JP2002074670A - 情報処理装置および記録終端位置検索方法 - Google Patents
情報処理装置および記録終端位置検索方法Info
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- JP2002074670A JP2002074670A JP2000251761A JP2000251761A JP2002074670A JP 2002074670 A JP2002074670 A JP 2002074670A JP 2000251761 A JP2000251761 A JP 2000251761A JP 2000251761 A JP2000251761 A JP 2000251761A JP 2002074670 A JP2002074670 A JP 2002074670A
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録時間が少ない場合(記録された領域が短
い場合)の記録終端位置の検索をより早く行えるように
する。 【解決手段】 システムコントローラ10は、記録終端
位置の検索動作時、ディジタル信号処理回路7およびサ
ーボ処理回路9を制御して、トラックの記録情報が有る
最終端と光ディスク1のリードアウトとの間の直線距離
を所定数のブロックに分割するステップと、光ピックア
ップ3を最終端からリードアウト側に向かって1又は複
数ブロック単位で移動させるとともに、その1又は複数
ブロック単位の境界でデータの記録の有無を判断するス
テップと、データの記録有りと判断された場合には、次
の1又は複数ブロック単位の移動を継続するステップ
と、任意の境界位置でデータの記録無しと判断された場
合には、その境界位置と1つ前の境界位置とを初期値と
して通常のサーチ動作を行うステップとを実行する。
い場合)の記録終端位置の検索をより早く行えるように
する。 【解決手段】 システムコントローラ10は、記録終端
位置の検索動作時、ディジタル信号処理回路7およびサ
ーボ処理回路9を制御して、トラックの記録情報が有る
最終端と光ディスク1のリードアウトとの間の直線距離
を所定数のブロックに分割するステップと、光ピックア
ップ3を最終端からリードアウト側に向かって1又は複
数ブロック単位で移動させるとともに、その1又は複数
ブロック単位の境界でデータの記録の有無を判断するス
テップと、データの記録有りと判断された場合には、次
の1又は複数ブロック単位の移動を継続するステップ
と、任意の境界位置でデータの記録無しと判断された場
合には、その境界位置と1つ前の境界位置とを初期値と
して通常のサーチ動作を行うステップとを実行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ピックアップに
より光ディスクに対してデータの記録および再生を行う
情報処理装置、特に、追記型光ディスクの記録再生装置
に係り、より詳細には、実際のデータの記録終端位置を
いち早くサーチすることのできる追記型光ディスクの記
録再生装置および記録終端位置検索方法に関する。
より光ディスクに対してデータの記録および再生を行う
情報処理装置、特に、追記型光ディスクの記録再生装置
に係り、より詳細には、実際のデータの記録終端位置を
いち早くサーチすることのできる追記型光ディスクの記
録再生装置および記録終端位置検索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】追記型光ディスクの記録再生装置におい
て、例えばパケットライト方式でデータが記録された場
合、最後のパケットがどの位置まで記録されたのかの情
報が光ディスク(以下、単にディスクともいう)には記
録されない。そのため、ディスクの交換等により、ディ
スクの情報を再構築する場合、次に記録可能なアドレス
は、ディスクをアクセスして検索する必要がある。
て、例えばパケットライト方式でデータが記録された場
合、最後のパケットがどの位置まで記録されたのかの情
報が光ディスク(以下、単にディスクともいう)には記
録されない。そのため、ディスクの交換等により、ディ
スクの情報を再構築する場合、次に記録可能なアドレス
は、ディスクをアクセスして検索する必要がある。
【0003】この検索方法として、例えば特開昭64−
79940号公報に記載されている追記型光ディスク記
録再生装置による検索方法が一般に知られている。この
検索方法は、まず光ピックアップを最内周側に移動し、
次に最内周側から外周側に送りながら再生動作を実行し
つつ、所定の変調周波数の再生信号が検出されたか否か
を判断する。そして、再生信号が検出されなくなったと
判断されると、光ピックアップの外周側への送りを停止
し、そこから1トラック分だけ光ピックアップを内周側
に移動させて同じく再生信号の有無を判断し、再生信号
が検出された場合には、そのときのトラックが記録済領
域における最終記録位置(記録終端位置)であると判断
するようになっている。
79940号公報に記載されている追記型光ディスク記
録再生装置による検索方法が一般に知られている。この
検索方法は、まず光ピックアップを最内周側に移動し、
次に最内周側から外周側に送りながら再生動作を実行し
つつ、所定の変調周波数の再生信号が検出されたか否か
を判断する。そして、再生信号が検出されなくなったと
判断されると、光ピックアップの外周側への送りを停止
し、そこから1トラック分だけ光ピックアップを内周側
に移動させて同じく再生信号の有無を判断し、再生信号
が検出された場合には、そのときのトラックが記録済領
域における最終記録位置(記録終端位置)であると判断
するようになっている。
【0004】この検索方法では、記録済のトラックがデ
ィスクの最外周側(リードアウト側)の近傍にあった場
合、最内周側から順次検索していくため、検索に時間が
かかるといった問題があった。また、この検索方法で
は、書き替え可能なディスクの場合、書き替え後の最終
トラックの後ろに、書き替え前のデータが残っていた場
合には、この書き替え後の最終トラックを、記録済領域
の記録終端位置であると判断することができないといっ
た問題もあった。そこで、このような問題を解決するも
のとして、特開2000−30369号公報に記載の情
報記録装置がある。
ィスクの最外周側(リードアウト側)の近傍にあった場
合、最内周側から順次検索していくため、検索に時間が
かかるといった問題があった。また、この検索方法で
は、書き替え可能なディスクの場合、書き替え後の最終
トラックの後ろに、書き替え前のデータが残っていた場
合には、この書き替え後の最終トラックを、記録済領域
の記録終端位置であると判断することができないといっ
た問題もあった。そこで、このような問題を解決するも
のとして、特開2000−30369号公報に記載の情
報記録装置がある。
【0005】この情報記録装置は、データを書き込んだ
最終パケットの最終ブロックに続けて所定数の消去ブロ
ックを書き込むようになっている。これにより、書き替
え後の最終トラックの後ろに、書き替え前のデータが残
っていた場合でも、その間に所定数の消去ブロックが書
き込まれているので、この消去ブロックを見つけること
によって、書き替え後の記録済領域の記録終端位置を検
索することができる。しかしながら、いずれにしても、
最内周側から順次検索していくため、記録済領域の記録
終端位置を検索するのに時間がかかるといった問題は残
されていた。そこで、このような検索時間の短縮を図る
ものとして、特開平6−267077号公報に記載のデ
ィスク再生装置がある。
最終パケットの最終ブロックに続けて所定数の消去ブロ
ックを書き込むようになっている。これにより、書き替
え後の最終トラックの後ろに、書き替え前のデータが残
っていた場合でも、その間に所定数の消去ブロックが書
き込まれているので、この消去ブロックを見つけること
によって、書き替え後の記録済領域の記録終端位置を検
索することができる。しかしながら、いずれにしても、
最内周側から順次検索していくため、記録済領域の記録
終端位置を検索するのに時間がかかるといった問題は残
されていた。そこで、このような検索時間の短縮を図る
ものとして、特開平6−267077号公報に記載のデ
ィスク再生装置がある。
【0006】このディスク再生装置は、リードインエリ
ア、プログラムエリア、リードアウトエリアからなる単
位でデータが書き込まれた追記型ディスクを光ピックア
ップを介して再生するディスク再生装置であって、リー
ドインエリアの内容に基づいて該リードインエリアと同
じ単位に含まれるリードアウトエリアに光ピックアップ
を高速移動させる手段と、リードアウトに移動された光
ピックアップを、該リードエリアの次に位置する単位に
含まれるリードインエリアに到達するまで一定量づつ移
動させる手段とを備えている。すなわち、同じ単位内の
リードインエリアからリードアウトエリアまでは光ピッ
クアップを高速移動させ、隣接するリードアウトからリ
ードインエリアまでは一定量づつ移動させるようになっ
ている。
ア、プログラムエリア、リードアウトエリアからなる単
位でデータが書き込まれた追記型ディスクを光ピックア
ップを介して再生するディスク再生装置であって、リー
ドインエリアの内容に基づいて該リードインエリアと同
じ単位に含まれるリードアウトエリアに光ピックアップ
を高速移動させる手段と、リードアウトに移動された光
ピックアップを、該リードエリアの次に位置する単位に
含まれるリードインエリアに到達するまで一定量づつ移
動させる手段とを備えている。すなわち、同じ単位内の
リードインエリアからリードアウトエリアまでは光ピッ
クアップを高速移動させ、隣接するリードアウトからリ
ードインエリアまでは一定量づつ移動させるようになっ
ている。
【0007】しかしながら、この特開平6−26707
7号公報に記載のディスク再生装置による検索方法も、
