けるために、上
記ステップS3002に戻る。
【0149】次に、本発明の第1の実施の形態に係る携
帯情報端末装置100における二段階のポインティン
グ:ブロック分割について説明する。
【0150】図12は本発明の第1の実施の形態に係る
携帯情報端末装置100において実行される二段階のポ
インティング処理の手順を示すフローチャートである。
この処理を記述したプログラムは、ユーザからの指示に
応じて図7のステップS1005から呼び出されるもの
であり、ポインティング機能を実現する。
【0151】ユーザからの指示とは、具体的には例え
ば、入力デバイス140からのクリック動作(例えば、
ボタンスイッチなどのbutton-downとbutton-upの連続操
作)やポインティングカーソル移動動作などである。
【0152】また、第1の実施の形態の二段階のポイン
ティング処理は、小型液晶ディスプレイ112の画面を
例えば6つの領域に分割して管理しておき、ユーザによ
る入力デバイス140の操作に伴うクリックを検出した
際に、クリック位置の属する領域内に含まれるアンカー
などのホットスポット(選択可能な項目)をリストアッ
プし、その中から求める項目を選択することによる二段
階のポインティング処理である。第1の実施の形態で
は、図13の点線に示すような領域(領域1、領域2、
領域3、領域4、領域5、領域6)に予め画面を領域分
割してあるものとして説明する。
【0153】先ず、ステップS4001で、入力デバイ
ス140からの指示を受け取る。次に、ステップS40
02で、入力デバイス140からの指示がクリックであ
るか否かを判断する。この判断は、例えば、ボタンスイ
ッチが押されて(button-down)からボタンスイッチが
上がる(button-up)までの時間間隔が所定時間内(例
えば、1秒以内)であり、且つ、ボタンスイッチが押さ
れた際のポインティングカーソルの位置(画面上の座
標)とボタンスイッチが上がった際の場所との距離が所
定距離内(例えば、3ピクセル内)であるなどの条件に
基づき行われる。
【0154】そして、入力デバイス140からの指示が
クリックであったと判定された場合には、ステップS4
003に進み、ポインティングカーソルの現在位置を検
出し、これをクリック位置とする。反対に、入力デバイ
ス140からの指示がクリックでなかったと判定された
場合には、処理を終了する。
【0155】次に、ステップS4004で、入力デバイ
ス140によるクリック位置から、クリックの属する領
域を選択する。続いて、ステップS4005で、クリッ
クの属する領域内に含まれるアンカーなどの選択肢を抽
出する。そして、ステップS4006で、抽出した選択
肢の数により処理を分岐する。先ず、選択肢が含まれな
い場合(つまり選択肢の数がゼロの場合)、ステップS
4007に進み、メニューをポップアップし(図14参
照)、処理を終了する。図14は、「Back」「Forwar
d」「Stop」等からなるポップアップメニューの例であ
る。他方、選択肢が含まれる場合(つまり選択肢の数が
ゼロでない場合)は、ステップS4008で、選択肢の
数が一つか否かを判断する。
【0156】選択肢の数が一つの場合、ステップS40
09に進み、その選択肢が直接クリックされたものとし
て処理する。例えば、選択肢がアンカーであった場合に
は、アンカーのリンク先へジャンプする処理となる。他
方、選択肢の数が二つ以上の場合、ステップS4010
に進み、選択肢をリスト表示する(図15参照)。図1
5は、「社会」「産業」「国際」等からなるリストの例
である。この際のリスト内での表示順序は、例えば、HT
ML文書上での出現順序である。そして、ステップS40
11で、そのリスト中からの適切な選択肢を選択するユ
ーザからの指示を受け取り、ステップS4012で、そ
の選択肢がクリックされたものとして処理する。
【0157】尚、第1の実施の形態では、携帯情報端末
装置の小型液晶ディスプレイ112の画面を6つの領域
に分割する例について説明しているが、この領域の数
は、6つより少なくても、また6つより多くても構わな
い。例えば、領域として画面全体を設定しても構わな
い。また、領域の分割方法は、水平方向2分割且つ垂直
方向3分割といった方法であっても、図16に示すよう
に水平方向1分割で垂直方向6分割(領域1、領域2、
領域3、領域4、領域5、領域6)といった方法であっ
てもよい。
【0158】また、Webページの内容に応じて可変サ
イズ或いは可変形状の選択領域を設定することも考えら
れる。例えば、フレーム分割を含むページである場合に
は、そのフレーム境界を越えない範囲の選択領域を設定
することなどが考えられる。
【0159】また、分割されたそれぞれの領域にマウス
ポインタなどのポインティングカーソルがある場合に、
その領域をハイライト表示や点滅線で囲んだり、或い
は、半透明色を重畳したりすることで、ユーザに選択領
域を明示することも容易に想像できる。
【0160】また、第1の実施の形態では、リスト表示
例としてアンカーのテキスト部分のみを表示している
が、この表示には、アンカーのリンク先情報などが含ま
れていてもよい。リンク先情報とは、例えば、http://w
ww.xyznews.com/jp/industry/などのURL情報である。
【0161】更に、第1の実施の形態では、抽出された
ホットスポットがすべてアンカー要素である例について
説明しているが、ホットスポットには、チェックボック
ス要素やセレクト要素などが含まれてもよい。この場
合、リスト表示のアイコンを変更するなどして、ホット
スポットの種類を識別するための工夫も容易に想像でき
る。
【0162】また、第1の実施の形態では、小型液晶デ
ィスプレイ112の画面の領域内に、検出されたアンカ
ーなどの選択肢をリスト表示する例について説明してい
るが、検出された選択肢の提供方法は、リスト表示に限
定されない。例えば、画面内のアンカー位置などを、ハ
イライト表示するような工夫や点滅表示する工夫なども
考えられる。
【0163】更に、第1の実施の形態では、リスト表示
の際の表示順序に関しては、HTML文書上での出現順序に
基づく表示順序とするとして説明しているが、これに限
定されるものではない。例えば、HTML文書の画面上での
レイアウト状態と、ユーザのクリック位置との関係か
ら、クリック位置の近傍から順に表示することも考えら
れる。
【0164】また、クリック位置が、ちょうどアンカー
など選択可能な情報の配置位置にあたる場合には、通常
のブラウザと同様に、それが選択された処理を行うもの
とすることも考えられる。この場合、第1の実施の形態
で説明した二段階のポインティング方法は、クリック位
置に選択可能な情報が配置されていない場合に限定して
適用されることになる。
【0165】また、第1の実施の形態では、ブロック領
域の選択と、その中に含まれる選択肢の選択という二段
階のポインティング方法について説明しているが、これ
は、二段階に限らず複数の段階を経るものであってもよ
い。
【0166】また、第1の実施の形態では、インターネ
ット上のWebサーバからWebページ情報を取得して
拡大系表示デバイス110の小型液晶ディスプレイ11
2に表示しているが、これに代えて、メールサーバから
メール情報を取得して小型液晶ディスプレイ112に表
示するようにしてもよいし、或いは、ビデオサーバから
映像データを取得して小型液晶ディスプレイ112に表
示するようにしてもよい。
【0167】また、小型液晶ディスプレイ112上にお
ける表示内容の配置状態を、選択される領域のサイズ或
