JP2002072675A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
- Publication number
- JP2002072675A JP2002072675A JP2000262423A JP2000262423A JP2002072675A JP 2002072675 A JP2002072675 A JP 2002072675A JP 2000262423 A JP2000262423 A JP 2000262423A JP 2000262423 A JP2000262423 A JP 2000262423A JP 2002072675 A JP2002072675 A JP 2002072675A
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- Japan
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- roller
- developing roller
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 現像ローラに対するシール部材の当たりを低
荷重にでき、フィルミング等の発生を押さえることがで
きるようにする。 【解決手段】 ハウジング2内に現像ローラ1を配設し
て該現像ローラ1上にトナーの薄膜を形成し、像担持体
上に形成された静電潜像をトナー像に可視像化する現像
装置において、現像ローラ1のニップ下流側のハウジン
グ2との隙間に一定の角度を持たせ位置を変えて2枚の
シール部材3、4を配置し、現像ローラ1に対する当た
りを低荷重にすることができ、フィルミング等の発生を
押さえることができるようにする。それぞれのシート部
材3、4に現像ローラ1に対して直角にではなく一定の
角度を持たせることにより、筐体のソリや衝撃に対して
もそれぞれ違った角度で現像ローラ1に当たるようにな
るため、効果的にシールを行うことができる。
荷重にでき、フィルミング等の発生を押さえることがで
きるようにする。 【解決手段】 ハウジング2内に現像ローラ1を配設し
て該現像ローラ1上にトナーの薄膜を形成し、像担持体
上に形成された静電潜像をトナー像に可視像化する現像
装置において、現像ローラ1のニップ下流側のハウジン
グ2との隙間に一定の角度を持たせ位置を変えて2枚の
シール部材3、4を配置し、現像ローラ1に対する当た
りを低荷重にすることができ、フィルミング等の発生を
押さえることができるようにする。それぞれのシート部
材3、4に現像ローラ1に対して直角にではなく一定の
角度を持たせることにより、筐体のソリや衝撃に対して
もそれぞれ違った角度で現像ローラ1に当たるようにな
るため、効果的にシールを行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジング内に現
像ローラを配設して該現像ローラ上にトナーの薄膜を形
成し、像担持体上に形成された静電潜像をトナー像に可
視像化する現像装置に関する。
像ローラを配設して該現像ローラ上にトナーの薄膜を形
成し、像担持体上に形成された静電潜像をトナー像に可
視像化する現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法を用いた画像形成装置では、
回転駆動される感光体等の像担持体上に潜像形成装置に
より静電潜像を形成し、現像装置により搬送されたトナ
ーを付与して静電潜像を現像しトナー像として可視像化
する。図3は現像装置の概略全体構造の1例を示す図で
あり、1は現像ローラ、10は現像装置、11は現像
室、12はサブホッパー、13は台、14は現像器、1
5はアジテータ機構、16はトナー補給口、17はトナ
ーカートリッジ、18は供給ローラ、19は層形成部
材、20は潜像担持体を示す。なお、フルカラー現像装
置の場合、Y,M,C,Kの現像装置があるが、図3で
は1つの現像装置のみ示している。
回転駆動される感光体等の像担持体上に潜像形成装置に
より静電潜像を形成し、現像装置により搬送されたトナ
ーを付与して静電潜像を現像しトナー像として可視像化
する。図3は現像装置の概略全体構造の1例を示す図で
あり、1は現像ローラ、10は現像装置、11は現像
室、12はサブホッパー、13は台、14は現像器、1
5はアジテータ機構、16はトナー補給口、17はトナ
