JP2002073131A - 情報処理装置および方法、制御装置および方法、加工装置および方法、並びに加工システム - Google Patents

情報処理装置および方法、制御装置および方法、加工装置および方法、並びに加工システム

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JP2002073131A
JP2002073131A JP2000253893A JP2000253893A JP2002073131A JP 2002073131 A JP2002073131 A JP 2002073131A JP 2000253893 A JP2000253893 A JP 2000253893A JP 2000253893 A JP2000253893 A JP 2000253893A JP 2002073131 A JP2002073131 A JP 2002073131A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速、かつ容易に、所望の形状の工作物の表
面を、所望の状態に仕上げる。 【解決手段】 コンピュータ51は、工作物の形状を指
定する形状データを生成する。コンピュータ51は、形
状データを基に、ディスプレイ54に表示されている画
像により、工作物の表面の位置を指定する。入力・揺動
提示装置11は、指定された位置に対応する揺動データ
を基に、揺動を提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、制御装置および方法、加工装置および方法、並
びに加工システムに関し、特に、所望の形状の工作物を
加工する情報処理装置および方法、制御装置および方
法、加工装置および方法、並びに加工システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】CAD(Computer-Aided Design)プログラ
ムを実行するコンピュータは、所望の形状に対応する形
状データを生成する。CAM(Computer-Aided Manufactur
ing)プログラムを実行するコンピュータは、形状デー
タを基に、形状データに対応する加工データを生成す
る。
【0003】マシニングセンタは、加工データを基に加
工を実行することにより、形状データに対応する形状の
工作物を加工することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、形状デ
ータを生成した、CADプログラムを実行するコンピュー
タの使用者は、マシニングセンタにより加工された工作
物が、実際に手元に届くまで、工作物の表面の仕上げの
状態を知ることができない。
【0005】工作物の表面の仕上げに満足できないと
き、再度、工作物を加工しなければならず、手間がかか
り、仕上げまでに時間がかかった。
【0006】立体の形状データを基に、マシニングセン
タなどで鑑賞用の彫刻などを行うとき、表面の仕上がり
の可否は、一般の機械部品と異なり、個人の好みによ
る。従って、機械加工の規格によって定められた、表面
の粗さを指定しても、所望の仕上がりになるとは限らな
かった。仕上がりの基準は、個人により異なり、仕上が
りの基準を定量化することは困難である。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、迅速、かつ容易に、所望の形状の工作物の
表面を、所望の状態に仕上げることができるようにする
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、工作物の形状を指定する形状データを生成す
る生成手段と、工作物の表面の位置を指定する指定手段
と、指定手段により指定された位置に対応する揺動デー
タを基に、揺動を提示する揺動提示手段とを含むことを
特徴とする。
【0009】請求項2に記載の情報処理方法は、工作物
の形状を指定する形状データを生成する生成ステップ
と、工作物の表面の位置を指定する指定ステップと、指
定ステップの処理により指定された位置に対応する揺動
データを基に、揺動を提示する揺動提示ステップとを含
むことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の制御装置は、形状データ
に基づいて、工作物を加工するための加工データを生成
する第1の生成手段と、工作物の表面の画像を基に、揺
動データを生成する第2の生成手段とを含むことを特徴
とする。
【0011】制御装置は、加工データに、画像の撮像を
制御する撮像制御データを含むようにすることができ
る。
【0012】請求項5に記載の制御方法は、形状データ
に基づいて、工作物を加工するための加工データを生成
する第1の生成ステップと、工作物の表面の画像を基
に、揺動データを生成する第2の生成ステップとを含む
ことを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の加工装置は、加工データ
に基づいて、工作物を加工する加工手段と、工作物の表
面を撮像する撮像手段と、工作物の表面の位置に対応さ
せて、撮像手段により撮像された画像の送信を制御する
送信制御手段とを含むことを特徴とする。
【0014】請求項7に記載の加工方法は、加工データ
に基づいて、工作物を加工する加工ステップと、工作物
の表面を撮像する撮像ステップと、工作物の表面の位置
に対応させて、撮像ステップの処理により撮像された画
像の送信を制御する送信制御ステップとを含むことを特
徴とする。
【0015】請求項8に記載の加工システムは、情報処
理装置が、工作物の形状を指定する形状データを生成す
る生成手段と、工作物の表面の位置を指定する指定手段
と、指定手段により指定された位置に対応する揺動デー
タを基に、揺動を提示する揺動提示手段とを含み、制御
装置が、形状データに基づいて、工作物を加工するため
の加工データを生成する第1の生成手段と、工作物の表
面の画像を基に、揺動データを生成する第2の生成手段
と、工作物の表面の位置に対応させて、揺動データの情
報処理装置への送信を制御する第1の送信制御手段とを
含み、加工装置が、加工データに基づいて、工作物を加
工する加工手段と、工作物の表面を撮像する撮像手段
