JP2002073736A - 工事流通管理装置 - Google Patents

工事流通管理装置

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JP2002073736A
JP2002073736A JP2000263980A JP2000263980A JP2002073736A JP 2002073736 A JP2002073736 A JP 2002073736A JP 2000263980 A JP2000263980 A JP 2000263980A JP 2000263980 A JP2000263980 A JP 2000263980A JP 2002073736 A JP2002073736 A JP 2002073736A
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Takashi Arihara
高志 有原
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Taisei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小規模な専門工事であっても、工事を依頼する
顧客側及び工事を受注する専門工事業者側の双方にとっ
てメリットがあるように流通させたい。 【解決手段】ステップ205で、複数の顧客から送信さ
れ且つステップ204で採用可能と判定された複数の物
件情報に基づき、工事特性に最も適した複数の工種を組
み合わせて、建設工事のパッケージの案を作成する。そ
して、ステップ206において、業者登録用のデータベ
ースに登録されている各専門工事業者の情報に基づい
て、パッケージを構成する各工種毎に最適な業者を選定
し、最終的な受注契約に至るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工事の効率的な
受発注が行われるようにその流通過程を管理する装置に
関し、特に、工事規模が小さく個別に専門工事業者に依
頼するとコスト的に見合わない小規模な専門工事を、工
事を依頼する顧客側にとっても、工事を受注する専門工
事業者側にとっても、メリットがあるように流通できる
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】工事、例えば建設工事の中には、特殊な
技術や技能を必要とするものが多数存在する。むしろ、
一つの建設工事は、多種多様な専門工事の集合体と見る
ことができる。このため、発注者である施主と施工請負
業者との間で契約が結ばれた後に、施工請負業者と多数
の専門工事業者との間で、各専門工事に関して多数の契
約が結ばれることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば建設工事には、
高層ビルのような大規模なものから、一般住宅建設や一
般住宅のリフォームのような比較的小規模のものまで多
種多様なものが存在する。建設工事が大規模であれば、
それに含まれる専門工事の規模もそれなりに大規模とな
るが、一般住宅建設のような比較的小規模の建設工事の
場合には、当然にそれに含まれる専門工事の規模も小規
模となる。
【0004】専門工事が大規模であれば、それを受注す
る専門工事業者にとっても人員の投入や資材の購入等が
効率的に行えるため、利益率が高くなるというメリット
があるし、発注する側にとっても、値引き等の交渉がし
易く、結果として工事単価を下げられる可能性が高い。
このため、大規模な建設工事の場合には、専門工事を発
注する施工業者(依頼)側と、専門工事を受注する専門
工事業者側との間で、見積依頼、見積、発注依頼、受注
といった契約に至るまでの一連の手続が直接行われても
特に問題はない。
【0005】これに対し、専門工事が小規模であると、
専門工事業者にとっては上記のようなメリットは期待で
きないし、それを発注する依頼側にとっても工事単価が
高くなる。このため、本来ならば依頼したい専門工事で
あっても、コスト的に見合わないため、代替可能な他の
工事で済ましてしまうという傾向が強い。本発明は、こ
のような従来の技術が有する解決すべき課題に着目して
なされたものであって、工事規模が小さく個別に専門工
事業者に依頼するとコスト的に見合わない小規模な専門
工事であっても、工事を依頼する側及び工事を受注する
専門工事業者側の双方にとってメリットがあるように流
通させることができる、建設工事をはじめとする各種工
事についての流通管理装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明である工事流通管理装置は、発
注を希望する工事の情報を含む顧客の情報を複数蓄積可
能な顧客情報蓄積手段と、工事を行う専門業者の情報を