いは領域の形状に反映させた配置状態としてもよい。
【0168】また、小型液晶ディスプレイ112上にWo
rld Wide Webのページ情報を表示している場合、ページ
情報を構成するフレームやフォーム及びアンカーや画像
やチェックボックスなどのHTML要素の種類を、選択され
る領域のサイズ或いは領域の形状に反映させたものとし
てもよい。
【0169】また、小型液晶ディスプレイ112上での
それぞれの情報の配置位置と小型液晶ディスプレイ11
2上での領域選択を行った際のクリック位置との位置関
係を、リスト表示の選択肢の表示順序に反映させた位置
関係としてもよい。
【0170】また、小型液晶ディスプレイ112上での
それぞれの情報の配置位置と小型液晶ディスプレイ11
2上での領域選択を行った際のクリック位置との位置関
係を、ハイライト表示或いは点滅表示を含む表示が行わ
れる選択肢の処理順序に反映させた位置関係としてもよ
い。
【0171】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、手の中に入る程度に小型化された携帯
情報端末装置を、携帯電話端末と組み合わせて利用する
ことで、携帯電話回線網を経由してインターネット上の
Webサーバにアクセスし、尚且つ、得られたWebペ
ージ情報を自由曲面プリズム111の作用により小型液
晶ディスプレイ112上に大画面表示し、上記二段階の
ポインティングによりWebページ情報を操作すること
が可能になる。即ち、小型の携帯情報端末装置におい
て、簡単な操作でありながら間違いの少ないポインティ
ング動作を実現することができるという効果を奏する。
【0172】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態に係る携帯情報端末装置を示す外観構造(上記図
1参照)、携帯情報端末装置の内部における要部の配置
構造(上記図2参照)、携帯情報端末装置に実装される
電気回路の構成(上記図4参照)、携帯情報端末装置と
ネットワークとの接続形態(上記図5参照)は、第1の
実施の形態と同様であり、詳細については上述したので
説明を省略する。
【0173】次に、本発明の第2の実施の形態に係る携
帯情報端末装置における二段階のポインティング処理及
びホットゾーンの設定について説明する。
【0174】第2の実施の形態は、携帯情報端末装置を
Webサーバへのアクセスに利用する点、並びに、二段
階のポインティング処理を利用する点では、第1の実施
の形態と同じであるが、二段階のポインティング処理の
領域を固定的に設定しない点が、第1の実施の形態と異
なる。特に、第2の実施の形態では、小型液晶ディスプ
レイ112におけるポインティングカーソルの周囲にホ
ットゾーンと呼ぶ領域を想定し、その領域がポインティ
ングカーソルの移動に伴って動的に設定される例につい
て説明する。
【0175】第2の実施の形態における携帯情報端末装
置の構成は、第1の実施の形態と同一のハードウェア構
成を使用する。一方で、ソフトウェア構成として、第1
の実施の形態における二段階のポインティング処理の一
部を改変する。尚、第2の実施の形態では、小型液晶デ
ィスプレイ112におけるポインティングカーソルの周
囲100x100ピクセルの領域をホットゾーンとして
説明する。
【0176】図17は本発明の第2の実施の形態に係る
携帯情報端末装置における二段階のポインティング処理
の手順を示すフローチャートである。この処理を記述し
たプログラムは、ユーザからの指示に応じて図7のステ
ップS1005から呼び出されるものであり、ポインテ
ィング機能を実現する。図17のフローチャートは、第
1の実施の形態における二段階のポインティング処理の
手順を示す図12のフローチャートのステップS400
4とステップS4005を、それぞれ、以下に説明する
ステップS5004とステップS5005に置き換えた
ものである。
【0177】ステップS5004で、携帯情報端末装置
の小型液晶ディスプレイ112におけるクリック位置の
周囲100x100ピクセルの領域をホットゾーンとし
て設定する(図18参照)。図18は、クリック位置
(○内に×印)の周囲における点線で囲んだ正方形状の
範囲をホットゾーンとして設定した例である。ステップ
S5005で、そのホットゾーン内に含まれるアンカー
などの選択肢を抽出する。
【0178】尚、第2の実施の形態では、ホットゾーン
の大きさをポインティングカーソルの周囲の100ピク
セル四方としているが、このホットゾーンの大きさは、
画面の表示サイズやユーザ設定などによって可変であっ
てもよい。
【0179】また、Webページの内容に応じて可変の
ホットゾーンを設定することも考えられる。例えば、フ
レーム分割を含むページである場合には、そのフレーム
境界を越えない範囲のホットゾーンを設定することなど
が考えられる。
【0180】また、この際、ホットゾーンの上限サイズ
を定めておくことも考えられる。例えば、「画面サイズ
の25%」などである。また、ホットゾーンに含まれる
選択肢の数を反映して、ホットゾーンのサイズを動的に
変更することも考えられる。
【0181】また、この際、ポインティングカーソルに
加えてホットゾーンを表示することも容易に想像でき
る。同じく、ポインティングカーソルに代えてホットゾ
ーンを表示することも容易に想像できる。
【0182】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態によれば、二段階のポインティング処理の領域を
ポインティングカーソルに合わせて動的に設定すること
によって、小型の携帯情報端末装置を利用して、Web
ページ情報をより効率的且つ柔軟に操作することが可能
となる。即ち、小型の携帯情報端末装置において、簡単
な操作でありながら間違いの少ないポインティング動作
を実現することができるという効果を奏する。
【0183】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
の形態に係る携帯情報端末装置を示す外観構造(上記図
1参照)、携帯情報端末装置の内部における要部の配置
構造(上記図2参照)、携帯情報端末装置に実装される
電気回路の構成(上記図4参照)、携帯情報端末装置と
ネットワークとの接続形態(上記図5参照)は、第1及
び第2の実施の形態と同様であり、詳細については上述
したので説明を省略する。
【0184】次に、本発明の第3の実施の形態に係る携
帯情報端末装置における二段階のポインティング処理及
び帯状ホットゾーンの設定について説明する。
【0185】第3の実施の形態は、携帯情報端末装置を
Webサーバへのアクセスに利用する点、並びに、ホッ
トゾーンを設定して二段階のポインティング処理を利用
する点では、第2の実施の形態と同じであるが、ホット
ゾーンの設定方法が、第2の実施の形態と異なる。特
に、第3の実施の形態では、帯状のホットゾーンを設定
することで、Webページ情報の操作を一層簡便にする
点に特徴がある。
【0186】第3の実施の形態における携帯情報端末装
置の構成は、第2の実施の形態と同一のハードウェア構
成を使用する。一方で、ソフトウェア構成として、第2
の実施の形態における二段階のポインティング処理の一
部を改変する。尚、第3の実施の形態は、ポインティン
グカーソルのY座標を中心に100ピクセルの高さ(縦
方向の長さ)と、画面サイズと同じ横幅(横方向の長
さ)をもつ帯状の領域をホットゾーンとして説明する。
【0187】図19は本発明の第3の実施の形態に係る
