JP2002074854A - ディジタルデータ記録伝送方法およびその装置 - Google Patents

ディジタルデータ記録伝送方法およびその装置

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JP2002074854A
JP2002074854A JP2000264546A JP2000264546A JP2002074854A JP 2002074854 A JP2002074854 A JP 2002074854A JP 2000264546 A JP2000264546 A JP 2000264546A JP 2000264546 A JP2000264546 A JP 2000264546A JP 2002074854 A JP2002074854 A JP 2002074854A
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Tetsushi Itoi
哲史 糸井
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NEC Corp
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1806Pulse code modulation systems for audio signals
    • G11B20/1813Pulse code modulation systems for audio signals by adding special bits or symbols to the coded information

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーストエラー、ランダムエラーに対する誤
り訂正能力を向上したディジタルデータ記録伝送装置お
よびその装置を提供する。 【解決手段】 1シンボルをnビット(n>8の整数)
とし、誤り訂正符号をGF(2n)上のリードソロモン
符号とすることで符号長を256シンボル以上とし、行
および/または列当たり256シンボル以上のデータを
複数行×複数列のデータテーブル12に配置し、全ての
列に渡って縦方向のデータに対して外符号誤り訂正符号
13を計算し、また、全ての行に渡って横方向のデータ
または外符号誤り訂正符号13に対して内符号誤り訂正
符号14を計算し、データテーブル12と外符号および
内符号誤り訂正符号13,14を記録・伝送するように
したので、バーストエラー、ランダムエラーに対する誤
り訂正能力を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク(光磁
気ディスク、相変化ディスクを含む)、磁気ディスクま
たは磁気テープ媒体にディジタルデータまたはディジタ
ル画像・音声・システム等のデータを記録・再生し、外
部装置などとの間でディジタルデータを伝送することが
できるディジタルデータ記録伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタルデータ記録装置として
DVD(Digital Versatile Disc)がある。図13はD
VDにおけるECC(Error Correcting Code)ブロッ
クテーブルの構成を示す。DVDにおいては、1シンボ
ルを8ビット、縦方向の行数を192、横方向のデータ
シンボル数を172、誤り訂正符号をガロア体GF(2
^8、ここで、2^8は28を表し、以下これに準ず
る)上のリードソロモン符号として、外符号誤り訂正符
号を(符号長208,データ長192,最小距離dmi
n=17)、内符号誤り訂正符号を(182,172,
dmin=11)としている。図13において、131
は1シンボル(8ビット)、132はデータテーブル、
133は外符号誤り訂正符号、134は内符号誤り訂正
符号、135はデータ12行から成るセクターである。
データテーブル132には、33024シンボルのデー
タが配置され、そのデータが16分割されて1セクター
あたり2064バイトから成る16のセクター135を
構成する。そして、図示していないが、外符号誤り訂正
符号133は誤り訂正符号を計算した後に16行に分割
され、1行ずつセクター135の最後尾に挿入され、セ
クターデータはセクター135のデータ12行および外
符号誤り訂正符号1行を合わせた13行として、セクタ
ーヘッダーなどが付加された後、セクターを最小単位と
して光ディスクに記録される。なお、内符号誤り訂正符
号134は、セクター135のデータないし外符号誤り
訂正符号133に伴って移動する。また、光ディスクド
ライブをコントロールする上位システムとの間でデータ
伝送するときにも、セクターを最小単位として伝送され
る。
【0003】光ディスクは、今後、青色LD対応などに
より、ますます高密度記録が行われ、ビット波長やトラ
ックピッチが小さくなっていく。しかし、光ディスク上
の傷、ゴミ、指紋などは従来と同じ大きさのものを想定
しておかなければならず、必然的にバーストエラーが影
響を及ぼすデータビット数が増大するため、バーストエ
ラーに対する誤り訂正能力を強化しなければならない。
しかし、DVDでは、前述したように誤り訂正符号とし
てGF(2^8)におけるリードソロモン符号を使って
いるため、原理的に符号語の長さを256バイト以上と
することができない。すなわち、ECCブロックテーブ
ルの縦方向、横方向それぞれにおいて、データと誤り訂
正符号を合わせて255バイトが限界となる。そして、
その場合、誤り訂正符号が占める冗長度を限界まで大き
くしても、せいぜい数千バイト程度のバーストエラー訂
正を行うのが限界である。
【0004】以上述べたように、従来のディジタルデー
タ記録伝送方法やディジタルデータ記録伝送装置におい
ては、データと誤り訂正符号を合計した符号語の長さが
255シンボル(バイト)の限界があり、数千バイト以
上のバーストエラーの誤り訂正ができないという問題が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
に鑑みてなされたもので、256シンボル以上×256
シンボル以上のシンボルから成る大きいテーブルを構成
でき、それにより訂正可能なバーストエラー時のシンボ
ル数も大きくすることができ、また、シンボル単位のラ
ンダムエラーに対する誤り訂正能力も向上させることが
できるディジタルデータ記録伝送方法およびディジタル
データ記録伝送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明
は、1シンボルをnビット(n>8の整数)とし、デー
タと誤り訂正符号を合わせた符号長を256シンボル以
上として記録・伝送することを特徴とするディジタルデ
ータ記録伝送方法である。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のディジタルデータ記録伝送方法において、前記データ
と誤り訂正符号は、シンボル単位で複数行×複数列に配
置し、前記すべての列に渡って縦方向のデータに対して
外符号誤り訂正符号を計算し、また前記すべての行に渡
って横方向のデータまたは前記外符号誤り訂正符号に対
して内符号誤り訂正符号を計算し、該データと該外符号
誤り訂正符号と該内符号誤り訂正符号を記録・伝送する
ことを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載のディジタルデータ記録伝送方法におい
て、前記誤り訂正符号は、ガロア体GF(2^n)(n
>8の整数)上におけるリードソロモン符号とすること
を特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求
項3のいずれかの項に記載のディジタルデータ記録伝送
方法において、前記複数行×複数列に配置されたデータ
は、全データ長を2064の正の整数倍のシンボル数と
することを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求
項3のいずれかの項に記載のディジタルデータ記録伝送
方法において、前記複数行×複数列に配置されたデータ
は、全データ長を33024の正の整数倍のシンボル数
とすることを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求
項3のいずれかの項に記載のディジタルデータ記録伝送
方法において、前記行方向に配置するデータは、全デー
タ長を192の正の整数倍のシンボル数とすることを特
徴とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、前記列方向に配
置するデータは、請求項1〜請求項3のいずれかの項に
記載のディジタルデータ記録伝送方法において、全デー
タ長を172の正の整数倍のシンボル数とすることを特
徴とする。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求
項7のいずれかの項に記載のディジタルデータ記録伝送
方法において、前記シンボルは、シンボル長を16ビッ
トとすることを特徴とする。
【0014】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
のディジタルデータ記録伝送方法において、前記シンボ
ルは、前記データをバイト単位で複数行×複数列に配置
し、第0行の第0列と第1列のデータを合わせて第0シ
ンボル、第1行の第0列と第1列のデータを合わせて第
1シンボル、以下同様に全部の行の第0列と第1列のデ
ータを合わせて複数のシンボルを構成し、該縦方向のす
べてのシンボルに対して誤り訂正符号を計算し外符号誤
り訂正符号シンボルとして誤り訂正テーブルの第0列と
第1列に配置し、前記データの第k列(kは0以上の整
数)と第k+1列のすべての組み合わせに対して前記と
同様の方法で誤り訂正符号を計算し外符号誤り訂正符号
シンボルとして前記誤り訂正テーブルの第k列と第k+
1列に配置し、また、第0行の第0列と第1列のデータ
を合わせて第0シンボル、第2列と第3列のデータを合
わせて第1シンボル、以下同様に第0行の第l列(lは
0以上の整数)と第l+1列のデータを合わせて複数の
シンボルを構成し、該横方向のすべてのシンボルに対し
て誤り訂正符号を計算し内符号誤り訂正符号シンボルと
して前記誤り訂正テーブルの第1行に配置し、前記すべ
ての行のデータに対して前記と同様の方法で誤り訂正符
号を生成し内符号誤り訂正符号シンボルとして前記誤り
訂正テーブルの各行に配置し、前記誤り訂正テーブルの
データと外符号誤り訂正符号と内符号誤り訂正符号を記
録・伝送することを特徴とする。
【0015】請求項10に記載の発明は、請求項1〜請
求項7のいずれかの項に記載のディジタルデータ記録伝
