JP2002073995A - 先物商品の取引判断方法及び該方法のための情報処理システム - Google Patents

先物商品の取引判断方法及び該方法のための情報処理システム

Info

Publication number
JP2002073995A
JP2002073995A JP2000253758A JP2000253758A JP2002073995A JP 2002073995 A JP2002073995 A JP 2002073995A JP 2000253758 A JP2000253758 A JP 2000253758A JP 2000253758 A JP2000253758 A JP 2000253758A JP 2002073995 A JP2002073995 A JP 2002073995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
price
products
trading
transaction
profit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000253758A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Moriya
耕治 守谷
Takuya Wakasa
卓也 若狭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Shoji KK
Original Assignee
Sanko Shoji KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanko Shoji KK filed Critical Sanko Shoji KK
Priority to JP2000253758A priority Critical patent/JP2002073995A/ja
Publication of JP2002073995A publication Critical patent/JP2002073995A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】先物取引におけるリスクの低減を図り、効果的
に利潤を上げることが可能な先物商品の取引判断方法及
び該方法のための情報処理システムを提供する。 【解決手段】過去の価格推移を記録しているデータベー
ス21を参照し、相関係数を演算して相関係数が1に近
似する2つの商品の組み合わせを選択し、2つの商品の
価格の価格差を基準とする売買ライン価格を設定し、必
要委託証拠金と、必要委託証拠金に対する目標利益率等
を条件とし、演算手段23により前記売買ライン価格を
使用して商品毎の過去の全営業日で売買を行う場合の損
益を求めるとともに、目標利益率に対する目標達成率が
所定値以上となるような売買の形態、売買回数を算出
し、前記過去の目標利益率に対する目標達成率が所定値
以上となるような売買の形態、売買回数を参照して、現
在以降の売買の形態、売買開始時期を予測するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、先物取引における
売買の取引形態、取引開始時期を客観的に判断すること
ができる極めて斬新な先物商品の取引判断方法及び該方
法のための情報処理システムに関するものである。
【従来の技術】従来、各社商品の先物取引に際しては、
買建又は売建の一方通行であることから、買建商品又は
売建商品の変動価格によっては、多大な利益を獲得でき
る反面、場合によっては多大な損失を蒙ることもある。
すなわち、先物取引とは、契約した商品を実際に受け渡
す受渡日が、その取引条件(価格、数量及び受渡な等)
を契約した取引日よりも将来となる商取引であり、取引
日と受渡日との間における価格変動によって、利益や損
失を生じさせる取引システムである.従って、この先物
取引の対象となる商品の購入者や販売者の予測通りに当
該商品の価格が変動した場合には利益をもたらすことに
なるが、この予測に反した場合には多大の損失(リス
ク)が生じる事態も多々ある。そこで、このようなリス
クを軽減する方法としては、従来、ポートフォリオ理論
(資産選択理論)を利用した商取引方法が存在する。ポ
ートフォリオとは、書類カバンの意味であり、その示唆
の一つとしては、リスクのある資産を持つ場合であって
も、資産を一つの運用先に集中させずに複数に分散し、
各種異なるパターンのリスクがある資産の組み合わせを
持つことにより、全体としてリスクを軽減することを可
能とするものである。そこで、各種商取引における資産
の運用の場所では、リスクを軽減する手段として、この
ポートフォリオ理論が応用されている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いかに
ポートトフォリオ理論を応用したとしても、現実の先物
取引等では、この理論だけでは十分にリスクを回避する
ことが困難である。なぜならば、先物取引の場合には段
階で取引を開始するかの判断が極めて重要だからであ
る。そして、この先物取引の取引開始に関する客観的な
判断方法として十分なものが提供されていないのが現状
である。本発明は、前記ポートフォリオ理論を巧みに応
用することにより、先物取引における売買の取引形態、
取引開始時期を客観的に判断することができ、先物取引
