JP2002074477A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2002074477A
JP2002074477A JP2000264133A JP2000264133A JP2002074477A JP 2002074477 A JP2002074477 A JP 2002074477A JP 2000264133 A JP2000264133 A JP 2000264133A JP 2000264133 A JP2000264133 A JP 2000264133A JP 2002074477 A JP2002074477 A JP 2002074477A
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JP
Japan
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charging
product
vending machine
unit
battery
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JP2000264133A
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English (en)
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Kiyoshi Hishitani
清 菱谷
Ryozo Kuribayashi
良造 栗林
繁樹 ▲高▼野
Shigeki Takano
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F15/00Coin-freed apparatus with meter-controlled dispensing of liquid, gas or electricity
    • G07F15/003Coin-freed apparatus with meter-controlled dispensing of liquid, gas or electricity for electricity
    • G07F15/006Coin-freed apparatus with meter-controlled dispensing of liquid, gas or electricity for electricity dispensed for the electrical charging of other devices than vehicles

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品を購入した利用者に有用なサービスを提
供し、他の自動販売機との差別化を図る。 【解決手段】 販売機本体1の一側に、複数の充電部2
1,21…を備える充電ユニット2を付設し、販売機本体
1の投入口12に代金を投入し、商品指定スイッチ14の操
作により購入商品の指定がなされたとき、充電ユニット
2の充電部21,21…に給電して、これらに接続されたモ
バイル機器等の電池駆動機器を充電するサービスを利用
者に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種商品の自動販
売機に関し、更に詳しくは、利用者に対して購入商品以
外の追加サービスを提供するようにした自動販売機に関
する。
【0002】
【従来の技術】飲料、たばこ、雑誌等、種々の商品の販
売手段として用いられている自動販売機は、商品を収納
する本体ケースの前面に、商品見本の陳列棚、商品代金
の投入口、商品の指定手段(商品指定スイッチ)及び商
品の排出口を設けて構成されており、利用者は、前記陳
列棚に陳列された商品見本を視認して購入を希望する商
品を選択し、前記投入口に所要の硬貨又は紙幣を投入し
た後、選択した商品に対応する商品指定スイッチを操作
することにより、この指定に応じて本体ケースの内部か
ら前記排出口に排出される指定商品を取り出すことがで
きる。
【0003】このように自動販売機は、希望する商品を
手軽に購入し得ることから、その普及が拡大しており、
このような普及の拡大に伴い、個々の自動販売機の売り
上げが頭打ちとなる傾向にあり、販売商品を提供する商
品提供者及び自動販売機を製造又は管理する事業者にと
っては、他の自動販売機との差別化を図ることが重要な
課題となっており、従来から、適正な設置場所の選定、
外観意匠の工夫等、他との差別化を図る試みがなされて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、適正な