基本的には、特開昭64−79940号公報に記載され
ている追記型光ディスク記録再生装置による検索方法と
同様、光ピックアップを最内周側から外周側に単純に送
りながらパケットの記録終端位置を検索しているため、
記録済のトラックがディスクの最外周側(リードアウト
側)の近傍にあった場合、検索に時間がかかるといった
問題があった。そこで、このような検索時間のむらを無
くす方法として、従来よりバイナリサーチ方法が知られ
ている。バイナリサーチ方法は、記録された領域が多い
少ないに係わらず、原理的にサーチ時間(検索時間)が
一定となることが特徴である。
7号公報に記載のディスク再生装置による検索方法も、
基本的には、特開昭64−79940号公報に記載され
ている追記型光ディスク記録再生装置による検索方法と
同様、光ピックアップを最内周側から外周側に単純に送
りながらパケットの記録終端位置を検索しているため、
記録済のトラックがディスクの最外周側(リードアウト
側)の近傍にあった場合、検索に時間がかかるといった
問題があった。そこで、このような検索時間のむらを無
くす方法として、従来よりバイナリサーチ方法が知られ
ている。バイナリサーチ方法は、記録された領域が多い
少ないに係わらず、原理的にサーチ時間(検索時間)が
一定となることが特徴である。
【0008】図7は、従来のバイナリサーチ動作例を示
しており、(a)は記録時間が少ない(記録済領域が少
ない)場合、(b)は記録時間が多い(記録済領域が多
い)場合を示している。図中のA点は、ディスク51上
において、トラックの記録情報が有る最終端(すなわ
ち、PMAに記録有りとして書き込まれているラストト
ラック番号の終了位置)を示し、B点はディスク51の
リードアウトの開始位置を示し、C点は実際に書き込ま
れた(記録済の)データの終端位置を示している。
しており、(a)は記録時間が少ない(記録済領域が少
ない)場合、(b)は記録時間が多い(記録済領域が多
い)場合を示している。図中のA点は、ディスク51上
において、トラックの記録情報が有る最終端(すなわ
ち、PMAに記録有りとして書き込まれているラストト
ラック番号の終了位置)を示し、B点はディスク51の
リードアウトの開始位置を示し、C点は実際に書き込ま
れた(記録済の)データの終端位置を示している。
【0009】このようなデータの記録状態において、バ
イナリサーチを行うと、図7(a)では、まずA点から
B点までの直線距離(ディスク半径方向の直線距離:以
下同様)の半分の距離であるD点まで光ピックアップを
外周側に移動(図中、として示す)させ、このD点で
所定の変調周波数の再生信号の有無(具体的には、EF
M(Eight to Fourteen Modulation)変調信号の有無)
を検出し、EFM変調信号が無い場合には、A点とD点
との間の直線距離の半分の距離であるE点まで光ピック
アップを内周側に移動(図中、として示す)させ、こ
のE点でEFM変調信号の有無を検出し、EFM変調信
号が無い場合には、A点とE点との間の直線距離の半分
の距離であるF点まで光ピックアップを内周側に移動
(図中、として示す)させ、このF点でEFM変調信
号の有無を検出し、EFM変調信号が無い場合には、A
点とF点との間の直線距離の半分の距離であるG点まで
光ピックアップを内周側に移動(図中、として示す)
させ、このG点でEFM変調信号の有無を検出する。そ
して、この場合にはEFM変調信号が有るので、このG
点からC点まで光ピックアップを外周側に移動させて、
記録済データの終端位置Cを検出する。
イナリサーチを行うと、図7(a)では、まずA点から
B点までの直線距離(ディスク半径方向の直線距離:以
下同様)の半分の距離であるD点まで光ピックアップを
外周側に移動(図中、として示す)させ、このD点で
所定の変調周波数の再生信号の有無(具体的には、EF
M(Eight to Fourteen Modulation)変調信号の有無)
を検出し、EFM変調信号が無い場合には、A点とD点
との間の直線距離の半分の距離であるE点まで光ピック
アップを内周側に移動(図中、として示す)させ、こ
のE点でEFM変調信号の有無を検出し、EFM変調信
号が無い場合には、A点とE点との間の直線距離の半分
の距離であるF点まで光ピックアップを内周側に移動
(図中、として示す)させ、このF点でEFM変調信
号の有無を検出し、EFM変調信号が無い場合には、A
点とF点との間の直線距離の半分の距離であるG点まで
光ピックアップを内周側に移動(図中、として示す)
させ、このG点でEFM変調信号の有無を検出する。そ
して、この場合にはEFM変調信号が有るので、このG
点からC点まで光ピックアップを外周側に移動させて、
記録済データの終端位置Cを検出する。
【0010】同様に、図7(b)では、まずA点からB
点までの直線距離の半分の距離であるD点まで光ピック
アップを外周側に移動(図中、として示す)させ、こ
のD点でEFM変調信号の有無を検出し、EFM変調信
号が有る場合には、D点とB点との間の直線距離の半分
の距離であるH点まで光ピックアップを外周側に移動
(図中、として示す)させ、このH点でEFM変調信
号の有無を検出し、EFM変調信号が有る場合には、H
点とB点との間の直線距離の半分の距離であるI点まで
光ピックアップを外周側に移動(図中、として示す)
させ、このI点でEFM変調信号の有無を検出し、EF
M変調信号が有る場合には、I点とB点との間の直線距
離の半分の距離であるJ点まで光ピックアップを外周側
に移動(図中、として示す)させ、このJ点でEFM
変調信号の有無を検出する。そして、この場合にはEF
M変調信号が無いので、このJ点からC点まで光ピック
アップを内周側に移動させて、記録済データの終端位置
Cを検出する。
点までの直線距離の半分の距離であるD点まで光ピック
アップを外周側に移動(図中、として示す)させ、こ
のD点でEFM変調信号の有無を検出し、EFM変調信
号が有る場合には、D点とB点との間の直線距離の半分
の距離であるH点まで光ピックアップを外周側に移動
(図中、として示す)させ、このH点でEFM変調信
号の有無を検出し、EFM変調信号が有る場合には、H
点とB点との間の直線距離の半分の距離であるI点まで
光ピックアップを外周側に移動(図中、として示す)
させ、このI点でEFM変調信号の有無を検出し、EF
M変調信号が有る場合には、I点とB点との間の直線距
離の半分の距離であるJ点まで光ピックアップを外周側
に移動(図中、として示す)させ、このJ点でEFM
変調信号の有無を検出する。そして、この場合にはEF
M変調信号が無いので、このJ点からC点まで光ピック
アップを内周側に移動させて、記録済データの終端位置
Cを検出する。
【0011】図8は、上記のバイナリサーチ動作におけ
る移動距離を、ブロックとして見た場合の例を示してお
り、(a)は、図7のA点からB点までの直線距離を8
ブロック(B0〜B7)に分けた状態を示している。す
なわち、P0がA点に相当し、P8がB点に相当してい
る。また、各ブロックB0〜B7中の符号C0〜C7
は、そのブロックのセンターを示している。この図8に
示すブロックを用いて、図7(a)の動作を見ると、D
点がP4に相当し、E点がP2に相当し、F点がP1に
相当し、G点がC0に相当している。また、図7(b)
の動作を見ると、D点がP4に相当し、H点がP6に相
当し、I点がP7に相当し、J点がC7に相当してい
る。
る移動距離を、ブロックとして見た場合の例を示してお
り、(a)は、図7のA点からB点までの直線距離を8
ブロック(B0〜B7)に分けた状態を示している。す
なわち、P0がA点に相当し、P8がB点に相当してい
る。また、各ブロックB0〜B7中の符号C0〜C7
は、そのブロックのセンターを示している。この図8に
示すブロックを用いて、図7(a)の動作を見ると、D
点がP4に相当し、E点がP2に相当し、F点がP1に
相当し、G点がC0に相当している。また、図7(b)
の動作を見ると、D点がP4に相当し、H点がP6に相
当し、I点がP7に相当し、J点がC7に相当してい
る。
【0012】以上の動作をまとめたのが図8(b)の一
覧表である。すなわち、同図7(a)の場合はC点が最
内周のブロックB0内に有る場合であり、同表の一番左
端の結果となる。また、同図7(b)の場合はC点が最
外周のブロックB7内に有る場合であり、同表の一番右
端の結果となる。なお、ここでは、この2例についての
みしか説明していないが、C点が他のどのブロックB1
〜B6内にあっても、全く同じ結果となる。すなわち、
バイナリーサーチ動作の場合、バイナリーサーチ回数は
いずれも4回となり、移動ブロック数はいずれも7.5
ブロックとなる。
覧表である。すなわち、同図7(a)の場合はC点が最
内周のブロックB0内に有る場合であり、同表の一番左
端の結果となる。また、同図7(b)の場合はC点が最
外周のブロックB7内に有る場合であり、同表の一番右
端の結果となる。なお、ここでは、この2例についての
みしか説明していないが、C点が他のどのブロックB1
〜B6内にあっても、全く同じ結果となる。すなわち、
バイナリーサーチ動作の場合、バイナリーサーチ回数は
いずれも4回となり、移動ブロック数はいずれも7.5
ブロックとなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように、バイナリ
サーチ方法では、記録された領域が多い少ないに係わら
ず、サーチ時間が一定(移動ブロック数が同じ)となる
ようになっている。このことは、逆から見れば、バイナ
リーサーチ方法を用いると、記録された領域の長さ(記
録時間の多少)に係わらず、バイナリーサーチ回数が一
定回数となるため、記録の長さに対して最適化できない
といった問題を有していることになる。
サーチ方法では、記録された領域が多い少ないに係わら
