JPH1116175A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

Info

Publication number
JPH1116175A
JPH1116175A JP16598397A JP16598397A JPH1116175A JP H1116175 A JPH1116175 A JP H1116175A JP 16598397 A JP16598397 A JP 16598397A JP 16598397 A JP16598397 A JP 16598397A JP H1116175 A JPH1116175 A JP H1116175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
filter
wobble
frequency
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16598397A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Wachi
滋明 和智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP16598397A priority Critical patent/JPH1116175A/ja
Publication of JPH1116175A publication Critical patent/JPH1116175A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な変動やばらつきに対してトラッキング
サーボのゲインを安定させることのできるトラッキング
サーボ制御を実現する。 【解決手段】 トラッキングエラー信号に含まれる低域
成分(ウォブル周波数よりも低域の成分)を抽出する第
1のフィルタ13と、トラッキングエラー信号に含まれ
るトラックのウォブル周波数の成分を抽出する第2のフ
ィルタ15と、第1のフィルタ13が出力する低域成分
を第2のフィルタ15が出力するウォブル成分の包絡線
で割り算する除算手段14とを設けて、この除算手段1
4の出力に基づいてトラッキングサーボ制御を行うよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光ディス
ク,光磁気ディスクなどの光学的に記録や再生を行うデ
ィスク(以下これらのディスクを単に光ディスクと称す
る)の記録装置や再生装置に適用して好適な光ディスク
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの記録又は再生を行う光ディ
スク装置は、ディスク上に形成されたトラックを光学ピ
ックアップからのレーザビームで追随させるトラッキン
グサーボ制御を行いながら、そのトラックにデータを記
録したり、或いはそのトラックに記録されたデータを再
生する処理を行っている。
【0003】トラッキング制御を良好に行えるようにす
るために、光ディスクにグルーブと称される案内溝を設
けるようにした方式のものがある。図4は、このグルー
ブが形成されたディスクの一例を示す図で、ディスクに
は所定のトラックピッチTpでグルーブgが配置され、
隣接するトラックのグルーブgとの間がランド部lとな
っている。ディスクへのデータの記録は、グルーブg又
はランド部lのいずれかの位置(ここではグルーブg)
に行われる。なお、図では説明を簡単にするためにグル
ーブgを直線状に示してあるが、実際にはディスクの円
周に沿った環状又は螺旋状にトラックが形成されてい
る。また、グルーブgについては、ウォブルと称される
蛇行した状態で形成され、そのウォブル周波数などでト
ラックアドレスやクロックなどの再生時に必要なデータ
が記録されている場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
光ディスクのトラッキング制御を行う際には、様々な変
動に対してトラッキングサーボのゲインを安定させる必
要がある。即ち、トラッキングサーボのゲインを不安定
にする要因として、光学ピックアップが出射するレーザ
光の出力変動、レーザ光の発散角のばらつき、ディスク
に形成されるグルーブの深さや幅の変動、ディスクの光
反射率のばらつき等がある。これらの要因によりトラッ
キングサーボのゲインが不安定になると、トラッキング
サーボ状態が不安定になるため、何らかの方法で安定化
する必要がある。
【0005】従来の安定化させる処理としては、例えば
光学ピックアップで検出されるトラッキングエラー信号
を、和信号で割る処理がある。即ち、光学ピックアップ
内で光ディスクからの反射光を検出するディテクタが、
例えば図12に示すように4分割されて、各分割位置を
A,B,C,Dとしたとき、反射光のレーザ光スポット
SPが破線で示すように、この4分割されたエリアA〜
Dの中央位置となるとき、正しくトラッキングがとれた
状態であるとする。このとき、トラッキングサーボ回路
に供給するトラッキングエラー信号は、各分割位置の検
出出力をA,B,C,Dとしたとき、(A+B)−(C
+D)の演算で検出される。また、再生RF信号(和信
号)は、A+B+C+Dの演算で検出される。ここで、
トラッキングエラー信号(A+B)−(C+D)を、和
信号(A+B+C+D)で割り算する処理を行う。
【0006】このようにトラッキングエラー信号を和信
号で割ることで、レーザ光の光量変動に起因する変動、
即ち、レーザ光の出力変動とディスクの光反射率のばら
つきによるトラッキングエラー信号の変動成分について
は除去することができる。ところが、このような処理で
は、レーザ光の発散角のばらつきや、ディスクに形成さ
れるグルーブの深さや幅の変動などによるトラッキング