におけるリスクの低減を図り、更には効果的に利潤を上
げることが可能な先物商品の取引判断方法及び該方法の
ための情報処理システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
先物商品の取引判断を行う取引判断方法であって、経時
的な価格推移が近似する2つの商品を組み合わせ、この
2つの商品の価格に基づいて価格差を算出するととも
に、過去においてこの算出された価格差と同額又は同額
以上或いは同額以下の価格差が生じた時に取引を開始し
た場合の損益計算額を参照することにより、2つの商品
同士の価格差変動具合を予測し、商品の取引時期を判断
することを特徴とするものである。請求項2記載の発明
は、請求項1記載の先物商品の取引判断方法において、
前記損益計算額の参照に際しては、更に予め設定した収
益が発生した取引回数の割合が提供され、この割合に基
づいて、前記2つの商品同士の価格変動具合を予測し、
商品の取引時期を判断することを特徴とするものであ
る。請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の先物
商品の取引判断方法において、前記損益計算額の参照に
際して、更に組み合わされた2つの商品を取り引きする
ために必要となる追証拠金の額及び追証拠金の投入回数
が加味されるものである。請求項4記載の発明は、請求
項1乃至3のいずれかに記載の先物商品の取引判断方法
において、前記2つの商品の組み合わせに応じて、前記
価格差を算定するための係数が特定されており、この価
格差は、1の商品の価格と、他の商品の価格に係数を乗
じた価格との差として算出されるものである。請求項5
記載の発明は、請求項4記載の先物商品の取引判断方法
において、前記係数は、何れか一方の商品の価格を他の
商品に換算するための係数であるものである。請求項6
記載の発明は、先物商品の取引判断を行う取引判断方法
であって、演算手段により、多数の商品の過去の価格推
移を記録しているデータベースを参照し、相関係数を演
算して相関係数が1に近似する2つの商品の組み合わせ
を選択する過程と、選択した2つの商品に関して、過去
の全ての期間又は相当期間の営業日での価格差の算出、
全ての営業日で売買を行う場合の損益計算を行い計算結
果を記憶手段に格納する過程と、設定手段により現在2
つの商品の価格の価格差を基準とする売買ライン価格を
設定する過程と、必要委託証拠金と、必要委託証拠金に
対する目標利益率と、許容委託追加証拠金とを条件と
し、演算手段により前記売買ライン価格を使用して選択
した2つの商品毎の過去の全営業日で売買を行う場合の
損益を求めるとともに、目標利益率に対する目標達成率
が所定値以上となるような2つの商品の売買の形態、売
買回数を算出し、記憶手段に格納する過程と、この記憶
手段に格納された前記過去の目標利益率に対する目標達
成率が所定値以上となるような2つの商品の売買の形
態、売買回数を参照して、前記2つの商品の現在以降の
売買の形態、売買開始時期を予測する過程とを含むこと
を特徴とするものである。請求項7記載の発明は、請求
項6記載の先物商品の取引判断方法において、前記損益
計算額が、過去の全ての営業日の終値を基準として全て
の営業日で売買を行った場合の値洗い計算と帳尻計算と
を行った結果として算出されることを特徴とするもので
ある。請求項8記載の発明は、請求項6又は7記載の先
物商品の取引判断方法において、前記売買ライン価格
が、目標利益率に対する目標達成率が概ね90%以上に
なる価格に設定されることを特徴とするものである。請
求項9記載の発明は、請求項6乃至8のいずれかに記載
の先物商品の取引判断方法において、前記2つの商品の
価格の価格差の算出に際しては、所定の基準日の両商品
の価格が1対1に対応するような換算係数が加味される
ことを特徴とするものである。請求項10の発明は、請
求項1乃至9のいずれかに記載の先物商品の取引判断方
法において、前記対象となる商品の数は、2以上複数の
商品であることを特徴とするものである。このような請
求項1乃至10記載の各発明によれば、現在例えば2つ
の商品の価格の価格差を基準とする売買ライン価格を設
定し、必要委託証拠金と、必要委託証拠金に対する目標
利益率と、許容委託追加証拠金とを条件とし、演算手段
により前記売買ライン価格を使用して選択した2つの商
品毎の過去の全営業日で売買を行う場合の損益を求める
とともに、目標利益率に対する目標達成率が所定値以上
となるような2つの商品の売買の形態、売買回数を算出
し、このようにして求めた過去の目標利益率に対する目
標達成率が所定値以上となるような2つの商品の売買の
形態、売買回数を基にして、2つの商品の現在以降の売
買の形態、売買開始時期を予測するものである。これに
より、先物取引における現在以降の2つの商品の取引形
態、取引開始時期を客観的に判断することが可能とな
り、先物取引におけるリスクの低減を図り、更には効果
的に利潤を上げることが可能となる。請求項11記載の
発明は、先物取引における先物商品の取引時期を判断す
るための情報処理システムであって、経時的な価格推移
が近似する2つの商品を組み合わせ、各商品の取引所の
価格に対して全限月及び全営業日において取引を行った
場合の損益計算額を含む情報を記録したデータベース
と、経時的な価格推移が近似する2つの商品を組み合わ
せて両者の価格差を算出し、この価格差を指標としてデ
ーターベースを参照及び/又は演算する情報処理装置と
