JP2002076465A - 圧電トランスおよびadコンバータ - Google Patents

圧電トランスおよびadコンバータ

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JP2002076465A
JP2002076465A JP2000261833A JP2000261833A JP2002076465A JP 2002076465 A JP2002076465 A JP 2002076465A JP 2000261833 A JP2000261833 A JP 2000261833A JP 2000261833 A JP2000261833 A JP 2000261833A JP 2002076465 A JP2002076465 A JP 2002076465A
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piezoelectric transformer
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Harumi Hayashi
春美 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、低負荷時に高出力電力が得られ、か
つ大出力電流を高効率で取り出すことができるととも
に、小型化を達成でき、さらに、外部電極と内部電極を
確実に接続できる圧電トランスおよびADコンバータを
提供する 【解決手段】圧電基板11に、電圧入力部13、電圧出
力部15、電圧入力部17を形成し、電圧出力部15に
おける圧電基板11内に、4以上の出力部用内部電極5
3a、53bを厚み方向に設け、電圧出力部15におけ
る圧電基板11の内部に、出力部用内部電極53a、5
3bに交互に接続する内部電極接続用ビアホール導体6
1a、61bを設け、電圧出力部15における圧電基板
11の両主面に出力部用外部電極51a、51bを設
け、出力部用外部電極51a、51bと出力部用内部電
極53a、53bとを外部電極接続用ビアホール導体5
7a、57bで接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電トランスおよび
ADコンバータに関し、特に、各種電子機器に用いられ
るACアダプタやDC−DCコンバータ、およびノート
パソコン、携帯用端末等に使用される液晶ディスプレイ
用のバックライト冷陰極管のインバータ等に用いられる
圧電トランスおよびADコンバータに関する。
【0002】
【従来技術】近年、電子機器の小型化に関し、電源回路
の小型化は重要な課題の一つであり、電源回路内の高周
波化による小型化が図られている。
【0003】従来のスイッチング電源では、変圧器とし
て電磁誘導を原理とする電磁トランスを用いるが、高周
波下での電磁トランスは、ヒステリシス損、渦電流損お
よび表皮効果による損失が増大するという問題があっ
た。
【0004】さらに、電磁トランス自身の小型化、薄型
化は、巻線の極細線多数巻による銅損、磁気結合の低下
および漏れ磁束の増加を招き、いずれも電源回路の効率
を大きく下げる原因となっていた。さらにまた、巻線に
よる電磁ノイズの発生などの問題があった。
【0005】一方、圧電トランスは圧電効果を原理と
し、電磁トランスと比較して、小型化してもエネルギー
密度が高く、かつ巻線を用いないため電磁ノイズが少な
いなどの長所がある。
【0006】図5に、従来のローゼン型圧電トランスを
示す。このローゼン型圧電トランスは、長板状圧電板1
の長手方向のほぼ半分を1次側とし、厚み方向に電極
2、3が形成され、長手方向の残るほぼ半分を2次側と
し、端面に電極4が形成されて構成されている。1次側
は厚み方向に分極され、2次側は長手方向に分極されて
いる。圧電トランスの1次側は圧電板1の制動容量が大
きいため低インピーダンスであり、2次側は制動容量が
小さいため高インピーダンスである。
【0007】そして、2次側の電極4と1次側の電極2
(あるいは3)に負荷抵抗を接続し、圧電トランスの1
次側の電極2、3間に、圧電板1の長さで決まる圧電ト
ランスの共振周波数あるいはその近傍の周波数の交流電
圧を印加すると、逆圧電効果により長さ方向に強い機械
