JP2002074540A - 火災感知器 - Google Patents

火災感知器

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JP2002074540A JP2000261402A JP2000261402A JP2002074540A JP 2002074540 A JP2002074540 A JP 2002074540A JP 2000261402 A JP2000261402 A JP 2000261402A JP 2000261402 A JP2000261402 A JP 2000261402A JP 2002074540 A JP2002074540 A JP 2002074540A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単確実な構造で、組立作業が容易で、外表
面に充填剤が直接接触することが不都合な電気部品に充
填剤を直接接触させずに容易に防水処理を行うことがで
きる火災感知器を提供することである。 【解決手段】 電解コンデンサ、リードスイッチ等の外
表面を覆うことが不都合な部品を含む電気部品を搭載し
た回路基板を有する感知回路と、回路収納空間を形成す
る周壁を有する感知器本体と、回路収納空間内に充填さ
れた充填剤とを備えた火災感知器に於いて、回路収納空
間内に設けられ、回路基板と協働して、外表面を覆うこ
とが不都合な部品を囲んで周囲に充填剤のない空間を形
成する隔壁を備えている。周壁に周壁の開端を閉じるカ
バーを設け、隔壁をカバーから一体に延びて回路基板に
接触した囲いとしても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばサーミス
タ等の熱感知手段を用いて火災で発生した熱を感知する
火災感知器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の関連する防水構造を有する第1
の従来の火災感知器として、電気部品を実装した回路基
板を感知器本体内の囲い内に配置し、囲い内部をウレタ
ン樹脂等の充填剤により充填して回路基板とその電気部
品の防水性を確保するものがある。このような従来の火
災感知器は、電気部品を搭載した回路基板を有する感知
回路と、回路基板を収納する回路収納空間を形成する周
壁を有する感知器本体と、回路収納空間内に充填されて
感知回路を水分および機械的損傷から保護する充填剤と
を備えている。このような火災感知器に於いては、回路
基板上の電気部品は充填剤が直接接触するなどして外表
面が充填剤により覆われている。
【0003】また、防水構造を有する第2の従来の火災
感知器としては、電気部品を実装した回路基板を収納す
るための回路収納空間を感知器本体の周壁により形成
し、この周壁に蓋部材等の部品を紫外線硬化型の充填剤
を用いて塗布接着して接合部をシールし、感知回路周囲
に密閉空間を形成して防水性を確保するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の第1の従来の火
災感知器に於いては、電解コンデンサやリードスイッチ
等の電気部品を設けると、その外表面に充填剤が直接接
触するので、電気部品としてので、電気部品としての電
気的特性が変化するおそれがあり、その場合には、火災
感知器の性能に悪影響を与えることがあり不都合であ
る。
【0005】また、上述の第2の従来の火災感知器に於
いては、電解コンデンサやリードスイッチ等のその外表
面に充填剤が直接接触することが不都合な電気部品に充
填剤が接触していないので、火災感知器の性能に悪影響
を与えることがない。しかしながら、周壁と蓋部材との
間の接合部の必要な部分に選択的に紫外線硬化型の充填
剤を塗布し、紫外線照射により硬化させねばならず、工
程数が多く必要である。また、火災感知器の内部の形状
が複雑であるため、充填剤の塗布作業が困難で煩わしい
ものである。
【0006】従って、この発明は上述のような課題を解
決するためになされたもので、その目的は簡単確実な構
造で、組立作業が容易であり、外表面に充填剤が直接接
触することが不都合な電気部品に充填剤を直接接触させ
ずに容易に防水処理を行うことができる火災感知器を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)この発明の火災感
知器は、外表面を覆うことが不都合な部品を含む電気部
品を搭載した回路基板を有する感知回路と、回路基板を
収納する回路収納空間を形成する周壁を有する感知器本
体と、回路収納空間内に充填されて感知回路を保護する
充填剤とを備えた火災感知器に於いて、回路収納空間内
に設けられ、回路基板と協働して、外表面を覆うことが
不都合な部品を囲み、外表面を覆うことが不都合な部品
の周囲に充填剤で充填されてない空間を形成する隔壁を
備えている。
【0008】(2)隔壁は感知器本体から一体に延びて
回路基板に接触した囲いであっても良い。
【0009】(3)周壁は周壁開端を閉じるカバーを備
え、隔壁は上カバーから一体に延びて回路基板2に接触