記憶する業者情報記憶手段と、前記顧客情報蓄積手段の
蓄積内容に基づき前記発注を希望する工事を種類毎に集
めて工事のパッケージを作成するパッケージ作成手段
と、前記業者情報記憶手段を検索し前記パッケージが作
成された前記工事を施工可能な専門業者を選定する業者
選定手段と、を備えた。
【0007】請求項2に係る発明は、上記請求項1に係
る発明である工事流通管理装置において、前記顧客情報
蓄積手段に蓄積される前記顧客の情報は、前記発注を希
望する工事の情報として、少なくとも、工事の種類、工
事の規模、工事の期間及び工事の場所を含んでいるもの
とした。また、請求項3に係る発明は、上記請求項2に
係る発明である工事流通管理装置において、前記パッケ
ージ作成手段は、前記工事の種類が同じで、前記工事の
期間が近くて、前記工事の場所が近いものを集めて、又
は一工事の中で複数の工程を組み合わせて前記パッケー
ジを作成するようにした。
【0008】そして、請求項4に係る発明は、上記請求
項1乃至3のいずれかに係る発明である工事流通管理装
置において、前記業者選定手段によって専門業者が選定
された場合に、見積書を作成する見積書作成手段を備え
た。ここで、請求項1に係る発明にあっては、パッケー
ジ作成手段によって工事のパッケージが作成され、その
作成されたパッケージを受注可能な専門工事業者が業者
選定手段によって選定されるため、複数の工事を含むパ
ッケージと、専門工事業者とを結び付けることができ
る。この結果、複数の小規模の専門工事と、一の専門工
事業者とが結び付けられることになるから、個々の専門
工事は小規模であり、個別に依頼することには種々の問
題があったとしても、それらを専門工事業者に依頼でき
る可能性が高くなる。
【0009】請求項2に係る発明にあっては、発注を希
望する工事の情報として、工事の種類、規模、時期及び
場所を含んでいるため、パッケージを作成するのに好適
である。工事の規模を含んでいれば、例えば、専門工事
業者が一日で処理可能な工事量となるようにパッケージ
を作成することができる。
【0010】また、工事の期間を含んでいれば、工期が
近く同日に処理可能な工事を集めてパッケージを作成す
ることができる。この場合の工事の期間としては、特定
の日にちであってもよいし、或いは、何日から何日まで
といった工事可能な期間であってもよい。そして、工事
の場所を含んでいれば、一の現場から他の現場への移動
に要する時間等が判るから、工事の規模だけではなく、
その移動時間をも考慮して一日で処理可能な工事量とな
るようにパッケージを作成することができる。
【0011】特に、請求項3に係る発明であれば、専門
工事業者にとって処理し易いパッケージを高い確率で作
成することができる。なお、「工事の種類が同じ」とい
うのは、その工事の内容が全く同一の場合だけではな
く、厳密には同一ではないが同一の専門工事業者によっ
て処理可能な工事をも含む。また、「工事の期間が近
い」というのは、工事可能な期間が完全に一致している
場合のみならず、その一部重なっている場合や、一方の
工事の工事可能な期間の最終日の翌日が、他方の工事の
工事可能な期間の初日に当たるような場合も含む。そし
て、「工事の場所が近い」というのは、単純に直線距離
で所定距離以内にある(例えば、半径5kmの円内にあ
る)という場合も含むし、高速道路を使えば比較的短い
時間で移動可能な場合(つまり、時間的に近い)も含
む。
【0012】さらに、請求項4に係る発明にあっては、
パッケージ単位で見積書が作成されるから、パッケージ
単位で専門工事業者の見積をもらうことができる。よっ
て、工事単価を下げる上で有利になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を建設工事の流通管
理装置に適用した実施の形態につき図面に基づいて説明
する。図2乃至図5は、本発明の一実施の形態を示す図
であり、図1は、本発明に係る工事流通管理装置として
のシステム管理サーバ1、2を含むシステム全体の構成
を示す図である。
【0014】即ち、このシステムは、専用の通信回線3
によって相互通信可能に接続された2台のシステム管理
サーバ1、2を中心に構成されており、一方のシステム
管理サーバ1は第1のネットワーク10に接続され、他
方のシステム管理サーバ2は第2のネットワーク20に
接続されている。第1のネットワーク10は、本システ
ムを利用して専門工事を発注する顧客用のネットワーク
であって、複数の顧客用端末装置11、…、11が通信
可能に接続されている。これに対し、第2のネットワー
ク20は、本システムを利用して専門工事を受注する専
門工事業者用のネットワークであって、複数の業者用端
末装置21、…、21が通信可能に接続されている。
【0015】図2は、本システムにおける処理の概要