的振動を励起し、これにより電極4に圧電効果によって
電荷が発生し、2次側の電極4と1次側の電極2(ある
いは3)間に電圧が得られる。
【0008】このローゼン型圧電トランスは、2次側の
制動容量にもよるが、一般に使用される範囲として、負
荷抵抗が10KΩ以上の高インピーダンスであれば、昇
圧用の圧電トランスとして、一方、負荷が10KΩ未満
の低インピーダンスであれば降圧用の圧電トランスとし
て動作する。
【0009】一方、負荷抵抗を1次側の電極2、3間に
接続し、圧電トランスの2次側の電極4を入力とし、電
極4と電極2(あるいは3)に共振周波数あるいはその
近傍の周波数の交流電圧を印加すると、負荷抵抗が高イ
ンピーダンスであれば昇圧用の圧電トランスとして、低
インピーダンスであれば降圧用の圧電トランスとして動
作する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ロ
ーゼン型圧電トランスにおいて、1次側を入力とし、2
次側を出力とした場合、2次側の電極4の面積が狭いた
め、電極4に表れる電荷量が少なく、高出力電流を得る
ことは困難であった。
【0011】また電極4と電極2(あるいは3)との距
離が長いため、圧電トランスの出力側の容量が小さく、
出力インピーダンスが高い。そのため、負荷を接続した
場合、高出力電力が得られる負荷はおのずと高いものに
制限されてしまうという問題があった。
【0012】即ち、例えば、ノートパソコン等の電子機
器に用いられるアダプタ用電源の場合、負荷が低インピ
ーダンスのため、従来のローゼン型圧電トランスでは高
出力電力を得ることができず、アダプタ用電源として用
いることができないという問題があった。
【0013】一方、上記圧電トランスにおいて、2次側
を入力とし、1次側を出力とすると、出力側電極面積は
広くなるが、電極4と電極2(あるいは3)との距離が
長いため、入力インピーダンスが高くなり、圧電トラン
ス入力部での損失が大きく、高出力電力を得ることがで
きない。
【0014】また、入力インピーダンスを下げるため電
極4の面積を広げると、圧電トランス自体が大型化して
しまい、圧電トランスの持つ小型という利点を損なうと
いう問題があった。
【0015】さらに、上記従来のローゼン型圧電トラン
スでは、電極4を持つため、単一の磁器からなる圧電板
1を長手方向と厚み方向の異なる2方向に分極する必要
があり、そのため、分極方向が異なる界面付近で分極に
伴う大きな応力が発生し、使用中に圧電板1が損傷した
り破壊するなど信頼性が低いという問題があった。
【0016】また、単一の磁器に方向が異なる2種類の
分極を施す必要があるため、製造が困難であるという問
題があった。さらに、圧電板1の長手方向の分極作業は
高電圧を印加する必要があるため、作製時のトランス破
壊および作製時における作業の危険性が増大するという
問題があった。
【0017】このような問題を解決するために、近年、
圧電基板に、電圧入力部、電圧出力部を設け、これらの
電圧入力部、電圧出力部を、圧電体層と内部電極層を交
互に積層して構成した圧電トランスが知られている(例
えば、特開平11−4026号公報参照)。
【0018】しかしながら、このような積層型の圧電ト
ランスでは、上下の内部電極を交互にずらし、外部電極
は側面から上・下面にまで回り込むように形成されてい
るために、図6(a)に示すように積層体6の角部での
電極7の厚みが薄くなり断線が生じることがあった。そ
れを解決する方法として、図6(b)に示すように積層
体6の角部を研磨したり、図6(c)に示すように積層
体6の角部に電極7の盛り上がり(こぶ)を形成したり
する方法が考えられるが、研磨の場合は角部を均等に再
現よく研磨するのは非常に難しく、電極7の盛り上がり
(こぶ)を形成する場合も盛り上がりに対する再現性に
問題があり、どちらの方法も信頼性という点で問題があ
った。
【0019】また、圧電トランスの側面に余計な突起を
形成しているために、外部電極を含めた外形寸法の変動
により、振動時のノイズ発生の問題があった。
【0020】本発明は、低負荷時に高出力電力が得ら
れ、かつ大出力電流を高効率で取り出すことができると
ともに、小型化を達成でき、さらに、外部電極と内部電