送方法において、前記シンボルは、シンボル長を12ビ
ットとすることを特徴とする。
【0016】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載のディジタルデータ記録伝送方法において、前記シ
ンボルは、前記データをバイト単位で複数行×複数列に
配置し、第0行の第0列のデータと第1列のデータのう
ち4ビットを合わせて第0シンボル、第0行の第1列の
データのうち残り4ビットと第2列のデータを合わせて
第1シンボル、第1行の第0列のデータと第1列のデー
タのうち4ビットを合わせて第2シンボル、第1行の第
1列のデータのうち残り4ビットと第2列のデータを合
わせて第3シンボル、以下同様にすべての行の第0列の
データと第1列のデータのうち4ビットを合わせて偶数
シンボル、第0行の第1列のデータのうち残り4ビット
と第2列のデータを合わせて奇数シンボルを構成し、前
記縦方向のすべての偶数シンボルおよび奇数シンボルに
対して誤り訂正符号を計算し、外符号誤り訂正符号シン
ボルとして誤り訂正テーブルの第0列と第1列のうち4
ビット、第1列の残り4ビットと第2列に配置し、前記
と同様の方法で3列ごとのデータのすべての組み合わせ
に対して前記誤り訂正符号を計算し外符号誤り訂正符号
シンボルとして前記誤り訂正テーブルの該当する列に配
置し、また、第0行の第0列のデータと第1列のデータ
のうち4ビットを合わせて第0シンボル、第1列のデー
タのうち残り4ビットと第2列のデータを合わせて第1
シンボル、第3列のデータと第4列のデータのうち4ビ
ットを合わせて第2シンボル、第4列のデータのうち残
り4ビットと第5列のデータを合わせて第3シンボル、
以下同様に第0行のすべての第3m列(mは0以上の整
数)のデータと第3m+1列のデータのうち4ビット、
第3m+1列のデータのうち残り4ビットと第3m+2
列のデータを合わせてシンボルを構成し、前記横方向の
すべてのシンボルに対して誤り訂正符号を計算し内符号
誤り訂正符号シンボルとして誤り訂正テーブルの第0行
の第0列と第1列のうち4ビット、第1列のうち残り4
ビットと第2列、第3列と第4列のうち4ビット、第4
列のうち残り4ビットと第5列、以下3m列、3m+1
列、3m+2列に配置し、前記と同様の計算をすべての
行に対して誤り訂正符号を計算し内符号誤り訂正符号シ
ンボルとして前記誤り訂正テーブルの該当する行・列に
配置し、前記誤り訂正テーブルのデータと外符号誤り訂
正符号と内符号誤り訂正符号を記録・伝送することを特
徴とする。
【0017】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載のディジタルデータ記録伝送方法において、前記外
符号誤り訂正符号は、すべての行を偶数行で構成する第
1のブロックと奇数行で構成する第2のブロックに分
け、第1のブロックについて誤り訂正符号を計算し、偶
数行の外符号誤り訂正符号シンボルとして前記誤り訂正
テーブルに配置し、第2のブロックについて誤り訂正符
号を計算し、奇数行の外符号誤り訂正符号シンボルとし
て前記誤り訂正テーブルに配置することを特徴とする。
【0018】請求項13に記載の発明は、請求項1また
は請求項12に記載のディジタルデータ記録伝送方法に
おいて、前記誤り訂正符号は、縦方向に関してはk0行
(k0は1以上の整数)ずつ飛ばして、および/または
横方向に関してはk1列(k1は1以上の整数)ずつ飛
ばして前記誤り訂正符号を計算することを特徴とする。
【0019】請求項14に記載の発明は、請求項1〜請
求項13のいずれかの項に記載のディジタルデータ記録
伝送方法において、前記データと誤り訂正符号は、複数
行×複数列に配置された全データと誤り訂正符号を1以
上のセクターに分け、1セクター分のデータバイトと誤
り訂正符号にセクターヘッダーを含む情報を付加して論
理セグメントとして記録することを特徴とする。
【0020】請求項15に記載の発明は、請求項14に
記載のディジタルデータ記録伝送方法において、前記1
論理セグメントは、セグメントサイズを2048バイト
とすることを特徴とする。
【0021】請求項16に記載の発明は、請求項14に
記載のディジタルデータ記録伝送方法において、前記1
論理セグメントは、2048バイトのデータと16バイ
トのセグメントヘッダーを含む情報の計2064バイト
とすることを特徴とする。
【0022】請求項17に記載の発明は、請求項1〜請
求項16のいずれかの項に記載のディジタルデータ記録
伝送方法において、前記誤り訂正テーブルは、該誤り訂
正テーブルの行と列の構成を逆にすることを特徴とす
る。
【0023】請求項18に記載の発明は、請求項1〜請
求項17のいずれかの項に記載のディジタルデータ記録
伝送方法において、前記誤り訂正テーブルは、1シンボ
ルをnビット(n>8の整数)とし、前記外符号誤り訂
正符号を配置する位置を前記各セクターの最後尾とする
ことを特徴とする。
【0024】請求項19に記載の発明は、請求項1〜請
求項17のいずれかの項に記載のディジタルデータ記録
伝送方法において、前記誤り訂正テーブルは、1シンボ
ルをnビット(n>8の整数)とし、外符号誤り訂正符
号を配置する位置を外誤り訂正テーブルの中央部分とす
ることを特徴とする。
【0025】請求項20に記載の発明は、請求項1〜請
求項19のいずれかの項に記載のディジタルデータ記録
伝送方法において、前記シンボルは、該シンボルのシン
ボル長と記録符号におけるデータビット長とを一致させ
ることを特徴とする。
【0026】請求項21に記載の発明は、ディジタルデ
ータを入力する入力手段と、前記入力手段から出力され
るデータに対して誤り訂正符号の生成・付加、記録符号
化を行い記録データを作成する記録信号処理手段と、前
記記録信号処理手段から出力される記録データを記録
し、また記録された前記記録データを読み出す記録デー
タ格納手段と、前記記録データ格納手段から読み出され
た記録データに対して記録符号の復号化、誤り訂正処理
を行ないデータを再生する再生信号処理手段と、前記再
生信号処理手段から出力されるデータをディジタルデー
タとして出力する出力手段と、前記各手段を制御する制
御手段とを具備し、1シンボルをnビット(n>8の整
数)とし、データと誤り訂正符号を合わせた符号長を2
56シンボル以上として記録・伝送することを特徴とす
るディジタルデータ記録伝送装置である。
【0027】請求項22に記載の発明は、請求項21に
記載のディジタルデータ記録伝送装置において、前記デ
ータと誤り訂正符号は、シンボル単位で複数行×複数列
に配置し、前記すべての列に渡って縦方向のデータに対
して外符号誤り訂正符号を計算し、また前記すべての行
に渡って横方向のデータまたは前記外符号誤り訂正符号
に対して内符号誤り訂正符号を計算し、該データと該外
符号誤り訂正符号と該内符号誤り訂正符号を記録・伝送
することを特徴とする。
【0028】請求項23に記載の発明は、請求項21ま
たは請求項22に記載のディジタルデータ記録伝送装置
において、前記誤り訂正符号は、ガロア体GF(2^
n)(n>8の整数)上におけるリードソロモン符号と
することを特徴とする。
【0029】請求項24に記載の発明は、請求項21〜
請求項23のいずれかの項に記載のディジタルデータ記
録伝送装置において、前記複数行×複数列に配置された
データは、全データ長を2064の正の整数倍のシンボ
ル数とすることを特徴とする。
【0030】請求項25に記載の発明は、請求項21〜
請求項23のいずれかの項に記載のディジタルデータ記
録伝送装置において、前記複数行×複数列に配置された
データは、全データ長を33024の正の整数倍のシン
ボル数とすることを特徴とする。
【0031】請求項26に記載の発明は、請求項21〜
請求項23のいずれかの項に記載のディジタルデータ記
録伝送装置において、前記行方向に配置するデータは、
全データ長を192の正の整数倍のシンボル数とするこ
とを特徴とする。
【0032】請求項27に記載の発明は、請求項21〜
請求項23のいずれかの項に記載のディジタルデータ記
録伝送装置において、前記列方向に配置するデータは、
データ長を172の正の整数倍のシンボル数とすること
を特徴とする。
【0033】請求項28に記載の発明は、請求項21〜
請求項27のいずれかの項に記載のディジタルデータ記
録伝送装置において、前記シンボルは、シンボル長を1
6ビットとすることを特徴とする。
【0034】請求項29に記載の発明は、請求項28に
記載のディジタルデータ記録伝送装置において、前記シ
ンボルは、前記データをバイト単位で複数行×複数列に
配置し、第0行の第0列と第1列のデータを合わせて第
0シンボル、第1行の第0列と第1列のデータを合わせ
て第1シンボル、以下同様に全部の行の第0列と第1列
のデータを合わせて複数のシンボルを構成し、該縦方向
のすべてのシンボルに対して誤り訂正符号を計算し外符
号誤り訂正符号シンボルとして誤り訂正テーブルの第0
列と第1列に配置し、前記データの第k列(kは0以上
の整数)と第k+1列のすべての組み合わせに対して前
記と同様の方法で誤り訂正符号を計算し外符号誤り訂正
符号シンボルとして前記誤り訂正テーブルの第k列と第
k+1列に配置し、また、第0行の第0列と第1列のデ
ータを合わせて第0シンボル、第2列と第3列のデータ
を合わせて第1シンボル、以下同様に第0行の第l列
(lは0以上の整数)と第l+1列のデータを合わせて
複数のシンボルを構成し、該横方向のすべてのシンボル
に対して誤り訂正符号を計算し内符号誤り訂正符号シン
ボルとして前記誤り訂正テーブルの第1行に配置し、前
記すべての行のデータに対して前記と同様の方法で誤り
訂正符号を生成し内符号誤り訂正符号シンボルとして前
記誤り訂正テーブルの各行に配置し、前記誤り訂正テー
ブルのデータと外符号誤り訂正符号と内符号誤り訂正符
号を記録・伝送することを特徴とする。
【0035】請求項30に記載の発明は、請求項21〜
請求項27のいずれかの項に記載のディジタルデータ記
録伝送装置において、前記シンボルは、シンボル長を1
2ビットとすることを特徴とする。
【0036】請求項31に記載の発明は、請求項30に
記載のディジタルデータ記録伝送装置において、前記シ
ンボルは、前記データをバイト単位で複数行×複数列に
配置し、第0行の第0列のデータと第1列のデータのう
ち4ビットを合わせて第0シンボル、第0行の第1列の
データのうち残り4ビットと第2列のデータを合わせて
第1シンボル、第1行の第0列のデータと第1列のデー
タのうち4ビットを合わせて第2シンボル、第1行の第
1列のデータのうち残り4ビットと第2列のデータを合
わせて第3シンボル、以下同様にすべての行の第0列の
データと第1列のデータのうち4ビットを合わせて偶数
シンボル、第0行の第1列のデータのうち残り4ビット
と第2列のデータを合わせて奇数シンボルを構成し、前
