JP2002073311A - プリンタシステムおよびプリンタ装置 - Google Patents

プリンタシステムおよびプリンタ装置

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JP2002073311A JP2000255785A JP2000255785A JP2002073311A JP 2002073311 A JP2002073311 A JP 2002073311A JP 2000255785 A JP2000255785 A JP 2000255785A JP 2000255785 A JP2000255785 A JP 2000255785A JP 2002073311 A JP2002073311 A JP 2002073311A
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリンタ装置が使用できない状態で電源が投入
されたとき、プリンタ装置において生じる電力の損失を
抑制する。 【解決手段】プリンタ装置31は、電源が投入されたと
きには接続確認コマンドを発生すると共に、発生した接
続確認コマンドを、通信線30を介して上位装置21に
送出するプリンタ側コマンド発生手段34と、通信線3
0を介して上位装置21から送出された接続確認コマン
ドを解読することによって、上位装置21との接続確認
を行うプリンタ側コマンド解読手段35と、プリンタ側
コマンド解読手段35が上位装置21との接続確認を行
うことができないときには、電源をオフにする電源制御
部38とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上位装置とプリン
タ装置とが双方向性の通信線で接続され、上位装置から
送出される印刷用データをプリンタ装置で印刷するプリ
ンタシステム、および、上位装置から与えられる印刷用
データを印刷するプリンタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、双方向性のインタフェースを備え
たプリンタ装置は、ホストコンピュータなどの上位装置
に接続されていない場合であっても、一度電源が投入さ
れると、装置各部を通電状態にする。そして、一定期間
の待機状態が経過したときには、装置各部への電源の供
給を停止することで、消費電力を抑える電力制御を行っ
ていた(第1の従来技術とする)。
【0003】また、特開平9−191568号として提
案された従来技術においては、双方向性のインタフェー
スを介して接続された上位装置が、出力データの送信が
不能な状態にあることを検知した場合、直ちに、装置本
体の全部、または装置本体の主要部への電源の供給を停
止する電源制御方法が開示されている(第2の従来技術
とする)。
【0004】また、プリンタ装置の電源スイッチを操作
したとき、電源電圧が所定の電圧値よりも高い状態にあ
る場合には、回路を保護する目的から、電源がオンにな
らないようにしている従来技術が提案されている。ま
た、この技術においては、電源電圧が所定の電圧値より
も低い状態にある場合には、所定動作が不可能なため、
電源がオンにならないようにしている(第3の従来技術
とする)。
【0005】また、印刷用紙がなくなったとき、あるい
は、装置本体のカバーが開いているといったような状態
異常が発生したときには、ユーザが適切な処置を行うま
で状態異常の表示を行う構成が提案されている(第4の
従来技術とする)。
【0006】また、特開平9−188043号として提
案された従来技術では、印刷処理強制終了を指示する操
作部を備えた構成が開示されている。そして、印刷処理
強制終了が入力された場合には、ステータスの作成と送
信、および、カウンタのリセットを行っていた(第5の
従来技術とする)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
従来技術を用いた場合には、以下に示す問題を生じてい
た。すなわち、上位装置に接続されていない場合であっ
ても、一度電源が投入されると、装置各部を通電状態に
する。また、この状態は一定期間において継続される。
従って、不要な電力の損失が発生する。その結果、プリ
ンタ装置の動作電源が、商用電源ではなく、乾電池など
であるときには、総印刷枚数、総印刷長、あるいは、動
作可能時間などが低減されることになる。
【0008】また、第2の従来技術における電力制御方
法は、プリンタ装置が上位装置に接続され、通信が可能
な状態にあることを前提とした節電方法となっている。
このため、プリンタ装置が持ち運び可能な装置である場
合には、以下に示す問題を生じていた。すなわち、持ち
運びが可能なプリンタ装置は、上位装置との接続が外さ
れた状態となる期間の比率が大きい。従って、この期間
では、消費電力を抑制する効果が発揮されないので、動
作電源となる電池の電力が不要に消費される事態が生じ
ていた。
【0009】また、第3の従来技術を用いた場合には、
以下に示す問題を生じていた。すなわち、プリンタ装置
の電源スイッチが操作されたとき、電源電圧に異常があ
った場合には、電源がオンにならないので、ユーザの側
からはエラー内容を確認できなくなっていた。
【0010】また、第4の従来技術を用いた場合には、
以下に示す問題を生じていた。すなわち、印刷用紙が無
いといった状態、あるいは、カバーが開いているといっ
た状態が生じたときにも、装置全体、あるいは装置の一
部が通電状態になっている。従って、不要な電力の損失
が発生する。その結果、プリンタ装置の動作電源が、商
用電源ではなく、乾電池などであるときには、総印刷枚
数、総印刷長、あるいは、動作可能時間などが低減され
ることになる。
【0011】また、第5の従来技術においては、印刷処
理強制終了が入力された場合、ステータスの作成と送
信、および、カウンタのリセットを行うことが開示され
ているのみで、電源の制御については記載されていな
い。このため、消費電力を低減しようとする場合には、
適用することが困難な技術となっている。
【0012】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、その目的は、上位装置との接続が確認
できないときには、プリンタ装置の電源をオフとするこ
とにより、上位装置からの印刷用データを受信できない
状態でプリンタ装置の電源が投入されたときの電力の損
失を抑制することのできるプリンタシステムを提供する
ことにある。
【0013】また、本発明の目的は、電源を投入したと
きのプリンタ装置の状態が正常でない場合には、プリン
タ装置の電源をオフすることにより、プリンタ装置が使
用できない状態で電源が投入されたときの電力の損失を
抑制することのできるプリンタシステムを提供すること
にある。
【0014】また、本発明の目的は、印刷動作中あるい
は紙送り動作中のプリンタ装置の状態が正常でないと確
認されたときには、プリンタ装置の電源をオフすること
により、プリンタ装置が印刷動作あるいは紙送り動作を
継続できない状態になったときの電力の損失を抑制する
ことのできるプリンタシステムを提供することにある。
【0015】また、上記目的に加え、プリンタ装置にお
いて確認されたエラー内容を上位装置に通知することに
より、プリンタ装置の電源がオフになっても、プリンタ
装置に発生しているエラー内容を確認することのできる
プリンタシステムを提供することにある。
【0016】また、上記目的に加え、印刷動作が終了し
たときにはプリンタ装置の電源をオフにすることによ
り、プリンタ装置が動作する必要のない状態における電
力の損失を抑制することのできるプリンタシステムを提
供することにある。
【0017】また、上記目的に加え、紙送り動作が終了
したときにはプリンタ装置の電源をオフにすることによ
り、プリンタ装置が動作する必要のない状態における電
力の損失を抑制することのできるプリンタシステムを提
供することにある。
【0018】また、上記目的に加え、印刷強制終了命令
によってプリンタ装置の印刷動作が中断されたときに
は、プリンタ装置の電源をオフにすることにより、プリ
ンタ装置が動作する必要のない状態における電力の損失
を抑制することのできるプリンタシステムを提供するこ
とにある。
【0019】また、上記目的に加え、上位装置が一時停
止要求コマンドを送出するときには、プリンタ装置が電
源をオフするタイミングを遅延させることにより、プリ
ンタ装置に状態異常が発生したときにも、上位装置がプ
リンタ装置との間で通信を続けることのできるプリンタ
システムを提供することにある。
【0020】また、本発明の目的は、上位装置との接続
が確認できないときには電源をオフとすることにより、
上位装置からの印刷用データを受信できない状態におけ
る電力の損失を抑制することのできるプリンタ装置を提
供することにある。
【0021】また、本発明の目的は、電源が投入された
ときの装置状態が正常でない場合には、電源をオフする
ことにより、所定動作を実行できない状態で電源が投入
されたときの電力の損失を抑制することのできるプリン
タ装置を提供することにある。