極を確実に接続できる圧電トランスおよびADコンバー
タを提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の圧電トランス
は、両主面が長方形状の圧電基板の長さ方向に、電圧入
力部、電圧出力部、電圧入力部を順次形成し、前記電圧
出力部における圧電基板内に、4以上の出力部用内部電
極を厚み方向に所定間隔を置いて設けるとともに、内部
電極接続用ビアホール導体を有し、該ビアホール導体に
より前記出力部用内部電極が一層おきに接続され、さら
に、前記電圧出力部における圧電基板の両主面にそれぞ
れ出力部用外部電極を設けてなり、前記出力部用外部電
極と、該出力部用外部電極に最も近い前記出力部用内部
電極とを外部電極接続用ビアホール導体により接続して
なるものである。
【0022】このような構成を採用することにより、電
圧出力部において、磁器側面における外部電極の削れ、
剥がれ等による導通不良を防止することができ、外部電
極を側面から上下面にまで回り込むように形成する必要
がなくなり、積層体の角部における断線の危険がなくな
るとともに、圧電基板の両主面に形成された出力部用外
部電極を、外部電極接続用ビアホール導体を介して出力
部用内部電極と確実に接続することが可能となる。
【0023】また、前記内部電極接続用ビアホール導体
を前記圧電トランスの内部に形成することにより、該圧
電トランスの側面に余計な突起を付与するような配線を
無くすことができ、圧電トランスの共振に対するノイズ
を除去できる。
【0024】また、積層構造にすることで、同じ設置面
積で電圧出力部の電極面積を広くすることができ、大電
力電流が取り出せる。さらに、圧電基板の厚さ方向に分
極するため、分極処理用の印加電圧を低くすることがで
きる。
【0025】本発明の圧電トランスでは、電圧入力部に
おける圧電基板内に、一対の入力部用内部電極を厚み方
向に所定間隔を置いて設けるとともに、前記電圧入力部
における圧電基板の両主面にそれぞれ入力部用外部電極
を設けてなり、前記入力部用外部電極と前記入力部用内
部電極とを外部電極接続用ビアホール導体により接続し
てなることが望ましい。
【0026】このような構造によれば、電圧入力部にお
いて、外部電極を側面から上下面にまで回り込むように
形成する必要がなくなり、磁器側面における外部電極の
削れ、剥がれ等による導通不良を防げるとともに、積層
体の角部における断線の危険がなくなるとともに、圧電
基板の両主面に形成された入力部用外部電極を、外部電
極接続用ビアホール導体を介して入力部用内部電極と確
実に接続することが可能となる。
【0027】また、電圧入力部、電圧出力部における圧
電基板の両主面に、それぞれ入力部用外部電極、出力部
用外部電極を形成することにより、これらの入力部用外
部電極、出力部用外部電極を用いて、単一方向に分極処
理を行うことができるため、製造が容易となる。
【0028】また、本発明の圧電トランスでは、一対の
入力部用内部電極間の圧電体層、および出力部用内部電
極層間の圧電体層が厚み方向に分極され、電圧出力部で
は、隣設する前記圧電体層の分極方向が逆であることが
望ましい。
【0029】このような構造によれば、両側の電圧入力
部の圧電体層において、圧電基板の主面の幅方向に基本
波振動(以下、幅方向縦振動ということもある)が生
じ、例えば、共振周波数近傍の周波数において、基本波
の交流電圧を入力すれば、電気機械結合係数K’31をも
って圧電基板の電圧入力部に幅方向縦振動の基本波が励
振され、再び電気機械結合係数K’31をもって、中央の
電圧出力部の圧電体層に入力電圧と同じ周波数の出力電
圧が発生する。
【0030】幅方向縦振動の電気機械結合係数は一般的
に長さ方向の電気機械結合係数よりも大きいが、本発明
の圧電トランスでは、幅方向縦振動を利用するために、
長さ方向の振動モードを利用する従来のローゼン型圧電
トランスに比べると、エネルギー伝送を行う場合におい
ては、高効率化、高電力化が可能となる。
【0031】また、圧電トランスの出力側の制動容量を
Cd2、圧電トランスの共振周波数をfr、負荷抵抗を
RLとした場合、ローゼン型圧電トランスと比較して、
同形状において電極面積を広く取れるためCd2を大き
な値とでき、共振周波数frに関しても、幅方向縦振動
