JPH10162241A - 携帯電話機用充電電力自動販売機 - Google Patents

携帯電話機用充電電力自動販売機

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JPH10162241A
JPH10162241A JP8294079A JP29407996A JPH10162241A JP H10162241 A JPH10162241 A JP H10162241A JP 8294079 A JP8294079 A JP 8294079A JP 29407996 A JP29407996 A JP 29407996A JP H10162241 A JPH10162241 A JP H10162241A
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JP
Japan
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charging
mobile phone
vending machine
portable telephone
door
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JP8294079A
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English (en)
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Katsuhiro Inoue
勝弘 井上
Katsuya Numa
勝也 沼
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K N TECHNOS KK
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K N TECHNOS KK
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Publication date
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    • Y02T90/12Electric charging stations

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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄電池容量の不足した携帯電話機を事務所や
自宅に持ち帰ることなく、外出先で簡便に充電できるよ
うにする。 【解決手段】 複数種類の携帯電話及び複数種類の2次
電池に対応した複数の充電ブロック3から装置利用者自
身の保持する携帯電話にあった充電ブロックを見つけ、
その充電ブロック3に携帯電話を取り付け、硬貨投入口
4から適当な金額の硬貨を投入し、選択ボタン12から
所望の充電時間を指示し、キー11によって充電ブロッ
クの扉7を施錠すると、受け入れられた硬貨の金額を計
算し、その計算された金額と指示された充電時間とに従
って、充電ブロック3に備えられた急速充電器を制御
し、その充電ブロックの充電ホルダに取り付けられた携
帯電話の2次電池に充電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機用充電電
力自動販売機に関し、特に、例えば、駅の構内や百貨店
内、宿泊施設内などに設置して、携帯電話機に急速充電
を行なうために用いられる携帯電話機用充電電力自動販
売機に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、各種の携帯電話機が普及している
が、携帯電話機が内蔵する蓄電池容量に応じて、それぞ
れの携帯電話機の連続待受け時間や連続通話時間が定め
られている。
【0003】したがって、長期間携帯電話機を使用した
場合、その携帯電話機が内蔵する蓄電池の容量が不足す
ることになり、携帯電話機への充電が必要となってく
る。
【0004】従来、携帯電話機へ充電を行なうには、携
帯電話機を事務所や自宅などに持ち帰り、備え付けの卓
上急速充電器などの専用充電器を用いて充電を行なって
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、蓄
電池容量の不足した携帯電話機へ充電を行なうために
は、携帯電話機を事務所や自宅などに持ち帰って充電を
行なう必要があるので、事務所への一時立ち寄りや自宅