【0022】また、本発明の目的は、印刷動作中あるい
は紙送り動作中の装置状態が正常でないと確認されたと
きには、電源をオフすることにより、印刷動作あるいは
紙送り動作を継続できない状態になったときの電力の損
失を抑制することのできるプリンタ装置を提供すること
にある。
【0023】また、上記目的に加え、電源キーを、その
他の機能のためのキーと兼用とし、キー数を低減させる
ことによって、装置のコストを低減することのできるプ
リンタ装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係るプリンタシステムは、双方向性の通信線を
介して上位装置とプリンタ装置とが接続され、印刷命令
が上位装置あるいはプリンタ装置に与えられたときに
は、プリンタ装置は、前記通信線を介して上位装置から
送出された印刷用データを印刷するプリンタシステムに
適用し、上位装置は、前記通信線を介してプリンタ装置
から送出された接続確認コマンドを解読する上位側コマ
ンド解読手段と、上位側コマンド解読手段により解読さ
れた内容に従って接続確認コマンドを発生すると共に、
発生した接続確認コマンドを、前記通信線を介してプリ
ンタ装置に送出する上位側コマンド発生手段とを備え、
プリンタ装置は、電源が投入されたときには接続確認コ
マンドを発生すると共に、発生した接続確認コマンド
を、前記通信線を介して上位装置に送出するプリンタ側
コマンド発生手段と、前記通信線を介して上位装置から
送出された接続確認コマンドを解読することによって、
上位装置との接続確認を行うプリンタ側コマンド解読手
段と、プリンタ側コマンド解読手段が上位装置との接続
確認を行うことができないときには、電源をオフにする
電源制御部とを備えている。
【0025】すなわち、上位装置と接続されていない、
通信線の断線を含めて上位装置との接続が完全でない、
接続された上位装置の電源が入っていない、あるいは、
接続された上位装置がプリンタ装置を使用できない上位
装置であるなど、プリンタ装置が上位装置より印刷用デ
ータを受信できない状態の場合、電源が投入されると、
プリンタ装置は、直ちに電源のオフ状態に移行する。
【0026】また、本発明に係るプリンタシステムは、
双方向性の通信線を介して上位装置とプリンタ装置とが
接続され、印刷命令が上位装置あるいはプリンタ装置に
与えられたときには、プリンタ装置は、前記通信線を介
して上位装置から送出された印刷用データを印刷するプ
リンタシステムに適用し、プリンタ装置は、電源が投入
されたときには、装置状態が正常であるかどうかを判断
する状態確認部と、状態確認部が装置状態が正常でない
と判断したときには電源をオフにする電源制御部とを備
えている。
【0027】すなわち、プリンタ装置は、電源を投入さ
れる毎に、プリンタ装置の状態の確認を行う。そして、
状態が正常でなければ、直ちに電源のオフ状態に移行す
る。従って、印刷用紙がセットされていない、全てのカ
バーが閉じられていない、あるいは周辺温度が許容範囲
外である、といったように、プリンタ装置が使用できな
い状態では、電源が投入されると、直ちに電源のオフ状
態となる。
【0028】また、本発明に係るプリンタシステムは、
双方向性の通信線を介して上位装置とプリンタ装置とが
接続され、印刷命令が上位装置あるいはプリンタ装置に
与えられたときには、プリンタ装置は、前記通信線を介
して上位装置から送出された印刷用データを印刷するプ
リンタシステムに適用し、プリンタ装置は、印刷動作中
あるいは紙送り動作中に、装置状態が正常であるかどう
かを判断する状態確認部と、状態確認部が装置状態が正
常でないと判断したときには電源をオフにする電源制御
部とを備えている。
【0029】すなわち、プリンタ装置は、印刷動作中あ
るいは紙送り動作中に、装置の状態の確認を行い、状態
が正常でなければ、電源のオフ状態に移行する。このた
め、印刷用紙が無くなった、いずれかのカバーが開い
た、あるいは、印刷用紙が詰まった、といったような、
印刷動作あるいは紙送り動作を継続できない状態になっ
たときには、プリンタ装置の電源は、直ちにオフにな
る。
【0030】また、上記構成に加え、前記プリンタ側コ
マンド発生手段は、前記状態確認部の判断結果であるエ
ラー内容を示す状態通知コマンドを発生すると共に、発
生した状態通知コマンドを、前記通信線を介して上位装
置に送出し、前記上位装置は、状態通知コマンドに基づ
いてエラー内容を表示する。
【0031】すなわち、電源が投入されたとき、または
印刷動作時、あるいは紙送り動作時に異常が確認され
て、プリンタ装置の電源がオフになっても、上位装置の
ディスプレイ装置などで、プリンタ装置に発生している
エラー内容が表示されることになる。
【0032】また、上記構成に加え、前記電源制御部
は、印刷動作が終了したときには電源をオフにする。
【0033】すなわち、プリンタ装置は、印刷動作が終
了した際に、自動的に電源がオフになる。このため、印
刷動作終了後で、プリンタ装置が動作する必要のない状
態における電力の損失が最小限に抑制される。
【0034】また、上記構成に加え、前記電源制御部
は、紙送り動作が終了したときには電源をオフにする。
【0035】すなわち、プリンタ装置は、紙送り動作が
終了した際に、自動的に電源がオフになる。このため、
紙送り動作終了後で、プリンタ装置が動作する必要のな
い状態における電力の損失が最小限に抑制される。
【0036】また、上記構成に加え、前記電源制御部
は、印刷強制終了命令が与えられたときには電源をオフ
にする。
【0037】すなわち、上位装置あるいはプリンタ装置
に、印刷強制終了命令が与えられ、印刷動作が中断され
たときには、プリンタ装置は、自動的に電源がオフにな
る。このため、印刷動作中断後で、プリンタ装置が動作
する必要のない状態における電力の損失が最小限に抑制
される。
【0038】また、上記構成に加え、前記上位側コマン
ド発生手段は、一時停止要求コマンドを発生すると共
に、発生した一時停止要求コマンドを、前記通信線を介
してプリンタ装置に送出し、前記プリンタ側コマンド解
読手段は、上位装置から前記通信線を介して送出された
一時停止要求コマンドを受信し、前記電源制御部は、プ
リンタ側コマンド解読手段が一時停止要求コマンドを受
信したときには、電源をオフにするタイミングを予め設
定された期間だけ遅らせる。
【0039】すなわち、上位装置が一時停止要求コマン
ドをプリンタ装置に送信して後の一定期間においては、
プリンタ装置は電源をオフしない。このため、印刷動作
終了後、紙送り動作終了後、印刷強制終了後、あるい
は、一定期間、上位装置からの印刷用データおよびコマ
ンドの送信がない状態を含めた状態異常発生時でも、上
位装置がプリンタ装置との間で通信を続けることができ
る。
【0040】また、本発明に係るプリンタ装置は、双方
向性の通信線を介して上位装置と接続され、前記通信線
を介して上位装置から送出された印刷用データを印刷す
るプリンタ装置に適用し、前記通信線を介して上位装置
から送出された接続確認コマンドを解読することによっ
て、上位装置との接続確認を行うプリンタ側コマンド解
読手段と、プリンタ側コマンド解読手段が上位装置との
接続確認を行うことができないときには、電源をオフに
する電源制御部とを備えている。
【0041】すなわち、上位装置と接続されていない、
通信線の断線を含めて上位装置との接続が完全でない、
接続された上位装置の電源が入っていない、あるいは、
接続された上位装置がプリンタ装置を使用できない上位
装置であるなど、印刷用データを上位装置から受信でき
ない状態の場合、電源が投入されると、直ちに電源のオ
フ状態に移行する。
【0042】また、本発明に係るプリンタ装置は、双方
向性の通信線を介して上位装置と接続され、前記通信線
を介して上位装置から送出された印刷用データを印刷す
るプリンタ装置に適用し、電源が投入されたときには、
装置状態が正常であるかどうかを判断する状態確認部
と、状態確認部が装置状態が正常でないと判断したとき
には電源をオフにする電源制御部とを備えている。
【0043】すなわち、電源が投入される毎に、装置状
態の確認が行われる。そして、状態が正常でなければ、
直ちに電源オフの状態に移行する。従って、印刷用紙が
セットされていない、全てのカバーが閉じられていな
い、あるいは周辺温度が許容範囲外である、といったよ
うに、所定動作を実行できない状態では、電源が投入さ
れると、直ちに電源のオフ状態となる。
【0044】また、本発明に係るプリンタ装置は、双方
向性の通信線を介して上位装置と接続され、前記通信線
を介して上位装置から送出された印刷用データを印刷す
るプリンタ装置に適用し、印刷動作中あるいは紙送り動
作中に、装置状態が正常であるかどうかを判断する状態
確認部と、状態確認部が装置状態が正常でないと判断し
たときには電源をオフにする電源制御部とを備えてい
る。
【0045】すなわち、印刷動作中あるいは紙送り動作
中に、装置の状態の確認を行い、状態が正常でなけれ
ば、電源のオフ状態に移行する。このため、印刷用紙が
無くなった、いずれかのカバーが開いた、あるいは、印
刷用紙が詰まった、といったような、印刷動作あるいは