と、工作物の表面の位置に対応させて、撮像手段により
撮像された画像の制御装置への送信を制御する第2の送
信制御手段とを含むことを特徴とする。
【0016】請求項1に記載の情報処理装置、および請
求項2に記載の情報処理方法においては、工作物の形状
を指定する形状データが生成され、工作物の表面の位置
が指定され、指定された位置に対応する揺動データを基
に、揺動が提示される。
【0017】請求項3に記載の制御装置、および請求項
5に記載の制御方法においては、形状データに基づい
て、工作物を加工するための加工データが生成され、工
作物の表面の画像を基に、揺動データが生成される。
【0018】請求項6に記載の加工装置、および請求項
7に記載の加工方法においては、加工データに基づい
て、工作物が加工され、工作物の表面が撮像され、工作
物の表面の位置に対応させて、撮像された画像の送信が
制御される。
【0019】請求項8に記載の加工システムにおいて
は、工作物の形状を指定する形状データが生成され、工
作物の表面の位置が指定され、指定された位置に対応す
る揺動データを基に、揺動が提示され、形状データに基
づいて、工作物を加工するための加工データが生成さ
れ、工作物の表面の画像を基に、揺動データが生成さ
れ、工作物の表面の位置に対応させて、揺動データの情
報処理装置への送信が制御され、加工データに基づい
て、工作物が加工され、工作物の表面が撮像され、工作
物の表面の位置に対応させて、撮像された画像の制御装
置への送信が制御される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る加工システ
ムの一実施の形態を示す図である。端末装置1は、例え
ば、パーソナルコンピュータまたはワークステーション
などのコンピュータにより構成されている。端末装置1
には、入力・揺動提示装置11が設けられている。
【0021】入力・揺動提示装置11は、端末装置1の
画面に表示されたポインタの位置を指定するとともに、
クリックなどのイベントを入力する、マウスなどのポイ
ンティングデバイスである。入力・揺動提示装置11
は、更に、偏芯された重りが装着されているモータなど
から成るバイブレータなどの揺動提示機能を有する。
【0022】端末装置1は、CAD(Computer-Aided Desi
gn)プログラムなどを実行して、使用者の操作に対応し
て、所望の工作物の形状を指定するための形状データを
生成する。端末装置1は、生成した形状データをネット
ワーク4を介して、制御装置2に送信する。
【0023】制御装置2は、コンピュータなどで構成さ
れ、端末装置1から送信された形状データを受信する。
制御装置2は、受信した形状データなどを基に、工作物
を加工させるための加工装置3を選択する。
【0024】制御装置2は、受信した形状データを基
に、加工装置3において、加工の手順、工作物を加工す
るためのツール(切削用のビットなど)の選択、または
工作物を加工するためのツールのパスなどを規定する加
工データを生成する。
【0025】制御装置2は、生成した加工データをネッ
トワーク4を介して、加工装置3に送信する。
【0026】加工装置3は、制御装置2から送信された
加工データを受信する。加工装置3は、例えば、マシニ
ングセンタ、NC(Numerical Control)フライス盤、ま
たは光硬化性樹脂を利用する光造形装置などで構成さ
れ、工作物5を撮像するためのビデオカメラ31を有す
る。
【0027】加工装置3は、制御装置2から送信された
加工データを基に、工作物5を加工する。加工装置3の
ビデオカメラ31は、加工された工作物5の画像を撮像
する。加工装置3は、工作物5の表面の位置と対応させ
て、工作物5の画像データを、ネットワーク4を介し
て、制御装置2に送信する。
【0028】制御装置2は、加工装置3から送信され
た、工作物5の表面の位置と対応する、工作物5の画像
データを受信する。制御装置2は、端末装置1による揺
動のオン若しくはオフ、または揺動の強さの設定、およ
び工作物5の画像データを基に、工作物5の表面の平滑
さに対応した、揺動データを生成する。
【0029】端末装置1は、揺動要求信号をネットワー
ク4を介して、制御装置2に送信する。
【0030】制御装置2は、端末装置1から揺動要求信
号を受信したとき、生成した揺動データをネットワーク
4を介して、端末装置1に供給する。
【0031】制御装置2は、工作物5の表面の位置と対
応させて、揺動データの全てを送信してもよい。
【0032】または、端末装置1は、工作物5の表面の
位置を指定するデータと共に揺動要求信号をネットワー
ク4を介して、制御装置2に送信し、制御装置2は、工
作物5の表面の位置を指定するデータと共に揺動要求信
号を受信したとき、工作物5の表面の位置に対応する、
揺動データの1部のデータを、ネットワーク4を介し
て、端末装置1に供給するようにしてもよい。
【0033】端末装置1は、制御装置2から受信した揺
動データを基に、入力・揺動提示装置11に揺動を提示
させる。例えば、使用者の操作により入力・揺動提示装
置11から工作物5の表面の位置を指定するデータが入
力されたとき、端末装置1は、指定された工作物5の表
面の位置に対応する揺動データを基に、入力・揺動提示
装置11に揺動を提示させる。
【0034】端末装置1の使用者は、入力・揺動提示装
置11により提示された揺動から、工作物5の加工状
態、特に表面の平滑さを知ることができる。
【0035】端末装置1は、使用者の操作に対応して、
工作物5の配送の要求を、ネットワーク4を介して、制
御装置2または加工装置3に送信する。
【0036】工作物5の配送の要求を受信した制御装置
2または加工装置3は、工作物5の配送の処理を実行す
る。
【0037】工作物5は、郵便または宅配便などより、
端末装置1の使用者宛に配送される。
【0038】図2は、端末装置1の構成を示す図であ
る。入力・揺動提示装置11は、ディスプレイ54に表
示されている画面上のポインタの位置を指示する、座標
データをコンピュータ51に供給する。入力・揺動提示
装置11は、コンピュータ51から供給された揺動デー
タを基に、揺動を提示する。
【0039】コンピュータ51は、CADプログラムなど
を実行し、使用者が所望する形状に対応する形状データ