への持ち帰りが不可能な場合は、携帯電話機が使用でき
なくなるという問題があった。
【0006】このような問題に対処するため、従来は充
電済みの予備の蓄電池パックを常に携帯して長時間の通
話に備えるようにしていたが、このような予備の蓄電池
パックの携帯は持ち歩きにかさ張るという問題があっ
た。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
であり、蓄電池容量の不足した携帯電話機を事務所や自
宅などに持ち帰えることなく、外出先で簡単に充電でき
る携帯電話機用充電電力自動販売機を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の携帯電話機用充電電力自動販売機は、以下の
ような構成からなる。
【0009】即ち、複数種類の携帯電話及び複数種類の
2次電池に対応した複数の充電手段と、前記複数の充電
手段各々に対応して、充電時間を指示する指示手段と、
前記複数の充電手段各々の扉を施錠・解錠する施錠・解
錠手段と、硬貨或は紙幣を受け入れる受け入れ手段と、
前記受け入れ手段によって受け入れられた硬貨或は紙幣
の金額を計算する計算手段と、前記計算手段によって計
算された金額と前記指示手段によって指示された充電時
間とに従って、前記複数の充電手段各々を制御し、前記
充電手段に取り付けられた携帯電話の2次電池に充電す
る充電制御手段とを有することを特徴とする携帯電話機
用充電電力自動販売機を備える。
【0010】以上の構成により本発明は、複数種類の携
帯電話及び複数種類の2次電池に対応した複数の充電手
段から装置利用者自身の保持する携帯電話にあった充電
手段を見つけ、その充電手段に携帯電話を取り付け、受
け入れ手段から適当な金額の硬貨或は紙幣を投入し、指
示手段から所望の充電時間を指示し、施錠・解錠手段に
よって充電手段を施錠すると、受け入れられた硬貨或は
紙幣の金額を計算し、その計算された金額と指示された
充電時間とに従って、充電手段を制御し、その充電手段
に取り付けられた携帯電話の2次電池に充電するよう動
作する。
【0011】さらに、受け入れた硬貨或は紙幣の金額
と、指示された充電時間に対応した金額とを比較し、そ
の比較結果に従って、おつりをだすように制御するよう
にしても良い。
【0012】また、複数の充電手段各々には、1種類の
携帯電話及び1種類の2次電池に対応した急速充電器
と、充電の状態を表示する表示手段とを含むように構成
し、その急速充電器の電極位置、電極形状、充電電圧
は、取り付ける携帯電話或は2次電池に従って異なら
せ、一方、充電の状態の推移に従って、異なる色を点灯
する複数のLEDを含むように表示手段を構成しても良
い。
【0013】ここで、複数の2次電池には、NiCd電
池、Ni−MH電池、Li−ION電池などを含む。
【0014】さらに、施錠・解錠手段によって、充電手
段の扉が施錠されたことを検知し、その検知結果に従っ
て、充電手段に取り付けられた携帯電話の2次電池への
充電を開始するよう制御しても良い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して、本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の代表的な実施形態である携
帯電話機用充電電力自動販売機の外観斜視図である。こ
の図で、この充電電力自動販売機のケーシング1は、箱
型の形状を有し、底部に設けられた4本の脚2で自立し
ている。このケーシング1の前面部には、複数台、この
実施形態では上段に5台、下段に5台、計10台の充電
ブロック3が設置されている。下段の充電ブロック3の
右下方部には、硬貨投入口4、硬貨返却レバー5が備え
られており、さらに下方部には硬貨返却口6が設けられ
ている。なお、紙幣投入口を設けて、紙幣も使用できる
ようにしてもよい。
【0017】各充電ブロック3は、市販されている複数
種の携帯電話機の内で、充電形態に互換を持つ電話機群
であれば、その電話機を装着して充電を行なえるように
なっている。そして、充電ブロック3の扉7の前面部に
は、そのブロック3で充電が可能な適合機種名を表示し
た銘板8が貼り付けられている。
【0018】図2は充電ブロック3の拡大図である。図
2に示すように、銘板8にはそのブロック3で充電が可
能な適合機種名を表示している。これによって、装置利
用者は、自分の携帯している電話の機種に、充電可能な
充電ブロックを見出すことができる。
【0019】さらに、図1及び図2に示されているよう
に、各充電ブロック3の扉7の右側部には、操作盤9が