を、システム管理サーバ1、2と、顧客用端末装置1
1、…、11と、業者用端末装置21、…、21との間
のやり取りを含めて示したフローチャートである。本シ
ステムは、顧客及び専門業者のそれぞれが、システム管
理サーバ1、2に登録することから処理が開始されるよ
うになっている。
【0016】即ち、顧客は、先ずステップ100におい
て自己の情報である顧客情報をシステム管理サーバ1に
送信する。ここで送信する顧客情報としては、例えば、
経営内容、主として営業を行っている地区、通常取り扱
っている工事の規模、本システムの運営者であるシステ
ム管理者との競合性や友好性、等が含まれている。そし
て、顧客情報を受けたシステム管理サーバ1は、ステッ
プ200において、その顧客の本システムへの登録を認
めるか否かの審査を行い、登録を認めない場合(NO)
の場合には、その結果を顧客用端末装置11に返信する
が、登録を認める場合(YES)の場合には、ステップ
201に移行し、顧客登録用のデータベースに顧客の情
報を登録しデータを整理する。
【0017】一方、専門工事業者は、先ずステップ30
0において自己の情報である業者情報をシステム管理サ
ーバ2に送信する。ここで送信する業者情報としては、
例えば、専門工事業者の工事可能な地区、受注可能な工
事の種類や規模、専門工事業者としての能力、経営内
容、システム管理者との友好性、等が含まれている。そ
して、顧客情報を受けたシステム管理サーバ2は、ステ
ップ202において、その専門工事業者の本システムへ
の登録を認めるか否かの審査を行い、登録を認めない場
合(NO)の場合には、その結果を業者用端末装置21
に返信するが、登録を認める場合(YES)の場合に
は、ステップ203に移行し、業者登録用のデータベー
スに専門工事業者の情報を登録しデータを整理する。
【0018】登録が認められた顧客は、本システムを利
用して専門工事業者に発注したい工事が発生した段階
で、ステップ101に移行し、その発注したい工事に関
する物件情報をシステム管理サーバ1に送信する。ここ
で送信する物件情報としては、工事名、工事を行う建物
の所在地(工事の場所)、建物の用途、工事の規模、設
計者、工事の期間、等が含まれており、具体的には、設
計図、仕様書、内訳書等に関する情報である。
【0019】顧客から物件情報を受けたシステム管理サ
ーバ1は、ステップ204に移行して、設計図、仕様
書、内訳書を確認して、本システムを採用できるか否か
の判定を行う。このステップ204における処理は、例
えば、図3に示すようになっており、 1.工事項目、数量が正確に表されている内訳書か? 2.工事内容を的確に把握するのに十分な設計図・仕様
書か? 3.工事予定地は、施工可能な場所か?(地域、地形、
周辺条件等の確認) 4.工事規模は適正か?(延床面積300m2 以上か
?) 5.工期は適正か?(品質管理基準をクリアーできる工
期か?) という五つの項目について確認を行い、いずれか一つで
も「NO」の場合には、採用不可と判定し、顧客にその
結果を通知するが、全ての項目が「YES」の場合に
は、システム管理サーバ1は、ステップ205に移行す
る。
【0020】ステップ205では、複数の顧客から送信
され且つステップ204で採用可能と判定された複数の
物件情報に基づき、同種の工事を組み合わせて又は一工
事の中で、工事特性に最も適した複数の工種を組み合わ
せて、建設工事のパッケージの案を作成する。このステ
ップ205における処理は、同一工事内の組み合わせに
ついては、例えば、図4に示すようになっており、 1.工事部位が隣接して連続しているか? 2.工事工程が隣接して連続しているか? 3.集約管理で品質管理上のメリットがあるか? 4.集約管理で効率化・省力化が図れるか? という四つの項目について確認を行い、いずれか一つで
も「NO」の場合には、パッケージには適さないと判断
し、別の組み合わせを考える。これに対し、全ての項目
が「YES」の場合には、パッケージとして適している
と判断し、パッケージの案として採用する。
【0021】そして、システム管理サーバ1は、ステッ
プ205において案として採用されたパッケージを、そ
のパッケージに含まれる各工事の発注元である各顧客に
対して提案する。提案を受けた顧客は、ステップ102
においてパッケージ案を検討し、その検討結果をシステ
ム管理サーバ1に戻す。システム管理サーバ1は、顧客
から戻された検討結果が「NO」の場合には、ステップ
205におけるパッケージ案の作成処理を再度実行する
が、検討結果が「YES」の場合には、ステップ206
に移行し、そのパッケージを受注可能な専門工事業者の
選定処理を行う。
【0022】一方、専門工事業者は、ステップ300で
業者情報をシステム管理サーバ2に送信しその登録が認
められた場合には、必要に応じて、ステップ301に移