記縦方向のすべての偶数シンボルおよび奇数シンボルに
対して誤り訂正符号を計算し、外符号誤り訂正符号シン
ボルとして誤り訂正テーブルの第0列と第1列のうち4
ビット、第1列の残り4ビットと第2列に配置し、前記
と同様の方法で3列ごとのデータのすべての組み合わせ
に対して前記誤り訂正符号を計算し外符号誤り訂正符号
シンボルとして前記誤り訂正テーブルの該当する列に配
置し、また、第0行の第0列のデータと第1列のデータ
のうち4ビットを合わせて第0シンボル、第1列のデー
タのうち残り4ビットと第2列のデータを合わせて第1
シンボル、第3列のデータと第4列のデータのうち4ビ
ットを合わせて第2シンボル、第4列のデータのうち残
り4ビットと第5列のデータを合わせて第3シンボル、
以下同様に第0行のすべての第3m列(mは0以上の整
数)のデータと第3m+1列のデータのうち4ビット、
第3m+1列のデータのうち残り4ビットと第3m+2
列のデータを合わせてシンボルを構成し、前記横方向の
すべてのシンボルに対して誤り訂正符号を計算し内符号
誤り訂正符号シンボルとして誤り訂正テーブルの第0行
の第0列と第1列のうち4ビット、第1列のうち残り4
ビットと第2列、第3列と第4列のうち4ビット、第4
列のうち残り4ビットと第5列、以下3m列、3m+1
列、3m+2列に配置し、前記と同様の計算をすべての
行に対して誤り訂正符号を計算し内符号誤り訂正符号シ
ンボルとして前記誤り訂正テーブルの該当する行・列に
配置し、前記誤り訂正テーブルのデータと外符号誤り訂
正符号と内符号誤り訂正符号を記録・伝送することを特
徴とする。
【0037】請求項32に記載の発明は、請求項31に
記載のディジタルデータ記録伝送装置において、前記外
符号誤り訂正符号は、すべての行を偶数行で構成する第
1のブロックと奇数行で構成する第2のブロックに分
け、第1のブロックについて誤り訂正符号を計算し、偶
数行の外符号誤り訂正符号シンボルとして前記誤り訂正
テーブルに配置し、第2のブロックについて誤り訂正符
号を計算し、奇数行の外符号誤り訂正符号シンボルとし
て前記誤り訂正テーブルに配置することを特徴とする。
【0038】請求項33に記載の発明は、請求項21〜
請求項32のいずれかの項に記載のディジタルデータ記
録伝送装置において、前記誤り訂正符号は、縦方向に関
してはk0行(k0は1以上の整数)ずつ飛ばして、お
よび/または横方向に関してはk1列(k1は1以上の
整数)ずつ飛ばして前記誤り訂正符号を計算することを
特徴とする。
【0039】請求項34に記載の発明は、請求項21〜
請求項33に記載のディジタルデータ記録伝送装置にお
いて、前記データと誤り訂正符号は、複数行×複数列に
配置された全データと誤り訂正符号を1以上のセクター
に分け、1セクター分のデータバイトと誤り訂正符号に
セクターヘッダーを含む情報を付加して論理セグメント
として記録することを特徴とする。
【0040】請求項35に記載の発明は、請求項34に
記載のディジタルデータ記録伝送装置において、前記論
理セグメントは、セグメントサイズを2048バイトと
することを特徴とする特徴とする。
【0041】請求項36に記載の発明は、請求項34に
記載のディジタルデータ記録伝送装置装置において、前
記論理セグメントは、セグメントサイズを2048バイ
トのデータと16バイトのセグメントヘッダーを含む情
報の計2064バイトとすることを特徴とする。
【0042】請求項37に記載の発明は、請求項21〜
請求項36のいずれかの項に記載のディジタルデータ記
録伝送装置において、前記誤り訂正テーブルは、該誤り
訂正テーブルの行と列の構成を逆にすることを特徴とす
る。
【0043】請求項38に記載の発明は、請求項21〜
請求項37のいずれかの項に記載のディジタルデータ記
録伝送装置において、1シンボルをnビット(n>8の
整数)とし、前記外符号誤り訂正符号を配置する位置を
前記各セクターの最後尾とすることを特徴とする。
【0044】請求項39に記載の発明は、請求項21〜
請求項37のいずれかの項に記載のディジタルデータ記
録伝送装置において、前記誤り訂正テーブルは、1シン
ボルをnビット(n>8の整数)とし、外符号誤り訂正
符号を配置する位置を外誤り訂正テーブルの中央部分と
することを特徴とする。
【0045】請求項40に記載の発明は、請求項21〜
請求項39のいずれかの項に記載のディジタルデータ記
録伝送装置において、前記シンボルは、該シンボルのシ
ンボル長と記録符号におけるデータビット長とを一致さ
せることを特徴とする。
【0046】請求項41に記載の発明は、請求項21〜
請求項40のいずれかの項に記載のディジタルデータ記
録伝送装置に対応したディジタルデータ記録媒体を具備
することを特徴とするディジタルデータ記録伝送装置で
ある。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
によるディジタルデータ記録伝送方法を図1を参照して
説明する。図1は同実施の形態によるECCブロックテ
ーブルの構成を示す図である。図1は、テーブルを16
ビット単位で構成し、1シンボルを16ビット、縦方向
の行数を768、横方向のデータシンボル数を344、
誤り訂正符号をGF(2^16)上のリードソロモン符
号として、外符号誤り訂正符号を(832,768,d
min=65)、内符号誤り訂正符号を(364,34
4,dmin=21)としたときのECCブロックテー
ブルの構成を示す。図1において、11は1シンボル
(16ビット)、12はデータテーブル、13は外符号
誤り訂正符号、14は内符号誤り訂正符号、15は48
行から成るセクター、16は3行から成る論理セグメン
トである。1シンボルを16ビット、誤り訂正符号をG
F(2^16)上のリードソロモン符号とすることによ
り、最大符号長は65535シンボルとなる。したがっ
て、データテーブル12において、縦方向のデータシン
ボル数を768、横方向のデータシンボル数を344に
することが可能となる。
【0048】次に、本実施形態のECCブロックテーブ
ルへの記録時の動作について図1を参照して説明する。
最初に、データテーブル12の第1列の外符号誤り訂正
符号として第1列の768シンボルのデータに対して6
4シンボルのリードソロモン符号を生成し、外符号誤り
訂正符号13の第1列に配置する。そして、この計算を
全データ列である344列に渡って続け、全344列の
外符号誤り訂正符号13を生成し各列に配置する。ま
た、データテーブル12の第1行の内符号誤り訂正符号
14として344シンボルのデータに対して20シンボ
ルのリードソロモン符号を生成し、内符号誤り訂正符号
14の第1行に配置する。この計算を768行の全デー
タおよび外符号誤り訂正符号13の64行の合わせて8
32行に渡って続け、全832行のリードソロモン符号
を生成し内符号誤り訂正符号14とし配置する。
【0049】次に、ECCブロックテーブルの外符号誤
り訂正符号13および内符号誤り訂正符号14を含まな
いデータテーブル12を行方向に16分割し、それぞれ
48行×344列のデータを一つのセクター15とす
る。外符号誤り訂正符号13と内符号誤り訂正符号14
がセクター15のデータ中に配分されるため、実際に1
セクターとして記録するデータは48×344=165
12シンボル=33024バイトより大きいデータとな
る。1セクター15として記録されるデータ、およびセ
クターデータ中に配分された外符号誤り訂正符号および
内符号誤り訂正符号には、さらにセクターヘッダー、ア
ドレス、PLLロック用クロックデータなどが付加さ
れ、セクターデータシーケンスが構成された後、ディス
ク上に記録される。
【0050】さらに、誤り訂正符号を含まない1セクタ
ー15のテーブルデータを行方向に16分割し、それぞ
れ3行×344列のデータを1論理セグメント16とす
る。1論理セグメント16は3×344=1032シン
ボル=2064バイトとなる。このうち、実際のデータ
を2048バイト、誤り訂正符号などの情報を16バイ
トとして、上位システムとの通信は、データのみの20
48バイト単位、またはデータ2048バイトおよび誤
り検出符号などの情報16バイトの合計2064バイト
単位で行う。ここで、上位システムとは、例えば光ディ
スクドライブをビデオディスクレコーダとして使う場
合、映像圧縮伸長ブロック、音声圧縮伸長ブロック、フ
ァイルシステム、UI(User Interface)、システムコ
ントローラなどの機能を実現するブロックを示す。
【0051】次に、本実施形態のECCブロックテーブ
ルとDVDとのデータ互換について説明する。DVDで
は1ECCブロックが16セクター、33024バイト
から成り、1セクターは2064バイトで構成される。
この1セクターの2064バイトは、データが2048
バイト、誤り検出符号などの情報が16バイトで構成さ
れる。ここで、ECCブロックは誤り訂正を行うデータ
の単位であり、セクターは、セクターヘッダー、アドレ
ス、PLLロック用クロックデータなどが付加され、デ
ィスク上に記録されたり、上位システムとの間でデータ
を伝送する場合の最小単位である。
【0052】そのため、本実施形態では、ECCブロッ
クテーブルのデータテーブル12として複数行×複数列
に配置された全データバイト数を、DVDの1セクター
である2064の倍数とする。すなわち、図1に示すよ
うに、データを構成するシンボルを768行×344列
に配置している。1シンボルは2バイトであるため、1
行に688バイトを配置できる。したがって、3行で2
064バイト、すなわちDVDの1セクターを配置でき
ることになる。図1では、データテーブル12の1論理
セグメント16にDVDの1セクター、1セクター15
にDVDの16セクター、データテーブル12の768
行にDVDの256セクター、のデータをそれぞれ配置
できる。すなわち、本実施形態ではECCブロックテー
ブルにDVDの整数セクター分のデータを配置できるた
め、DVDのデータを効率よく記録することが可能であ
る。
【0053】また、ECCブロックテーブルのデータテ
ーブル12として複数行×複数列に配置された全データ
バイト数を、DVDの1ECCブロックである3302
4の倍数とする。すなわち、図1に示すように、データ
を構成するシンボルを768行×344列に配置してい
る。この場合、1シンボルは2バイトであるため、1行
に688バイト配置できる。したがって、図1では、1
セクター15は33024バイトとなり、DVDの1E
CCブロックを配置できる。すなわち、データテーブル
12の768行にDVDの16ECCブロックを配置で
きる。すなわち、本実施形態のECCブロックテーブル
にDVDのECCブロックの整数倍のECCブロックデ
ータを配置でき、DVDのデータを効率よく記録するこ
とが可能である。
【0054】このように、ECCブロックテーブルのデ