設置場所とは、例えば、人通りが多く、しかも他の自動
販売機が設置されていない場所であり、このような設置
場所を確保することは一般的には困難であり、また外観
意匠の工夫にも限界があることから、前記差別化を図る
有効な手段とはなり得ない。
【0005】更に近年、特に都市部においては、所謂、
コンビニエンスストアの台頭の影響を受け、自動販売機
による売り上げが減少する傾向にあり、他の自動販売機
のみならず、コンビニエンスストアに対する差別化を図
ることも要求されており、このような要求に応え得る有
効な手段が見い出せていないのが現状である。
【0006】ところで近年においては、インターネット
の急速な普及に伴い、移動中に各種の情報を授受する手
段として、携帯電話、PHS等のモバイル機器の普及が
顕著である。この種のモバイル機器は、移動中の使用を
前提とすることから、一般的に、内蔵された充電式の電
池を電源として動作するようになしてあり、該電池の充
電残量の不足により使用不能に陥り、緊急の情報伝達に
支障を来す場合があって、このような不都合を簡易に解
消するための何らかの手段の実現が切望されている。
【0007】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、商品が購入されることを条件として、利用者が
所持するモバイル機器等の電池駆動機器の充電を行わせ
ることにより、商品を購入した利用者に付加的なサービ
スを提供し、他との差別化を図ることができる自動販売
機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
自動販売機は、代金の受け入れ手段及び購入商品の指定
手段を備え、前記受け入れ手段に所要の代金を受け入れ
た後、前記指定手段による商品の指定操作がなされたこ
とを条件として、前記指定操作に対応する商品を排出
し、利用者に販売する自動販売機において、利用者が所
持する電池駆動機器の接続が可能に構成してあり、接続
された電池駆動機器に内蔵された2次電池に充電する充
電部と、前記商品の販売条件が満足されたとき、前記充
電部への充電電力の供給を行わせる充電制御手段とを備
えることを特徴とする。
【0009】本発明においては、携帯電話、PHS等の
モバイル機器に代表される電池駆動機器の充電のための
充電部を自動販売機に付設し、商品の販売条件が満たさ
れたとき前記充電部に給電して、該充電部に接続された
電池駆動機器に充電せしめ、商品を購入した利用者に付
加的なサービスを提供する。
【0010】また本発明の第2発明に係る自動販売機
は、代金の受け入れ手段及び購入商品の指定手段を備
え、前記受け入れ手段に所要の代金を受け入れた後、前
記指定手段による商品の指定操作がなされたことを条件
として、前記指定操作に対応する商品を排出し、利用者
に販売する自動販売機において、利用者が所持する電池
駆動機器の接続が可能に構成してあり、接続された電池
駆動機器に内蔵された2次電池に充電する充電部と、予
め設定された所定の時間帯となったとき、前記充電部へ
の充電電力の供給を行わせる充電制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0011】本発明においては、携帯電話、PHS等の
モバイル機器に代表される電池駆動機器の充電のための
充電部を自動販売機に付設し、予め設定された所定の時
間帯、例えば、商品の販売数量が少ない時間帯となった
とき前記充電部に給電して、該充電部に接続された電池
駆動機器に充電せしめるサービスを無条件に提供し、こ
のサービスの利用者を集めて商品の販売を促進する。な
お前記時間帯の設定は、設置場所等の設置条件に応じて
変更可能とするのがよく、また、日々の商品の販売実績
に応じて自動的に設定されるようにすることもできる。
【0012】また本発明の第3発明に係る自動販売機
は、第1発明又は第2発明における充電制御手段が、前
記充電部への電力供給を、該充電部への電池駆動機器の
接続に応じて開始することを特徴とする。
【0013】この発明においては、前記充電部への電力
供給を、該充電部に電池駆動機器が接続された場合に限
って行い、無為な給電による感電、短絡事故の発生を防
止する。
【0014】また第4発明に係る自動販売機は、第1〜
第3発明における充電制御手段が、前記充電部への電力
供給を、該充電部からの電池駆動機器の取り外し、又は
所定時間の経過に応じて停止することを特徴とする。
【0015】この発明においては、前記充電部への電力
供給を、対象となる電池駆動機器が取り外されたときに
停止して、非接続状態での無為な給電による感電、短絡
事故の発生を防止し、前記取り外しがなされなかったと