を生成し、情報出力部52に供給する。形状データは、
例えば、いわゆる、工作物5の形状が線で表現されるワ
イヤーフレームモデル、工作物5の形状が面で表現され
るサーフェースモデル、または工作物5の形状が空間的
に表現されるソリッドモデルなどのデータである。
【0040】コンピュータ51は、使用者の操作に対応
して、揺動データ要求信号を情報出力部52に供給す
る。
【0041】情報出力部52は、コンピュータ51から
供給された形状データまたは揺動データ要求信号を、ネ
ットワーク4を介して、制御装置2に送信する。
【0042】情報入力部53は、ネットワーク4を介し
て、制御装置2から送信された加工完了信号および画像
データを受信し、受信した加工完了信号および画像デー
タをコンピュータ51に供給する。
【0043】また、情報入力部53は、ネットワーク4
を介して、図示せぬ他の端末装置などから送信された形
状データまたは加工データを受信する。
【0044】加工完了信号は、加工装置3の加工が終了
したことを示す信号である。画像データは、加工装置3
のビデオカメラ31により撮像された工作物5の画像に
対応するデータである。画像データには、工作物5の表
面の位置を示すデータが含まれている。
【0045】ディスプレイ54は、液晶表示装置または
CRT(Cathode Ray Tube)などから成り、コンピュー
タ51から供給された表示データを基に、形状データに
対応する画像、またはメニューなどを表示するととも
に、入力・揺動提示装置11の操作に対応する画面上の
位置にポインタを表示する。表示データは、コンピュー
タ51により、形状データを基に生成される画像表示用
のデータである。
【0046】図3は、ディスプレイ54が表示する画像
の例を示す図である。メインウィンドウは、コンピュー
タ51が実行している、工作物5の表面の画像に対応し
て揺動を提示するプログラムが表示させるウィンドウで
ある。
【0047】メインウィンドウには、形状データ表示ウ
ィンドウを表示する領域であるビューウィンドウ、およ
びメニューバーが配置されている。ビューウィンドウに
は、複数の形状データ表示ウィンドウを表示することが
できる。
【0048】図3に例を示すメインウィンドウのビュー
ウィンドウには、1つの形状データ表示ウィンドウが配
置されている。
【0049】メニューバーには、ファイルメニュー、ま
たは設定メニューなどが配置されている。ファイルメニ
ューがクリックされたとき、ファイルの読み込み、ファ
イルの保存、またはデータの送信などのコマンドがプル
ダウン表示される。
【0050】設定メニューがクリックされたとき、揺動
の設定、揺動デバイスのキャリブレーションなどのコマ
ンドがプルダウン表示される。
【0051】図4は、形状データ表示ウィンドウの例を
示す図である。形状データ表示ウィンドウは、例えば、
形状データに対応する画像を、立体図若しくは平面図、
または斜視図若しくは3面図などで表示する。形状デー
タの編集は、主として、形状データ表示ウィンドウに表
示された画像を基に実行される。
【0052】形状データ表示ウィンドウには、形状デー
タに対応する画像、および入力・揺動提示装置11の操
作に対応して画面上を移動するカーソルなどが配置され
る。
【0053】加工装置3による工作物5の加工が終了し
た後、形状データ表示ウィンドウに表示されている形状
データに対応する画像の任意の位置をクリックすると、
端末装置1は、クリックされた位置に対応する、工作物
5の表面に対応する揺動データ(その位置の表面の粗さ
に対応する)を基に、入力・揺動提示装置11に揺動を
提示する。
【0054】設定メニューに配置されている揺動の設定
のコマンドが実行されたとき、ディスプレイ54には、
図5に例を示すウィンドウが表示される。
【0055】揺動の設定のコマンドの実行により表示さ
れるウインドウを操作することにより、揺動のオンまた
はオフ、および揺動の精度(工作物5の表面の画像に対
応する揺動の強さ)を選択することができる。揺動のオ
ンまたはオフ、および揺動の精度の選択に対応して、コ
ンピュータ51は、後述する揺動精度のデータを設定す
る。
【0056】コンピュータ51は、形状データと共に揺
動データを記憶装置55に記憶させる。コンピュータ5
1は、記憶装置55に記憶されている揺動データを読み
出して、入力・揺動提示装置11に供給する。
【0057】コンピュータ51は、形状データと共に揺
動データを記憶装置55に記憶させ、記憶装置55に記
憶されている形状データおよび揺動データを繰り返し利
用することができる。
【0058】記憶装置55は、大容量のハードディスク
などで構成されている。
【0059】図6は、入力・揺動提示装置11の構成を
示す図である。入力部71は、使用者の操作に対応し
て、ディスプレイ54が表示する画像上の位置を指示す
る座標データを生成し、生成した座標データを入出力イ
ンターフェース73を介して、コンピュータ51に供給
する。座標データは、ディスプレイ54が表示する画像
上の絶対的な位置を示すデータ、または現在指示してい
る位置(例えば、ポインタの位置)からの移動量を示す
データである。
【0060】揺動提示部72は、偏芯された重りが装着
されているモータなどから成るバイブレータなどで構成
され、入出力インターフェース73を介して、コンピュ
ータ51から供給された揺動データを基に、揺動を提示
する。揺動提示部72は、例えば、偏芯された重りの回
転速度を変更することにより、提示する揺動の強度を変
更することができる。
【0061】図7は、制御装置2の構成を示す図であ
る。情報入力部91は、ネットワーク4を介して、端末
装置1から送信された形状データまたは揺動データ要求
信号を受信する。
【0062】情報入力部91は、形状データを受信した
とき、受信した形状データをデータ解析部92に供給す
る。
【0063】情報入力部91は、揺動データ要求信号を
受信したとき、受信した揺動データ要求信号を揺動デー
タ生成部96に供給する。
【0064】データ解析部92は、情報入力部91から
形状データを受信したとき、形状データに含まれてい
る、揺動精度のデータを形状データから分離し、形状デ
ータを加工データ生成部93に供給すると共に、揺動精
度のデータを揺動データ生成部96に供給する。