ータテーブル12のデータバイト数を、DVDの1セク
ターまたは1ECCブロックのデータバイト数の整数倍
にするためには、図1でECCブロックテーブルのデー
タシンボルを768行、344列すなわち688バイト
としたように、データテーブル12の行数をDVDの行
数である192の整数倍、および/または、列数をDV
Dの列数である172の整数倍にするのが、簡単で効率
の良い方法である。
【0055】次に、本発明の第2の実施の形態のディジ
タルデータ記録伝送方法について図2、図3および図4
を参照して説明する。図2は、テーブルを8ビット単位
で構成し、1シンボルを16ビット、縦方向の行数を7
68、横方向のデータバイト数を688、誤り訂正符号
をGF(2^16)上のリードソロモン符号として、外
符号誤り訂正符号を(832,768,dmin=6
5)または(416,384,dmin=33)、内符
号誤り訂正符号を(364,344,dmin=21)
としたときのECCブロックテーブルの構成を示す。図
2において、21は1バイト、22はデータテーブル、
23は外符号誤り訂正符号、24は内符号誤り訂正符
号、25は48行から成るセクター、26は3行から成
る論理セグメントである。
【0056】次に、本実施形態の内符号誤り訂正符号の
生成方法について図3を参照して説明する。誤り訂正符
号の付加および再生は、記録側では外符号誤り訂正符号
を付加した後に内符号誤り訂正符号を付加するのに対
し、再生側では内符号誤り訂正符号を復号化した後に外
符号誤り訂正符号を復号する。図3は、図2の内符号誤
り訂正符号24における第0行のシンボル構成を示す図
である。図3において、31は第0列のデータバイトナ
ンバー0、32は第1列のデータバイトナンバー1のデ
ータバイトを示す。データバイトは、以下同様に、デー
タバイトナンバー2、データバイトナンバー3と続き、
データバイトナンバー687までの688バイトとな
る。また、内符号誤り訂正符号は、データバイトナンバ
ー688からデータバイトナンバー727までの40バ
イトとなる。
【0057】そして、33はシンボルナンバー0のシン
ボルであるが、これはデータバイトナンバー0とデータ
バイトナンバー1のデータバイトを合わせて2バイト
(16ビット)構成の1シンボルとしたものである。こ
こで、データバイトナンバー0,1を合わせて1シンボ
ルとする場合、外符号誤り訂正符号、すなわち後述する
図4ないし図5で示す方法と同じ方法で合わせるのが一
般的であるが、異なった方法で合わせてもよい。データ
シンボルは、以下同様に、シンボルナンバー1、シンボ
ルナンバー2(図示せず)と続き、シンボルナンバー3
43までの344シンボルとなる。
【0058】また、内符号誤り訂正符号は、シンボルナ
ンバー344からシンボルナンバー363までの20シ
ンボルとなる。内符号誤り訂正符号は、GF(2^1
6)上のリードソロモン符号としており、344シンボ
ルのデータに対して20シンボルのリードソロモン符号
を生成し、外符号誤り訂正符号24として第1行に設定
する。このような計算を図2のデータテーブル22の7
68行および外符号誤り訂正符号23の64行の全83
2行に渡って行い、全832行のリードソロモン符号を
生成し、内符号誤り訂正符号24として設定する。
【0059】次に、本実施形態の外符号誤り訂正符号の
生成方法について図4を参照して説明する。図4は、図
2の外符号誤り訂正符号23における第0列、第1列の
シンボル構成を示す。図4において、41は第0行第0
列のデータバイトナンバー0、42は第0行第1列のデ
ータバイトナンバー1のデータを示す。データバイト
は、以下同様に、データバイトナンバー2、データバイ
トナンバー3と続き、データバイトナンバー1535ま
での1536バイトとなる。外符号誤り訂正符号は、デ
ータバイトナンバー1536からデータバイトナンバー
1663までの128バイトとなる。
【0060】また、43はシンボルナンバー0のシンボ
ルであるが、これはデータバイトナンバー0とデータバ
イトナンバー1のデータバイトを合わせて2バイト(1
6ビット)構成の1シンボルとしたものである。ここ
で、データバイトナンバー0とデータバイトナンバー1
を合わせる場合、データバイトナンバー0,1のいずれ
をシンボルナンバー0のMSB側に配置してもよい。デ
ータシンボルは、以下同様に、シンボルナンバー1、シ
ンボルナンバー2(図示せず)と続き、シンボルナンバ
ー767までの768シンボルとなる。
【0061】そして、外符号誤り訂正符号は、シンボル
ナンバー768からシンボルナンバー831までの64
シンボルとなる。外符号誤り訂正符号は、GF(2^1
6)上のリードソロモン符号としており、1列あたり7
68シンボルのデータに対して64シンボルのリードソ
ロモン符号を生成する。このような計算を、図2のデー
タテーブル22と外符号誤り訂正符号23の全688列
に渡って行い、リードソロモン符号を生成し、外符号誤
り訂正符号23として設定する。
【0062】次に、本発明の第3の実施の形態によるデ
ィジタルデータ記録伝送方法について図5を参照して説
明する。本実施形態は、外符号誤り訂正符号の生成方法
が第2の実施形態と異なる。図5は、図2の外符号誤り
訂正符号23における第0列、第1列のシンボル構成を
示す。外符号誤り訂正符号に関しては、第2の実施形態
の場合と同様、記録側では図5の外符号誤り訂正符号を
先に付加し、再生側では図3の内符号誤り訂正符号を先
に復号する。図5において、55,56は、第0列、第
1列のデータを2つに分けたブロックであり、ブロック
55は偶数番目の行、かつ第0列、第1列から成り、ブ
ロック56は奇数番目の行、かつ第0列、第1列から成
る。
【0063】ブロック55において、51は第0行第0
列のデータバイトナンバー0、52は第0行第1列のデ
ータバイトナンバー1のデータバイトである。データバ
イトは、以下同様に、第2行第0列のデータバイトナン
バー2、第2行第1列のデータバイトナンバー3と続
き、第766行第1列のデータバイトナンバー767ま
での768バイトとなる。外符号誤り訂正符号は、第7
68行第0列のデータバイトナンバー768から第83
0行第1列のデータバイトナンバー831までの64バ
イトとなる。
【0064】そして、ブロック56において、データバ
イトは第1行第0列のデータバイトナンバー0、第1行
第1列のデータバイトナンバー1、第3行第0列のデー
タバイトナンバー2、第3行第1列のデータバイトナン
バー3と続き、第767行第1列のデータバイトナンバ
ー767までの768バイトとなる。外符号誤り訂正符
号は、第769行第0列のデータバイトナンバー768
から第831行第1列のデータバイトナンバー831ま
での64バイトとなる。ここで、54のような点線で示
すデータバイトは、他方のブロックに属するデータを示
す。
【0065】また、ブロック55において、53はシン
ボルナンバー0のシンボルであるが、これはデータバイ
トナンバー0とデータバイトナンバー1を合わせて2バ
イト(16ビット)構成の1シンボルとしたものであ
る。ここで、データバイトナンバー0と1のデータバイ
トを合わせる場合、データバイトナンバー0,1のいず
れをシンボルナンバー0のシンボルのMSB側に配置し
てもよい。データシンボルは、以下同様に、シンボルナ
ンバー1、シンボルナンバー2(図示せず)と続き、シ
ンボルナンバー383までの384シンボルとなる。外
符号誤り訂正符号は、シンボルナンバー384からシン
ボルナンバー415までの32シンボルとなる。
【0066】そして、ブロック56において、シンボル
ナンバー0は、データバイトナンバー0とデータバイト
ナンバー1のデータバイトを合わせて2バイト(16ビ
ット)構成の1シンボルとしたものである。ここで、デ
ータバイトナンバー0と1のデータバイトを合わせる場
合、データバイトナンバー0,1のいずれをシンボルナ
ンバー0のシンボルのMSB側に配置してもよい。デー
タシンボルは、以下同様に、シンボルナンバー1、シン
ボルナンバー2(図示せず)と続き、シンボルナンバー
383までの384シンボルとなる。
【0067】そして、外符号誤り訂正符号は、シンボル
ナンバー384からシンボルナンバー415までの32
シンボルとなる。外符号誤り訂正符号は、ブロック5
5,56ともGF(2^16)上のリードソロモン符号
としており、384シンボルのデータに対して32シン
ボルのリードソロモン符号を生成する。このような計算
を、図2のデータテーブル22の全688列に渡って行
いリードソロモン符号を計算する。そして、ブロック5
5,56全体では、768シンボルのデータに対して6
4シンボルのリードソロモン符号を生成し、外符号誤り
訂正符号23とする。
【0068】次に、本発明の第4の実施の形態について
図6、図7および図8を参照して説明する。図6は、E
CCブロックテーブルを8ビット単位で構成し、1シン
ボルを12ビット、縦方向の行数を768、横方向のデ
ータバイト数を516、誤り訂正符号をGF(2^1
2)上のリードソロモン符号として、外符号誤り訂正符
号を(1664,1536,dmin=129)または
(832,768,dmin=65)、内符号誤り訂正
符号を(364,344,dmin=21)としたとき
のECCブロックテーブルの構成を示す。図6におい
て、61は1バイト、62はデータテーブル、63は外
符号誤り訂正符号、64は内符号誤り訂正符号、65は
48行から成るセクター、66は3行から成る論理セグ
メントである。外符号誤り訂正符号および内符号誤り訂
正符号に関しては、記録側では図8の外符号誤り訂正符
号を先に付加し、再生側では図7の内符号誤り訂正符号
を先に復号する。
【0069】図7は、図6の内符号誤り訂正符号64に
おける第0行のシンボル構成を示す図である。図7にお
いて、71,72,73は、それぞれ、第0列のデータ
バイトナンバー0、第1列のデータバイトナンバー1、
第2列のデータバイトナンバー2のデータバイトであ
る。データバイトは、以下同様に、データバイトナンバ
ー3、データバイトナンバー4、データバイトナンバー
5と続き、データバイトナンバー515までの516バ
イトから成る。内符号誤り訂正符号は、データバイトナ
ンバー516からデータバイトナンバー545までの3
0バイトで構成される。
【0070】また、74はシンボルナンバー0のシンボ
ルであるが、これはデータバイトナンバー0の8ビット
とデータバイトナンバー1のうちの4ビットを合わせて
12ビット構成のシンボルとしたものである。ここで、
データバイトナンバー0とデータバイトナンバー1を合
わせ内符号誤り訂正符号を生成する場合、後述する図8
ないし図9で示す外符号誤り訂正符号と同じ方法で合わ
せるのが一般的であるが、異なった方法で合わせてもよ
い。データシンボルは、以下同様に、シンボルナンバー