エラー信号の変動を抑えることはできなかった。
【0007】また、トラッキングエラー信号のゲインを
安定させる別の方法として、図13に示す構成が知られ
ている。即ち、光ディスク1をスピンドルモータで回転
駆動させ、光ディスク1に形成されたトラックの走査を
光学ピックアップ3で行う構成としてある場合に、光学
ピックアップ3が出力するトラッキングエラー信号を、
加算器4に供給し、端子5に得られる測定用外乱信号を
トラッキングエラー信号に加算する。この測定用外乱信
号が加算されたトラッキングエラー信号を、トラッキン
グサーボ回路6に供給する。トラッキングサーボ回路6
では、供給されるトラッキングエラー信号のレベルから
トラッキング状態を判断して、トラッキング状態を補正
する制御信号を生成させ、この制御信号を可変抵抗器8
を介してドライブ回路9に供給し、光学ピックアップ3
のトラッキング用コイルなどに供給する駆動信号を生成
させる。
【0008】ここで、可変抵抗器8での抵抗値は、ゲイ
ン制御回路7により制御される。このゲイン制御回路7
は、加算器4で測定用外乱信号が加算される前の信号の
トラッキングエラー信号と、測定用外乱信号が加算され
たトラッキングエラー信号とのレベル比を検出して、そ
のレベル比が一定となるように、可変抵抗器8の抵抗値
を制御するサーボ制御を行う。
【0009】この図13に示す構成とした場合には、可
変抵抗器8の抵抗値を適正に設定させるサーボ制御が行
われることで、自動的にトラッキングサーボゲインが安
定するが、端子5から常にサーボが応答するような外乱
信号を入れているので、トラッキングのサーボ状態が若
干乱れる問題があり、トラッキングサーボの安定性に問
題があった。
【0010】このように従来の方法では、様々な変動や
ばらつきに対してトラッキングサーボのゲインを完全に
安定させることはできなかった。
【0011】本発明はかかる点に鑑み、様々な変動やば
らつきに対してトラッキングサーボのゲインを安定させ
ることのできるトラッキングサーボ制御を実現すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、トラッキングエラー信号に含まれるウォブ
ル周波数よりも低域の成分を抽出する第1のフィルタ
と、トラッキングエラー信号に含まれるトラックのウォ
ブル周波数の成分を抽出する第2のフィルタと、第1の
フィルタが出力する低域成分を第2のフィルタが出力す
るウォブル成分の包絡線で割り算する除算手段とを設け
て、この除算手段の出力に基づいてトラッキングサーボ
制御を行うようにしたものである。
【0013】本発明によると、ピックアップでプッシュ
プル信号などとして検出したトラッキングエラー信号に
含まれるウォブル成分を利用して、このトラッキングエ
ラー信号のゲインを一定に維持することができ、一定の
サーボゲインにより良好にトラッキング制御を行うこと
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を説明する。
【0015】まず、本例の光ディスク装置でトラッキン
グサーボ制御を行う光ディスクの構成について説明す
る。本例の場合には、光ディスクとして、グルーブと称
される案内溝を設けるようにした方式のものを使用す
る。即ち、例えば図4に示すように、ディスクには所定
のトラックピッチTp でグルーブgを配置し、隣接する
トラックのグルーブgとの間をランド部lとする。ディ
スクへのデータの記録は、グルーブg又はランド部lの
いずれかの位置(ここではグルーブg)に行う。このデ
ータの記録方式は、どのような方式を適用しても良い
が、例えば記録膜の磁化方向によりデータを記録する。
そして、グルーブgは1周期の距離w1 で周期的にウォ
ブルさせてあり、その偏移幅はwp としてある。
【0016】このようにウォブルしたグルーブgが形成
された光ディスクに、本例の光ディスク装置は情報の記
録をしたり、或いは記録された情報の再生を行うのであ
るが、光ディスク装置での光ディスクの回転駆動は、C
AV制御と称される回転角速度一定制御を行う構成とし
てある。
【0017】また、この光ディスクに形成されたグルー
ブgのウォブル周期から決まるウォブル周波数と、この
光ディスクに記録される情報信号の周波数帯域と、光デ
ィスクに記録や再生を行う装置でのトラッキングサーボ
に反応する周波数帯域との関係については、例えば図5
に示す状態とされる。即ち、装置で検出されるウォブル
周波数はトラッキングサーボ帯域に比べて充分に高い周
波数帯域(例えばウォブル周波数はトラッキングサーボ
帯域の約10倍)に設定してあり、記録される信号の周
波数帯域はウォブル周波数よりも更に上の周波数帯域と
してある。
【0018】また、光ディスクに形成されるグルーブg
の深さは、記録装置や再生装置の光学ピックアップが備
えるレーザ光源のレーザ波長をλとするとき、(1/
6)λから(1/8)λ程度の深さに設定してある。
【0019】次に、以上の構成の光ディスクが装着され
る本例の光ディスク装置(記録装置又は再生装置)の構
成を、図1を参照して説明する。図1は、本例の光ディ
スク装置のトラッキングサーボ制御構成を示す図で、装
着された光ディスク11はスピンドルモータ12で回転
駆動され、光学ピックアップ20内のレーザ源からのレ
ーザ光を所定の光学系を介して光ディスク11の信号記
録面に照射して、ディスクからの戻り光をピックアップ
20の内部のディテクタで検出する。ディテクタについ
ては、ディスクのトラック形成方向(ディスクの円周方
向)と直交する方向(即ちディスクの半径方向)に少な
くとも2分割された検出部で検出する構成としてあり、
プッシュプル信号を検出できる構成としてある。
【0020】ここで、プッシュプル信号の検出原理を図
2に示すと、光学ピックアップ20内の対物レンズ21