【0065】加工データ生成部93は、形状データを基
に、ツールのパスなどを規定する加工データを生成し
て、情報出力部94に供給する。加工データには、ビデ
オカメラ31を動作させる軌跡または撮影の倍率などを
規定する撮影パスデータが含まれている。
【0066】情報出力部94は、加工データ生成部93
から供給された加工データを、ネットワーク4を介し
て、加工装置3に供給する。
【0067】情報入力部95は、ネットワーク4を介し
て、加工装置3から送信された加工完了信号または画像
データを受信し、受信した加工完了信号または画像デー
タを揺動データ生成部96に供給する。
【0068】揺動データ生成部96は、情報入力部95
から供給された加工完了信号を情報出力部97に供給す
る。
【0069】揺動データ生成部96は、画像データおよ
び揺動精度のデータを基に、揺動データを生成する。
【0070】情報入力部91から揺動データ要求信号が
入力されたとき、揺動データ生成部96は、生成した揺
動データを情報出力部97に供給する。
【0071】情報出力部97は、揺動データ生成部96
から供給された揺動データまたは加工完了信号を、ネッ
トワーク4を介して、端末装置1に送信する。
【0072】図8は、加工装置3の構成を示す図であ
る。情報入力部111は、ネットワーク4を介して制御
装置2から送信された加工データを受信し、受信した加
工データを制御部112に供給する。
【0073】制御部112は、情報入力部111から供
給された加工データを加工部113に供給する。加工部
113は、NCフライス盤などで構成され、加工データを
基に、工作物5を加工する。
【0074】加工部113は、工作物5の加工が終了し
たとき、加工完了信号を制御部112に供給する。
【0075】制御部112は、加工部113から加工完
了信号を受信したとき、加工完了信号を情報出力部11
5に供給すると共に、撮影パスデータおよび撮影要求信
号をビデカメラ駆動部114に供給する。撮影パスデー
タは、情報入力部111から供給された加工データに含
まれている。
【0076】制御部112は、加工データを基に、撮影
パスデータを生成するようにしてもよい。
【0077】ビデオカメラ駆動部114は、撮影要求信
号が入力されたとき、制御部112から供給された撮影
パスデータを基に、工作物5の表面に沿ってビデオカメ
ラ31を移動させるとともに、ビデオカメラ31に撮影
制御信号を供給する。撮影制御信号は、ビデオカメラ3
1の撮像の開始、停止、またはズームなどを制御する信
号である。
【0078】ビデオカメラ31は、ビデオカメラ駆動部
114による位置の制御、および撮像の動作の制御の基
に、工作物5の表面の画像を撮像し、工作物5の表面の
画像に対応する映像信号をビデオカメラ駆動部114に
供給する。映像信号は、例えば、アナログ信号である。
【0079】ビデオカメラ駆動部114は、ビデオカメ
ラ31から供給された映像信号を制御部112に供給す
る。
【0080】制御部112は、ビデオカメラ駆動部11
4から受信した映像信号を基に、画像データを生成し、
生成した画像データを情報出力部115に供給する。画
像データは、例えば、MPEG(Moving Picture Experts G
roup)-2方式のデータである。
【0081】なお、制御部112は、ビデオカメラ駆動
部114から供給された映像信号を、そのまま画像デー
タとして、情報出力部115に供給するようにしてもよ
い。
【0082】情報出力部115は、制御部112から供
給された加工完了信号または画像データを、ネットワー
ク4を介して、制御装置2に送信する。
【0083】次に、揺動データ生成部96による、揺動
データの生成について説明する。
【0084】図9は、揺動データの生成の第1の例を説
明する図である。加工データ生成部93は、加工装置3
のツールが移動するパス(加工データで示される)に対
して、直角にビデオカメラ31を動作させるように撮影
パスデータを生成する。
【0085】ツールにより切削されて形成される切削溝
が、拡大されて画面上で平行線となるように、工作物5
に対してビデオカメラ31が撮像する軌跡である撮影パ
スは設定される。ビデオカメラ31は、工作物5の表面
を拡大して撮像するので、工作物5の表面が曲面で形成
されていても、切削溝が平行となる(平行とみなすこと
ができる)画像データが取得され、制御装置2の揺動デ
ータ生成部96に供給される。
【0086】揺動データ生成部96は、切削溝が平行線
として表される画像に対し、エッジ検出の処理を施し、
切削溝に対応する水平線成分を求める。エッジ検出の処
理の一例として、フレーム間差分を用いる方法などがあ
げられる。
【0087】揺動データ生成部96は、画面に対する水
平線の密度、または水平線の間隔に対応して、揺動デー
タを生成する。
【0088】図10および図11は、揺動データの生成
の第2の例を説明する図である。加工データ生成部93
は、形状データを基に、工作物5の全ての面情報を取得
できるように撮影パスデータを生成する。工作物5の全
ての面情報を取得できる撮影パスデータの生成の処理
は、例えば、「3次元物体表面テクスチャを得る効率的
画像マッピング法、電子情報処理学会D-II Vol.J83-D-I
Ipp.525-534」に開示されている。
【0089】図10に示すように、揺動データ生成部9
6は、工作物5の全ての面情報を取得できる撮影パスデ
ータを基に撮像された画像を、揺動精度のデータにより
指定された揺動の生成の精度に対応して、適当な大きさ
のブロックに分割する。揺動データ生成部96は、分割
されたブロックに含まれる画像で、ブロックマッチング
の処理を実行する。
【0090】揺動データ生成部96は、ブロックマッチ
ングの結果を基に、図11(A)に示すように、マッチ
ングの誤差が最も少ない方向を示すベクトルと、図11
(B)に示すように、マッチングの誤差が最も少ない方
向を示すベクトルとを求める。揺動データ生成部96
は、マッチングの誤差が最も少ない方向を示すベクトル
と、マッチングの誤差が最も少ない方向を示すベクトル
との角度を求める。
【0091】マッチングの誤差が最も少ない方向を示す
ベクトルと、マッチングの誤差が最も少ない方向を示す
ベクトルとの角度が直角に近いとき、切削溝の方向が明