1、シンボルナンバー2、シンボルナンバー3と続き、
シンボルナンバー343までの344シンボルで構成さ
れる。
【0071】そして、内符号誤り訂正符号は、シンボル
ナンバー344からシンボルナンバー363までの20
シンボルとなる。内符号誤り訂正符号は、GF(2^1
2)上のリードソロモン符号としており、344シンボ
ルのデータに対して20シンボルのリードソロモン符号
を生成する。このような計算を、図6のデータテーブル
62の768行および外符号誤り訂正符号64行の全8
32行に渡って行いリードソロモン符号を生成し、内符
号誤り訂正符号64として設定する。
【0072】図8は、図6の外符号誤り訂正符号63に
おける第0列、第1列、第2列のシンボル構成を示す図
である。図8において、81は第0行第0列のデータバ
イトナンバー0、82は第0行第1列のデータバイトナ
ンバー1、83は第0行第2列のデータバイトナンバー
2のデータバイトである。データバイトは、以下同様
に、データバイトナンバー3、データバイトナンバー
4、データバイトナンバー5と続き、データバイトナン
バー2303までの2304バイトとなる。外符号誤り
訂正符号は、データバイトナンバー2304からデータ
バイトナンバー2495までの192バイトとなる。
【0073】また、84はシンボルナンバー0,1のシ
ンボルであるが、これはデータバイトナンバー0,1,
2の3つのデータバイトを合わせて12ビット構成の2
つのシンボルとしたものである。ここで、データバイト
ナンバー0,1,2のデータバイトを合わせる場合、シ
ンボルナンバー0は、データバイトナンバー0をシンボ
ルナンバー0の12ビット中のMSB8ビット、データ
バイトナンバー1のMSB4ビットをシンボルナンバー
0のLSB4ビットとし、また、シンボルナンバー1
は、データバイトナンバー1のLSB4ビットをシンボ
ルナンバー1のMSB4ビット、データバイトナンバー
2をシンボルナンバー1のLSB8ビットとしてもよい
し、それ以外の配置方法でもよい。データシンボルは、
以下同様に、シンボルナンバー2、シンボルナンバー3
と続き、シンボルナンバー1535までの1536シン
ボルとなる。
【0074】そして、外符号誤り訂正符号は、シンボル
ナンバー1536からシンボルナンバー1663までの
128シンボルとなる。外符号誤り訂正符号は、GF
(2^12)上のリードソロモン符号としており、15
36シンボルのデータに対して128シンボルのリード
ソロモン符号を生成する。同様の計算を、図6のデータ
テーブル62の全516列に渡って行いリードソロモン
符号を生成し、外符号誤り訂正符号63として設定す
る。
【0075】また、図8に示す外符号誤り訂正符号の付
加を、シンボルナンバーが偶数ナンバーのシンボルと奇
数ナンバーのシンボルについて独立に行う方法もある。
すなわち、図8において、偶数ナンバーのシンボルとし
て、データシンボルをシンボルナンバー0、シンボルナ
ンバー2、シンボルナンバー4(図示せず)、・・・、
シンボルナンバー1534の768シンボルとし、それ
に対する外符号誤り訂正符号をシンボルナンバー153
6、シンボルナンバー1538(図示せず)、・・・、
シンボルナンバー1662の64シンボルとする。ま
た、奇数ナンバーのシンボルとして、データシンボルを
シンボルナンバー1、シンボルナンバー3、シンボルナ
ンバー5(図示せず)、・・・、シンボルナンバー15
35の768シンボルとし、それに対する外符号誤り訂
正符号をシンボルナンバー1537、シンボルナンバー
1539(図示せず)、・・・、シンボルナンバー16
63の64シンボルとする。このような計算を、図6の
データテーブル12の全516列に渡って行いリードソ
ロモン符号を生成し、、外符号誤り訂正符号64として
設定する。
【0076】次に、本発明の第5の実施の形態のディジ
タルデータ記録伝送方法について図9を参照して説明す
る。本実施形態は、第4の実施形態における外符号誤り
訂正符号の生成方法を変えたものである。外符号誤り訂
正符号に関しては、記録側では図9の外符号誤り訂正符
号を先に付加し、再生側では図7の内符号誤り訂正符号
を先に復号する。図9は、図6の外符号誤り訂正符号6
3における第0列、第1列、第2列のシンボル構成を示
す。本実施形態では、図9において、第0列、第1列、
第2列のデータを2つのブロック96,97に分け、各
ブロック96,97に外符号誤り訂正符号を付加する。
ブロック96は偶数番目の行、かつ第0列、第1列、第
2列から成り、ブロック97は奇数番目の行、かつ第0
列、第1列、第2列から成る。
【0077】ブロック96において、91は第0行第0
列のデータバイトナンバー0、92は第0行第1列のデ
ータバイトナンバー1、93は第0行第2列のデータバ
イトナンバー2のデータバイトである。データバイト
は、以下同様に、第2行第0列のデータバイトナンバー
3、第2行第1列のデータバイトナンバー4、第2行第
2列のデータバイトナンバー5と続き、第766行第2
列のデータバイトナンバー1151までの1152バイ
トとなる。外符号誤り訂正符号は、第768行第0列の
データバイトナンバー1152から第830行第2列の
データバイトナンバー1247までの96バイトとな
る。
【0078】そして、ブロック97において、データバ
イトは第1行第0列のデータバイトナンバー0、第1行
第1列のデータバイトナンバー1、第1行第2列のデー
タバイトナンバー2、第3行第0列のデータバイトナン
バー3、第3行第1列のデータバイトナンバー4、第3
行第2列のデータバイトナンバー5と続き、第767行
第2列のデータバイトナンバー1151までの1152
バイトとなる。外符号誤り訂正符号は、第769行第0
列のデータバイトナンバー1152から第831行第2
列のデータバイトナンバー1247までの96バイトと
なる。ここで、95のような点線で示すデータバイト
は、他方のブロックに属するデータを示す。
【0079】また、ブロック96において、94はシン
ボルナンバー0,1のシンボルであるが、これはデータ
バイトナンバー0,1,2の3つのデータバイトを合わ
せて12ビット構成の2つのシンボルとしたものであ
る。ここで、データバイトナンバー0、1,2を合わせ
る場合、シンボルナンバー0は、データバイトナンバー
0をシンボルナンバー0の12ビット中のMSB8ビッ
ト、データバイトナンバー1のMSB4ビットをシンボ
ルナンバー0のLSB4ビットとし、また、シンボルナ
ンバー1は、データバイトナンバー1のLSB4ビット
をシンボルナンバー1のMSB4ビット、データバイト
ナンバー2をシンボルナンバー1のLSB8ビットとし
てもよいし、それ以外の配置方法でもよい。データシン
ボルは、以下同様に、シンボルナンバー2、シンボルナ
ンバー3と続き、シンボルナンバー767までの768
シンボルとなる。同様にして、外符号誤り訂正符号は、
シンボルナンバー768からシンボルナンバー831ま
での64シンボルとなる。
【0080】そして、ブロック97において、シンボル
ナンバー0,1のシンボルは、データバイトナンバー
0,1,2の3つのデータバイトを合わせて12ビット
構成の2つのシンボルとしたものである。ここで、デー
タバイトナンバー0,1,2を合わせる場合、シンボル
ナンバー0は、データバイトナンバー0をシンボルナン
バー0の12ビット中のMSB8ビット、データバイト
ナンバー1のMSB4ビットをシンボルナンバー0のL
SB4ビットとし、また、シンボルナンバー1は、デー
タバイトナンバー1のLSB4ビットをシンボルナンバ
ー1のMSB4ビット、データバイトナンバー2をシン
ボルナンバー1のLSB8ビットとしてもよいし、それ
以外の配置方法でもよい。データシンボルは、以下同様
に、シンボルナンバー2、シンボルナンバー3と続き、
シンボルナンバー767までの768シンボルとなる。
外符号誤り訂正符号は、シンボルナンバー768からシ
ンボルナンバー831までの64シンボルとなる。
【0081】そして、外符号誤り訂正符号は、ブロック
96、97ともGF(2^12)上のリードソロモン符
号としており、768シンボルのデータに対して64シ
ンボルのリードソロモン符号を生成する。このような計
算を、図6のデータテーブル62の全516列に渡って
行いリードソロモン符号を生成し、外符号誤り訂正符号
63として設定する。
【0082】また、図9に示す外符号誤り訂正符号の付
加を、シンボルナンバーが偶数ナンバーのシンボルと奇
数ナンバーのシンボルについて独立に行う方法もある。
すなわち、ブロック96について、偶数ナンバーのシン
ボルとして、データシンボルをシンボルナンバー0、シ
ンボルナンバー2、シンボルナンバー4(図示せず)、
・・・、シンボルナンバー766の384シンボルと
し、それに対する外符号誤り訂正符号をシンボルナンバ
ー768、シンボルナンバー770(図示せず)、・・
・、シンボルナンバー830の32シンボルとする。ま
た、奇数シンボルとして、データシンボルをシンボルナ
ンバー1、シンボルナンバー3、シンボルナンバー5
(図示せず)、・・・、シンボルナンバー767の38
4シンボルとし、それに対する外符号誤り訂正符号をシ
ンボルナンバー769、シンボルナンバー771(図示
せず)、・・・、シンボルナンバー831の32シンボ
ルとする。ブロック97についても同様に計算する。こ
のような計算を、図6のデータテーブル62の全516
列に渡って行いリードソロモン符号を生成し、外符号誤
り訂正符号63として設定する。
【0083】また、図5および図9では、外符号誤り訂
正符号を付加する際、縦方向に1行ずつ飛ばしてデータ
を検出し1行ずつ飛ばして外符号誤り訂正符号を配置
し、それを1列当たり2ブロックについて計算したが、
これを2行ずつ飛ばしてデータを検出し2行ずつ飛ばし
て外符号誤り訂正符号を配置し、それを1列当たり3ブ
ロックについて計算してもよい。さらに、k0行ずつ飛
ばしてデータを検出しk0行ずつ飛ばして外符号誤り訂
正符号を配置し、それを1列当たりk0+1ブロックに
ついて計算してもよい。また、内符号誤り訂正符号に関
しても、k1列ずつ飛ばしてデータを検出しk1列ずつ
飛ばして内符号誤り訂正符号を配置し、それを1行当た
りk1+1ブロックについて計算してもよい。
【0084】そして、論理セグメントの大きさに関して
は、2kバイトとするのが一般的である。これはデータ
のみの2048バイトとする方法と、データ2048バ
イトに誤り検出符号など、その他の情報16バイトを加
えた2064バイトとする方法がある。また、上記した
各実施形態では、データテーブルの行と列に関して、縦
方向に外符号誤り訂正符号を計算し、横方向に内符号誤
り訂正符号を計算し、セクター、論理セグメントは横線
で分離した。これを横方向に外符号誤り訂正符号を計算
し、縦方向に内符号誤り訂正符号を計算してもよい。ま