備えられており、操作盤9には上部から充電ブロック選
択スイッチ10、扉開閉キー11、4つの充電時間(例
えば、5分、10分、15分、30分)の内1つを選択
的に設定できる選択ボタン12が備えられている。ま
た、扉7の上方には、現在、充電動作スタンバイ状態に
あるか、充電状態にあるか、或は、充電完了状態にある
かを示す充電表示ランプ14が設けられている。
【0020】扉7は、充電ブロック3の左側縁の上下の
ヒンジ15を支点に開閉するようになっており、扉7を
開けると、図3に示すように内部に電話機格納室16が
設けられている。電話機格納室16の全面開口部16a
を開閉する扉7の施錠および解錠は、キー11によって
行なわれる。格納室16内の底部には、充電しようとす
る電話機を装着するための電話機装着用ホルダである充
電ホルダ17が設置されている。充電ホルダ17に装着
された携帯電話機18は電話機底部に備えられた2つの
充電端子がホルダ17底部の電極と接触できるようにな
っている。
【0021】なお、扉開閉キー11と扉7の側縁中央部
に設けられた鍵13とは、扉7を施錠するためのロック
機構を構成している。
【0022】図4は携帯電話機用充電電力自動販売機
(以下、装置という)の構成を示すブロック図である。
【0023】図4に示されているように、この装置は、
装置全体を制御したり金銭の授受を管理するメインユニ
ット50、10個の充電ブロック各々に対応した充電ユ
ニット100、200、……、1000、メインユニッ
トと充電ユニットに電力を供給する電源ユニット60、
及び、メインユニットと充電ユニットとを電気的に相互
に接続するCPUバス70とで構成されている。
【0024】従って、メインユニットと充電ユニットと
は、マスタ−スレーブの関係となって動作する。また、
充電ユニットにはスタンバイモードとアクティブモード
の2つのモードがあり、通常、充電ユニットはスタンバ
イモードとなっている。スタンバイモードでは、一部の
構成要素のみに電源が供給され、これによって装置全体
の消費電力を抑えている。そして、充電動作が必要とな
ったときのみ、メインユニット50からの指示により、
アクティブモードに切り替わる。
【0025】充電ユニット100、200、……、10
00は、携帯電話を取り付けるホルダの形状や電極位置
や充電電圧などが異なる以外は基本的に共通の構成とな
っている。
【0026】さて、メインユニット50は、装置全体を
制御するとともに金銭の授受管理に係わる制御を行うC
PU51、CPU51が実行する種々の制御プログラム
を格納するROM52、CPU51で実行される制御プ
ログラムの作業領域として用いられるRAM53、硬貨
投入口4から投入された硬貨を一時的に保持する硬貨受
容部54、投入硬貨をストックする硬貨ストッカ54
a、投入硬貨の真偽を判別する硬貨判別器55、おつり
の硬貨をストックするおつりストッカ56とで構成され
ている。
【0027】硬貨受容部54に一時的にストックされた
硬貨は、それが偽造硬貨或は受け付けできない硬貨(例
えば、1円硬貨、5円硬貨、外国の硬貨など)であると
判定された場合、返却レバー5を回した場合には硬貨返
却口6に返却される。また、後述するおつり計算によっ
て、おつりが必要な場合には、そのおつりが硬貨返却口
6に排出される。
【0028】図5は充電ユニット100の構成を示すブ
ロック図である。
【0029】充電ユニット100は、CPUバス70を
介してメインユニット50のCPU51からの指令を受
けて、充電動作を実行する。
【0030】図5に示すように、充電ユニット100
は、そのユニット全体の動作を制御するCPU110、
CPU110が実行する種々の制御プログラムを格納す
るROM115、CPU110で実行される制御プログ
ラムの作業領域として用いられるRAM120、充電時
間の設定を行うタイマ(TIMER)130、CPU1
10と以下に示す周辺機器とを接続するインタフェース
(I/F)140、携帯電話の2次電池を定電流方式を
用いて充電する急速充電器150、携帯電話を取り付け
るホルダ160、充電ブロック選定スイッチ10からの
選択指示をインタフェース(I/F)140を介してC
PU110に伝えるユニットスイッチ(SW)170、
扉開閉キー11による施錠或は解錠動作を感知してその
感知結果を信号としてインタフェース(I/F)140
を介してCPU110に伝えるキーセンサ180、選択
ボタン12によって選択指示された充電時間をインタフ
ェース(I/F)140を介してCPU110に伝える
選択スイッチ190、及び、充電状態を表示する充電表
示ランプ14とで構成される。