携帯情報端末装置における帯状ホットゾーンを利用した
二段階のポインティング処理の手順を示すフローチャー
トである。この処理を記述したプログラムは、ユーザか
らの指示に応じて図7のステップS1005から呼び出
されるものであり、ポインティング機能を実現する。図
19のフローチャートは、第2の実施の形態における二
段階のポインティング処理の手順を示す図17のフロー
チャートのステップS5004を、以下に説明するステ
ップS6004に置き換えたものである。
【0188】ステップS6004で、そのクリック位置
のY座標を中心に100ピクセルの高さ(縦方向の長
さ)と、画面サイズと同じ横幅(横方向の長さ)をもつ
帯状の領域をホットゾーンとして設定する(図20参
照)。図20は、クリック位置(○内に×印)の周囲に
おける点線で囲んだ帯状の範囲を帯状ホットゾーンとし
て設定した例である。
【0189】尚、第3の実施の形態では、入力デバイス
として、第1の実施の形態で説明した入力デバイスと同
じデバイスを利用する例について説明しているが、一次
元データの入力を行うダイヤル型デバイスのような入力
デバイスと組み合わせることで、一層簡便なWebペー
ジ情報の操作を実現することも容易に想像できる。
【0190】また、第3の実施の形態では、帯状ホット
ゾーンの高さ(縦方向の長さ)を100ピクセルとして
説明しているが、帯状ホットゾーンの高さ(縦方向の長
さ)は、画面サイズや帯状ホットゾーン内に含まれる選
択肢の数などを反映して、異なった高さ(縦方向の長
さ)であってもよい。
【0191】以上説明したように、本発明の第3の実施
の形態によれば、二段階のポインティング処理の領域を
帯状に設定し、ポインティングカーソルに合わせて移動
させることによって、小型の携帯情報端末装置を利用し
て、Webページ情報を一層簡便に操作することが可能
となる。即ち、小型の携帯情報端末装置において、簡単
な操作でありながら間違いの少ないポインティング動作
を実現することができるという効果を奏する。
【0192】[他の実施の形態]上記第1乃至第3の実
施の形態では、上記図1に示した形状の携帯情報端末装
置を例に挙げたが、携帯情報端末装置の形状や、携帯情
報端末装置における小型液晶ディスプレイ及び操作ボタ
ンの配設個所は任意とすることができる。
【0193】上記第1乃至第3の実施の形態では、携帯
情報端末装置を単体で使用する場合を例に挙げたが、携
帯情報端末装置の筐体に例えばプリンタと接続するため
のコネクタを設け、携帯情報端末装置の小型液晶ディス
プレイに表示したWebページ情報等の各種情報を前記
プリンタを介して印刷出力するようにしてもよい。
【0194】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒体
をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装
置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体
等の媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。
【0195】この場合、記憶媒体等の媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を
実現することになり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。
【0196】プログラムコードを供給するための記憶媒
体等の媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)
ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性の
メモリカード、ROM、或いは通信可能なネットワーク
に接続されたサーバコンピュータなどを用いることがで
きる。
【0197】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に
含まれることは言うまでもない。
【0198】更に、記憶媒体等の媒体から読み出された
プログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡
張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニット
に備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコー
ドの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニ
ットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実
現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0199】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携帯情報
端末装置によれば、表示手段の画面上の領域を選択する
領域選択手段と、選択された領域内より抽出した選択可
能な情報の選択肢の中から処理対象の選択肢を選択する
領域内選択手段とを有し、前記領域選択手段は、画面を
予め複数のブロック領域に分割して管理すると共に、画
面に対する外部入力による指示を検出した場合に画面上
の前記検出した指示位置が属するブロック領域を選択
し、また、画面に対する外部入力による指示を検出した
場合に画面上の前記検出した指示位置の周囲における所
定サイズの領域或いは所定形状の領域を選択する制御を
行うため、小型の携帯情報端末装置において、簡単な操
作でありながら間違いの少ないポインティング動作を実
現することができるという効果を奏する。
【0200】また、本発明の通信システム、本発明の画
面領域選択処理方法、本発明の記憶媒体、本発明のプロ
グラムにおいても、上記と同様に、小型の携帯情報端末
装置において、簡単な操作でありながら間違いの少ない
ポインティング動作を実現することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る携帯情報端末
装置を示す外観図であり、(A)は携帯情報端末装置の
斜視図、(B)は携帯情報端末装置の正面図、(C)は
携帯情報端末装置を手で握った様子を示す図である。
【図2】第1の実施の形態に係る携帯情報端末装置の内
部における要部の配置構造を示す断面図である。
【図3】第1の実施の形態に係る携帯情報端末装置の自
由曲面プリズムにおける光路を示す説明図である。
【図4】第1の実施の形態に係る携帯情報端末装置に実
装される電気回路の構成を示すブロック図である。
【図5】第1の実施の形態に係る携帯情報端末装置とネ
ットワークとの接続形態を示すブロック図である。
【図6】第1の実施の形態に係るHTTPによる通信シ
ーケンスの一例を示す説明図である。
【図7】第1の実施の形態に係る携帯情報端末装置の動
作の手順を示すフローチャートである。
【図8】第1の実施の形態に係る携帯情報端末装置にお
いて実行されるWebアクセス処理の手順を示すフロー
チャートである。
【図9】第1の実施の形態に係る図8に示すWebアク
セス処理によって携帯情報端末装置の小型液晶ディスプ
レイに表示されたWebページ情報の一例を示す説明図
である。
【図10】第1の実施の形態に係る携帯情報端末装置に
おいて実行される設定処理の手順を示すフローチャート
である。