紙送り動作を継続できない状態になったときには、電源
が直ちにオフになる。
【0046】また、上記構成に加え、前記電源制御部に
電源オンの指示を与える電源キーを備え、電源キーを操
作することによって印刷を行うようにしている。
【0047】すなわち、電源キーを用いて、印刷動作の
指示を入力することができる。従って、操作用のキー数
が低減される。また、キー数が少なくなるので、操作が
簡素化される。
【0048】また、上記構成に加え、前記電源制御部に
電源オンの指示を与える電源キーを備え、前記電源キー
を操作することによって、紙送りを行っている。
【0049】すなわち、電源キーを用いて、紙送り動作
の指示を入力することができる。従って、操作用のキー
数が低減される。また、キー数が少なくなるので、操作
が簡素化される。
【0050】また、上記構成に加え、前記電源制御部に
電源オンの指示を与える電源キーを備え、印刷動作の状
態において前記電源キーが操作されたときには、印刷の
強制終了を行っている。
【0051】すなわち、電源キーを用いて、印刷強制終
了の指示を入力することができる。従って、操作用のキ
ー数が低減される。また、キー数が少なくなるので、操
作が簡素化される。
【0052】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例の形態を、
図面を参照しつつ説明する。
【0053】図1は、本発明に係るプリンタシステムの
一実施形態の機能的構成を示すブロック線図である。
【0054】図において、プリンタシステム20は、大
別すると、上位装置21とプリンタ装置31とによって
構成されている。そして、上位装置21とプリンタ装置
31とは、双方向性の通信線30を介して接続されてい
る。また、プリンタ装置31は、印刷命令が、上位装置
21あるいはプリンタ装置31に与えられたときには、
通信線30を介して上位装置21から送出された印刷用
データを印刷する。
【0055】このため、上位装置21は、上位側コマン
ド解読手段22、上位側コマンド発生手段23、およ
び、双方向通信部24を備えている。また、プリンタ装
置31は、双方向通信部32、入力操作部33、プリン
タ側コマンド発生手段34、状態確認部36、プリンタ
側コマンド解読手段35、状態表示部37、および、電
源制御部38を備えている。
【0056】詳細には、双方向通信部24と双方向通信
部32とを互いに接続する双方向性の通信線30につい
ては、例えば、セントロニクス規格方式などのように、
プリンタ装置に専用のパラレル方式の通信線とすること
がてきる。また、SCSIなどの汎用のパラレル方式の
通信線や、USBやRS−232Cなどの、汎用のシリ
アル方式の通信線とすることができる。また、IrDA
(InfraredData Associatio
n)規格や、Bluetoothなどの、無線データ通
信方式を用いることもできる。また、LANなどのネッ
トワークを介在させた構成とすることもできる。なお、
双方向通信部24と双方向通信部32とは、通信線30
を介した通信を行うときのインタフェースとなる。
【0057】上位装置21について説明すると、上位側
コマンド解読手段22は、通信線30を介してプリンタ
装置31から送出された接続確認コマンドを解読するブ
ロックとなっている。
【0058】また、上位側コマンド発生手段23は、上
位側コマンド解読手段22によって解読された内容に従
って接続確認コマンドを発生するブロックとなってい
る。そして、発生した接続確認コマンドを、通信線30
を介して、プリンタ装置31に送出する。また、プリン
タ装置31の動作を一時的に停止させるため、一時停止
要求コマンドを発生すると共に、発生した一時停止要求
コマンドを、通信線30を介してプリンタ装置31に送
出する。
【0059】プリンタ装置31について説明すると、プ
リンタ側コマンド発生手段34は、電源が投入されたと
き(電源制御部38が動作電源の供給を開始させたと
き)には、接続確認コマンドを発生するブロックとなっ
ている。そして、発生した接続確認コマンドを、通信線
30を介して、上位装置21に送出する。また、状態確
認部36(後に詳述する)の判断結果であるエラー内容
を示す状態通知コマンドを発生すると共に、発生した状
態通知コマンドを、通信線30を介して上位装置21に
送出する。
【0060】プリンタ側コマンド解読手段35は、通信
線30を介して、上位装置21から送出された接続確認
コマンドを解読するブロックとなっている。また、通信
線30を介して上位装置21から送出された一時停止要
求コマンドを受信すると共に、一時停止要求コマンドを
受信したことを電源制御部38に知らせる。
【0061】状態確認部36は、電源が投入されたとき
には、装置状態が正常であるかどうかを判断するブロッ
クとなっている。また、印刷動作中あるいは紙送り動作
中ににおいても、装置状態が正常であるかどうかを判断
する。
【0062】電源制御部38は、プリンタ装置31の各
ブロック32〜37に動作電源を供給する電源を制御す
るためのブロックとなっている。そして、プリンタ側コ
マンド解読手段35が、上位装置21との接続確認が不
能であることを知らせるときには、電源をオフにする。
また、状態確認部36が、装置状態が正常でないと判断
したときには電源をオフにする。また、印刷動作が終了
したとき、あるいは、紙送り動作が終了したときには、
電源をオフにする。
【0063】また、電源制御部38は、プリンタ側コマ
ンド解読手段35が一時停止要求コマンドを受信したこ
とを知らせるときには、電源をオフにするタイミング
を、予め設定された期間だけ遅らせる。
【0064】入力操作部33は、電源キー(図示を省
略)、などを備えたブロックとなっている。また、この
電源キーは、電源制御部38に電源オンの指示を与え
る。また、電源オンの状態において、第1の所定期間を
超えない範囲で押下されたときには、印刷の開始を指示
する。また、電源オンの状態において、第1の所定期間
を超えて押下され続けたときには、紙送りの指示を行
う。また、印刷動作の状態において、第2の所定期間を
超えて押下され続けたときには、印刷の強制終了を指示
する。
【0065】図2は、図1に示す上位装置21とプリン
タ装置31との電気的構成を示すブロック線図となって
いる。
【0066】上位装置21は、CPU41、プログラム
用ROM42、および、双方向インタフェース43を備
えている。
【0067】詳細には、CPU41は、プログラム用R
OM42に予め格納されているプログラムを実行するこ
とにより、図1に示す上位側コマンド解読手段22、上
位側コマンド発生手段23、および、双方向通信部24
としての機能を実行する。また、CPU41は、双方向
インタフェース43を制御することによって、図1に示
す双方向通信部24の機能を実行する。
【0068】また、プリンタ装置31は、双方向インタ
フェース51、プリンタ制御用CPU52、プログラム
用ROM53、スイッチ装置54、および、ディスプレ
イ装置55を備えている。
【0069】プリンタ制御用CPU52は、プログラム
用ROM53に予め格納されているプログラムを実行す
ることにより、図1に示す双方向通信部32、入力操作
部33、プリンタ側コマンド発生手段34、プリンタ側
コマンド解読手段35、状態確認部36、状態表示部3
7、および、電源制御部38としての機能を実行する。
また、双方向インタフェース51を介して、上位装置2
1と双方向の通信を行うプログラム動作は、図1の双方
向通信部32を構成している。
【0070】また、図1に示す入力操作部33としての
機能を実行するときには、スイッチ装置54が利用され
る。なお、スイッチ装置54には、タッチパネル方式の
入力装置、あるいは、キースイッチなどの、各種スイッ
チ装置を用いることができる。しかし、本実施形態にお
いては、既に説明したように、スイッチ装置54には、
キースイッチ(電源キー)が採用されている。
【0071】また、プリンタ制御用CPU52がディス
プレイ装置55を制御することによって、図1に示す状
態表示部37が形成されている。なお、ディスプレイ装
置55には、LED(Light Emitting
Diode)、液晶ディスプレイ、CRTディスプレ
イ、および、有機EL(Electrolumines
cence)ディスプレイなどの、各種表示装置のいず
れかを用いることができる。
【0072】図3は、プリンタ装置31に電源が投入さ
れて後、動作準備が完了するまでの手順を示すフローチ
ャートである。
【0073】プリンタ装置31の入力操作部33の電源
キー(スイッチ装置54)をユーザが押下する(あるい
はスライドさせる)と、図1に示すプリンタシステムの
動作が開始される(ステップS1)。電源キーの押下が
知らされると、電源制御部38は動作電源の供給を開始
させる(プリンタ装置31本体の電源がオンになる)。
このため、状態表示部37においては、LEDの点滅が
行われ、プリンタ装置31が動作準備中の状態にあるこ
とが示される(ステップS2)。
【0074】次いで、プリンタ装置31は、上位装置2