ず、サーチ時間が一定(移動ブロック数が同じ)となる
ようになっている。このことは、逆から見れば、バイナ
リーサーチ方法を用いると、記録された領域の長さ(記
録時間の多少)に係わらず、バイナリーサーチ回数が一
定回数となるため、記録の長さに対して最適化できない
といった問題を有していることになる。
【0014】すなわち、記録時間の少ない(記録された
領域の短い)、例えばブロックB0やB1に記録の有無
の境界がある場合であっても、バイナリーサーチの1回
目()にP4位置を検索位置とするため、実際の記録
終端位置から一旦遠のいてしまい、そこから再び戻って
くることになり、この1回の動作が無駄な動作になって
いるといった問題があった。本発明はかかる問題点を解
決すべく創案されたもので、その目的は、特に、記録時
間が少ない場合(記録された領域が短い場合)の記録終
端位置検索に有効な情報処理装置および記録終端位置検
索方法を提供することにある。
領域の短い)、例えばブロックB0やB1に記録の有無
の境界がある場合であっても、バイナリーサーチの1回
目()にP4位置を検索位置とするため、実際の記録
終端位置から一旦遠のいてしまい、そこから再び戻って
くることになり、この1回の動作が無駄な動作になって
いるといった問題があった。本発明はかかる問題点を解
決すべく創案されたもので、その目的は、特に、記録時
間が少ない場合(記録された領域が短い場合)の記録終
端位置検索に有効な情報処理装置および記録終端位置検
索方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の情報処理装置は、光ピックアップにより光
ディスクに対してデータの記録および再生を行う情報処
理装置において、トラックの記録情報が有る最終端と光
ディスクのリードアウトとの間の直線距離を等間隔で所
定数のブロックに分割する分割手段と、前記光ピックア
ップを前記最終端から前記リードアウト側に向かって複
数ブロック単位で移動させるとともに、その複数ブロッ
ク単位の境界でデータの記録の有無を判断し、データの
記録有りと判断した場合には、次の複数ブロック単位の
移動を継続する第1のサーチ手段と、この第1のサーチ
手段により任意の境界位置でデータの記録無しと判断さ
れた場合には、その境界位置と1つ前の境界位置とを初
期値として通常のサーチ動作(例えば、バイナリサー
チ)を行う第2のサーチ手段とを備えたことを特徴とす
る。また、前記分割手段による所定数のブロック分割を
8分割とし、前記複数ブロック単位を2ブロック単位と
している。また、本発明の記録終端位置検索方法は、光
ピックアップにより光ディスクに対してデータの記録お
よび再生を行う情報処理装置に用いられる記録終端位置
検索方法であって、トラックの記録情報が有る最終端と
光ディスクのリードアウトとの間の直線距離を等間隔で
所定数のブロックに分割するステップと、前記光ピック
アップを前記最終端から前記リードアウト側に向かって
複数ブロック単位で移動させるとともに、その複数ブロ
ック単位の境界でデータの記録の有無を判断するステッ
プと、データの記録有りと判断された場合には、次の複
数ブロック単位の移動を継続するステップと、任意の境
界位置でデータの記録無しと判断された場合には、その
境界位置と1つ前の境界位置とを初期値として通常のサ
ーチ動作(例えば、バイナリサーチ)を行うステップと
を備えたことを特徴とする。
め、本発明の情報処理装置は、光ピックアップにより光
ディスクに対してデータの記録および再生を行う情報処
理装置において、トラックの記録情報が有る最終端と光
ディスクのリードアウトとの間の直線距離を等間隔で所
定数のブロックに分割する分割手段と、前記光ピックア
ップを前記最終端から前記リードアウト側に向かって複
数ブロック単位で移動させるとともに、その複数ブロッ
ク単位の境界でデータの記録の有無を判断し、データの
記録有りと判断した場合には、次の複数ブロック単位の
移動を継続する第1のサーチ手段と、この第1のサーチ
手段により任意の境界位置でデータの記録無しと判断さ
れた場合には、その境界位置と1つ前の境界位置とを初
期値として通常のサーチ動作(例えば、バイナリサー
チ)を行う第2のサーチ手段とを備えたことを特徴とす
る。また、前記分割手段による所定数のブロック分割を
8分割とし、前記複数ブロック単位を2ブロック単位と
している。また、本発明の記録終端位置検索方法は、光
ピックアップにより光ディスクに対してデータの記録お
よび再生を行う情報処理装置に用いられる記録終端位置
検索方法であって、トラックの記録情報が有る最終端と
光ディスクのリードアウトとの間の直線距離を等間隔で
所定数のブロックに分割するステップと、前記光ピック
アップを前記最終端から前記リードアウト側に向かって
複数ブロック単位で移動させるとともに、その複数ブロ
ック単位の境界でデータの記録の有無を判断するステッ
プと、データの記録有りと判断された場合には、次の複
数ブロック単位の移動を継続するステップと、任意の境
界位置でデータの記録無しと判断された場合には、その
境界位置と1つ前の境界位置とを初期値として通常のサ
ーチ動作(例えば、バイナリサーチ)を行うステップと
を備えたことを特徴とする。
【0016】このような特徴を有する本発明によれば、
トラックの記録情報が有る最終端から光ディスクのリー
ドアウトまでの間の直線距離を所定数のブロックに分割
し、光ピックアップを最終端からリードアウト側に向か
って複数ブロック単位で移動させながらサーチを行うこ
とにより、サーチ回数と移動ブロック数とを、記録の長
さに対して最適化することができる。つまり、記録の長
さが短い場合には、サーチ回数および移動ブロック数が
少なく、記録の長さが長くなるに従って、サーチ回数お
よび移動ブロック数も増加するようなサーチパターンと
なる。しかも、記録の長さが長くなるに従って増加した
サーチ回数および移動ブロック数は、従来のバイナリー
サーチ方法の場合と同じサーチ回数および移動ブロック
数に留まるため、記録の長さが長い場合でも、従来のバ
イナリーサーチより不利になることはない。
トラックの記録情報が有る最終端から光ディスクのリー
ドアウトまでの間の直線距離を所定数のブロックに分割
し、光ピックアップを最終端からリードアウト側に向か
って複数ブロック単位で移動させながらサーチを行うこ
とにより、サーチ回数と移動ブロック数とを、記録の長
さに対して最適化することができる。つまり、記録の長
さが短い場合には、サーチ回数および移動ブロック数が
少なく、記録の長さが長くなるに従って、サーチ回数お
よび移動ブロック数も増加するようなサーチパターンと
なる。しかも、記録の長さが長くなるに従って増加した
サーチ回数および移動ブロック数は、従来のバイナリー
サーチ方法の場合と同じサーチ回数および移動ブロック
数に留まるため、記録の長さが長い場合でも、従来のバ
イナリーサーチより不利になることはない。
【0017】また、本発明の情報処理装置は、光ピック
アップにより光ディスクに対してデータの記録および再
生を行う情報処理装置において、トラックの記録情報が
有る最終端と光ディスクのリードアウトとの間の直線距
離を等間隔で所定数のブロックに分割する分割手段と、
前記光ピックアップを前記最終端から前記リードアウト
側に向かって1ブロック単位で移動させるとともに、そ
の1ブロック単位の境界でデータの記録の有無を判断
し、データの記録有りと判断した場合には、次の1ブロ
ック単位の移動を継続する第1のサーチ手段と、この第
1のサーチ手段により任意の境界位置でデータの記録無
しと判断された場合には、その境界位置と1つ前の境界
位置とを初期値として通常のサーチ動作(例えば、バイ
ナリサーチ)を行う第2のサーチ手段とを備えたことを
特徴とする。また、前記分割手段による所定数のブロッ
ク分割を8分割とする。また、本発明の記録終端位置検
索方法は、光ピックアップにより光ディスクに対してデ
ータの記録および再生を行う情報処理装置に用いられる
記録終端位置検索方法であって、トラックの記録情報が
有る最終端と光ディスクのリードアウトとの間の直線距
離を等間隔で所定数のブロックに分割するステップと、
前記光ピックアップを前記最終端から前記リードアウト
側に向かって1ブロック単位で移動させるとともに、そ
の1ブロック単位の境界でデータの記録の有無を判断す
るステップと、データの記録有りと判断された場合に
は、次の1ブロック単位の移動を継続するステップと、
任意の境界位置でデータの記録無しと判断された場合に
は、その境界位置と1つ前の境界位置とを初期値として
通常のサーチ動作(例えば、バイナリサーチ)を行うス
テップとを備えたことを特徴とする。
アップにより光ディスクに対してデータの記録および再
生を行う情報処理装置において、トラックの記録情報が
有る最終端と光ディスクのリードアウトとの間の直線距
離を等間隔で所定数のブロックに分割する分割手段と、
前記光ピックアップを前記最終端から前記リードアウト
側に向かって1ブロック単位で移動させるとともに、そ
の1ブロック単位の境界でデータの記録の有無を判断
し、データの記録有りと判断した場合には、次の1ブロ
ック単位の移動を継続する第1のサーチ手段と、この第
1のサーチ手段により任意の境界位置でデータの記録無
しと判断された場合には、その境界位置と1つ前の境界
位置とを初期値として通常のサーチ動作(例えば、バイ
ナリサーチ)を行う第2のサーチ手段とを備えたことを
特徴とする。また、前記分割手段による所定数のブロッ
ク分割を8分割とする。また、本発明の記録終端位置検
索方法は、光ピックアップにより光ディスクに対してデ
ータの記録および再生を行う情報処理装置に用いられる
記録終端位置検索方法であって、トラックの記録情報が
有る最終端と光ディスクのリードアウトとの間の直線距
離を等間隔で所定数のブロックに分割するステップと、
前記光ピックアップを前記最終端から前記リードアウト