【0031】さて、充電表示ランプ14には、緑色を点
灯する緑色LED14G、黄色を点灯する黄色LED1
4Y、赤色を点灯する赤色LED14Rを備えており、
充電動作の推移に従って、点灯色が変化するようになっ
ている。
【0032】また、ホルダ160には携帯電話の2次電
池の電極を接触する(+)電極161と、(−)電極1
62とが設けられている。
【0033】実際に携帯電話に装着される2次電池に
は、例えば、NiCd(ニッカド)電池や、Ni−MH
(ニッケル水素)電池や、Li−ION(リチウムイオ
ン)電池などの種類があり、その携帯電話の動作電圧に
も3V、3.6V、6V、7.2Vなど種々の電圧があ
る。また、各電池の電極位置も夫々の種類に従って、ま
た、電話を供給する製造者に従って異なる。さらに、そ
の2次電池は例えば公称電圧が1.2VのNiCd(ニ
ッカド)電池や、Ni−MH(ニッケル水素)電池を3
セル直列に接続して3.6Vの電池パックの形態をとっ
て、携帯電話に装着されることもある。そして、そのよ
うな電池パックには保護回路が設けられ、放電電圧は
3.6Vであるが、充電電圧がかなり高く(例えば、
5.5V)に設定されているものもある。
【0034】このような理由から、ホルダ160の電極
位置や電極の形状、急速充電器150の充電電圧や充電
電流などはある特定の携帯電話に装着される2次電池或
は電池パックの規格に準拠するよう、各充電ユニットで
異なるが、急速充電器150の回路構成や充電方式を含
め、上述のように他の構成は共通である。
【0035】次に、上記構成の装置の動作について、図
6〜図9に示すフローチャートを参照して説明する。
【0036】図6は装置全体の動作概要を示すフローチ
ャートである。このフローチャートは基本的に装置利用
者の操作の観点より記述している。
【0037】まず、ステップS10で、利用者は硬貨を
投入し、自分の保有する携帯電話の2次電池に充電でき
る充電ブロック3を探し、ステップS15で、そのブロ
ックの充電ブロック選択スイッチ10を押下する。次に
ステップS20ではそのブロックの扉7を開き、ステッ
プS25では、そのブロックの充電ホルダ17に自分の
携帯電話を取り付け、ステップS30では、投入した金
額で許される所望の充電時間を選択ボタン12で選択押
下する。
【0038】その後、扉7を閉め、ステップS35でキ
ー11で扉7を施錠すると、充電動作が始まる。ここ
で、利用者がその装置を一時的に離れるのであれば、キ
ーを抜くことは言うまでもない。
【0039】さて、キー11で扉7を施錠すると、ステ
ップS40における充電動作と、ステップS50におけ
る投入硬貨に対するおつり計算を同時に実行する。おつ
り計算は充電動作に比べて、その処理時間が短いので、
その計算後、ステップS55においておつりがないと判
別されれば処理はステップS45に、また、おつりがあ
ると判別されれば処理はステップS60に進んでおつり
を硬貨返却口6に排出し、処理はステップS45に進ん
で、充電動作の終了を待ち合わせる。
【0040】ステップS45において、充電動作完了と
判定されれば、処理はステップS65に進み、キーを挿
入し、解錠し、さらに、ステップS70で扉7を開き、
最後にステップS75で携帯電話を充電ホルダ17より
取り外す。
【0041】以上が、動作の概要であるが、次に、装置
各部の動作や処理の詳細について説明する。
【0042】図7と図8は、装置のメインユニット50
の動作を説明するフローチャートである。
【0043】メインユニット50は最初はステップS1
00において、硬貨投入を待ち合わせている状態にある
が、硬貨の投入が検出されると、処理はステップS10
5に進み、コイン判別器55でその真偽を判定する。こ
こで、その硬貨が本物と判定されれば、処理はステップ
S110に進むが、その硬貨が偽物或はその装置で受け
付け不能な硬貨であると判定されれば、処理はステップ
S115に進み、その硬貨を硬貨返却口6に返却し、そ
の後、処理はステップS100に戻る。
【0044】さて、ステップS110では投入硬貨の金
額(M)を計算し、続くステップS120では、全ての
充電ブロックのその投入金額に見合う選択ボタン12の
ランプを点灯させる。選択ボタン12の4つのボタン
が、例えば、5分、10分、15分、30分の充電時間
に対応し、その金額が50円、100円、150円、3
00円としたとき、50円硬貨1枚を投入した場合に
は、充電時間が5分に対応したボタンのランプのみが点
灯する。
【0045】さらに、ステップS125では、返却レバ
ー5を回したかどうかを検知する。ここで、返却レバー