確に画像に含まれているので、工作物5の、ブロックに
対応する表面の粗さは、大きい。
【0092】従って、揺動データ生成部96は、マッチ
ングの誤差が最も少ない方向を示すベクトルと、マッチ
ングの誤差が最も少ない方向を示すベクトルとの角度を
基に、揺動データを生成する。
【0093】次に、本発明に係る加工システムにおける
加工の処理を、図12のフローチャートを参照して説明
する。ステップS101において、端末装置1のコンピ
ュータ51は、CADプログラムなどを実行し、使用者の
操作に対応する入力・揺動提示装置11から供給される
座標データに基づいて、工作物5の形状データを生成す
る。コンピュータ51は、生成した工作物5の形状デー
タを情報出力部52に供給する。
【0094】ステップS102において、端末装置1の
情報出力部52は、コンピュータ51から供給された、
工作物5の形状データを、ネットワーク4を介して、制
御装置2に送信する。
【0095】ステップS103において、端末装置1の
コンピュータ51は、加工完了信号の待ち受け状態に移
行する。
【0096】ステップS201において、制御装置2
は、工作物5の形状データの待ち受け状態に移行する。
ステップS202において、制御装置2の情報入力部9
1は、端末装置1から送信された、工作物5の形状デー
タを受信する。情報入力部91は、受信した工作物5の
形状データをデータ解析部92に供給する。データ解析
部92は、形状データに含まれる揺動精度のデータを揺
動データ生成部96に供給すると共に、形状データを加
工データ生成部93に出力する。
【0097】ステップS203において、制御装置2
は、加工装置3を選択する。ネットワーク4に複数の加
工装置3が接続されているとき、制御装置2は、工作物
5の材質、要求される加工精度、加工装置3それぞれの
加工時間、または加工装置3それぞれの動作の状態など
を基に、所定の加工装置3を選択する。
【0098】なお、端末装置1は、工作物5を加工す
る、所望の加工装置3を指定するデータを、ネットワー
ク4を介して、制御装置2に送信し、制御装置2は、端
末装置1から受信したデータを基に、加工装置3を選択
するようにしてもよい。
【0099】ステップS204において、加工データ生
成部93は、形状データを基に、加工データを生成す
る。加工データ生成部93が生成する加工データには、
撮影パスデータが含まれている。生成された加工データ
は、情報出力部94に供給される。
【0100】ステップS205において、制御装置2の
情報出力部94は、ネットワーク4を介して、加工デー
タを加工装置3に送信する。ステップS206におい
て、制御装置2は、加工完了信号の待ち受け状態に移行
する。
【0101】ステップS301において、加工装置3
は、加工データの待ち受け状態に移行する。ステップS
302において、加工装置3の情報入力部111は、制
御装置2から送信された加工データを受信する。情報入
力部111は、受信した加工データを制御部112に供
給する。制御部112は、加工データを加工部113に
供給するとともに、加工データに含まれている撮影パス
データをビデオカメラ駆動部114に供給する。
【0102】ステップS303において、加工部113
は、加工データを基に、工作物5を加工する。
【0103】加工を停止した後、ステップS304にお
いて、制御部112は、ビデオカメラ駆動部114に撮
影要求信号を送信し、ビデオカメラ駆動部114および
ビデオカメラ31に工作物5の画像を撮像させる。ステ
ップS304の処理により撮像される工作物5の画像
は、工作物5の表面の粗さが認識できる程度に、十分に
拡大されて撮像されるとともに、工作物5の表面上の現
実の距離と対応する画像の画面内での距離とが均一とな
るように撮像される。
【0104】ステップS305において、制御部112
は、加工完了信号および工作物の画像データを情報出力
部115に供給し、情報出力部115に、ネットワーク
4を介して、加工完了信号および工作物5の画像データ
を送信させる。ステップS306において、加工装置3
は、加工データの待ち受け状態に移行する。
【0105】ステップS207において、制御装置2の
情報入力部95は、加工装置3から送信された、加工完
了信号および工作物5の画像データを受信する。受信さ
れた加工完了信号および工作物5の画像データは、揺動
データ生成部96に供給される。
【0106】ステップS208において、揺動データ生
成部96は、揺動精度のデータ、および工作物5の画像
データを基に、揺動データを生成する。揺動データを生
成する処理の詳細は、図13または図14のフローチャ
ートを参照して後述する。揺動データ生成部96は、加
工完了信号を情報出力部97に供給する。
【0107】ステップS209において、情報出力部9
7は、ネットワーク4を介して、加工完了信号を端末装
置1に送信する。
【0108】ステップS104において、端末装置1の
情報入力部53は、制御装置2から送信された、加工完
了信号を受信する。情報入力部53は、加工完了信号を
コンピュータ51に供給する。
【0109】ステップS105において、端末装置1の
コンピュータ51は、情報出力部52に揺動データ要求
信号を供給し、情報出力部52に、ネットワーク4を介
して、制御装置2に揺動データ要求信号を送信させる。
【0110】ステップ210において、制御装置2の情
報入力部91は、揺動データ要求信号を受信する。揺動
データ要求信号は、更に、揺動データ生成部96に供給
される。
【0111】ステップS211において、揺動データ生
成部96は、揺動データを情報出力部97に供給し、情
報出力部97に、ネットワーク4を介して、揺動データ
を端末装置1に送信させる。ステップS212におい
て、制御装置2は、工作物5の形状データの待ち受け状
態に移行する。
【0112】ステップS106において、端末装置1の
情報入力部53は、制御装置2から送信された揺動デー
タを受信する。揺動データは、コンピュータ51に供給
される。
【0113】ステップS107において、入力・揺動提
示装置11は、コンピュータ51から供給された揺動デ
ータを基に、揺動を提示して、処理は終了する。すなわ
ち、ステップS107において、端末装置1は、形状デ
ータ表示ウィンドウに表示されている形状データに対応
