JP2002073103A - 駆動機構の制御装置及びその方法並びにコネクタ装置 - Google Patents

駆動機構の制御装置及びその方法並びにコネクタ装置

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JP2002073103A
JP2002073103A JP2000258600A JP2000258600A JP2002073103A JP 2002073103 A JP2002073103 A JP 2002073103A JP 2000258600 A JP2000258600 A JP 2000258600A JP 2000258600 A JP2000258600 A JP 2000258600A JP 2002073103 A JP2002073103 A JP 2002073103A
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JP2000258600A
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Takeshi Ando
安藤  武
Shuichi Yamada
修一 山田
Tadashi Enomoto
忠 榎本
Nariyuki Okura
成幸 大倉
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動機構を制御する装置本体に、持ち運び自
在な操作ユニットを接続して手動で駆動機構を制御する
にあたり作業者の安全を確保すること。 【解決手段】 装置本体側に、開いたときに駆動機構の
電源を遮断する停止回路を設ける一方、操作ユニット側
にb接点からなる緊急停止スイッチを設け、このスイッ
チにより停止回路の開閉を行うようにする。また操作ユ
ニットを外しているときに停止回路が開かないようにす
るために、装置本体側に停止回路を閉じる接点を備えた
バイパス回路を設け、操作ユニットを接続したときに例
えば操作ユニット側のコネクタが制御装置側のリミット
スイッチを動作させてバイパス回路の接点が開いて緊急
停止スイッチが有効となるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は駆動機構を備えた装
置本体に、持ち運び自在な操作ユニットを接続してこの
操作ユニットにより駆動機構を制御する制御装置及びそ
の方法、並びに前記制御装置に好適なコネクタ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスを製造する半導体製造装
置としては、半導体ウエハをバッチで熱処理する縦型熱
処理装置、フォトリソグラフィ−により基板にレジスト
パタ−ンを形成する塗布現像装置、あるいは成膜処理な
どを行う真空処理装置などがある。これら装置は、外装
体をなす筐体の中にプロセス部、基板の搬送系及び制御
部が設けられると共に筐体の外側に操作パネルが設けら
れており、操作パネルにより運転開始操作を行うことに
より所定のレシピに従って自動運転される。ところで装
置の立ち上げ時に搬送系に動作を学習させたり、メンテ
ナンス時に搬送系の動作をチェックする場合などにおい
ては、搬送系の近くでオペレ−タが手動操作を行うこと
が便利であり、そのためオペレ−タが手で持ち運びでき
るティ−チングペンダントなどと呼ばれている操作ユニ
ットを用いることがある。
【0003】この操作ユニットは、装置本体側の前記操
作パネルや筐体の裏側に設けられているコネクタに操作
ユニット側のコネクタを差し込むことにより、オペレ−
タが手動で搬送系を操作できるものであるが、作業の安
全を図るために搬送系を緊急停止できる緊急停止スイッ
チが設けられている。図9は装置本体(例えば半導体製
造装置本体)100と操作ユニット200とを示す図で
あり、操作ユニット200のコネクタ11を装置本体1
00側のコネクタ12に接続することにより、オペレ−
タが装置本体100の操作パネル13に代えて操作ユニ
ット200により装置本体100内の制御部14を介し
て搬送系15を手動で操作できる。この場合作業の安全
を図るために搬送系15を緊急停止できるa接点よりな
る緊急停止スイッチ16が設けられており、このスイッ
チ16の接点を閉じることにより装置本体100側の図