を用いるため大きな値にできる。
【0032】最大電力を取れる負荷抵抗、すなわちイン
ピーダンス整合となる負荷抵抗RL’は、RL’=1/
(2πfrCd2)で決定されるので、本発明の圧電ト
ランスでは、従来のローゼン型圧電トランスと比べて、
低インピーダンスにおいて高出力電力を得ることができ
る。
【0033】本発明の圧電トランスは、圧電基板の幅方
向に基本波振動することが望ましい。これにより、一般
に、基本波の電気機械結合係数は高次モードの電気機械
結合係数に比べて大きいことから、基本波を利用した本
発明の圧電トランスは、高次モードを利用したトランス
と比較すると材料の持つ特性を充分に発揮でき、高効率
化、高電力化が可能となる。
【0034】また、本発明の圧電トランスでは、外部電
極接続用ビアホール導体が振動の節に形成されているこ
とが望ましい。主面の幅方向に対して基本波モードで縦
振動することにより、振動の節が圧電基板の幅中央であ
って長さ方向に形成され、この振動の節に対応する部分
に形成された外部電極と内部電極を外部電極接続用ビア
ホールにより、確実に接続することができる。
【0035】また、圧電トランスとして、デバイス加工
するために、焼成後に、圧電磁器の表面研磨を行う。こ
れにより素子の寸法と特性の精度を高めることができ、
研磨によりビアホールに充填された導体を露出させ、外
部電極との接続を確実にすることもできる。
【0036】本発明の圧電トランスは、降圧用の圧電ト
ランスとして好適に用いることができる。積層構成を変
えることにより、負荷のインピーダンスに応じて低イン
ピーダンス化しやすく、インピーダンス整合を容易にと
ることができる。尚、本発明の圧電トランスは、入力と
出力の関係を逆にすることにより昇圧型としても、同様
に実施でき、同様な効果を有するのである。
【0037】本発明のADコンバータは、交流電圧を直
流電圧に変換する1次側整流回路と、直流電圧を高周波
交流電圧に変換するとともに、該高周波交流電圧を降圧
する発振回路と、前記降圧された高周波交流電圧を直流
電圧に変換する2次整流回路とを具備するADコンバー
タであって、前記発振回路内に、上記圧電トランスを有
するものである。
【0038】
【発明の実施の形態】ここで、圧電トランスの斜視図で
ある図1と、各電極層を図1の長さ方向に対向する側面
から見たときに概念的に見える形で表した図2(a)、
(b)および(c)とを併せて参照する。
【0039】本発明の圧電トランスは、図1に示すよう
に、両主面が長方形状の圧電基板11の長さ方向に、電
圧入力部13、電圧出力部15、電圧入力部17が順次
形成され、電圧出力部15と、その両側に設けられた電
圧入力部13、17との間には、絶縁部19が設けられ
ている。次に、図2(a)に示すように、電圧入力部1
3、17における圧電基板11の両主面には、それぞれ
入力部用外部電極31a、31bが形成され、一方、該
電圧入力部13、17における圧電基板11の内部に
は、投影的に一対の入力部用内部電極33a、33bが
厚み方向に所定間隔をおいて形成されている。
【0040】これらの前記入力部用外部電極31a、3
1bと、前記一対の入力部用内部電極33a、33bと
は、表層圧電体層35a、35bに形成されたビアホー
ル内に導体を充填した外部電極接続用ビアホール導体3
7a、37bにより、それぞれ接続されている。即ち、
電圧入力部13、17は、一対の入力部用内部電極33
a、33bにより挟持された圧電体層39と表層圧電体
層35a、35bとから構成されている。
【0041】また、一対の入力部用内部電極33a、3
3bは、その電圧出力部15側の端部を除いて、圧電基
板11の側面に露出し、該入力部用内部電極33a、3
3b間の圧電体層39は、厚み方向に分極されている。
次に、図2(b)に示すように、電圧出力部15におけ
る圧電基板11の両主面には、それぞれ出力部用外部電
極51a、51bが形成され、一方、該電圧出力部15
における圧電基板11の内部には、投影的に6層の出力
部用内部電極53a、53bが厚み方向に所定間隔をお
いて交互に形成されている。これらの前記出力部用外部
電極51a、51bと、前記出力部用内部電極53a、
53bとは、表層圧電体層55a、55bに形成された
ビアホール内に導体を充填した外部電極接続用ビアホー