側に向かって1ブロック単位で移動させるとともに、そ
の1ブロック単位の境界でデータの記録の有無を判断す
るステップと、データの記録有りと判断された場合に
は、次の1ブロック単位の移動を継続するステップと、
任意の境界位置でデータの記録無しと判断された場合に
は、その境界位置と1つ前の境界位置とを初期値として
通常のサーチ動作(例えば、バイナリサーチ)を行うス
テップとを備えたことを特徴とする。
【0018】このような特徴を有する本発明によれば、
トラックの記録情報が有る最終端から光ディスクのリー
ドアウトまでの間の直線距離を所定数のブロックに分割
し、光ピックアップを最終端からリードアウト側に向か
って1ブロック単位で移動させながらサーチを行うこと
により、サーチ回数と移動ブロック数とを、記録の長さ
に対して最適化することができる。つまり、記録の長さ
が短い場合には、サーチ回数および移動ブロック数が少
なく、記録の長さが長くなるに従って、サーチ回数およ
び移動ブロック数も増加するようなサーチパターンとな
る。しかも、記録の長さが長くなるに従って増加したサ
ーチ回数および移動ブロック数は、従来のバイナリーサ
ーチ方法の場合と同じサーチ回数および移動ブロック数
に留まるため、記録の長さが長い場合でも、従来のバイ
ナリーサーチより不利になることはほとんどない。ただ
し、記録終端位置が最後のブロック内にある場合には、
従来のバイナリーサーチ方法よりも移動ブロック数が若
干多くなり、この点では従来のバイナリーサーチより若
干不利になると言えるが、記録終端位置が最後のブロッ
ク内にあるような状態は、その光ディスクへの記録がほ
とんど完了したときの状態であり、記録途中でこのよう
な状態が発生する可能性は非常に少ないので、無視して
も影響のない程度と言える。
トラックの記録情報が有る最終端から光ディスクのリー
ドアウトまでの間の直線距離を所定数のブロックに分割
し、光ピックアップを最終端からリードアウト側に向か
って1ブロック単位で移動させながらサーチを行うこと
により、サーチ回数と移動ブロック数とを、記録の長さ
に対して最適化することができる。つまり、記録の長さ
が短い場合には、サーチ回数および移動ブロック数が少
なく、記録の長さが長くなるに従って、サーチ回数およ
び移動ブロック数も増加するようなサーチパターンとな
る。しかも、記録の長さが長くなるに従って増加したサ
ーチ回数および移動ブロック数は、従来のバイナリーサ
ーチ方法の場合と同じサーチ回数および移動ブロック数
に留まるため、記録の長さが長い場合でも、従来のバイ
ナリーサーチより不利になることはほとんどない。ただ
し、記録終端位置が最後のブロック内にある場合には、
従来のバイナリーサーチ方法よりも移動ブロック数が若
干多くなり、この点では従来のバイナリーサーチより若
干不利になると言えるが、記録終端位置が最後のブロッ
ク内にあるような状態は、その光ディスクへの記録がほ
とんど完了したときの状態であり、記録途中でこのよう
な状態が発生する可能性は非常に少ないので、無視して
も影響のない程度と言える。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明の情報処
理装置である追記型光ディスクの記録再生装置のシステ
ム構成図を示している。光ディスク1にデータを書き込
むとともに、書き込んだデータを読み取る光ピックアッ
プ3の出力は、RFアンプ5を介してディジタル信号処
理回路7に接続されており、ディジタル信号処理回路7
の出力は、光ピックアップ3によるデータの書き込み時
および読み出し時のレーザ出力を制御するレーザドライ
バ8に接続されている。また、サーボ処理回路9の出力
は、光ピックアップ3を光ディスク1の半径方向に移動
させるためのフィードモータ4と光ディスク1を回転駆
動するスピンドルモータ2とに接続されており、これら
ディジタル信号処理回路7およびサーボ処理回路9は、
装置全体を制御するシステムコントローラ10と双方向
に接続されている。
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明の情報処
理装置である追記型光ディスクの記録再生装置のシステ
ム構成図を示している。光ディスク1にデータを書き込
むとともに、書き込んだデータを読み取る光ピックアッ
プ3の出力は、RFアンプ5を介してディジタル信号処
理回路7に接続されており、ディジタル信号処理回路7
の出力は、光ピックアップ3によるデータの書き込み時
および読み出し時のレーザ出力を制御するレーザドライ
バ8に接続されている。また、サーボ処理回路9の出力
は、光ピックアップ3を光ディスク1の半径方向に移動
させるためのフィードモータ4と光ディスク1を回転駆
動するスピンドルモータ2とに接続されており、これら
ディジタル信号処理回路7およびサーボ処理回路9は、
装置全体を制御するシステムコントローラ10と双方向
に接続されている。
【0020】また、ディジタル信号処理回路7には、光
ディスク1から実際に読み取ったデータを一時的に蓄積
するバッファとしてのDRAM6が双方向に接続されて
おり、システムコントローラ10には、ディスクのパラ
メータやレーザパワーのパラメータ等の固有情報を格納
しておくためのEEPROM11が双方向に接続されて
いる。また、システムコントローラ10およびディジタ
ル信号処理回路7には、図示しない上位のホストコンピ
ュータとの接続を行うためのインターフェイスコントロ
ーラ(I/Fコントローラ)12が双方向に接続された
構成となっている。
ディスク1から実際に読み取ったデータを一時的に蓄積
するバッファとしてのDRAM6が双方向に接続されて
おり、システムコントローラ10には、ディスクのパラ
メータやレーザパワーのパラメータ等の固有情報を格納
しておくためのEEPROM11が双方向に接続されて
いる。また、システムコントローラ10およびディジタ
ル信号処理回路7には、図示しない上位のホストコンピ
ュータとの接続を行うためのインターフェイスコントロ
ーラ(I/Fコントローラ)12が双方向に接続された
構成となっている。
【0021】ディジタル信号処理回路7は、EFM変調
および復調や、ACIRC(Advanced Cross Interleav
ed Reed-Solomon Code)による誤り訂正方式に従って、
16ビットの信号を8ビットづつに区切り、その8ビッ
トを14ビットに変換するといった処理等を行う。ま
た、システムコントローラ10は、光ディスク1上の記
録終端位置を検索するサーチ動作時、トラックの記録情
報が有る最終端と光ディスク1のリードアウトの開始位
置との間の直線距離(ディスク半径方向の直線距離)を
等間隔で所定数のブロック(長さ)に分割するステップ
と、光ピックアップ3をトラックの記録最終端からリー
ドアウト側に向かって1または複数ブロック単位で移動
させるステップと、その1または複数ブロック単位の境
界でデータの記録の有無を判断するステップと、データ
の記録有りと判断した場合には、次の1または複数ブロ
ック単位の移動を継続するステップと、任意の境界位置
でデータの記録無しと判断された場合には、その境界位
置と1つ前の境界位置とを初期値としてバイナリサーチ
を行うステップとを実行するようになっている。すなわ
ち、請求項に記載の分割手段、第1のサーチ手段、第2
のサーチ手段は、本実施形態ではこのシステムコントロ
ーラ10を主体とし、ディジタル信号処理回路7および
サーボ処理回路9を含んで構成されている。
および復調や、ACIRC(Advanced Cross Interleav
ed Reed-Solomon Code)による誤り訂正方式に従って、
16ビットの信号を8ビットづつに区切り、その8ビッ
トを14ビットに変換するといった処理等を行う。ま
た、システムコントローラ10は、光ディスク1上の記
録終端位置を検索するサーチ動作時、トラックの記録情
報が有る最終端と光ディスク1のリードアウトの開始位
置との間の直線距離(ディスク半径方向の直線距離)を
等間隔で所定数のブロック(長さ)に分割するステップ
と、光ピックアップ3をトラックの記録最終端からリー
ドアウト側に向かって1または複数ブロック単位で移動
させるステップと、その1または複数ブロック単位の境
界でデータの記録の有無を判断するステップと、データ
の記録有りと判断した場合には、次の1または複数ブロ
ック単位の移動を継続するステップと、任意の境界位置
でデータの記録無しと判断された場合には、その境界位
置と1つ前の境界位置とを初期値としてバイナリサーチ
を行うステップとを実行するようになっている。すなわ
ち、請求項に記載の分割手段、第1のサーチ手段、第2
のサーチ手段は、本実施形態ではこのシステムコントロ
ーラ10を主体とし、ディジタル信号処理回路7および
サーボ処理回路9を含んで構成されている。
【0022】次に、上記構成の記録再生装置において、
システムコントローラ10による光ディスク1の記録終
端位置を検索するサーチ動作について、サーチ動作を複
数ブロック単位で行う場合(実施形態1)と、1ブロッ
ク単位で行う場合(実施形態2)とに分けて説明する。
システムコントローラ10による光ディスク1の記録終
端位置を検索するサーチ動作について、サーチ動作を複
数ブロック単位で行う場合(実施形態1)と、1ブロッ
ク単位で行う場合(実施形態2)とに分けて説明する。
【0023】[実施形態1]本実施形態1のサーチ動作
を、図2に示すフローチャートおよび図3に示すブロッ
ク分割図を参照して説明する。ただし、ここでは、まず
図2に示すフローチャートを参照してサーチ動作の全体
の流れを説明し、次に、図3に示すブロック分割図を用
いて、具体的なサーチ動作を説明する。システムコント
ローラ10は、光ディスク1の記録終端位置を検出する
サーチ動作を行うに際し、まず、光ディスク1上のトラ
