JP2002072683A - 現像装置およびこれを用いる画像形成装置 - Google Patents

現像装置およびこれを用いる画像形成装置

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JP2002072683A
JP2002072683A JP2000254012A JP2000254012A JP2002072683A JP 2002072683 A JP2002072683 A JP 2002072683A JP 2000254012 A JP2000254012 A JP 2000254012A JP 2000254012 A JP2000254012 A JP 2000254012A JP 2002072683 A JP2002072683 A JP 2002072683A
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toner
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storage unit
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JP2000254012A
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English (en)
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Tamotsu Sakuraba
保 桜庭
Shigetaka Yoshida
成隆 吉田
Yoshifumi Kosagi
祥史 小鷺
Yoshiki Nakane
良樹 中根
Hiroshi Toda
央 戸田
Koichi Eto
浩一 衛藤
Takashi Akazawa
隆史 赤澤
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤の供給不足により画像欠損が生じるこ
とを防止することができる現像装置を提供する。 【解決手段】 トナー(現像剤)23を保持し現像に供
する現像ローラ(現像剤担持体)30と、現像ローラ3
0にトナー23を供給する供給ローラ(供給手段)29
と、供給ローラ29に供給するトナー23を貯留する供
給トナー貯留部(現像剤貯留部)27と、供給トナー貯
留部27にトナー23を搬送するトナー攪拌搬送部材
(搬送手段)25と、トナー貯蔵部(現像剤収容部)2
1と、現像ローラ30に供給されたトナー23を適正な
量に規制する規制ブレード(規制手段)32と、余剰ト
ナー23を収容する排出部(余剰現像剤収容部)35
と、排出部35のトナー23を排出し循環させる排出ロ
ーラ(排出手段)34とからなる現像装置1において、
トナー収容部21から排出部35にトナー23が侵入し
ないように規制する第1規制部材(第1規制手段)28
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像装置、特に電
子写真方式、直接記録方式および静電記録方式などの画
像形成装置に使用される非磁性1成分現像剤を用いる現
像装置に関する。また、この現像装置を用いた画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の現像装置100は、図10に示す
ように、感光体111が図中時計回り方向に回転する現
像領域Pで、この感光体111に対向するように配置さ
れ、現像領域Pの感光体111と対向する位置で反時計
回り方向に回転し、感光体111表面を現像する現像ロ
ーラ130を有する。
【0003】また、この種の現像装置100は、トナー
ホッパー122のトナー貯蔵部121に収容されたトナ
ー123を図中反時計回り方向(矢印a方向)に回転す
るトナー攪拌搬送部材125により供給トナー貯留部1
27内に搬送し、供給ローラ129が回転してこのトナ
ー123を現像ローラ130に供給する。現像ローラ1
30において使用されなかった余分なトナー123は、
掻き取られてトナーホッパー122内の排出部135に
回収され、排出ローラ134によりトナー貯蔵部121
に排出されて循環される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
現像装置100では、トナー123が、搬送される際に
排出部135に侵入して現像に必要な量のトナー123
が供給トナー貯留部127まで搬送されずに、供給トナ
ー貯留部127内のトナー123が不足してしまい、濃
度が高い画像を現像する場合、画像欠損が発生するとい
う問題があった。また、4サイクル式のカラー画像形成
装置においては、複数色に対応した複数の現像装置10
0が収容されたラックを回転させて現像するので、現像
動作終了後、鉛直方向上に向けられた現像装置100に
おいて、トナー貯留部127内に搬送されたトナー12
3がトナー貯蔵部121内に逆流してしまい、トナー貯