5が回されたことが検知されると、処理はステップS1
15に戻り、投入硬貨を返却する。これに対して、返却
レバー5が回されないなら、処理はステップS130に
進み、所望の充電ブロックの充電ブロック選択スイッチ
10が押下されたかどうかを調べる。ここで、その押下
がないと、処理はステップS125に戻るが押下がある
と、処理はステップS135に進み、充電ブロック選択
スイッチ10が押下された充電ブロックを検出し、さら
にステップS140でそのブロックの充電ユニットの動
作モードをアクティブモードにするよう指示する。
【0046】そして、ステップS145では、アクティ
ブモードになった充電ユニットにおいて充電動作を実行
する。この充電動作の詳細は図9に示すフローチャート
を参照して後述する。さて、処理はステップS150に
おいて。おつり計算の開始トリガ信号(後述)を待ち合
わせ、その信号を検知すると、処理はステップS155
に進み、おつり計算及びおつり排出処理を実行する。
【0047】ここで、おつり計算及びおつり排出処理に
ついて、図8に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0048】まず、ステップS200では、選択ボタン
12によって選択された充電時間を対応する金額(M
0)に換算する。例えば、充電時間15分を指示するボ
タンが選択されたとすれば、M0=150(円)とな
る。次に、ステップS205では換算金額(M0)と投
入金額(M)とを比較し、さらに、ステップS210で
の比較判断において、M=M0であれば、処理ステップ
S215に進み、おつりなしと判断して処理はそのまま
終了する。これに対して、 M>M0であれば、その差額
をおつりとして、おつりストッカ56から硬貨返却口6
に返却する。
【0049】以上のような処理が終了すると、処理はス
テップS160において、扉7のロックが解除されるこ
とを待ち合わせる。この待ち合わせは、使用中の充電ユ
ニットからのドア解除信号をCPU51が待ち合わせる
ことによって行う。そして、そのロックが解除される
と、処理はステップS165に進み、ロックが解除され
た充電ユニットをスタンバイモードに戻す。このとき、
充電表示ランプ14は消灯する。
【0050】以上の処理において、ステップS135〜
S165の処理は、メインユニット50が複数の充電ユ
ニットに対して並行的に実行することができる。
【0051】次に、1つの充電ユニットの充電動作につ
いて、図9に示すフローチャートを参照して説明する。
他の充電ユニットも同様の動作を行う。充電ユニットは
上述のように、通常はスタンバイモードとなっており、
メインユニット50のCPU51からのアクティブ指令
を待ち合わせている。
【0052】まず、ステップS300において、CPU
51からのアクティブ指令を受信すると、処理はステッ
プS305に進み、充電ユニットの動作モードをアクテ
ィブモードにする。これによって、充電ユニットの各部
には電源が供給される状態となり、充電動作が可能な状
態となる。
【0053】次に、ステップS310では携帯電話をホ
ルダ160に取り付けを待ち合わせる。ここで、携帯電
話が正しくホルダ160に取り付けられ、携帯電話の2
次電池の電極が正しく、電極161、162に接触して
いることが確かめられると、処理はステップS315に
進み、充電表示ランプ14の赤色LED14Rを点灯さ
せる。これによって、充電準備が完了したことを装置利
用者に知らせる。
【0054】さらに、ステップS320では選択ボタン
12の選択押下を待ち合わせる。ここで、選択ボタン1
2が押下されると、処理はステップS325に進み、キ
ー11が施錠されたかどうかを待ち合わせる。ここで、
キー11が施錠されると、キーセンサ180はこれを検
知し、処理はステップS330に進み、おつり計算の開
始トリガ信号をメインユニット50のCPU51に対し
て発行する。これによって、メインユニット50ではお
つり計算が開始される(図7のステップS155)。
【0055】そして、ステップS335ではタイマ13
0に選択された充電時間をセットし、続くステップS3
40で急速充電器150によって充電を開始し、さらに
ステップS345で充電表示ランプ14の点灯ランプを
赤色LED14Rから黄色LED14Yに切り換える。
これによって、携帯電話の2次電池が充電中であること
を装置利用者に知らせる。
【0056】そして、ステップS350とステップS3
55では、充電完了と設定された充電時間の時間終了を
待ち合わせる。ここで、充電終了或はタイマ140によ
る時間切れが検出されると、処理はステップS360に
