JP2002074674A - ウォブル信号検出回路 - Google Patents
ウォブル信号検出回路Info
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- JP2002074674A JP2002074674A JP2000266372A JP2000266372A JP2002074674A JP 2002074674 A JP2002074674 A JP 2002074674A JP 2000266372 A JP2000266372 A JP 2000266372A JP 2000266372 A JP2000266372 A JP 2000266372A JP 2002074674 A JP2002074674 A JP 2002074674A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御信号を外部から入力することなく、光デ
ィスクのCAV再生に対応させることができるウォブル
信号検出回路を提供する。 【解決手段】 入力端子8から入力されたウォブル信号
の周波数が変化しても、バンドパスフィルタ(BPF)
1のfcがウォブル信号の変化に追従して変化するた
め、従来では必要であった外部制御信号を必要とせず
に、出力端子9からウォブル信号の検出を可能にする。
ィスクのCAV再生に対応させることができるウォブル
信号検出回路を提供する。 【解決手段】 入力端子8から入力されたウォブル信号
の周波数が変化しても、バンドパスフィルタ(BPF)
1のfcがウォブル信号の変化に追従して変化するた
め、従来では必要であった外部制御信号を必要とせず
に、出力端子9からウォブル信号の検出を可能にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザにおいてデ
ータの記録が可能な光ディスクに対して、その再生信号
からウォブル信号を検出するウォブル信号検出回路に関
するものである。
ータの記録が可能な光ディスクに対して、その再生信号
からウォブル信号を検出するウォブル信号検出回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ユーザにおいて光ディスク装
置を用いることによりデータ記録が可能なCD−R、D
VD−RAM等の光ディスクでは、それらの未記録領域
のアドレスを示すアドレスデータなどを得るためにウォ
ブル信号が利用されており、そのため、上記のような光
ディスクに対して、その再生信号からウォブル信号を検
出するウォブル信号検出回路が広く使用されている。
置を用いることによりデータ記録が可能なCD−R、D
VD−RAM等の光ディスクでは、それらの未記録領域
のアドレスを示すアドレスデータなどを得るためにウォ
ブル信号が利用されており、そのため、上記のような光
ディスクに対して、その再生信号からウォブル信号を検
出するウォブル信号検出回路が広く使用されている。
【0003】このようなウォブル信号検出回路に対し
て、近年では、ウォブル信号の検出対象となる光ディス
クを駆動する光ディスク装置の高速化にともない、CA
V再生に自動対応したものが求められるようになってい
る。
て、近年では、ウォブル信号の検出対象となる光ディス
クを駆動する光ディスク装置の高速化にともない、CA
V再生に自動対応したものが求められるようになってい
る。
【0004】以下、CLV再生のみ対応の従来のウォブ
ル信号検出回路について説明する。図17は従来のウォ
ブル信号検出回路の一構成例を示すブロック図である。
図17において、1は通過帯域の中心周波数としてfc
が定義されるバンドパスフィルタ(BPF)、8はウォ
ブル信号(WBL)が入力される入力端子、9はWBL
が出力される出力端子、7はデジタルデータをアナログ
信号に変換するためのD/A変換器(DAC)、6はB
PF1に入力されるレジスタからの制御信号端子であ
る。
ル信号検出回路について説明する。図17は従来のウォ
ブル信号検出回路の一構成例を示すブロック図である。
図17において、1は通過帯域の中心周波数としてfc
が定義されるバンドパスフィルタ(BPF)、8はウォ
ブル信号(WBL)が入力される入力端子、9はWBL
が出力される出力端子、7はデジタルデータをアナログ
信号に変換するためのD/A変換器(DAC)、6はB
PF1に入力されるレジスタからの制御信号端子であ
る。
【0005】以上のように構成されたウォブル信号検出
回路について、その動作を以下に説明する。まず、図1
8の周波数特性104で示されるBPF1のfcに対
し、図2に示す変調されたウォブル入力信号101の周
波数が一致している場合、出力端子9からの出力信号は
図19の波形107となる。しかし、BPF1のfcに
対し、ウォブル入力信号101の周波数が一致しない場