きには、予め定めた所定時間が経過したときに停止し
て、サービスの範囲を超えた過剰な充電がなされないよ
うにする。前記所定時間は、利用状況に応じた適正な時
間とすべく、該自動販売機を管理する事業者により変更
可能としてもよい。
【0016】更に第5発明に係る自動販売機は、第1〜
第4発明における充電部が、異なる種類の電池駆動機器
に対応すべく複数設けてあることを特徴とする。
【0017】この発明においては、充電部を複数設け、
多くの機種のモバイル機器等、異なる種類の電池駆動機
器に対して充電サービスを提供できるようにする。一般
的にモバイル機器の充電構造は、製造業者毎に共通であ
るから、代表的な製造業者の充電構造に対応し得る比較
的少数の充電部を設けることにより、広範な利用者に対
してモバイル機器の充電サービスを提供することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る自動
販売機の外観を示す正面図である。
【0019】図示の如く本発明に係る自動販売機は、販
売機本体1の一側に充電ユニット2を並設して構成され
ている。販売機本体1は、販売商品を収納する本体ケー
ス10の前面上部に、透明樹脂製の前面パネルにより覆わ
れた商品見本の陳列棚11を、また、該陳列棚11の一側下
部に、硬貨、紙幣等の代金の投入のための投入口12を夫
々設け、更に、本体ケース10の前面下部に購入商品の取
り出し口13を開設して構成されている。
【0020】陳列棚11の内部には、販売商品に対応する
商品見本A,A…が、縦横各複数列に並べて配置されて
おり、陳列棚11の前面パネルには、購入希望の商品を指
定するための押しボタン式の商品指定スイッチ14,14…
が、前記商品見本A,A…の夫々に対応するように前面
外部からの操作可能に並設されている。また本体ケース
10の内部には、前記商品見本A,A…の夫々に対応する
商品の収納部と、これらの収納部から商品を排出する動
作をなす排出部15(図3参照)とが備えられ、各収納部
に収納された商品は、前記商品指定スイッチ14,14…の
操作に応じた排出部15の動作により、前記取り出し口13
の内側に設けた取り出し室に選択的に排出されるように
なしてある。なお、前記収納部及び排出部15は、各種の
自動販売機において一般的に備えられているものであ
り、夫々の構成の図示、及び詳細な説明は省略する。
【0021】以上の構成により、利用者は、陳列棚11内
部の商品見本A,A…を夫々に付設された料金表示と共
に視認して購入希望商品を選定し、次いで、前記投入口
12に所要の代金を投入した後、対応する商品指定スイッ
チ14を押圧操作することにより所望の商品を購入するこ
とができる。
【0022】また前記充電ユニット2は、販売機本体1
と略同高に設定された細幅の外装ケス20の前面に、上下
方向に複数(図においては4つ)の充電部21,21…を並
設すると共に、各充電部21,21…の下部に、スタンバイ
状態にあることを表示するスタンバイランプ22,22…
と、充電中であることを表示する充電ランプ23,23…と
を夫々配して構成されている。
【0023】図2は、充電部21の概略構成を示す断面図
である。図示の如く充電部21は、前記外装ケース20の前
面に開口を有し、携帯電話、PHS等のモバイル機器M
の一部の差し込みが可能に構成された装着孔24と、該装
着孔24の内奥部に配された給電端子25とを備えてなり、
前記装着孔24に差し込まれるモバイル機器Mの差し込み
側端部に設けられた受電端子26に前記給電端子25を接続
させて、該給電端子25への給電を前記受電端子26を介し
てモバイル機器Mに内蔵された2次電池Bに流し、該2
次電池Bを充電せしめる構成となっている。なお前記装
着孔24の開口部には、非使用時における外部からの塵
埃、水滴等の異物の侵入を防止すべく、上縁を枢軸とす
る回動により、内方への押し開きが可能とされたシャッ
タ板27が取り付けられている。
【0024】このような充電部21を複数設けてあるの
は、多くのモバイル機器Mの充電を可能とするためであ
る。代表的なモバイル機器である携帯電話の充電構造
は、その製造業者毎に共通であることが多く、代表的な
製造業者の充電構造に対応し得る比較的少数(図1にお
いては4つ)の充電部21,21…を設けることにより、以
下に示す充電サービスを広範な利用者に対して提供する
ことができる。
【0025】図3は、本発明に係る自動販売機の制御系
の構成を示すブロック図である。図中3は、販売機本体
1の動作制御のための主制御部、また4は、充電ユニッ
ト2の動作制御のための充電制御部である。主制御部3
及び充電制御部4は、CPU、ROM、RAMを備える
マイクロプロセッサにより構成されており、これらは、
