JP2002074826A - 光ディスク、マルチセッション光ディスク、光ディスクへのデジタル信号の記録方法及び記録装置 - Google Patents

光ディスク、マルチセッション光ディスク、光ディスクへのデジタル信号の記録方法及び記録装置

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JP2002074826A
JP2002074826A JP2000255088A JP2000255088A JP2002074826A JP 2002074826 A JP2002074826 A JP 2002074826A JP 2000255088 A JP2000255088 A JP 2000255088A JP 2000255088 A JP2000255088 A JP 2000255088A JP 2002074826 A JP2002074826 A JP 2002074826A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクをその規格に合わないようにする
ことなく、コピー防止を可能にした光ディスクを得る。 【解決手段】 それぞれユーザデータ領域を有する多数
のセクタが設けられた光ディスクにおいて、ユーザデー
タ領域に情報データが記録されていないセクタのユーザ
データ領域に同期パターン信号が記録されてなる光ディ
スク。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク、マル
チセッション光ディスク、光ディスクへのデジタル信号
の記録方法及び記録装置に関し、特に、光ディスクに対
するコーピー防止対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CD−ROM(コンパクトディスク・リ
ードオンリーメモリ)に記録されているデータを、CD
−ROM読み取り装置によって読み取り、その読み取ら
れたデータを、書込み装置によってCD−R(コンパク
トディスク・レコーダブル)、CD−RW(コンパクト
ディスク・レコーダブル・アンド・ライタブル)等にコ
ピーするのを防止する従来の対策としては、CD−RO
Mの一部のピットを破壊して、物理的にアクセスできな
いエリアを設けたり、エラー検出コードやエラー訂正コ
ードに処理を施して、故意にエラーを発生させたりする
もの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のコピー防
止対策は、CD−ROMをその規格に合わないように加
工したもので、好ましくない。又、音楽等が記録された
CD(コンパクトディスク)に対する従来のコピー防止
対策は、CD−ROMに対するコピー防止対策に較べ
て、かなり少ない。
【0004】かかる点に鑑み、本発明は、光ディスクを
その規格に合わないようにすることなく、コピー防止を
確実にした光ディスク、マルチセッション光ディスク、
光ディスクへのデジタル信号の記録方法及び記録装置を
提案しようとするものである。
【0005】又、本発明は、オーディオデータを記録し
得るマルチセッション光ディスクをその規格に合わない
ようにすることなく、コピー防止を確実にしたマルチセ
ッション光ディスク、光ディスクへのデジタル信号の記
録方法及び記録装置を提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、それぞ
れユーザデータ領域を有する多数のセクタが設けられた
光ディスクにおいて、ユーザデータ領域に情報データが
記録されていないセクタの少なくとも一部のセクタのユ
ーザデータ領域に同期パターン信号が記録されてなる光
ディスクである。
【0007】第1の本発明の光ディスクによれば、ユー
ザデータ領域に情報データが記録されていないセクタの
少なくとも一部のセクタのユーザデータ領域に同期パタ
ーン信号が記録されているので、光ディスク再生装置
(読み取り装置)による再生(読み取り)時に同期パタ
ーン信号が頻繁に再生されるので、セクタの開始タイミ
ングが明確にならないために、エラーが発生し、光ディ
スク再生装置(読み取り装置)に接続された光ディスク
記録装置(書込み装置)に、そのエラーが伝達されて、
コピー不能になる。
【0008】第2の本発明は、それぞれユーザデータ領
域を有する多数のセクタからなる複数のセッションが設
けられたマルチセッション光ディスクにおいて、ユーザ
データ領域に情報データが記録されているセクタを含む
セッションを除くセッション内のセクタの少なくとも一
部のセクタのユーザデータ領域に同期パターン信号が記
録されてなるマルチセッション光ディスクである。
【0009】第3の本発明は、それぞれユーザデータ領
域及びエラーコードを含む多数のセクタ信号からなる入
力デジタル信号中の、ユーザデータ領域に情報データを
含まないセクタ信号にスクランブルを掛け、そのスクラ
ンブルの掛けられたセクタ信号中のユーザデータ領域に
同期パターン信号を挿入し、その同期パターン信号の挿
入された、スクランブルの掛けられたセクタ信号をデス
クランブルし、そのデスクランブルされたセクタ信号中
のエラーコードを、それぞれ計算し直した新たなエラー
コードと置換し、その新たなエラーコードを含むデスク
ランブルされたセクタ信号にスクランブルを掛けて、出
力デジタル信号を得、その出力デジタル信号を変調し、
レーザ光をその変調されたデジタル信号で光変調し、そ
の光変調されたレーザ光を光ディスク上に照射するよう
にした光ディスクへのデジタル信号の記録方法である。
【0010】第4の本発明は、それぞれユーザデータ領
域及びエラーコードを含む多数のセクタ信号からなる複
数のセッション信号を有する入力デジタル信号中の、ユ
ーザデータ領域に情報データが存在するセクタ信号を含
むセッション信号を除くセッション信号中の少なくとも