1との接続を確認するための識別コードなどを含んだを
接続確認コマンドをプリンタ側コマンド発生手段34か
ら取り出し、双方向通信部32を介して、上位装置21
に送出する(ステップS3)。次いで、プリンタ装置3
1は、一定期間内に上位装置21から特定の接続確認コ
マンドの応答があるか否かを判断する。なお、上位装置
21からの応答を待つ一定の期間は、200mSのよう
に、極めて短い期間に設定することができる(ステップ
S4)。
【0075】一方、上位装置21の側では、プリンタ装
置31より送出された接続確認コマンドを、上位側コマ
ンド解読手段22によって解読する。次いで、解読結果
に対応して、特定の接続確認コマンドを上位側コマンド
発生手段23から取り出す。そして、取り出した接続確
認コマンドを、双方向通信部24を介して、プリンタ装
置31に送出する。
【0076】プリンタ装置31は、上位装置21より送
出された接続確認コマンドを、プリンタ側コマンド解読
手段35によって解読する。そして、一定期間内に、上
位装置21から特定の接続確認コマンドの応答があった
と判断したときには、動作を、ステップS4からステッ
プS6に移行する。
【0077】しかし、ステップS4の判断において、一
定期間内に上位装置21から応答がないと判断したとき
には、動作を、ステップS4からステップS5に移行す
る。そして、ステップS5において、プリンタ装置31
は、状態表示部37におけるLEDの消灯などの方法を
用いることによって、動作準備中の表示を停止する。ま
た、電源制御部38は、電源をオフする(動作電源の供
給を停止する)ことによって、プリンタシステム20の
動作を停止させる。
【0078】なお、一定期間内に上位装置21から応答
がない事態とは、以下に示す不具合が生じた場合に発生
する。すなわち、通信線30がプリンタ装置31と上位
装置21との間に接続されていない場合、通信線30と
プリンタ装置31との間の接続や、通信線30と上位装
置21との間の接続が不完全な場合、通信線30に断線
などの不具合が生じている場合、あるいは、通信線30
を介してプリンタ装置31に接続された上位装置21の
電源が入っていない場合、などである。
【0079】また、下記に示すような場合にも、一定期
間内に上位装置21から応答がないと判断される事態が
生じる。すなわち、通信線30を介してプリンタ装置3
1に接続された上位装置21が、プリンタ装置31に対
応していないため、上位装置21が応答できない場合、
あるいは、上位装置21がプリンタ装置31を使用でき
ないように設定されているため、特定の接続確認コマン
ドとは異なるコマンドをプリンタ装置31に送信する場
合、などである。
【0080】一方、一定期間内に上位装置21から応答
があった場合、動作は、ステップS5からステップS6
に移行する。そして、ステップS6において、プリンタ
装置31は、状態確認部36を用いることにより、プリ
ンタ装置31の各部に状態異常がないかどうかを調べ
る。
【0081】すなわち、状態確認部36は、印刷用紙が
セットされているかどうか、印刷用紙が詰まっていない
かどうか、全てのカバーが閉じられているかどうか、周
辺温度が所定の温度範囲となっているかどうか、を調べ
る。また、電源電圧が所定の電圧範囲となっているかど
うかを調べる。
【0082】なお、このとき、動作電源が乾電池である
場合には、電源電圧に基づき、乾電池の残量も、併せて
調べる。すなわち、電源電圧が所定範囲より低いときに
は、乾電池の残量が不足していると判断する。また、ト
ナーを使用している場合には、トナーの残量を調べる。
また、プリンタ装置31がサーマルヘッドを使用してい
る場合には、ヘッド部の温度が所定の温度範囲にあるか
どうかを調べる(その他の項目を追加して調べる構成と
することもできる)。
【0083】そして、上記した項目において、状態異常
があると判断された場合、プリンタ装置31は、状態表
示部37において、一定の期間の間、エラー表示を行
う。そして後、プリンタ装置31は、状態表示部37に
おけるLEDを消灯するなどの方法を用いることによっ
て、動作準備中の表示を停止する。また、電源制御部3
8は、電源をオフすることによって、プリンタシステム
20の動作を停止させる(ステップS7)。
【0084】なお、テップS7におけるエラー表示にお
いては、状態表示部37がLEDによって構成されてい
る場合には、LEDを点滅させる方法、あるいは、LE
Dの発光色を変更させる方法、などを用いることができ
る。また、状態表示部37が液晶ディスプレイによって
構成されている場合には、液晶ディスプレイにエラーで
ある旨を表示させる方法などを用いることがてきる。
【0085】また、ステップS7におけるエラー表示に
ついては、プリンタ装置31の状態表示部37を利用し
ない構成とすることができる。そして、この構成を用い
る場合には、プリンタ装置31において、エラー内容を
通知するための状態通知コマンドがプリンタ側コマンド
発生手段34から取り出される。そして、取り出された
状態通知コマンドは、双方向通信部32を介して、上位
装置21に送出される。そして、上位装置21の側で
は、受信した状態通知コマンドに基づき、ディスプレイ
装置(図示を省略)に、プリンタ装置31のエラー内容
を表示する。従って、この表示方法を用いる場合には、
プリンタ装置31の電源がオフになった後にも、ユーザ
は、プリンタ装置31に生じたエラー内容を、上位装置
21のディスプレイ装置によって確認することができ
る。
【0086】また、上記構成(上位装置21の側におい
てエラー内容を表示する構成)を用いる場合には、上位
装置21がプリンタ装置31からの状態通知コマンドを
受信した後、プリンタ装置31に一時停止要求コマンド
を送信させる構成とすることができる。
【0087】そして、この構成とする場合には、プリン
タ装置31の電源制御部38が電源のオフ状態に移行す
るタイミングを、一定の予め設定された期間だけ、遅延
させることができる。従って、電源制御部38が電源の
オフ状態に移行する前に、一時停止要求コマンドを繰り
返し送出すると、プリンタ装置31の側では、電源のオ
フ状態への移行の遅延が繰り返される。このため、上位
装置21は、プリンタ装置31が電源オフの状態に移行
するタイミングを、任意の期間分だけ遅らせることがで
きる。
【0088】以上のことから、プリンタ装置31の電源
制御部38の構成が、一時停止要求コマンドを受信した
後、電源のオフ状態に移行するまでの遅延時間が短く設
定されている場合にも、上位装置21は、一時停止要求
コマンドを繰り返し送出することによって、任意の期間
分だけ、プリンタ装置31と通信を行うための期間を確
保できるようになる。
【0089】ステップS6の判断動作に説明を戻す。こ
の判断において、プリンタ装置31の状態確認部36
が、プリンタ装置31が正常な状態であると判断する場
合、動作はステップS8に移行する。そして、ステップ
S8においては、状態表示部37のLEDを点灯するな
どの方法によって、印刷動作の準備の完了を表示する。
すなわち、全ての動作準備が完了したことを、状態表示
部37によって表示する。
【0090】図4は、プリンタ装置31の動作準備が完
了した後の印刷動作を示すフローチャートである。
【0091】ユーザが、上位装置21あるいはプリンタ
装置31に対して印刷命令を与える(ステップS11)
と、プリンタ装置31は、通信線30を介して、上位装
置21から印刷用データを受信し、印刷動作を開始する
(ステップS12)。この印刷動作を行っているとき、
プリンタ装置31は、状態確認部36を用いることによ
り、プリンタ装置31の各部に状態異常がないかどうか
を調べる(ステップS13)。
【0092】すなわち、状態確認部36は、印刷用紙が
セットされているかどうか、印刷用紙が詰まっていない
かどうか、全てのカバーが閉じられているかどうか、周
辺温度が所定の温度範囲となっているかどうか、を調べ
る。また、電源電圧が所定の電圧範囲となっているかど
うかを調べる。
【0093】なお、このとき、動作電源が乾電池である
場合には、電源電圧に基づき、乾電池の残量も、併せて
調べる。すなわち、電源電圧が所定範囲より低いときに
は、乾電池の残量が不足していると判断する。また、ト
ナーを使用している場合には、トナーの残量を調べる。
また、プリンタ装置31がサーマルヘッドを使用してい
る場合には、ヘッド部の温度が所定の温度範囲にあるか
どうかを調べる(その他の項目を追加することもでき
る)。
【0094】また、上位装置21との通信において、パ
リティエラー、あるいはフレイミングエラーなどの通信
エラーが発生していないかどうか、上位装置21より送
出されたコマンドを、プリンタ側コマンド解読手段35
が解読できているかどうか、あるいは、上位装置21か
らデータの送信されない期間が所定の期間を超えていな
いかどうかを調べる。
【0095】そして、上記した項目において、状態異常
があると判断した場合、プリンタ装置31は、状態表示
部37において、一定の期間の間、エラー表示を行う。
そして後、プリンタ装置31は、状態表示部37におけ
るLEDを消灯するなどの方法を用いることによって、