した囲いであっても良い。
【0010】(4)充填剤はウレタン樹脂、シリコーン
樹脂あるいはエポキシ樹脂で良い。
【0011】(5)外表面を覆うことが不都合な電気部
品は電解コンデンサおよびリードスイッチの少なくとも
いずれか一方で良い。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
第1の実施の形態に係る火災感知器の構成を示す断面図
であり、図2は図1の線A―Aに沿った部分断面図であ
る。図1および図2において、この発明の火災感知器は
感知器本体1と、感知器本体1内に設けられた感知回路
2と、感知回路2を感知器本体1内で覆って保護する充
填剤3とを備えている。
【0013】感知器本体1は、図示しない固定ネジによ
り天井に取り付けられるベース4と、このベース4に着
脱可能に装着されてベース4と協働して感知器本体1を
構成するケース5とを備えている。ケース5の内面中央
部からは一体的にベース4に向かって延びて開端を持つ
周壁6が巡らされていて、周壁6の内側に感知回路2を
収納する回路収納空間7が形成されている。回路収納空
間7内には支持部材8が設けられていて感知回路2を回
路収納空間7内の所定位置に支持している。回路収納空
間7内にはまた、ケース5の内面からベース4に向かっ
て一体的に延びて、後に説明する外表面を覆うことが不
都合な部品9を収納するための空間10を内側に形成す
る隔壁11が設けられている。
【0014】感知回路2は、回路基板14と、回路基板
14上に搭載された電解コンデンサ、リードスイッチ、
サーミスタ16およびリード線17等の電気部品を備え
ている。これらの電気部品のうち、電解コンデンサは詳
細には説明しないが、内部のガス抜きを行う圧力弁が設
けてあり、電解コンデンサの本来の機能を保つために
は、圧力弁周辺に所定の空間を設ける必要がある。ま
た、リードスイッチは詳細には説明しないが、外部がガ
ラス管にで覆われており、ガラス管部を充填剤3で覆う
と、充填剤3の硬化時、また硬化後の外温の変化等にお
ける圧縮、膨張等により、ガラス管部に応力が加わり、
ガラス管にひび割れが発生し、本来の機能を有しなくな
るおそれがある。このように、電解コンデンサおよびリ
ードスイッチは、それらの外表面に充填剤3が接触して
外表面が直接覆われると、電気的特性が影響されるおそ
れがあり、その場合には感知回路2の性能に悪影響を与
えてしまうことがあり、この点で電解コンデンサおよび
リードスイッチ等は外表面を覆うことが不都合な部品9
である。
【0015】この発明によれば、上述の外表面を覆うこ
とが不都合な部品9は、電解コンデンサおよびリードス
イッチの少なくともいずれか一方とすることもできる。
この感知回路2は、その回路基板14が感知器本体1内
の回路収納空間7内で支持部材8によって支持されて収
納されている。感知回路2の電気部品のうち、サーミス
タ16は、回路基板14上で感知回路2に電気的に接続
固着されるとともに機械的にも接続されており、ケース
5の中心穴18を貫通して下面に延出されており、プロ
テクタ19により保護されている。感知回路2の電気部
品のうちリード線17は回路基板14から上方にベース
4を貫通して延びていて、天井等の設置面(図示してな
い)側の回路に接続できるようにされている。なお、こ
の発明の第1の実施の形態では、サーミスタ16の熱感
知手段を用いて火災で発生した熱を感知する火災感知器
として説明するが、煙・炎感知器等として構成すること
も可能である。
【0016】回路収納空間7内で支持部材8によって所
定位置に支持された回路基板14と周壁6との間には間
隙20が形成されており、回路基板14の上下にも回路
収納空間7が残されている。このような回路収納空間7
内には、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂あるいはエポキ
シ樹脂等の充填剤3が回路収納空間7上側より充填され
ていて、サーミスタ16およびリード線17の一部を除
き直接接触してあるいは密着して完全に感知回路2を覆
って保護している。しかしながら、電解コンデンサおよ
びリードスイッチ等の外表面を覆うことが不都合な部品
9は、回路基板14とケース5との間に設けられてい
て、ケース5から回路基板14に向かって一体的に延び
て先端で回路基板14に接触している筒形の隔壁11に
よって囲まれている。従って、隔壁11は回路基板14
と協働して内部の空間を閉じているため、隔壁11内の
空間10内には回路収納空間7の充填剤3が入り込め
ず、外表面を覆うことが不都合な部品9は充填剤3で充
填されてない空間10によって囲まれている。なお、図
示はしてないが、回路収納空間7を形成する周壁6の開
端を閉じるカバーを設けることもできる。この場合、カ
バーはその周縁部で周壁6の開端に係合してずれぬよう
にされ、またリード線17を通すための穴を持っている
のが望ましい。
【0017】このような構成の火災感知器によれば、簡
単な隔壁11を設けただけの構造で、組立作業に影響を
与えず、回路収納空間7の上側より充填剤3を回路収納
空間7に注入するだけであるので組立作業が容易であ