【図11】第1の実施の形態に係る携帯情報端末装置の
小型液晶ディスプレイに表示された設定値の一例を示す
説明図である。
【図12】第1の実施の形態に係る携帯情報端末装置に
おける二段階のポインティング処理の手順を示すフロー
チャートである。
【図13】第1の実施の形態に係る携帯情報端末装置の
小型液晶ディスプレイにおける二段階のポインティング
処理の領域分割例を示す説明図である。である。
【図14】第1の実施の形態に係る携帯情報端末装置の
小型液晶ディスプレイにおける二段階のポインティング
処理のメニューポップアップを示す説明図である。
【図15】第1の実施の形態に係る携帯情報端末装置の
小型液晶ディスプレイにおける二段階のポインティング
処理のリスト表示を示す説明図である。
【図16】第1の実施の形態に係る携帯情報端末装置の
小型液晶ディスプレイにおける二段階のポインティング
処理の異なった領域分割例を示す説明図である。
【図17】第2の実施の形態に係る携帯情報端末装置に
おける二段階のポインティング処理の手順を示すフロー
チャートである。
【図18】第2の実施の形態に係る携帯情報端末装置の
小型液晶ディスプレイにおける二段階のポインティング
処理のホットゾーン設定例を示す説明図である。
【図19】第3の実施の形態に係る携帯情報端末装置に
おける二段階のポインティング処理の手順を示すフロー
チャートである。
【図20】第3の実施の形態に係る携帯情報端末装置に
おける二段階のポインティング処理のホットゾーン設定
例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 携帯情報端末装置 110 拡大系表示デバイス(表示手段、表示部品) 111 自由曲面プリズム(表示手段、表示部品) 112 小型液晶ディスプレイ(表示手段、表示部品) 120 小型コンピュータデバイス(処理系部品) 121 CPU(領域選択手段、領域内選択手段、領域
表示制御手段、リスト型領域内選択手段、ハイライト型
領域内選択手段、領域調整手段) 130 通信デバイス(外部インターフェース部品) 140 入力デバイス(入力部品) 200 携帯電話端末(外部装置) 300 ルータ 400 Webサーバ(外部装置) 500 Webブラウザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B087 AA09 AB04 AB14 AE09 DE03 DE07 5E501 AA04 AB15 BA05 BA09 CA04 CB07 EA02 FA02 FA05 FA13 FA42 FA46 FB03 FB22 FB28 FB43

Claims (90)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段を備えると共に該表示手段の画
    面上の情報を選択して処理を行うことが可能な携帯情報
    端末装置であって、 前記画面上の領域を選択する領域選択手段と、前記領域
    選択手段で選択された領域内より抽出した選択可能な情
    報の選択肢の中から処理対象の選択肢を選択する領域内
    選択手段とを有することを特徴とする携帯情報端末装
    置。
  2. 【請求項2】 前記領域選択手段は、前記画面を予め複
    数のブロック領域に分割して管理すると共に、前記画面
    に対する外部入力による指示を検出した場合に前記画面
    上の前記検出した指示位置が属するブロック領域を選択
    することを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末装
    置。
  3. 【請求項3】 前記領域選択手段は、前記画面に対する
    外部入力による指示を検出した場合に前記画面上の前記
    検出した指示位置の周囲における所定サイズの領域或い
    は所定形状の領域を選択することを特徴とする請求項1
    記載の携帯情報端末装置。
  4. 【請求項4】 前記領域選択手段は、前記画面上の前記
    検出した指示位置の周囲における所定サイズの領域とし
    て、前記画面の横幅に相当する長さ及び前記画面の縦方
    向に沿った所定長さを有する領域を設定することを特徴
    とする請求項3記載の携帯情報端末装置。
  5. 【請求項5】 前記領域選択手段で選択される領域に対
    し、ハイライト表示或いは点滅線で囲む表示或いは半透
    明色を重畳する表示を含む補助表示を行う領域表示制御
    手段を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか
    に記載の携帯情報端末装置。
  6. 【請求項6】 前記画面上における表示内容の配置状態
    を、前記領域選択手段で選択される領域のサイズ或いは
    領域の形状に反映させた配置状態とすることを特徴とす
    る請求項1乃至5の何れかに記載の携帯情報端末装置。
  7. 【請求項7】 前記画面上にWorld Wide Webのページ情
    報を表示している場合、前記ページ情報を構成するフレ
    ームやフォーム及びアンカーや画像やチェックボックス
    などのHTML要素の種類を、前記領域選択手段で選択され
    る領域のサイズ或いは領域の形状に反映させたものとす
    ることを特徴とする請求項6記載の携帯情報端末装置。
  8. 【請求項8】 前記領域内選択手段は、更に、前記領域
    選択手段で選択された領域内より抽出した選択肢をリス
    ト表示し、前記リスト表示から選択肢を選択するリスト
    型領域内選択手段を有することを特徴とする請求項1記
    載の携帯情報端末装置。
  9. 【請求項9】 前記画面上でのそれぞれの情報の配置位
    置と前記画面上での領域選択を行った際の外部入力によ
    る指示位置との位置関係を、前記リスト表示の選択肢の
    表示順序に反映させた位置関係とすることを特徴とする
    請求項8記載の携帯情報端末装置。
  10. 【請求項10】 前記リスト型領域内選択手段は、前記
    リスト表示の一部として、前記領域選択手段で選択され
    た領域内より抽出した選択肢の種類を示す属性情報を表
    示することを特徴とする請求項8記載の携帯情報端末装
    置。
  11. 【請求項11】 前記領域内選択手段は、更に、前記領
    域選択手段で選択された領域内より抽出した複数の選択
    肢を、順番に前記画面上の配置位置でハイライト表示或
    いは点滅表示を含む表示を行った上で、前記複数の選択
    肢の中から選択を行うハイライト型領域内選択手段を有
    することを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末装
    置。
  12. 【請求項12】 前記画面上でのそれぞれの情報の配置
    位置と前記画面上での領域選択を行った際の外部入力に
    よる指示位置との位置関係を、前記ハイライト表示或い
    は前記点滅表示を含む表示が行われる選択肢の処理順序
    に反映させた位置関係とすることを特徴とする請求項1
    1記載の携帯情報端末装置。
  13. 【請求項13】 前記領域内選択手段は、前記領域選択
    手段で選択された領域内より抽出した選択肢の数に応じ
    て処理を切り替えることを特徴とする請求項1記載の携
    帯情報端末装置。
  14. 【請求項14】 前記領域内選択手段は、前記領域選択
    手段で選択された領域内より抽出した選択肢の数が一つ
