JP4331665B2 - 現像装置 - Google Patents

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Description

この発明は、トナー像を形成する像担持体にトナーを供給する現像装置に関する。
電子写真記録方式や静電記録方式を利用する画像形成装置においては、像担持体である感光体ドラム表面に静電潜像を形成し、この静電潜像に現像装置からトナーを付着させることにより顕像化する。そして、このように形成されたトナー像を記録媒体である記録用紙等に転写・定着することにより所望の画像を形成する。
像担持体表面の静電潜像をトナーによって顕像化する現像装置として、トナー及び磁性粒子(キャリア)からなる現像剤を現像装置内で攪拌し、トナー粒子を表面に静電潜像させたキャリアによって現像ローラの周面における磁力線方向の磁気ブラシを形成する磁気ブラシ現像法の2成分現像方式がある。2成分現像方式では、像担持体にトナーを供給することにより理想的には現像装置内のトナーのみが減少するため、トナーカートリッジ等のトナー供給部から新たなトナーを現像装置内に補充しなければならない。
図5は、従来の2成分現像方式の現像装置とトナーカートリッジとの構成を示す側面断面図である。同図に示すように、従来の現像装置は、現像剤収容器211内に軸方向が平行に配置された攪拌ローラ(攪拌部材)212a,212b、攪拌ローラ212a,212bの軸方向に平行であって感光体ドラム203に対向する現像ローラ213、該現像ローラ213に対向するドクターブレード214等から構成されている。
また、現像剤収容器211は、図6に示すように攪拌ローラ212a,212bの軸方向の両端で連通する凹状の2つの部屋であるA室,B室を形成する仕切板215を備えている。図6は、図5に示すX−X′断面を示す断面図である。
さらに、現像剤収容器211の現像ローラ213側と対向する端部側の上面には、トナーカートリッジ202が接続されるトナー補給口230が形成されている。トナーカットリッジ202から現像剤収容器211内に供給されたトナーは、現像剤を搬送する搬送経路である図6に示す矢印に沿って現像装置の現像剤収容器211内で攪拌ローラ212a,212bにより現像剤と攪拌されつつ現像ローラ213に供給される。
上述のような搬送経路を形成する現像剤収容器211を備えた現像装置の構成以外にも、図7に示すようなトナー補給口230から補給された新たなトナーを一旦収容するトナー収容部220及び該トナー収容部220に連通する現像剤収容部225等から構成される現像剤収容器211を備えた構成のもの(例えば、特許文献1参照。)もある。補給された新たなトナーは、図7に示すように攪拌ローラ212bによってトナー収容部220から現像剤収容部225に搬送され、攪拌ローラ212b及び攪拌ローラ212aによって搬送経路である同図に示す矢印に沿って現像剤と攪拌しつつ搬送される。
近年は、高画質化によりトナーが小粒径化(5〜8ミクロン以下)しているので、トナーを現像剤に混合する(攪拌する)ことが従来よりも難しくなり、より一層トナーが遊離し易くなっている。そのため、トナーと現像剤との攪拌性能の向上が必要となっている。
特開平9−120201号公報
しかしながら、上述のような図5に示した構成や特許文献1の構成では、攪拌ローラによる攪拌だけでは補給された新たなトナーが十分に現像剤に攪拌されずに搬送され、トナーが十分に帯電しない状態で現像ローラを介して感光体ドラムに付着するため、感光体ドラムから遊離してしまう等の問題が生じていた。
この発明の目的は、小粒径のトナーであっても撹拌ローラにおける磁性粒子との攪拌性能を向上させることができる現像装置を提供することにある。
この発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を備えている。
(1) 補給されたトナーを一旦収容するトナー収容部と、
前記トナー収容部と連通した位置を基点とし、現像を行う現像手段を経由して循環する磁性粒子及び前記トナーを含む現像剤の搬送経路を形成する現像剤収容部と、
前記搬送経路から前記トナー収容部を経由し、再び前記搬送経路に連通する前記現像剤のうちの一部の現像剤の副搬送経路と、
前記トナー収容部及び前記現像剤収容部の内部に位置し、少なくとも前記副搬送経路の一部に沿って前記トナー収容部から前記一部の現像剤及び前記トナーを攪拌しつつ搬送し、且つ、前記搬送経路に沿って前記トナー及び前記現像剤を攪拌しつつ搬送する現像剤撹拌手段と、を備え
