JP2002072049A - レンズ駆動制御装置 - Google Patents

レンズ駆動制御装置

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JP2002072049A
JP2002072049A JP2000264112A JP2000264112A JP2002072049A JP 2002072049 A JP2002072049 A JP 2002072049A JP 2000264112 A JP2000264112 A JP 2000264112A JP 2000264112 A JP2000264112 A JP 2000264112A JP 2002072049 A JP2002072049 A JP 2002072049A
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control device
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JP2000264112A
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Norio Numako
紀夫 沼子
Naohito Nakahara
尚人 中原
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構成で可動レンズの駆動を正確に制御
できるレンズ駆動制御装置を提供する。 【構成】 レンズLを移動させるレンズモータ23の回
転に連動してパルスを発生するパルサ25と、Aコード
29a〜29fとBコード30a〜30eを有し、各B
−Aコード間の長さをそれぞれ異ならせてあるコード板
27a及びブラシ27bを備えたズームエンコーダ27
とを備え、CPU10は、レンズLをテレ方向へ移動さ
せるとき、ズームエンコーダ27を介してBコードを検
知してからAコードを検知するまでの間(各B−Aコー
ド間)にパルサ25から出力されるパルス数に基づいて
レンズLの位置を判定するレンズ駆動制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、カメラなどの光学機器に
使用するレンズ駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】従来のレンズ駆動制御装
置では、可動レンズの位置に対応するコードパターンを
形成したコード板と可動レンズの移動に連動してコード
パターンを読み取るブラシを設け、ブラシが読み取った
コードパターン情報に基づいて可動レンズ位置を検出
し、可動レンズを駆動制御するものが知られている。こ
のようにコード板を用いてレンズ位置を検出するタイプ
では、コードパターンの間隔を狭くするほどより正確に
レンズ位置を把握でき、精度良く可動レンズを駆動制御
することができる。これを実現するためにはコード数を
増やす必要がある。しかし、コード数を増やすと、コー
ド板が大きくなるだけでなく、コード板と接続する信号
線の数も増えて実装スペースを広く取らなければなら
ず、装置が大型化して好ましくない。したがって、コー
ド数はなるべく少ないほうが望ましいが、コード数を減
らして繰り返しパターンなどの相対コードを使用した場
合には、コードを誤って認識してしまうおそれがある。
通常、可動レンズには機械的に移動不可能となる限界点
(ストッパー)が設けられているが、コードを誤認識し
て可動レンズを限界点に当て付けてしまった場合には、
不快な衝撃や騒音が発生し、使用者に不快感を与えてし
まったり、機器の破損を引き起したりすることになる。
【0003】
【発明の目的】本発明は、簡易な構成で可動レンズの駆
動を正確に制御できるレンズ駆動制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明のレンズ駆動制御装置は、可動レ
ンズと、該可動レンズを移動させるレンズ駆動手段と、
前記可動レンズの機械的な移動範囲を規定し、その移動
限界位置となる2つの限界位置と、該2つの限界位置間
であって、前記可動レンズの予め設定された複数段階の
各停止位置とに対応する第1のコードと、該各第1のコ
ード間の所定位置にそれぞれ設けた第2のコードによっ
て形成されるコードパターンを有するコード板と、前記
可動レンズと供に移動して前記コードパターンを検知す
るコード検知手段と、前記可動レンズの移動に連動して