一部のセクタ信号にスクランブルを掛け、そのスクラン
ブルの掛けられたセクタ信号中のユーザデータ領域に同
期パターン信号を挿入し、その同期パターン信号の挿入
された、スクランブルの掛けられたセクタ信号をデスク
ランブルし、そのデスクランブルされたセクタ信号中の
エラーコードを、それぞれ計算し直した新たなエラーコ
ードと置換し、その新たなエラーコードを含むデスクラ
ンブルされたセクタ信号にスクランブルを掛けて出力デ
ジタル信号を得、その出力デジタル信号を変調し、レー
ザ光をその変調されたデジタル信号で光変調し、その光
変調されたレーザ光を光ディスク上に照射するようにし
た光ディスクへのデジタル信号の記録方法である。
【0011】第5の本発明は、それぞれユーザデータ領
域及びエラーコードを含む多数のセクタ信号からなる入
力デジタル信号中の、ユーザデータ領域に情報データを
含まないセクタ信号にスクランブルを掛け、そのスクラ
ンブルの掛けられたセクタ信号中のユーザデータ領域に
同期パターン信号を挿入し、その同期パターン信号の挿
入された、スクランブルの掛けられたセクタ信号をデス
クランブルし、そのデスクランブルされたセクタ信号中
のエラーコードを、それぞれ計算し直した新たなエラー
コードと置換し、その新たなエラーコードを含むデスク
ランブルされたセクタ信号にスクランブルを掛けて出力
デジタル信号を得る信号処理手段と、その信号処理手段
よりの出力デジタル信号を変調する変調手段と、レーザ
光をその変調手段の出力信号で光変調する光変調手段と
を有し、その光変調手段よりの光変調されたレーザ光
を、光ディスク上に照射するようにした光ディスクへの
デジタル信号の記録装置である。
【0012】第6の本発明は、それぞれユーザデータ領
域及びエラーコードを含む多数のセクタ信号からなる複
数のセッション信号を有する入力デジタル信号中の、ユ
ーザデータ領域に情報データが存在するセクタ信号を含
むセッション信号を除くセッション信号中のセクタ信号
にスクランブルを掛け、そのスクランブルの掛けられた
セクタ信号中のユーザデータ領域に同期パターン信号を
挿入し、その同期パターン信号の挿入された、スクラン
ブルの掛けられたセクタ信号をデスクランブルし、その
デスクランブルされたセクタ信号中のエラーコードを、
それぞれ計算し直した新たなエラーコードと置換し、そ
の新たなエラーコードを含むデスクランブルされたセク
タ信号にスクランブルを掛けて出力デジタル信号を得る
信号処理手段と、その信号処理手段よりの出力デジタル
信号を変調する変調手段と、レーザ光をその変調手段の
出力信号で光変調する光変調手段とを有し、その光変調
手段よりの光変調されたレーザ光を、光ディスク上に照
射するようにした光ディスクへのデジタル信号の記録装
置である。
【0013】第7の本発明は、それぞれユーザデータ領
域を有する多数のセクタが設けられた光ディスクにおい
て、ユーザデータ領域に情報データが記録されていない
セクタの少なくとも一部のセクタのユーザデータ領域に
同期パターン信号及びこれに続くダミーヘッダ信号が記
録されてなる光ディスクである。
【0014】第8の本発明は、それぞれユーザデータ領
域を有する多数のセクタからなる複数のセッションが設
けられたマルチセッション光ディスクにおいて、ユーザ
データ領域に情報データが記録されているセクタを含む
セッションを除くセッション内のセクタの少なくとも一
部のセクタのユーザデータ領域に同期パターン信号及び
これに続くダミーヘッダ信号が記録されてなるマルチセ
ッション光ディスクである。
【0015】第9の本発明は、それぞれユーザデータ領
域及びエラーコードを含む多数のセクタ信号からなる入
力デジタル信号中の、ユーザデータ領域に情報データを
含まないセクタ信号にスクランブルを掛け、そのスクラ
ンブルの掛けられたセクタ信号中のユーザデータ領域に
同期パターン信号及びこれに続くダミーヘッダ信号を挿
入し、その同期パターン信号及びこれに続くダミーヘッ
ダ信号が挿入された、スクランブルの掛けられたセクタ
信号をデスクランブルし、そのデスクランブルされたセ
クタ信号中のエラーコードを、それぞれ計算し直した新
たなエラーコードと置換し、その新たなエラーコードを
含むデスクランブルされたセクタ信号にスクランブルを
掛けて、出力デジタル信号を得、その出力デジタル信号
を変調し、レーザ光をその変調されたデジタル信号で光
変調し、その光変調されたレーザ光を光ディスク上に照
射するようにした光ディスクへのデジタル信号の記録方
法である。
【0016】第10の本発明は、それぞれユーザデータ
領域及びエラーコードを含む多数のセクタ信号からなる
複数のセッション信号を有する入力デジタル信号中の、
ユーザデータ領域に情報データが存在するセクタ信号を
含むセッション信号を除くセッション信号中の少なくと
も一部のセクタ信号にスクランブルを掛け、そのスクラ
ンブルの掛けられたセクタ信号中のユーザデータ領域に
同期パターン信号及びこれに続くダミーヘッダ信号を挿
入し、その同期パターン信号及びこれに続くダミーヘッ
ダ信号の挿入された、スクランブルの掛けられたセクタ
信号をデスクランブルし、そのデスクランブルされたセ
クタ信号中のエラーコードを、それぞれ計算し直した新
たなエラーコードと置換し、その新たなエラーコードを
含むデスクランブルされたセクタ信号にスクランブルを
掛けて出力デジタル信号を得、その出力デジタル信号を
変調し、レーザ光をその変調されたデジタル信号で光変
調し、その光変調されたレーザ光を光ディスク上に照射
するようにした光ディスクへのデジタル信号の記録方法
である。
【0017】第11の本発明は、それぞれユーザデータ
領域及びエラーコードを含む多数のセクタ信号からなる
入力デジタル信号中の、ユーザデータ領域に情報データ
を含まないセクタ信号にスクランブルを掛け、そのスク