前記副搬送経路のうち前記現像剤収容部から前記トナー収容部に向かう方向の副搬送経路は、前記トナー収容部の内部に位置する前記撹拌部材に向かって下方に傾斜していることを特徴とする。
この構成においては、副搬送経路に導かれた搬送経路上の一部の現像剤が、攪拌部材によって副搬送経路上のトナー収容部に補給された新たなトナーと攪拌されつつ再び搬送経路に搬送される。したがって、補給された新たなトナーがトナー収容部において予め一部の現像剤と攪拌された状態で搬送されて現像剤収容部に収容されている現像剤と攪拌され、トナー収容部における一部の現像剤と新たなトナーとが攪拌された現像剤と現像剤収容部に収容されている現像剤との比重が、新たなトナーのみと現像剤収容器に収容されている現像剤との比重よりも小さくなるので、予め一部の現像剤と攪拌された新たなトナーが現像剤収容部において現像剤と攪拌され易い。
また、少量の一部の現像剤がトナー収容部に搬送されるだけなので、トナー収容部において現像剤と新たなトナーとが攪拌され易く、また現像剤の搬送性能を阻害することがない。
さらに、副搬送経路のうち現像剤収容部からトナー収容部へ向かう方向の副搬送経路がトナー収容部の内部に位置する攪拌部材に向かって下方に傾斜した下り坂の状態となっている。したがって、自重により副搬送経路上の一部の現像剤が攪拌部材に向かって移動して補給された新たなトナーと攪拌される。
(2)前記副搬送経路は、前記現像剤収容部内を循環する前記搬送経路の前記現像手段よりも下流側に搬送された前記一部の現像剤を前記トナー収容部に搬送することを特徴とする。
この構成においては、現像剤収容部内を循環する搬送経路の現像手段よりも下流側から副搬送経路に一部の現像剤が導かれる。したがって、現像手段に現像剤が供給された後に一部の現像剤がトナー収容部に搬送されるので、現像手段へ供給される現像剤の量が減少することがなく、現像剤の搬送性能が低下することがない。
(3)前記副搬送経路のうち前記現像剤収容部から前記トナー収容部に向かう方向の副搬送経路は、下方に傾斜していることを特徴とする。
この構成においては、副搬送経路のうち現像剤収容部からトナー収容部へ向かう方向の副搬送経路が下方に傾斜した下り坂の状態となっている。したがって、搬送経路から副搬送経路に導かれた一部の現像剤が、自重により、また搬送経路上において付与された搬送力により、トナー収容部の内部に向かって移動する。
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)トナー収容部において一部の現像剤と新たなトナーとを攪拌しつつ現像剤収容部に搬送することによって、トナー収容部に収容された新たなトナーを現像剤収容部において現像剤と攪拌し易くできるので、搬送性能を維持しつつ攪拌性能を向上させることができる。
(2)現像手段に現像剤が供給された後に一部の現像剤をトナー収容部に搬送することによって、現像手段に対する現像剤の搬送性能を維持することができる。
(3)副搬送経路のうち現像剤収容部からトナー収容部に向かう方向の副搬送経路を下方に傾斜させることによって、搬送経路上の一部の現像剤を容易に搬送経路からトナー収容部の内部に搬送することができる。
(4)平面視において、副搬送経路のうち現像剤収容部からトナー収容部に向かう副搬送経路を搬送経路に対して傾斜させることによって、搬送経路上の現像剤のうちの一部の現像剤を分離し易くできる。
(5)副搬送経路をトナー収容部の内部に位置する攪拌部材に向かって下方に傾斜させることによって、トナー収容部の内部において副搬送経路上の一部の現像剤と補給された新たなトナーとを攪拌部材を用いて効率的に攪拌することができる。
以下、この発明の最良の実施形態に係る現像装置を備えた画像形成装置を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。画像形成装置100は、読み取った原稿の画像データやネットワーク等を介して送信された画像データに基づいて用紙に対して多色および単色の画像を形成する。このため、画像形成装置100は、露光ユニットE、感光体ドラム101(101a〜101d)、現像装置102(102a〜102d)、帯電ローラ103(103a〜103d)、クリーニングユニット104(104a〜104d)、中間転写ベルト11、一次転写ローラ13(13a〜13d)、二次転写ローラ14、定着装置15、用紙搬送路P1,P2,P3、給紙カセット16、手差し給紙トレイ17及び排紙トレイ18等を備えている。