印字動作中の表示を停止する。また、電源制御部38
は、電源をオフすることによって、プリンタシステム2
0の動作を停止させる(ステップS14)。
【0096】なお、テップS14におけるエラー表示に
おいては、状態表示部37がLEDによって構成されて
いる場合には、LEDを点滅させる方法、あるいは、L
EDの発光色を変更させる方法、などを用いることがで
きる。また、状態表示部37が液晶ディスプレイによっ
て構成されている場合には、液晶ディスプレイにエラー
である旨を表示させる方法などを用いることができる。
【0097】また、ステップS14におけるエラー表示
については、プリンタ装置31の状態表示部37を利用
しない構成とすることができる。そして、この構成を用
いる場合には、プリンタ装置31において、エラー内容
を通知するための状態通知コマンドがプリンタ側コマン
ド発生手段34から取り出される。そして、取り出され
た状態通知コマンドは、双方向通信部32を介して、上
位装置21に送出される。そして、上位装置21の側で
は、受信した状態通知コマンドに基づき、ディスプレイ
装置(図示を省略)に、プリンタ装置31のエラー内容
を表示する。従って、この表示方法を用いる場合には、
プリンタ装置31の電源がオフになった後にも、ユーザ
は、プリンタ装置31に生じたエラー内容を、上位装置
21のディスプレイ装置によって確認することができ
る。
【0098】また、上記構成(上位装置21の側におい
てエラー内容を表示する構成)を用いる場合には、上位
装置21がプリンタ装置31からの状態通知コマンドを
受信した後、プリンタ装置31に一時停止要求コマンド
を送信させる構成とすることができる。そして、この構
成とする場合には、プリンタ装置31の電源制御部38
が電源のオフ状態に移行するタイミングを、任意の期間
分だけ延させることができる。
【0099】一方、ステップS13の判断において、状
態異常の発生を確認しない場合には、プリンタ装置31
は印刷動作を継続する。この状態において、ユーザが、
上位装置21あるいはプリンタ装置31に対し、印刷強
制終了命令を与える(ステップS15)と、動作は、ス
テップS15からステップS16に移行する。このと
き、プリンタ装置31は印刷動作を中止する。また、状
態表示部37におけるLEDを消灯するなどの方法を用
いることによって、印刷動作中を示す表示を停止する。
また、電源制御部38は、電源をオフすることによっ
て、プリンタシステム20の動作を停止させる。
【0100】なお、プリンタ装置31が印刷動作を中断
した後、電源のオフ状態に移行する前に、上位装置21
の側からプリンタ装置31に、一時停止要求コマンドを
送信させる構成とすることができる。そして、この構成
とする場合には、プリンタ装置31の電源制御部38が
電源のオフ状態に移行するタイミングを、所望の期間だ
け、遅延させることができる。
【0101】一方、プリンタ装置31が印刷動作を行っ
ているとき、状態異常の発生もなく、且つ、ユーザから
の印刷強制終了命令がプリンタシステム20に対して与
えられることもない場合には、一連の印刷用データが最
後まで印刷される。そして、上位装置21から送出され
た印刷終了コマンドを受信した場合、プリンタ装置31
は、状態表示部37におけるLEDを消灯するなどの方
法を用いることによって、印刷動作中を示す表示を停止
する。また、電源制御部38は、電源をオフすることに
よって、プリンタシステム20の動作を停止させる(ス
テップS18)。
【0102】なお、上位装置21がプリンタ装置31に
印刷終了コマンドを送信した直後、あるいは、一連の印
刷用データを送信した後、プリンタ装置31に一時停止
要求コマンドを送信すれば、プリンタ装置31が自動的
に電源オフ状態に移行することを一定期間だけ遅延させ
ることができる。
【0103】図5は、プリンタ装置31の動作準備が完
了した後の紙送り動作の手順を示すフローチャートであ
る。同図を参照しつつ、紙送りキーが操作された場合の
動作について説明する。
【0104】なお、以下の実施形態では、プリンタ装置
31の入力操作部33の紙送りキーをユーザが押下した
とき、排紙処理を含めた紙送り動作がプリンタ装置31
において行われるプリンタシステム20を想定してい
る。しかし、上位装置21に対して紙送り命令をユーザ
が与える場合、あるいは、印刷動作に引き続いて、自動
的に一定量の紙送り動作が行われる場合にも、同様の処
理が可能である。
【0105】ユーザがプリンタ装置31の入力操作部3
3の紙送りキーを押下する(ステップS21)と、プリ
ンタ装置31は紙送り動作を開始すると共に、紙送りキ
ーが押し続けられている間、プリンタ装置31は紙送り
動作を継続する(ステップS22)。
【0106】紙送り動作を行っているとき、プリンタ装
置31は、状態確認部36を用いることにより、プリン
タ装置31の各部に状態異常がないかどうかを調べる
(ステップS23)。
【0107】すなわち、状態確認部36は、印刷用紙が
セットされているかどうか、印刷用紙が詰まっていない
かどうか、全てのカバーが閉じられているかどうか、周
辺温度が所定の温度範囲となっているかどうか、を調べ
る。また、電源電圧が所定の電圧範囲となっているかど
うかを調べる。
【0108】なお、このとき、動作電源が乾電池である
場合には、電源電圧に基づき、乾電池の残量も、併せて
調べる。すなわち、電源電圧が所定範囲より低いときに
は、乾電池の残量が不足していると判断する。
【0109】そして、上記した項目において、状態異常
があると判断された場合、プリンタ装置31は、状態表
示部37において、一定の期間の間、エラー表示を行
う。そして後、プリンタ装置31は、状態表示部37に
おけるLEDを消灯するなどの方法を用いることによっ
て、紙送り動作中を示す表示を停止する。また、電源制
御部38は、電源をオフすることによって、プリンタシ
ステム20の動作を停止させる(ステップS24)。
【0110】なお、ステップS24におけるエラー表示
においては、状態表示部37がLEDによって構成され
ている場合には、LEDを点滅させる方法、あるいは、
LEDの発光色を変更させる方法、などを用いることが
できる。また、状態表示部37が液晶ディスプレイによ
って構成されている場合には、液晶ディスプレイにエラ
ーである旨を表示させる方法などを用いることができ
る。
【0111】また、ステップS24におけるエラー表示
については、プリンタ装置31の状態表示部37を利用
しない構成とすることができる。そして、この構成を用
いる場合には、プリンタ装置31において、エラー内容
を通知するための状態通知コマンドがプリンタ側コマン
ド発生手段34から取り出される。そして、取り出され
た状態通知コマンドは、双方向通信部32を介して、上
位装置21に送出される。そして、上位装置21の側で
は、受信した状態通知コマンドに基づき、ディスプレイ
装置(図示を省略)に、プリンタ装置31のエラー内容
が表示される。従って、この表示方法を用いる場合に
は、プリンタ装置31の電源がオフになった後にも、ユ
ーザは、プリンタ装置31に生じたエラー内容を、上位
装置21のディスプレイ装置によって確認することがで
きる。
【0112】なお、プリンタ装置31が紙送り動作を中
断した後、電源のオフ状態に移行する前に、上位装置2
1の側からプリンタ装置31に、一時停止要求コマンド
を送信させる構成とすることができる。そして、この構
成とする場合には、プリンタ装置31の電源制御部38
が電源のオフ状態に移行するタイミングを、一定の予め
設定された期間だけ、遅延させることができる。
【0113】一方、プリンタ装置31に状態異常が発生
しなかったため、プリンタ装置31が紙送り動作を行っ
ているとき、紙送りキーの入力が停止されたとする。こ
のときには、動作は、ステップS25からステップS2
6に移行する。その結果、プリンタ装置31は、状態表
示部37におけるLEDを消灯するなどの方法によっ
て、紙送り動作を示す表示を停止する。また、電源制御
部38は、電源をオフすることによって、プリンタシス
テム20の動作を停止させる。
【0114】なお、プリンタ装置31が紙送り動作を終
了した後、電源のオフ状態に移行する前に、上位装置2
1の側からプリンタ装置31に、一時停止要求コマンド
を送信させる構成とすることができる。そして、この構
成とする場合には、プリンタ装置31の電源制御部38
が電源のオフ状態に移行するタイミングを、一定の予め
設定された期間だけ、遅延させることができる。
【0115】図6は、プリンタ装置31の入力操作部3
3の電源キーが、プリントキー、紙送りキー、および、
印刷強制終了キーを兼ねている場合の操作手順および動
作手順を示すフローチャートである。
【0116】図3に示す手順によって動作準備が完了し
た後には、プリンタ装置31は、入力操作部33の状態
を調べる。すなわち、電源投入のために押下された電源
キー(スイッチ装置54)の押下の継続期間が、第1の
所定期間(所定期間1)より長いか、あるいは、第1の
所定期間より短いかを調べる(ステップS31)。電源