り、外表面を覆うことが不都合な部品9に充填剤3を直
接接触させずに、感知回路2の防水処理を容易に行うこ
とができる。また充填剤3として紫外線硬化型の充填剤
を用いる必要がない。そして、充填剤3の充填作業は一
回で済むので作業性が良く、製造工程数およびコストを
低減できる。
【0018】実施の形態2.図3はこの発明の第2の実
施の形態に係る火災感知器の構成を示す断面図である。
この火災感知器は、感知器本体1内に回路収納空間32
を形成する周壁33の開端を閉じるカバー34を備えて
いる。カバー34はその周縁部35で周壁33の開端に
係合してずれぬようにされており、またリード線17を
通すための穴36を持っている。回路収納空間32内に
は支持部材8によって回路基板37が所定位置に支持さ
れた感知回路2が設けられており、カバー34の内面か
らは、外表面を覆うことが不都合な部品9を囲む筒形の
隔壁38が一体に回路基板37に向かって延びていて、
その先端で回路基板37に接触している。また、外表面
を覆うことが不都合な部品9は回路基板37の図3で上
面即ちカバー34に面する側に設けられている。従って
外表面を覆うことが不都合な部品9は、カバー34と、
回路基板37と、隔壁38とによって囲まれた空間39
内に充填剤3によって直接接触されずに収納されてい
る。その他の構成は図1および図2の火災感知器と同様
である。
【0019】このような構成の火災感知器によれば、カ
バー34に簡単な隔壁38を設けただけの構造で、組立
作業に影響を与えず、カバー34に設けられたリード線
17を通す孔36から充填剤3を回路収納空間32に注
入するだけであるので組立作業が容易であり、外表面を
覆うことが不都合な部品9に充填剤3を直接接触させず
に、感知回路2の防水処理を容易に行うことができる。
また充填剤3として紫外線硬化型の充填剤を用いる必要
がない。そして、充填剤3の充填作業は一回で済むので
作業性が良く、製造工程数およびコストを低減できる。
また、カバー34に別途図示してない注入口を設け、じ
3を回路収納空間7に注入しても良い。
【0020】
【発明の効果】(1)以上の説明から明らかな通り、こ
の発明の火災感知器は、外表面を覆うことが不都合な部
品を含む電気部品を搭載した回路基板を有する感知回路
と、回路基板を収納する回路収納空間を形成する周壁を
有する感知器本体と、回路収納空間内に充填されて感知
回路を保護する充填剤とを備えた火災感知器に於いて、
回路収納空間内に設けられ、回路基板と協働して、外表
面を覆うことが不都合な部品を囲み、外表面を覆うこと
が不都合な部品の周囲に充填剤で充填されてない空間を
形成する隔壁を備えている。また、(2)隔壁は感知器
本体から一体に延びて回路基板に接触した囲いであって
も良い。更に、(4)充填剤はウレタン樹脂、シリコー
ン樹脂あるいはエポキシ樹脂で良く、(5)外表面を覆
うことが不都合な電気部品は、電解コンデンサおよびリ
ードスイッチの少なくともいずれか一方で良い。
【0021】従って、簡単な隔壁を設けただけの構造
で、組立作業に影響を与えず、充填剤を回路収納空間に
注入するだけであるので組立作業が容易であり、外表面
に充填剤が直接接触することが不都合な電気部品に充填
剤を直接接触させずに、感知回路の防水処理を容易に行
うことができる。また充填剤として紫外線硬化型の充填
剤を用いる必要がない。そして、充填剤の充填作業は一
回で済むので作業性が良く、製造工程数およびコストを
低減できる。
【0022】(3)周壁は周壁の開端を閉じるカバーを
備え、隔壁をカバーから一体に延びて回路基板に接触し
た囲いとすれば、カバーに簡単な隔壁を設けただけの構
造で、組立作業に影響を与えず、外表面に充填剤が直接
接触することが不都合な電気部品に充填剤を直接接触さ
せずに、感知回路の防水処理を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る火災感知器の
構成を示す断面図である。
【図2】 図1の線A-Aに沿った部分断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2に係る火災感知器を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 感知器本体、2 感知回路、3 充填剤、6、33
周壁、7、32 回路収納空間、9 外表面を覆うこ
とが不都合な部品、9、16、17 電気部品、10、
39 充填剤で充填されてない空間、11、38 隔
壁、14、37回路基板、34 カバー。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月21日(2001.2.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の第1の従来の火
災感知器に於いては、電解コンデンサやリードスイッチ
等の電気部品を設けると、その外表面に充填剤が直接接
触するので、電気部品としての電気的特性が変化するお
それがあり、その場合には、火災感知器の性能に悪影響