する画像の任意の位置がクリックされると、クリックさ
れた位置に対応する、揺動データ(その位置の表面の粗
さに対応する)を基に、入力・揺動提示装置11に揺動
を提示する。
【0114】または、ステップS107において、コン
ピュータ51は、揺動データを記憶装置55に記憶させ
る。揺動データが記憶装置55に記憶されたとき、コン
ピュータ51は、入力・揺動提示装置11の要求に対応
して、記憶装置55から揺動データを読み出して、読み
出した揺動データを入力・揺動提示装置11に供給する
ようにしてもよい。
【0115】このように加工システムは、端末装置1の
使用者に、工作物5の表面の粗さに対応した揺動を提示
することができる。
【0116】使用者は、入力・揺動提示装置11により
提示された揺動により、工作物5の仕上がりを判断す
る。例えば、以前に加工した工作物の仕上がりと、その
とき入力・揺動提示装置11により提示された揺動の程
度を基準として、提示された揺動が大きい場合、使用者
は、工作物5の表面の粗さが大きいと判断する。工作物
5の表面の粗さが大きいと判断したとき、使用者は、直
ちに、更なる加工を指示することができる。
【0117】次に、ステップS209に対応する揺動デ
ータの生成の処理の例を、図13のフローチャートを参
照して説明する。ステップS11において、揺動データ
生成部96は、情報入力部95から供給された、工作物
5の表面の画像である、平行線画像からエッジを検出す
る。
【0118】ステップS12において、揺動データ生成
部96は、予め記憶している閾値と比較して、エッジが
検出された画像に水平線成分が多いか否かを判定する。
ステップS12において、エッジが検出された画像に水
平線成分が多いと判定された場合、ステップS13に進
み、揺動データ生成部96は、画像に含まれる水平線の
平均間隔を計算する。
【0119】ステップS14において、揺動データ生成
部96は、水平線の平均間隔から揺動データを生成し、
処理は終了する。例えば、揺動データ生成部96は、水
平線の平均間隔が0.1mmであるとき、周波数が1KHzであ
る揺動を提示する揺動データを生成し、水平線の平均間
隔が0.2mmであるとき、周波数が500Hzである揺動を提示
する揺動データを生成する。または、揺動データ生成部
96は、水平線の平均間隔に対応させて、提示される揺
動の振幅が異なる揺動データを生成するようにしてもよ
い。
【0120】ステップS12において、エッジが検出さ
れた画像に水平線成分が多くないと判定された場合、揺
動データを生成する必要は無いので、ステップS13お
よびステップS14の処理はスキップされ、処理は終了
する。
【0121】このように、揺動データ生成部96は、切
削溝の間隔に対応する揺動データを生成することができ
る。
【0122】次に、ステップS209に対応する揺動デ
ータの生成の処理の他の例を、図14のフローチャート
を参照して説明する。ステップS21において、揺動デ
ータ生成部96は、情報入力部95から供給された画像
データに対応する画像をブロックに分割する。
【0123】ステップS22において、揺動データ生成
部96は、ブロックに分割された画像の異なるフレーム
間で、ブロックマッチングを行う。ステップS23にお
いて、揺動データ生成部96は、マッチング誤差が最大
となるベクトル、およびマッチング誤差が最小となるベ
クトルを求める。
【0124】ステップS24において、揺動データ生成
部96は、マッチング誤差が最大となるベクトルと、マ
ッチング誤差が最小となるベクトルとがなす角度を求め
る。ステップS25において、揺動データ生成部96
は、マッチング誤差が最大となるベクトルと、マッチン
グ誤差が最小となるベクトルとが直交しているか否かを
判定し、マッチング誤差が最大となるベクトルと、マッ
チング誤差が最小となるベクトルとが直交していると判
定された場合、ステップS26に進み、揺動データを生
成して処理は終了する。
【0125】ステップS25において、マッチング誤差
が最大となるベクトルと、マッチング誤差が最小となる
ベクトルとが直交していないと判定された場合、ブロッ
クに対応する表面の粗さが小さいので、揺動データを生
成しないで、処理は、終了する。
【0126】このように、揺動データ生成部96は、マ
ッチング誤差が最大となるベクトルと、マッチング誤差
が最小となるベクトルとを基に、揺動データを生成す
る。
【0127】以上のように、入力・揺動提示装置11に
提示される揺動を基に、端末装置1の使用者自らが工作
物5の表面の仕上がりの良否を判定するので、使用者が
工作物5を確認した後に、表面の追加工などをする必要
が無くなり、加工システムは、迅速に、かつ容易に、所
望の形状の工作物5の表面を、所望の仕上げの状態に加
工できる。
【0128】制御装置2または加工装置3の管理者は、
工作物5の在庫を持つ必要が無くなるので、工作物5の
仕掛かりのコストを低減することができ、よって、より
安価に工作物5を端末装置1の使用者に提供することが
できるようになる。
【0129】端末装置1の使用者は、形状データを送信
するだけで、手軽に工作物5の加工を依頼することがで
きるとともに、所望したとおりの工作物5を取得するこ
とができる。
【0130】なお、端末装置1、制御装置2、および加
工装置3は、ネットワーク4により接続されていると説
明したが、ネットワークに限らず、公衆電話回線、衛星
通信回線、または専用回線などの有線または無線の伝送
路により接続されるようにしてもよい。また、端末装置
1、制御装置2、および加工装置3間で伝送されるデー
タは、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ま
たは半導体メモリなどの情報記録媒体に記録させ、デー
タを記録した情報記録媒体により受け渡しするようにし
てもよい。
【0131】形状データまたは加工データは、端末装置
1または制御装置2により生成されると説明したが、図
示せぬ、端末装置1が他の端末装置などから受信して、
利用するようにしてもよい。端末装置1または制御装置
2は、情報記録媒体に予め記録されている形状データま
たは加工データを利用するようにしてもよい。
【0132】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からイ