画像形成装置100は、ブラック(K)及びカラー画像を色分解して得られる減法混色の3原色であるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4色の各色相に対応した画像データを用いて画像形成部Pa〜Pdにおいて画像形成を行う。画像形成部Pa〜Pdは、同様の構成であり、例えばブラックの画像形成部Paは、感光体ドラム101a、現像装置102a、帯電ローラ103a、転写ローラ13a及びクリーニングユニット104a等から構成される。この画像形成部Pa〜Pdは、中間転写ベルト11の移動方向(副走査方向)に一列に配列されている。
帯電ローラ103は、感光体ドラム101の表面を所定の電位に均一に帯電させる接触方式の帯電器である。帯電ローラ103に代えて、帯電ブラシを用いた接触方式の帯電器、又は、帯電ワイヤを用いた非接触方式の帯電器を用いることもできる。この発明の露光装置である露光ユニットEは、図示しない半導体レーザ、ポリゴンミラー4及び第1反射ミラー7及び第2反射ミラー8等を備えており、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの各色相の画像データによって変調されたレーザビーム等の光ビームのそれぞれを感光体ドラム101a〜101dのそれぞれに照射する。感光体ドラム101a〜101dのそれぞれには、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの各色相の画像データによる静電潜像が形成される。
現像装置102は、静電潜像が形成された感光体ドラム101の表面にトナーを供給し、静電潜像をトナー像に現像する。現像装置102a〜102dのそれぞれは、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの各色相のトナーを収納しており、感光体ドラム101a〜101dのそれぞれに形成された各色相の静電潜像をブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの各色相のトナー像に顕像化する。クリーニングユニット104は、現像・画像転写後における感光体ドラム101上の表面に残留したトナーを除去・回収する。
感光体ドラム101の上方に配置されている中間転写ベルト11は、駆動ローラ11aと従動ローラ11bとの間に張架されてループ状の移動経路を形成している。中間転写ベルト11の外周面は、感光体ドラム101d、感光体ドラム101c、感光体ドラム101b及び感光体ドラム101aにこの順に対向する。この中間転写ベルト11を挟んで各感光体ドラム101a〜101dに対向する位置に、一次転写ローラ13a〜13dが配置されている。中間転写ベルト11が感光体ドラム101a〜101dに対向する位置のそれぞれが一次転写位置である。また、中間転写ベルト11は、厚さ100〜150μm程度のフィルムで形成されている。
一次転写ローラ13a〜13dには、感光体ドラム101a〜101dの表面に担持されたトナー像を中間転写ベルト11上に転写するために、トナーの帯電極性と逆極性の一次転写バイアスが定電圧制御によって印加される。これによって、感光体ドラム101(101a〜101d)に形成された各色相のトナー像は中間転写ベルト11の外周面に順次重ねて転写され、中間転写ベルト11の外周面にフルカラーのトナー像が形成される。
但し、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色相の一部のみの画像データが入力された場合には、4つの感光体ドラム101a〜101dのうち、入力された画像データの色相に対応する一部の感光体101のみにおいて静電潜像及びトナー像の形成が行われる。例えば、モノクロ画像形成時には、ブラックの色相に対応した感光体ドラム101aのみにおいて静電潜像の形成及びトナー像の形成が行われ、中間転写ベルト11の外周面にはブラックのトナー像のみが転写される。
各一次転写ローラ13a〜13dは、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)を素材とする軸の表面を導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により被覆して構成されており、導電性の弾性材によって中間転写ベルト11に均一に高電圧を印加する。