を含んで構成されていることを特徴とするものである。
請求項12記載の発明は、請求項11記載の先物取引に
おける先物商品の取引時期を判断するための情報処理シ
ステムにおいて、前記情報処理装置は、更に予め設定し
た収益が発生した取引回数の割合を、前記データベース
が有する情報に基づいて抽出及び/又は算出し、且つ、
提示するものとして構成されていることを特徴とするも
のである。請求項13記載の発明は、請求項12記載の
先物取引における先物商品の取引時期を判断するための
情報処理システムにおいて、前記情報処理装置は、更に
前記組み合わされた2つの銘柄の商品を取り引きするた
めに必要となる追証拠金の額及び追証拠金の投入回数を
加味した上で、前記取引回数の割合を算出することを特
徴とするものである。請求項14記載の発明は、請求項
11乃至13のいずれかに記載の先物取引における先物
商品の取引時期を判断するための情報処理システムにお
いて、前記価格差は、前記2つの商品の組み合わせに応
じて、前記価格差を算出するための係数が特定されてお
り、この価格差は、1の商品の価格と、他の商品の価格
に係数を乗じた価格との差として算出されるものであ
る。請求項15記載の発明は、請求項14記載の先物取
引における先物商品の取引時期を判断するための情報処
理システムにおいて、前記係数は、何れか一方の価格を
他の商品に換算するための係数であるものである。請求
項16記載の発明は、請求項11乃至15のいずれかに
記載の先物取引における先物商品の取引時期を判断する
ための情報処理システムにおいて、前記対象となる商品
の数は、2以上複数の商品であることを特徴とするもの
である。請求項17記載の発明は、経時的な価格推移が
近似する2つの商品を組み合わせ、各商品の取引所の価
格に対して全限月及び全営業日において取引を行った場
合の損益計算額を含む情報を記録し、経時的な価格推移
が近似する2つの商品を組み合わせて、この組み合わさ
れた2つの商品同士の価格に基づいて算出された価格差
を指標として情報の抽出を可能としたデータベースであ
る。このような請求項11乃至17記載の各本発明によ
れば、本発明に示す方法を、迅速且つ確実に実施するこ
とができる。また、この情報システムに使用されるデー
タベースは、取引することを予定する商品同士の価格差
により、抽出・演算可能であることから、実施時に於け
る迅速性及び操作性を担保することができる。すなわ
ち、本発明によれば、先物取引に際してのリスクを極力
低減することのできる取引判断方法及び、そのための情
報処理システムが実現することができる。
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る先物商品の
取引判断方法及び該方法のための情報処理システムの実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態の先
物取引の取引判断方法及び該方法のための情報処理シス
テムを実現するための取引判断システムの構成を示す概
略図であり、図2は本実施の形態の取引判断システムの
構成を示すブロック図である。本実施の形態の取引判断
システムは、商品の先物取引を行う店舗等に設けられた
店舗側コンピュータ装置1と、この店舗側コンピュータ
装置1と通信回線2を介して接続された取引所側のデー
タベース4を含む取引所コンピュータ装置3とを有して
いる。店舗側コンピュータ装置1は、図2に示すよう
に、全体の制御を行う制御手段10と、予め取引処理を
行うための取引プログラムを格納したプログラムメモリ
11と、制御手段10に接続されたディスプレイ12、
設定手段として機能するキーボード13及びマウス14
と、前記通信回線2を介して取引所コンピュータ装置3
との間で各種データの送受を行うインターフェス(I/
O)15とを有している。また、前記店舗側コンピュー
タ装置1は、前記全体の制御を行う制御手段10に、例
えば、金、白金、コーン、大豆等々の多数の先物取引に
関する各商品の過去の特定期間の各営業日毎の終値等の
価格推移を記録しているハードデイスク等のデータベー
ス21と、各種データの記憶を行うハードデイスク等の
記憶手段22と、各種データに関する種々の演算処理を
行う演算手段23とを接続している。前記キーボード1
3からは、顧客の委託による必要委託証拠金、必要委託
証拠金に対する目標利益率、許容委託追加証拠金の額や
回数、現在の先物取引に関する2つの商品の価格の価格
差を基準とする売買ライン価格等の先物取引に必要な各
種のデータの設定入力を行うようになっている。ここ
で、本実施の形態における統計学で汎用されている相関
係数、売買ライン価格(分析フィルタ)、2つの商品の
価格差を算出する際に用いる換算係数について説明す
る。なお、本実施の形態では、例えば2つの商品の価格
差を算出する際に用いる換算係数について説明している
が、2以上複数の商品の価格差を算出する際に用いる換
算係数についても同様であり、本発明は2以上複数の商
品の先物商品の取引判断方法ついても適用できる。相関
係数とは、取引対象とする2商品を選択する際の指標と
されるものであり、下記数1、数2により算出する。
【数1】
【数2】 上記数1、数2においてX、Yは、対象となる2商品の
各営業日の価格、数1、数2においてμx、μyは各営
業日の2商品の平均値であり、相関係数は2商品間の価
格変動の増加又は減少傾向を示すものである。すなわ