キーの押下の継続期間が第1の所定期間より長いと判断
される場合、プリンタ装置31は、紙送り動作を開始す
ると共に、電源キーが押下され続けている間中、紙送り
動作を継続する(ステップS32)。
【0117】プリンタ装置31は、紙送り動作中には、
状態確認部36を用いることによって、プリンタ装置3
1の各部に状態異常がないかどうかを調べる(ステップ
S33)。
【0118】すなわち、状態確認部36は、印刷用紙が
セットされているかどうか、印刷用紙が詰まっていない
かどうか、全てのカバーが閉じられているかどうか、周
辺温度が所定の温度範囲となっているかどうか、を調べ
る。また、電源電圧が所定の電圧範囲となっているかど
うかを調べる。なお、このとき、動作電源が乾電池であ
る場合には、電源電圧に基づき、乾電池の残量も、併せ
て調べる。すなわち、電源電圧が所定範囲より低いとき
には、乾電池の残量が不足していると判断する。
【0119】そして、上記した項目において、状態異常
があると判断された場合、プリンタ装置31は、状態表
示部37において、一定の期間の間、エラー表示を行
う。そして後、プリンタ装置31は、状態表示部37に
おけるLEDを消灯するなどの方法によって、紙送り動
作中であることを示す表示を停止する。また、電源制御
部38は、電源をオフすることによって、プリンタシス
テム20の動作を停止させる(ステップS34)。
【0120】なお、ステップS34におけるエラー表示
においては、状態表示部37がLEDによって構成され
ている場合には、LEDを点滅させる方法、あるいは、
LEDの発光色を変更させる方法、などを用いることが
できる。また、状態表示部37が液晶ディスプレイによ
って構成されている場合には、液晶ディスプレイにエラ
ーである旨を表示させる方法などを用いることができ
る。
【0121】また、ステップS34におけるエラー表示
については、プリンタ装置31の状態表示部37を利用
しない構成とすることができる。そして、この構成を用
いる場合には、プリンタ装置31において、エラー内容
を通知するための状態通知コマンドがプリンタ側コマン
ド発生手段34から取り出される。そして、取り出され
た状態通知コマンドは、双方向通信部32を介して、上
位装置21に送出される。そして、上位装置21の側で
は、受信した状態通知コマンドに基づき、ディスプレイ
装置に、プリンタ装置31のエラー内容が表示される。
従って、この表示方法を用いる場合には、プリンタ装置
31の電源がオフになった後にも、ユーザは、プリンタ
装置31に生じたエラー内容を、上位装置21のディス
プレイ装置によって確認することができる。
【0122】一方、プリンタ装置31が紙送り動作を行
っているとき、プリンタ装置31に状態異常が発生する
こともなく、電源キーの押下が終了となった場合、プリ
ンタ装置31は、紙送り動作の終了であると判定する。
このため、紙送り動作を終了する。また、プリンタ装置
31は、状態表示部37におけるLEDを消灯するなど
の方法によって、紙送り動作を示す表示を停止する。ま
た、電源制御部38は、電源をオフすることによって、
プリンタシステム20の動作を停止させる(ステップS
35,S36)。
【0123】一方、ステップS31において、電源キー
の押下の継続期間が、第1の所定期間より短い場合に
は、印刷開始の指示であると判断する。このため、プリ
ンタ装置31は、印刷開始を要求する印刷開始要求コマ
ンドをプリンタ側コマンド発生手段34から取り出す。
そして、取り出した印刷開始要求コマンドを、通信線3
0を介して、上位装置21に送信する(ステップS3
7)。次いで、プリンタ装置31は、上位装置21から
受信する印刷用データに基づいて印刷動作を開始する
(ステップS38)。
【0124】印刷動作を行っているとき、プリンタ装置
31は、状態確認部36を用いることにより、プリンタ
装置31の各部に状態異常がないかどうかを調べる(ス
テップS39)。
【0125】すなわち、状態確認部36は、印刷用紙が
セットされているかどうか、印刷用紙が詰まっていない
かどうか、全てのカバーが閉じられているかどうか、周
辺温度が所定の温度範囲となっているかどうか、を調べ
る。また、電源電圧が所定の電圧範囲となっているかど
うかを調べる。
【0126】なお、このとき、動作電源が乾電池である
場合には、電源電圧に基づき、乾電池の残量も、併せて
調べる。すなわち、電源電圧が所定範囲より低いときに
は、乾電池の残量が不足していると判断する。また、ト
ナーを使用している場合には、トナーの残量を調べる。
また、プリンタ装置31がサーマルヘッドを使用してい
る場合には、ヘッド部の温度が所定の温度範囲にあるか
どうかを調べる(その他の項目を追加することもでき
る)。
【0127】また、上位装置21との通信において、パ
リティエラー、あるいはフレイミングエラーなどの通信
エラーが発生していないかどうか、上位装置21より送
出されたコマンドを、プリンタ側コマンド解読手段35
が解読できているかどうか、あるいは、上位装置21か
らデータの送信されない期間が所定の期間を超えていな
いがどうかを調べる。
【0128】そして、上記した項目において、状態異常
があると判断された場合、プリンタ装置31は、状態表
示部37において、一定の期間の間、エラー表示を行
う。そして後、プリンタ装置31は、状態表示部37に
おけるLEDを消灯するなどの方法によって、印字動作
中を示す表示を停止する。また、電源制御部38は、電
源をオフすることによって、プリンタシステム20の動
作を停止させる(ステップS34)。
【0129】なお、テップS34におけるエラー表示に
おいては、状態表示部37がLEDによって構成されて
いる場合には、LEDを点滅させる方法、あるいは、L
EDの発光色を変更させる方法、などを用いることがで
きる。また、状態表示部37が液晶ディスプレイによっ
て構成されている場合には、液晶ディスプレイにエラー
である旨を表示させる方法などを用いることができる。
【0130】また、ステップS34におけるエラー表示
については、プリンタ装置31の状態表示部37を利用
しない構成とすることができる。そして、この構成を用
いる場合には、プリンタ装置31において、エラー内容
を通知するための状態通知コマンドがプリンタ側コマン
ド発生手段34から取り出される。そして、取り出され
た状態通知コマンドは、双方向通信部32を介して、上
位装置21に送出される。そして、上位装置21の側で
は、受信した状態通知コマンドに基づき、ディスプレイ
装置に、プリンタ装置31のエラー内容が表示される。
従って、この表示方法を用いる場合には、プリンタ装置
31の電源がオフになった後にも、ユーザは、プリンタ
装置31に生じたエラー内容を、上位装置21のディス
プレイ装置によって確認することができる。
【0131】状態異常が発生しなかったことから、プリ
ンタ装置31が印刷動作を継続しているとき、入力操作
部33の電源キーがユーザによって押下されたとする。
また、押下の継続期間が、第2の所定期間(所定期間
2)より長いとする。この場合、プリンタ装置31は、
印刷強制終了命令が与えられたと判断し、印刷動作を中
断する。また、プリンタ装置31は、状態表示部37に
おけるLEDを消灯するなどの方法によって、印刷動作
中を示す表示を停止する。また、電源制御部38は、電
源をオフすることによって、プリンタシステム20の動
作を停止させる(ステップS40,S41)。
【0132】一方、プリンタ装置31が印刷動作を行っ
ているとき、プリンタ装置31に状態異常が発生するこ
ともなく、且つ、ユーザからの印刷強制終了命令がプリ
ンタ装置31に対して与えられることもない場合には、
一連の印刷用データが最後まで印刷される。そして、上
位装置21から送出された印刷終了コマンドを受信した
場合、プリンタ装置31は、状態表示部37におけるL
EDを消灯するなどの方法によって、印刷動作中を示す
表示を停止する。また、電源制御部38は、電源をオフ
することによって、プリンタシステム20の動作を停止
させる(ステップS42,S43)。
【0133】図7は、プリンタ装置31の入力操作部3
3の電源キーが、プリントキー、紙送りキー、および、
印刷強制終了キーを兼ねている場合の、電源キーの機能
および操作方法を示す説明図である。
【0134】すなわち、プリンタ装置31が上位装置2
1と接続されており、且つ、プリンタ装置31に状態異
常がない状態で、電源キーの押下の継続期間が、第1の
所定時間(所定時間1)より短い場合には、プリンタ装
置31に電源が投入されて印刷動作が開始される。そし
て、印刷動作中に、電源キーを、第2の所定時間(所定
時間2)より長く押下し続ける場合には、印刷動作が強
制終了される。
【0135】また、プリンタ装置31が上位装置21と
接続されており、プリンタ装置31に状態異常がない状
態で、電源キーを第1の所定時間より長く押下し続ける
場合、プリンタ装置31に電源が投入されると共に、電
源キーが押下されている期間において、紙送り動作が実
行される。
【0136】すなわち、プリンタ装置31が上位装置2
1と接続されており、且つ、プリンタ装置31に状態異