各一次転写位置において中間転写ベルト11の外周面に転写されたトナー像は、中間転写ベルト11の回転によって、二次転写ローラ14との対向位置である二次転写位置に搬送される。二次転写ローラ14は、画像形成時において、内周面が駆動ローラ11aの周面に接触する中間転写ベルト11の外周面に所定のニップ圧で圧接されている。給紙カセット16又は手差し給紙トレイ17から給紙された用紙が二次転写ローラ14と中間転写ベルト11との間を通過する際に、二次転写ローラ14にトナーの帯電極性とは逆極性の高電圧が印加される。これによって、中間転写ベルト11の外周面から用紙の表面にトナー像が転写される。
なお、感光体ドラム101から中間転写ベルト11に付着したトナーのうち用紙上に転写されずに中間転写ベルト11上に残存したトナーは、次工程での混色を防止するために、クリーニングユニット12によって回収される。
トナー像が転写された用紙は、定着装置15に導かれ、加熱ローラ15aと加圧ローラ15bとの間を通過して加熱及び加圧を受ける。これによって、トナー像が、用紙の表面に堅牢に定着する。トナー像が定着した用紙は、排紙ローラ18aによって排紙トレイ18上に排出される。
画像形成装置100には、用紙カセット16に収納されている用紙を二次転写ローラ14と中間転写ベルト11との間及び定着装置15を経由して排紙トレイ18に送るための略垂直方向の用紙搬送路P1が設けられている。用紙搬送路P1には、用紙カセット16内の用紙を一枚ずつ用紙搬送路P1内に繰り出すピックアップローラ16a、繰り出された用紙を上方に向けて搬送する搬送ローラr、搬送されてきた用紙を所定のタイミングで2次転写ローラ14と中間転写ベルト11との間に導くレジストローラ19、及び、用紙を排紙トレイ18に排出する排紙ローラ18aが配置されている。
また、画像形成装置100の内部には、手差し給紙トレイ17からレジストローラ19に至る間に、ピックアップローラ17a及び搬送ローラrを配置した用紙搬送路P2が形成されている。さらに、排紙ローラ18aから用紙搬送路P1におけるレジストローラ19の上流側に至る間には、用紙搬送路P3が形成されている。
排紙ローラ18aは、正逆両方向に回転自在にされており、用紙の片面に画像を形成する片面画像形成時、及び、用紙の両面に画像を形成する両面画像形成における第2面画像形成時に正転方向に駆動されて用紙を排紙トレイ18に排出する。一方、両面画像形成における第1面画像形成時には、排出ローラ18aは、用紙の後端が定着装置15を通過するまで正転方向に駆動された後、用紙の後端部を挟持した状態で逆転方向に駆動されて用紙を用紙搬送路P3内に導く。これによって、両面画像形成時に片面のみに画像が形成された用紙は、表裏面及び前後端を反転した状態で用紙搬送路P1に導かれる。
レジストローラ19は、用紙カセット16若しくは手差し給紙トレイ17から給紙され、又は、用紙搬送路P3を経由して搬送された用紙を、中間転写ベルト11の回転に同期したタイミングで2次転写ローラ14と中間転写ベルト11との間に導く。このため、レジストローラ19は、感光体ドラム101や中間転写ベルト11の動作開始時には回転を停止しており、中間転写ベルト11の回転に先立って給紙又は搬送された用紙は、前端をレジストローラ19に当接させた状態で用紙搬送路P1内における移動を停止する。この後、レジストローラ19は、2次転写ローラ14と中間転写ベルト11とが圧接する位置で、用紙の前端部と中間転写ベルト11上に形成されたトナー像の前端部とが対向するタイミングで回転を開始する。
なお、画像形成部Pa〜Pdの全てにおいて画像形成が行われるフルカラー画像形成時には、一次転写ローラ13a〜13dが中間転写ベルト11を感光体ドラム101a〜101dの全てに圧接させる。一方、画像形成部Paのみにおいて画像形成が行われるモノクロ画像形成時には、一次転写ローラ13aのみを中間転写ベルト11を感光体ドラム101aに圧接させる。
図2は、上記画像形成装置に備えられる本発明の実施形態に係る現像装置102aの側面断面図である。図3は、図2に示すX−X′断面を示す断面図である。例えば、ブラックの現像装置102aは、現像剤収容器21aを有し、現像剤収容器21a内にキャリア及びトナーの現像剤を収容し、画像形成時に感光体ドラム101aにトナーを供給する。また、現像装置102aは、現像剤収容器21a内に位置する2本の攪拌ローラ22a,23a、現像ローラ(本発明の現像手段に相当する。)24a、層規制部材25a等から構成される。