行して、自己が現在抱えている工事(手持ち工事)に関
する情報を、システム管理サーバ2に送信する。ステッ
プ301における手持ち工事の送信処理は、必須の処理
ではなく、専門工事業者側の判断で行えばよいが、シス
テム管理サーバ2におけるステップ206の業者選定処
理の効率を上げるためには、本システムを利用する全て
の専門工事業者に実行してもらうことが望ましい。
【0023】システム管理サーバ2は、専門工事業者か
ら手持ち工事に関する情報を受け取ると、ステップ20
8において、把握した各専門工事業者の手持ち工事を、
業者登録用のデータベースに蓄積する。そして、システ
ム管理サーバ1は、ステップ206において、システム
管理サーバ2が逐次登録処理している業者登録用のデー
タベースに登録されている各専門工事業者の情報に基づ
いて、パッケージを構成する各工種毎に最適な業者を選
定する。このステップ206における処理は、例えば、
図5に示すようになっており、パッケージと専門工事業
者の情報とに基づいて、 1.工種の照合 2.工事実績の適合性確認(規模・用途) 3.工期の確認(手持工事との調整) 4.物件所在地の検証(業者所在地との関係・採用職方
居住地との関係) という四つの項目について確認を行い、いずれか一つで
も「NO」の場合には、その専門工事業者は選定できな
いと判断し、別の業者を検索する。これに対し、全ての
項目が「YES」の場合には、採用する専門工事業者と
して決定する。
【0024】ステップ206で採用する専門工事業者が
決定されたら、システム管理サーバ1は、システム管理
サーバ2経由で、発注したいパッケージに関する情報を
採用が決定された専門工事業者に通知する。通知を受け
た専門工事業者は、ステップ302においてそのパッケ
ージに含まれる各工事を受注して構わないか否かを検討
し、その検討結果を、システム管理サーバ2経由でシス
テム管理サーバ1に戻す。
【0025】そして、システム管理サーバ1は、採用が
決定された専門工事業者から了解の返信を受け取った場
合には、その専門工事業者に関する情報を、パッケージ
に含まれる各工事の発注元である各顧客に提出する。そ
の情報を受けた顧客は、ステップ103においてその専
門工事業者に発注して構わないか否かを検討し、その検
討結果をシステム管理サーバ1に戻す。
【0026】システム管理サーバ1は、顧客の検討結果
が「NO」の場合には、別の業者を選定するために業者
検索選定を再度実行するが、顧客の検討結果が「YE
S」の場合には、ステップ207において、見積書作成
処理を実行する。具体的には、先ずは、専門工事業者に
対してパッケージの見積りの作成を依頼し、その依頼を
受けた専門工事業者は、ステップ303で見積書を作成
する。そして、その専門工事業者が作成した見積書が、
システム管理サーバ2経由でシステム管理サーバ1に提
出される。専門工事業者によって作成された見積書を受
け取ったシステム管理サーバ1は、必要に応じて、受注
金額が安価になるようにシステム管理サーバ2経由で専
門工事業者との間で交渉を行い、最終的な受注金額を決
定する。
【0027】そして、最終的な受注金額が決定された
ら、システム管理サーバ1は、その最終的な受注金額が
記入された見積書を顧客に提出し、見積書を受けた顧客
は、ステップ104で査定を行って、その査定結果をシ
ステム管理サーバ1に戻す。システム管理サーバ1は、
顧客の査定結果が「NO」の場合には、再度、専門工事
業者との間で見積金額の交渉を行う。
【0028】そして、顧客の査定結果が「YES」(成
約)の場合には、システム管理者Aは、顧客Bと専門工
事業者Cとの間で契約が行われるようにそれぞれの担当
者を引き合わせる。契約が完了したら、システム管理者
Aは、例えば顧客から本システムの利用料を徴収する。
ここで、本実施の形態では、システム管理サーバ1に設
けられた顧客情報蓄積用のデータベースが顧客情報蓄積
手段に対応し、システム管理サーバ2に設けられた業者
情報蓄積用のデータベースが業者情報記憶手段に対応
し、システム管理サーバ1におけるステップ205の処
理がパッケージ作成手段に対応し、システム管理サーバ
1におけるステップ206の処理が業者選定手段に対応
し、システム管理サーバ1におけるステップ207の処
理が見積書作成手段に対応する。
【0029】そして、本実施の形態によれば、顧客にと
っては、自己が発注する予定の専門工事の規模が小さく
ても、最適な専門工事業者に依頼することができるし、
その場合の工事価格もパッケージ毎に決められるから、
工事単価を下げる上で有利である。その他、顧客登録し
ておくことにより、物件毎の情報分析等を受けることが
できるという利点もある。
【0030】また、専門工事業者にとっては、小規模な
工事を集約したパッケージとして受注することができる
から、従来は受注しなかった小規模な工事も効率的に受