留部127内のトナー123が不足するという問題があ
った。
【0005】そこで、本発明は、現像剤の供給不足によ
り画像欠損が生じることを防止することができる現像装
置およびこれを用いた画像形成装置を提供することを課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明は、現像剤を保持し該現像材を像
担持体に搬送して現像に供する現像剤担持体と、前記現
像剤担持体に前記現像剤を供給する供給手段と、前記供
給手段に供給する前記現像剤を貯留する現像剤貯留部
と、前記現像剤貯留部に前記現像剤を搬送する搬送手段
と、前記搬送手段が搬送する前記現像剤を収容する現像
剤収容部と、前記現像剤担持体に供給された前記現像剤
を適正な量に規制する規制手段と、前記現像剤担持体の
前記規制手段により規制された余剰現像剤を収容する余
剰現像剤収容部と、前記余剰現像剤収容部の前記余剰現
像剤を前記現像剤収容部に排出し循環させる排出手段と
からなる現像装置において、前記現像剤収容部から前記
余剰現像剤収容部に前記現像剤が侵入しないようにする
第1規制手段を設けたものである。
【0007】本発明の画像形成装置では、現像剤収容部
から余剰現像剤収容部に現像剤が侵入しないようにする
第1規制手段を設けたので、現像剤収容部の現像剤が、
余剰現像剤収容部に侵入することなく現像剤貯留部内に
搬送され、現像剤貯留部内の現像剤が不足することがな
くなる。
【0008】前記現像剤貯留部は、前記現像剤担持体の
中心を通る水平線の上方に位置し、前記余剰現像剤収容
部は、前記水平線の下方に位置することが好ましい。
【0009】前記第1規制手段は、前記排出手段と接触
することが好ましい。
【0010】前記排出手段は、パドル、ローラ、および
ブラシ形状のいずれかの形状であることが好ましい。
【0011】また、本発明は、前記現像装置を用いた画
像形成装置を提供するものである。なお、この画像形成
装置には、複数の現像装置が用いられていてもよい。さ
らには、現像装置を回転保持してもよい。
【0012】また、前記課題を解決するための他の手段
として、本発明は、現像剤を保持し該現像材を像担持体
に搬送して現像に供する現像剤担持体と、前記現像剤担
持体に前記現像剤を供給する供給手段と、前記供給手段
に供給する前記現像剤を貯留する現像剤貯留部と、前記
現像剤貯留部に前記現像剤を搬送する搬送手段と、前記
搬送手段が搬送する前記現像剤を収容する現像剤収容部
と、前記現像剤担持体に供給された前記現像剤を適正な
量に規制する規制手段と、前記現像剤担持体の前記規制
手段により規制された余剰現像剤を収容する余剰現像剤
収容部と、前記余剰現像剤収容部の前記余剰現像剤を前
記現像剤収容部に排出し循環させる排出手段とからなる
現像装置において、前記搬送手段が搬送する前記現像剤
を前記現像剤貯留部に案内する案内手段を設けたもので
ある。
【0013】本発明の画像形成装置では、搬送手段が搬
送する現像剤を現像剤貯留部に案内する案内手段を設け
たので、現像剤が、案内手段により現像剤貯留部内に案
内されて該現像剤貯留部内に確実に現像剤が搬送され、
現像剤が不足することがなくなる。
【0014】前記現像剤貯留部は、前記現像剤担持体の
中心を通る水平線の上方に位置し、前記余剰現像剤収容
部は、前記水平線の下方に位置することが好ましい。
【0015】前記案内手段は、前記搬送手段に設けたこ
とが好ましい。
【0016】また、本発明は、前記現像装置を用いた画
像形成装置を提供するものである。なお、この画像形成
装置には、複数の現像装置が用いられていてもよい。さ
らには、現像装置を回転保持してもよい。
【0017】また、前記課題を解決するための他の手段
として、本発明は、現像剤を保持し該現像材を像担持体
に搬送して現像に供する現像剤担持体と、前記現像剤担
持体に前記現像剤を供給する供給手段と、前記供給手段
に供給する前記現像剤を貯留する現像剤貯留部と、前記
現像剤貯留部に前記現像剤を搬送する搬送手段と、前記
搬送手段が搬送する前記現像剤を収容する現像剤収容部
と、前記現像剤担持体に供給された前記現像剤を適正な
量に規制する規制手段と、前記現像剤担持体の前記規制
手段により規制された余剰現像剤を収容する余剰現像剤
収容部と、前記余剰現像剤収容部の前記余剰現像剤を前
記現像剤収容部に排出し循環させる排出手段とからなる
現像装置において、前記現像剤貯留部から前記現像剤収
容部に前記現像剤が逆流しないようにする第2規制手段
を設けたものである。
【0018】本発明の画像形成装置では、現像剤貯留部
から現像剤収容部に現像剤が逆流しないようにする第2
規制手段を設けたので、現像剤貯留部内の現像剤が、現
像剤収容部に逆流して現像剤が不足することがなくな
る。
【0019】前記現像剤貯留部は、前記現像剤担持体の
中心を通る水平線の上方に位置し、前記余剰現像剤収容
部は、前記水平線の下方に位置することが好ましい。
【0020】前記第2規制手段は、前記搬送手段に設け
たことが好ましい。