を介してディテクタ22に、光学ピックアップから照射
したレーザ光の戻り光を入射させる。ディテクタ22
は、トラックの長手方向と直交する方向に少なくとも2
分割された受光部22a,22bで構成され、両受光部
22a,22bの検出出力を、比較器23に供給する。
比較器23では、両受光部22a,22bの検出出力の
差を求め、その差信号をプッシュプル信号として後段の
回路に供給する。このような構成でプッシュプル信号を
得る構成は、1スポットプッシュプル法と称される構成
である。
【0021】なお、再生信号(RF信号)については、
各受光部22a,22bの検出出力を加算することで得
られる。また、ディテクタ22については、フォーカス
エラー信号の他の信号を検出するために、2分割以上に
分割(例えば図12に示すような4分割)されて構成さ
れている場合もあるが、プッシュプル信号を得るための
処理としては、トラックの長手方向と直交する方向に2
分割されたものとして扱い、その差を求める処理を行
う。
【0022】このような構成で光学ピックアップ20か
ら出力されるプッシュプル信号により、トラッキングサ
ーボ制御を行う構成を、図1を参照して説明すると、本
例においては、光学ピックアップ20から出力されるプ
ッシュプル信号(トラッキングエラー信号)を、ディス
ク11に形成されたグルーブのウォブル成分を除去する
ローパスフィルタ13に供給し、ウォブル周波数よりも
下の帯域を通過させる。このローパスフィルタ13によ
りウォブル成分が除去されたトラッキングエラー信号
を、可変ゲインアンプ14に供給し、後述する処理で設
定されたゲインで増幅処理を行い、この可変ゲインアン
プ14の増幅出力を、トラッキングサーボ回路18に供
給する。
【0023】トラッキングサーボ回路18は、供給され
るトラッキングエラー信号の極性とレベルにより、トラ
ッキングのずれた方向とそのずれ量を判断して、ドライ
ブ回路19に対応した制御信号を供給し、ドライブ回路
19が光学ピックアップ20内のトラッキング用のアク
チュエータを駆動させるドライブ信号を生成させて、ト
ラッキングを対応した状態に制御する。
【0024】ここで本例においては、可変ゲインアンプ
14でのゲインを制御する構成として、バンドパスフィ
ルタ15と絶対値回路16とローパスフィルタ17とが
設けてある。即ち、光学ピックアップ20から出力され
るプッシュプル信号から、グルーブのウォブル成分を抽
出するバンドパスフィルタ15と、このバンドパスフィ
ルタ15で抽出されたウォブル成分を絶対値化する絶対
値回路16と、この絶対値回路16の出力からウォブル
成分の周波数よりも下の帯域を通過させるローパスフィ
ルタ17とを設け、このローパスフィルタ17の出力
を、ゲイン制御信号として可変ゲインアンプ14のゲイ
ン制御端子に供給する。そして、ローパスフィルタ17
が出力するゲイン制御信号のレベルに対応して、可変ゲ
インアンプ14で増幅させるゲインを設定させる。
【0025】このように処理を行うことで、トラッキン
グエラー信号に含まれるウォブル成分を含まない低域成
分を、ディスクから検出したウォブル成分の包絡線で割
り算して、その割り算された信号でトラッキングサーボ
が行われることになる。以下、図3の波形図を参照し
て、そのトラッキングサーボが行われる状態について説
明する。図3に示す各信号S1〜S5は、図1のブロッ
ク図に示す信号S1〜S5の位置で得られる信号波形を
示す。まず、光学ピックアップ20が出力するトラッキ
ングエラー信号であるプッシュプル信号S1は、そのと
きのトラッキングのずれ量に対応して0Vを中心にして
レベルが上下する信号となっている。
【0026】ここで、このプッシュプル信号S1には、
グルーブのウォブルに対応した高い周波数成分(図3の
信号S1に示す微小なレベルの変動)が含まれ、ローパ
スフィルタ13でこのウォブル成分を除去することで、
図3に示すウォブル成分の除去されたトラッキングエラ
ー信号S2が得られ、このトラッキングエラー信号S2
が可変ゲインアンプ14に供給される。
【0027】一方、バンドパスフィルタ15では、プッ
シュプル信号S1からウォブル成分の周波数帯域が抽出
されて、ウォブル成分抽出信号S3が得られる。このウ
ォブル成分抽出信号S3は、走査するレーザ光がジャス
トトラック状態であるとき、そのトラックとしてのグル
ーブのウォブルの状態を最も良く検出できるので、トラ
ッキングエラー信号(プッシュプル信号)が0Vとなる
とき(即ちジャストトラック状態であるとき)、最もレ
ベルが高くなり、トラッキングエラー信号のレベルがい
ずれかの極性で高くなるとき(即ち走査するレーザ光の
スポットがトラックの中心から遠ざかるとき)、レベル
が低くなる信号となる。例えば図3に示すようにプッシ
ュプル信号のレベルが0Vを中心にほぼ一定周期で上下
する状態であるとき、ウォブル成分抽出信号S3は、そ
のプッシュプル信号のレベルが変動する周期に連動した
周期で、レベルの包絡線(エンベロープ)が増減する信
号となる。なお、図3に示すウォブル成分抽出信号S3
は強調して示してあり、図3に示されるプッシュプル信
号S1などと同じレベルの信号ではない。
【0028】このウォブル成分抽出信号S3が絶対値回
路16に供給されることで、整流されて絶対値化された
信号となり、その絶対値化された信号からローパスフィ
ルタ17でウォブル成分(高域成分)を除去すること
で、絶対値化された信号の包絡線の成分が残り、図3に
示すように、トラッキングエラー信号のレベルの変動に
比例して、絶対値のレベルが変動するゲイン制御信号S
4が得られる。
【0029】このゲイン制御信号S4のレベルに比例し
て、可変ゲインアンプ14のゲインを設定することで、
可変ゲインアンプ14に供給されるトラッキングエラー
S2は、ゲイン調整されたトラッキングエラー信号S5