    の場合には、その選択肢が直接選択されたものとして処
    理を行うことを特徴とする請求項13記載の携帯情報端
    末装置。
  15. 【請求項15】 前記領域内選択手段で選択される選択
    肢の数を反映させて前記画面上の領域のサイズ或いは領
    域の形状を動的に調整する領域調整手段を有することを
    特徴とする請求項1記載の携帯情報端末装置。
  16. 【請求項16】 前記領域内選択に関わる制御は、前記
    画面上で領域選択を行った際の外部入力による指示位置
    が前記画面上での選択可能な情報の配置位置と異なった
    場合に適用され、それ以外の場合には、外部入力による
    指示位置に配置された選択肢が直接選択されたものとし
    て処理を行うことを特徴とする請求項1乃至15の何れ
    かに記載の携帯情報端末装置。
  17. 【請求項17】 拡大系光学デバイスと高精細液晶表示
    デバイスとを組み合わせた前記表示手段としての表示部
    品、CPUや記憶素子を備えた処理系部品、外部入力を
    前記処理系部品に伝える入力部品、外部装置と接続する
    ための外部インターフェース部品を有し、前記拡大系光
    学デバイスとして自由曲面プリズムを用いることを特徴
    とする請求項1乃至16の何れかに記載の携帯情報端末
    装置。
  18. 【請求項18】 World Wide Webサーバに接続可能な前
    記外部装置としての携帯電話端末に前記外部インターフ
    ェース部品を介して接続し、前記携帯電話端末を経由し
    て前記World Wide Webサーバから取得したWorld Wide W
    ebのページ情報を前記高精細液晶表示デバイスに表示す
    ることを特徴とする請求項1乃至17の何れかに記載の
    携帯情報端末装置。
  19. 【請求項19】 表示手段を備えると共に該表示手段の
    画面上の情報を選択して処理を行うことが可能な携帯情
    報端末装置と、該携帯情報端末装置との間で通信可能な
    外部装置とを備えた通信システムであって、前記携帯情
    報端末装置は、前記画面上の領域を選択する領域選択手
    段と、前記領域選択手段で選択された領域内より抽出し
    た選択可能な情報の選択肢の中から処理対象の選択肢を
    選択する領域内選択手段とを有することを特徴とする通
    信システム。
  20. 【請求項20】 前記携帯情報端末装置の前記領域選択
    手段は、前記画面を予め複数のブロック領域に分割して
    管理すると共に、前記画面に対する外部入力による指示
    を検出した場合に前記画面上の前記検出した指示位置が
    属するブロック領域を選択することを特徴とする請求項
    19記載の通信システム。
  21. 【請求項21】 前記携帯情報端末装置の前記領域選択
    手段は、前記画面に対する外部入力による指示を検出し
    た場合に前記画面上の前記検出した指示位置の周囲にお
    ける所定サイズの領域或いは所定形状の領域を選択する
    ことを特徴とする請求項19記載の通信システム。
  22. 【請求項22】 前記携帯情報端末装置の前記領域選択
    手段は、前記画面上の前記検出した指示位置の周囲にお
    ける所定サイズの領域として、前記画面の横幅に相当す
    る長さ及び前記画面の縦方向に沿った所定長さを有する
    領域を設定することを特徴とする請求項21記載の通信
    システム。
  23. 【請求項23】 前記携帯情報端末装置は、前記領域選
    択手段で選択される領域に対し、ハイライト表示或いは
    点滅線で囲む表示或いは半透明色を重畳する表示を含む
    補助表示を行う領域表示制御手段を有することを特徴と
    する請求項19乃至22の何れかに記載の通信システ
    ム。
  24. 【請求項24】 前記携帯情報端末装置は、前記画面上
    における表示内容の配置状態を、前記領域選択手段で選
    択される領域のサイズ或いは領域の形状に反映させた配
    置状態とすることを特徴とする請求項19乃至23の何
    れかに記載の通信システム。
  25. 【請求項25】 前記携帯情報端末装置は、前記画面上
    にWorld Wide Webのページ情報を表示している場合、前
    記ページ情報を構成するフレームやフォーム及びアンカ
    ーや画像やチェックボックスなどのHTML要素の種類を、
    前記領域選択手段で選択される領域のサイズ或いは領域
    の形状に反映させたものとすることを特徴とする請求項
    24記載の通信システム。
  26. 【請求項26】 前記携帯情報端末装置の前記領域内選
    択手段は、更に、前記領域選択手段で選択された領域内
    より抽出した選択肢をリスト表示し、前記リスト表示か
    ら選択肢を選択するリスト型領域内選択手段を有するこ
    とを特徴とする請求項19記載の通信システム。
  27. 【請求項27】 前記携帯情報端末装置は、前記画面上
    でのそれぞれの情報の配置位置と前記画面上での領域選
    択を行った際の外部入力による指示位置との位置関係
    を、前記リスト表示の選択肢の表示順序に反映させた位
    置関係とすることを特徴とする請求項26記載の通信シ
    ステム。
  28. 【請求項28】 前記携帯情報端末装置の前記リスト型
    領域内選択手段は、前記リスト表示の一部として、前記
    領域選択手段で選択された領域内より抽出した選択肢の
    種類を示す属性情報を表示することを特徴とする請求項
    26記載の通信システム。
  29. 【請求項29】 前記携帯情報端末装置の前記領域内選
    択手段は、更に、前記領域選択手段で選択された領域内
    より抽出した複数の選択肢を、順番に前記画面上の配置
    位置でハイライト表示或いは点滅表示を含む表示を行っ
    た上で、前記複数の選択肢の中から選択を行うハイライ
    ト型領域内選択手段を有することを特徴とする請求項1
    9記載の通信システム。
  30. 【請求項30】 前記携帯情報端末装置は、前記画面上
    でのそれぞれの情報の配置位置と前記画面上での領域選
    択を行った際の外部入力による指示位置との位置関係
    を、前記ハイライト表示或いは前記点滅表示を含む表示
    が行われる選択肢の処理順序に反映させた位置関係とす
    ることを特徴とする請求項29記載の通信システム。
  31. 【請求項31】 前記携帯情報端末装置の前記領域内選
    択手段は、前記領域選択手段で選択された領域内より抽
    出した選択肢の数に応じて処理を切り替えることを特徴
    とする請求項19記載の通信システム。
  32. 【請求項32】 前記携帯情報端末装置の前記領域内選
    択手段は、前記領域選択手段で選択された領域内より抽
    出した選択肢の数が一つの場合には、その選択肢が直接
    選択されたものとして処理を行うことを特徴とする請求
    項31記載の通信システム。
  33. 【請求項33】 前記携帯情報端末装置は、前記領域内
    選択手段で選択される選択肢の数を反映させて前記画面
    上の領域のサイズ或いは領域の形状を動的に調整する領
    域調整手段を有することを特徴とする請求項19記載の
    通信システム。
  34. 【請求項34】 前記携帯情報端末装置における前記領