ち、2つの商品(銘柄)の相関係数が1に近似している
と、一方の商品が値上がりした場合に他方の商品も値上
がりしている事が多い。逆に、一方の商品が値下がりし
た場合に他方の商品も値下がりしている事も多い。買建
玉は値上がりした場合に利益が出るが、売建玉は値上が
りした場合に損失が生じる。逆に、買建玉は値下がりし
た場合に損失が出るが、売建玉は値下がりした場合に利
益が生じる。つまり、同様な値動きをする2つの商品の
一方を買建玉、他方を売建玉とすれば、どちらかが損失
となっても他方の商品により利益を生んで、結局損失を
軽減できるるか、又は利益額が損失額を上回ることも予
想される。このような同様な値動きをする2つの商品を
選択するに際して、本実施の形態では、前記数2で示す
相関係数のような具体的な数値を使用し、2つの商品の
値動きを示すグラフが近似しているとか、値動きの変動
要因が近似しているというような比較的主観的な選択方
法を排除するものである。次に、売買ライン価格(分析
フィルタ)について図3を参照して説明する。売買ライ
ン価格とは、取引開始判断のための価格差条件(例え
ば、算出された価格差と同額又は同額以上或いは同額以
下の価格差)を意味し、例えば、図3に示す金とコーン
を例に取ると、金とコーンの差が何円(売買ライン価格
であるAライン)以上で金買建玉、大豆売建玉とすれば
過去の目標達成率が何%になるか、金とコーンの差が何
円(売買ライン価格であるBライン)以下で、金売建
玉、大豆買建玉とすれば過去の目標達成率が何%になる
かを各々示す指標である。すなわち、「何円以上」又は
「何円以下」という条件が売買ライン価格に相当する。
図3に金とコーンの価格差の推移に対する分析フィルタ
のAライン、Bラインの具体的設定例を示す。この例で
は、Aラインより価格差が拡大した場合に、金買建玉、
大豆売建玉で取引開始(Aタイプ)と判断し、Bライン
より価格差が縮小した場合に、金売建玉、大豆買建玉で
取引開始(Bタイプ)と判断するものである。本実施の
形態においては、目標利益率を必要証拠金(預かり金合
計)の30%とし、目標達成率として概ね90%を採用
し、この目標達成率以上となるように売買ライン価格で
あるAライン、Bラインを設定するものである。次に、
換算係数について説明する。2つの商品の価格差を算出
する際には、2つの商品の組み合わせに応じて価格差を
算出するための所定の基準日での換算係数を設定した。
例えば、金と大豆の場合を例に取ると、1996年8月
1日の金の価格は単位取引当り1329円であり、単位
取引当り大豆の価格は34940円であったので、(3
4940/1329)を金と大豆との間の換算係数とし
た。すなわち、換算係数は、所定の基準日における両商
品の価格を1対1対応するように換算するための係数で
ある。従って、1996年8月1日におけると大豆と金
との価格差は34940−1329×(34940/1
329)=0円となる。そして、この換算係数(349
40/1329)を使用し、例えば1996年8月1日
以降における各営業日における大豆と金との取引価格を
基に両者の価格差を算出するものである。次に、本実施
の形態の先物商品の取引判断方法及び該方法のための情
報処理システムについて図4をも参照して説明する。前
記データベース21には、多数の先物取引に関する商品
の過去の各営業日の終値等の価格推移が記憶されてい
る。前記データベース21に対する前記商品の過去の各
営業日の終値等は、店舗側コンピュータ装置1側での入
力処理、又はこの店舗側コンピュータ装置1と通信回線
2を介して接続された取引所側のデータベース4からの
ダウンロードのいずれの方法でも可能である。店舗側コ
ンピュータ装置1の演算手段23は、多数の先物取引に
関する商品の過去の価格推移を記録しているデータベー
ス21を参照し、既述した数2に示す相関係数を演算し
て、相関係数が1に近似する2つの商品の組み合わせを
選択する。更に、演算手段23は、選択した2つの商品
に関して、過去の全ての期間又は相当期間の営業日での
既述した換算係数を用いた価格差の算出、全ての営業日
で売買を行う場合の損益計算を行い、計算結果を記憶手
段22に格納する。この場合の損益計算の額は、例えば
過去の全ての営業日の終値を基準として全ての営業日で
売買を行った場合の値洗い計算と帳尻計算とを行った結
果として算出する。次に、キーボード13の操作によ
り、現在2つの商品の価格の価格差を基準とする売買ラ
イン価格(既述したAライン、Bライン)、顧客からの
委託による必要委託証拠金、必要委託証拠金に対する目
標利益率(例えば30%)、許容委託追加証拠金の額、
回数等を設定する。演算手段23は、前記必要委託証拠
金と、必要委託証拠金に対する目標利益率と、許容委託
追加証拠金とを条件とし、前記売買ライン価格を使用し
て、選択した2つの商品毎の過去の全営業日で売買を行
う場合の損益を求めるとともに、目標利益率に対する目
標達成率が所定値(例えば概ね90%)以上となるよう
な2つの商品の売買の形態(すなわち、2つの商品のい
ずれを買建玉、いずれを売建玉とするか)、売買回数を
算出し、記憶手段22に格納する。これにより、前記記
憶手段22に格納された前記過去の目標利益率に対する
目標達成率が所定値以上となるような2つの商品の売買
の形態、売買回数のデータを、例えば前記ディスプレイ
12の画面に表示して参照することで、前記2つの商品
の現在以降の売買の形態、売買開始時期、売買回数等を
客観的に予測することが可能となる。上述した売買の形