ーカートリッジ、18は供給ローラ、19は層形成部
材、20は潜像担持体を示す。なお、フルカラー現像装
置の場合、Y,M,C,Kの現像装置があるが、図3で
は1つの現像装置のみ示している。
【0003】図3において、潜像担持体20は、表面に
感光層が形成された弾性ローラからなり、表面が他部
材、例えば帯電装置と当接する位置において弾性ローラ
を内方から支持するバックアップローラが設けられてい
る。現像装置10は、例えば潜像担持体20に対向して
設けられ、現像器筐体14が台13に固定され、サブホ
ッパー12内にはトナーカートリッジ17からトナー補
給口16を通して供給される現像剤を現像室11へ攪拌
搬送するアジテータ機構15、アジテータ機構15から
搬送された現像剤を供給する供給ローラ18、供給ロー
ラ18と弾性接触して表面に供給された現像剤を潜像担
持体20に移行させる現像ローラ(現像剤担持体)1、
現像ローラ1の表面の現像剤薄層の厚みを規制する層形
成部材(規制ブレード)19を備えている。
感光層が形成された弾性ローラからなり、表面が他部
材、例えば帯電装置と当接する位置において弾性ローラ
を内方から支持するバックアップローラが設けられてい
る。現像装置10は、例えば潜像担持体20に対向して
設けられ、現像器筐体14が台13に固定され、サブホ
ッパー12内にはトナーカートリッジ17からトナー補
給口16を通して供給される現像剤を現像室11へ攪拌
搬送するアジテータ機構15、アジテータ機構15から
搬送された現像剤を供給する供給ローラ18、供給ロー
ラ18と弾性接触して表面に供給された現像剤を潜像担
持体20に移行させる現像ローラ(現像剤担持体)1、
現像ローラ1の表面の現像剤薄層の厚みを規制する層形
成部材(規制ブレード)19を備えている。
【0004】現像ローラ1と供給ローラ18とは弾性接
触して周速差をもってアゲインスト方向に回転し、現像
剤を擦り付けるようにして現像ローラ表面に所定厚み
(例えば、数100μm)の厚みの現像剤層を形成す
る。この時、現像剤は現像ローラ1と供給ローラ18と
の摩擦により所定極性に帯電し、さらに層形成部材19
で10μm程度の層厚に規制され、このときブレードと
の摩擦によっても同じ極性に帯電する。現像ローラ1と
潜像担持体20はフォワード方向に回転して、周速差に
よりスリップしながら潜像担持体上の静電潜像を接触現
像する。
触して周速差をもってアゲインスト方向に回転し、現像
剤を擦り付けるようにして現像ローラ表面に所定厚み
(例えば、数100μm)の厚みの現像剤層を形成す
る。この時、現像剤は現像ローラ1と供給ローラ18と
の摩擦により所定極性に帯電し、さらに層形成部材19
で10μm程度の層厚に規制され、このときブレードと
の摩擦によっても同じ極性に帯電する。現像ローラ1と
潜像担持体20はフォワード方向に回転して、周速差に
よりスリップしながら潜像担持体上の静電潜像を接触現
像する。
【0005】そのため現像ローラ1には、例えば潜像担
持体20に対して現像剤を付着させて画像を形成するよ
うな交流重畳バイアスが印加され、さらに、供給ローラ
18には、現像ローラ1に現像剤を供給するために電界
を形成するバイアスが印加されている。例えば供給ロー
ラ18には、現像ローラ1に対してイエローとマゼンタ
現像器でIS =−2μA、シアン現像器でIS =−3μ
A、ブラック現像器でIS =−5μAの定電流が流れる
ような定電流電圧電源が接続される。また、現像ローラ
1、供給ローラ18に対しては、潜像担持体20の潜像
を現像する時にのみ電圧を印加し、その他の期間は電圧
を印加しないように制御される。
持体20に対して現像剤を付着させて画像を形成するよ
うな交流重畳バイアスが印加され、さらに、供給ローラ
18には、現像ローラ1に現像剤を供給するために電界
を形成するバイアスが印加されている。例えば供給ロー
ラ18には、現像ローラ1に対してイエローとマゼンタ
現像器でIS =−2μA、シアン現像器でIS =−3μ
A、ブラック現像器でIS =−5μAの定電流が流れる
ような定電流電圧電源が接続される。また、現像ローラ
1、供給ローラ18に対しては、潜像担持体20の潜像
を現像する時にのみ電圧を印加し、その他の期間は電圧
を印加しないように制御される。
【0006】上記現像装置では、現像剤を搬送する現像
ローラ1の両端部や下流側でトナーが流出して機内を汚
染するのを防止するためにシール部材が用いられる。例
えば現像後の現像に寄与しなかった現像剤は、現像装置