ランブルの掛けられたセクタ信号中のユーザデータ領域
に同期パターン信号及びこれに続くダミーヘッダ信号を
挿入し、その同期パターン信号及びこれに続くダミーヘ
ッダ信号の挿入された、スクランブルの掛けられたセク
タ信号をデスクランブルし、そのデスクランブルされた
セクタ信号中のエラーコードを、それぞれ計算し直した
新たなエラーコードと置換し、その新たなエラーコード
を含むデスクランブルされたセクタ信号にスクランブル
を掛けて出力デジタル信号を得る信号処理手段と、その
信号処理手段よりの出力デジタル信号を変調する変調手
段と、レーザ光をその変調手段の出力信号で光変調する
光変調手段とを有し、その光変調手段よりの光変調され
たレーザ光を、光ディスク上に照射するようにした光デ
ィスクへのデジタル信号の記録装置である。
【0018】第12の本発明は、それぞれユーザデータ
領域及びエラーコードを含む多数のセクタ信号からなる
複数のセッション信号を有する入力デジタル信号中の、
ユーザデータ領域に情報データが存在するセクタ信号を
含むセッション信号を除くセッション信号中のセクタ信
号にスクランブルを掛け、そのスクランブルの掛けられ
たセクタ信号中のユーザデータ領域に同期パターン信号
及びこれに続くダミーヘッダ信号を挿入し、その同期パ
ターン信号及びこれに続くダミーヘッダ信号の挿入され
た、スクランブルの掛けられたセクタ信号をデスクラン
ブルし、そのデスクランブルされたセクタ信号中のエラ
ーコードを、それぞれ計算し直した新たなエラーコード
と置換し、その新たなエラーコードを含むデスクランブ
ルされたセクタ信号にスクランブルを掛けて出力デジタ
ル信号を得る信号処理手段と、その信号処理手段よりの
出力デジタル信号を変調する変調手段と、レーザ光をそ
の変調手段の出力信号で光変調する光変調手段とを有
し、その光変調手段よりの光変調されたレーザ光を、光
ディスク上の感光層上に照射するようにした光ディスク
へのデジタル信号の記録装置である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の光
ディスク、マルチセッション光ディスク、光ディスクへ
のデジタル信号の記録方法及び記録装置の各例を、図面
を参照して、詳細に説明する。
【0020】先ず、図1を参照して、光ディスクへのデ
ジタル信号の記録装置としての、カッティングマシーン
の例を説明する。9は、光ディスク又はマルチセッショ
ン光ディスクのガラス原盤で、その上に、図示を省略す
るも、薄く、フォトレジスト(光化学反応剤)が塗布さ
れて、フォトレジスト層(感光層)が被着形成されてい
る。10はスピンドルモータで、ガラス原盤9が装填さ
れたスピンドル(図示せず)を回転する。11は、スピ
ンドルモータ10を駆動するスピンドルサーボ回路で、
このサーボ回路11には、スピンドルモータ10の回転
に応じて得られたスピンドルパルスが供給され、対物レ
ンズ8からの集束レーザ光によって、ガラス原盤9上の
フォトレジスト層(図示せず)上に、線速一定の円に近
い螺旋状のトラックが形成されるように、サーボ回路1
1がスピンドルモータ10にサーボを掛ける。
【0021】5は記録用レーザ光発生器(例えば、He
−Cdレーザ発生器)で、これよりのレーザ光は、光変
調器6に供給されて、8−14変調回路4からの信号に
よって変調された後、反射鏡7に入射して、その光路
が、例えば、90°偏向された後、対物レンズ8に入射
して集束され、その集束レーザ光がガラス原盤9上のフ
ォトレジスト層に照射される。尚、図示を省略するも、
反射鏡7及び対物レンズ8を含む光学ヘッドを、図示を
省略したヘッド駆動装置によって、ガラス原盤9の半径
上を、中心側から外周側へと移動せしめられる。又、こ
の光学ヘッドはフォーカシングサーボ手段を備えてい
る。
【0022】尚、光学ヘッドを固定し、光学ヘッドより
の集束レーザ光が、ガラス原盤9上のフォトレジスト層
の半径上を中心側から外周側へと走査するように、回転
するガラス原盤9を直線的に移動させるようにしても良
い。
【0023】1はマスターメディア(マスター記録媒
体)再生機で、マスターメディア、例えば、マスター磁
気テープに記録された、例えば、プログラムデータ信号
を再生する。このマスターメディア再生装置1よりのプ
ログラムデータは、マイクロコンピュータ2に供給され
て、コピー防止処理が施された後、サブマスターメディ
ア記録再生装置3に供給されて、サブマスターメディ
ア、例えば、サブマスター磁気テープに記録され、それ
が再生されて8−14変調回路4に供給されて、8−1
4変調されるようになされている。尚、マスターメディ
ア再生装置1及びサブマスタメディア記録再生装置3
は、マイクロコンピュータ2によって制御される。
【0024】尚、マスターメディア再生機1のマスター
メディアとしては、磁気テープの他に、光ディスク、光
磁気ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ等が可能で
ある。又、サブマスターメイディア記録再生装置3のサ
ブマスターメイディアとしては、記録再生の可能な光デ
ィスク、光磁気ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ
等が可能である。
【0025】又、ガラス原盤9の代わりに、CD−R、
DVD−R、CD−RW、DVD−RW等の記録可能な
光ディスク、光磁気ディスク等を用いることもできる。
これらディスクの種類に応じて、光学ヘッド、磁石と共
同する光学ヘッド等が用いられる。
【0026】次に、図2を参照して、コピー防止処理を
施す光ディスクのトラック構造の例及びそのコピー防止
処理の仕方を説明する。図2Aは、CD−ROMのトラ
ック構造の例を示し、図2Bはマルチセッションの光デ
ィスクのトラック構造の例を示す。
【0027】先ず、図2AのCD−ROMのトラック構