ル導体57a、57bにより、前記出力部用外部電極5
1a、51bに最も近い出力部用内部電極53a、53
bにそれぞれ接続されている。
【0042】そして、電圧出力部15における圧電基板
11の幅方向の端面59a、59bの近傍には内部電極
接続用ビアホール導体61a、61bが形成され、出力
部用内部電極53a、53bは、内部電極接続用ビアホ
ール導体61a、61bにより交互に電気的に接続され
ている。
【0043】即ち、電圧出力部15は、6層で構成され
た出力部用内部電極53a、53bにより挟持された圧
電体層63と表層圧電体層55a、55bとから構成さ
れている。
【0044】そして、電圧出力部15では、出力部用内
部電極53a、53b間の圧電体層63は厚み方向に分
極されているとともに、上下に隣接する圧電体層63の
分極方向が逆とされている。
【0045】そして、図2(c)に示すように、電圧出
力部15における内部電極接続用ビアホール導体61
a、61bと、内部電極接続用ビアホール導体61a、
61bと電気的に絶縁されている出力部用内部電極53
a、53bとの間隔をL、対向して形成された一対の出
力部用内部電極53a、53bの間隔をt、即ち圧電体
層63の厚みをtとした時、t/2≦Lを満足すること
が望ましい。
【0046】これは、内部電極接続用ビアホール導体6
1a、61bと電気的に絶縁されている出力部用内部電
極53a、53bとの間隔が、上記の条件を満足する場
合には、電圧出力部15における分極時の絶縁破壊を防
止することができるからである。一方、間隔がt/2よ
りも小さい場合には、分極時における耐電圧が低下する
傾向にある。
【0047】また、電圧出力部15の出力部用内部電極
53a、53bを交互に接続している内部電極接続用ビ
アホール導体61a、61bは、電圧出力部15におけ
る圧電基板11の幅方向の端面59a、59bの近傍に
形成されることが好ましく、特には、圧電基板11の幅
中央に形成される振動の節に対して、幅方向に対称的
に、外部電極接続用ビアホール導体57a、57bを形
成することが基本波の振動を高効率化するために好適で
ある。
【0048】また、出力部用内部電極53a、53bを
接続する他の導体構造としては、図7、図8(a)、
(b)、(c)に示しているように、電圧出力部15に
おける圧電基板11の幅方向の端面59a、59bに、
予め凹を設けて、端面が盛り上がらないように、半月型
の内部電極接続用ビアホール導体61a、61bを形成
することもできる。
【0049】この圧電トランスは、図1に示したよう
に、圧電基板の幅方向(X方向)に振動し、また、幅方
向の中心に振動の節を有するものであり、基本波で作動
することが望ましい。また降圧用として機能することが
望ましい。
【0050】本発明の圧電トランスの製造方法について
説明する。例えば、圧電体層としてPZT系圧電磁器材
料を用い、また内部電極材料としてAg/Pdを用い、
図3に示すように、PZT系圧電材料からなるグリーン
シート71上に、必要に応じてAg/Pdペーストをス
クリーン印刷して入力部用内部電極33a、33b、出
力部用内部電極53a、53bとなる内部電極パターン
を形成し、打ち抜き加工でビアホール73を形成した
後、Ag/Pdペーストを充填する。このようなグリー
ンシート71を、図3に示すように7層積層し、この積
層成形体を焼成する。
【0051】この後、両主面の表層圧電体層35a、3
5b、55a、55bの表面を研磨した後、電圧入力部
13、17および電圧出力部15の両主面に、銀とガラ
スを主成分とする電極ペーストを塗布して焼き付け、外
部電極31a、31b、51a、51bを形成する。
【0052】この後、電圧入力部13、17及び電圧出
力部15の電極間に直流の高電界を印加して分極処理す
る。
【0053】尚、ここでは圧電磁器材料と内部電極材料
としてPZT系圧電磁器材料およびAg/Pdを用いた
が、圧電性を有する圧電磁器材料およびそれと一体焼成
可能である電極材料であれば他の組み合わせでも良いこ
とはいうまでもない。
【0054】本発明の圧電トランスでは、電圧入力部1
3、17の入力部用内部電極33a、33b間、即ち圧
電体層39に、圧電基板1の主面の幅方向Xに縦振動す