現像剤収容器21aは、図3に示すようにトナー収容部50a及び現像剤収容部51a等から構成されている。トナー収容部50aは、トナーカートリッジ30aに接続されたトナー補給口26aから落下してくる新たなトナーを一旦収容し、現像剤収容部51aに供給する。また、トナー収容部50aは、現像剤収容部51aに連通した状態で攪拌ローラ23aの一部を内部に備えている。
現像剤収容部51aは、感光体ドラム101aの軸方向を幅方向として、感光体ドラム101aに面する側に開口部を有している。現像剤収容部51aの内部には、幅方向の両端が現像剤収容部51aの内壁まで達していない、両端が現像剤収容部51aの幅方向の内壁から所定距離だけ離れた位置までの長さの仕切板27aが攪拌ローラ22a,23aの間に配置されている。
この仕切板27aは、幅方向の両端で連通する凹状の2つの部屋であるA室,B室を形成している。また、仕切板27aは、B室内の現像剤がA室内に溢れない程度に現像剤収容部51aの上内壁との間に隙間を設けた構成となっている。なお、本実施形態では仕切板27aと現像剤収容部51aの上内壁との間に隙間を有しているが、隙間を有していなくても仕切板27aと現像剤収容部51aの上内壁とを接続させてもよい。
この発明の攪拌部材に想到する攪拌ローラ22a,23aは、螺旋羽根40aを有する回転体であり、その軸方向が現像剤収容器21aの幅方向と一致する方向で設置されている。また、攪拌ローラ22aはA室内に配置され、攪拌ローラ23aはB室内に配置されている。さらに、攪拌ローラ22a,23aは、それぞれ現像剤収容部51aの外部においてギア列29aを介して接続され、互いに逆方向に回転する。
また、攪拌ローラ22a,23aは、回転によりトナー収容部50a、現像剤収容部51aのA室内及びB室内のそれぞれに収容されているトナー及び現像剤を攪拌しつつ搬送する。ここで、トナー収容部50a及び現像剤収容部51aに収容されているトナー及び現像剤の搬送は、搬送経路Y及び副搬送経路Zに沿って行われる。
搬送経路Yは、現像剤収容部51aがトナー収容部50aに連通する位置を基準としてA室内からB室内を仕切板27aを中心に循環(一巡)している。副搬送経路Zは、搬送経路Yの現像ローラ24aよりも下流側からトナー収容部50aを経由し、現像剤収容部51aがトナー収容部50aに連通する位置において搬送経路Yに連通する。副搬送経路Zは、搬送経路Yにおいて循環している現像剤のうちの一部の現像剤を、トナー収容部50aに搬送してトナーカートリッジ30aから補給された新たなトナーと攪拌しつつ再び搬送経路Yに搬送する。
図4(A)は図3に示すトナー収容部50aを示す断面図、図4(B)はトナー収容部50aを図4(A)に示す矢印F方向から見た正面図、図4(C)は図4(B)に示すX−X′断面を示す断面図である。副搬送経路Zのうち現像剤収容部Yからトナー収容部50aに向かう副搬送経路Zは、図3及び図4(A)に示すように、平面視において現像剤収容部51aから攪拌ローラ22a側の内部の側面Qに沿って形成され、搬送経路Yに対して傾斜している。これにより、搬送経路Y上において現像剤に付与された搬送力を利用できるので、現像剤から一部の現像剤を分離し易くなる。
また、副搬送経路Zのうち現像剤収容部51aからトナー収容部50aに向かう方向の副搬送経路Zは、図4(B)に示すように攪拌ローラ23aに向かって下方に傾斜している。これにより、副搬送経路Z上の現像剤が自重により攪拌ローラに23aに向かって移動するので、トナー収容部50aの内部において副搬送経路Z上の現像剤と補給された新たなトナーとを攪拌ローラ23aを用いて効率的に攪拌することができる。
さらに、副搬送経路Zのうち現像剤収容部51aからトナー収容部50aに向かう方向の副搬送経路Zは、図4(C)に示すように現像剤収容部51aからトナー収容部50aに向かって下方に傾斜している。これにより、搬送経路Zから副搬送経路Yに導かれた一部の現像剤が、自重により、また搬送経路Y上において付与された搬送力により、トナー収容部50aの内部に向かって移動するので、搬送経路Y上の一部の現像剤を容易に搬送経路Yからトナー収容部50aの内部に搬送することができる。
現像ローラ24aは、一部が現像剤収容部51a開口部から外部に露出して感光体ドラム101aに所定のギャップ(距離)を有して対向し、軸方向が攪拌ローラ22a,23aの軸方向と平行に配置されている。また、現像ローラ24aは、攪拌ローラ22aと同方向に回転する。