【0021】前記第2規制手段は、前記現像剤が搬送さ
れるときに通過する前記現像剤貯留部の開口部に設けた
ことが好ましい。
【0022】前記第2規制手段は、パドル形状であるこ
とが好ましい。
【0023】また、本発明は、前記現像装置を用いた画
像形成装置を提供するものである。なお、この画像形成
装置には、複数の現像装置が用いられていてもよい。さ
らには、現像装置を回転保持してもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る
現像装置1を有する4サイクルカラー画像形成装置2を
示す。
【0025】この4サイクルカラー画像形成装置2は、
底部に用紙カセット3が設けられ、中央部に感光体4が
設置されている。感光体4の周りには、帯電装置5、露
光装置6、現像部7、中間転写ベルト8およびブレード
9が配置されている。用紙カセット3から上方には、用
紙搬送路10が形成され、該用紙搬送路10には、転写
部11および定着・排紙部12が配置されている。ま
た、現像部7は、各色に対応する現像装置1が収容され
ている回転可能なラック13を有する。
【0026】この4サイクルカラー画像形成装置2は、
公知であるので、ここでは概略説明する。4サイクルカ
ラー画像形成装置2において、帯電装置5により感光体
4が一様に帯電され、露光装置6により、まず、イエロ
ー画像の画像信号に従ってイエローに対応する静電潜像
が感光体4上に形成され、現像領域Pにおいて感光体4
と対向するラック13の位置Tにあるイエロートナーを
収容した現像装置1Yにより現像される。この現像によ
って得られた感光体4上のイエロートナー像は、中間転
写ベルト8に静電的に転写される。トナー像が転写され
た後の感光体4表面上に残った残留トナーは、ブレード
9によって掻き取られ、クリーナボックス14内に回収
される。次に、イエロー画像のときと同様に、感光体4
上にマゼンダ画像に対応する静電潜像が形成される。一
方、ラック13を回転して、位置Tにマゼンダトナーを
収容した現像装置1Mを位置させる。これにより、マゼ
ンダに対応する静電潜像は、現像装置1Mにより現像さ
れる。そして、このマゼンダ画像は、中間転写ベルト8
上のイエロー画像に重ねて転写される。続いて、シアン
およびブラックの画像が、同様に中間転写ベルト8上に
重ね合わされてカラートナー画像が形成される。
【0027】この中間転写ベルト8上のカラートナー画
像は、用紙カセット3から用紙搬送路10を経て転写部
11に給紙された用紙上に転写される。次に、用紙上に
転写されたトナー画像は、定着・排紙部12により用紙
に定着される。その用紙は、排紙トレー15上に排紙さ
れる。また、用紙に転写した後の中間転写ベルト8上の
残留トナーは、図示しないブレードで掻き取られ回収さ
れる。
【0028】この画像形成装置2には、中間転写ベルト
8の下側に現像部7を設けることが好ましい。これによ
り、画像形成装置2の全体寸法の縮小化と、簡単な構造
の画像形成装置2が実現できる。また、用紙カセット3
から用紙を上方向に搬送して画像形成装置2の上面に排
出するように、用紙搬送路10を設けることにより、急
激な屈折部を除くことができ、厚紙などの用紙を搬送す
ることも可能となる。
【0029】前記現像装置1は、図1に示すように、現
像装置1が位置Tにある場合、図2の現像領域Pにおい
て感光体4に対向する開口部20と、内部にトナー収容
部21を有するトナーホッパー22からなる。トナー収
容部21には、非磁性1成分からなる現像剤であるトナ
ー23が貯蔵収容されている。
【0030】トナー収容部21には、攪拌搬送羽根24
を有するトナー攪拌搬送部材25が、図中反時計回り方
向(矢印a方向)に回転軸25aを中心にして回転駆動
可能に設けてある。トナー攪拌搬送部材25は、トナー
収容部21内に収容されているトナー23を、後述する
供給トナー貯留部27内に搬送するものである。
【0031】前記トナーホッパー22内のバッファ部2
6には、L字型の断面を有する供給トナー貯留部27が
設けられ、この供給トナー貯留部27の上面側にトナー
23が載せられ貯留されるようになっている。この供給
トナー貯留部27には、鉛直方向下側に伸長する第1規
制部材28が設けられ、この第1規制部材28は、トナ
ー攪拌搬送部材25によって搬送されるトナー23が、
後述する排出部35に侵入するのを防止する。
【0032】また、供給トナー貯留部27の開口部20
側の近傍において、鉛直方向上方側に供給ローラ29が
配置されている。供給ローラ29は、図中反時計回り方
向(矢印b方向)に回転駆動され、後述する現像ローラ
30に供給トナー貯留部27上のトナー23を供給する
ものである。
【0033】前記トナーホッパー22の開口部20に
は、現像剤担持体である現像ローラ30が、図中時計回
り方向に回転駆動される感光体4に非接触または接触の
状態で対向配置されている。また、現像ローラ30は、
図中反時計回り方向(矢印c方向)に回転駆動され、供