合は、波形108(図19)となり、出力信号の振幅ゲ
インが減少する。
回路について、その動作を以下に説明する。まず、図1
8の周波数特性104で示されるBPF1のfcに対
し、図2に示す変調されたウォブル入力信号101の周
波数が一致している場合、出力端子9からの出力信号は
図19の波形107となる。しかし、BPF1のfcに
対し、ウォブル入力信号101の周波数が一致しない場
合は、波形108(図19)となり、出力信号の振幅ゲ
インが減少する。
【0006】この場合、制御信号端子6を通じてレジス
タのデータによりDAC7を制御し、BPF1のfcを
ディスクの回転速度(ウォブル信号周波数)に合わせ
る。この結果、入力された信号からウォブル信号107
が出力される。
タのデータによりDAC7を制御し、BPF1のfcを
ディスクの回転速度(ウォブル信号周波数)に合わせ
る。この結果、入力された信号からウォブル信号107
が出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のウォブル信号検出回路では、光ディスクに対
して、その再生位置における内周と外周でRF信号の周
波数が変化(ディスクの回転速度の変化による)するC
AV再生を行う場合には、図20に示すように、光ディ
スクのどの場所の信号を取り込もうとしているかを随時
検索し、当該再生位置におけるRF信号の周波数に対応
させて、BPF1に対し外部から制御信号GS1を印加
する必要があるという欠点を有していた。
うな従来のウォブル信号検出回路では、光ディスクに対
して、その再生位置における内周と外周でRF信号の周
波数が変化(ディスクの回転速度の変化による)するC
AV再生を行う場合には、図20に示すように、光ディ
スクのどの場所の信号を取り込もうとしているかを随時
検索し、当該再生位置におけるRF信号の周波数に対応
させて、BPF1に対し外部から制御信号GS1を印加
する必要があるという欠点を有していた。
【0008】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、制御信号を外部から入力することなく、光ディス
クのCAV再生に対応させることができるウォブル信号
検出回路を提供する。
ので、制御信号を外部から入力することなく、光ディス
クのCAV再生に対応させることができるウォブル信号
検出回路を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明のウォブル信号検出回路は、電圧制御でfc
の変化が可能なバンドパスフィルタと、前記バンドパス
フィルタの出力を入力とし前記電圧制御でfcの変化が
可能な位相器と、前記バンドパスフィルタと前記位相器
の出力を入力とし、出力を前記バンドパスフィルタ及び
位相器の前記制御電圧とする位相比較器とを備え、前記
バンドパスフィルタを、その入力信号である変調された
ウォブル信号から前記fcに対応するウォブル信号を検
出するよう構成したことを特徴とする。
めに本発明のウォブル信号検出回路は、電圧制御でfc
の変化が可能なバンドパスフィルタと、前記バンドパス
フィルタの出力を入力とし前記電圧制御でfcの変化が
可能な位相器と、前記バンドパスフィルタと前記位相器
の出力を入力とし、出力を前記バンドパスフィルタ及び
位相器の前記制御電圧とする位相比較器とを備え、前記
バンドパスフィルタを、その入力信号である変調された
ウォブル信号から前記fcに対応するウォブル信号を検
出するよう構成したことを特徴とする。
【0010】この構成によると、ウォブル信号の周波数
が変化しても、バンドパスフィルタのfcがウォブル信
号の変化に追従して変化するため、外部制御信号を必要
とせずにウォブル信号の検出を可能にする。
が変化しても、バンドパスフィルタのfcがウォブル信
号の変化に追従して変化するため、外部制御信号を必要
とせずにウォブル信号の検出を可能にする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
ウォブル信号検出回路について、図面を参照しながら具
体的に説明する。 (第1の実施の形態)本発明の第1の実施の形態のウォ
ブル信号検出回路を説明する。
ウォブル信号検出回路について、図面を参照しながら具
体的に説明する。 (第1の実施の形態)本発明の第1の実施の形態のウォ
ブル信号検出回路を説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施の形態のウォブ
ル信号検出回路の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、1はBPF、2は位相器、3は位相比較器であ
る。以上のように構成された本実施の形態のウォブル信
号検出回路について、その動作を以下に説明する。