    域内選択に関わる制御は、前記画面上で領域選択を行っ
    た際の外部入力による指示位置が前記画面上での選択可
    能な情報の配置位置と異なった場合に適用され、それ以
    外の場合には、前記携帯情報端末装置は、外部入力によ
    る指示位置に配置された選択肢が直接選択されたものと
    して処理を行うことを特徴とする請求項19乃至33の
    何れかに記載の通信システム。
  35. 【請求項35】 前記携帯情報端末装置は、拡大系光学
    デバイスと高精細液晶表示デバイスとを組み合わせた前
    記表示手段としての表示部品、CPUや記憶素子を備え
    た処理系部品、外部入力を前記処理系部品に伝える入力
    部品、外部装置と接続するための外部インターフェース
    部品を有し、前記拡大系光学デバイスとして自由曲面プ
    リズムを用いることを特徴とする請求項19乃至34の
    何れかに記載の通信システム。
  36. 【請求項36】 前記外部装置とは、携帯電話端末、Wo
    rld Wide Webサーバ等の装置であり、前記携帯情報端末
    装置は、前記携帯電話端末に前記外部インターフェース
    部品を介して接続し、前記携帯電話端末を経由して前記
    World Wide Webサーバから取得したWorld Wide Webのペ
    ージ情報を前記高精細液晶表示デバイスに表示すること
    を特徴とする請求項19乃至35の何れかに記載の通信
    システム。
  37. 【請求項37】 表示手段を備えると共に該表示手段の
    画面上の情報を選択して処理を行うことが可能な携帯情
    報端末装置で実行される画面領域選択処理方法であっ
    て、 前記画面上の領域を選択する領域選択工程と、前記領域
    選択工程で選択された領域内より抽出した選択可能な情
    報の選択肢の中から処理対象の選択肢を選択する領域内
    選択工程とを有することを特徴とする画面領域選択処理
    方法。
  38. 【請求項38】 前記領域選択工程では、前記画面を予
    め複数のブロック領域に分割して管理すると共に、前記
    画面に対する外部入力による指示を検出した場合に前記
    画面上の前記検出した指示位置が属するブロック領域を
    選択することを特徴とする請求項37記載の画面領域選
    択処理方法。
  39. 【請求項39】 前記領域選択工程では、前記画面に対
    する外部入力による指示を検出した場合に前記画面上の
    前記検出した指示位置の周囲における所定サイズの領域
    或いは所定形状の領域を選択することを特徴とする請求
    項37記載の画面領域選択処理方法。
  40. 【請求項40】 前記領域選択工程では、前記画面上の
    前記検出した指示位置の周囲における所定サイズの領域
    として、前記画面の横幅に相当する長さ及び前記画面の
    縦方向に沿った所定長さを有する領域を設定することを
    特徴とする請求項39記載の画面領域選択処理方法。
  41. 【請求項41】 前記領域選択工程で選択される領域に
    対し、ハイライト表示或いは点滅線で囲む表示或いは半
    透明色を重畳する表示を含む補助表示を行う領域表示制
    御工程を有することを特徴とする請求項37乃至40の
    何れかに記載の画面領域選択処理方法。
  42. 【請求項42】 前記画面上における表示内容の配置状
    態を、前記領域選択工程で選択される領域のサイズ或い
    は領域の形状に反映させた配置状態とすることを特徴と
    する請求項37乃至41の何れかに記載の画面領域選択
    処理方法。
  43. 【請求項43】 前記画面上にWorld Wide Webのページ
    情報を表示している場合、前記ページ情報を構成するフ
    レームやフォーム及びアンカーや画像やチェックボック
    スなどのHTML要素の種類を、前記領域選択工程で選択さ
    れる領域のサイズ或いは領域の形状に反映させたものと
    することを特徴とする請求項42記載の画面領域選択処
    理方法。
  44. 【請求項44】 前記領域内選択工程は、更に、前記領
    域選択工程で選択された領域内より抽出した選択肢をリ
    スト表示し、前記リスト表示から選択肢を選択するリス
    ト型領域内選択工程を有することを特徴とする請求項3
    7記載の画面領域選択処理方法。
  45. 【請求項45】 前記画面上でのそれぞれの情報の配置
    位置と前記画面上での領域選択を行った際の外部入力に
    よる指示位置との位置関係を、前記リスト表示の選択肢
    の表示順序に反映させた位置関係とすることを特徴とす
    る請求項44記載の画面領域選択処理方法。
  46. 【請求項46】 前記リスト型領域内選択工程では、前
    記リスト表示の一部として、前記領域選択工程で選択さ
    れた領域内より抽出した選択肢の種類を示す属性情報を
    表示することを特徴とする請求項44記載の画面領域選
    択処理方法。
  47. 【請求項47】 前記領域内選択工程は、更に、前記領
    域選択工程で選択された領域内より抽出した複数の選択
    肢を、順番に前記画面上の配置位置でハイライト表示或
    いは点滅表示を含む表示を行った上で、前記複数の選択
    肢の中から選択を行うハイライト型領域内選択工程を有
    することを特徴とする請求項37記載の画面領域選択処
    理方法。
  48. 【請求項48】 前記画面上でのそれぞれの情報の配置
    位置と前記画面上での領域選択を行った際の外部入力に
    よる指示位置との位置関係を、前記ハイライト表示或い
    は前記点滅表示を含む表示が行われる選択肢の処理順序
    に反映させた位置関係とすることを特徴とする請求項4
    7記載の画面領域選択処理方法。
  49. 【請求項49】 前記領域内選択工程では、前記領域選
    択工程で選択された領域内より抽出した選択肢の数に応
    じて処理を切り替えることを特徴とする請求項37記載
    の画面領域選択処理方法。
  50. 【請求項50】 前記領域内選択工程では、前記領域選
    択工程で選択された領域内より抽出した選択肢の数が一
    つの場合には、その選択肢が直接選択されたものとして
    処理を行うことを特徴とする請求項49記載の画面領域
    選択処理方法。
  51. 【請求項51】 前記領域内選択工程で選択される選択
    肢の数を反映させて前記画面上の領域のサイズ或いは領
    域の形状を動的に調整する領域調整工程を有することを
    特徴とする請求項37記載の画面領域選択処理方法。
  52. 【請求項52】 前記領域内選択に関わる制御は、前記
    画面上で領域選択を行った際の外部入力による指示位置
    が前記画面上での選択可能な情報の配置位置と異なった
    場合に適用され、それ以外の場合には、外部入力による
    指示位置に配置された選択肢が直接選択されたものとし
    て処理を行うことを特徴とする請求項37乃至51の何
    れかに記載の画面領域選択処理方法。
  53. 【請求項53】 拡大系光学デバイスと高精細液晶表示
    デバイスとを組み合わせた前記表示手段としての表示部
    品、CPUや記憶素子を備えた処理系部品、外部入力を
    前記処理系部品に伝える入力部品、外部装置と接続する
    ための外部インターフェース部品を有し、前記拡大系光