ックの記録情報が有る最終端、すなわち、PMAにデー
タの記録有りとして書き込まれたラストトラック番号の
終了位置をA点とし、これをTstart とする(ステップ
S1)。次に、光ディスク1のリードアウトの開始位置
をB点とし、これをTend とする(ステップS2)。
を、図2に示すフローチャートおよび図3に示すブロッ
ク分割図を参照して説明する。ただし、ここでは、まず
図2に示すフローチャートを参照してサーチ動作の全体
の流れを説明し、次に、図3に示すブロック分割図を用
いて、具体的なサーチ動作を説明する。システムコント
ローラ10は、光ディスク1の記録終端位置を検出する
サーチ動作を行うに際し、まず、光ディスク1上のトラ
ックの記録情報が有る最終端、すなわち、PMAにデー
タの記録有りとして書き込まれたラストトラック番号の
終了位置をA点とし、これをTstart とする(ステップ
S1)。次に、光ディスク1のリードアウトの開始位置
をB点とし、これをTend とする(ステップS2)。
【0024】次に、A点とB点との間の直線距離(ディ
スク半径方向の直線距離)を等間隔で8ブロック(B0
〜B7)に分割し、光ピックアップ3の移動単位をこの
うちの2ブロック単位に設定して、これをTseekとする
(ステップS3)。言い換えれば、A点とB点との間の
直線距離の1/4をTseekとしている。そして、システ
ムコントローラ10は、サーチ目標を、Ttarget=Tst
art +Tseekとして(ステップS4)、光ピックアップ
3をTtargetへシーク(移動)する(ステップS5)。
そして、シーク後の位置(ブロックの境界)において、
光ディスク1上にデータが記録されているか否かを、E
FM変調されたRF信号(以下、EFM変調信号とい
う)が有るか無いかで判断する(ステップS6)。その
結果、EFM変調信号が無ければ、ステップS7におい
てTstart をTtargetに置き換えて、ステップS4に戻
る。このような処理を、ステップS6でEFM変調信号
が有ると判断されるまで、光ピックアップ3をTtarget
へシーク(移動)する動作を繰り返す。そして、ステッ
プS6でEFM変調信号が有ると判断されると、その後
は、その時点でのTstart とTtargetとの間でバイナリ
サーチを実行し(ステップS8)、終端位置検出の終了
条件を満たすまで、ステップS9〜ステップS8を繰り
返す。そして、終了条件を満たすと、その位置を境界位
置として確認し(ステップS10)、サーチ動作を終了
する。
スク半径方向の直線距離)を等間隔で8ブロック(B0
〜B7)に分割し、光ピックアップ3の移動単位をこの
うちの2ブロック単位に設定して、これをTseekとする
(ステップS3)。言い換えれば、A点とB点との間の
直線距離の1/4をTseekとしている。そして、システ
ムコントローラ10は、サーチ目標を、Ttarget=Tst
art +Tseekとして(ステップS4)、光ピックアップ
3をTtargetへシーク(移動)する(ステップS5)。
そして、シーク後の位置(ブロックの境界)において、
光ディスク1上にデータが記録されているか否かを、E
FM変調されたRF信号(以下、EFM変調信号とい
う)が有るか無いかで判断する(ステップS6)。その
結果、EFM変調信号が無ければ、ステップS7におい
てTstart をTtargetに置き換えて、ステップS4に戻
る。このような処理を、ステップS6でEFM変調信号
が有ると判断されるまで、光ピックアップ3をTtarget
へシーク(移動)する動作を繰り返す。そして、ステッ
プS6でEFM変調信号が有ると判断されると、その後
は、その時点でのTstart とTtargetとの間でバイナリ
サーチを実行し(ステップS8)、終端位置検出の終了
条件を満たすまで、ステップS9〜ステップS8を繰り
返す。そして、終了条件を満たすと、その位置を境界位
置として確認し(ステップS10)、サーチ動作を終了
する。
【0025】次に、図3に示すブロック分割図を参照し
て、上記処理動作を具体的に説明する。ここでは、実際
の記録終端位置が例えばブロックB5にある場合と、ブ
ロックB0にある場合とを例に挙げて説明する。
て、上記処理動作を具体的に説明する。ここでは、実際
の記録終端位置が例えばブロックB5にある場合と、ブ
ロックB0にある場合とを例に挙げて説明する。
【0026】(1)実際の記録終端位置がブロックB5
にある場合 システムコントローラ10は、光ピックアップ3による
サーチ動作をA点から開始し、1回目のサーチ目標(T
target)である、2ブロック単位先のブロックB1とブ
ロックB2との境界位置(K点=Ttarget)へ光ピック
アップ3をシーク(移動)する(ステップS5に対
応)。そして、K点において、光ディスク1上にデータ
が記録されているか否かを、EFM変調信号が有るか無
いかで判断する(ステップS6に対応)。
にある場合 システムコントローラ10は、光ピックアップ3による
サーチ動作をA点から開始し、1回目のサーチ目標(T
target)である、2ブロック単位先のブロックB1とブ
ロックB2との境界位置(K点=Ttarget)へ光ピック
アップ3をシーク(移動)する(ステップS5に対
応)。そして、K点において、光ディスク1上にデータ
が記録されているか否かを、EFM変調信号が有るか無
いかで判断する(ステップS6に対応)。
【0027】この場合には、EFM変調信号が有るの
で、システムコントローラ10は、2回目のサーチ目標
(Ttarget)である、2ブロック単位先のブロックB3
とブロックB4との境界位置(L点=Ttarget)へ光ピ
ックアップ3をシーク(移動)する(ステップS5に対
応)。そして、L点において、光ディスク1上にデータ
が記録されているか否かを、EFM変調信号が有るか無
いかで判断する(ステップS6に対応)。この場合に
は、EFM変調信号が有るので、システムコントローラ
10は、3回目のサーチ目標(Ttarget)である、2ブ
ロック単位先のブロックB5とブロックB6との境界位
置(M点=Ttarget)へ光ピックアップ3をシーク(移
動)する(ステップS5に対応)。そして、M点におい
て、光ディスク1上にデータが記録されているか否か
を、EFM変調信号が有るか無いかで判断する(ステッ
プS6に対応)。
で、システムコントローラ10は、2回目のサーチ目標
(Ttarget)である、2ブロック単位先のブロックB3
とブロックB4との境界位置(L点=Ttarget)へ光ピ
ックアップ3をシーク(移動)する(ステップS5に対
応)。そして、L点において、光ディスク1上にデータ
が記録されているか否かを、EFM変調信号が有るか無
いかで判断する(ステップS6に対応)。この場合に
は、EFM変調信号が有るので、システムコントローラ
10は、3回目のサーチ目標(Ttarget)である、2ブ
ロック単位先のブロックB5とブロックB6との境界位
置(M点=Ttarget)へ光ピックアップ3をシーク(移
動)する(ステップS5に対応)。そして、M点におい
て、光ディスク1上にデータが記録されているか否か
を、EFM変調信号が有るか無いかで判断する(ステッ
プS6に対応)。
【0028】この場合には、EFM変調信号が無いの
で、この時点でバイナリサーチに切り換える(ステップ
S6からステップS7へ)。すなわち、システムコント
ローラ10は、3回目のサーチ開始位置であるL点(T
start )と、そのときのサーチ目標(Ttarget)であっ
たM点とを初期値として、このL点とM点との間でバイ
ナリサーチを実行する。つまり、M点から、M点とL点
との間の距離の半分であるN点(すなほち、ブロックB
4とブロックB5との境界位置)まで光ピックアップ3
を内周側にシーク(移動)させ(4回目)、このN点で
EFM変調信号が有るか無いかを判断する。この場合に
は、EFM変調信号が有るので、この時点で、実際の記
録終端位置がブロックB5内に有ることが分かる。その
ため、システムコントローラ10は、そのブロックB5
の中心位置であるC5点まで光ピックアップ3を移動さ
せて(5回目)、サーチ動作を終了する。すなわち、こ
の具体例では、サーチ回数が5回、移動ブロック数が
7.5ブロックとなる。
で、この時点でバイナリサーチに切り換える(ステップ
S6からステップS7へ)。すなわち、システムコント
ローラ10は、3回目のサーチ開始位置であるL点(T
start )と、そのときのサーチ目標(Ttarget)であっ
たM点とを初期値として、このL点とM点との間でバイ
ナリサーチを実行する。つまり、M点から、M点とL点
との間の距離の半分であるN点(すなほち、ブロックB
4とブロックB5との境界位置)まで光ピックアップ3
を内周側にシーク(移動)させ(4回目)、このN点で
EFM変調信号が有るか無いかを判断する。この場合に
は、EFM変調信号が有るので、この時点で、実際の記
録終端位置がブロックB5内に有ることが分かる。その
ため、システムコントローラ10は、そのブロックB5
の中心位置であるC5点まで光ピックアップ3を移動さ
せて(5回目)、サーチ動作を終了する。すなわち、こ
の具体例では、サーチ回数が5回、移動ブロック数が
7.5ブロックとなる。
【0029】なお、システムコントローラ10は、上記
の3回目のサーチ目標(Ttarget)である、2ブロック
単位先のブロックB5とブロックB6との境界位置(M
点=Ttarget)へ光ピックアップ3をシーク(移動)
し、このM点において、光ディスク1上にデータが記録
されている(すなわち、EFM変調信号が有る)と判断
した場合には、残りが2ブロック(すなわち、全体の1
/4以下)になるので、この時点でバイナリサーチに切
り換える(ステップS6からステップS7へ)。すなわ
ち、システムコントローラ10は、3回目のサーチ終了
位置であるM点とリードアウトの開始位置であるB点と