た、セクターおよび/または論理セグメントを縦線で区
切るようにしてもよい。
【0085】次に、本発明の第6の実施の形態によるデ
ィジタルデータ記録伝送方法について図10を参照して
説明する。図10は、1シンボルを8ビットとし、外符
号誤り訂正符号を配置する位置を各セクターの最後尾と
したECCブロックテーブルの構成を示す。図10にお
いて、101は1シンボル、102はデータテーブル、
103は12行で構成されるセクター、104は1行の
外符号誤り訂正符号、105は内符号誤り訂正符号であ
る。図10においては、最初から、各列に12行のデー
タの後に1行の外符号誤り訂正符号が配置されるスペー
ス104が確保されており、外符号誤り訂正符号は計算
後にその位置104に配置される。これにより、DVD
のECCブロックのようにデータ系列の中に外符号誤り
訂正符号が散らされているためバーストエラーによる誤
り訂正時に復号できないデータバイト数が平均化され、
かつ、最初から記録される順序で外符号誤り訂正符号が
配置されているため記録時の外符号誤り訂正符号の並べ
替えが不要になり、処理の高速化、回路規模の低減を実
現できる。
【0086】次に、本発明の第7の実施の形態によるデ
ィジタルデータ記録伝送方法について図11を参照して
説明する。図11は、1シンボルを8ビットとし、外符
号誤り訂正符号を配置する位置をECCブロックテーブ
ルの中央部分としたECCブロックテーブルの構成を示
す。図11において、111は1シンボル、1121,
1122はデータテーブル、113は外符号誤り訂正符
号、114は内符号誤り訂正符号、115は12行から
成るセクターである。このように、外符号誤り訂正符号
113をECCブロックテーブルの中央部分に配置する
ことにより、ECCブロックテーブルの中央部分にバー
ストエラーが発生したとき、復号できないデータバイト
数を小さくすることができる。これは、訂正不能なバー
ストエラーは、中央部分に発生する方が最後尾に発生す
るのに比べて確率が高いためである。また、最初から記
録される順序で外符号誤り訂正符号113が配置されて
いるため、記録時の外符号誤り訂正符号113の並べ替
えが不要になり、処理の高速化、回路規模の低減を実現
できる。
【0087】以上に述べたECCブロックテーブルに配
置されたデータと外符号誤り訂正符号と内符号誤り訂正
符号は、記録符号化された後にディスクに記録される
が、その際、データテーブルにおけるシンボル長と記録
符号テーブルにおけるデータビット長を等しくしておく
ことにより、再生時にディスク上のエラーが記録符号テ
ーブルにおけるデータビット単位となり、ECCブロッ
クテーブルにおけるシンボル単位となるため、シンボル
単位で誤り訂正を行うことが可能になることを考慮する
と、効率の良い誤り訂正が可能となる。例えば、ECC
ブロックテーブルでは1シンボルを16ビットとし、1
6ビットのシンボルを24ビットの記録符号に変換する
特願平11−062486号に開示された技術を組み合
わせる方法などが考えられる。
【0088】次に、上述した本発明の各実施の形態を適
用したディジタルデータ記録伝送装置について図12を
参照して説明する。図12は、本発明の各実施の形態を
適用したディジタルデータ記録伝送装置のブロック図で
ある。図12において、1202は入力されたディジタ
ル放送データを映像/音声と制御データに分離する映像
/音声/データIFブロックである。1203は外符号
誤り訂正符号および内符号誤り訂正符号の付加や記録符
号化などを行う記録信号処理ブロック、1204は光ヘ
ッドやスピンドルモータなどを制御するCPU制御ブロ
ックである。
【0089】また、1205はCPU制御ブロック12
04からの制御により記録信号処理ブロック1203を
制御する記録制御ブロック、1206はディスク120
7への記録・再生を行う光ヘッドである。1208は、
光ヘッド1206から出力される信号の記録符号の復号
化や外符号誤り訂正符号および内符号誤り訂正符号によ
る誤り訂正処理を行ない映像/音声と制御データを分離
する再生信号処理ブロックである。1209は制御デー
タをCPU制御ブロックへ送出するとともにCPU制御
ブロック1204からの制御により再生信号処理ブロッ
クでの再生処理を制御する再生制御ブロックであり、1
210は入力された映像/音声の形を整えてディジタル
放送データとして出力する映像/音声/データIFブロ
ックである。
【0090】次に、本ディジタルデータ記録伝送装置の
動作について図12を参照して説明する。ディスク12
07へデータを記録する時は、入力されたディジタル放
送データ1201を映像/音声/データIFブロック1
202に入力する。ディジタル放送データ1201は映
像/音声/データIFブロック1202において映像/
音声と制御データに分離され、映像/音声は記録信号処
理ブロック1203に、制御データはCPU制御ブロッ
ク1204に出力される。
【0091】CPU制御ブロック1204は、入力され
た制御データを解析してディスク1207への記録手順
を決定する。また、記録信号処理ブロック1203で
は、入力された映像/音声について外符号誤り訂正符号
および内符号誤り訂正符号を生成・付加し、さらに記録
符号化などを行い適切な記録データを作成し、光ヘッド
1206へ出力する準備を整える。CPU制御ブロック
1204は、光ヘッド1206、スピンドルモータ(図
示せず)などを制御するとともに、記録制御ブロック1
205を制御して記録信号処理ブロック1203から記
録データを光ヘッド1206に出力させる。そして、光
ヘッド1206によりディスク1207に記録データを
記録する。
【0092】逆に、ディスク1207に記録されたデー
タを再生する時は、光ヘッド1206によりディスク1
207から記録データを読み出し、CPU制御ブロック
1204および再生信号処理ブロック1208に出力す
る。再生信号処理ブロック1208では、入力された記
録データについて記録符号の復号化や誤り訂正処理を行
い、制御データを再生制御ブロック1209を通じてC
PU制御ブロック1204に出力するとともに、映像/
音声データを映像/音声/データIFブロック1210
に出力する。
【0093】CPU制御ブロック1204では、本ディ
ジタルデータ記録伝送装置の操作キー(図示せず)から
の入力を解析し、また入力データの中の制御データを解
析して、再生手順を決定する。そして、CPU制御ブロ
ック1204は、決定した再生手順をもとに再生制御ブ
ロック1209を制御し、映像/音声/データIFブロ
ック1210では入力されたデータの形をそろえてディ
ジタル放送データ1211として出力する。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、1シンボルをnビット(n>8の整数)とし、誤り
訂正符号をGF(2^n)上におけるリードソロモン符
号とすることにより、データと誤り訂正符号を合わせた
符号長を256シンボル以上とし、行および/または列
当たり256シンボル以上のデータを複数行×複数列に
配置し、すべての列に渡って縦方向のデータに対して外
符号誤り訂正符号を計算し、また、すべての行に渡って
横方向のデータまたは外符号誤り訂正符号に対して内符
号誤り訂正符号を計算し、データと計算された外符号誤
り訂正符号および内符号誤り訂正符号を記録・伝送する
ように構成したことにより、256シンボル以上×25
6シンボル以上のシンボルから成る大きいテーブルを構
成でき、それにより訂正可能なバーストエラー時のシン
ボル数を大きくすることができ、また、シンボル単位の
ランダムエラーに対する誤り訂正能力も向上させること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態による1シンボル
を16ビットとしたときのシンボル単位のECCブロッ
クテーブルの構成を示す図である。
【図2】 この発明の第2の実施形態による1シンボル
を16ビットとしたときのバイト単位のECCブロック
テーブルの構成を示す図である。
【図3】 同実施形態による内符号誤り訂正符号におけ
る第0行のシンボルの構成を示す図である。
【図4】 同実施形態による外符号誤り訂正符号におけ
る第0列、第1列のシンボルの構成を示す図である。
【図5】 この発明の第3の実施形態による外符号誤り
訂正符号における第0列、第1列のシンボルの構成を示
す図である。
【図6】 この発明の第4の実施形態による1シンボル
を12ビットとしたときのバイト単位のECCブロック
テーブルの構成を示す図である。
【図7】 同実施形態による内符号誤り訂正符号におけ
る第0行のシンボルの構成を示す図である。
【図8】 同実施形態による外符号誤り訂正符号におけ
る第0列、第1列、第2列のシンボルの構成を示す図で
ある。
【図9】 この発明の第5の実施形態による外符号誤り
訂正符号における第0列、第1列、第2列のシンボルの
構成を示す図である。
【図10】 この発明の第6の実施形態による1シンボ
ルを8ビットとし外符号誤り訂正符号を配置する位置を
各セクターの最後尾としたECCブロックテーブルの構
成を示す図である。
【図11】 この発明の第7の実施形態による1シンボ
ルを8ビットとし外符号誤り訂正符号を配置する位置を
ECCブロックテーブルの中央部分としたECCブロッ
クテーブルの構成を示す図である。
【図12】 この発明によるディジタルデータ記録伝送
方法を適用したディジタルデータ記録伝送装置のブロッ
ク図である。
【図13】 従来のDVDのECCブロックテーブルの
構成を示す図である。
【符号の説明】
11,101,111,131…1シンボル、12,2
2,62,102,132,1121,1122…デー
タテーブル、13,23,63,104,113,13
3…外符号誤り訂正符号、14,24,64,105,
114,134…内符号誤り訂正符号、15,25,6
5,103,115,135…セクター、16,26,
66…論理セグメント、21,61…1バイト、31,
71…第0列のデータバイトナンバー0、32,72…
第1列のデータバイトナンバー1、33,43,53,
74…シンボル0、41,51,81,91…第0行第
0列のデータバイトナンバー0、42,52,82,9
2…第0行第1列のデータバイトナンバー1、54,9
5…他方のブロックに属するデータ、55,56,9
6,97…ブロック、73…第2列のデータバイトナン
バー2、83,93…第0行第2列のデータバイトナン
バー2、84,94…シンボル0,1、1201…入力
データ、1202,1210…映像/音声/データIF
ブロック、1203…記録信号処理ブロック、1204
…CPU制御ブロック、1205…記録制御ブロック、
1206…光ヘッド、1207…ディスク、1208…
再生信号処理ブロック、1209…再生制御ブロック、