各別の入出力インターフェイス30、40を介して相互間で
の信号の授受が可能に接続されている。
【0026】主制御部3は、代金受入部31、商品指定受
付部32及び排出部15と接続されている。代金受入部31
は、利用者により前記投入口12に投入された代金を受け
入れると共に、商品排出後の精算処理を行うためのもの
である。なお、代金の受け入れは、前述した硬貨、紙幣
に限らず、プリペイドカード等の有価価値が付与された
記録媒体からの記録情報の読取りにより行わせることも
可能である。
【0027】商品指定受付部32は、前記商品指定スイッ
チ14,14…を操作により利用者が指定する購入希望商品
を受け付けるための入力装置である。排出部15は、前述
の如く本体ケース10の内部に収納された商品を、前記取
り出し口13内側の取り出し室に選択的に排出せしめる動
作をなすものであり、主制御部3から与えられる動作指
令に応じて排出動作を行う構成としてある。
【0028】また充電制御部4は、前記充電部21、表示
部41及び充電機器受付部42に接続されている。前述の如
く構成された充電部21には、充電制御部4から与えられ
る動作指令に応じて充電電力が供給されるようになして
ある。なお充電部21は、図1に示す如く複数設けられて
いるが、図3中には、単一のブロックにより示してあ
る。表示部41は、前記スタンバイランプ22,22…及び充
電ランプ23,23…を含んで構成されており、これらは、
充電制御部4から与えられる動作指令に応じて点灯する
ようになしてある。
【0029】充電機器受付部42は、利用者により各充電
部21,21…に装着されるモバイル機器Mを充電対象機器
として受付けるための入力装置であり、例えば、夫々の
充電部21,21…の装着孔24,24…内に配設され、夫々へ
のモバイル機器Mの差し込みを検出するセンサにより構
成することができる。
【0030】図4は、商品販売時における主制御部3の
制御動作の流れを示すフローチャートである。主制御部
3は、代金受入部31から商品代金の受け入れが入力され
た場合(ステップ1)、受け入れられた代金の金額を調
べ、この金額が予め設定された最低金額に達しているか
否かを判定し(ステップ2)、達していない場合にはス
テップ1に戻り、更なる代金の受け入れを待って待機す
る。
【0031】ステップ2での判定に用いる最低金額は、
販売機本体1において販売対象としている商品の販売価
格のうち、最も低い販売価格に対応する金額であり、ス
テップ2において受け入れた代金が前記最低金額に達し
ていると判定された場合、主制御部3は、販売可能な状
態にあると判断して、充電ユニット2の充電制御部4に
充電準備のためのスタンバイ指令を与える(ステップ
3)と共に、例えば、前記商品指定スイッチ14,14…に
付設されたランプを点灯せしめて販売可能な商品を利用
者に報知する等の販売準備動作を行う(ステップ4)。
充電制御部4は、前記スタンバイ指令に応じて後述する
動作を開始する。
【0032】その後主制御部3は、商品指定受付部32か
らの入力により、利用者により購入希望商品の指定がな
されたか否かを判定し(ステップ5)、この指定がなさ
れるまで販売準備動作を継続して待機する。商品の指定
がなされた場合、主制御部3は、前記排出部15に指定さ
れた商品の排出指令を与え、該排出部15の動作により指
定商品を排出せしめる(ステップ6)と共に、前記代金
受入部31に精算指令を与え、指定商品の代金と先に投入
された金額との間にて精算処理を行わせ(ステップ
7)、釣り銭を排出せしめる一方、充電ユニット2の充
電制御部4に充電許可指令を与え(ステップ8)、一連
の動作を終了する。
【0033】以上の主制御部3の動作は、前記充電制御
部4に対するスタンバイ指令(ステップ3)及び充電許
可指令(ステップ8)を発する動作を除けば、各種の自
動販売機において従来から一般的に行われている動作で
あり、利用者は、本体ケース10前面の陳列棚11に陳列さ
れた商品見本A,A…を視認して購入を希望する商品を
選択し、代金の投入口12に所要の硬貨又は紙幣を投入し
た後、選択した商品に対応する商品指定スイッチ14,14
…を操作することにより、この指定に応じて本体ケース
10の内部から排出口15に排出される指定商品を取り出す
ことができる。
【0034】図5は、充電制御部4の制御動作の流れを
示すフローチャートである。充電制御部4は、前述の如
く、販売機本体1の主制御部3から与えられるスタンバ
イ指令に応じて動作を開始し、まず、前記表示部41に動
作指令を発し前記充電部21,21…に付設されたスタンバ
イランプ22,22…を点灯せしめて(ステップ11)、利用
者に充電部21,21…の使用が可能であることを報知す
る。