態の提示の仕方としては、既述した図3に示す場合を例
に取ると、Aラインより価格差が拡大した場合に金買建
玉、大豆売建玉で取引開始(Aタイプ)としたり、Bラ
インより価格差が縮小した場合に金売建玉、大豆買建玉
で取引開始(Bタイプ)としたりすることができる。ま
た、前記売買ライン価格や、目標達成率は、前記目標利
益率(30%)の所望の値への変更に応じて随時変更す
ることもできる。次に、本実施の形態における具体例1
乃至4について説明する。 (具体例1)具体例1は、金と白金とを組み合わせて取
引を行う場合の取引判断方法及び該方法のための情報処
理システムを示すものである。図5は、金・白金の19
96年8月から1999年6月に至る値動きの推移を示
しており、図6は、同期間の金・白金間の価格差の推移
を示している。また、この具体例1では、金と白金の価
格の推移が略同等であることから、価格差を算出するた
めの前記換算係数として「1」を使用している。一層具
体的には白金の価格から金の価格を直接減じたものを価
格差としている。金と白金がこのような値動き及び価格
差の推移を示した場合において、30%の目標利益率を
設定し、単純に組み合わせた両商品同士の価格差の縮小
を狙った場合(すなわち、白金売建玉、金買建玉とした
場合)、708回の取組チャンスにおける30%の目標
利益率の達成率は22.7%(161回)となるが、本
実施の形態の売買ライン価格設定を適用して両商品同士
の価格差の縮小を狙った場合(すなわち、白金売建玉、
金買建玉とした場合)には、104回の取組チャンスに
おける30%の目標利益率の達成率は97.1%(10
1回)となる演算結果が得られた。一方、金と白金が上
述のような値動き及び価格差の推移を示した場合におい
て、30%の利益目標を設定し、単純に組み合わせた商
品同士の価格差の拡大を狙った場合(すなわち、白金買
建玉、金売建玉とした場合)には、708回の取組チャ
ンスにおける達成率は81.6%(578回)となる
が、本実施の形態の売買ライン価格設定を適用して両商
品同士の価格差の拡大を狙った場合(すなわち、白金買
建玉、金売建玉とした場合)には、405回の取組チャ
ンスにおける30%の利益目標の達成率は98.5%
(399回)なる演算結果が得られた。 (具体例2)具体例2は、金とコーンとを組み合わせて
取引を行う場合の取引判断方法及び該方法のための情報
処理システムを示すものである。図7は、金・コーンの
1996年8月から1999年6月に至る値動きの推移
を示しており、図8は、同期間の金・コーン間の価格差
の推移を示している。また、この具体例2では、価格差
を算出するための換算係数として1996年8月におけ
るグラフ表示の最初の取引日の金、コーンの価格が1対
1に対応する値を使用している。そして、金の価格に換
算係数を乗じた値を、コーンの価格から減じて価格差を
算出している。金とコーンがこのような値動き及び価格
差の推移を示した場合において、単純に組み合わせた商
品何士の価格差の縮小を狙った場合(すなわち、コーン
売建玉、金買建玉とした場合)、708回の取引チャン
スにおける達成率は57.8%(409回)となるが、
本実施の形態の売買ライン価格設定を適用して両商品同
士の価格差の縮小を狙った場合には、59回の取引チャ
ンスにおける達成率は88.1(52回)%なる演算結
果が得られた。逆に、金とコーンがこのような価動き及
び価格差の推移を示した場合において、単純に組み合わ
せた商品向士の価格差の拡大を狙った場合(すなわち、
コーン買建玉、金売建玉とした場合)には、708回の
取引チャンスにおける達成率は49.7%(352回)
となるが、本実施の形態の売買ライン価格設定を適用し
て両商品同士の価格差の拡大を狙った場合には、108
回の取引チャンスにおける達成率は89.6%(97
回)となる演算結果が得られた。 (具体例3)具体例3は、金と大豆とを組み合わせて取
引を行う場合の取引判断方法及び該方法のための情報処
理システムを示すものである。図9は、金と大豆の19
96年8月から1999年6月に至る値動きの推移を示
しており、図10は、同期間の金・大豆間の価格差の推
移を示している。また、この具体例3では、価格差を算
出する場合の換算係数として、1996年8月の所定の
基準日の金と大豆との価格に基づいて、34940を1
329で除した数(34940/1329)を使用して
いる。一層具体的には、金の価格に換算係数(3494
0/1329)を乗じた値を、大豆の価格から減じて価
格差を算出している。金と大豆がこのような値動き及び
価格差の推移を示した場合において、単純に組み合わせ
た商品同士の価格差の締小を狙った場合(すなわち、大
豆売建玉、金買建玉とした場合)、708回の取組チャ
ンスにおける達成率は57.8%(409回)となる
が、本実施の形態の売買ライン価格設定を適用して両商
品同士の価格差の縮小を狙った場合には、155回の取
組チャンスにおける達成率は89.7%(139回)と
なる演算結果が得られた。逆に、金と大豆が上述のよう
な値動き及び価格差の推移を示した場合において、単純
に組み合わせた両商品同士の価格差の拡大を狙った場合
(すなわち、大豆買建玉、金売建玉とした場合)には、
705回の取組チャンスにおける達成率は46.0%
(324回)となるが、本実施の形態の売買ライン価格
設定を適用して両商品同士の価格差の拡大を狙った場合
には、130回の取組チャンスにおける達成率は93.