給ローラ29の表面と接触するように配置されている。
供給ローラ29に対して現像ローラ30の回転方向下流
側には、例えばSUS材からなるプレ帯電ブレード31
と、規制ブレード32が、現像ローラ30の表面に接触
するように配置されている。プレ帯電ブレード31は、
現像ローラ30表面のトナー23を60%程度帯電さ
せ、トナー23が現像ローラ30から落下することを防
止するものである。規制ブレード32の先端部は、例え
ば9度の折り曲げ角度、0.3mmの折り曲げ代でプレ
ス曲げされている。この規制ブレード32は、現像ロー
ラ30の表面上において搬送されるトナー23を適正量
に規制するとともに摩擦帯電し、現像に適した帯電量と
搬送量を有したトナー層を現像ローラ30に形成するも
のである。
【0034】また、現像ローラ30には、規制ブレード
32に対して現像ローラ30の回転方向下流側に、シー
ル材33が、現像ローラ30の表面に接触するように配
置されている。シール材33は、導電シート材からな
り、現像領域Pを通過して現像に使用されずに現像ロー
ラ30上に残ったトナー23に除電バイアス電位を印可
するものである。これにより、除電バイアス電位を印加
されたトナー23は、現像ローラ30と供給ローラ29
との速度差により掻き取られ、供給ローラ29が搬送す
るトナー23と再度混合される。
【0035】さらに、供給ローラ29の鉛直方向下方側
には排出ローラ34が配置されている。排出ローラ34
は、現像ローラ30の回転方向であるc方向と同方向の
図中反時計回り方向(矢印d方向)に回転駆動され、規
制ブレード32により現像ローラ30から掻き取られ、
排出部35内に移動したトナー23をトナー収容部21
内へ戻して循環させるものである。
【0036】次に、前記構成からなる現像装置1の動作
について説明する。
【0037】図1の位置Tにおける現像装置1のトナー
攪拌搬送部材25が、矢印a方向に回転することによ
り、トナー収容部21内のトナー23は、第1規制部材
28により排出部35に侵入することを規制されて鉛直
方向下側から上側に搬送され、供給トナー貯留部27内
に搬送されるので、現像するのに十分なトナー量が効率
的に供給トナー貯留部27まで搬送される。これによ
り、高濃度画像印字時においてもトナー23が不足する
ことなく、画像欠損が発生することもなくなる。排出部
35の余剰トナー23は、排出ローラ34により第1規
制部材28の下方を通ってトナー収容部21内に排出さ
れる。さらに、画像形成装置2内において回転保持され
た現像装置1であっても、確実に供給トナー貯留部27
内にトナー23を搬送することができる。
【0038】また、図3に示すように、第1規制部材2
8をウレタンシートのような弾性部材から形成し、先端
部を排出ローラ34に接触させることにより、排出部3
5におけるシール性を高め、より確実にトナー23が排
出部35に侵入することを防止してもよい。
【0039】さらに、図4に示すように、排出ローラ3
4の替わりに、回転駆動するパドル36(板状回転部
材)を設けて、その先端が弾性部材からなる第1規制部
材28に当接するようにしても良い。これにより、排出
部35におけるシール性が確実になるとともに、トナー
23の排出を円滑に行なう弁のような機能をパドル36
に持たせることが可能となる。
【0040】図5は、本発明の他の実施形態にかかる現
像装置1を示す。なお、以下に示す本発明の他の実施形
態において、図2と同一部分には同一符号を付して説明
を省略する。
【0041】この現像装置1において、トナー攪拌搬送
部材25は、前記実施形態のトナー攪拌搬送部材25の
回転方向aとは逆方向のe方向に回転され、トナー攪拌
搬送部材25の回転によりトナー23が排出部35に侵
入することなく、トナー23を供給トナー貯留部27内
に上方から搬送することができるようになっている。ま
た、トナー攪拌搬送部材25の先端部には、所定角度で
攪拌搬送羽根24と対向する向きに案内部材37が設け
られている。この案内部材37は、図5に示すように、
攪拌搬送羽根24によりトナー収容部21内の鉛直方向
上側まで搬送されたトナー23が、下方に落下すること
を防止するとともに、より確実に供給トナー貯留部27
内に案内することができるので、現像に使用される供給
トナー貯留部27内のトナー23が不足することなく、
画像欠損が発生することもなくなる。
【0042】また、図6に示すように、案内部材37を
供給トナー貯留部27の上端からトナー収容部21内に
突出するように設けても良い。
【0043】図7は、本発明のさらに他の実施形態にか
かる現像装置1を示す。なお、以下に示す本発明の他の
実施形態において、図2と同一部分には同一符号を付し
て説明を省略する。
【0044】この現像装置1は、供給トナー貯留部27
内にトナー23が搬送されるときに通過するバッファ開
口部27aにおいて、その上端からバッファ開口部27
a内側に伸長する板状の第2規制部材38を設け、バッ
ファ開口部27aの一部を遮蔽するようにしたものであ