ル信号検出回路の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、1はBPF、2は位相器、3は位相比較器であ
る。以上のように構成された本実施の形態のウォブル信
号検出回路について、その動作を以下に説明する。
【0013】まず、変調されたウォブル信号101(図
2)がBPF1に入力され、BPF1のfcにより復調
されたウォブル信号102(図3)が出力される。出力
された信号102が位相器1に入力され、設定された分
だけ位相がずれた出力信号201(図3)が得られる。
2)がBPF1に入力され、BPF1のfcにより復調
されたウォブル信号102(図3)が出力される。出力
された信号102が位相器1に入力され、設定された分
だけ位相がずれた出力信号201(図3)が得られる。
【0014】BPF1の出力102と位相器2の出力2
01が位相比較器3に入力される。ここでウォブル信号
101の周波数が設定値どおりであれば、設定どおり位
相器2で位相がずれ、位相比較器3の出力レベルは変化
しない。
01が位相比較器3に入力される。ここでウォブル信号
101の周波数が設定値どおりであれば、設定どおり位
相器2で位相がずれ、位相比較器3の出力レベルは変化
しない。
【0015】ここで入力されるウォブル信号101の周
波数が設定と一致していない場合、図4の特性203に
より位相器2の出力信号202(図3)の位相ずれが設
定されたずれと一致しないため、位相比較器3の出力レ
ベルが図5の特性301に従って変化する。この出力レ
ベルを制御端子としている位相器2のfcが図7の特性
204に従って変化し、設定された位相になる。
波数が設定と一致していない場合、図4の特性203に
より位相器2の出力信号202(図3)の位相ずれが設
定されたずれと一致しないため、位相比較器3の出力レ
ベルが図5の特性301に従って変化する。この出力レ
ベルを制御端子としている位相器2のfcが図7の特性
204に従って変化し、設定された位相になる。
【0016】この場合、BPF1への制御電圧Vsと位
相器のfcとの関係は、図6の特性103に示すよう
に、 fc ∝ [1/(CR)]・Vs である。
相器のfcとの関係は、図6の特性103に示すよう
に、 fc ∝ [1/(CR)]・Vs である。
【0017】この結果、同時にこの出力レベルを制御端
子としているBPF1のfcも、図8の特性104から
特性105のように変移し、入力されたウォブル信号1
01の周波数と一致する。
子としているBPF1のfcも、図8の特性104から
特性105のように変移し、入力されたウォブル信号1
01の周波数と一致する。
【0018】以上のように本実施の形態によれば、ウォ
ブル信号の周波数が変化しても、BPFのfcがウォブ
ル信号の変化に追従して変化するため、外部制御信号を
必要とせずにウォブル信号を精度良く検出することがで
きる。 (第2の実施の形態)本発明の第2の実施の形態のウォ
ブル信号検出回路を説明する。
ブル信号の周波数が変化しても、BPFのfcがウォブ
ル信号の変化に追従して変化するため、外部制御信号を
必要とせずにウォブル信号を精度良く検出することがで
きる。 (第2の実施の形態)本発明の第2の実施の形態のウォ
ブル信号検出回路を説明する。
【0019】図9は本発明の第2の実施の形態のウォブ
ル信号検出回路の構成を示すブロック図である。図9に
おいて、1はBPF、2は位相器、3は位相比較器、4
は位相比較器41、周波数1/Nの分周器42および電
圧制御発振器(VCO)43からなる一般的なPLLで
ある。図1との違いは、BPF1の出力と位相器2の入
力の間にPLL4を追加したことである。
ル信号検出回路の構成を示すブロック図である。図9に
おいて、1はBPF、2は位相器、3は位相比較器、4
は位相比較器41、周波数1/Nの分周器42および電
圧制御発振器(VCO)43からなる一般的なPLLで
ある。図1との違いは、BPF1の出力と位相器2の入
力の間にPLL4を追加したことである。
【0020】以上のように構成された本実施の形態のウ
ォブル信号検出回路について、以下、その動作を説明す
る。まず、変調されたウォブル信号101がBPF1に
入力され、BPF1のfcにより復調されたウォブル信
号102が出力される。出力された信号102がPLL
4に入力され、1/N分周器42で分周されたウォブル
信号501(図11)が出力される。出力されたウォブ
ル信号501が位相器2に入力され、設定された分だけ
位相がずれた出力信号205(図11)が得られる。分
周されたウォブル信号501と位相器2の出力信号20
5が位相比較器3に入力される。
ォブル信号検出回路について、以下、その動作を説明す
る。まず、変調されたウォブル信号101がBPF1に
入力され、BPF1のfcにより復調されたウォブル信
号102が出力される。出力された信号102がPLL