常がない状態で、電源キーの押下の継続期間が第1の所
定時間(所定期間1)より短い場合には、プリンタ装置
31に電源が投入されると共に、印刷動作が開始され
る。そして、プリンタ装置31が印刷動作中に、電源キ
ーが押下され、且つ、押下の継続期間が第2の所定期間
(所定時間2)より長い場合には、印刷動作が強制終了
される。
【0137】また、プリンタ装置31が上位装置21と
接続されており、且つ、プリンタ装置31に状態異常が
ない状態で、電源キーの押下の継続期間が第1の所定時
間より長い場合には、プリンタ装置31に電源が投入さ
れると共に、電源キーが押下されている期間において紙
送り動作が実行される。
【0138】なお、第1の所定期間(所定時間1)、お
よび、第2の所定期間(所定期間2)については、それ
ぞれを、例えば、2秒および1秒とすることができる。
また、操作の確実さと快適さとを損なわない範囲で、任
意の値に設定することができる。
【0139】以上説明したように、プリンタ装置31
は、下記に示す場合において、自動的に電源のオフ状態
に移行する。すなわち、電源の投入状態に移行した後
に、上位装置21との接続を確認できなかった場合、電
源の投入状態に移行したとき、状態異常を確認した場
合、印刷動作中あるいは紙送り動作中に状態異常を確認
した場合、印刷動作が最後まで完了した場合、印刷動作
が強制終了された場合、および、紙送り動作が終了した
場合の全てにおいて、プリンタ装置31は自動的に電源
のオフ状態に移行する。従って、電源をオフにするため
の電源キーの操作が不要となっている。従って、電源の
切り忘れの事態の発生が防止される。
【0140】このため、携帯電話機あるいはPDA(P
ersonal DigitalAssistant
s)などの上位装置に接続されるプリンタ装置など、使
用されないときは上位装置から外されており、使用する
ときにのみ上位装置に接続されるプリンタ装置において
節電効果が大きい。
【0141】また、プリンタ装置が、乾電池などを動作
電源とし、上位装置とは非接続の状態で持ち運ばれ、主
に屋外で使用されるようなプリンタ装置である場合、鞄
の中などで、偶然、電源キーが押下される事態が生じた
ときにも、乾電池の消耗を最小限に抑制することができ
る。また、プリンタ装置の誤動作を抑止することができ
る。
【0142】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るプリ
ンタシステムにおいては、プリンタ装置が上位装置と接
続されていない、通信線の断線を含めて上位装置との接
続が完全ではない、接続された上位装置の電源が入って
いない、あるいは、接続された上位装置がプリンタ装置
を使用できない上位装置であるなど、プリンタ装置が印
刷用データを上位装置から受信できない状態の場合、電
源が投入されると、プリンタ装置は、直ちに電源のオフ
状態に移行する。このため、上位装置からの印刷用デー
タを受信できない状態でプリンタ装置の電源が投入され
たとき、プリンタ装置において生じる電力の損失を抑制
することができる。
【0143】また、本発明に係るプリンタシステムにお
いては、プリンタ装置は、電源を投入される毎に、プリ
ンタ装置の状態の確認を行う。そして、状態が正常でな
ければ、直ちに電源のオフ状態に移行する。従って、印
刷用紙がセットされていない、全てのカバーが閉じられ
ていない、あるいは周辺温度が許容範囲外である、とい
ったように、プリンタ装置が使用できない状態では、電
源が投入されると、直ちに電源がオフ状態となる。この
ため、プリンタ装置が使用できない状態で電源が投入さ
れたとき、プリンタ装置において生じる電力の損失を抑
制することができる。
【0144】また、本発明に係るプリンタシステムにお
いては、プリンタ装置は、印刷動作中あるいは紙送り動
作中に、装置の状態の確認を行い、状態が正常でなけれ
ば、電源のオフ状態に移行する。このため、印刷用紙が
無くなった、いずれかのカバーが開いた、あるいは、印
刷用紙が詰まった、といったような、印刷動作あるいは
紙送り動作を継続できない状態になったときには、プリ
ンタ装置の電源は、直ちにオフになる。このため、プリ
ンタ装置が印刷動作あるいは紙送り動作を継続できない
状態になったとき、プリンタ装置において生じる電力の
損失を抑制することができる。
【0145】また、さらに、前記プリンタ側コマンド発
生手段は、前記状態確認部の判断結果であるエラー内容
を示す状態通知コマンドを発生すると共に、発生した状
態通知コマンドを、前記通信線を介して上位装置に送出
し、上位装置は、エラー内容を表示する。従って、電源
が投入されたとき、印刷動作時、あるいは紙送り動作時
に、異常が確認されて、プリンタ装置の電源がオフにな
っても、上位装置のディスプレイ装置などで、プリンタ
装置に発生しているエラー内容が表示される。このた
め、プリンタ装置の電源がオフになっても、プリンタ装
置に発生しているエラー内容を確認することができる。
【0146】また、さらに、プリンタ装置は、印刷動作
が終了した際に、自動的に電源がオフになる。このた
め、印刷動作終了後で、プリンタ装置が動作する必要の
ない状態における電力の損失を抑制することができる。
【0147】また、さらに、前記電源制御部は、紙送り
動作が終了したときには電源をオフにする。従って、プ
リンタ装置は、紙送り動作が終了した際に、自動的に電
源がオフになる。このため、紙送り動作終了後で、プリ
ンタ装置が動作する必要のない状態における電力の損失
を抑制することができる。
【0148】また、さらに、前記電源制御部は、印刷強
制終了命令が与えられたときには電源をオフにする。従
って、上位装置あるいはプリンタ装置に、印刷強制終了
命令が与えられ、印刷動作が中断されたときには、プリ
ンタ装置は、自動的に電源がオフになる。このため、印
刷動作中断後で、プリンタ装置が動作する必要のない状
態における電力の損失を抑制することができる。
【0149】また、さらに、前記上位側コマンド発生手
段は、一時停止要求コマンドを発生すると共に、発生し
た一時停止要求コマンドを、前記通信線を介してプリン
タ装置に送出し、前記プリンタ側コマンド解読手段は、
上位装置から前記通信線を介して送出された一時停止要
求コマンドを受信し、前記電源制御部は、プリンタ側コ
マンド解読手段が一時停止要求コマンドを受信したとき
には、電源をオフにするタイミングを予め設定された期
間だけ遅らせる。従って、上位装置が一時停止要求コマ
ンドをプリンタ装置に送信して後の一定期間において
は、プリンタ装置は電源をオフしない。このため、プリ
ンタ装置に状態異常が発生したときにも、上位装置がプ
リンタ装置との間で通信を続けることができる。
【0150】また、本発明に係るプリンタ装置は、上位
装置と接続されていない、通信線の断線を含めて上位装
置との接続が完全でない、接続された上位装置の電源が
入っていない、あるいは、接続された上位装置がプリン
タ装置を使用できない上位装置であるなど、印刷用デー
タを上位装置から受信できない状態の場合、電源が投入
されると、直ちに電源のオフ状態に移行する。このた
め、上位装置からの印刷用データを受信できない状態に
おける電力の損失を抑制することができる。
【0151】また、本発明に係るプリンタ装置は、電源
を投入される毎に、装置状態の確認が行われる。そし
て、状態が正常でなければ、直ちに電源のオフ状態に移
行する。従って、印刷用紙がセットされていない、全て
のカバーが閉じられていない、あるいは周辺温度が許容
範囲外である、といったように、所定動作を実行できな
い状態では、電源が投入されると、直ちに電源のオフ状
態となる。このため、所定動作を実行できない状態で電
源が投入されたときの電力の損失を抑制することができ
る。
【0152】また、本発明に係るプリンタ装置は、印刷
動作中あるいは紙送り動作中に、装置の状態の確認を行
い、状態が正常でなければ、電源のオフ状態に移行す
る。このため、印刷用紙が無くなった、いずれかのカバ
ーが開いた、あるいは、印刷用紙が詰まった、といった
ような、印刷動作あるいは紙送り動作を継続できない状
態になったときには、電源が直ちにオフになる。このた
め、印刷動作あるいは紙送り動作を継続できない状態に
なったときの電力の損失を抑制することができる。
【0153】また、さらに、前記電源制御部に電源オン
の指示を与える電源キーを備え、電源キーを操作するこ
とによって、印刷を行うようにしている。従って、電源
キーを用いて、印刷動作の指示を入力することができ、
操作用のキー数が低減されるので、装置のコストを低減
することのできる。また、操作用のキー数が少なくなる
ので、操作が簡素化されるという効果を併せもつ。
【0154】また、さらに、前記電源制御部に電源オン
の指示を与える電源キーを備え、前記電源キーを操作す
ることによって、紙送りを行っている。従って、電源キ
ーを用いて、紙送り動作の指示を入力することができ、
操作用のキー数が低減されるので、装置のコストを低減
することのできる。また、操作用のキー数が少なくなる
ので、操作が簡素化されるという効果を併せもつ。
【0155】また、さらに、前記電源制御部に電源オン