となり、そのゲイン調整されたトラッキングエラー信号
S5がトラッキングサーボ回路18に供給されて、トラ
ッキングサーボ制御が行われる。
【0030】このような処理でトラッキングサーボ制御
が行われることで、トラッキングサーボ回路18に供給
されるトラッキングエラー信号のゲインを一定に制御す
ることができ、一定のゲインのトラッキングエラー信号
による良好なトラッキングサーボ制御が行える。このよ
うなゲイン制御でトラッキングサーボ制御を行うこと
で、トラッキングサーボの一巡伝達特性が安定化する。
具体的には、レーザ光の出力変動、レーザ光の発散
角のばらつき、光ディスクを構成するメディアのグル
ーブの深さや幅のばらつき、光ディスクを構成するメ
ディアの反射率のばらつき、の4つの全ての条件に対し
て、トラッキングサーボの一巡伝達特性を安定化するこ
とができる。従来のゲイン制御では、このような全ての
条件に対して安定化できるものはなかった。
【0031】ここで、本例の処理で安定化できること
を、数式を用いて説明すると、光ディスク11のトラッ
ク構造が、既に説明した図4の構成(トラックピッチT
p 、グルーブgの1周期の距離w1 、偏移幅wp )であ
るとき、電気信号At ,Wwoと幾何学的な寸法w1 p
との関係は、次式で示される。
【0032】
【数1】At :Tp /2=Wwo:wp
【0033】ジャストトラック点からのラジアル方向の
ずれをX、線方向(タンジェンシャル方向)のある基準
点からのずれをYとすると、低域成分Tlow は〔数2〕
式で示され、ウォブル成分Twobbleは〔数3〕式で示さ
れる。
【0034】
【数2】Tlow =At sin (2π X/Tp )
【0035】
【数3】Twobble=Wwo cos(2π X/Tp )・sin
(2π Y/W1
【0036】〔数3〕式のWwo cos(2π X/Tp )
は、ウォブルしたグルーブの検出信号の包絡線を表す。
〔数2〕式で示される低域成分Tlow を、〔数3〕式で
示されるウォブル成分Twobbleで割り算することで、次
の〔数4〕式に示される安定化されたトラッキングエラ
ー信号Tnormalが得られる。
【0037】
【数4】
【0038】この〔数4〕式よりトラッキングエラー信
号は示されるが、この〔数4〕式に示されるAt /Wwo
及び−At /Wwoの値は、光ディスクのトラックピッチ
とウォブル周期の距離により定まる。従って、これらの
要因で決まる値でトラッキングエラー信号が規定される
ことになり、上述したレーザ光の出力変動、レーザ
光の発散角のばらつき、光ディスクを構成するメディ
アのグルーブの深さや幅のばらつき、光ディスクを構
成するメディアの反射率のばらつき、の4つの要因に対
して変動することのないトラッキングエラー信号が得ら
れる。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態を、図6
及び図7を参照して説明する。この図6及び図7に示す
第2の実施の形態において、上述した第1の実施の形態
で説明した図1に対応する部分には同一符号を付し、そ
の詳細説明は省略する。
【0040】本例においては、光ディスクのトラック形
成条件などについては第1の実施の形態と同様に設定
し、第1の実施の形態で説明した原理のトラッキングサ
ーボ制御を、他の構成で実現したもので、この例ではパ
ルス幅変調処理(PWM処理)で実現するようにしたも
のである。
【0041】図6は、その処理を実行するトラッキング
サーボ制御構成を示す図で、装着された光ディスク11
はスピンドルモータ12で回転駆動され、光学ピックア
ップ20でプッシュプル信号(トラッキングエラー信
号)が検出される。光学ピックアップ20から出力され
るプッシュプル信号(トラッキングエラー信号)を、ロ
ーパスフィルタ31とバンドパスフィルタ32に供給す
る。ローパスフィルタ31は、ディスク11に形成され
たグルーブのウォブル成分よりも下の周波数帯域を通過
させるフィルタである。バンドパスフィルタ32は、ウ
ォブル成分の周波数帯域を抽出するフィルタである。
【0042】両フィルタ31,32の出力は、加算器3
3で加算した後、パルス幅変調手段を構成する比較器3
4の比較入力に供給する。この比較器34の基準入力側
には、基準信号発生回路35からの基準信号(所定の周
波数の発振信号)が供給され、基準信号との比較でパル
ス幅変調処理が行われる。即ち、供給される信号のレベ
ルに応じてパルス幅が変化するPWM変調信号が得られ
る。このPWM変調信号は、比較器34に供給される信
号の平均レベルが0Vよりも低いレベルの信号であると
き、ローレベル信号“L”の方がハイレベル信号“H”
よりも多い信号となり、供給される信号の平均レベルが
0Vよりも高いレベルの信号であるとき、ハイレベル信
号“H”の方がローレベル信号“L”よりも多い信号と
なる。
【0043】そして、比較器34が出力するPWM変調
信号を、ローパスフィルタ36に供給して、ウォブル成
分よりも下の周波数帯域を通過させ、そのフィルタ36
の出力をトラッキングサーボ回路18にトラッキングエ
ラー信号として供給し、ドライブ回路19を介してトラ
ッキング制御を行う。
【0044】次に、本例でのトラッキング制御状態を、
図7の波形図を参照して説明する。図7に示す各信号S
11〜S16は、図6のブロック図に示す信号S11〜
S16の位置で得られる信号波形を示す。まず、光学ピ
ックアップ20が出力するトラッキングエラー信号であ
るプッシュプル信号S11は、そのときのトラッキング
のずれ量に対応して0Vを中心にしてレベルが上下する
信号となっている。
【0045】ここで、このプッシュプル信号S11に
は、グルーブのウォブルに対応した高い周波数成分(図
7の信号S11に示す微小なレベルの変動)が含まれ、
ローパスフィルタ31でこのウォブル成分を除去するこ