造の例を説明する。リードイン及びリードアウト領域間
の多数のセクタ(ブロック)の連続から構成されるデー
タ部において、有効データ部の後側(前側も可)に追加
データ部を設ける。CD−ROMのモード1のセクタ
は、後述する図3Aに示す如く、同期信号、ヘッダ、ユ
ーザデータ(領域)、エラー検出コードEDC及びエラ
ー訂正コードECCから構成される。
【0028】因みに、図示を省略するも、CD−ROM
のモード2フォーム1(エラー訂正コード付き)のセク
タは、ヘッダ及びユーザデータ間にサブヘッダが付加さ
れている。CD−ROMのモード2フォーム2(エラー
コードなし)のセクタは、サブヘッダが付加されるが、
ECCが省略されている。
【0029】図3Aから分かるように、CD−ROMの
セクタは、同期信号を有するが、CDオーディオのセク
タの場合には、同期信号は設けられていない。
【0030】有効データ部の各セクタのユーザデータ領
域には、プログラムデータが記録されている。追加デー
タ部の各セクタのユーザデータ領域には、プログラムデ
ータは記録されていない。そして、この追加データ部
の、少なくとも1部のセクタ(全セクタも可)のユーザ
データ領域に、1個又は複数個の同期パターン信号を挿
入する。このユーザデータ領域に、1個又は複数個の同
期パターン信号及びそれぞれに続くダミーヘッダ信号を
挿入するようにしても良い。
【0031】次に、図2Bのマルチセッションの光ディ
スク構造の例を説明する。第1及び第2のセッションが
設けられ、その各前後にはそれぞれリードイン部及びリ
ードアウト部が設けられている。第1セッションの有効
データ部の各セクタのユーザデータ領域には、プログラ
ムデータ(又はオーディオデータ)が記録されている。
第2セッションの追加データ部の各セクタのユーザデー
タ領域には、プログラムデータもオーディオデータも記
録されていない。そこで、第2セッションの追加データ
部の少なくとも一部のセクタ(全部のセクタも可)に、
1個又は複数個の同期パターン信号を挿入する。このユ
ーザデータ領域に、1個又は複数個の同期パターン信号
及びそれぞれに続くダミーヘッダ信号を挿入するように
しても良い。
【0032】同期パターン信号の一例としては、12バ
イトの「00FFFFFFFFFFFFFFFFFFF
F00」であるが、これに限られるものではない。
【0033】次に、図3のフローチャートを参照して、
図1の、光ディスクへのデジタル信号の記録装置として
の、カッティングマシーンにおけるマイクロコンピュー
タ2によるコピー防止処理(記録方法)の動作を説明す
る。マスターメディア再生機1によって、マスターメデ
ィアとしてのマスター磁気テープに記録された、例え
ば、プログラムデータを再生し、このプログラムデータ
がマイクロコンピュータ2に供給される。
【0034】ステップST−1では、マイクロコンピュ
ータ2によって、プログラムデータの多数のセクタの
内、ユーザデータ領域に同期パターン信号を挿入するセ
クタを決定する。図3Aは、同期パターン信号の挿入が
決定されたセクタの1つを示す。そのセクタの決定の仕
方の例は、図2A、Bの説明のところ述べた通りである
が、勿論それに限られるものではない。ステップST−
1の次は、ステップST−2に移行する。
【0035】ステップST−2では、図3Bに示す如
く、セクタ内(但し、同期信号を除く)をスクランブル
した後、ステップST−3に移行する。ステップST−
3では、スクランブル後のユーザデータ領域に、1個又
は複数個の同期パターン信号SPを挿入した後、ステッ
プST−4に移行する。
【0036】ステップST−4では、図3Dに示す如
く、セクタ内(但し、同期信号を除く)をデスクランブ
ルした後、ステップST−5に移行する。ステップST
−5では、セクタ内信号を基にして、それぞれ新たに計
算して得たエラー検出コードEDC′及びエラー訂正コ
ードECC′を、元のエラー検出コードEDC及びエラ
ー訂正コードECCと置換した後、ステップST−6に
移行する。ステップST−6では、セクタ内(但し、同
期信号を除く)をスクランブルして、終わりとなる。
【0037】このように、ステップST−5では、セク
タ内信号を基にして、それぞれ新たに計算して得たエラ
ー検出コードEDC′及びエラー訂正コードECC′
を、元のエラー検出コードEDC及びエラー訂正コード
ECCと置換するようにしているので、エラー検出コー
ド及びエラー訂正コードによってエラーが発生すること
はない。
【0038】図3の説明では、セクタ内の情報データが
含まれないユーザデータ領域に同期パターン信号を挿入
するようにしたが、同期パターン信号及びそれに続くダ
ミーヘッダ信号を、ユーザデータ領域に挿入するように
しても良い。
【0039】上述の光ディスクによれば、ユーザデータ
領域に情報データが記録されていないセクタのユーザデ
ータ領域に同期パターン信号(又は、同期パターン信号
及びこれに続くダミーヘッダ信号)が記録されているの
で、光ディスク記録装置(書込み装置)では、光ディス
ク再生装置(読み出し装置)によって再生(読み出)さ
れたデータのファイルシステムを無視し、光ディスクの
論理セクタ構造をそのまま、CD−R、CD−RW等に
コピー、即ち、書込みを行う場合が多いので、光ディス
ク再生装置(読み出し装置)によって、セクタ内の同期
信号を再生(読み出し)してから、直ぐに、そのセクタ
内のユーザデータ領域内の同期パターン信号が再生(読
み出し)されると、セクタの開始位置を特定することが
できなくなり、アクセスを諦めて、エラーが発生し、光
ディスク再生装置(読み出し装置)に接続されている光
ディスク記録装置(書込み装置)に、このエラーが伝達
されて、コピー不能になる。
【0040】
【発明の効果】第1の本発明によれば、それぞれユーザ
データ領域を有する多数のセクタが設けられた光ディス
クにおいて、ユーザデータ領域に情報データが記録され