    学デバイスとして自由曲面プリズムを用いた前記携帯情
    報端末装置で実行されることを特徴とする請求項37乃
    至52の何れかに記載の画面領域選択処理方法。
  54. 【請求項54】 World Wide Webサーバに接続可能な前
    記外部装置としての携帯電話端末に前記外部インターフ
    ェース部品を介して前記携帯情報端末装置を接続し、前
    記携帯電話端末を経由して前記World Wide Webサーバか
    ら取得したWorld Wide Webのページ情報を前記携帯情報
    端末装置において前記高精細液晶表示デバイスに表示す
    ることを特徴とする請求項37乃至53の何れかに記載
    の画面領域選択処理方法。
  55. 【請求項55】 表示手段を備えると共に該表示手段の
    画面上の情報を選択して処理を行うことが可能な携帯情
    報端末装置に適用される画面領域選択処理方法を実行す
    るプログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可
    能な記憶媒体であって、 前記画面領域選択処理方法は、前記画面上の領域を選択
    する領域選択ステップと、前記領域選択ステップで選択
    された領域内より抽出した選択可能な情報の選択肢の中
    から処理対象の選択肢を選択する領域内選択ステップと
    を有することを特徴とする記憶媒体。
  56. 【請求項56】 前記領域選択ステップでは、前記画面
    を予め複数のブロック領域に分割して管理すると共に、
    前記画面に対する外部入力による指示を検出した場合に
    前記画面上の前記検出した指示位置が属するブロック領
    域を選択することを特徴とする請求項55記載の記憶媒
    体。
  57. 【請求項57】 前記領域選択ステップでは、前記画面
    に対する外部入力による指示を検出した場合に前記画面
    上の前記検出した指示位置の周囲における所定サイズの
    領域或いは所定形状の領域を選択することを特徴とする
    請求項55記載の記憶媒体。
  58. 【請求項58】 前記領域選択ステップでは、前記画面
    上の前記検出した指示位置の周囲における所定サイズの
    領域として、前記画面の横幅に相当する長さ及び前記画
    面の縦方向に沿った所定長さを有する領域を設定するこ
    とを特徴とする請求項57記載の記憶媒体。
  59. 【請求項59】 前記画面領域選択処理方法は、前記領
    域選択ステップで選択される領域に対し、ハイライト表
    示或いは点滅線で囲む表示或いは半透明色を重畳する表
    示を含む補助表示を行う領域表示制御ステップを有する
    ことを特徴とする請求項55乃至58の何れかに記載の
    記憶媒体。
  60. 【請求項60】 前記画面領域選択処理方法は、前記画
    面上における表示内容の配置状態を、前記領域選択ステ
    ップで選択される領域のサイズ或いは領域の形状に反映
    させた配置状態とするステップを有することを特徴とす
    る請求項55乃至59の何れかに記載の記憶媒体。
  61. 【請求項61】 前記画面領域選択処理方法は、前記画
    面上にWorld Wide Webのページ情報を表示している場
    合、前記ページ情報を構成するフレームやフォーム及び
    アンカーや画像やチェックボックスなどのHTML要素の種
    類を、前記領域選択ステップで選択される領域のサイズ
    或いは領域の形状に反映させたものとするステップを有
    することを特徴とする請求項60記載の記憶媒体。
  62. 【請求項62】 前記領域内選択ステップは、更に、前
    記領域選択ステップで選択された領域内より抽出した選
    択肢をリスト表示し、前記リスト表示から選択肢を選択
    するリスト型領域内選択ステップを有することを特徴と
    する請求項55記載の記憶媒体。
  63. 【請求項63】 前記画面領域選択処理方法は、前記画
    面上でのそれぞれの情報の配置位置と前記画面上での領
    域選択を行った際の外部入力による指示位置との位置関
    係を、前記リスト表示の選択肢の表示順序に反映させた
    位置関係とするステップを有することを特徴とする請求
    項62記載の記憶媒体。
  64. 【請求項64】 前記リスト型領域内選択ステップで
    は、前記リスト表示の一部として、前記領域選択ステッ
    プで選択された領域内より抽出した選択肢の種類を示す
    属性情報を表示することを特徴とする請求項62記載の
    記憶媒体。
  65. 【請求項65】 前記領域内選択ステップは、更に、前
    記領域選択ステップで選択された領域内より抽出した複
    数の選択肢を、順番に前記画面上の配置位置でハイライ
    ト表示或いは点滅表示を含む表示を行った上で、前記複
    数の選択肢の中から選択を行うハイライト型領域内選択
    ステップを有することを特徴とする請求項55記載の記
    憶媒体。
  66. 【請求項66】 前記画面領域選択処理方法は、前記画
    面上でのそれぞれの情報の配置位置と前記画面上での領
    域選択を行った際の外部入力による指示位置との位置関
    係を、前記ハイライト表示或いは前記点滅表示を含む表
    示が行われる選択肢の処理順序に反映させた位置関係と
    するステップを有することを特徴とする請求項65記載
    の記憶媒体。
  67. 【請求項67】 前記領域内選択ステップでは、前記領
    域選択ステップで選択された領域内より抽出した選択肢
    の数に応じて処理を切り替えることを特徴とする請求項
    55記載の記憶媒体。
  68. 【請求項68】 前記領域内選択ステップでは、前記領
    域選択ステップで選択された領域内より抽出した選択肢
    の数が一つの場合には、その選択肢が直接選択されたも
    のとして処理を行うことを特徴とする請求項67記載の
    記憶媒体。
  69. 【請求項69】 前記画面領域選択処理方法は、前記領
    域内選択ステップで選択される選択肢の数を反映させて
    前記画面上の領域のサイズ或いは領域の形状を動的に調
    整する領域調整ステップを有することを特徴とする請求
    項55記載の記憶媒体。
  70. 【請求項70】 前記領域内選択に関わる制御は、前記
    画面上で領域選択を行った際の外部入力による指示位置
    が前記画面上での選択可能な情報の配置位置と異なった
    場合に適用され、それ以外の場合には、外部入力による
    指示位置に配置された選択肢が直接選択されたものとし
    て処理を行うステップを有することを特徴とする請求項
    55乃至69の何れかに記載の記憶媒体。
  71. 【請求項71】 拡大系光学デバイスと高精細液晶表示
    デバイスとを組み合わせた前記表示手段としての表示部
    品、CPUや記憶素子を備えた処理系部品、外部入力を
    前記処理系部品に伝える入力部品、外部装置と接続する
    ための外部インターフェース部品を有し、前記拡大系光
    学デバイスとして自由曲面プリズムを用いた前記携帯情
    報端末装置に適用される前記画面領域選択処理方法を実
    行するプログラムを記憶したコンピュータにより読み出
    し可能であることを特徴とする請求項55乃至70の何
    れかに記載の記憶媒体。