進み、充電表示ランプ14の点灯ランプを黄色LED1
4Yから緑色LED14Gに切り換える。これによっ
て、携帯電話の2次電池が充電完了したことを装置利用
者に知らせる。
【0057】なお、このような装置は、公共の場所、例
えば、駅の構内、地下街、ホテル、ショッピングセンタ
などに設置して使用する。
【0058】従って以上の実施形態に従えば、装置利用
者は自分が所持する携帯電話のバッテリが切れたときに
も、公共の場所に設置されたこの装置を用い、自分自身
の電話のバッテリに充電可能な充電ブロックを選んで充
電することができる。
【0059】このような装置を多数の場所に設置するこ
とにより、携帯電話利用者は予備電池を携帯せずとも、
手軽に携帯電話の2次電池に充電することができるとい
う利点がある。
【0060】なお、急速充電器としてはこの実施形態で
説明した定電流方式の充電制御を行うものの他に、急速
充電による2次電池への悪影響を回避するために、充電
時間の経過とともに電流強度を高めていく方式を用いて
充電制御を行うものでも良い。この場合、充電期間の最
初は弱電流で2次電池を暖め、次にやや電流強度を高
め、さらに充電強度を高めて充電を行う。
【0061】
【他の実施形態】図10は他の実施形態に従う携帯電話
機用充電電力自動販売機の充電ブロックを示す正面図で
ある。
【0062】前述した実施形態では扉7の施錠、解錠を
キー11を用いて行なっていたが、図10に示す実施形
態では、扉7の施錠、解状をテンキーを用いて行なう所
謂電子ロックを採用している。
【0063】図10において、扉7の右側部に配置され
ている操作盤9には、扉開閉キー11に代わるテンキー
操作部27が設けられている。テンキー操作部27に配
された訂正キー(C)29は、数値キー28による暗証
番号のキーインを訂正したいときに押下される。これに
より、暗証番号の入力誤りを解除でき、暗証番号のキー
インを再度やり直すことができる。
【0064】テンキー操作部27では、数値キー28を
用いて例えば4桁の暗証番号をキーインした後、入力キ
ー(IN)30を押すことで、暗証番号を登録すること
ができる。これと同時に、扉7が施錠され、携帯電話機
への充電が開始される。
【0065】充電が終了した後、登録時の暗証番号を数
値キー28を用いてキーインした後、入力キー30を押
すと、暗証番号が登録時の番号と一致した場合にだけ、
施錠が解除され、扉7を開けて携帯電話機を取り出すこ
とができる。
【0066】なお、ケーシング1内の前面部にプリンタ
を配設しておき、扉7を施錠するときにテンキー操作部
27から入力される暗証番号をこのプリンタによって印
字できるように構成しても良い。これによって、暗証番
号を忘れた場合の不都合を解消できる。
【0067】なお、以上説明した2つの実施形態では、
充電ブロック内の温度制御を行なっていなかったが、2
次電池の温度依存性のある放電特性を考慮して、装置の
設置場所によっては、各充電ブロックに温度調整用のエ
アコンを設け、充電ブロック内を一定温度に保持するよ
うにしても良い。
【0068】また、以上説明した2つの実施形態では、
各充電ブロックに扉とロック機構を設けた構成とした
が、装置の設置場所によって盗難などの危険性のない場
所では、その扉とロック機構を省略しても良い。
【0069】さらに、以上説明した2つの実施形態で
は、投入した金額分の充電を行う構成としたが、例え
ば、指定した時間だけ充電を行い、充電完了後、携帯電
話を装置から取り出すときに、不足金額の清算を行うよ
うに充電制御を行なっても良い。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、例
えば、駅の構内、地下街、ホテル、ショッピングセンタ
などに本発明の装置を設置することにより、手軽に携帯
電話への充電を行うことができるという効果がある。こ
れにより、長時間の携帯電話の使用によって、バッテリ
が切れた場合にも、最寄りの装置を利用して手軽に充電
を行うことができるので、予備の電池パックを常に持ち
歩くといった煩わしさからも解放される。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態である携帯電話機用
充電電力自動販売機の外観斜視図である。
【図2】図1に示した携帯電話機用充電電力自動販売機
の充電ブロックの拡大正面図である。
【図3】充電ブロックの扉を解放して電話機格納室の内
部を示した斜視図である。
【図4】携帯電話機用充電電力自動販売機の構成を示す
ブロック図である。