1%(121回)となる演算結果が得られた。 (具体例4)具体例4は、コーンと大豆とを組み合わせ
て取引を行う場合の取引判断方法及び該方法のための情
報処理システムを示すものである。図11は、コーン、
大豆の値動きを示しており、図12は、コーン・大豆間
の価格差の推移を示している。また、この具体例4で
は、価格差を算出するための換算係数として、1996
年8月におけるグラフ表示の最初の取引日のコーン、大
豆の価格が1対1に対応する値を使用している。そし
て、大豆の価格に換算係数を乗じた値を、コーンの価格
から減じて価格差を算出している。コーンと大豆がこの
ような値動き及び価格差の推移を示した場合において、
単純に組み合わせた両商品同士の価格差の縮小を狙った
場合(すなわち、大豆売建玉、コーン買建玉とした場
合)には、700回の取組チャンスにおける達成率は3
6.6%(256回)となるが、本実施の形態の売買ラ
イン価格設定を適用して両商品同士の価格差の縮小を狙
った場合には、20回の取組チャンスに放ける達成率は
90.O%(18回)となる演算結果が得られた。逆
に、コーンと大豆がこのような値動き及び価格差の推移
を示した場合において、単純に組み合わせた両商品同士
の価格差の拡大を狙った場合(すなわち、大豆買建玉、
コーン売建玉とした場合)には、700回の取組チャン
スにおける達成率は71.9%(500回)となるが、
本実施の形態の売買ライン価格設定を適用して両商品同
士の価格差の拡大を狙った場合には、88回の取組チャ
ンスにおける達成率は93.2%(82回)となる演算
結果が得られた。以上説明した本発明によれば、上述し
た場合の他、この取引判断方法及び該方法のための情報
処理システムを使用して先物取引に関する商品の将来の
価格変動、取引時期を予測するシュミレーションを行う
システムを構築するという応用も可能である。また、本
発明の取引判断方法及び該方法のための情報処理システ
ムと、売買ライン価格設定を適用しないで単純に組み合
わせた両商品同士の過去の価格推移に基づく演算を行う
取引判断方法及び該方法のための情報処理システムとを
併用して顧客に提示するようにすることも可能である。
なお、以上説明した本実施の形態では、例えば2つの商
品の価格差を算出する際に用いる換算係数について説明
し、例えば抽出された2つの対象商品に関する先物商品
の取引判断方法等について説明しているが、前述の通
り、本発明は、2つの対象商品に限定されるものではな
く、2以上複数の対象商品に係る先物商品の取引判断方
法ついても適用できる。更に、本発明は、前記対象商品
に代替して、取引対象とされ売買され得る株(式)等々
の有価証券類についても適用できる。前記対象商品に代
替して、本発明の対象を株(式)とした場合、前記方
法、手法の下に、2又は2以上複数の株(式)に関する
所謂「売りと買い」、「買いと買い」、「売りと売り」
の各形態を実施できる。
【発明の効果】本発明によれば、従来のような商品特性
や需要供給が似ている等の理由により取引銘柄を選択し
取引を行う場合に比べ、先物取引における売買の取引形
態、取引開始時期を客観的に判断することができ、先物
取引におけるリスクの低減を図り、更には効果的に利潤
を上げることが可能な先物商品の取引判断方法及び該方
法のための情報処理システムを提供することができる。
すなわち、本発明の先物商品の取引判断方法によれば、
従来、商品特性や需要供給が似ている等により銘柄選択
した場合よりも、十分に信頼性且つ客観性のある情報に
基づき、取引による目標達成の可能性を判断することが
できる。また、本発明の先物商品の取引判断方法によれ
ば、上記のような価格推移が近似した商品、例えば金と
白金、金とコーン、金と大豆、又はコーンと大豆の如く
組み合わせ、この組み合わせに於ける何れかに於いて、
売建と買建とを同時に行うことにより、価格差が見込み
通りにならず損失が生じた場合でも、一方の損失を他方
の利益でカバーすることもできる。従って通常の先物取
引と比べると、損失の生じる可能性を低減することがで
きる。更に、本発明の先物商品の取引判断方法によれ
ば、商品同士の価格差を指標として過去のデータを参酌
することにより、一層具体的には、過去に於いて同額又
は同額以上或いは同額以下の価格差となったときに取引
を開始した場合の利益、損失又は目標利益達成率を参酌
することにより、従来では困難とされていた取引開始時
期を的確に判断することができる。本発明の情報処理シ
ステムによれば、本発明に示す方法を、迅速且つ確実に
実施することができる。また、この情報システムに使用
されるデータベースは、取引することを予定する商品同
士の価格差により、抽出・演算可能であることから、実
施時に於ける迅速性及び操作性を担保することができ
る。すなわち、本発明によれば、先物取引に際してのリ
スクを極力低減することのできる取引判断方法及び、そ
のための情報処理システムが実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の先物商品の取引判断方法
及び該方法のための情報処理システムを実現するための
取引判断システムの構成を示す概略図である。
【図2】本発明の実施の形態の取引判断システムの構成
を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態における金・コーンの価格
差を示すグラフである。
【図4】本発明の実施の形態における処理の流れを示す
フローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態における金・白金の値動き
を示すグラフである。
【図6】本発明の実施の形態における金・白金の価格差
を示すグラフである。
【図7】本発明の実施の形態における金・コーンの値動
きを示すグラフである。
【図8】本発明の実施の形態における金・コーンの価格
差を示すグラフである。
【図9】本発明の実施の形態における金・大豆の値動き
を示すグラフである。
【図10】本発明の実施の形態における金・大豆の価格
差を示すグラフである。
【図11】本発明の実施の形態におけるコーン・大豆の
値動きを示すグラフである。
【図12】本発明の実施の形態におけるコーン・大豆の
価格差を示すグラフである。
【符号の説明】
1 店舗側コンピュータ装置 2 通信回線 3 取引所コンピュータ装置 10 制御手段 11 プログラムメモリ 12 ディスプレイ 13 キーボード 21 データベース 22 記憶手段 23 演算手段