示しない検知回路を動作させて強制停止信号により搬送
系15を停止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の緊
急停止スイッチ16は、回路の断線あるいは接続不良な
どが生じた場合には、緊急停止機能が働かなくなってし
まう。そこで緊急停止スイッチ16の接点としてb接点
を用い、前記検知回路とb接点を含むル−プ(停止回
路)を開いたときに前記検知回路が緊急停止スイッチ1
6の動作を検知することを検討しているが、この場合に
は操作ユニット200を装置本体100に接続していな
いときには前記ル−プが開いてしまうので緊急停止スイ
ッチ16が動作していると誤検出されてしまう不具合が
ある。
【0005】本発明はこのような事情の下になされたも
のであり、その目的は操作ユニットにより例えば搬送系
などの駆動機構を確実に緊急停止を行うことができ、し
かも緊急停止の誤検知なくコネクタを着脱することがで
きる装置及び方法を提供することにある。更に他の目的
は、この装置に好適なコネクタ装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、駆動機構を制
御する制御部及び第1のコネクタを含む装置本体と、前
記第1のコネクタに対して着脱自在な第2のコネクタを
含み、この第2のコネクタを第1のコネクタに接続する
ことにより前記制御部を介して前記駆動機構を制御する
ことができる操作ユニットと、を備えた駆動機構の制御
装置において、前記装置本体側及び前記操作ユニット側
に分散して設けられ、その回路が開いたときに前記駆動
機構の動作を停止するための停止回路と、この停止回路
を開閉するために前記操作ユニット側に設けられ、前記
駆動機構を緊急停止するためのb接点からなる緊急停止
用スイッチと、前記操作ユニットの第2のコネクタが前
記装置本体の第1のコネクタに接続されていないときに
は前記停止回路を閉じ、前記第2のコネクタが第1のコ
ネクタに接続されているときには前記停止回路を開いて
前記緊急停止用スイッチを有効にする接点を備えたバイ
パス回路と、を備えことを特徴とする。より具体的には
例えば第2のコネクタを第1のコネクタに着脱するとき
には、前記装置本体側及び前記操作ユニット側に分散し
て設けられた停止回路が互いに接続されかつ前記バイパ
ス回路の接点が閉じている状態が存在するように構成さ
れる。
【0007】この発明によれば、緊急停止スイッチの接
点としてb接点を用い、この接点が開いた時に駆動機構
を停止するようにしているので、接点不良や接続に不具
合が生じても安全サイドに働き、駆動機構を確実に停止
させることができる。また操作ユニットを装置本体に接
続していないときにはバイパス回路の接点により停止回
路が閉じているので、緊急停止機能が誤動作することも
ない。
【0008】前記バイパス回路の接点は、例えば第2の
コネクタを第1のコネクタに装着または取り外すときに
動作する作動スイッチにより開閉されるように構成され
る。装置本体側の第1のコネクタは、例えば前後に移動
自在な作動体と、この作動体を前方側に付勢する付勢手
段と、を備え、前記作動体は、第2のコネクタにより押
圧されたときに前記付勢手段の付勢力に抗して後退して
前記作動スイッチを動作させるように構成される。また
第1のコネクタは、装置本体の外面をなす固定板に取り
付けられ、作動体は、前記固定板を貫通して前後に移動
自在に設けられ、前記スイッチを動作させる作動ロッド
と、この作動ロッドの前端部に設けられ、第2のコネク
タにより押圧される作動板と、を備えた構成とすること
ができる。
【0009】本発明は、上述の装置を実施する方法とし
ても成立するものであり、本発明方法は、その回路が開
かれたときに駆動機構を停止する停止回路を備えた装置
本体と、操作ユニットと、を用い、前記装置本体側の第
1のコネクタに前記操作ユニットの第2のコネクタを接
続し、操作ユニットにより装置本体側の制御部を介して
前記駆動機構を制御する方法において、前記第1のコネ
クタを第2のコネクタに接続する前に前記停止回路がバ
イパス回路の接点を介して閉じている段階と、前記第1
のコネクタを第2のコネクタに結合し、前記停止回路が
操作ユニット側の緊急停止スイッチをなす接点により閉
じかつ前記バイパス回路の接点を介して閉じている段階