層規制部材25aは、所定のギャップを有し、現像剤収容器21a内のトナーが必要以上に現像ローラ24aに付着しないように規制する。トナーカートリッジ30aは、トナー補給ローラ31aを有する補給口32a、内部に位置する攪拌羽根33a等から構成され、補給口32aをトナー補給口26aに接続した状態でトナー収容部50aの上方に配置される。また、トナーカートリッジ30aは、トナー補給ローラ31aの回転によりトナー補給口26aを介して現像剤収容器21aにトナーを供給する。攪拌羽根33aは、トナーカートリッジ30a内部に収容されているトナーを攪拌する。
以上のように、この発明の現像装置102aに搬送経路Y及び副搬送経路Zを備え、搬送経路Y上を搬送される現像剤のうちの一部の現像剤を副搬送経路Z上で搬送することによって、補給された新たなトナーがトナー収容部50aにおいて予め一部の現像剤と攪拌された状態で搬送され、現像剤収容部51aに収容されている現像剤と攪拌され、トナー収容部50aにおける一部の現像剤と新たなトナーとが攪拌された現像剤と現像剤収容部51aに収容されている現像剤との比重が、新たなトナーのみと現像剤収容部51aに収容されている現像剤との比重よりも小さくなるので、トナー収容部50aに収容された新たなトナーを現像剤収容部51aにおいて現像剤と攪拌させ易い。
また、少量の一部の現像剤をトナー収容部50aに搬送するだけなので、トナー収容部50aにおいて現像剤と新たなトナーとを攪拌させ易く、現像剤の搬送性能を阻害することがない。したがって、搬送性能を維持しつつ攪拌性能を向上させることができる。
さらに、現像ローラ24aに現像剤が供給された後に一部の現像剤をトナー収容部50aに搬送することによって、現像ローラ24aに供給される現像剤の量が減少することがないので、現像ローラ24aに対する現像剤の搬送性能を維持することができる。
なお、本実施形態では、ブラックの現像装置102aを用いて説明したが、その他の現像装置102b〜102dについても同様の構成であるので、上述と同様の効果を得ることができる。
この発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 この発明の実施形態に係る現像装置の簡単な構成を示す側面断面図である。 図2に示すX−X′断面を示す断面図である。 この発明の実施形態に係る現像装置に備えられるトナー収容部の簡単な構成を示す説明図である。 従来の2成分現像方式の現像装置とトナーカートリッジとの構成を示す側面断面図である。 図5に示すX−X′断面を示す断面図である。 従来の従来の2成分現像方式の現像装置とトナーカートリッジとの構成を示す断面図である。
符号の説明
21−現像剤収容器
22,23−攪拌ローラ
24−現像ローラ
26−トナー補給口
27−仕切板
31−トナー補給ローラ
40−螺旋羽根
50−トナー収容部
51−現像剤収容部
100−画像形成装置
101−感光体ドラム
102−現像装置
Y−搬送経路
Z−副搬送経路

Claims (3)

  1. 補給されたトナーを一旦収容するトナー収容部と、
    前記トナー収容部と連通した位置を基点とし、現像を行う現像手段を経由して循環する磁性粒子及び前記トナーを含む現像剤の搬送経路を形成する現像剤収容部と、
    前記搬送経路から前記トナー収容部を経由し、再び前記搬送経路に連通する前記現像剤のうちの一部の現像剤の副搬送経路と、
    前記トナー収容部及び前記現像剤収容部の内部に位置し、少なくとも前記副搬送経路の一部に沿って前記トナー収容部から前記一部の現像剤及び前記トナーを攪拌しつつ搬送し、且つ、前記搬送経路に沿って前記トナー及び前記現像剤を攪拌しつつ搬送する現像剤撹拌手段と、を備え
    前記副搬送経路のうち前記現像剤収容部から前記トナー収容部に向かう方向の副搬送経路は、前記トナー収容部の内部に位置する前記撹拌部材に向かって下方に傾斜していることを特徴とする現像装置。
  2. 前記副搬送経路は、前記現像剤収容部内を循環する前記搬送経路の前記現像手段よりも下流側に搬送された前記一部の現像剤を前記トナー収容部に搬送することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記副搬送経路のうち前記現像剤収容部から前記トナー収容部に向かう方向の副搬送経路は、下方に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
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