4に入力され、1/N分周器42で分周されたウォブル
信号501(図11)が出力される。出力されたウォブ
ル信号501が位相器2に入力され、設定された分だけ
位相がずれた出力信号205(図11)が得られる。分
周されたウォブル信号501と位相器2の出力信号20
5が位相比較器3に入力される。
【0021】ここでウォブル信号101の周波数が設定
値どおりであれば、設定どおり位相器2で位相がずれ位
相比較器3の出力レベルは変化しない。ここで入力され
るウォブル信号101の周波数が設定と一致していない
場合、位相器2の出力信号205の位相ずれが設定され
たずれと一致しないため、位相比較器3の出力信号20
6(図11)のレベルが図5の特性301に従って変化
し、この出力レベルを制御端子としている位相器2のf
cが図7の特性204に従って変化し、設定された位相
になる。この結果、同時にこの出力レベルを制御端子と
しているBPF1のfcも入力されたウォブル信号10
1の周波数と一致する。
値どおりであれば、設定どおり位相器2で位相がずれ位
相比較器3の出力レベルは変化しない。ここで入力され
るウォブル信号101の周波数が設定と一致していない
場合、位相器2の出力信号205の位相ずれが設定され
たずれと一致しないため、位相比較器3の出力信号20
6(図11)のレベルが図5の特性301に従って変化
し、この出力レベルを制御端子としている位相器2のf
cが図7の特性204に従って変化し、設定された位相
になる。この結果、同時にこの出力レベルを制御端子と
しているBPF1のfcも入力されたウォブル信号10
1の周波数と一致する。
【0022】以上のように本実施の形態によれば、第1
の実施の形態におけるウォブル信号検出回路の構成と比
べてウォブル信号の周波数及び振幅が不安定に変化して
も、また、図10の波形109に示すような無入力部分
を含んだ信号が入力された場合でも、BPF1のfcが
ウォブル信号101、109の変化に追従して変化する
ため、最終的には外部制御信号を必要とせずに精度良く
ウォブル信号を検出することができる。
の実施の形態におけるウォブル信号検出回路の構成と比
べてウォブル信号の周波数及び振幅が不安定に変化して
も、また、図10の波形109に示すような無入力部分
を含んだ信号が入力された場合でも、BPF1のfcが
ウォブル信号101、109の変化に追従して変化する
ため、最終的には外部制御信号を必要とせずに精度良く
ウォブル信号を検出することができる。
【0023】また、ウォブル信号は2値化して使用され
るため、図9の分周器42の出力信号をウォブル信号と
して利用することも可能である。 (第3の実施の形態)本発明の第3の実施の形態のウォ
ブル信号検出回路を説明する。
るため、図9の分周器42の出力信号をウォブル信号と
して利用することも可能である。 (第3の実施の形態)本発明の第3の実施の形態のウォ
ブル信号検出回路を説明する。
【0024】図12は本発明の第3の実施の形態のウォ
ブル信号検出回路の構成を示すブロック図である。図1
2において、1はBPF、4はPLL、41は位相比較
器、42は1/N分周器、5はゲインアンプ(G)であ
る。図1との違いは、PLL4でBPF1の出力を分周
することで不安定な入力信号が入力されたとしても安定
した制御が可能となる。図9との違いは、位相器2と位
相比較器3をゲインアンプ5に置き換えることで、素子
のレイアウト面積を小さくすることができることであ
る。
ブル信号検出回路の構成を示すブロック図である。図1
2において、1はBPF、4はPLL、41は位相比較
器、42は1/N分周器、5はゲインアンプ(G)であ
る。図1との違いは、PLL4でBPF1の出力を分周
することで不安定な入力信号が入力されたとしても安定
した制御が可能となる。図9との違いは、位相器2と位
相比較器3をゲインアンプ5に置き換えることで、素子
のレイアウト面積を小さくすることができることであ
る。
【0025】以上のように構成された本実施の形態のウ
ォブル信号検出回路について、その動作を以下に説明す
る。まず、変調されたウォブル信号101がBPF1に
入力され、BPF1のfcにより復調されたウォブル信
号が出力される。出力された信号がPLL4に入力され
る。位相比較器41で出力された制御電圧401(図1
3)がゲインアンプ5に入力され、設定したゲインに増
幅されて出力される。出力された信号を制御信号として
BPF1に入力する。
ォブル信号検出回路について、その動作を以下に説明す
る。まず、変調されたウォブル信号101がBPF1に
入力され、BPF1のfcにより復調されたウォブル信
号が出力される。出力された信号がPLL4に入力され
る。位相比較器41で出力された制御電圧401(図1
3)がゲインアンプ5に入力され、設定したゲインに増
幅されて出力される。出力された信号を制御信号として
BPF1に入力する。