を初期値として、このM点とB点との間でバイナリサー
チを実行する。つまり、M点から、M点とB点との間の
距離の半分であるQ点(すなほち、ブロックB6とブロ
ックB7との境界位置)まで光ピックアップ3を外周側
にシーク(移動)させ(4回目)、このQ点でEFM変
調信号が有るか無いかを判断する。
の3回目のサーチ目標(Ttarget)である、2ブロック
単位先のブロックB5とブロックB6との境界位置(M
点=Ttarget)へ光ピックアップ3をシーク(移動)
し、このM点において、光ディスク1上にデータが記録
されている(すなわち、EFM変調信号が有る)と判断
した場合には、残りが2ブロック(すなわち、全体の1
/4以下)になるので、この時点でバイナリサーチに切
り換える(ステップS6からステップS7へ)。すなわ
ち、システムコントローラ10は、3回目のサーチ終了
位置であるM点とリードアウトの開始位置であるB点と
を初期値として、このM点とB点との間でバイナリサー
チを実行する。つまり、M点から、M点とB点との間の
距離の半分であるQ点(すなほち、ブロックB6とブロ
ックB7との境界位置)まで光ピックアップ3を外周側
にシーク(移動)させ(4回目)、このQ点でEFM変
調信号が有るか無いかを判断する。
【0030】そして、EFM変調信号が無い場合には、
この時点で、実際の記録終端位置がブロックB6内に有
ることが分かるため、そのブロックB6の中心位置であ
るC6点まで光ピックアップ3を移動させて(5回
目)、サーチ動作を終了する。一方、EFM変調信号が
有る場合には、この時点で、実際の記録終端位置がブロ
ックB7内に有ることが分かるため、そのブロックB7
の中心位置であるC7点まで光ピックアップ3を移動さ
せて(5回目)、サーチ動作を終了する。
この時点で、実際の記録終端位置がブロックB6内に有
ることが分かるため、そのブロックB6の中心位置であ
るC6点まで光ピックアップ3を移動させて(5回
目)、サーチ動作を終了する。一方、EFM変調信号が
有る場合には、この時点で、実際の記録終端位置がブロ
ックB7内に有ることが分かるため、そのブロックB7
の中心位置であるC7点まで光ピックアップ3を移動さ
せて(5回目)、サーチ動作を終了する。
【0031】(2)記録終端位置がブロックB0にある
場合 システムコントローラ10は、光ピックアップ3による
サーチ動作をA点から開始し、1回目のサーチ目標(T
target)である、2ブロック単位先のブロックB1とブ
ロックB2との境界位置(K点=Ttarget)へ光ピック
アップ3をシーク(移動)する(ステップS5に対
応)。そして、K点において、光ディスク1上にデータ
が記録されているか否かを、EFM変調信号が有るか無
いかで判断する(ステップS6に対応)。
場合 システムコントローラ10は、光ピックアップ3による
サーチ動作をA点から開始し、1回目のサーチ目標(T
target)である、2ブロック単位先のブロックB1とブ
ロックB2との境界位置(K点=Ttarget)へ光ピック
アップ3をシーク(移動)する(ステップS5に対
応)。そして、K点において、光ディスク1上にデータ
が記録されているか否かを、EFM変調信号が有るか無
いかで判断する(ステップS6に対応)。
【0032】この場合には、EFM変調信号が無いの
で、この時点でバイナリサーチに切り換える(ステップ
S6からステップS7へ)。すなわち、システムコント
ローラ10は、1回目のサーチ開始位置であるA点(T
start )と、そのときのサーチ目標(Ttarget)であっ
たK点とを初期値として、このA点とK点との間でバイ
ナリサーチを実行する。つまり、K点から、A点とK点
との間の距離の半分であるR点(すなほち、ブロックB
0とブロックB1との境界位置)まで光ピックアップ3
を内周側にシーク(移動)させ(2回目)、このR点で
EFM変調信号が有るか無いかを判断する。この場合に
は、EFM変調信号が無いので、この時点で、実際の記
録終端位置がブロックB0内に有ることが分かる。その
ため、システムコントローラ10は、そのブロックB0
の中心位置であるC0点まで光ピックアップ3を移動さ
せて(3回目)、サーチ動作を終了する。すなわち、こ
の具体例では、サーチ回数が3回、移動ブロック数が
3.5ブロックとなる。
で、この時点でバイナリサーチに切り換える(ステップ
S6からステップS7へ)。すなわち、システムコント
ローラ10は、1回目のサーチ開始位置であるA点(T
start )と、そのときのサーチ目標(Ttarget)であっ
たK点とを初期値として、このA点とK点との間でバイ
ナリサーチを実行する。つまり、K点から、A点とK点
との間の距離の半分であるR点(すなほち、ブロックB
0とブロックB1との境界位置)まで光ピックアップ3
を内周側にシーク(移動)させ(2回目)、このR点で
EFM変調信号が有るか無いかを判断する。この場合に
は、EFM変調信号が無いので、この時点で、実際の記
録終端位置がブロックB0内に有ることが分かる。その
ため、システムコントローラ10は、そのブロックB0
の中心位置であるC0点まで光ピックアップ3を移動さ
せて(3回目)、サーチ動作を終了する。すなわち、こ
の具体例では、サーチ回数が3回、移動ブロック数が
3.5ブロックとなる。
【0033】以上の動作をまとめたのが図4の一覧表で
ある。図8(b)に示すバイナリーサーチの結果一覧表
と比較すると、記録時間が短い場合(ブロックB0〜ブ
ロックB4)には、バイナリサーチに比べて、本実施形
態1のサーチ動作の方が移動ブロック数が少なく、サー
チ時間が短いことが分かる。一方、記録時間が長くなっ
ても(ブロックB5〜ブロックB7)、本実施形態1の
サーチ動作は、バイナリサーチと同じ移動ブロック数
(7.5)に留まっており、バイナリーサーチと同様の
性能(同じサーチ時間)を保っていることが分かる。こ
れにより、記録時間が短い場合には、本実施形態1のサ
ーチ動作がバイナリーサーチ動作より優れていることが
分かる。
ある。図8(b)に示すバイナリーサーチの結果一覧表
と比較すると、記録時間が短い場合(ブロックB0〜ブ
ロックB4)には、バイナリサーチに比べて、本実施形
態1のサーチ動作の方が移動ブロック数が少なく、サー
チ時間が短いことが分かる。一方、記録時間が長くなっ
ても(ブロックB5〜ブロックB7)、本実施形態1の
サーチ動作は、バイナリサーチと同じ移動ブロック数
(7.5)に留まっており、バイナリーサーチと同様の
性能(同じサーチ時間)を保っていることが分かる。こ
れにより、記録時間が短い場合には、本実施形態1のサ
ーチ動作がバイナリーサーチ動作より優れていることが
分かる。
【0034】[実施形態2]本実施形態2のサーチ動作
を、図2に示すフローチャートおよび図5に示すブロッ
ク分割図を参照して説明する。ただし、ここでは、まず
図2に示すフローチャートを参照してサーチ動作の全体
の流れを説明し、次に、図5に示すブロック分割図を用
いて、具体的なサーチ動作を説明する。システムコント
ローラ10は、光ディスク1の記録終端位置を検出する
サーチ動作を行うに際し、まず、光ディスク1上のトラ
ックの記録情報が有る最終端、すなわち、PMAにデー
タの記録有りとして書き込まれたラストトラック番号の
終了位置をA点とし、これをTstart とする(ステップ
S1)。次に、光ディスク1のリードアウトの開始位置
をB点とし、これをTend とする(ステップS2)。
を、図2に示すフローチャートおよび図5に示すブロッ
ク分割図を参照して説明する。ただし、ここでは、まず
図2に示すフローチャートを参照してサーチ動作の全体
の流れを説明し、次に、図5に示すブロック分割図を用
いて、具体的なサーチ動作を説明する。システムコント
ローラ10は、光ディスク1の記録終端位置を検出する
サーチ動作を行うに際し、まず、光ディスク1上のトラ
ックの記録情報が有る最終端、すなわち、PMAにデー
タの記録有りとして書き込まれたラストトラック番号の
終了位置をA点とし、これをTstart とする(ステップ
S1)。次に、光ディスク1のリードアウトの開始位置
をB点とし、これをTend とする(ステップS2)。
【0035】次に、A点とB点との間の直線距離(ディ
スク半径方向の直線距離)を等間隔で8ブロック(B0
〜B7)に分割し、光ピックアップ3の移動単位を1ブ
ロック単位に設定して、これをTseekとする(ステップ
S3)。言い換えれば、A点とB点との間の直線距離の
1/8をTseekとしている。そして、システムコントロ
ーラ10は、サーチ目標を、Ttarget=Tstart +Tse
ekとして(ステップS4)、光ピックアップ3をTtarg
etへシーク(移動)する(ステップS5)。そして、シ
ーク後の位置(ブロックの境界)において、光ディスク
1上にデータが記録されているか否かを、EFM変調さ
れたRF信号(以下、EFM変調信号という)が有るか
無いかで判断する(ステップS6)。その結果、EFM
変調信号が無ければ、ステップS7においてTstart を
Ttargetに置き換えて、ステップS4に戻る。このよう
な処理を、ステップS6でEFM変調信号が有ると判断
されるまで、光ピックアップ3をTtargetへシーク(移
動)する動作を繰り返す。そして、ステップS6でEF
M変調信号が有ると判断されると、その後は、その時点
でのTstart とTtargetとの間でバイナリサーチを実行
し(ステップS8)、終端位置検出の終了条件を満たす
まで、ステップS9〜ステップS8を繰り返す。そし
て、終了条件を満たすと、その位置を境界位置として確
認し(ステップS10)、サーチ動作を終了する。
スク半径方向の直線距離)を等間隔で8ブロック(B0
〜B7)に分割し、光ピックアップ3の移動単位を1ブ
ロック単位に設定して、これをTseekとする(ステップ
S3)。言い換えれば、A点とB点との間の直線距離の