1211…出力データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 536 G11B 20/18 536B 540 540A 540B H03M 13/15 H03M 13/15 13/29 13/29 H04N 7/24 H04N 7/13 A

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1シンボルをnビット(n>8の整数)
    とし、データと誤り訂正符号を合わせた符号長を256
    シンボル以上として記録・伝送することを特徴とするデ
    ィジタルデータ記録伝送方法。
  2. 【請求項2】 前記データと誤り訂正符号は、シンボル
    単位で複数行×複数列に配置し、前記すべての列に渡っ
    て縦方向のデータに対して外符号誤り訂正符号を計算
    し、また前記すべての行に渡って横方向のデータまたは
    前記外符号誤り訂正符号に対して内符号誤り訂正符号を
    計算し、該データと該外符号誤り訂正符号と該内符号誤
    り訂正符号を記録・伝送することを特徴とする請求項1
    に記載のディジタルデータ記録伝送方法。
  3. 【請求項3】 前記誤り訂正符号は、ガロア体GF(2
    ^n)(n>8の整数)上におけるリードソロモン符号
    とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    のディジタルデータ記録伝送方法。
  4. 【請求項4】 前記複数行×複数列に配置されたデータ
    は、全データ長を2064の正の整数倍のシンボル数と
    することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかの
    項に記載のディジタルデータ記録伝送方法。
  5. 【請求項5】 前記複数行×複数列に配置されたデータ
    は、全データ長を33024の正の整数倍のシンボル数
    とすることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか
    の項に記載のディジタルデータ記録伝送方法。
  6. 【請求項6】 前記行方向に配置するデータは、全デー
    タ長を192の正の整数倍のシンボル数とすることを特
    徴とする請求項1〜請求項3のいずれかの項に記載のデ
    ィジタルデータ記録伝送方法。
  7. 【請求項7】 前記列方向に配置するデータは、全デー
    タ長を172の正の整数倍のシンボル数とすることを特
    徴とする請求項1〜請求項3のいずれかの項に記載のデ
    ィジタルデータ記録伝送方法。
  8. 【請求項8】 前記シンボルは、シンボル長を16ビッ
    トとすることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれ
    かの項に記載のディジタルデータ記録伝送方法。
  9. 【請求項9】 前記シンボルは、前記データをバイト単
    位で複数行×複数列に配置し、第0行の第0列と第1列
    のデータを合わせて第0シンボル、第1行の第0列と第
    1列のデータを合わせて第1シンボル、以下同様に全部
    の行の第0列と第1列のデータを合わせて複数のシンボ
    ルを構成し、該縦方向のすべてのシンボルに対して誤り
    訂正符号を計算し外符号誤り訂正符号シンボルとして誤
    り訂正テーブルの第0列と第1列に配置し、前記データ
    の第k列(kは0以上の整数)と第k+1列のすべての
    組み合わせに対して前記と同様の方法で誤り訂正符号を
    計算し外符号誤り訂正符号シンボルとして前記誤り訂正
    テーブルの第k列と第k+1列に配置し、 また、第0行の第0列と第1列のデータを合わせて第0
    シンボル、第2列と第3列のデータを合わせて第1シン
    ボル、以下同様に第0行の第l列(lは0以上の整数)
    と第l+1列のデータを合わせて複数のシンボルを構成
    し、該横方向のすべてのシンボルに対して誤り訂正符号
    を計算し内符号誤り訂正符号シンボルとして前記誤り訂
    正テーブルの第1行に配置し、前記すべての行のデータ
    に対して前記と同様の方法で誤り訂正符号を生成し内符
    号誤り訂正符号シンボルとして前記誤り訂正テーブルの
    各行に配置し、 前記誤り訂正テーブルのデータと外符号誤り訂正符号と
    内符号誤り訂正符号を記録・伝送することを特徴とする
    請求項8に記載のディジタルデータ記録伝送方法。
  10. 【請求項10】 前記シンボルは、シンボル長を12ビ
    ットとすることを特徴とする請求項1〜請求項7のいず
    れかの項に記載のディジタルデータ記録伝送方法。
  11. 【請求項11】 前記シンボルは、前記データをバイト
    単位で複数行×複数列に配置し、第0行の第0列のデー
    タと第1列のデータのうち4ビットを合わせて第0シン
    ボル、第0行の第1列のデータのうち残り4ビットと第
    2列のデータを合わせて第1シンボル、第1行の第0列
    のデータと第1列のデータのうち4ビットを合わせて第
    2シンボル、第1行の第1列のデータのうち残り4ビッ
    トと第2列のデータを合わせて第3シンボル、以下同様
    にすべての行の第0列のデータと第1列のデータのうち
    4ビットを合わせて偶数シンボル、第0行の第1列のデ
    ータのうち残り4ビットと第2列のデータを合わせて奇
    数シンボルを構成し、前記縦方向のすべての偶数シンボ
    ルおよび奇数シンボルに対して誤り訂正符号を計算し、
    外符号誤り訂正符号シンボルとして誤り訂正テーブルの
    第0列と第1列のうち4ビット、第1列の残り4ビット
    と第2列に配置し、前記と同様の方法で3列ごとのデー
    タのすべての組み合わせに対して前記誤り訂正符号を計
    算し外符号誤り訂正符号シンボルとして前記誤り訂正テ
    ーブルの該当する列に配置し、 また、第0行の第0列のデータと第1列のデータのうち
    4ビットを合わせて第0シンボル、第1列のデータのう
    ち残り4ビットと第2列のデータを合わせて第1シンボ
    ル、第3列のデータと第4列のデータのうち4ビットを
    合わせて第2シンボル、第4列のデータのうち残り4ビ
    ットと第5列のデータを合わせて第3シンボル、以下同
    様に第0行のすべての第3m列(mは0以上の整数)の
    データと第3m+1列のデータのうち4ビット、第3m
    +1列のデータのうち残り4ビットと第3m+2列のデ
    ータを合わせてシンボルを構成し、前記横方向のすべて
    のシンボルに対して誤り訂正符号を計算し内符号誤り訂
    正符号シンボルとして誤り訂正テーブルの第0行の第0
    列と第1列のうち4ビット、第1列のうち残り4ビット
    と第2列、第3列と第4列のうち4ビット、第4列のう
    ち残り4ビットと第5列、以下3m列、3m+1列、3
    m+2列に配置し、前記と同様の計算をすべての行に対
    して誤り訂正符号を計算し内符号誤り訂正符号シンボル
    として前記誤り訂正テーブルの該当する行・列に配置
    し、 前記誤り訂正テーブルのデータと外符号誤り訂正符号と
    内符号誤り訂正符号を記録・伝送することを特徴とする
    請求項10に記載のディジタルデータ記録伝送方法。
  12. 【請求項12】 前記外符号誤り訂正符号は、すべての
    行を偶数行で構成する第1のブロックと奇数行で構成す
    る第2のブロックに分け、第1のブロックについて誤り
    訂正符号を計算し、偶数行の外符号誤り訂正符号シンボ
    ルとして前記誤り訂正テーブルに配置し、第2のブロッ
    クについて誤り訂正符号を計算し、奇数行の外符号誤り
    訂正符号シンボルとして前記誤り訂正テーブルに配置す
    ることを特徴とする請求項11に記載のディジタルデー
    タ記録伝送方法。
  13. 【請求項13】 前記誤り訂正符号は、縦方向に関して
    はk0行(k0は1以上の整数)ずつ飛ばして、および
    /または横方向に関してはk1列(k1は1以上の整
    数)ずつ飛ばして前記誤り訂正符号を計算することを特
    徴とする請求項1または請求項12に記載のディジタル
    データ記録伝送方法。
  14. 【請求項14】 前記データと誤り訂正符号は、複数行
    ×複数列に配置された全データと誤り訂正符号を1以上
    のセクターに分け、1セクター分のデータバイトと誤り
    訂正符号にセクターヘッダーを含む情報を付加して論理
    セグメントとして記録することを特徴とする請求項1〜
    請求項13のいずれかの項に記載のディジタルデータ記
    録伝送方法。
  15. 【請求項15】 前記1論理セグメントは、セグメント
    サイズを2048バイトとすることを特徴とする請求項
    14に記載のディジタルデータ記録伝送方法。
  16. 【請求項16】 前記1論理セグメントは、2048バ
    イトのデータと16バイトのセグメントヘッダーを含む
    情報の計2064バイトとすることを特徴とする請求項
    14に記載のディジタルデータ記録伝送方法。
  17. 【請求項17】 前記誤り訂正テーブルは、該誤り訂正
    テーブルの行と列の構成を逆にすることを特徴とする請
    求項1〜請求項16のいずれかの項に記載のディジタル
    データ記録伝送方法。
  18. 【請求項18】 前記誤り訂正テーブルは、1シンボル
    をnビット(n>8の整数)とし、前記外符号誤り訂正
    符号を配置する位置を前記各セクターの最後尾とするこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項17のいずれかの項に
    記載のディジタルデータ記録伝送方法。
  19. 【請求項19】 前記誤り訂正テーブルは、1シンボル
    をnビット(n>8の整数)とし、外符号誤り訂正符号
    を配置する位置を外誤り訂正テーブルの中央部分とする
    ことを特徴とする請求項1〜請求項17のいずれかの項
    に記載のディジタルデータ記録伝送方法。
  20. 【請求項20】 前記シンボルは、該シンボルのシンボ
    ル長と記録符号におけるデータビット長とを一致させる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項19のいずれかの項
    に記載のディジタルデータ記録伝送方法。
  21. 【請求項21】 ディジタルデータを入力する入力手段
    と、 前記入力手段から出力されるデータに対して誤り訂正符