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先物取引における先物商品の取引時期を判
    断するための判断方法であって、 経時的な価格推移が近似する2つの商品を組み合わせ、
    この2つの商品の価格に基づいて価格差を算出するとと
    もに、過去において、この算出された価格差と同額又は
    同額以上或いは同額以下の価格差が生じた時に取引を開
    始した場合の損益計算額を参照することにより、2つの
    商品同士の価格差変動具合を予測し、商品の取引時期を
    判断することを特徴とする先物商品の取引判断方法。
  2. 【請求項2】前記損益計算額の参照に際しては、更に予
    め設定した収益が発生した取引回数の割合が提供され、
    この割合に基づいて、前記2つの商品同士の価格変動具
    合を予測し、商品の取引時期を判断することを特徴とす
    る請求項1記載の先物商品の取引判断方法。
  3. 【請求項3】前記損益計算額の参照に際して、更に組み
    合わされた2つの商品を取り引きするために必要となる
    追証拠金の額及び追証拠金の投入回数が加味される請求
    項1又は2記載の先物商品の取引判断方法。
  4. 【請求項4】前記2つの商品の組み合わせに応じて、前
    記価格差を算定するための係数が特定されており、この
    価格差は、1の商品の価格と、他の商品の価格に係数を
    乗じた価格との差として算出される請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の先物商品の取引判断方法。
  5. 【請求項5】前記係数は、何れか一方の商品の価格を他
    の商品に換算するための係数である請求項4記載の先物
    商品の取引判断方法。
  6. 【請求項6】先物取引における先物商品の取引時期を判
    断するための判断方法であって、 演算手段により、多数の商品の過去の価格推移を記録し
    ているデータベースを参照し、相関係数を演算して相関
    係数が1に近似する2つの商品の組み合わせを選択する
    過程と、 前記選択した2つの商品に関して、過去の全ての期間又
    は相当期間の営業日での価格差の算出、全ての営業日で
    売買を行う場合の損益計算を行い計算結果を記憶手段に
    格納する過程と、 設定手段により現在2つの商品の価格の価格差を基準と
    する売買ライン価格を設定する過程と、 必要委託証拠金と、必要委託証拠金に対する目標利益率
    と、許容委託追加証拠金とを条件とし、演算手段により
    前記売買ライン価格を使用して選択した2つの商品毎の
    過去の全営業日で売買を行う場合の損益を求めるととも
    に、目標利益率に対する目標達成率が所定値以上となる
    ような2つの商品の売買の形態、売買回数を算出し、記
    憶手段に格納する過程と、 この記憶手段に格納された前記過去の目標利益率に対す
    る目標達成率が所定値以上となるような2つの商品の売
    買の形態、売買回数を参照して、前記2つの商品の現在
    以降の売買の形態、売買開始時期を予測する過程と、 を含むことを特徴とする先物商品の取引判断方法。
  7. 【請求項7】前記損益計算額は、過去の全ての営業日の
    終値を基準として全ての営業日で売買を行った場合の値
    洗い計算と帳尻計算とを行った結果として算出されるこ
    とを特徴とする請求項6記載の先物商品の取引判断方
    法。
  8. 【請求項8】前記売買ライン価格は、目標利益率に対す
    る目標達成率が概ね90%以上になる価格に設定される
    ことを特徴とする請求項6又は7記載の先物商品の取引
    判断方法。
  9. 【請求項9】前記2つの商品の価格の価格差の算出に際
    しては、所定の基準日の両商品の価格が1対1に対応す
    るような換算係数が加味されることを特徴とする請求項
    6乃至8のいずれかに記載の先物商品の取引判断方法。
  10. 【請求項10】前記対象となる商品の数は、2以上複数
    の商品であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれ
    かに記載の先物商品の取引判断方法。
  11. 【請求項11】先物取引における先物商品の取引時期を
    判断するための情報処理システムであって、 経時的な価格推移が近似する2つの商品を組み合わせ、
    各商品の取引所の価格に対して全限月及び全営業日にお
    いて取引を行った場合の損益計算額を含む情報を記録し
    たデータベースと、 経時的な価格推移が近似する2つの商品を組み合わせて
    両者の価格差を算出し、この価格差を指標としてデータ
    ーベースを参照及び/又は演算する情報処理装置とを含
    んで構成されていることを特徴とする情報処理システ
    ム。
  12. 【請求項12】前記情報処理装置は、更に予め設定した
    収益が発生した取引回数の割合を、前記データベースが
    有する情報に基づいて抽出及び/又は算出し、且つ、提
    示するものとして構成されていることを特徴とする請求
    項11記載の情報処理システム。
  13. 【請求項13】前記情報処理装置は、更に前記組み合わ
    された2つの銘柄の商品を取り引きするために必要とな
    る追証拠金の額及び追証拠金の投入回数を加味した上
    で、前記取引回数の割合を算出することを特徴とする請
    求項12の記載の情報処理システム。
  14. 【請求項14】前記価格差は、前記2つの商品の組み合
    わせに応じて、前記価格差を算出するための係数が特定
    されており、この価格差は、1の商品の価格と、他の商
    品の価格に係数を乗じた価格との差として算出される請
    求項11乃至13のいずれかに記載の情報処理システ
    ム。
  15. 【請求項15】前記係数は、何れか一方の価格を他の商
    品に換算するための係数である請求項14記載の情報処
    理システム。
  16. 【請求項16】前記対象となる商品の数は、2以上複数
    の商品であることを特徴とする請求項11乃至15のい
    ずれかに記載の情報処理システム。
  17. 【請求項17】経時的な価格推移が近似する2つの商品
    を組み合わせ、各商品の取引所の価格に対して全限月及