とで、図7に示すウォブル成分の除去されたトラッキン
グエラー信号S12が得られる。また、バンドパスフィ
ルタ32では、プッシュプル信号S11からウォブル成
分の周波数帯域が抽出されて、ウォブル成分抽出信号S
13が得られる。
【0046】これらの信号S12及びS13は、加算器
33で加算されて、加算信号S14が得られる。この加
算信号S14がパルス幅変調されることで、信号S14
の状態に応じてパルス幅が変動するパルス信号S15が
得られる。このパルス幅変調されたパルス信号S15
は、加算信号S14の平均レベルが0Vよりも高いと
き、そのパルスのハイレベル“H”の区間が多くなり、
平均レベルが0Vよりも低いとき、そのパルスのローレ
ベル“L”の区間が多くなる性質があり、図7に示すよ
うに周期的にプッシュプル信号のレベルが変動している
場合、ハイレベル“H”の方が多い区間と、ローレベル
“L”の方が多い区間とが、周期的に変化する。
【0047】このパルス幅変調信号S14をローパスフ
ィルタ36に供給して、ウォブル成分を除去して平滑化
することで、第1の実施の形態の場合と同様のトラッキ
ングエラー信号S16が形成されて、このトラッキング
エラー信号S16がトラッキングサーボ回路18に供給
されてトラッキングサーボ制御が行われる。この第2の
実施の形態での処理でも、結果的に、トラッキングエラ
ー信号に含まれる低域成分を、ディスクから検出したウ
ォブル成分の包絡線で割り算して、その割り算された信
号でトラッキングサーボが行われる構成であり、第1の
実施の形態で説明した場合と同様の原理(即ち〔数1〕
式から〔数4〕式で説明した原理)で、トラッキングサ
ーボ回路18に供給されるトラッキングエラー信号のゲ
インを一定に制御することができ、一定のゲインのトラ
ッキングエラー信号による良好なトラッキングサーボ制
御が行える。具体的には、レーザ光の出力変動、レ
ーザ光の発散角のばらつき、光ディスクを構成するメ
ディアのグルーブの深さや幅のばらつき、光ディスク
を構成するメディアの反射率のばらつき、の4つの全て
の条件に対して、トラッキングサーボの一巡伝達特性を
安定化することができる。
【0048】なお、上述した第1の実施の形態や第2の
実施の形態の処理では、ディスクの回転速度制御とし
て、CAV制御と称される回転角速度一定制御を行う構
成として、光学ピックアップから検出されるトラッキン
グエラー信号に含まれるウォブル成分が、一定の周波数
であると想定したが、例えばゾーンCAV制御(ZCA
V)と称される構成のディスクとして、ディスクの半径
位置により回転角速度を複数段階に変化させる必要のあ
る場合(即ちディスクの内外周で回転角速度が変化する
場合)には、ウォブル成分を抽出するバンドパスフィル
タの通過周波数を、対応して変化させれば対処できる。
【0049】図8は、このウォブル成分の周波数が変化
する場合のバンドパスフィルタ(図1でのフィルタ15
や図6のフィルタ32に相当)の構成の一例を示す図
で、この例ではデジタルフィルタとして構成したもの
で、入力端子41に得られる信号を、アナログ/デジタ
ル変換器42によりデジタルデータ化して、通過帯域の
狭いデジタルバンドパスフィルタ43で処理し、その処
理された出力をデジタル/アナログ変換器44でアナロ
グ信号に再変換して、出力端子45から出力させる構成
とする。ここで、各変換器42,44とデジタルフィル
タ43に供給されるクロックの生成手段として、入力端
子41からウォブルクロック周波数が存在する帯域を抽
出するバンドパスフィルタ46と、このフィルタ46の
出力周波数に同期したクロック(例えばフィルタ46の
出力に含まれるウォブルクロック周波数fwck のn倍の
クロックnfwck )を生成させるPLL回路(フェーズ
・ロックド・ループ回路)47とを設ける。
【0050】このように構成したことで、デジタルバン
ドパスフィルタ43の通過帯域が、PLL回路47でロ
ックしたウォブルクロック周波数に基づいて制御される
ことになり、例えばゾーンCAV方式のようにウォブル
信号の周波数が変化した場合にも、そのウォブル成分を
正確に抽出することができる。
【0051】また図9は、ウォブル成分の周波数が変化
する場合のバンドパスフィルタをアナログフィルタで構
成させた場合の一例を示す図で、入力端子51に得られ
る信号を、第1のバンドパスフィルタ52に供給し、こ
の第1のバンドパスフィルタ52の出力を、第2のバン
ドパスフィルタ53に供給し、この第2のバンドパスフ
ィルタ53の出力を出力端子54に供給する。ここで、
両バンドパスフィルタ52,53は、ともに通過中心周
波数がウォブルクロック周波数fwck であるが、第1の
バンドパスフィルタ52は通過帯域幅を比較的広く設定
してあり、第2のバンドパスフィルタ53は通過帯域幅
を比較的狭く設定してある。
【0052】そして、第2のバンドパスフィルタ53
は、通過中心周波数を可変させることができる構成とし
てある。即ち、例えば入力側から抵抗器R1、コンデン
サC1、オペアンプ53aの直列回路で構成し、コンデ
ンサC1とアンプ53aの入力との間に、抵抗器R2の
一端とコンデンサC2の一端を接続し、この抵抗器R2
とコンデンサC2の他端を接地する。そして、抵抗器R
1とコンデンサC1との接続中点と、アンプ53aの出
力との間に、可変抵抗器R3として電界効果トランジス
タのソース・ドレイン間を接続する。このように構成す
ることで、外部から抵抗器R3を構成するトランジスタ
のゲートに得られる信号の電圧により、抵抗器R3の抵
抗値が制御され、その抵抗値により第2のバンドパスフ
ィルタ53の通過帯域が設定される。
【0053】抵抗器R3を構成するトランジスタのゲー
トに電圧信号を供給する構成としては、第1のバンドパ
スフィルタ52の出力と、第2のバンドパスフィルタ5