【0026】この結果、図14の特性106のようにB
PF1のfcも入力されたウォブル信号周波数と一致す
る。以上のように本実施の形態によれば、第2の実施の
形態におけるウォブル信号検出回路の構成と比べて、素
子のレイアウト面積を減少させることができる。
PF1のfcも入力されたウォブル信号周波数と一致す
る。以上のように本実施の形態によれば、第2の実施の
形態におけるウォブル信号検出回路の構成と比べて、素
子のレイアウト面積を減少させることができる。
【0027】また、第3の実施の形態と同様に、分周器
42の出力をウォブル2値化信号として利用できる。 (第4の実施の形態)本発明の第4の実施の形態のウォ
ブル信号検出回路を説明する。
42の出力をウォブル2値化信号として利用できる。 (第4の実施の形態)本発明の第4の実施の形態のウォ
ブル信号検出回路を説明する。
【0028】図15は本発明の第4の実施の形態のウォ
ブル信号検出回路の構成を示すブロック図である。本実
施の形態は、図12に示す第3の実施の形態におけるB
PF1と異なるQを持つBPF6を追加したものであ
る。BPF1の入力とBPF6の入力とを接続して、B
PF1の出力をウォブル信号検出回路の出力とする。な
お、BPF6の制御端子は、BPF1の制御端子と接続
されている。
ブル信号検出回路の構成を示すブロック図である。本実
施の形態は、図12に示す第3の実施の形態におけるB
PF1と異なるQを持つBPF6を追加したものであ
る。BPF1の入力とBPF6の入力とを接続して、B
PF1の出力をウォブル信号検出回路の出力とする。な
お、BPF6の制御端子は、BPF1の制御端子と接続
されている。
【0029】第3の実施の形態に示すBPF1のQの幅
を図16の特性104のように狭く設定した場合、ウォ
ブル信号101の周波数が大きくずれることで、PLL
4に入力される信号が小さくなるため、PLL4のルー
プによるロックがかからなくなる可能性がある。
を図16の特性104のように狭く設定した場合、ウォ
ブル信号101の周波数が大きくずれることで、PLL
4に入力される信号が小さくなるため、PLL4のルー
プによるロックがかからなくなる可能性がある。
【0030】本実施の形態によれば、BPF6を追加す
ることにより、BPF1におけるQの設定を、第3の実
施の形態におけるウォブル信号検出回路の構成と比べ
て、狭くすることで対応でき、BPF6のQを特性60
1(図16)のように広く設定することにより、ウォブ
ル信号101の周波数がずれた場合でも、PLL4に入
力される信号が小さくならないため、PLL4のループ
によるロックを確実にかけることができる。
ることにより、BPF1におけるQの設定を、第3の実
施の形態におけるウォブル信号検出回路の構成と比べ
て、狭くすることで対応でき、BPF6のQを特性60
1(図16)のように広く設定することにより、ウォブ
ル信号101の周波数がずれた場合でも、PLL4に入
力される信号が小さくならないため、PLL4のループ
によるロックを確実にかけることができる。
【0031】尚、上記の第4の実施の形態のウォブル信
号検出回路に、第1の実施の形態の構成および第2の実
施の形態の構成を組み合わせて構成することもでき、上
記の各実施の形態と同様の効果が得られる。
号検出回路に、第1の実施の形態の構成および第2の実
施の形態の構成を組み合わせて構成することもでき、上
記の各実施の形態と同様の効果が得られる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フィード
バック回路を追加することにより、バンドパスフィルタ
のfcがウォブル信号の変化に追従して変化するため、
外部制御信号を必要とせずにウォブル信号を検出するこ
とができる。
バック回路を追加することにより、バンドパスフィルタ
のfcがウォブル信号の変化に追従して変化するため、
外部制御信号を必要とせずにウォブル信号を検出するこ
とができる。
【0033】そのため、制御信号を外部から入力するこ
となく、光ディスクのCAV再生に対応させることがで
きる。
となく、光ディスクのCAV再生に対応させることがで
きる。
【図1】本発明の第1の実施の形態のウォブル信号検出
回路の構成ブロック図
回路の構成ブロック図
【図2】同第1の実施の形態におけるウォブル入力信号
の波形図
の波形図
【図3】同第1の実施の形態のウォブル信号検出回路に
おける内部信号の波形図
おける内部信号の波形図
【図4】同第1の実施の形態における位相器の特性図
【図5】同第1の実施の形態における位相比較器の特性
図
図
【図6】同第1の実施の形態におけるBPFの制御電圧
−fc特性図
−fc特性図
【図7】同第1の実施の形態における位相器の別の特性
図
図
【図8】同第1の実施の形態におけるBPFのfc−ゲ
イン特性図
イン特性図
【図9】本発明の第2の実施の形態のウォブル信号検出