    び全営業日において取引を行った場合の損益計算額を含
    む情報を記録し、経時的な価格推移が近似する2つの商
    品を組み合わせて、この組み合わされた2つの商品同士
    の価格に基づいて算出された価格差を指標として情報の
    抽出を可能としたデータベース。
JP2000253758A 2000-08-24 2000-08-24 先物商品の取引判断方法及び該方法のための情報処理システム Pending JP2002073995A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000253758A JP2002073995A (ja) 2000-08-24 2000-08-24 先物商品の取引判断方法及び該方法のための情報処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000253758A JP2002073995A (ja) 2000-08-24 2000-08-24 先物商品の取引判断方法及び該方法のための情報処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002073995A true JP2002073995A (ja) 2002-03-12

Family

ID=18742802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000253758A Pending JP2002073995A (ja) 2000-08-24 2000-08-24 先物商品の取引判断方法及び該方法のための情報処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002073995A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015531504A (ja) * 2012-09-05 2015-11-02 トレイポート リミテッド ビンを利用したリスク管理取引のためのシステム及び方法
KR101881707B1 (ko) * 2017-12-20 2018-07-24 김정일 거래처 정보를 고려한 육류 유통 비용 절감 시스템
JP2020144610A (ja) * 2019-03-06 2020-09-10 アイアイイー株式会社 資産運用管理サーバ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015531504A (ja) * 2012-09-05 2015-11-02 トレイポート リミテッド ビンを利用したリスク管理取引のためのシステム及び方法
KR101881707B1 (ko) * 2017-12-20 2018-07-24 김정일 거래처 정보를 고려한 육류 유통 비용 절감 시스템
JP2020144610A (ja) * 2019-03-06 2020-09-10 アイアイイー株式会社 資産運用管理サーバ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190066213A1 (en) User Interface for Semi-Fungible Trading
JP5401010B2 (ja) 複合取引注文の処理システム及び方法
JP6101052B2 (ja) コンピュータプログラム、注文データ生成プログラム、ピボット算出方法及びピボット算出装置
JP5172139B2 (ja) クライアントにおける複合取引注文の処理システム及び方法
KR100929897B1 (ko) 비교 쇼핑을 위한 판매자 추천정보 제공서비스 방법 및 그장치
US20040044610A1 (en) Automated auction protocol processor
JP3247356B2 (ja) 資産運用助言システム及びそのプログラムを収録した記録媒体
US20100005037A1 (en) User Interface for an Electronic Trading System
WO2003052661A1 (en) Systems and methods for automated commission processing
JP2019091508A (ja) アドバイスデータ生成システム
JP2006285351A (ja) 電力取引支援システムとその方法、およびプログラム
JP2002073995A (ja) 先物商品の取引判断方法及び該方法のための情報処理システム
JPH07249178A (ja) 値引き処理システム
US20100138356A1 (en) System and method for managing and valuating financial instruments using cumulative subpositions
TW436720B (en) Method and system for real-time risk control in the dealing of futures
JP2003323546A (ja) L/sファンド運用システム
JPH08185441A (ja) 資産運用成果分析装置
WO2019004358A1 (ja) アドバイス生成装置、アドバイス提示システム、アドバイス生成プログラム、アドバイスデータ生成システム、および、アドバイスデータ生成方法
KR20020073953A (ko) 인터넷 상에서 실시간 주식 종목별 매매 지표 제공방법
JP2003091641A (ja) 資産運用システム及び資産運用方法及び資産運用プログラム及び資産残高データ生成方法
JP7049725B2 (ja) 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
JP7051964B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
Jana et al. A Supplier-Stackleberg Game Model under Two Levels of Trade Credit Considering Default-Risk
KR100375694B1 (ko) 네트워크를 기반으로 한 선물환 거래 시스템 및 그 방법
JP2006048387A (ja) 金融商品管理システム及びその方法