と、前記第1のコネクタを第2のコネクタが更に深く結
合し、第2のコネクタにより第1のコネクタ側のスイッ
チが動作して前記バイパス回路の接点が開いて前記緊急
停止スイッチを有効にするする段階と、前記操作ユニッ
トにより前記駆動機構を操作する段階と、を含むことを
特徴とする。
【0010】また他の発明は、上述の発明に好適に用い
ることができるコネクタ装置の発明であり、一の装置に
設けられた第1のコネクタと、他の装置に設けられ、前
記第1のコネクタに接続して当該他の装置を前記一の装
置に電気的に接続する第2のコネクタと、前記一の装置
側に設けられると共に、第2のコネクタを第1のコネク
タに装着または取り外すときに動作して前記一の装置を
所定の状態にするためのスイッチと、前記第1のコネク
タ側に設けられ、前後に移動自在な作動体と、この作動
体を前方側に付勢する付勢手段と、を備え、前記作動体
は、第2のコネクタを第1のコネクタに接続するときに
当該第2のコネクタにより押圧されて前記付勢手段の付
勢力に抗して後退してスイッチを動作させることを特徴
とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の駆動機構の制御装
置の実施の形態を概念的に示す説明図であり、この実施
の形態は装置本体2と、作業者が手で持ち運べることが
できる操作ユニット3と、を備えている。前記装置本体
2は、搬送アームなどの駆動機構21と、この駆動機構
21を制御するコントロ−ラやプログラムなどを含む制
御部22と、この制御部22に例えばプログラムの起動
開始指令などを与える操作部である操作パネル部23
と、第1のコネクタ24と、駆動機構21を緊急停止す
るための停止回路25と、を有している。
【0012】一方前記操作ユニット3は操作ユニット本
体31と第2のコネクタ32とを備え、第2のコネクタ
32を装置本体2の前記第1のコネクタ24に接続する
ことにより、前記操作パネル部23に代えて制御部22
を介して駆動機構21を制御できるように構成されてい
る。また操作ユニット本体31には後で詳述するよう
に、作動時に開となるb接点からなる緊急停止スイッチ
33が設けられ、この図1では示していない押しボタン
により緊急停止スイッチ33のb接点を開いて前記停止
回路25を介して駆動機構21が停止することとなる。
【0013】図2はこの実施の形態の制御装置の一例と
して縦型熱処理装置を示すものであり、この縦型熱処理
装置について簡単に述べておく。図2中の4は、熱処理
装置本体(本発明の装置本体に相当する。)であり、外
装部をなす筐体40により囲まれている。41はキャリ
ア搬入出部、42はキャリア搬送機構、43はキャリア
ストッカ、44は受け渡しステ−ジであり、半導体ウエ
ハWを収納したキャリアCは搬入出部41に搬入され、
キャリア搬送機構42により例えばキャリアストッカ4
3に一旦保管された後、受け渡しステ−ジ44に搬送さ
れる。その後ウエハロ−ダ室45内のウエハ搬送機構4
6により受け渡しステ−ジ44上のキャリアC内から半
導体ウエハWが取り出され、ボ−トエレベ−タ47上の
ウエハ保持具48に移載される。ウエハ保持具48はボ
−トエレベ−タ47により上昇し、加熱炉49内に搬入
される。また筐体40の前面には操作パネル部23及び
第1のコネクタ24が設けられている。図2と図1とを
対応させると、図1の駆動機構21は、キャリア搬送機
構42、ウエハ搬送機構46及びボ−トエレベ−タ47
に相当し、制御部22はこれらを制御する図示しないコ
ントロ−ラに相当する。また操作ユニット3は、押すこ
とにより緊急停止スイッチ33のb接点を開く押しボタ
ン30や例えばキ−ボ−ドなどの入力手段、操作画面な
どを備えている。
【0014】次にこの実施の形態の回路に関して図3を
参照しながら述べるが、図1に対応する部分は同じ符号
を用いている。図3の向かって右側部分は装置本体4、
左側部分は操作ユニット3、中央部分は装置本体4側の
回路と操作ユニット3側の回路の間に介在する回路基板
5である。装置本体4側には、例えば24Vの電源電圧
を操作ユニット3に供給する電源部61と、駆動機構2
1を緊急停止するための既述の停止回路25と、駆動機
構21への制御信号を生成する信号処理部62を含む制
御部22と、が設けられている。停止回路25は、例え
ばリレ−26及び及びこのリレ−26の励磁コイルに電