回路の構成ブロック図
回路の構成ブロック図
【図10】同第2の実施の形態におけるウォブル入力信
号の波形図
号の波形図
【図11】同第2の実施の形態における位相器の入出力
信号の波形図
信号の波形図
【図12】本発明の第3の実施の形態のウォブル信号検
出回路の構成ブロック図
出回路の構成ブロック図
【図13】同第3の実施の形態における位相比較器の特
性図
性図
【図14】同第3の実施の形態におけるBPFの制御電
圧−fc特性図
圧−fc特性図
【図15】本発明の第4の実施の形態のウォブル信号検
出回路の構成ブロック図
出回路の構成ブロック図
【図16】同第4の実施の形態におけるBPFのfc−
ゲイン特性図
ゲイン特性図
【図17】従来のウォブル信号検出回路の構成ブロック
図
図
【図18】同従来例のウォブル信号検出回路における出
力信号の波形図
力信号の波形図
【図19】同従来例におけるBPFのfc−ゲイン特性
図
図
【図20】同従来例におけるCAV対応した場合の構成
ブロック図
ブロック図
1 バンドパスフィルタ(BPF) 2 位相器(LPF) 3 位相比較器 4 PLL 41 (PLL内の)位相比較器 42 (周波数1/Nの)分周器 43 電圧制御発振器(VCO) 5 ゲインアンプ(G) 6 (BPF1とQの異なる)BPF 7 D/A変換器(DAC) 8 (WBL信号の)入力端子 9 (WBL信号の)出力端子 101 WBL入力信号(RF信号との変調信号) 102 BPFからのWBL出力信号 103 BPFの制御電圧−fc特性 104 BPFの周波数−ゲイン特性 105 BPFの制御電圧が変化したときの周波数−
ゲイン特性 106 BPFの制御電圧(ゲインアンプ出力)−f
c特性 107 BPFのfcと入力信号の周波数が一致した
場合の出力信号 108 BPFのfcと入力信号の周波数が異なる場
合の出力信号 109 無入力信号を含むWBL入力信号(RF信号
との変調信号) 201 位相器のfcと一致した周波数の信号が入力
された場合の出力信号 202 位相器のfcと異なった周波数の信号が入力
された場合の出力信号 203 位相器の入力信号周波数−出力信号位相特性 204 位相器の制御電圧が変化したときの入力信号
周波数−出力信号位相特性 205 信号501を入力した場合の位相器の出力信
号(fcと一致している場合) 206 信号501を入力した場合の位相器の出力信
号(fcと異なる場合) 301 位相比較器の入力信号位相差−出力電圧変動
量特性 401 位相比較器の入力信号周波数−出力電圧特性 501 1/N分周器の出力信号 601 BPF2の周波数−ゲイン特性
ゲイン特性 106 BPFの制御電圧(ゲインアンプ出力)−f
c特性 107 BPFのfcと入力信号の周波数が一致した
場合の出力信号 108 BPFのfcと入力信号の周波数が異なる場
合の出力信号 109 無入力信号を含むWBL入力信号(RF信号
との変調信号) 201 位相器のfcと一致した周波数の信号が入力
された場合の出力信号 202 位相器のfcと異なった周波数の信号が入力
された場合の出力信号 203 位相器の入力信号周波数−出力信号位相特性 204 位相器の制御電圧が変化したときの入力信号
周波数−出力信号位相特性 205 信号501を入力した場合の位相器の出力信
号(fcと一致している場合) 206 信号501を入力した場合の位相器の出力信
号(fcと異なる場合) 301 位相比較器の入力信号位相差−出力電圧変動
量特性 401 位相比較器の入力信号周波数−出力電圧特性 501 1/N分周器の出力信号 601 BPF2の周波数−ゲイン特性
Claims (4)
- 【請求項1】 電圧制御でfcの変化が可能なバンドパ
スフィルタと、前記バンドパスフィルタの出力を入力と
し前記電圧制御でfcの変化が可能な位相器と、前記バ
ンドパスフィルタと前記位相器の出力を入力とし、出力
を前記バンドパスフィルタ及び位相器の前記制御電圧と
する位相比較器とを備え、前記バンドパスフィルタを、
その入力信号である変調されたウォブル信号から前記f
cに対応するウォブル信号を検出するよう構成したこと
を特徴とするウォブル信号検出回路。 - 【請求項2】 バンドパスフィルタの出力と、位相器の
入力の間にPLLループ回路を介装した請求項1記載の
ウォブル信号検出回路。 - 【請求項3】 電圧制御でfcの変化が可能なバンドパ
スフィルタと、前記バンドパスフィルタの出力を入力と
したPLLループ回路と、前記PLLループ回路の制御
信号を入力とし、出力を前記バンドパスフィルタへの制
御電圧とした増幅器とを備え、前記バンドパスフィルタ
を、その入力信号である変調されたウォブル信号から前
記fcに対応するウォブル信号を検出するよう構成した
ことを特徴とするウォブル信号検出回路。 - 【請求項4】 電圧制御でfcの変化が可能な第1のバ