ンストールされる。
【0133】図15は、上述した一連の処理を実行する
パーソナルコンピュータの構成の例を説明する図であ
る。CPU(Central Processing Unit)401は、図
12乃至図14のフローチャートを参照して説明した処
理を実行するアプリケーションプログラムや、OS(Op
erating System)を実際に実行する。ROM(Read-only
Memory)402は、一般的には、CPU401が使用す
るプログラムや演算用のパラメータのうちの基本的に固
定のデータを格納する。RAM(Random-Access Memor
y)403は、CPU401の実行において使用するプ
ログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ
を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホ
ストバス404により相互に接続されている。
【0134】ホストバス404は、ブリッジ405を介
して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Int
erface)バスなどの外部バス406に接続されている。
【0135】キーボード408は、CPU401に各種
の指令を入力するとき、使用者により操作される。ポイ
ンティングデバイス409は、マウス、トラックボー
ル、またはデジタイザなどから構成され、ディスプレイ
410の画面上のポイントの指示や選択を行うとき、使
用者により操作される。ディスプレイ410は、液晶表
示装置またはCRT(Cathode Ray Tube)などから成
り、各種情報をテキストやイメージで表示する。HDD
(Hard Disk Drive)411は、ハードディスクを駆動
し、それらにCPU401によって実行するプログラム
や情報を記録または再生させる。
【0136】ドライブ412は、装着されている磁気デ
ィスク451、光ディスク452、光磁気ディスク45
3、または半導体メモリ454に記録されているデータ
またはプログラムを読み出して、そのデータまたはプロ
グラムを、インターフェース407、外部バス406、
ブリッジ405、およびホストバス404を介して接続
されているRAM403に供給する。これらのキーボー
ド408乃至ドライブ412は、インターフェース40
7に接続されており、インターフェース407は、外部
バス406、ブリッジ405、およびホストバス404
を介してCPU401に接続されている。
【0137】通信部413は、NIC(Network Interface
Card)などから構成され、ネットワーク4が接続され
る。通信部413は、CPU401、またはHDD41
1から供給されたデータを、所定の方式のパケットに格
納して、ネットワーク4を介して、送信するとともに、
ネットワーク4を介して、受信したパケットに格納され
ているデータをCPU401、RAM403、またはH
DD411に出力する。
【0138】通信部413は、外部バス406、ブリッ
ジ405、およびホストバス404を介してCPU40
1に接続されている。
【0139】一連の処理を実行させるプログラムが格納
されている記録媒体は、図15に示すように、コンピュ
ータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配
布される、プログラムが記録されている磁気ディスク4
51(フロッピディスクを含む)、光ディスク452
(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Di
gital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク45
3(MD(Mini-Disc)を含む)、若しくは半導体メモリ
454などよりなるパッケージメディアにより構成され
るだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態で
ユーザに提供される、プログラムが記録されているROM
402や、HDD411などで構成される。
【0140】なお、本明細書において、記録媒体に格納
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0141】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0142】
【発明の効果】請求項1に記載の情報処理装置、および
請求項2に記載の情報処理方法によれば、工作物の形状
を指定する形状データが生成され、工作物の表面の位置
が指定され、指定された位置に対応する揺動データを基
に、揺動が提示されるようにしたので、迅速、かつ容易
に、所望の形状の工作物の表面を、所望の状態に仕上げ
ることができるようになる。
【0143】請求項3に記載の制御装置、および請求項
5に記載の制御方法によれば、形状データに基づいて、
工作物を加工するための加工データが生成され、工作物
の表面の画像を基に、揺動データが生成されるようにし
たので、迅速、かつ容易に、所望の形状の工作物の表面
を、所望の状態に仕上げることができるようになる。
【0144】請求項6に記載の加工装置、および請求項
7に記載の加工方法によれば、加工データに基づいて、
工作物が加工され、工作物の表面が撮像され、工作物の
表面の位置に対応させて、撮像された画像の送信が制御
されるようにしたので、迅速、かつ容易に、所望の形状
の工作物の表面を、所望の状態に仕上げることができる
ようになる。
【0145】請求項8に記載の加工システムによれば、
工作物の形状を指定する形状データが生成され、工作物
の表面の位置が指定され、指定された位置に対応する揺
動データを基に、揺動が提示され、形状データに基づい
て、工作物を加工するための加工データが生成され、工
作物の表面の画像を基に、揺動データが生成され、工作
物の表面の位置に対応させて、揺動データの情報処理装
置への送信が制御され、加工データに基づいて、工作物
が加工され、工作物の表面が撮像され、工作物の表面の
位置に対応させて、撮像された画像の制御装置への送信