1/8をTseekとしている。そして、システムコントロ
ーラ10は、サーチ目標を、Ttarget=Tstart +Tse
ekとして(ステップS4)、光ピックアップ3をTtarg
etへシーク(移動)する(ステップS5)。そして、シ
ーク後の位置(ブロックの境界)において、光ディスク
1上にデータが記録されているか否かを、EFM変調さ
れたRF信号(以下、EFM変調信号という)が有るか
無いかで判断する(ステップS6)。その結果、EFM
変調信号が無ければ、ステップS7においてTstart を
Ttargetに置き換えて、ステップS4に戻る。このよう
な処理を、ステップS6でEFM変調信号が有ると判断
されるまで、光ピックアップ3をTtargetへシーク(移
動)する動作を繰り返す。そして、ステップS6でEF
M変調信号が有ると判断されると、その後は、その時点
でのTstart とTtargetとの間でバイナリサーチを実行
し(ステップS8)、終端位置検出の終了条件を満たす
まで、ステップS9〜ステップS8を繰り返す。そし
て、終了条件を満たすと、その位置を境界位置として確
認し(ステップS10)、サーチ動作を終了する。
【0036】次に、図5に示すブロック分割図を参照し
て、上記処理動作を具体的に説明する。ここでは、実際
の記録終端位置が例えばブロックB2にある場合を例に
挙げて説明する。 (1)実際の記録終端位置がブロックB2にある場合 システムコントローラ10は、光ピックアップ3による
サーチ動作をA点から開始し、1回目のサーチ目標(T
target)である、1ブロック単位先のブロックB0とブ
ロックB1との境界位置(S点=Ttarget)へ光ピック
アップ3をシーク(移動)する(ステップS5に対
応)。そして、S点において、光ディスク1上にデータ
が記録されているか否かを、EFM変調信号が有るか無
いかで判断する(ステップS6に対応)。
て、上記処理動作を具体的に説明する。ここでは、実際
の記録終端位置が例えばブロックB2にある場合を例に
挙げて説明する。 (1)実際の記録終端位置がブロックB2にある場合 システムコントローラ10は、光ピックアップ3による
サーチ動作をA点から開始し、1回目のサーチ目標(T
target)である、1ブロック単位先のブロックB0とブ
ロックB1との境界位置(S点=Ttarget)へ光ピック
アップ3をシーク(移動)する(ステップS5に対
応)。そして、S点において、光ディスク1上にデータ
が記録されているか否かを、EFM変調信号が有るか無
いかで判断する(ステップS6に対応)。
【0037】この場合には、EFM変調信号が有るの
で、システムコントローラ10は、2回目のサーチ目標
(Ttarget)である、1ブロック単位先のブロックB1
とブロックB2との境界位置(U点=Ttarget)へ光ピ
ックアップ3をシーク(移動)する(ステップS5に対
応)。そして、U点において、光ディスク1上にデータ
が記録されているか否かを、EFM変調信号が有るか無
いかで判断する(ステップS6に対応)。この場合に
は、EFM変調信号が有るので、システムコントローラ
10は、3回目のサーチ目標(Ttarget)である、1ブ
ロック単位先のブロックB2とブロックB3との境界位
置(V点=Ttarget)へ光ピックアップ3をシーク(移
動)する(ステップS5に対応)。そして、V点におい
て、光ディスク1上にデータが記録されているか否か
を、EFM変調信号が有るか無いかで判断する(ステッ
プS6に対応)。
で、システムコントローラ10は、2回目のサーチ目標
(Ttarget)である、1ブロック単位先のブロックB1
とブロックB2との境界位置(U点=Ttarget)へ光ピ
ックアップ3をシーク(移動)する(ステップS5に対
応)。そして、U点において、光ディスク1上にデータ
が記録されているか否かを、EFM変調信号が有るか無
いかで判断する(ステップS6に対応)。この場合に
は、EFM変調信号が有るので、システムコントローラ
10は、3回目のサーチ目標(Ttarget)である、1ブ
ロック単位先のブロックB2とブロックB3との境界位
置(V点=Ttarget)へ光ピックアップ3をシーク(移
動)する(ステップS5に対応)。そして、V点におい
て、光ディスク1上にデータが記録されているか否か
を、EFM変調信号が有るか無いかで判断する(ステッ
プS6に対応)。
【0038】この場合には、EFM変調信号が無いの
で、この時点でバイナリサーチに切り換える(ステップ
S6からステップS7へ)。すなわち、システムコント
ローラ10は、3回目のサーチ開始位置であるU点(T
start )と、そのときのサーチ目標(Ttarget)であっ
たV点とを初期値として、このU点とV点との間でバイ
ナリサーチを実行する。ここでは、V点から、U点とV
点との間の距離の半分であるC2点まで光ピックアップ
3を内周側にシーク(移動)させて(4回目)、サーチ
動作を終了する。すなわち、この具体例では、サーチ回
数が4回、移動ブロック数が3.5ブロックとなる。
で、この時点でバイナリサーチに切り換える(ステップ
S6からステップS7へ)。すなわち、システムコント
ローラ10は、3回目のサーチ開始位置であるU点(T
start )と、そのときのサーチ目標(Ttarget)であっ
たV点とを初期値として、このU点とV点との間でバイ
ナリサーチを実行する。ここでは、V点から、U点とV
点との間の距離の半分であるC2点まで光ピックアップ
3を内周側にシーク(移動)させて(4回目)、サーチ
動作を終了する。すなわち、この具体例では、サーチ回
数が4回、移動ブロック数が3.5ブロックとなる。
【0039】以上の動作をまとめたのが図6の一覧表で
ある。図8(b)に示すバイナリーサーチの結果一覧表
と比較すると、記録時間が短いほど、バイナリサーチに
比べて、本実施形態2のサーチ動作の方が移動ブロック
数がより少なく、サーチ時間もより短縮されることが分
かる。一方、記録時間が最も長い場合(記録終端位置が
ブロックB7に有る場合)には、本実施形態2のサーチ
動作では、バイナリサーチより移動ブロック数が1ブロ
ック多くなっていることが分かる。しかしながら、上記
したように、記録終端位置が最後のブロックB7内にあ
るような状態は、その光ディスク1への記録がほとんど
完了したときの状態であり、記録途中でこのような状態
が発生する可能性は非常に少ないので、無視しても影響
のない程度と言える。
ある。図8(b)に示すバイナリーサーチの結果一覧表
と比較すると、記録時間が短いほど、バイナリサーチに
比べて、本実施形態2のサーチ動作の方が移動ブロック
数がより少なく、サーチ時間もより短縮されることが分
かる。一方、記録時間が最も長い場合(記録終端位置が
ブロックB7に有る場合)には、本実施形態2のサーチ
動作では、バイナリサーチより移動ブロック数が1ブロ
ック多くなっていることが分かる。しかしながら、上記
したように、記録終端位置が最後のブロックB7内にあ
るような状態は、その光ディスク1への記録がほとんど
完了したときの状態であり、記録途中でこのような状態
が発生する可能性は非常に少ないので、無視しても影響
のない程度と言える。
【0040】
【発明の効果】本発明の情報処理装置および記録終端位
置検索方法によれば、トラックの記録情報が有る最終端
から光ディスクのリードアウトまでの間の直線距離を所
定数のブロックに分割し、光ピックアップを最終端から
リードアウト側に向かって複数ブロック単位で順次移動
させながらサーチを行うように構成したので、サーチ回
数と移動ブロック数とを、記録の長さに対して最適化す
ることができる。つまり、記録の長さが短い場合には、
従来のバイナリサーチでの移動ブロック数に比べて、本
発明での移動ブロック数の方が少なく、その分、サーチ
時間を短縮することができる。また、記録の長さが長く
なるに従って、サーチ回数および移動ブロック数が増加
することになるが、この場合でも、記録の長さが長くな
るに従って増加したサーチ回数および移動ブロック数
は、従来のバイナリーサーチの場合と同じサーチ回数お
よび移動ブロック数に留まるため、記録の長さが長い場
合でも、従来のバイナリーサーチより不利になることは
ない。
置検索方法によれば、トラックの記録情報が有る最終端
から光ディスクのリードアウトまでの間の直線距離を所
定数のブロックに分割し、光ピックアップを最終端から
リードアウト側に向かって複数ブロック単位で順次移動
させながらサーチを行うように構成したので、サーチ回
数と移動ブロック数とを、記録の長さに対して最適化す
ることができる。つまり、記録の長さが短い場合には、
従来のバイナリサーチでの移動ブロック数に比べて、本
発明での移動ブロック数の方が少なく、その分、サーチ
時間を短縮することができる。また、記録の長さが長く
なるに従って、サーチ回数および移動ブロック数が増加
することになるが、この場合でも、記録の長さが長くな
るに従って増加したサーチ回数および移動ブロック数
は、従来のバイナリーサーチの場合と同じサーチ回数お
よび移動ブロック数に留まるため、記録の長さが長い場
合でも、従来のバイナリーサーチより不利になることは
ない。
【0041】また、本発明の情報処理装置および記録終
端位置検索方法によれば、トラックの記録情報が有る最
終端から光ディスクのリードアウトまでの間の直線距離
を所定数のブロックに分割し、光ピックアップを最終端
からリードアウト側に向かって1ブロック単位で移動さ
せながらサーチを行うように構成したので、サーチ回数
と移動ブロック数とを、記録の長さに対して最適化する
ことができる。つまり、記録の長さが短いほど、従来の
バイナリサーチの移動ブロック数に比べて、本発明での
移動ブロック数の方がより少なく、サーチ時間をより短
縮することができる。
端位置検索方法によれば、トラックの記録情報が有る最
終端から光ディスクのリードアウトまでの間の直線距離