ていないセクタの少なくとも一部のセクタのユーザデー
タ領域に同期パターン信号が記録されてなるので、光デ
ィスクをその規格に合わないようにすることなく、コピ
ー防止を確実にした光ディスクを得ることができる。
【0041】第2の本発明によれば、それぞれユーザデ
ータ領域を有する多数のセクタからなる複数のセッショ
ンが設けられたマルチセッション光ディスクにおいて、
ユーザデータ領域に情報データが記録されているセクタ
を含むセッションを除くセッション内のセクタの少なく
とも一部のセクタのユーザデータ領域に同期パターン信
号が記録されてなるので、光ディスクをその規格に合わ
ないようにすることなく、コピー防止を確実にし、情報
データとしてオーディオデータの可能なマルチセッショ
ン光ディスクを得ることができる。
【0042】第3の本発明によれば、それぞれユーザデ
ータ領域及びエラーコードを含む多数のセクタ信号から
なる入力デジタル信号中の、ユーザデータ領域に情報デ
ータを含まないセクタ信号にスクランブルを掛け、その
スクランブルの掛けられたセクタ信号中のユーザデータ
領域に同期パターン信号を挿入し、その同期パターン信
号の挿入された、スクランブルの掛けられたセクタ信号
をデスクランブルし、そのデスクランブルされたセクタ
信号中のエラーコードを、それぞれ計算し直した新たな
エラーコードと置換し、その新たなエラーコードを含む
デスクランブルされたセクタ信号にスクランブルを掛け
て、出力デジタル信号を得、その出力デジタル信号を変
調し、レーザ光をその変調されたデジタル信号で光変調
し、その光変調されたレーザ光を光ディスク上に照射す
るようにしたので、光ディスクをその規格に合わないよ
うにすることなく、コピー防止を確実にした光ディスク
へのデジタル信号の記録方法を得ることができる。
【0043】第4の本発明によれば、それぞれユーザデ
ータ領域及びエラーコードを含む多数のセクタ信号から
なる複数のセッション信号を有する入力デジタル信号中
の、ユーザデータ領域に情報データが存在するセクタ信
号を含むセッション信号を除くセッション信号中の少な
くとも一部のセクタ信号にスクランブルを掛け、そのス
クランブルの掛けられたセクタ信号中のユーザデータ領
域に同期パターン信号を挿入し、その同期パターン信号
の挿入された、スクランブルの掛けられたセクタ信号を
デスクランブルし、そのデスクランブルされたセクタ信
号中のエラーコードを、それぞれ計算し直した新たなエ
ラーコードと置換し、 その新たなエラーコードを含む
デスクランブルされたセクタ信号にスクランブルを掛け
て出力デジタル信号を得、その出力デジタル信号を変調
し、レーザ光をその変調されたデジタル信号で光変調
し、その光変調されたレーザ光を光ディスク上に照射す
るようにしたので、光ディスクをその規格に合わないよ
うにすることなく、コピー防止を確実にし、しかも情報
データとしてオーディオデータの可能な光ディスクへの
デジタル信号の記録方法を得ることができる。
【0044】第5の本発明によれば、それぞれユーザデ
ータ領域及びエラーコードを含む多数のセクタ信号から
なる入力デジタル信号中の、ユーザデータ領域に情報デ
ータを含まないセクタ信号にスクランブルを掛け、その
スクランブルの掛けられたセクタ信号中のユーザデータ
領域に同期パターン信号を挿入し、その同期パターン信
号の挿入された、スクランブルの掛けられたセクタ信号
をデスクランブルし、そのデスクランブルされたセクタ
信号中のエラーコードを、それぞれ計算し直した新たな
エラーコードと置換し、その新たなエラーコードを含む
デスクランブルされたセクタ信号にスクランブルを掛け
て出力デジタル信号を得る信号処理手段と、その信号処
理手段よりの出力デジタル信号を変調する変調手段と、
レーザ光をその変調手段の出力信号で光変調する光変調
手段とを有し、その光変調手段よりの光変調されたレー
ザ光を、光ディスク上に照射するようにしたので、光デ
ィスクをその規格に合わないようにすることなく、コピ
ー防止を確実にした光ディスクへのデジタル信号の記録
装置を得ることができる。
【0045】第6の本発明によれば、それぞれユーザデ
ータ領域及びエラーコードを含む多数のセクタ信号から
なる複数のセッション信号を有する入力デジタル信号中
の、ユーザデータ領域に情報データが存在するセクタ信
号を含むセッション信号を除くセッション信号中のセク
タ信号にスクランブルを掛け、そのスクランブルの掛け
られたセクタ信号中のユーザデータ領域に同期パターン
信号を挿入し、その同期パターン信号の挿入された、ス
クランブルの掛けられたセクタ信号をデスクランブル
し、そのデスクランブルされたセクタ信号中のエラーコ
ードを、それぞれ計算し直した新たなエラーコードと置
換し、その新たなエラーコードを含むデスクランブルさ
れたセクタ信号にスクランブルを掛けて出力デジタル信
号を得る信号処理手段と、その信号処理手段よりの出力
デジタル信号を変調する変調手段と、レーザ光をその変
調手段の出力信号で光変調する光変調手段とを有し、そ
の光変調手段よりの光変調されたレーザ光を、光ディス
クに照射するので、光ディスクをその規格に合わないよ
うにすることなく、コピー防止を確実にし、情報データ
としてオーディオデータの可能な光ディスクへのデジタ
ル信号の記録装置を得ることができる。
【0046】第7の本発明によれば、それぞれユーザデ
ータ領域を有する多数のセクタが設けられた光ディスク
において、ユーザデータ領域に情報データが記録されて
いないセクタの少なくとも一部のセクタのユーザデータ
領域に同期パターン信号及びこれに続くダミーヘッダ信
号が記録されてなるので、光ディスクをその規格に合わ
ないようにすることなく、コピー防止を一層確実にした
光ディスクを得ることができる。
【0047】第8の本発明によれば、それぞれユーザデ