側に回収されるときに、トナー飛散が生じるので、この
ような現像剤の飛散を防止するために現像ローラ1の下
流側、つまり、現像ローラ1の底部に弾性シール部材が
接触して配置される(例えば特開平8−254896号
公報参照)。シール部材としては、例えばSUS、アル
ミニウム、リン青銅などの金属材料やウレタン、ポリエ
チレンフタレート、PFA、PTFEなどのフッ素系樹
脂からなる弾性シール部材が用いられる。
ローラ1の両端部や下流側でトナーが流出して機内を汚
染するのを防止するためにシール部材が用いられる。例
えば現像後の現像に寄与しなかった現像剤は、現像装置
側に回収されるときに、トナー飛散が生じるので、この
ような現像剤の飛散を防止するために現像ローラ1の下
流側、つまり、現像ローラ1の底部に弾性シール部材が
接触して配置される(例えば特開平8−254896号
公報参照)。シール部材としては、例えばSUS、アル
ミニウム、リン青銅などの金属材料やウレタン、ポリエ
チレンフタレート、PFA、PTFEなどのフッ素系樹
脂からなる弾性シール部材が用いられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにPETや
ウレタンのシート等のシートを現像ローラに当てる従来
のシールでは、さらに、衝撃等に対してシール性を向上
させたい場合には、そのバックアップにスポンジ等の緩
衝部材を入れて構成していた。しかし、シール性を向上
させると、自ずと現像ローラに対してシール部材が強く
当たることになり、そのため、現像ローラ上のトナーを
掻き落としたり、トナーを現像ローラにこすったりし
て、フィルミングを助長するといった問題が生じる。
ウレタンのシート等のシートを現像ローラに当てる従来
のシールでは、さらに、衝撃等に対してシール性を向上
させたい場合には、そのバックアップにスポンジ等の緩
衝部材を入れて構成していた。しかし、シール性を向上
させると、自ずと現像ローラに対してシール部材が強く
当たることになり、そのため、現像ローラ上のトナーを
掻き落としたり、トナーを現像ローラにこすったりし
て、フィルミングを助長するといった問題が生じる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、現像ローラに対するシール部材の
当たりを低荷重にでき、フィルミング等の発生を押さえ
ることができるようにするものである。
決するものであって、現像ローラに対するシール部材の
当たりを低荷重にでき、フィルミング等の発生を押さえ
ることができるようにするものである。
【0009】そのために本発明は、ハウジング内に現像
ローラを配設して該現像ローラ上にトナーの薄膜を形成
し、像担持体上に形成された静電潜像をトナー像に可視
像化する現像装置において、前記現像ローラのニップ下
流側のハウジングとの隙間に一定の角度を持たせ位置を
変えて2枚のシール部材を配置したことを特徴とし、前
記2枚のシール部材は、ウレタンシートであり、前記2
枚のシール部材の位置は、それぞれ前記現像ローラの鉛
直方向と水平方向の撓みに対して有効な位置であること
を特徴とするものである。
ローラを配設して該現像ローラ上にトナーの薄膜を形成
し、像担持体上に形成された静電潜像をトナー像に可視
像化する現像装置において、前記現像ローラのニップ下
流側のハウジングとの隙間に一定の角度を持たせ位置を
変えて2枚のシール部材を配置したことを特徴とし、前
記2枚のシール部材は、ウレタンシートであり、前記2
枚のシール部材の位置は、それぞれ前記現像ローラの鉛
直方向と水平方向の撓みに対して有効な位置であること
を特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る現像装置の
実施の形態を説明するための横断面図であり、図中、1
は現像ローラ、2はハウジング、3、4はシール部材を
示す。
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る現像装置の
実施の形態を説明するための横断面図であり、図中、1
は現像ローラ、2はハウジング、3、4はシール部材を
示す。
【0011】図1において、現像ローラ1は、ハウジン
グ2に軸支され、例えば上面に規制ブレードを取り付
け、その先端の稜線を現像ローラ1に押圧させている。
規制ブレードは、稜線の反対側をブレード支持部材に支
持し、ブレード支持部材は、規制ブレードをその裏面で