流を供給する電源部27を含み、回路が開いたときに励
磁コイルが消磁して駆動機構21の電源を遮断する役割
を持っている。また操作ユニット3側には、電源部61
からの電源電圧を信号入出力回路34などに供給する電
源部35、駆動機構21の緊急停止のためのb接点から
なる緊急停止スイッチ33を備えた停止回路36が設け
られている。
【0015】装置本体4側の電源部61は、第1のコネ
クタ24の接続端子A1,第2のコネクタ32の接続端
子B1を介して操作ユニット3側の電源部35に接続さ
れることになり、装置本体4側の停止回路25は、第1
のコネクタ24の接続端子A2,第2のコネクタ32の
接続端子B2を介して操作ユニット3側の停止回路33
に接続されることになる。また装置本体4側の信号処理
部62は、第1のコネクタ24の接続端子A3,第2の
コネクタ32の接続端子B3を介して操作ユニット3側
の信号出力回路34に接続されることになる。
【0016】装置本体4側の停止回路25は、本来操作
ユニット3の緊急停止スイッチ33により開閉されるも
のであるが、装置本体4側に緊急停止スイッチ33をバ
イパスするバイパス回路7が設けられている。このバイ
パス回路7にはリレ−71の接点(a接点)72が介装
されており、この接点72は当該リレ−71の励磁コイ
ル73の通電により閉じるようになっている。励磁コイ
ル73は装置本体4側の電源部28の電源線28a、2
8b間に設けられた接続検出回路74の中に、作動スイ
ッチからなるリミットスイッチ75と直列の状態でかつ
ダイオ−ドD1と並列の状態で介装されている。なお電
源部61の電源線61aには励磁コイル73の通電によ
り開く接点(b接点)63が設けられている。
【0017】更に前記第1のコネクタ24、リミットス
イッチ75及びこれらに関連する部位の構造を図4及び
図5に示す。第1のコネクタ24は例えば外周面に雄ネ
ジ24aが形成されると共に内部に図示しない接続端子
を備えてなり、装置本体4の固定板81に固定されて突
出している。一方第2のコネクタ32の先端部には、内
周面に雌ネジが形成された回転自在な固定ネジ部32a
が設けられており、この固定ネジ部32aを回動して第
1のコネクタの雄ネジ24aに螺合させることにより第
2のコネクタ32が第1のコネクタ24に装着されて互
いに接続端子が接続されるようになっている。また第1
のコネクタ24及び固定板81を含む部分は、装置本体
4の筐体40のパネル部40aのすぐ内側に位置してお
り、このパネル部40aにおける第1のコネクタ24と
対向する部位には、第2のコネクタ32よりも少し大き
い開口部40bが形成されている。
【0018】前記固定板81の前面には、第1のコネク
タ24を囲むようにリング状の作動板82が設けられ、
この作動板82は、左右に配置されると共に固定板81
を貫通する2本の作動ロッド83の先端に固定されてい
る。この例では作動板82及び作動ロッド83は作動体
を構成している。作動ロッド83は固定板81の背面側
にて、上下に平行に配置された2枚の取り付け板81
a,81bの間に設けられた支持体84により進退自在
に支持されていると共に、外周面に他のロッド部分より
も径を大きくして形成された拡径部85が固定板81の
背面に当接することにより前方側に抜けないように構成
されている。更に前記拡径部85と支持体84との間に
おいて前記作動ロッド83の外周面に沿って付勢手段を
なすコイルバネ86が介装され、このコイルバネ86に
より作動ロッド83は常時前方側に付勢されて拡径部8
5が固定板81の背面に押しつけられている。
【0019】前記作動ロッド83の後端側には、図3に
示したリミットスイッチ75が設けられており、このリ
ミットスイッチ75は、ボ−ル保持部76からスイッチ
端をなすボ−ル77が常時突出してその接点が開いてい
るように付勢されて構成されている。また前記リミット
スイッチ75は前記拡径部85が固定板81に押しつけ
られている時にはボ−ル77が突出し、前記作動板82
が押されて後退したときには作動ロッド83の後端部に
よりボ−ル77が押されてボ−ル保持部76内に沈みそ
の接点が閉じるように位置設定されている。
【0020】なお上側の取り付け板81aには図4に示
すように前記回路基板5が搭載されており、前記リミッ
トスイッチ75から伸びるリ−ド線78は、図4及び図