【0035】その後充電制御部4は、前記主制御部3か
ら充電許可指令が与えられるまでスタンバイ状態を保っ
て待機し(ステップ12,13)、予め設定された待機時間
が経過するまで充電許可指令が与えられなかった場合に
は、後述するステップ21に進み、充電許可指令が与えら
れた場合、前記表示部41に動作指令を発し、各充電部2
1,21…に付設された充電ランプ23,23…を点灯せしめ
て(ステップ14)、利用者に充電準備が完了したことを
報知する。
【0036】前記ステップ13における待機時間は、例え
ば、払い戻し操作により商品の購入がキャンセルされた
場合等、代金の投入後に商品指定がなされない状態が継
続した場合にいて、利用者が充電部21,21…の使用権利
を失ったと判定させるために必要なものである。この待
機時間は、利用者が商品の選択に迷い、商品指定のため
の操作が遅れた場合に誤った判定がなされることを防止
するため、数分程度の比較的長い時間に設定されるのが
望ましい。
【0037】充電ランプ23,23…の点灯後、充電制御部
4は、充電機器受付部42からの入力により、充電機器の
受付けがなされたと判定されるまで、より詳しくは、充
電部21,21…のいずれかにモバイル機器Mが接続された
と判定されるまで待機し(ステップ15,16)、予め設定
された待機時間が経過するまで前記受付けがなされなか
った場合には、後述するステップ21に進み、受付けがな
されたと判定された場合には、対応する充電部21を電源
に接続して該充電部21への給電を開始し(ステップ1
7)、この給電を、予め設定された充電時間が経過する
まで(ステップ18)、又は充電機器が取り外される(ス
テップ19)まで継続する。
【0038】以上の動作により自動販売機の利用者が、
販売機本体1の投入口12に代金を投入し、所望の商品指
定スイッチ14を押圧するという通常の購入操作を行った
後、所持しているモバイル機器Mを、充電ユニット2の
対応する充電部21に前述の如く装着せしめた場合、該充
電部21の内奥側の給電端子25への給電が、これに接触す
る受電端子26を介して前記モバイル機器Mに内蔵された
電池Bに流れ、該電池Bが充電されることとなり、前記
利用者は、所持するモバイル機器Mの充電を商品購入に
付随するサービスとして享受することができる。
【0039】これにより利用者は、所謂、電池切れによ
るモバイル機器Mの使用不能を解消し、緊急時における
情報伝達に対応することが可能となり、前記利用者に有
用なサービスを提供することができる。また前記充電
は、商品の購入に対する付加的なサービスとして提供さ
れることから、商品の購入の都度モバイル機器Mの充電
を行っておくことにより電池切れの発生を未然に防止す
ることが可能となり、利用者は、商品の購入に際し、充
電サービスを受けられる本発明に係る自動販売機を選択
するようになり、他の自動販売機に対する差別化を図る
ことができ、売り上げの増加を望む自動販売機の管理事
業者にとっても有用である。
【0040】なお、前記ステップ16における待機時間
は、以上の如き充電サービスを利用するか否かを確かめ
るための時間として設定されたものであり、ステップ13
における待機時間と同等、又はこれより短い時間に設定
すれば十分である。
【0041】充電制御部4は、前記充電時間の経過後、
又はモバイル機器Mが取り外された場合、前記充電部21
への給電を停止し(ステップ20)、また前記表示部41へ
の動作指令を解除し前記スタンバイランプ22及び充電ラ
ンプ23を消灯せしめて(ステップ21)、一連の動作を終
える。
【0042】前記充電時間は、数分程度に止めるのが望
ましい。この理由は、代表的なモバイル機器である携帯
電話は、近年においては、充電時間の2倍程度の時間の
使用が可能であり、緊急時における電池切れに対応する
ためには、数分程度の充電時間で十分であるためであ
り、また、充電時間を過度に長く設定した場合、次の利
用者に多大の待ち時間を強いる結果となるためである。
なお、前記充電時間を変更可能とし、利用状況に応じた
適正な時間に設定し得るようにしてもよい。またモバイ
ル機器Mの取り外しに応じて給電を停止するのは、無為
な給電の継続による感電又は短絡事故の発生を防止する
ためである。
【0043】前記ステップ21は、前記ステップ13又はス
テップ16において待機時間が経過したと判定された場合
にも実行され、充電制御部4は、その動作を終了する。
これにより、商品の購入がキャンセルされた場合、又は
充電サービスを希望しない場合における無為な待機を防
止することができる。
【0044】図6は、商品の非販売時における主制御部
3の制御動作の流れを示すフローチャートである。主制
御部3は、代金受入部31から商品代金の受け入れが入力