を与えることがあり不都合である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】(3)周壁は周壁の開端を閉じるカバーを
備え、隔壁はカバーから一体に延びて回路基板に接触し
た囲いであっても良い。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】(5)外表面を覆うことが不都合な部品は
電解コンデンサおよびリードスイッチの少なくともいず
れか一方で良い。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】感知回路2は、回路基板14と、回路基板
14上に搭載された電解コンデンサ、リードスイッチ、
サーミスタ16およびリード線17等の電気部品を備え
ている。これらの電気部品のうち、電解コンデンサは詳
細には説明しないが、内部のガス抜きを行う圧力弁が設
けてあり、電解コンデンサの本来の機能を保つために
は、圧力弁周辺に所定の空間を設ける必要がある。ま
た、リードスイッチは詳細には説明しないが、外部がガ
ラス管で覆われており、ガラス管部を充填剤3で覆う
と、充填剤3の硬化時、また硬化後の外温の変化等にお
ける圧縮、膨張等により、ガラス管部に応力が加わり、
ガラス管にひび割れが発生し、本来の機能を有しなくな
るおそれがある。このように、電解コンデンサおよびリ
ードスイッチは、それらの外表面に充填剤3が接触して
外表面が直接覆われると、電気的特性が影響されるおそ
れがあり、その場合には感知回路2の性能に悪影響を与
えてしまうことがあり、この点で電解コンデンサおよび
リードスイッチ等は外表面を覆うことが不都合な部品9
である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】このような構成の火災感知器によれば、カ
バー34に簡単な隔壁38を設けただけの構造で、組立
作業に影響を与えず、カバー34に設けられたリード線
17を通す穴36から充填剤3を回路収納空間32に注
入するだけであるので組立作業が容易であり、外表面を
覆うことが不都合な部品9に充填剤3を直接接触させず
に、感知回路2の防水処理を容易に行うことができる。
また充填剤3として紫外線硬化型の充填剤を用いる必要
がない。そして、充填剤3の充填作業は一回で済むので
作業性が良く、製造工程数およびコストを低減できる。
また、カバー34に別途図示してない注入口を設け、充
填剤3を回路収納空間7に注入しても良い。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【発明の効果】(1)以上の説明から明らかな通り、こ
の発明の火災感知器は、外表面を覆うことが不都合な部
品を含む電気部品を搭載した回路基板を有する感知回路
と、回路基板を収納する回路収納空間を形成する周壁を
有する感知器本体と、回路収納空間内に充填されて感知
回路を保護する充填剤とを備えた火災感知器に於いて、
回路収納空間内に設けられ、回路基板と協働して、外表
面を覆うことが不都合な部品を囲み、外表面を覆うこと
が不都合な部品の周囲に充填剤で充填されてない空間を
形成する隔壁を備えている。また、(2)隔壁は感知器
本体から一体に延びて回路基板に接触した囲いであって
も良い。更に、(4)充填剤はウレタン樹脂、シリコー
ン樹脂あるいはエポキシ樹脂で良く、(5)外表面を覆
うことが不都合な部品は、電解コンデンサおよびリード
スイッチの少なくともいずれか一方で良い。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外表面を覆うことが不都合な部品を含む
    電気部品を搭載した回路基板を有する感知回路と、上記
    回路基板を収納する回路収納空間を形成する周壁を有す
    る感知器本体と、上記回路収納空間内に充填されて上記
    感知回路を保護する充填剤とを備えた火災感知器に於い
    て、 上記回路収納空間内に設けられ、上記回路基板と協働し
    て、上記外表面を覆うことが不都合な部品を囲み、上記
    外表面を覆うことが不都合な部品の周囲に上記充填剤で
    充填されてない空間を形成する隔壁を備えたことを特徴
    とする火災感知器。
  2. 【請求項2】 上記隔壁が上記感知器本体から一体に延
    びて上記回路基板に接触した囲いである請求項1記載の
    火災感知器。
  3. 【請求項3】 上記周壁が、上記周壁の開端を閉じるカ
    バーを備え、上記隔壁が上記カバーから一体に延びて上
    記回路基板に接触した囲いである請求項1記載の火災感
    知器。
  4. 【請求項4】 上記充填剤はウレタン樹脂、シリコーン
    樹脂あるいはエポキシ樹脂である請求項1乃至3のいず
    れか記載の火災感知器。
  5. 【請求項5】 上記外表面を覆うことが不都合な部品は
    電解コンデンサおよびリードスイッチの少なくともいず
    れか一方である請求項1乃至4のいずれか記載の火災感
    知器。
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