る基本波の共振周波数近傍の周波数を持つ交流電圧を印
加すれば、圧電横効果の電気機械結合係数K’31をもっ
て圧電基板11が幅方向縦振動の基本波で励振し、再び
圧電横効果の電気機械結合係数K’31をもって電圧出力
部15の出力部用内部電極53a、53b間に、入力電
圧と同じ周波数の電圧が発生する。このとき、出力電圧
は負荷抵抗や駆動周波数に依存する。
【0055】即ち、電圧入力部13、17の入力部用内
部電極33a、33b間に、圧電基板11の幅方向に縦
振動する基本波の共振周波数近傍の周波数を持つ交流電
圧を印加すると、図1に示したように、圧電基板11の
主面の幅方向(短辺方向:X方向)に半周期となるよう
な振動(基本波)が生じ、つまり、短辺方向に伸縮する
振動が生じ、この振動が中央の電圧出力部15に伝達さ
れ、電圧出力部15の出力部用内部電極53a、53b
間に入力電圧と同じ周波数の電圧が発生する。
【0056】そして、このような幅方向縦振動で基本波
を用いると、図1の一点鎖線で示すように、圧電基板1
1の主面の短辺の中央部が振動の節Yとなり、この振動
の節Yの部分で圧電基板11を保持すれば、圧電基板1
1の幅方向縦振動モードの基本波を妨げずに固定するこ
とができる。
【0057】即ち、電圧入力部13、17の外部電極接
続用ビアホール導体37a、37b、および電圧出力部
15の外部電極接続用ビアホール導体57a、57b
を、振動の節Yの線上に形成することが望ましい。
【0058】さらに、本発明の圧電トランスは幅方向縦
振動モードを利用しており、一般に主面が長方形状の圧
電基板11の幅方向縦振動の電気機械結合係数K’
31は、圧電基板11の長さ方向振動の電気機械結合係数
31よりも大きいため、より高電力化、高効率化を図る
ことができる。
【0059】また、本発明の圧電トランスは分極方向が
積層方向の単一方向であるために、ローゼン型圧電トラ
ンスと比較して、圧電基板11の長さ方向の分極処理の
必要がないため、比較的低電圧の直流電圧で分極でき、
製造工程を簡略化でき、製造工程における安全性を向上
できる。
【0060】本発明の圧電トランスは、圧電横効果の電
気機械結合係数K’31をもって交流の入力電圧を機械的
な振動に変換し、再び圧電横効果の電気機械結合係数
K’31をもって交流の出力電圧に変換するために、エネ
ルギー伝送の高効率化、高電力化を図るために、圧電材
料としては、電気機械結合係数K’31の大きな材料が望
ましい。特にPZT系の圧電セラミック材料が望まし
い。
【0061】そして、本発明の圧電トランスでは、従来
のように、外部電極31a、31b、51a、51bを
側面から上下面にまで回り込むように形成する必要がな
くなり、圧電基板11の角部における断線の危険がなく
なるとともに、圧電基板11の両主面に形成された外部
電極31a、31b、51a、51bを、外部電極接続
用ビアホール導体37a、37b、57a、57b、お
よび、内部電極接続用ビアホール導体61a、61bを
介して内部電極33a、33b、53a、53bと確実
に接続することができる。
【0062】本発明のADコンバータは、図4に示すよ
うに、交流電圧を直流電圧に変換する1次側整流回路
と、直流電圧を高周波交流電圧に変換するとともに、該
高周波交流電圧を降圧する発振回路と、降圧された高周
波交流電圧を直流電圧に変換する2次整流回路とを具備
するものである。
【0063】1次側整流回路は、例えば、ブリッジダイ
オードとコンデンサとを有し、2次側整流回路は、例え
ば、2個のダイオード、コンデンサを有し、発振回路
は、スイッチング回路と、上記した圧電トランスを有し
ている。
【0064】
【実施例】図1に示した圧電トランスをグリーンシート
法により作製した。先ず、圧電磁器材料としてPZT系
圧電磁器材料を用い、また内部電極材料としてAg/P
dを用い、PZT系圧電磁器材料からなるグリーンシー
ト上に、Ag/Pdペーストをスクリーン印刷し、内部
電極接続用ビアホール導体及び外部電極接続用ビアホー
ル導体を形成するグリーンシート上の位置に打ち抜き加
工でビアホールを形成した後、Ag/Pdペーストを充
填し、電圧入力部13、17、電圧出力部15の内部電
極パターンを形成した。この内部電極パターンが形成さ
れたグリーンシートを7枚積層し、焼成した。