【図5】充電ユニット100の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】携帯電話機用充電電力自動販売機の操作概要を
示すフローチャートである。
【図7】装置のメインユニット50の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図8】メインユニット50で実行するおつり計算の処
理を示すフローチャートである。
【図9】充電ユニット100の充電動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図10】他の実施形態に従う携帯電話機用充電電力自
動販売機の充電ブロックを示す正面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 脚 3 充電ブロック 4 硬貨投入口 5 硬貨返却レバー 6 硬貨返却口 7 扉 8 銘板 9 操作盤 10 充電ブロック選択スイッチ 11 扉開閉キー 12 選択ボタン 13 鍵 14 充電表示ランプ 15 ヒンジ 16 電話機格納室 16a 前面開口部 17 充電ホルダ 18 携帯用電話機

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の携帯電話及び複数種類の2次
    電池に対応した複数の充電手段と、 前記複数の充電手段各々に対応して、充電時間を指示す
    る指示手段と、 前記複数の充電手段各々の扉を施錠・解錠する施錠・解
    錠手段と、 硬貨或は紙幣を受け入れる受け入れ手段と、 前記受け入れ手段によって受け入れられた硬貨或は紙幣
    の金額を計算する計算手段と、 前記計算手段によって計算された金額と前記指示手段に
    よって指示された充電時間とに従って、前記複数の充電
    手段各々を制御し、前記充電手段に取り付けられた携帯
    電話の2次電池に充電する充電制御手段とを有すること
    を特徴とする携帯電話機用充電電力自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記計算手段は、 前記受け入れ手段によって受け入れた硬貨或は紙幣の金
    額と、前記指示手段によって指示された充電時間に対応
    した金額とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較結果に従って、おつりをだすよ
    うに制御するおつり制御手段とを含むことを特徴とする
    請求項1に記載の携帯電話機用充電電力自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記複数の充電手段各々は、 1種類の携帯電話及び1種類の2次電池に対応した急速
    充電器と、 充電の状態を表示する表示手段とを含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の携帯電話機用充電電力自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記急速充電器の電極位置、電極形状、
    充電電圧は、取り付ける携帯電話或は2次電池に従って
    異なることを特徴とする請求項3に記載の携帯電話機用
    充電電力自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、前記充電の状態の推移
    に従って、異なる色を点灯する複数のLEDを含むこと
    を特徴とする請求項3に記載の携帯電話機用充電電力自
    動販売機。
  6. 【請求項6】 前記複数の2次電池には、NiCd電
    池、Ni−MH電池、Li−ION電池を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の携帯電話機用充電電力自動販
    売機。
  7. 【請求項7】 前記充電制御手段は、 前記施錠・解錠手段によって、前記充電手段の扉が施錠
    されたことを検知する検知手段と、 前記検知手段による検知結果に従って、前記充電手段に
    取り付けられた携帯電話の2次電池への充電を開始する
    開始制御手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載
    の携帯電話機用充電電力自動販売機。
JP8294079A 1995-11-13 1996-11-06 携帯電話機用充電電力自動販売機 Pending JPH10162241A (ja)

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