3の出力とを比較する位相比較器55を設け、この位相
比較器55の出力をローパスフィルタ56により平滑化
し、このローパスフィルタ56の出力をゲートに供給す
る構成とし、実際のウォブル周波数に追随して第2のバ
ンドパスフィルタ53の抽出周波数を変化させる回路と
する。
【0054】このように構成したことで、アナログフィ
ルタによる構成で、ウォブル信号の周波数が変化した場
合にも、ウォブル成分を正確に抽出することができる。
なお、第1のバンドパスフィルタ52及び第2のバンド
パスフィルタ53の特性を、について説明すると、第1
のバンドパスフィルタ52の特性は、図10に示すよう
に、ゲインGが通過中心周波数fwck を中心にして、な
だらかに変化する特性となり、位相Pについても徐々に
変化する特性となっていて、ある程度の帯域幅を持って
信号を抽出する特性となっている。
【0055】そして、第2のバンドパスフィルタ53の
特性は、図11に示すように、ゲインGが通過中心周波
数fwck を中心にして、急峻に変化する特性となり、位
相Pについても急峻に変化する特性となっていて、狭帯
域のフィルタとなっている。ここで、通過中心周波数f
wck が抵抗R3の設定により変化する構成としてある。
このフィルタ53の通過中心周波数fwck は、次式で設
定される。
【0056】
【数5】
【0057】なお、R1,R2,R3,C1,C2は対
応した符号の抵抗器及びコンデンサの抵抗値及び容量値
である。また、フィルタ53の伝達関数は、次式で示さ
れる。
【0058】
【数6】
【0059】ここで、a,bは定数であり、aはゲイ
ン、bはQ値を示す。
【0060】なお、トラッキングサーボ制御を行う構成
については、上述した第1,第2の実施の形態で説明し
た処理と同様の原理で制御される構成であれば、他の構
成としても良い。即ち、トラッキングエラー信号に含ま
れるウォブル成分よりも低域の成分を、ディスクから検
出したウォブル成分の包絡線で割り算して、その割り算
された信号でトラッキングサーボが行われる構成であれ
ば、上述した実施の形態で示した構成以外の構成として
も良い。
【0061】また、上述した実施の形態では、信号の記
録系や再生系については説明しなかったが、グルーブを
有する記録媒体を使用するものであれば、どのような方
式の記録装置や再生装置にも適用することができる。
【0062】また、ピックアップでディスクからの戻り
光を検出してトラッキングエラー信号を得る構成につい
ても、上述した実施の形態では1スポットプッシュプル
法による構成としたが、他の構成からトラッキングエラ
ー信号が得られるようにしても良い。
【0063】
【発明の効果】請求項1に記載した光ディスク装置によ
ると、ピックアップでプッシュプル信号などとして検出
したトラッキングエラー信号に含まれるウォブル成分を
利用して、このトラッキングエラー信号のゲインを一定
に維持することができ、一定のサーボゲインにより良好
にトラッキング制御を行うことができる。具体的には、
光学ピックアップが出射するレーザ光の出力変動、レー
ザ光の発散角のばらつき、ディスクに形成されるグルー
ブの深さや幅の変動、ディスクの光反射率のばらつき等
を要因とするゲインの変動を全て除去することができ
る。
【0064】請求項2に記載した光ディスク装置による
と、除算手段として、第1のフィルタが出力する低域成
分を増幅する可変ゲイン増幅手段で構成し、可変ゲイン
増幅手段のゲインを、第2のフィルタが出力するウォブ
ル成分の包絡線の絶対値で制御するようにしたことで、
増幅手段のゲイン制御で良好にトラッキングエラー信号
のゲインを一定に制御できる。
【0065】請求項3に記載した光ディスク装置による
と、除算手段として、第1のフィルタが出力する低域成
分と第2のフィルタが出力するウォブル成分の包絡線と
を加算する加算手段と、この加算手段の出力をパルス幅
変調する変調手段と、この変調手段の出力からウォブル
成分を除去する第3のフィルタとで構成したことで、パ
ルス幅変調を行う構成で良好にトラッキングエラー信号
のゲインを一定に制御できる。
【0066】請求項4に記載した光ディスク装置による
と、第2のフィルタとして、ディスクの回転角速度の変
化に対応したトラッキングエラー信号に含まれるウォブ
ル成分の周波数の変化に追随して、抽出周波数を変化さ
せる構成としたことで、例えば記録や再生を行う光ディ
スクとして、半径位置に応じて複数段階に回転角速度を
変化させるいわゆるゾーンCAV方式のディスクの場合
にも、対処できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の第1の実施の形態を
示す構成図である。
【図2】プッシュプル法によるトラッキングエラー信号
の検出処理を示す構成図である。
【図3】第1の実施の形態による信号波形の一例を示す
波形図である。
【図4】ディスクのグルーブ形成例を示す構成図であ
る。
【図5】ディスクの周波数特性の一例を示す周波数特性
図である。
【図6】本発明の光ディスク装置の第2の実施の形態を
示す構成図である。
【図7】第1の実施の形態による信号波形の一例を示す
波形図である。
【図8】ウォブル周波数が変化する場合のウォブル信号
抽出用フィルタの一例(デジタルフィルタの例)を示す
構成図である。
【図9】ウォブル周波数が変化する場合のウォブル信号
抽出用フィルタの他の例(アナログフィルタの例)を示
す構成図である。
【図10】図9に示すフィルタ(BPF1)の周波数特
性を示す特性図である。
【図11】図9に示すフィルタ(BPF2)の周波数特
性を示す特性図である。
【図12】4分割ディテクタの構成例を示す平面図であ
る。
【図13】従来のトラッキングサーボ構成を示す構成図
である。
【符号の説明】
11…光ディスク、13…ローパスフィルタ、14…可