ータ領域を有する多数のセクタからなる複数のセッショ
ンが設けられたマルチセッション光ディスクにおいて、
ユーザデータ領域に情報データが記録されているセクタ
を含むセッションを除くセッション内のセクタの少なく
とも一部のセクタのユーザデータ領域に同期パターン信
号及びこれに続くダミーヘッダ信号が記録されてなるの
で、光ディスクをその規格に合わないようにすることな
く、コピー防止を一層確実にし、情報データとしてオー
ディオデータの可能なマルチセッション光ディスクを得
ることができる。
【0048】第9の本発明によれば、それぞれユーザデ
ータ領域及びエラーコードを含む多数のセクタ信号から
なる入力デジタル信号中の、ユーザデータ領域に情報デ
ータを含まないセクタ信号にスクランブルを掛け、その
スクランブルの掛けられたセクタ信号中のユーザデータ
領域に同期パターン信号及びこれに続くダミーヘッダ信
号を挿入し、その同期パターン信号及びこれに続くダミ
ーヘッダ信号の挿入された、スクランブルの掛けられた
セクタ信号をデスクランブルし、そのデスクランブルさ
れたセクタ信号中のエラーコードを、それぞれ計算し直
した新たなエラーコードと置換し、その新たなエラーコ
ードを含むデスクランブルされたセクタ信号にスクラン
ブルを掛けて、出力デジタル信号を得、その出力デジタ
ル信号を変調し、レーザ光をその変調されたデジタル信
号で光変調し、その光変調されたレーザ光を光ディスク
に照射するので、光ディスクをその規格に合わないよう
にすることなく、コピー防止を一層確実にした光ディス
クへのデジタル信号の記録方法を得ることができる。
【0049】第10の本発明によれば、それぞれユーザ
データ領域及びエラーコードを含む多数のセクタ信号か
らなる複数のセッション信号を有する入力デジタル信号
中の、ユーザデータ領域に情報データが存在するセクタ
信号を含むセッション信号を除くセッション信号中の少
なくとも一部のセクタ信号にスクランブルを掛け、その
スクランブルの掛けられたセクタ信号中のユーザデータ
領域に同期パターン信号及びこれに続くダミーヘッダ信
号を挿入し、その同期パターン信号及びこれに続くダミ
ーヘッダ信号の挿入された、スクランブルの掛けられた
セクタ信号をデスクランブルし、そのデスクランブルさ
れたセクタ信号中のエラーコードを、それぞれ計算し直
した新たなエラーコードと置換し、その新たなエラーコ
ードを含むデスクランブルされたセクタ信号にスクラン
ブルを掛けて出力デジタル信号を得、その出力デジタル
信号を変調し、レーザ光をその変調されたデジタル信号
で光変調し、その光変調されたレーザ光を光ディスク上
に照射するので、光ディスクをその規格に合わないよう
にすることなく、コピー防止を一層確実にし、しかも情
報データとしてオーディオデータの可能な光ディスクへ
のデジタル信号の記録方法を得ることができる。
【0050】第11の本発明によれば、それぞれユーザ
データ領域及びエラーコードを含む多数のセクタ信号か
らなる入力デジタル信号中の、ユーザデータ領域に情報
データを含まないセクタ信号にスクランブルを掛け、そ
のスクランブルの掛けられたセクタ信号中のユーザデー
タ領域に同期パターン信号及びこれに続くダミーヘッダ
信号を挿入し、その同期パターン信号及びこれに続くダ
ミーヘッダ信号が挿入された、スクランブルの掛けられ
たセクタ信号をデスクランブルし、そのデスクランブル
されたセクタ信号中のエラーコードを、それぞれ計算し
直した新たなエラーコードと置換し、その新たなエラー
コードを含むデスクランブルされたセクタ信号にスクラ
ンブルを掛けて出力デジタル信号を得る信号処理手段
と、その信号処理手段よりの出力デジタル信号を変調す
る変調手段と、レーザ光をその変調手段の出力信号で光
変調する光変調手段とを有し、その光変調手段よりの光
変調されたレーザ光を、光ディスク上に照射するので、
光ディスクをその規格に合わないようにすることなく、
コピー防止を一層確実にした光ディスクへのデジタル信
号の記録装置を得ることができる。
【0051】第12の本発明によれば、それぞれユーザ
データ領域及びエラーコードを含む多数のセクタ信号か
らなる複数のセッション信号を有する入力デジタル信号
中の、ユーザデータ領域に情報データが存在するセクタ
信号を含むセッション信号を除くセッション信号中のセ
クタ信号にスクランブルを掛け、そのスクランブルの掛
けられたセクタ信号中のユーザデータ領域に同期パター
ン信号及びこれに続くダミーヘッダ信号を挿入し、その
同期パターン信号及びこれに続くダミーヘッダ信号の挿
入された、スクランブルの掛けられたセクタ信号をデス
クランブルし、そのデスクランブルされたセクタ信号中
のエラーコードを、それぞれ計算し直した新たなエラー
コードと置換し、その新たなエラーコードを含むデスク
ランブルされたセクタ信号にスクランブルを掛けて出力
デジタル信号を得る信号処理手段と、その信号処理手段
よりの出力デジタル信号を変調する変調手段と、レーザ
光をその変調手段の出力信号で光変調する光変調手段と
を有し、その光変調手段よりの光変調されたレーザ光
を、光ディスク上に照射するので、光ディスクをその規
格に合わないようにすることなく、コピー防止を一層確
実にし、情報データとしてオーディオデータの可能な光
ディスクへのデジタル信号の記録装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のカッティングマシーンの
例を示すブロック線図である。
【図2】本発明の実施の形態のコピー防止処理を施す光
ディスクのトラック構造の例を示す線図である。
【図3】本発明の実施の形態の光ディスク原盤へのデジ
タル信号の記録方法の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 マスターメディア再生装置、2 マイクロコンピュ
ータ、3 サブマスターメディア記録再生装置、4 8