る。これにより、ラック13が回転され、図1に示すよ
うに、現像装置1が位置Uにある場合に、第2規制部材
38は、供給トナー貯留部27内に搬送され蓄積された
トナー23が、トナー収容部21内に落下することを防
止するので、位置Tに回動直後であってもバッファ部2
6内のトナー23が不足することなく画像欠損が発生す
ることもない。
【0045】また、図8に示すように、トナー攪拌搬送
羽根24の先端部に第2規制部材38を設け、ラック1
3が回転するときにバッファ開口部27aを遮蔽するよ
うにトナー攪拌搬送部材25を停止させて、トナー貯留
部27内のトナー23がトナー収容部21内に落下する
ことを防止するようにしても良い。
【0046】また、図9に示すように、バッファ開口部
27aに回転軸38aを中心にして回転可能な板状部材
である第2規制部材38を設け、ラック13が回転する
回転動作に連動しバッファ開口部27aを遮蔽するよう
にしてもよい。
【0047】さらに、本実施形態では4サイクルカラー
画像形成装置を例にとって説明したが、本発明は、中間
転写ドラムに用紙を保持して用紙上で像を重ね合わせる
カラー画像形成装置、中間転写ベルトの下側に現像装置
を並べたタンデムカラー画像形成装置などの他のモノク
ロ/カラー画像形成装置にも適用できる。
【0048】
【発明の効果】本発明の現像装置では、現像剤収容部か
ら余剰現像剤収容部に現像剤が侵入しないようにする第
1規制手段を設けたので、現像剤収容部の現像剤が、余
剰現像剤収容部に侵入することなく、現像剤を現像剤貯
留部内に搬送することができ、現像剤貯留部内の現像剤
が不足することを防止することができる。これにより、
画像欠損が生じなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる現像装置を有する画像形成装
置の全体構成図。
【図2】 図1の本発明にかかる現像装置の拡大断面
図。
【図3】 図2と異なる第1規制部材を有する現像装置
の拡大断面図。
【図4】 図3と異なる排出ローラを有する現像装置の
拡大断面図。
【図5】 本発明の他の実施形態にかかる現像装置の拡
大断面図。
【図6】 図5と異なる案内部材を有する現像装置の拡
大断面図。
【図7】 本発明のさらに他の実施形態にかかる現像装
置の拡大断面図。
【図8】 図7と異なる第2規制部材を有する現像装置
の拡大断面図。
【図9】 図7と異なる第2規制部材を有する現像装置
の拡大断面図。
【図10】 従来の現像装置の拡大断面図。
【符号の説明】
1 現像装置 4 感光体(像担持体) 21 トナー収容部(現像剤収容部) 23 トナー(現像剤) 25 トナー攪拌搬送部材(搬送手段) 27 供給トナー貯留部(現像剤貯留部) 28 第1規制部材(第1規制手段) 29 供給ローラ(供給手段) 30 現像ローラ(現像剤担持体) 34 排出ローラ(排出手段) 32 規制ブレード(規制手段) 35 排出部(余剰現像剤収容部) 37 案内部材(案内手段) 38 第2規制部材(第2規制手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小鷺 祥史 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 中根 良樹 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 戸田 央 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 衛藤 浩一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 赤澤 隆史 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H077 AB03 AC03 AC04 AC05 AD02 AD06 AD13 AD17 AD18 EA16 GA12

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を保持し該現像材を像担持体に搬
    送して現像に供する現像剤担持体と、 前記現像剤担持体に前記現像剤を供給する供給手段と、 前記供給手段に供給する前記現像剤を貯留する現像剤貯
    留部と、 前記現像剤貯留部に前記現像剤を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段が搬送する前記現像剤を収容する現像剤収
    容部と、 前記現像剤担持体に供給された前記現像剤を適正な量に
    規制する規制手段と、 前記現像剤担持体の前記規制手段により規制された余剰
    現像剤を収容する余剰現像剤収容部と、 前記余剰現像剤収容部の前記余剰現像剤を前記現像剤収
    容部に排出し循環させる排出手段とからなる現像装置に
    おいて、 前記現像剤収容部から前記余剰現像剤収容部に前記現像
    剤が侵入しないように規制する第1規制手段を設けたこ