されない状態が継続した場合、所定のサンプリング周期
毎に内蔵時計により計時されている現状の時刻を取込み
(ステップ31)、現状の時刻が予め設定されたサービス
時間帯内にあるか否かを判定しており(ステップ32)、
サービス時間帯ではないと判定された場合には、何らの
制御動作も行うことなく動作を終了し、またサービス時
間帯であると判定された場合には、充電ユニット2の充
電制御部4に充電許可指令を発し(ステップ33)、その
後に動作を終了して、次なるサンプリング周期となるま
で待機する。
【0045】前記サービス時間帯は、深夜、早朝等、利
用者が少なく、販売数量が少なくなると想定される時間
帯であり、自動販売機の設置に際し、設置場所に適合す
る時間帯に適宜に設定される。なおこの時間帯は、外部
から設定変更可能に構成し、利用状況に応じて変更する
ようにしてもよく、更には、日々の商品の販売実績に応
じて自動的に設定されるようにすることもできる。また
前記サンプリング周期は、数分程度の比較的に長い時間
周期に設定しておけばよい。
【0046】以上の動作により、前記サービス時間帯に
おいては、充電ユニット2の充電部21,21…に対応する
モバイル機器Mを装着することにより、該モバイル機器
Mのの充電サービスを、無条件に享受することができ
る。またこの充電は、図6に示すフローチャートに従う
動作の繰り返しにより、サービス時間帯内であれば実質
的に連続して行われるから、利用者は、時間の許す限り
充電を行わせることができる。
【0047】一方、自動販売機の管理事業者にとって
は、充電サービスを期待する利用者を集めることがで
き、これらの利用者による充電待ちの間の商品購入によ
り、販売数量の少ない時間帯における売り上げの向上を
期待することができる。なお、サービス時間帯内での充
電が長時間に亘って行われたとしても、これに要する経
費はわずかであり、管理事業者に大なる経費負担を強い
る虞れはない。
【0048】なお以上の実施の形態においては、販売機
本体1の一側に充電ユニット2を付設した構成としてあ
るが、販売機本体1の一部に充電部21,21…を設け、単
一の装置として構成してもよいことは言うまでもない。
但し、充電ユニット2を別体に構成した場合、既存の自
動販売機への追加により本発明に係る自動販売機を構成
することができる。充電ユニット2は、複数の充電部2
1,21…を上下方向に並設することにより、図1に示す
如く、細幅に構成することができ、スペース的な制約に
煩わされることなく追加設置が可能である。
【0049】また以上の実施の形態においては、モバイ
ル機器Mを充電対象機器としてしているが、本発明は、
2次電池を電源として内蔵する他の電池駆動機器、例え
ば、携帯式のCD,MDプレーヤ等を対象とする場合に
も適用可能であることは言うまでもない。
【0050】また以上の実施の形態においては、充電部
21,21…の動作状態を表示する表示部41を、前述の如く
点、消灯されるスタンバイランプ22及び充電ランプ23に
より構成してあるが、例えば、文字表示、音声表示が可
能な表示手段を表示部41として用い、充電サービスの利
用を積極的に促すようにしてもよい。特に、前記サービ
ス時間帯においては、集客効果を増すべく、無償での充
電サービス中であることを大きく表示する表示部を設け
るのが望ましい。
【0051】更に以上の実施の形態においては、充電部
21の装着孔24の開口部に押し開きが可能なシャッタ板27
が取り付けられているが、該シャッタ板27を常時閉止状
態にロックするロック手段を設け、該ロック手段を主制
御部3からの充電許可指令に応じて解除する構成とする
ことが可能である。この構成によれば、悪意による充電
部21の損傷を未然に防止することが可能となる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明の第1発明に係
る自動販売機においては、モバイル機器等の電池駆動機
器への充電が可能に構成された充電部を付設し、商品の
販売条件が満たされたとき前記充電部に充電電力を供給
する構成としたから、商品を購入した利用者に対し、電
池駆動機器の充電という有用なサービスを提供すること
ができ、他の自動販売機との大なる差別化を図り、売り
上げの増加を図ることが可能となる。
【0053】また本発明の第2発明に係る自動販売機に
おいては、モバイル機器等の電池駆動機器への充電が可
能に構成された充電部を付設し、予め設定された所定の
時間帯となったとき前記充電部に充電電力を供給する構
成としたから、特に、利用者の少ない時間帯に、無償で
の充電サービスを利用する利用者を集め、これらの利用
者による充電待ちの間の商品の購入により、売り上げの
増加を図ることが可能となる。