  72. 【請求項72】 World Wide Webサーバに接続可能な前
    記外部装置としての携帯電話端末に前記外部インターフ
    ェース部品を介して接続し、前記携帯電話端末を経由し
    て前記World Wide Webサーバから取得したWorld Wide W
    ebのページ情報を前記高精細液晶表示デバイスに表示す
    る前記携帯情報端末装置に適用される前記画面領域選択
    処理方法を実行するプログラムを記憶したコンピュータ
    により読み出し可能であることを特徴とする請求項55
    乃至71の何れかに記載の記憶媒体。
  73. 【請求項73】 表示手段を備えると共に該表示手段の
    画面上の情報を選択して処理を行うことが可能な携帯情
    報端末装置に供給されるプログラムであって、 前記画面上の領域を選択する領域選択ステップと、前記
    領域選択ステップで選択された領域内より抽出した選択
    可能な情報の選択肢の中から処理対象の選択肢を選択す
    る領域内選択ステップとを記憶したことを特徴とするプ
    ログラム。
  74. 【請求項74】 前記領域選択ステップでは、前記画面
    を予め複数のブロック領域に分割して管理すると共に、
    前記画面に対する外部入力による指示を検出した場合に
    前記画面上の前記検出した指示位置が属するブロック領
    域を選択することを特徴とする請求項73記載のプログ
    ラム。
  75. 【請求項75】 前記領域選択ステップでは、前記画面
    に対する外部入力による指示を検出した場合に前記画面
    上の前記検出した指示位置の周囲における所定サイズの
    領域或いは所定形状の領域を選択することを特徴とする
    請求項73記載のプログラム。
  76. 【請求項76】 前記領域選択ステップでは、前記画面
    上の前記検出した指示位置の周囲における所定サイズの
    領域として、前記画面の横幅に相当する長さ及び前記画
    面の縦方向に沿った所定長さを有する領域を設定するこ
    とを特徴とする請求項75記載のプログラム。
  77. 【請求項77】 前記領域選択ステップで選択される領
    域に対し、ハイライト表示或いは点滅線で囲む表示或い
    は半透明色を重畳する表示を含む補助表示を行う領域表
    示制御ステップを記憶したことを特徴とする請求項73
    乃至76の何れかに記載のプログラム。
  78. 【請求項78】 前記画面上における表示内容の配置状
    態を、前記領域選択ステップで選択される領域のサイズ
    或いは領域の形状に反映させた配置状態とするステップ
    を記憶したことを特徴とする請求項73乃至77の何れ
    かに記載のプログラム。
  79. 【請求項79】 前記画面上にWorld Wide Webのページ
    情報を表示している場合、前記ページ情報を構成するフ
    レームやフォーム及びアンカーや画像やチェックボック
    スなどのHTML要素の種類を、前記領域選択ステップで選
    択される領域のサイズ或いは領域の形状に反映させたも
    のとするステップを記憶したことを特徴とする請求項7
    8記載のプログラム。
  80. 【請求項80】 前記領域内選択ステップは、更に、前
    記領域選択ステップで選択された領域内より抽出した選
    択肢をリスト表示し、前記リスト表示から選択肢を選択
    するリスト型領域内選択ステップを有することを特徴と
    する請求項73記載のプログラム。
  81. 【請求項81】 前記画面上でのそれぞれの情報の配置
    位置と前記画面上での領域選択を行った際の外部入力に
    よる指示位置との位置関係を、前記リスト表示の選択肢
    の表示順序に反映させた位置関係とするステップを記憶
    したことを特徴とする請求項80記載のプログラム。
  82. 【請求項82】 前記リスト型領域内選択ステップで
    は、前記リスト表示の一部として、前記領域選択ステッ
    プで選択された領域内より抽出した選択肢の種類を示す
    属性情報を表示することを特徴とする請求項80記載の
    プログラム。
  83. 【請求項83】 前記領域内選択ステップは、更に、前
    記領域選択ステップで選択された領域内より抽出した複
    数の選択肢を、順番に前記画面上の配置位置でハイライ
    ト表示或いは点滅表示を含む表示を行った上で、前記複
    数の選択肢の中から選択を行うハイライト型領域内選択
    ステップを有することを特徴とする請求項73記載のプ
    ログラム。
  84. 【請求項84】 前記画面上でのそれぞれの情報の配置
    位置と前記画面上での領域選択を行った際の外部入力に
    よる指示位置との位置関係を、前記ハイライト表示或い
    は前記点滅表示を含む表示が行われる選択肢の処理順序
    に反映させた位置関係とするステップを記憶したことを
    特徴とする請求項83記載のプログラム。
  85. 【請求項85】 前記領域内選択ステップでは、前記領
    域選択ステップで選択された領域内より抽出した選択肢
    の数に応じて処理を切り替えることを特徴とする請求項
    73記載のプログラム。
  86. 【請求項86】 前記領域内選択ステップでは、前記領
    域選択ステップで選択された領域内より抽出した選択肢
    の数が一つの場合には、その選択肢が直接選択されたも
    のとして処理を行うことを特徴とする請求項85記載の
    プログラム。
  87. 【請求項87】 前記領域内選択ステップで選択される
    選択肢の数を反映させて前記画面上の領域のサイズ或い
    は領域の形状を動的に調整する領域調整ステップを記憶
    したことを特徴とする請求項73記載のプログラム。
  88. 【請求項88】 前記領域内選択に関わる制御は、前記
    画面上で領域選択を行った際の外部入力による指示位置
    が前記画面上での選択可能な情報の配置位置と異なった
    場合に適用され、それ以外の場合には、外部入力による
    指示位置に配置された選択肢が直接選択されたものとし
    て処理を行うステップを記憶したことを特徴とする請求
    項73乃至87の何れかに記載のプログラム。
  89. 【請求項89】 拡大系光学デバイスと高精細液晶表示
    デバイスとを組み合わせた前記表示手段としての表示部
    品、CPUや記憶素子を備えた処理系部品、外部入力を
    前記処理系部品に伝える入力部品、外部装置と接続する
    ための外部インターフェース部品を有し、前記拡大系光
    学デバイスとして自由曲面プリズムを用いた前記携帯情
    報端末装置に供給されることを特徴とする請求項73乃
    至88の何れかに記載のプログラム。
  90. 【請求項90】 World Wide Webサーバに接続可能な前
    記外部装置としての携帯電話端末に前記外部インターフ
    ェース部品を介して接続し、前記携帯電話端末を経由し
    て前記World Wide Webサーバから取得したWorld Wide W
    ebのページ情報を前記高精細液晶表示デバイスに表示す
    る前記携帯情報端末装置に供給されることを特徴とする
    請求項73乃至89の何れかに記載のプログラム。
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