【0065】電圧入力部13、17では、圧電体層39
が1層、入力部用内部電極33a、33bが2層、表層
圧電体層35a、35bが2層積層されて構成され、電
圧出力部15では、圧電体層63が5層、出力部用内部
電極53a、53bが6層、表層圧電体層55a、55
bが2層積層されて構成されており、圧電体層63の厚
さが0.3mm、圧電体層39の厚さが1.5mmであ
った。
【0066】この場合、電圧出力部15における1層当
りの出力部圧電体層の厚みtは、0.3mm、絶縁して
形成された出力部用内部電極と内部電極接続用ビアホー
ル導体との距離Lは0.2mmであった。
【0067】また、焼成後に表層圧電体層35a、35
b、55a、55bの研磨を行い、全体の長さ30m
m、幅7mmに切断した。出力部用内部電極53a及び
53bはそれぞれ内部電極接続用ビアホール導体61
a、61bで電気的に接続されている。外部電極接続用
ビアホール導体37a、37b、57a、57bは、振
動の節に形成した。
【0068】電圧入力部13、17および電圧出力部1
5の両主面に、銀とガラスを主成分とする電極ペースト
を塗布して焼き付けることにより、外部電極31a、3
1b、51a、51bを形成すると同時に、入力部用外
部電極31aと入力部用内部電極33a、入力部用外部
電極31bと入力部用内部電極33b、出力部用外部電
極51aと出力部用内部電極53a、出力部用外部電極
51bと出力部用内部電極53bの導通をとった。
【0069】電圧入力部13、17の入力部用外部電極
31a、31b、および入力部用内部電極33a、33
bの寸法は、主面の長さ方向の辺が9mm、主面の幅方
向の辺が7mmであり、入力部用外部電極31a、31
bと、出力部用外部電極51a、51bとの間隔、およ
び入力部用内部電極33a、33bと出力部用内部電極
53a、53bの間隔は1.5mmとした。
【0070】電圧出力部15の出力部用外部電極51
a、51bの寸法は、主面の長さ方向の辺が9mm、主
面の幅方向の辺が7mmであり、出力部用内部電極53
a、53bの寸法は、主面の長さ方向の辺が9mm、主
面の幅方向の辺が6.55mmである。
【0071】この場合、内部電極接続用ビアホール導体
61a、61bは、直径0.15mmで、電圧出力部1
5における圧電基板11の端面59a、59bから前記
内部電極接続用ビアホール導体61a、61bの側面ま
での距離は0.1mmであった。
【0072】この後、190℃のシリコンオイル中で
1.6kV/mmの電場を印加する、つまり電圧入力部
13、17には2.4kVを、電圧出力部15には48
0Vを印加し、10分間分極を行い、圧電基板11を厚
み方向に分極し、図1および図2に示すような圧電トラ
ンスを得た。
【0073】そして、圧電トランスの電圧入力部13、
17の入力部用外部電極31a、31b(1次側電極)
に入力用端子を接続し、電圧出力部15の出力部用外部
電極51a、51b(2次側電極)に出力用端子を接続
し、この出力用端子に10Ωの負荷抵抗RLを接続し
た。入力電圧は関数発生器を用い振幅が5Vの正弦波を
入力側電極に印加し、出力用端子からの出力電圧(V)
を検出し、出力電流(mA)、出力電力(mW)を求
め、最大効率80%のトランスとして駆動することを確
認した。この結果から、本発明の圧電トランスでは、負
荷抵抗が10Ωでも高い変換効率を示すことが判る。
【0074】
【発明の効果】本発明の圧電トランスでは、電圧入力部
の入力部用内部電極間に、圧電基板の幅方向に振動する
基本波の共振周波数近傍の周波数の交流電圧を入力すれ
ば、電気機械結合係数K’31をもって圧電基板に幅方向
縦振動の基本波が励振され、再び電気機械結合係数K’
31をもって電圧出力部の出力部用内部電極間に入力電圧
と同じ周波数の出力電圧が発生し、従来のローゼン型圧
電トランスと比較して、大出力電流を取り出せる。
【0075】そして、表層用圧電体層に形成された外部
電極接続用ビアホール導体と、電力出力部に形成した内
部電極接続用ビアホール導体により、入力部用外部電極
と入力部用内部電極の接続、および出力部用外部電極と
出力部用内部電極の接続を確実に行えるようになり、磁
器の角部の加工や電極材料の角部での盛り上がり(こ
ぶ)を形成する必要がないばかりでなく、また、共振に