支持するように配設している。そして、例えば規制ブレ
ードの裏面とブレード支持部材の上面との間で2つの突
起を当接させて高さ方向の支持を行い、現像ローラ1に
規制ブレードの先端の稜線を押圧させるために、内部に
複数、例えば5点でブレード押圧バネを配設し、規制ブ
レードのバネ取り付けフックとブレード支持部材のバネ
取り付けフックとの間で張設している。
グ2に軸支され、例えば上面に規制ブレードを取り付
け、その先端の稜線を現像ローラ1に押圧させている。
規制ブレードは、稜線の反対側をブレード支持部材に支
持し、ブレード支持部材は、規制ブレードをその裏面で
支持するように配設している。そして、例えば規制ブレ
ードの裏面とブレード支持部材の上面との間で2つの突
起を当接させて高さ方向の支持を行い、現像ローラ1に
規制ブレードの先端の稜線を押圧させるために、内部に
複数、例えば5点でブレード押圧バネを配設し、規制ブ
レードのバネ取り付けフックとブレード支持部材のバネ
取り付けフックとの間で張設している。
【0012】シール部材3、4は、ウレタンシートを用
い、現像ローラ1のニップ下流側のハウジング2との隙
間に一定の角度を持たせ位置を変えて配置したものであ
り、1枚のシール部材3は、現像ローラ1の底部、つま
りハウジング2の底部との間に位置、もう1枚のシール
部材4は、現像ローラ1の底部よりさらに後方の、現像
面と反対側の位置に、位置をずらせて2重にシールする
ように配置している。2枚のシール部材3、4により2
重にしてシールすることにより、現像ローラ1に対する
当たりを低荷重にすることができ、フィルミング等の発
生を押さえることができる。しかも、それぞれのシール
部材に一定の角度をつけることにより、筐体のソリや衝
撃に対してもそれぞれが違った位置で現像ローラ1に当
たるため、相互にシールの低下を補い、効果的なシール
を実現している。
い、現像ローラ1のニップ下流側のハウジング2との隙
間に一定の角度を持たせ位置を変えて配置したものであ
り、1枚のシール部材3は、現像ローラ1の底部、つま
りハウジング2の底部との間に位置、もう1枚のシール
部材4は、現像ローラ1の底部よりさらに後方の、現像
面と反対側の位置に、位置をずらせて2重にシールする
ように配置している。2枚のシール部材3、4により2
重にしてシールすることにより、現像ローラ1に対する
当たりを低荷重にすることができ、フィルミング等の発
生を押さえることができる。しかも、それぞれのシール
部材に一定の角度をつけることにより、筐体のソリや衝
撃に対してもそれぞれが違った位置で現像ローラ1に当
たるため、相互にシールの低下を補い、効果的なシール
を実現している。
【0013】図2は本発明に係る現像装置の実施の形態
を説明するための底面図であり、シール部材3、4を強
調して表している。図2に示すように一方のシール部材
3は、現像ローラ1のほぼ底部に当てるように配置し、
他方のシール部材4は、潜像担持体と接離する現像面
(現像ローラの図示左端面)に対して後方の位置で現像
ローラ1に当てるように配置している。このようにそれ
ぞれの位置で直角にではなく一定の角度をもって現像ロ
ーラに当てるようにシール部材3、4を配置することに
より、当たりを低荷重にしたままでも、シール効果を高
め、しかも、現像ローラ1の上下方向(鉛直方向)と前
後方向(水平方向)の撓みに対してシール効果の低下を
防ぐことができる。
を説明するための底面図であり、シール部材3、4を強
調して表している。図2に示すように一方のシール部材
3は、現像ローラ1のほぼ底部に当てるように配置し、
他方のシール部材4は、潜像担持体と接離する現像面
(現像ローラの図示左端面)に対して後方の位置で現像
ローラ1に当てるように配置している。このようにそれ
ぞれの位置で直角にではなく一定の角度をもって現像ロ
ーラに当てるようにシール部材3、4を配置することに
より、当たりを低荷重にしたままでも、シール効果を高
め、しかも、現像ローラ1の上下方向(鉛直方向)と前
後方向(水平方向)の撓みに対してシール効果の低下を
防ぐことができる。
【0014】すなわち、現像ローラ1が自重により下方
に撓みが生じる場合について考察すると、この場合に
は、現像ローラ1の中央部が落ち込む。そのため、現像
ローラ1の両側、つまり図示上側及び下側において現像
ローラ1の底部の位置に当てるように配置したシール部
材3によるシール効果が低下する。それに対して、シー
ル部材4は、現像ローラ1の後方の位置に当てるように