−14変調回路、5 記録用レーザ光発生器、6 光変
調器、7 反射鏡、8 対物レンズ、9 ガラス原盤、
10 スピンドルモータ、11 スピンドルモータサー
ボ回路。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれユーザデータ領域を有する多数
    のセクタが設けられた光ディスクにおいて、 ユーザデータ領域に情報データが記録されていないセク
    タのうちの少なくとも一部のセクタのユーザデータ領域
    に同期パターン信号が記録されてなること特徴とする光
    ディスク。
  2. 【請求項2】 それぞれユーザデータ領域を有する多数
    のセクタからなる複数のセッションが設けられたマルチ
    セッション光ディスクにおいて、 ユーザデータ領域に情報データが記録されているセクタ
    を含むセッションを除くセッション内のセクタの少なく
    とも一部のセクタのユーザデータ領域に同期パターン信
    号が記録されてなることを特徴とするマルチセッション
    光ディスク。
  3. 【請求項3】 それぞれユーザデータ領域及びエラーコ
    ードを含む多数のセクタ信号からなる入力デジタル信号
    中の、ユーザデータ領域に情報データを含まないセクタ
    信号にスクランブルを掛け、 該スクランブルの掛けられたセクタ信号中のユーザデー
    タ領域に同期パターン信号を挿入し、 該同期パターン信号の挿入された、上記スクランブルの
    掛けられたセクタ信号をデスクランブルし、 該デスクランブルされたセクタ信号中の上記エラーコー
    ドを、それぞれ計算し直した新たなエラーコードと置換
    し、 該新たなエラーコードを含むデスクランブルされたセク
    タ信号にスクランブルを掛けて、出力デジタル信号を
    得、 該出力デジタル信号を変調し、 レーザ光を該変調されたデジタル信号で光変調し、 該光変調されたレーザ光を光ディスク上に照射すること
    を特徴とする光ディスクへのデジタル信号の記録方法。
  4. 【請求項4】 それぞれユーザデータ領域及びエラーコ
    ードを含む多数のセクタ信号からなる複数のセッション
    信号を有する入力デジタル信号中の、ユーザデータ領域
    に情報データが存在するセクタ信号を含むセッション信
    号を除くセッション信号中の少なくとも一部のセクタ信
    号にスクランブルを掛け、 該スクランブルの掛けられたセクタ信号中のユーザデー
    タ領域に同期パターン信号を挿入し、 該同期パターン信号の挿入された、上記スクランブルの
    掛けられたセクタ信号をデスクランブルし、 該デスクランブルされたセクタ信号中の上記エラーコー
    ドを、それぞれ計算し直した新たなエラーコードと置換
    し、 該新たなエラーコードを含むデスクランブルされたセク
    タ信号にスクランブルを掛けて出力デジタル信号を得、 該出力デジタル信号を変調し、 レーザ光を該変調されたデジタル信号で光変調し、 該光変調されたレーザ光を光ディスク上に照射すること
    を特徴とする光ディスクへのデジタル信号の記録方法。
  5. 【請求項5】 それぞれユーザデータ領域及びエラーコ
    ードを含む多数のセクタ信号からなる入力デジタル信号
    中の、ユーザデータ領域に情報データを含まないセクタ
    信号にスクランブルを掛け、該スクランブルの掛けられ
    たセクタ信号中のユーザデータ領域に同期パターン信号
    を挿入し、該同期パターン信号の挿入された、上記スク
    ランブルの掛けられたセクタ信号をデスクランブルし、
    該デスクランブルされたセクタ信号中の上記エラーコー
    ドを、それぞれ計算し直した新たなエラーコードと置換
    し、該新たなエラーコードを含むデスクランブルされた
    セクタ信号にスクランブルを掛けて出力デジタル信号を
    得る信号処理手段と、 該信号処理手段よりの出力デジタル信号を変調する変調
    手段と、 レーザ光を該変調手段の出力信号で光変調する光変調手
    段とを有し、 該光変調手段よりの光変調されたレーザ光を、光ディス
    ク上に照射することを特徴とする光ディスクへのデジタ
    ル信号の記録装置。
  6. 【請求項6】 それぞれユーザデータ領域及びエラーコ
    ードを含む多数のセクタ信号からなる複数のセッション
    信号を有する入力デジタル信号中の、ユーザデータ領域
    に情報データが存在するセクタ信号を含むセッション信
    号を除くセッション信号中のセクタ信号にスクランブル
    を掛け、該スクランブルの掛けられたセクタ信号中のユ
    ーザデータ領域に同期パターン信号を挿入し、該同期パ
    ターン信号の挿入された、上記スクランブルの掛けられ
    たセクタ信号をデスクランブルし、該デスクランブルさ
    れたセクタ信号中の上記エラーコードを、それぞれ計算
    し直した新たなエラーコードと置換し、該新たなエラー
    コードを含むデスクランブルされたセクタ信号にスクラ
    ンブルを掛けて出力デジタル信号を得る信号処理手段
    と、 該信号処理手段よりの出力デジタル信号を変調する変調
    手段と、 レーザ光を該変調手段の出力信号で光変調する光変調手
    段とを有し、 該光変調手段よりの光変調されたレーザ光を、光ディス
    ク上に照射することを特徴とする光ディスクへのデジタ
    ル信号の記録装置。
  7. 【請求項7】 それぞれユーザデータ領域を有する多数
    のセクタが設けられた光ディスクにおいて、 ユーザデータ領域に情報データが記録されていないセク
    タの少なくとも一部のセクタのユーザデータ領域に同期
    パターン信号及びこれに続くダミーヘッダ信号が記録さ