    とを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤貯留部は、前記現像剤担持体
    の中心を通る水平線の上方に位置し、前記余剰現像剤収
    容部は、前記水平線の下方に位置することを特徴とする
    請求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記排出手段は、前記第1規制手段と接
    触することを特徴とする請求項1または2に記載の現像
    装置。
  4. 【請求項4】 前記排出手段は、パドル、ローラ、およ
    びブラシのいずれかであることを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の現像装置を用いた画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 現像剤を保持し該現像材を像担持体に搬
    送して現像に供する現像剤担持体と、 前記現像剤担持体に前記現像剤を供給する供給手段と、 前記供給手段に供給する前記現像剤を貯留する現像剤貯
    留部と、 前記現像剤貯留部に前記現像剤を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段が搬送する前記現像剤を収容する現像剤収
    容部と、 前記現像剤担持体に供給された前記現像剤を適正な量に
    規制する規制手段と、 前記現像剤担持体の前記規制手段により規制された余剰
    現像剤を収容する余剰現像剤収容部と、 前記余剰現像剤収容部の前記余剰現像剤を前記現像剤収
    容部に排出し循環させる排出手段とからなる現像装置に
    おいて、 前記搬送手段が搬送する前記現像剤を前記現像剤貯留部
    に案内する案内手段を設けたことを特徴とする現像装
    置。
  7. 【請求項7】 前記現像剤貯留部は、前記現像剤担持体
    の中心を通る水平線の上方に位置し、前記余剰現像剤収
    容部は、前記水平線の下方に位置することを特徴とする
    請求項6に記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 前記案内手段は、前記搬送手段に設けた
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の現像装置。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の現像装置を用いた画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】 現像剤を保持し該現像材を像担持体に
    搬送して現像に供する現像剤担持体と、 前記現像剤担持体に前記現像剤を供給する供給手段と、 前記供給手段に供給する前記現像剤を貯留する現像剤貯
    留部と、 前記現像剤貯留部に前記現像剤を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段が搬送する前記現像剤を収容する現像剤収
    容部と、 前記現像剤担持体に供給された前記現像剤を適正な量に
    規制する規制手段と、 前記現像剤担持体の前記規制手段により規制された余剰
    現像剤を収容する余剰現像剤収容部と、 前記余剰現像剤収容部の前記余剰現像剤を前記現像剤収
    容部に排出し循環させる排出手段とからなる現像装置に
    おいて、 前記現像剤貯留部から前記現像剤収容部に前記現像剤が
    逆流しないように規制する第2規制手段を設けたことを
    特徴とする現像装置。
  11. 【請求項11】 前記現像剤貯留部は、前記現像剤担持
    体の中心を通る水平線の上方に位置し、前記余剰現像剤
    収容部は、前記水平線の下方に位置することを特徴とす
    る請求項10に記載の現像装置。
  12. 【請求項12】 前記第2規制手段は、前記搬送手段に
    設けたことを特徴とする請求項10または11に記載の
    現像装置。
  13. 【請求項13】 前記第2規制手段は、前記現像剤が搬
    送されるときに通過する前記現像剤貯留部の開口部に設
    けたことを特徴とする請求項10または11に記載の現
    像装置。
  14. 【請求項14】 前記第2規制手段は、パドルであるこ
    とを特徴とする請求項13に記載の現像装置。
  15. 【請求項15】 請求項10に記載の現像装置を用いた
    画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003280390A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Seiko Epson Corp 現像装置、画像形成装置及びコンピュータシステム

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