【0054】また第3発明に係る自動販売機において
は、充電部への電力供給を、電池駆動機器の接続に応じ
て開始する構成としたから、無為な給電に起因する感
電、短絡事故の発生を未然に防止することができる。
【0055】また第4発明に係る自動販売機において
は、充電部への電力供給を、電池駆動機器の取り外し、
又は所定時間の経過に応じて停止するから、無為な給電
による感電、短絡事故の発生を未然に防止することがで
き、サービスの範囲を超えた過剰な充電がなされず、次
の利用者に待ち時間を強いることもない。
【0056】更に第5発明に係る自動販売機において
は、充電部を複数設けたから、多種の電池駆動機器に対
する充電が可能であり、広範な利用者に対して充電サー
ビスを提供することができる等、本発明は優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の外観を示す正面図で
ある。
【図2】充電部の概略構成を示す断面図である。
【図3】本発明に係る自動販売機の制御系の構成を示す
ブロック図である。
【図4】商品販売時における主制御部の制御動作の流れ
を示すフローチャートである。
【図5】充電制御部の制御動作の流れを示すフローチャ
ートである。
【図6】商品の非販売時における主制御部の制御動作の
流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動販売機 2 充電ユニット 3 主制御部 4 充電制御部 12 投入口 14 商品指定スイッチ 21 充電部 31 代金受入部 32 商品指定受付部 42 充電機器受付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 7/00 301 H02J 7/00 301A (72)発明者 ▲高▼野 繁樹 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 BA01 BA02 BA06 CA02 CB01 CB03 CB05 DA03 DB02 DB05 DE10 EA03 EA11 EA12 EA20 EB01 EB08 FB20 3E047 JA04 KA01 5G003 AA01 BA01 DA04 EA01 FA01 GC05 5H030 AA00 AS00 FF52

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 代金の受け入れ手段及び購入商品の指定
    手段を備え、前記受け入れ手段に所要の代金を受け入れ
    た後、前記指定手段による商品の指定操作がなされたこ
    とを条件として、前記指定操作に対応する商品を排出
    し、利用者に販売する自動販売機において、 利用者が所持する電池駆動機器の接続が可能に構成して
    あり、接続された電池駆動機器に内蔵された2次電池に
    充電する充電部と、 前記商品の販売条件が満足されたとき、前記充電部への
    充電電力の供給を行わせる充電制御手段とを備えること
    を特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 代金の受け入れ手段及び購入商品の指定
    手段を備え、前記受け入れ手段に所要の代金を受け入れ
    た後、前記指定手段による商品の指定操作がなされたこ
    とを条件として、前記指定操作に対応する商品を排出
    し、利用者に販売する自動販売機において、 利用者が所持する電池駆動機器の接続が可能に構成して
    あり、接続された電池駆動機器に内蔵された2次電池に
    充電する充電部と、 予め設定された所定の時間帯となったとき、前記充電部
    への充電電力の供給を行わせる充電制御手段とを備える
    ことを特徴とする自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記充電制御手段は、前記充電部への電
    力供給を、該充電部への電池駆動機器の接続に応じて開
    始する請求項1又は請求項2記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記充電制御手段は、前記充電部への電
    力供給を、該充電部からの電池駆動機器の取り外し、又
    は所定時間の経過に応じて停止する請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記充電部は、異なる種類の電池駆動機
    器に対応すべく複数設けてある請求項1乃至請求項4の
    いずれかに記載の自動販売機。
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