5に示していないが、この回路基板5に接続されてい
る。
【0021】次に上述実施の作用について説明する。
今、操作ユニット3が装置本体4に接続されていない状
態であるとすると、図6(a)に示すように作動ロッド
83がコイルバネ86の復元力により前方側に付勢さ
れ、作動ロッド83の後端部がリミットスイッチ75の
ボール77に接触することなく、リミットスイッチ75
のボ−ル77が突出している状態にある。このためリミ
ットスイッチ75の接点が閉じて励磁コイル73が励磁
状態にあり、図7(a)に示すようにバイパス回路7の
接点72が閉じている。従って装置本体4側の停止回路
25は閉じた状態にあり、リレ−26の励磁コイルが通
電されているので駆動機構21の電源は遮断されない。
【0022】ここで図8(a)に示すように操作ユニッ
ト3側の第2のコネクタ32を装置本体4側の第1のコ
ネクタ24に嵌め込み(ステップS1)、固定ネジ部3
2aを締め始める(ステップS2)と、この例では接続
端子A1とB1、A2とB2、A3とB3が結合する
(ステップS3)。このとき装置本体4側の停止回路2
5は、接点72によって閉じられていることに加えて、
緊急停止スイッチ33によっても閉じられている。また
この時点では接点63は開いているので装置本体4側か
ら操作ユニット3に電力は供給されていない。そして第
2のコネクタ32により作動板82が押され、作動ロッ
ド83がコイルバネ86の付勢力に抗して後退する。な
お前記パネル部40aの開口部40bは狭いため、第2
のコネクタ32を第1のコネクタ24に嵌め込むときに
作業者の手が作動板82に当たるおそれはない。
【0023】そしてステップS4にて固定ネジ部32a
が6割程度締められたところで図6(b)に示すよう
に、作動ロッド83の後端部によりリミットスイッチ7
5のボ−ル77が押し込まれ、このためリミットスイッ
チ75の接点が開いて励磁コイル73が消磁され、図7
(b)に示すようにバイパス回路7の接点72が開く。
この結果装置本体4側の停止回路25と操作ユニット3
側の停止回路36とが接続され、停止回路25を開閉す
る接点は操作ユニット3に設けられた緊急停止スイッチ
33のb接点のみになるので、緊急停止スイッチ33が
有効になる。その後ステップS5にて更に固定ネジ部3
2aを完全に締め、ステップS6にて作業者が操作ユニ
ット3を操作して搬送系を動かし例えば動作のチェック
や、動作を学習させるティ−チングを行う。この運用に
おいて、作業者が危険を感じたときに図2に示す操作ユ
ニット3に設けられた押しボタン30を押して緊急停止
スイッチ33のb接点を開くことにより、停止回路25
が開くのでリレ−26の励磁コイルが消磁して搬送系
(駆動機構)の電源が遮断される。
【0024】図8(b)のステップS7に示すように操
作ユニット3による運用が終了すると、固定ネジ部32
aを緩め始め(ステップS8)、固定ネジ部32aを4
割程度緩めたところで、先のステップS4と逆の動作が
行われる(ステップS9)。即ち作動ロッド83の後端
部とリミットスイッチ75のボ−ル77とが離れてこれ
によりボール77が突出し、リミットスイッチ75の接
点が閉じて励磁コイル73が励磁され、図7(a)に示
すようにバイパス回路7の接点72が閉じる。このとき
停止回路25は緊急停止スイッチ33のb接点により閉
じている状態に加えてバイパス回路7の接点72によっ
ても閉じている状態になる。また操作ユニット3への電
力供給が遮断される。更に固定ネジ部32aを緩めるこ
とにより接続端子A1、A2、A3がB1、B2、B3
から外れ(ステップS10)、固定ネジ部32aが外れ
て(ステップS11)操作ユニット3の第2のコネクタ
32が装置本体4側の第1のコネクタ24から完全に外
れる(ステップS12)。
【0025】上述の実施の形態によれば、操作ユニット
3の緊急停止スイッチ33の接点としてb接点を用い、
この接点が開いた時に駆動機構21を電源から切り離し
て駆動機構21の動作を停止させるようにしているの
で、接点不良や接続に不具合が生じても安全サイドにつ
まり駆動機構21が停止する方向に働き、駆動機構21
を確実に停止させることができ、作業者の安全を確保す
ることができる。そして操作ユニット3を装置本体4に
接続していないときにはバイパス回路7の接点72によ