変ゲインアンプ、15…バンドパスフィルタ、16…絶
対値回路、17…ローパスフィルタ、18…トラッキン
グサーボ回路、19…ドライブ回路、20…光学ピック
アップ、31…ローパスフィルタ、32…バンドパスフ
ィルタ、33…加算器、34…比較器、36…ローパス
フィルタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウォブルしたグルーブ又はランドがトラ
    ックとして形成された光ディスクのトラックにピックア
    ップを追随させる光ディスク装置において、 上記ピックアップからディスクに照射したレーザ光の戻
    り光からトラッキングエラー信号を得、 上記トラッキングエラー信号に含まれる上記ウォブルの
    周波数の成分よりも低域の成分を抽出する第1のフィル
    タと、 上記トラッキングエラー信号に含まれる上記ウォブルの
    周波数の成分を抽出する第2のフィルタと、 上記第1のフィルタが出力する低域成分を、上記第2の
    フィルタが出力するウォブル成分の包絡線で割り算する
    除算手段と、 上記除算手段の出力に基づいてトラッキングサーボ制御
    を行うトラッキングサーボ手段とを備えた光ディスク装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ディスク装置におい
    て、 上記除算手段として、上記第1のフィルタが出力する低
    域成分を増幅する可変ゲイン増幅手段で構成し、 該可変ゲイン増幅手段のゲインを、上記第2のフィルタ
    が出力するウォブル成分の包絡線の絶対値で制御するよ
    うにした光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の光ディスク装置におい
    て、 上記除算手段として、上記第1のフィルタが出力する低
    域成分と、上記第2のフィルタが出力するウォブル成分
    の包絡線とを加算する加算手段と、 該加算手段の出力をパルス幅変調する変調手段と、 該変調手段の出力から上記ウォブル成分を除去する第3
    のフィルタとで構成した光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の光ディスク装置におい
    て、 上記第2のフィルタとして、ディスクの回転角速度の変
    化に対応した上記トラッキングエラー信号に含まれる上
    記ウォブル成分の周波数の変化に追随して、抽出周波数
    を変化させる構成とした光ディスク装置。
JP16598397A 1997-06-23 1997-06-23 光ディスク装置 Pending JPH1116175A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16598397A JPH1116175A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16598397A JPH1116175A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1116175A true JPH1116175A (ja) 1999-01-22

Family

ID=15822705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16598397A Pending JPH1116175A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 光ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1116175A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1026672A2 (en) * 1999-02-05 2000-08-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Recording medium having wobbled groove tracks out of phase with wobbled land tracks, servo controlling apparatus using wobble signal and method thereof
KR100343966B1 (ko) * 1999-11-12 2002-07-24 엘지전자주식회사 광디스크의 신호 재생방법 및 장치
US6847594B1 (en) 2000-02-07 2005-01-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Recording medium having wobbled groove tracks out of phase with wobbled land tracks, servo controlling apparatus using wobble signal and method thereof
KR100489545B1 (ko) * 2001-08-01 2005-05-16 티아크 가부시키가이샤 광 디스크장치
JP2007537556A (ja) * 2004-05-12 2007-12-20 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 改良されたサーボシステム、記録担体および再生装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1026672A2 (en) * 1999-02-05 2000-08-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Recording medium having wobbled groove tracks out of phase with wobbled land tracks, servo controlling apparatus using wobble signal and method thereof