注することができ、仕事量の増大に繋がるという利点が
ある。その他、業者登録を行うだけでよいから、低コス
トで受注の機会が増えるという利点もある。従って、本
実施の形態のシステムを利用することにより、小規模の
専門工事を無理なく流通させることができる。
【0031】なお、上記の実施の形態では、本発明を建
設工事の流通管理装置に適用した形態を説明したが、本
発明は、土木工事,設備工事その他の各種工事の流通管
理装置に適用できることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の小規模の専門工事と、一の専門工事業者とを結び
付けるようにしたたため、個々の専門工事は小規模であ
り、個別に依頼することには種々の問題があったとして
も、それらを専門工事業者に依頼できる可能性が高くな
り、顧客側にとっては、自己が発注する予定の専門工事
の規模が小さくても最適な専門工事業者に依頼すること
ができるという利点があり、専門工事業者側にとって
は、小規模な工事も効率的に受注することができるとい
う利点があるから、そのような小規模の専門工事を流通
させることができるという効果がある。
【0033】特に、請求項4に係る発明であれば、パッ
ケージ単位で見積書を作成するようにしたため、パッケ
ージ単位で専門工事業者の見積をもらうことができるか
ら、工事単価を下げる上で有利であるから、小規模の専
門工事を流通させる上でさらに効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の全体構成を示すシステ
ム構成図である。
【図2】実施の形態の処理全体を示すフローチャートで
ある。
【図3】実施の形態の一部の処理を示すフローチャート
である。
【図4】実施の形態の一部の処理を示すフローチャート
である。
【図5】実施の形態の一部の処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1、2 システム管理サーバ 10 第1のネットワーク 11 顧客側端末装置 20 第2のネットワーク 21 業者用端末装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04G 21/00 E04G 21/00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発注を希望する工事の情報を含む顧客の
    情報を複数蓄積可能な顧客情報蓄積手段と、工事を行う
    専門業者の情報を記憶する業者情報記憶手段と、前記顧
    客情報蓄積手段の蓄積内容に基づき前記発注を希望する
    工事を種類毎に集めて工事のパッケージを作成するパッ
    ケージ作成手段と、前記業者情報記憶手段を検索し前記
    パッケージが作成された前記工事を施工可能な専門業者
    を選定する業者選定手段と、を備えたことを特徴とする
    工事流通管理装置。
  2. 【請求項2】 前記顧客情報蓄積手段に蓄積される前記
    顧客の情報は、前記発注を希望する工事の情報として、
    少なくとも、工事の種類、工事の規模、工事の時期及び
    工事の場所を含む請求項1記載の工事流通管理装置。
  3. 【請求項3】 前記パッケージ作成手段は、前記工事の
    種類が同じで、前記工事の期間が近くて、前記工事の場
    所が近いものを集めて、又は一工事の中で複数の工程を
    組み合わせて前記パッケージを作成するようになってい
    る請求項2記載の工事流通管理装置。
  4. 【請求項4】 前記業者選定手段によって専門業者が選
    定された場合に、見積書を作成する見積書作成手段を備
    えた請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の工事流通
    管理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006209477A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Wood One:Kk 建築物積算見積システム及び建築物積算見積方法
JP2011204012A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Chugoku Electric Power Co Inc:The 営巣情報管理装置、営巣情報管理システム及び営巣情報管理方法
JP2016038696A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 中国電力株式会社 工事支援装置

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