り停止回路25が閉じており、また操作ユニット3を装
置本体4に着脱するときにも停止回路25がバイパス回
路7の接点72により閉じている状態と緊急停止スイッ
チ33のb接点により閉じている状態との両方の状態が
存在するので駆動機構21の電源が遮断されることもな
い。電源が遮断されると作業者がブレ−カを戻すといっ
た復帰作業を行わなければならないが、この実施の形態
ではこのような煩わしさはなくなる。
【0026】上述の実施の形態では、第2のコネクタ3
2を第1のコネクタ24に接続したことをリミットスイ
ッチ75で検出しているが、例えば発光部及び受光部か
らなる光学的スイッチを用いるようにしてもよい。
【0027】上述の実施の形態では、縦型熱処理装置本
体を装置本体としているが、本発明では、その他の半導
体製造装置例えば塗布、現像装置などに対しても適用で
きるし、また例えば装置本体が複数の作業ロボットを備
えている装置においても、各作業ロボットの近傍に操作
ユニット3の差し込み口などのコネクタを設けることに
より本発明を適用できる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、駆動機構を確実に停止
させることができ、また操作ユニットを装置本体に接続
していないときにはバイパス回路の接点により停止回路
が閉じているので、緊急停止機能が誤動作することもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動機構の制御装置の実施の形態を概
念的に示す構成図である。
【図2】本発明を縦型熱処理装置に適用した場合の実施
の形態を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に用いられる回路をしめす
回路図である。
【図4】装置本体側の第1のコネクタ及びその周辺部位
を示す斜視図である。
【図5】装置本体側の第1のコネクタ及びその周辺部位
を示す側面図である。
【図6】第2のコネクタを第1のコネクタから外してい
る状態及び装着している状態をしめす側面図である。
【図7】第2のコネクタを第1のコネクタから外してい
る状態及び装着している状態をしめす回路図である。
【図8】本発明の実施の形態の作用を示すフロ−図であ
る。
【図9】従来の駆動機構の制御装置を概念的に示す説明
図である。
【符号の説明】
2 装置本体 21 駆動機構 22 制御部 23 操作パネル部 24 第1のコネクタ 25 停止回路 26 リレ− 27 電源部 3 操作ユニット 32 第2のコネクタ 33 緊急停止スイッチ 4 装置本体 5 回路基板 7 バイパス回路 72 接点 75 リミットスイッチ 81 固定板 82 作動板 83 作動ロッド 86 コイルバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榎本 忠 神奈川県津久井郡城山町町屋1丁目2番41 号 東京エレクトロン東北株式会社相模事 業所内 (72)発明者 大倉 成幸 神奈川県津久井郡城山町町屋1丁目2番41 号 東京エレクトロン東北株式会社相模事 業所内 Fターム(参考) 2F073 AA33 AA40 AB14 BB04 BC01 CC07 EE12 FF14 FF17 GG01 GG02 GG04 5E021 FA05 FB07 FB13 MA23 MB05 5H209 AA05 DD08 FF08 GG08 GG13 HH04 JJ01 JJ09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動機構を制御する制御部及び第1のコ
    ネクタを含む装置本体と、前記第1のコネクタに対して
    着脱自在な第2のコネクタを含み、この第2のコネクタ
    を第1のコネクタに接続することにより前記制御部を介
    して前記駆動機構を制御することができる操作ユニット
    と、を備えた駆動機構の制御装置において、 前記装置本体側及び前記操作ユニット側に分散して設け
    られ、その回路が開いたときに前記駆動機構の動作を停
    止するための停止回路と、 この停止回路を開閉するために前記操作ユニット側に設
    けられ、前記駆動機構を緊急停止するためのb接点から
    なる緊急停止用スイッチと、 前記操作ユニットの第2のコネクタが前記装置本体の第