配置しているため、上記シール部材3でのシールの低下
を補うことができる。
に撓みが生じる場合について考察すると、この場合に
は、現像ローラ1の中央部が落ち込む。そのため、現像
ローラ1の両側、つまり図示上側及び下側において現像
ローラ1の底部の位置に当てるように配置したシール部
材3によるシール効果が低下する。それに対して、シー
ル部材4は、現像ローラ1の後方の位置に当てるように
配置しているため、上記シール部材3でのシールの低下
を補うことができる。
【0015】また、現像装置は、先に述べたように潜像
担持体に対して現像プロセスに応じて接触、離間動作を
繰り返す。つまり、現像プロセスでは、図示左方へ移動
して潜像担持体に接触(圧接)し、現像プロセスが終
り、フルカラー現像装置の場合であれば、他の現像剤の
現像プロセスの間は、図示右方へ移動して潜像担持体か
ら離間する。この動作は、画像形成装置のプロセススピ
ードを上げようとすれば、それだけ高速化され、現像ロ
ーラ1は、その移動、停止を繰り返す毎に図示左右方向
に撓みが生じる。この場合には、現像ローラ1の後方の
位置に配置したシール部材4によるシール効果が低下す
る。それに対して、シール部材3は、現像ローラ1の底
部の位置に当てるように配置しているため、上記シール
部材4でのシールの低下を補うことができる。
担持体に対して現像プロセスに応じて接触、離間動作を
繰り返す。つまり、現像プロセスでは、図示左方へ移動
して潜像担持体に接触(圧接)し、現像プロセスが終
り、フルカラー現像装置の場合であれば、他の現像剤の
現像プロセスの間は、図示右方へ移動して潜像担持体か
ら離間する。この動作は、画像形成装置のプロセススピ
ードを上げようとすれば、それだけ高速化され、現像ロ
ーラ1は、その移動、停止を繰り返す毎に図示左右方向
に撓みが生じる。この場合には、現像ローラ1の後方の
位置に配置したシール部材4によるシール効果が低下す
る。それに対して、シール部材3は、現像ローラ1の底
部の位置に当てるように配置しているため、上記シール
部材4でのシールの低下を補うことができる。
【0016】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、フルカラー現像装置に適用して説明
したが、フルカラー現像装置でなくモノカラー現像装
置、白黒現像装置等他の現像装置にも同様に適用できる
ことはいうまでもない。
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、フルカラー現像装置に適用して説明
したが、フルカラー現像装置でなくモノカラー現像装
置、白黒現像装置等他の現像装置にも同様に適用できる
ことはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ハウジング内に現像ローラを配設して該現像
ローラ上にトナーの薄膜を形成し、像担持体上に形成さ
れた静電潜像をトナー像に可視像化する現像装置におい
て、現像ローラのニップ下流側のハウジングとの隙間に
一定の角度を持たせ位置を変えて2枚のシール部材を配
置したので、現像ローラに対する当たりを低荷重にする
ことができ、フィルミング等の発生を押さえることがで
きる。また、それぞれのシート部材に現像ローラに対し
て直角にではなく一定の角度を持たせることにより、筐
体のソリや衝撃に対してもそれぞれ違った角度で現像ロ
ーラに当たるようになるため、効果的にシールを行うこ
とができる。
によれば、ハウジング内に現像ローラを配設して該現像
ローラ上にトナーの薄膜を形成し、像担持体上に形成さ
れた静電潜像をトナー像に可視像化する現像装置におい
て、現像ローラのニップ下流側のハウジングとの隙間に
一定の角度を持たせ位置を変えて2枚のシール部材を配
置したので、現像ローラに対する当たりを低荷重にする
ことができ、フィルミング等の発生を押さえることがで
きる。また、それぞれのシート部材に現像ローラに対し
て直角にではなく一定の角度を持たせることにより、筐
体のソリや衝撃に対してもそれぞれ違った角度で現像ロ
ーラに当たるようになるため、効果的にシールを行うこ
とができる。
【図1】 本発明に係る現像装置の実施の形態を説明す
るための横断面図である。
るための横断面図である。
【図2】 本発明に係る現像装置の実施の形態を説明す
るための上面図である。
るための上面図である。
【図3】 現像装置の概略全体構造の1例を示す図であ
る。