    号の生成・付加、記録符号化を行い記録データを作成す
    る記録信号処理手段と、 前記記録信号処理手段から出力される記録データを記録
    し、また記録された前記記録データを読み出す記録デー
    タ格納手段と、 前記記録データ格納手段から読み出された記録データに
    対して記録符号の復号化、誤り訂正処理を行ないデータ
    を再生する再生信号処理手段と、 前記再生信号処理手段から出力されるデータをディジタ
    ルデータとして出力する出力手段と、 前記各手段を制御する制御手段と、を具備し、1シンボ
    ルをnビット(n>8の整数)とし、データと誤り訂正
    符号を合わせた符号長を256シンボル以上として記録
    ・伝送することを特徴とするディジタルデータ記録伝送
    装置。
  22. 【請求項22】 前記データと誤り訂正符号は、シンボ
    ル単位で複数行×複数列に配置し、前記すべての列に渡
    って縦方向のデータに対して外符号誤り訂正符号を計算
    し、また前記すべての行に渡って横方向のデータまたは
    前記外符号誤り訂正符号に対して内符号誤り訂正符号を
    計算し、該データと該外符号誤り訂正符号と該内符号誤
    り訂正符号を記録・伝送することを特徴とする請求項2
    1に記載のディジタルデータ記録伝送装置。
  23. 【請求項23】 前記誤り訂正符号は、ガロア体GF
    (2^n)(n>8の整数)上におけるリードソロモン
    符号とすることを特徴とする請求項21または請求項2
    2に記載のディジタルデータ記録伝送装置。
  24. 【請求項24】 前記複数行×複数列に配置されたデー
    タは、全データ長を2064の正の整数倍のシンボル数
    とすることを特徴とする請求項21〜請求項23のいず
    れかの項に記載のディジタルデータ記録伝送装置。
  25. 【請求項25】 前記複数行×複数列に配置されたデー
    タは、全データ長を33024の正の整数倍のシンボル
    数とすることを特徴とする請求項21〜請求項23のい
    ずれかの項に記載のディジタルデータ記録伝送装置。
  26. 【請求項26】 前記行方向に配置するデータは、全デ
    ータ長を192の正の整数倍のシンボル数とすることを
    特徴とする請求項21〜請求項23のいずれかの項に記
    載のディジタルデータ記録伝送装置。
  27. 【請求項27】 前記列方向に配置するデータは、デー
    タ長を172の正の整数倍のシンボル数とすることを特
    徴とする請求項21〜請求項23のいずれかの項に記載
    のディジタルデータ記録伝送装置。
  28. 【請求項28】 前記シンボルは、シンボル長を16ビ
    ットとすることを特徴とする請求項21〜請求項27の
    いずれかの項に記載のディジタルデータ記録伝送装置。
  29. 【請求項29】 前記シンボルは、前記データをバイト
    単位で複数行×複数列に配置し、第0行の第0列と第1
    列のデータを合わせて第0シンボル、第1行の第0列と
    第1列のデータを合わせて第1シンボル、以下同様に全
    部の行の第0列と第1列のデータを合わせて複数のシン
    ボルを構成し、該縦方向のすべてのシンボルに対して誤
    り訂正符号を計算し外符号誤り訂正符号シンボルとして
    誤り訂正テーブルの第0列と第1列に配置し、前記デー
    タの第k列(kは0以上の整数)と第k+1列のすべて
    の組み合わせに対して前記と同様の方法で誤り訂正符号
    を計算し外符号誤り訂正符号シンボルとして前記誤り訂
    正テーブルの第k列と第k+1列に配置し、 また、第0行の第0列と第1列のデータを合わせて第0
    シンボル、第2列と第3列のデータを合わせて第1シン
    ボル、以下同様に第0行の第l列(lは0以上の整数)
    と第l+1列のデータを合わせて複数のシンボルを構成
    し、該横方向のすべてのシンボルに対して誤り訂正符号
    を計算し内符号誤り訂正符号シンボルとして前記誤り訂
    正テーブルの第1行に配置し、前記すべての行のデータ
    に対して前記と同様の方法で誤り訂正符号を生成し内符
    号誤り訂正符号シンボルとして前記誤り訂正テーブルの
    各行に配置し、 前記誤り訂正テーブルのデータと外符号誤り訂正符号と
    内符号誤り訂正符号を記録・伝送することを特徴とする
    請求項28に記載のディジタルデータ記録伝送装置。
  30. 【請求項30】 前記シンボルは、シンボル長を12ビ
    ットとすることを特徴とする請求項21〜請求項27の
    いずれかの項に記載のディジタルデータ記録伝送装置。
  31. 【請求項31】 前記シンボルは、前記データをバイト
    単位で複数行×複数列に配置し、第0行の第0列のデー
    タと第1列のデータのうち4ビットを合わせて第0シン
    ボル、第0行の第1列のデータのうち残り4ビットと第
    2列のデータを合わせて第1シンボル、第1行の第0列
    のデータと第1列のデータのうち4ビットを合わせて第
    2シンボル、第1行の第1列のデータのうち残り4ビッ
    トと第2列のデータを合わせて第3シンボル、以下同様
    にすべての行の第0列のデータと第1列のデータのうち
    4ビットを合わせて偶数シンボル、第0行の第1列のデ
    ータのうち残り4ビットと第2列のデータを合わせて奇
    数シンボルを構成し、前記縦方向のすべての偶数シンボ
    ルおよび奇数シンボルに対して誤り訂正符号を計算し、
    外符号誤り訂正符号シンボルとして誤り訂正テーブルの
    第0列と第1列のうち4ビット、第1列の残り4ビット
    と第2列に配置し、前記と同様の方法で3列ごとのデー
    タのすべての組み合わせに対して前記誤り訂正符号を計
    算し外符号誤り訂正符号シンボルとして前記誤り訂正テ
    ーブルの該当する列に配置し、 また、第0行の第0列のデータと第1列のデータのうち
    4ビットを合わせて第0シンボル、第1列のデータのう
    ち残り4ビットと第2列のデータを合わせて第1シンボ
    ル、第3列のデータと第4列のデータのうち4ビットを
    合わせて第2シンボル、第4列のデータのうち残り4ビ
    ットと第5列のデータを合わせて第3シンボル、以下同
    様に第0行のすべての第3m列(mは0以上の整数)の
    データと第3m+1列のデータのうち4ビット、第3m
    +1列のデータのうち残り4ビットと第3m+2列のデ
    ータを合わせてシンボルを構成し、前記横方向のすべて
    のシンボルに対して誤り訂正符号を計算し内符号誤り訂
    正符号シンボルとして誤り訂正テーブルの第0行の第0
    列と第1列のうち4ビット、第1列のうち残り4ビット
    と第2列、第3列と第4列のうち4ビット、第4列のう
    ち残り4ビットと第5列、以下3m列、3m+1列、3
    m+2列に配置し、前記と同様の計算をすべての行に対
    して誤り訂正符号を計算し内符号誤り訂正符号シンボル
    として前記誤り訂正テーブルの該当する行・列に配置
    し、 前記誤り訂正テーブルのデータと外符号誤り訂正符号と
    内符号誤り訂正符号を記録・伝送することを特徴とする
    請求項30に記載のディジタルデータ記録伝送装置。
  32. 【請求項32】 前記外符号誤り訂正符号は、すべての
    行を偶数行で構成する第1のブロックと奇数行で構成す
    る第2のブロックに分け、第1のブロックについて誤り
    訂正符号を計算し、偶数行の外符号誤り訂正符号シンボ
    ルとして前記誤り訂正テーブルに配置し、第2のブロッ
    クについて誤り訂正符号を計算し、奇数行の外符号誤り
    訂正符号シンボルとして前記誤り訂正テーブルに配置す
    ることを特徴とする請求項31に記載のディジタルデー
    タ記録伝送装置。
  33. 【請求項33】 前記誤り訂正符号は、縦方向に関して
    はk0行(k0は1以上の整数)ずつ飛ばして、および
    /または横方向に関してはk1列(k1は1以上の整
    数)ずつ飛ばして前記誤り訂正符号を計算することを特
    徴とする請求項21〜請求項32のいずれかの項に記載
    のディジタルデータ記録伝送装置。
  34. 【請求項34】 前記データと誤り訂正符号は、複数行
    ×複数列に配置された全データと誤り訂正符号を1以上
    のセクターに分け、1セクター分のデータバイトと誤り
    訂正符号にセクターヘッダーを含む情報を付加して論理
    セグメントとして記録することを特徴とする請求項21
    〜請求項33に記載のディジタルデータ記録伝送装置。
  35. 【請求項35】 前記論理セグメントは、セグメントサ
    イズを2048バイトとすることを特徴とする特徴とす
    る請求項34に記載のディジタルデータ記録伝送装置。
  36. 【請求項36】 前記論理セグメントは、セグメントサ
    イズを2048バイトのデータと16バイトのセグメン
    トヘッダーを含む情報の計2064バイトとすることを
    特徴とする請求項34に記載のディジタルデータ記録伝
    送装置装置。
  37. 【請求項37】 前記誤り訂正テーブルは、該誤り訂正
    テーブルの行と列の構成を逆にすることを特徴とする請
    求項21〜請求項36のいずれかの項に記載のディジタ
    ルデータ記録伝送装置。
  38. 【請求項38】 1シンボルをnビット(n>8の整
    数)とし、前記外符号誤り訂正符号を配置する位置を前
    記各セクターの最後尾とすることを特徴とする請求項2
    1〜請求項37のいずれかの項に記載のディジタルデー
    タ記録伝送装置。
  39. 【請求項39】 前記誤り訂正テーブルは、1シンボル
    をnビット(n>8の整数)とし、外符号誤り訂正符号
    を配置する位置を外誤り訂正テーブルの中央部分とする
    ことを特徴とする請求項21〜請求項37のいずれかの
    項に記載のディジタルデータ記録伝送装置。
  40. 【請求項40】 前記シンボルは、該シンボルのシンボ
    ル長と記録符号におけるデータビット長とを一致させる
    ことを特徴とする請求項21〜請求項39のいずれかの
    項に記載のディジタルデータ記録伝送装置。
  41. 【請求項41】 請求項21〜請求項40のいずれかの
    項に記載のディジタルデータ記録伝送装置に対応したデ
    ィジタルデータ記録媒体を具備することを特徴とするデ
    ィジタルデータ記録伝送装置。
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