パルスを発生するパルス発生手段と、前記コード検知手
段が前記コードパターンの変化を検知する間に前記パル
ス発生手段から発生されたパルスをカウントし、該カウ
ントしたパルス数に基づいて、前記コード検知手段が検
知した前記第1のコードの絶対位置を判定する位置判定
手段とを備え、前記コードパターンは、前記第1、第2
のコードのうち、いずれか一方が第1の状態から第2の
状態になってから、他方が第1の状態から第2の状態に
なるまでの長さがそれぞれ異なっていて、前記レンズ駆
動手段が前記可動レンズを移動させているとき、前記コ
ード検知手段が該コードパターンの変化を検知するまで
の間に前記パルス発生手段から発生される各パルス数
は、前記各第1コードに対応する位置を識別できるよう
に決定されていること、に特徴を有している。この構成
によれば、コード数が少なくても可動レンズの位置を正
確に判定することができるので、駆動制御の精度が向上
する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明を適用したレンズ
駆動制御装置の制御系の主要構成をブロックで示す図で
ある。本実施形態は、本発明をズームレンズカメラのレ
ンズ駆動制御装置に適用したものである。このズームレ
ンズカメラは、単一のカムリングの回転駆動によってレ
ンズLにズーミング動作とフォーカシング動作を行わせ
る、いわゆるステップズームカメラである。
【0006】まず、本発明を適用したステップズームレ
ンズの一実施例の概要について、図9を参照して説明す
る。このステップズームレンズは、被写体側(図におい
て左側)から第1レンズ群L1と第2レンズ群L2を備
えた2群タイプのズームレンズであり、1個のカムリン
グ51を回転させることで、複数ステップのズーミング
およびフォーカシングができる構成である。第1レンズ
群L1は、カムリング51の回転に連動して回転しない
で直進移動するヘリコイド環53に支持されていて、ヘ
リコイド環53と一体に光軸方向に直進移動する。カム
リング51は、レンズモータ23によって回転駆動さ
れ、回転しながらさらに光軸方向にも移動するようにカ
メラボディの固定鏡筒55に支持されている。一方、第
2レンズ群L2は、カムリング51内の直進案内環(不
図示)を介して、カムリング51の内周面に形成された
カム溝(不図示)に嵌合しており、カムリング51が回
転すると、上記カム溝と直進案内環とに案内されて光軸
方向に直進移動する。このステップズームレンズは、カ
ムリング51の回転により、第1レンズ群L1が最も像
面(フィルム面)に接近する機械的限界位置である収納
位置と、第1レンズ群L1が像面から最も離反する機械
的限界位置である突出位置と、収納位置と突出位置の間
の所定位置に移動させることができる。
【0007】ズーミング動作においては、カムリング5
1を回転させて第1、第2レンズ群L1、L2を光軸方
向に移動し、収納位置と突出位置との間に予め設定され
ている複数のステップ位置(ズーム位置)のいずれかの
位置で停止させてステップズーム(焦点距離を段階的に
変更)する。なお、収納位置に最も近いステップ位置が
最短焦点距離となり、突出するにしたがって焦点距離が
長くなるレンズ構成と、収納位置に最も近いステップ位
置が最長焦点距離となり、突出するに従って焦点距離が
短くなるレンズ構成がある。フォーカシング動作におい
ては、カムリング51をレンズ突出方向に回転させて、
いずれかのステップ位置に停止している第1、第2レン
ズ群L1、L2を次のステップ位置との間のフォーカシ
ング領域に移動させて焦点調節する。その際第2レンズ
群L2は、第1レンズ群L2との相対距離を変えてピン
ト位置を変え、無限遠から最短撮影距離までピントを合
わせるように移動する。このような焦点調節を可能にす
るためカムリングのカム溝には、第1、第2レンズ群L
1、L2を収納位置と各ステップ位置に移動させる調整
領域と、フォーカシング動作するフォーカシング領域と
が形成されている。
【0008】本実施形態のレンズ駆動制御装置は、この
ようなステップズームレンズを備えたズームレンズカメ
ラに適用したものであるが、このステップズームレンズ
では、第1レンズ群L1または第2レンズ群L2の位置
が決まると第2レンズ群L2または第1レンズ群L1の
位置も一義的に決まるので、第1レンズ群L1および第
2レンズ群L2をレンズLとし、レンズLを駆動制御す
るものとして以下説明する。
【0009】次に、このズームレンズカメラのレンズ駆