の指示を与える電源キーを備え、印刷動作の状態におい
て前記電源キーが操作されたときには、印刷の強制終了
を行っている。従って、電源キーを用いて、印刷強制終
了の指示を入力することができ、操作用のキー数が低減
されるので、装置のコストを低減することのできる。ま
た、操作用のキー数が少なくなるので、操作が簡素化さ
れるという効果を併せもつ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタシステムの一実施形態の
機能的構成を示すブロック線図である。
【図2】図1に示す上位装置とプリンタ装置との電気的
構成を示すブロック線図である。
【図3】プリンタ装置に電源が投入されて後、動作準備
が完了するまでの手順を示すフローチャートである。
【図4】プリンタ装置の動作準備が完了した後の印刷動
作を示すフローチャートである。
【図5】プリンタ装置の動作準備が完了した後の紙送り
動作の手順を示すフローチャートである。
【図6】プリンタ装置の入力操作部の電源キーが、プリ
ントキー、紙送りキー、および、印刷強制終了キーを兼
ねている場合の操作手順および動作手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】プリンタ装置の入力操作部の電源キーが、プリ
ントキー、紙送りキー、および、印刷強制終了キーを兼
ねている場合の、電源キーの機能および操作方法を示す
説明図である。
【符号の説明】
20 プリンタシステム 21 上位装置 22 上位側コマンド解読手段 23 上位側コマンド発生手段 30 通信線 31 プリンタ装置 33 入力操作部 34 プリンタ側コマンド発生手段 35 プリンタ側コマンド解読手段 36 状態確認部 38 電源制御部 54 スイッチ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 HH11 HJ10 HK19 HN02 HN15 HT07 HT11 5B011 EB08 LL14 MA05 MB11 5B021 AA01 BB01 BB10 CC01 MM00 NN00 NN17

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方向性の通信線を介して上位装置とプ
    リンタ装置とが接続され、印刷命令が上位装置あるいは
    プリンタ装置に与えられたときには、プリンタ装置は、
    前記通信線を介して上位装置から送出された印刷用デー
    タを印刷するプリンタシステムにおいて、 上位装置は、 前記通信線を介してプリンタ装置から送出された接続確
    認コマンドを解読する上位側コマンド解読手段と、 上位側コマンド解読手段により解読された内容に従って
    接続確認コマンドを発生すると共に、発生した接続確認
    コマンドを、前記通信線を介してプリンタ装置に送出す
    る上位側コマンド発生手段とを備え、 プリンタ装置は、 電源が投入されたときには接続確認コマンドを発生する
    と共に、発生した接続確認コマンドを、前記通信線を介
    して上位装置に送出するプリンタ側コマンド発生手段
    と、 前記通信線を介して上位装置から送出された接続確認コ
    マンドを解読することによって、上位装置との接続確認
    を行うプリンタ側コマンド解読手段と、 プリンタ側コマンド解読手段が上位装置との接続確認を
    行うことができないときには、電源をオフにする電源制
    御部とを備えたことを特徴とするプリンタシステム。
  2. 【請求項2】 双方向性の通信線を介して上位装置とプ
    リンタ装置とが接続され、印刷命令が上位装置あるいは
    プリンタ装置に与えられたときには、プリンタ装置は、
    前記通信線を介して上位装置から送出された印刷用デー
    タを印刷するプリンタシステムにおいて、 プリンタ装置は、 電源が投入されたときには、装置状態が正常であるかど
    うかを判断する状態確認部と、 状態確認部が装置状態が正常でないと判断したときには
    電源をオフにする電源制御部とを備えたことを特徴とす
    るプリンタシステム。
  3. 【請求項3】 双方向性の通信線を介して上位装置とプ
    リンタ装置とが接続され、印刷命令が上位装置あるいは
    プリンタ装置に与えられたときには、プリンタ装置は、
    前記通信線を介して上位装置から送出された印刷用デー
    タを印刷するプリンタシステムにおいて、 プリンタ装置は、 印刷動作中あるいは紙送り動作中に、装置状態が正常で
    あるかどうかを判断する状態確認部と、 状態確認部が装置状態が正常でないと判断したときには
    電源をオフにする電源制御部とを備えたことを特徴とす
    るプリンタシステム。
  4. 【請求項4】 前記プリンタ側コマンド発生手段は、 前記状態確認部の判断結果であるエラー内容を示す状態
    通知コマンドを発生すると共に、発生した状態通知コマ
    ンドを、前記通信線を介して上位装置に送出し、 前記上位装置は、状態通知コマンドに基づいてエラー内
    容を表示することを特徴とする請求項2または請求項3
    記載のプリンタシステム。
  5. 【請求項5】 前記電源制御部は、印刷動作が終了した
    ときには電源をオフにすることを特徴とする請求項1か
    ら請求項4までのいずれかに記載のプリンタシステム。
  6. 【請求項6】 前記電源制御部は、紙送り動作が終了し
    たときには電源をオフにすることを特徴とする請求項1
    から請求項5までのいずれかに記載のプリンタシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記電源制御部は、印刷強制終了命令が
    与えられたときには電源をオフにすることを特徴とする
    請求項1から請求項6までのいずれかに記載のプリンタ
    システム。
  8. 【請求項8】 前記上位側コマンド発生手段は、一時停
    止要求コマンドを発生すると共に、発生した一時停止要
    求コマンドを、前記通信線を介してプリンタ装置に送出
    し、 前記プリンタ側コマンド解読手段は、上位装置から前記
    通信線を介して送出された一時停止要求コマンドを受信
    し、 前記電源制御部は、プリンタ側コマンド解読手段が一時
    停止要求コマンドを受信したときには、電源をオフにす
    るタイミングを予め設定された期間だけ遅らせることを
    特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載
    のプリンタシステム。
  9. 【請求項9】 双方向性の通信線を介して上位装置と接
    続され、前記通信線を介して上位装置から送出された印
    刷用データを印刷するプリンタ装置において、 前記通信線を介して上位装置から送出された接続確認コ
    マンドを解読することによって、上位装置との接続確認
    を行うプリンタ側コマンド解読手段と、 プリンタ側コマンド解読手段が上位装置との接続確認を
    行うことができないときには、電源をオフにする電源制
    御部とを備えたことを特徴とするプリンタ装置。
  10. 【請求項10】 双方向性の通信線を介して上位装置と
    接続され、前記通信線を介して上位装置から送出された
    印刷用データを印刷するプリンタ装置において、 電源が投入されたときには、装置状態が正常であるかど
    うかを判断する状態確認部と、 状態確認部が装置状態が正常でないと判断したときには
    電源をオフにする電源制御部とを備えたことを特徴とす
    るプリンタ装置。
  11. 【請求項11】 双方向性の通信線を介して上位装置と
    接続され、前記通信線を介して上位装置から送出された
    印刷用データを印刷するプリンタ装置において、 印刷動作中あるいは紙送り動作中に、装置状態が正常で
    あるかどうかを判断する状態確認部と、 状態確認部が装置状態が正常でないと判断したときには
    電源をオフにする電源制御部とを備えたことを特徴とす
    るプリンタ装置。
  12. 【請求項12】 前記電源制御部に電源オンの指示を与
    える電源キーを備え、 電源キーを操作することによって、印刷を行うことを特
    徴とする請求項9から請求項11までのいずれかに記載
    のプリンタ装置。
  13. 【請求項13】 前記電源制御部に電源オンの指示を与
    える電源キーを備え、 前記電源キーを操作することによって、紙送りを行うこ
    とを特徴とする請求項9から請求項12までのいずれか
    に記載のプリンタ装置。
  14. 【請求項14】 前記電源制御部に電源オンの指示を与
    える電源キーを備え、 印刷動作の状態において前記電源キーが操作されたとき
    には、印刷の強制終了を行うことを特徴とする請求項9
    から請求項13までのいずれかに記載のプリンタ装置。
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