を所定数のブロックに分割し、光ピックアップを最終端
からリードアウト側に向かって1ブロック単位で移動さ
せながらサーチを行うように構成したので、サーチ回数
と移動ブロック数とを、記録の長さに対して最適化する
ことができる。つまり、記録の長さが短いほど、従来の
バイナリサーチの移動ブロック数に比べて、本発明での
移動ブロック数の方がより少なく、サーチ時間をより短
縮することができる。
【図1】本発明の情報処理装置である追記型光ディスク
の記録再生装置のシステム構成を示すブロック図であ
る。
の記録再生装置のシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の記録終端位置検索方法を説明するため
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図3】トラックの記録情報が有る最終端と光ディスク
のリードアウトの開始位置との間の直線距離を8ブロッ
クに分割した状態で、本発明の実施形態1のサーチ動作
を行った場合の説明図である。
のリードアウトの開始位置との間の直線距離を8ブロッ
クに分割した状態で、本発明の実施形態1のサーチ動作
を行った場合の説明図である。
【図4】本発明の実施形態1のサーチ動作の動作結果を
一覧形式でまとめた説明図である。
一覧形式でまとめた説明図である。
【図5】トラックの記録情報が有る最終端と光ディスク
のリードアウトの開始位置との間の直線距離を8ブロッ
クに分割した状態で、本発明の実施形態2のサーチ動作
を行った場合の説明図である。
のリードアウトの開始位置との間の直線距離を8ブロッ
クに分割した状態で、本発明の実施形態2のサーチ動作
を行った場合の説明図である。
【図6】本発明の実施形態2のサーチ動作の動作結果を
一覧形式でまとめた説明図である。
一覧形式でまとめた説明図である。
【図7】従来のバイナリサーチ動作例を示しており、
(a)は記録時間が少ない(記録済領域が少ない)場
合、(b)は記録時間が多い(記録済領域が多い)場合
を示す説明図である。
(a)は記録時間が少ない(記録済領域が少ない)場
合、(b)は記録時間が多い(記録済領域が多い)場合
を示す説明図である。
【図8】バイナリサーチ動作における移動距離を、ブロ
ックとして見た場合の例を示しており、(a)は、図7
のA点からB点までの直線距離を8ブロック(B0〜B
7)に分けた状態を示す説明図、(b)は、バイナリサ
ーチの動作結果を一覧形式でまとめた説明図である。
ックとして見た場合の例を示しており、(a)は、図7
のA点からB点までの直線距離を8ブロック(B0〜B
7)に分けた状態を示す説明図、(b)は、バイナリサ
ーチの動作結果を一覧形式でまとめた説明図である。
1 光ディスク 2 スピンドルモータ 3 光ピックアップ 4 フィードモータ 5 RFアンプ 6 DRAM 7 ディジタル信号処理回路 8 レーザドライバ 9 サーボ処理回路 10 システムコントローラ 11 EEPROM 12 インターフェイスコントローラ(I/Fコントロ
ーラ)
ーラ)
Claims (7)
- 【請求項1】 光ピックアップにより光ディスクに対し
てデータの記録および再生を行う情報処理装置におい
て、 トラックの記録情報が有る最終端と光ディスクのリード
アウトとの間の直線距離を等間隔で所定数のブロックに
分割する分割手段と、 前記光ピックアップを前記最終端から前記リードアウト
側に向かって複数ブロック単位で移動させるとともに、
その複数ブロック単位の境界でデータの記録の有無を判
断し、データの記録有りと判断した場合には、次の複数
ブロック単位の移動を継続する第1のサーチ手段と、 この第1のサーチ手段により任意の境界位置でデータの
記録無しと判断された場合には、その境界位置と1つ前
の境界位置とを初期値として通常のサーチ動作を行う第
2のサーチ手段とを備えたことを特徴とする情報処理装
置。 - 【請求項2】 前記分割手段による所定数のブロック分
割が8分割であり、前記複数ブロック単位が2ブロック
単位である請求項1に記載の情報処理装置。 - 【請求項3】 光ピックアップにより光ディスクに対し
てデータの記録および再生を行う情報処理装置におい
て、 トラックの記録情報が有る最終端と光ディスクのリード
アウトとの間の直線距離を等間隔で所定数のブロックに
分割する分割手段と、 前記光ピックアップを前記最終端から前記リードアウト
側に向かって1ブロック単位で移動させるとともに、そ
の1ブロック単位の境界でデータの記録の有無を判断
し、データの記録有りと判断した場合には、次の1ブロ
ック単位の移動を継続する第1のサーチ手段と、 この第1のサーチ手段により任意の境界位置でデータの
記録無しと判断された場合には、その境界位置と1つ前
の境界位置とを初期値として通常のサーチ動作を行う第
2のサーチ手段とを備えたことを特徴とする情報処理装
置。 - 【請求項4】 前記分割手段による所定数のブロック分
割が8分割である請求項3に記載の情報処理装置。 - 【請求項5】 前記第2のサーチ手段による通常きサー
チ動作のバイナリサーチである請求項1、2、3または
4に記載の情報処理装置。 - 【請求項6】 光ピックアップにより光ディスクに対し
てデータの記録および再生を行う情報処理装置に用いら
れる記録終端位置検索方法であって、 トラックの記録情報が有る最終端と光ディスクのリード
アウトとの間の直線距離を等間隔で所定数のブロックに
分割するステップと、 前記光ピックアップを前記最終端から前記リードアウト
側に向かって複数ブロック単位で移動させるとともに、
その複数ブロック単位の境界でデータの記録の有無を判
断するステップと、 データの記録有りと判断された場合には、次の複数ブロ
ック単位の移動を継続するステップと、 任意の境界位置でデータの記録無しと判断された場合に
は、その境界位置と1つ前の境界位置とを初期値として
通常のサーチ動作を行うステップとを備えたことを特徴
とする記録終端位置検索方法。 - 【請求項7】 光ピックアップにより光ディスクに対し
てデータの記録および再生を行う情報処理装置に用いら
れる記録終端位置検索方法であって、 トラックの記録情報が有る最終端と光ディスクのリード
アウトとの間の直線距離を等間隔で所定数のブロックに
分割するステップと、 前記光ピックアップを前記最終端から前記リードアウト
側に向かって1ブロック単位で移動させるとともに、そ
の1ブロック単位の境界でデータの記録の有無を判断す
るステップと、 データの記録有りと判断された場合には、次の1ブロッ
ク単位の移動を継続するステップと、 任意の境界位置でデータの記録無しと判断された場合に
は、その境界位置と1つ前の境界位置とを初期値として
通常のサーチ動作を行うステップとを備えたことを特徴
とする記録終端位置検索方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000251761A JP2002074670A (ja) | 2000-08-23 | 2000-08-23 | 情報処理装置および記録終端位置検索方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000251761A JP2002074670A (ja) | 2000-08-23 | 2000-08-23 | 情報処理装置および記録終端位置検索方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002074670A true JP2002074670A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18741118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000251761A Pending JP2002074670A (ja) | 2000-08-23 | 2000-08-23 | 情報処理装置および記録終端位置検索方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002074670A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008059708A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Sony Corp | データ記録再生装置及びデータ記録再生方法、並びにコンピュータ・プログラム |
JP2009104755A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-05-14 | Sony Corp | 記録装置、検出方法、およびプログラム |
-
2000
- 2000-08-23 JP JP2000251761A patent/JP2002074670A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008059708A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Sony Corp | データ記録再生装置及びデータ記録再生方法、並びにコンピュータ・プログラム |
JP4702229B2 (ja) * | 2006-08-31 | 2011-06-15 | ソニー株式会社 | データ記録再生装置及びデータ記録再生方法、並びにコンピュータ・プログラム |
JP2009104755A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-05-14 | Sony Corp | 記録装置、検出方法、およびプログラム |
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