EP1026672A3 (en) * 1999-02-05 2001-01-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Recording medium having wobbled groove tracks out of phase with wobbled land tracks, servo controlling apparatus using wobble signal and method thereof
US7180839B2 (en) 1999-02-05 2007-02-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Recording medium having wobbled groove tracks out of phase with wobbled land tracks, servo controlling apparatus using wobble signal and method thereof
KR100343966B1 (ko) * 1999-11-12 2002-07-24 엘지전자주식회사 광디스크의 신호 재생방법 및 장치
US6847594B1 (en) 2000-02-07 2005-01-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Recording medium having wobbled groove tracks out of phase with wobbled land tracks, servo controlling apparatus using wobble signal and method thereof
KR100489545B1 (ko) * 2001-08-01 2005-05-16 티아크 가부시키가이샤 광 디스크장치
JP2007537556A (ja) * 2004-05-12 2007-12-20 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 改良されたサーボシステム、記録担体および再生装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6487150B2 (en) Clock signal generating system
EP1345221A2 (en) Signal processing apparatus and signal processing method
US7558171B2 (en) Optical disc recording/playback apparatus
US4803677A (en) Rotary recording medium having a guide track and recording and reproducing apparatus therefor
US6545972B1 (en) Pre-pit detector of optical recording medium
US5831951A (en) Method and apparatus for controlling a slice signal in the reproduction information recorded in an optical disk
JP3591468B2 (ja) 光ディスク装置
JPH0328738B2 (ja)
JPS6223372B2 (ja)
JPH1116175A (ja) 光ディスク装置
US6549492B1 (en) Method and apparatus for run-out correction in a disk drive
KR20060014177A (ko) 워블 신호 검출에 기대된 주파수를 이용하는 광디스크 저장 시스템 및 방법
KR100489545B1 (ko) 광 디스크장치
JP4095514B2 (ja) 光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法
JP4079658B2 (ja) 2値化ウォブル信号を生成する回路、ライトクロック生成回路、2値化ウォブル信号を生成する方法、ライトクロック生成方法及び光ディスク装置
JPWO2005015548A1 (ja) 光ディスク装置
US20040240346A1 (en) Optical disk apparatus and optical disk processing method
US6816445B2 (en) Device and method
US20050117503A1 (en) Data reading device and pre-pit detection circuit
US7126889B2 (en) Tracking error detector
JP3781842B2 (ja) 光記録媒体およびトラッキング装置
JPH08185634A (ja) フォーカスオフセット調整装置
JPH07320270A (ja) 光学式情報記録再生装置
WO2005101389A1 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2001034977A (ja) ウォブル信号検出方法、ウォブル信号検出装置及び情報記録装置