ンドパスフィルタと、前記電圧制御でfcの変化が可能
で、入力が前記第1のバンドパスフィルタに共通接続さ
れた第2のバンドパスフィルタと、前記第1のバンドパ
スフィルタの出力を入力とし、前記電圧制御でfcの変
化が可能な位相器と、前記第1のバンドパスフィルタと
前記位相器の出力を入力とし、出力を前記第1及び第2
のバンドパスフィルタ及び前記位相器の制御電圧とする
位相比較器とを備え、前記第2のバンドパスフィルタ
を、その入力信号である変調されたウォブル信号から前
記fcに対応するウォブル信号を検出するよう構成した
ことを特徴とするウォブル信号検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000266372A JP2002074674A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | ウォブル信号検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000266372A JP2002074674A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | ウォブル信号検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002074674A true JP2002074674A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18753468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000266372A Pending JP2002074674A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | ウォブル信号検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002074674A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6859425B2 (en) | 2001-12-07 | 2005-02-22 | Ricoh Company, Ltd. | Wobble signal detection circuit and optical disk device |
US6888783B2 (en) | 2001-03-21 | 2005-05-03 | Ricoh Company, Ltd. | Wobble detection circuit corresponding to a plurality of media having different pre-formats and optical disk apparatus having reduced size |
CN100345189C (zh) * | 2003-11-04 | 2007-10-24 | 联发科技股份有限公司 | 锯齿波浪位元值侦测电路 |
-
2000
- 2000-09-04 JP JP2000266372A patent/JP2002074674A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6888783B2 (en) | 2001-03-21 | 2005-05-03 | Ricoh Company, Ltd. | Wobble detection circuit corresponding to a plurality of media having different pre-formats and optical disk apparatus having reduced size |
US7046615B2 (en) | 2001-03-21 | 2006-05-16 | Ricoh Company, Ltd. | Wobble detection circuit corresponding to a plurality of media having different pre-formats and optical disk apparatus having reduced size |
US6859425B2 (en) | 2001-12-07 | 2005-02-22 | Ricoh Company, Ltd. | Wobble signal detection circuit and optical disk device |
CN100345189C (zh) * | 2003-11-04 | 2007-10-24 | 联发科技股份有限公司 | 锯齿波浪位元值侦测电路 |
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