対する振動ノイズを除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧電トランスを示す斜視図である。
【図2】図1の圧電トランスを示すもので、(a)は図
1のA−A’線に沿った断面図、(b)は図1のB−
B’線に沿った断面図、(c)は(a)の一部を拡大し
て示す断面図である。
【図3】本発明の圧電トランスを作製する際のグリーン
シートの積層を説明する分解斜視図である。
【図4】ADコンバータを示す回路図である。
【図5】従来のローゼン型圧電トランスを示す斜視図で
ある。
【図6】圧電基板の角部を示すもので、(a)は角部で
の電極厚みが薄くなった状態を示す断面図、(b)は圧
電基板の角部を研磨した断面図、(c)は圧電基板の角
部に電極の盛り上がりを形成した状態を示す断面図であ
る。
【図7】本発明の圧電トランスを示す斜視図である。
【図8】図7の圧電トランスを示すもので、(a)は図7
のC−C’線に沿った断面図、(b)は図7のD−D’
線に沿った断面図、(c)は(a)の一部を拡大して示
す断面図である。
【符号の説明】
11 圧電基板 13、17 電圧入力部 15 電圧出力部 31a、31b 入力部用外部電極 33a、33b 入力部用内部電極 35a、35b、55a、55b 表層用圧電体層 37a、37b、57a、57b 外部電極接続用ビア
ホール導体 39、63 圧電体層 51a、51b 出力部用外部電極 53a、53b 出力部用内部電極 61a、61b 内部電極接続用ビアホール導体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両主面が長方形状の圧電基板の長さ方向
    に、電圧入力部、電圧出力部、電圧入力部を順次形成
    し、前記電圧出力部における圧電基板内に、4以上の出
    力部用内部電極を厚み方向に所定間隔を置いて設けると
    ともに、前記出力部用内部電極を内部電極接続用ビアホ
    ール導体により一層おきに接続し、さらに、前記電圧出
    力部における圧電基板の両主面にそれぞれ出力部用外部
    電極を設けてなり、前記出力部用外部電極と、該出力部
    用外部電極に最も近い前記出力部用内部電極とを外部電
    極接続用ビアホール導体により接続してなることを特徴
    とする圧電トランス。
  2. 【請求項2】電圧入力部における圧電基板内に、一対の
    入力部用内部電極を厚み方向に所定間隔を置いて設ける
    とともに、前記電圧入力部における圧電基板の両主面に
    それぞれ入力部用外部電極を設けてなり、前記入力部用
    外部電極と前記入力部用内部電極とを外部電極接続用ビ
    アホール導体により接続してなることを特徴とする請求
    項1記載の圧電トランス。
  3. 【請求項3】一対の入力部用内部電極間の圧電体層、お
    よび出力部用内部電極層間の圧電体層が厚み方向に分極
    され、電圧出力部の隣設する前記圧電体層の分極方向が
    逆であることを特徴とする請求項1または2記載の圧電
    トランス。
  4. 【請求項4】圧電基板の幅方向に基本波振動することを
    特徴とする請求項1乃至3のうちいずれかに記載の圧電
    トランス。
  5. 【請求項5】外部電極接続用ビアホール導体が振動の節
    に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のう
    ちいずれかに記載の圧電トランス。
  6. 【請求項6】降圧用であることを特徴とする請求項1乃
    至5のうちいずれかに記載の圧電トランス。
  7. 【請求項7】交流電圧を直流電圧に変換する1次側整流
    回路と、直流電圧を高周波交流電圧に変換するととも
    に、該高周波交流電圧を降圧する発振回路と、前記降圧
    された高周波交流電圧を直流電圧に変換する2次整流回
    路とを具備するADコンバータであって、前記発振回路
    内に、請求項1乃至6のうちいずれかに記載の圧電トラ
    ンスを有することを特徴とするADコンバータ。
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