が制御されるようにしたので、迅速、かつ容易に、所望
の形状の工作物の表面を、所望の状態に仕上げることが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加工システムの一実施の形態を示
す図である。
【図2】端末装置1の構成を示す図である。
【図3】ディスプレイ54が表示する画像の例を示す図
である。
【図4】ディスプレイ54が表示する画像の例を示す図
である。
【図5】ディスプレイ54が表示する画像の例を示す図
である。
【図6】入力・揺動提示装置11の構成を示す図であ
る。
【図7】制御装置2の構成を示す図である。
【図8】加工装置3の構成を示す図である。
【図9】揺動データの生成の第1の例を説明する図であ
る。
【図10】揺動データの生成の第2の例を説明する図で
ある。
【図11】揺動データの生成の第2の例を説明する図で
ある。
【図12】本発明に係る加工システムにおける加工の処
理を説明するフローチャートである。
【図13】揺動データの生成の処理の例を説明するフロ
ーチャートである。
【図14】揺動データの生成の処理の他の例を説明する
フローチャートである。
【図15】パーソナルコンピュータの構成の例を説明す
る図である。
【符号の説明】
1 端末装置, 2 制御装置, 3 加工装置, 4
ネットワーク, 5工作物, 11 入力・揺動提示
装置, 31 ビデオカメラ, 51 コンピュータ,
52 情報出力部, 53 情報入力部, 54 デ
ィスプレイ,55 記憶装置, 71 入力部, 72
揺動提示部, 91 情報入力部,92 データ解析
部, 93 加工データ生成部, 94 情報出力部,
95 情報入力部, 96 揺動データ生成部, 9
7 情報出力部, 111情報入力部, 112 制御
部, 113 加工部, 114 ビデオカメラ駆動
部, 115 情報出力部, 401 CPU, 40
2 ROM, 403RAM, 411 HDD, 4
51 磁気ディスク, 452 光ディスク, 453
光磁気ディスク, 454 半導体メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B046 AA05 DA08 EA09 GA01 HA01 HA02 JA01 JA04 5H269 AB05 AB19 AB31 BB03 JJ09 JJ20 KK03 QC01 QC03 QD02 QD03 QE10 QE11 QE22

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作物の形状を指定する形状データを生
    成する生成手段と、 前記工作物の表面の位置を指定する指定手段と、 前記指定手段により指定された位置に対応する揺動デー
    タを基に、揺動を提示する揺動提示手段とを含むことを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 工作物の形状を指定する形状データを生
    成する生成ステップと、 前記工作物の表面の位置を指定する指定ステップと、 前記指定ステップの処理により指定された位置に対応す
    る揺動データを基に、揺動を提示する揺動提示ステップ
    とを含むことを特徴とする情報処理方法。
  3. 【請求項3】 形状データに基づいて、工作物を加工す
    るための加工データを生成する第1の生成手段と、 前記工作物の表面の画像を基に、揺動データを生成する
    第2の生成手段とを含むことを特徴とする制御装置。
  4. 【請求項4】 前記加工データは、前記画像の撮像を制
    御する撮像制御データを含むことを特徴とする請求項3
    に記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 形状データに基づいて、工作物を加工す
    るための加工データを生成する第1の生成ステップと、 前記工作物の表面の画像を基に、揺動データを生成する
    第2の生成ステップとを含むことを特徴とする制御方
    法。
  6. 【請求項6】 加工データに基づいて、工作物を加工す
    る加工手段と、 前記工作物の表面を撮像する撮像手段と、 前記工作物の表面の位置に対応させて、前記撮像手段に
    より撮像された画像の送信を制御する送信制御手段とを
    含むことを特徴とする加工装置。
  7. 【請求項7】 加工データに基づいて、工作物を加工す
    る加工ステップと、 前記工作物の表面を撮像する撮像ステップと、 前記工作物の表面の位置に対応させて、前記撮像ステッ
    プの処理により撮像された画像の送信を制御する送信制
    御ステップとを含むことを特徴とする加工方法。
  8. 【請求項8】 情報処理装置、制御装置、および加工装
    置から成る加工システムにおいて、 前記情報処理装置は、 工作物の形状を指定する形状データを生成する生成手段
    と、 前記工作物の表面の位置を指定する指定手段と、 前記指定手段により指定された位置に対応する揺動デー
    タを基に、揺動を提示する揺動提示手段とを含み、 前記制御装置は、 前記形状データに基づいて、前記工作物を加工するため
    の加工データを生成する第1の生成手段と、 前記工作物の表面の画像を基に、前記揺動データを生成
    する第2の生成手段と、 前記工作物の表面の位置に対応させて、前記揺動データ
    の前記情報処理装置への送信を制御する第1の送信制御
    手段とを含み、 前記加工装置は、 前記加工データに基づいて、前記工作物を加工する加工
    手段と、 前記工作物の表面を撮像する撮像手段と、 前記工作物の表面の位置に対応させて、前記撮像手段に
    より撮像された画像の前記制御装置への送信を制御する
    第2の送信制御手段とを含むことを特徴とする加工シス
    テム。
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JP2019169007A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 株式会社熊本精研工業 加工対象物の加工計測装置

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