る。
1…現像ローラ、2…ハウジング、3、4…シール部材
Claims (3)
- 【請求項1】 ハウジング内に現像ローラを配設して該
現像ローラ上にトナーの薄膜を形成し、像担持体上に形
成された静電潜像をトナー像に可視像化する現像装置に
おいて、前記現像ローラのニップ下流側のハウジングと
の隙間に一定の角度を持たせ位置を変えて2枚のシール
部材を配置したことを特徴とする現像装置。 - 【請求項2】 前記2枚のシール部材は、ウレタンシー
トであることを特徴とする請求項1記載の現像装置。 - 【請求項3】 前記2枚のシール部材の位置は、それぞ
れ前記現像ローラの鉛直方向と水平方向の撓みに対して
有効な位置であることを特徴とする請求項1記載の現像
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000262423A JP2002072675A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000262423A JP2002072675A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002072675A true JP2002072675A (ja) | 2002-03-12 |
Family
ID=18750108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000262423A Pending JP2002072675A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002072675A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7349646B2 (en) | 2003-10-20 | 2008-03-25 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Toner cartridge used with an electrophotographic image forming apparatus |
JP2008139585A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像スリーブ及びこれを用いた現像ロール、現像装置並びに画像形成装置 |
US8081897B2 (en) | 2007-10-30 | 2011-12-20 | Ricoh Company, Limited | Seal member, developing device, process cartridge, and image forming apparatus |
-
2000
- 2000-08-31 JP JP2000262423A patent/JP2002072675A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7349646B2 (en) | 2003-10-20 | 2008-03-25 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Toner cartridge used with an electrophotographic image forming apparatus |
JP2008139585A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像スリーブ及びこれを用いた現像ロール、現像装置並びに画像形成装置 |
US8081897B2 (en) | 2007-10-30 | 2011-12-20 | Ricoh Company, Limited | Seal member, developing device, process cartridge, and image forming apparatus |
US8442414B2 (en) | 2007-10-30 | 2013-05-14 | Ricoh Company, Limited | Seal member, developing device, process cartridge, and image forming apparatus |
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