    1のコネクタに接続されていないときには前記停止回路
    を閉じ、前記第2のコネクタが第1のコネクタに接続さ
    れているときには前記停止回路を開いて前記緊急停止用
    スイッチを有効にする接点を備えたバイパス回路と、を
    備えたことを特徴とする駆動機構の制御装置。
  2. 【請求項2】 第2のコネクタを第1のコネクタに着脱
    するときには、前記装置本体側及び前記操作ユニット側
    に分散して設けられた停止回路が互いに接続されかつ前
    記バイパス回路の接点が閉じている状態が存在するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1記載の駆動
    機構の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記バイパス回路の接点は、第2のコネ
    クタを第1のコネクタに装着または取り外すときに動作
    する作動スイッチにより開閉されるように構成されたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の駆動機構の制御
    装置。
  4. 【請求項4】 装置本体側の第1のコネクタは、前後に
    移動自在な作動体と、この作動体を前方側に付勢する付
    勢手段と、を備え、前記作動体は、第2のコネクタによ
    り押圧されたときに前記付勢手段の付勢力に抗して後退
    して作動スイッチを動作させることを特徴とする請求項
    3記載の駆動機構の制御装置。
  5. 【請求項5】 第1のコネクタは、装置本体の外面をな
    す固定板に取り付けられ、 作動体は、前記固定板を貫通して前後に移動自在に設け
    られ、前記作動スイッチを動作させる作動ロッドと、こ
    の作動ロッドの前端部に設けられ、第2のコネクタによ
    り押圧される作動板と、を備えたことを特徴とする請求
    項4記載の駆動機構の制御装置。
  6. 【請求項6】 その回路が開かれたときに駆動機構を停
    止する停止回路を備えた装置本体と、操作ユニットと、
    を用い、前記装置本体側の第1のコネクタに前記操作ユ
    ニットの第2のコネクタを接続し、操作ユニットにより
    装置本体側の制御部を介して前記駆動機構を制御する方
    法において、 前記第1のコネクタを第2のコネクタに接続する前に前
    記停止回路がバイパス回路の接点を介して閉じている段
    階と、 前記第1のコネクタを第2のコネクタに結合し、前記停
    止回路が操作ユニット側の緊急停止スイッチをなす接点
    により閉じかつ前記バイパス回路の接点を介して閉じて
    いる段階と、 前記第1のコネクタを第2のコネクタが更に深く結合
    し、第2のコネクタにより第1のコネクタ側のスイッチ
    が動作して前記バイパス回路の接点が開いて前記緊急停
    止スイッチを有効にするする段階と、 前記操作ユニットにより前記駆動機構を操作する段階
    と、を含むことを特徴とする駆動機構の制御方法。
  7. 【請求項7】 一の装置に設けられた第1のコネクタ
    と、 他の装置に設けられ、前記第1のコネクタに接続して当
    該他の装置を前記一の装置に電気的に接続する第2のコ
    ネクタと、 前記一の装置側に設けられると共に、第2のコネクタを
    第1のコネクタに装着または取り外すときに動作して前
    記一の装置を所定の状態にするためのスイッチと、 前記第1のコネクタ側に設けられ、前後に移動自在な作
    動体と、 この作動体を前方側に付勢する付勢手段と、を備え、 前記作動体は、第2のコネクタを第1のコネクタに接続
    するときに当該第2のコネクタにより押圧されて前記付
    勢手段の付勢力に抗して後退してスイッチを動作させる
    ことを特徴とするコネクタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010176873A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 非常停止回路装置

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