    れてなること特徴とする光ディスク。
  8. 【請求項8】 それぞれユーザデータ領域を有する多数
    のセクタからなる複数のセッションが設けられたマルチ
    セッション光ディスクにおいて、 ユーザデータ領域に情報データが記録されているセクタ
    を含むセッションを除くセッション内のセクタの少なく
    とも一部のセクタのユーザデータ領域に同期パターン信
    号が記録されてなることを特徴とするマルチセッション
    光ディスク。
  9. 【請求項9】 それぞれユーザデータ領域及びエラーコ
    ードを含む多数のセクタ信号からなる入力デジタル信号
    中の、ユーザデータ領域に情報データを含まないセクタ
    信号にスクランブルを掛け、 該スクランブルの掛けられたセクタ信号中のユーザデー
    タ領域に同期パターン信号及びこれに続くダミーヘッダ
    信号を挿入し、 該同期パターン信号これに続くダミーヘッダ信号の挿入
    された、上記スクランブルの掛けられたセクタ信号をデ
    スクランブルし、 該デスクランブルされたセクタ信号中の上記エラーコー
    ドを、それぞれ計算し直した新たなエラーコードと置換
    し、 該新たなエラーコードを含むデスクランブルされたセク
    タ信号にスクランブルを掛けて、出力デジタル信号を
    得、 該出力デジタル信号を変調し、 レーザ光を該変調されたデジタル信号で光変調し、 該光変調されたレーザ光を光ディスク上に照射すること
    を特徴とする光ディスクへのデジタル信号の記録方法。
  10. 【請求項10】 それぞれユーザデータ領域及びエラー
    コードを含む多数のセクタ信号からなる複数のセッショ
    ン信号を有する入力デジタル信号中の、ユーザデータ領
    域に情報データが存在するセクタ信号を含むセッション
    信号を除くセッション信号中の少なくとも一部のセクタ
    信号にスクランブルを掛け、 該スクランブルの掛けられたセクタ信号中のユーザデー
    タ領域に同期パターン信号及びこれに続くダミーヘッダ
    信号を挿入し、 該同期パターン信号及びこれに続くダミーヘッダ信号の
    挿入された、上記スクランブルの掛けられたセクタ信号
    をデスクランブルし、 該デスクランブルされたセクタ信号中の上記エラーコー
    ドを、それぞれ計算し直した新たなエラーコードと置換
    し、 該新たなエラーコードを含むデスクランブルされたセク
    タ信号にスクランブルを掛けて出力デジタル信号を得、 該出力デジタル信号を変調し、 レーザ光を該変調されたデジタル信号で光変調し、 該光変調されたレーザ光を光ディスク上に照射すること
    を特徴とする光ディスクへのデジタル信号の記録方法。
  11. 【請求項11】 それぞれユーザデータ領域及びエラー
    コードを含む多数のセクタ信号からなる入力デジタル信
    号中の、ユーザデータ領域に情報データを含まないセク
    タ信号にスクランブルを掛け、該スクランブルの掛けら
    れたセクタ信号中のユーザデータ領域に同期パターン信
    号及びこれに続くダミーヘッダ信号を挿入し、該同期パ
    ターン信号及びこれに続くダミーヘッダ信号の挿入され
    た、上記スクランブルの掛けられたセクタ信号をデスク
    ランブルし、該デスクランブルされたセクタ信号中の上
    記エラーコードを、それぞれ計算し直した新たなエラー
    コードと置換し、該新たなエラーコードを含むデスクラ
    ンブルされたセクタ信号にスクランブルを掛けて出力デ
    ジタル信号を得る信号処理手段と、 該信号処理手段よりの出力デジタル信号を変調する変調
    手段と、 レーザ光を該変調手段の出力信号で光変調する光変調手
    段とを有し、 該光変調手段よりの光変調されたレーザ光を、光ディス
    ク上に照射することを特徴とする光ディスクへのデジタ
    ル信号の記録装置。
  12. 【請求項12】 それぞれユーザデータ領域及びエラー
    コードを含む多数のセクタ信号からなる複数のセッショ
    ン信号を有する入力デジタル信号中の、ユーザデータ領
    域に情報データが存在するセクタ信号を含むセッション
    信号を除くセッション信号中のセクタ信号にスクランブ
    ルを掛け、該スクランブルの掛けられたセクタ信号中の
    ユーザデータ領域に同期パターン信号及びこれに続くダ
    ミーヘッダ信号を挿入し、該同期パターン信号及びこれ
    に続くダミーヘッダ信号の挿入された、上記スクランブ
    ルの掛けられたセクタ信号をデスクランブルし、該デス
    クランブルされたセクタ信号中の上記エラーコードを、
    それぞれ計算し直した新たなエラーコードと置換し、該
    新たなエラーコードを含むデスクランブルされたセクタ
    信号にスクランブルを掛けて出力デジタル信号を得る信
    号処理手段と、 該信号処理手段よりの出力デジタル信号を変調する変調
    手段と、 レーザ光を該変調手段の出力信号で光変調する光変調手
    段とを有し、 該光変調手段よりの光変調されたレーザ光を、光ディス
    クに照射することを特徴とする光ディスクへのデジタル
    信号の記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004053870A1 (en) * 2002-12-10 2004-06-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Information storage medium and method of recording/reproducing the same

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