動系の構成について説明する。CPU10は、制御用プ
ログラム等を格納したROM、制御用または演算用のパ
ラメータ等を一時的にメモリするRAM10aを内蔵し
ており、レンズLを駆動制御する制御手段として機能す
る。CPU10には、スイッチ類として、電源スイッチ
11、テレスイッチ13、ワイドスイッチ15が接続さ
れている。テレスイッチ13及びワイドスイッチ15
は、レンズLをテレ方向またはワイド方向へ移動させる
ことができるズームレバー(不図示)に連動するスイッ
チであって、ズームレバーがテレ側へ操作されたときに
テレスイッチ13がオンし、ワイド側へ操作されたとき
にワイドスイッチ15がオンする。
【0010】電源スイッチ11がオンするとCPU10
は、バッテリ(不図示)からの電力供給を受けて起動
し、モータドライバ21を介してレンズモータ23を正
転させてレンズLを収納位置からワイド位置まで繰り出
し、テレスイッチ13、ワイドスイッチ15のスイッチ
状態に応じたズーミング動作を実行する。そして電源ス
イッチ11がオフするとCPU10は、モータドライバ
21を介しレンズモータ23を逆転させ、レンズLを収
納位置まで引き戻す。ここでワイド位置とは、予め設定
した複数のステップ位置の中で最もワイド側となる位置
をいう。なお、本明細書中では、レンズモータ23の回
転方向として、レンズLをテレ側に繰り出す方向を正
転、レンズLをワイド側(収納位置側)に繰り入れる方
向を逆転ということにする。
【0011】レンズモータ23が回転すると、レンズL
がレンズモータ23の回転方向に対応する方向へ光軸に
沿って移動するとともに、レンズモータ23の回転に連
動してパルサ25からパルス(AFP)が発生され、ズ
ームエンコーダ27からレンズLの位置に対応するコー
ドパターンが検出される。パルサ25は、例えばレンズ
モータ23の回動軸に設けられて一体に回転するスリッ
ト板25aと、スリット板25aを挟んで対向する位置
にそれぞれ配置された一対の発光素子25bと受光素子
25cとで構成され、レンズモータ23が所定量回転す
る毎に1パルス信号を出力するように構成される。パル
サ25から出力されたパルスは、コードパターン(Aコ
ード)判別用のパルスおよびフォーカシング制御用のA
Fパルスとして利用される。ズームエンコーダ27はコ
ード板27aとブラシ27bを備えている。コード板2
7aはカメラに固定された固定レンズ鏡筒55または固
定レンズ鏡筒55に固定された部材に固定されている。
図2に示すように、このコード板27aには、第1レン
ズ群の位置を検知するためのコードパターンがAコード
(第1のコード)、Bコード(第2のコード)、および
グランドコードの3コードによって形成されている。な
お、AコードおよびBコードの導電部(コードパター
ン)は、帯状のグランドコードと一体に形成されてい
る。一方、ブラシ27bはレンズLを保持するヘリコイ
ド環53またはヘリコイド環53と一体として移動する
部材に固定されていて、レンズLと供に移動してコード
板27a上を摺動する。ブラシ27bは3本の接片端子
を有しており、このうちの1本はグランドコードに常時
接触している。そしてブラシ27bがコードパターンの
コード(導電部)に接触すると、接触したコードに対応
する信号がCPU10へ与えられる。以下では、ブラシ
27bがAコードまたはBコードに接触している状態を
AコードまたはBコードのオンという。A、Bコードが
オンしている状態およびオンしていない状態が、第1、
第2のコードの第1の状態および第2の状態、または第
2の状態および第1の状態である。なお、コード板27
aは、絶縁材上に導電材でコードパターンが形成されて
いて、例えばプリント基板として形成される。
【0012】上述のAコードは、ワイド側においてレン
ズLが機械的に移動不可能となる限界位置を示すAコー
ド29aと、予め設定した各ズーム位置を示すAコード
29b、29c、29d、29eと、テレ側においてレ
ンズLが機械的に移動不可能となる限界位置(テレ位
置)を示すAコード29fにより形成される。Aコード
29aは、限界位置を示すコードであるが、ワイド端と
なる収納位置を示すコードとしても利用される。Aコー
ド29bはワイド位置を示すコードであり、Aコード2
9eはテレ位置(各ズーム位置の中で最もテレ方向にレ
ンズLを繰り出した位置)を示すコードである。Aコー
ド29c、Aコード29dは、ワイド位置とテレ位置の
間に設定した第1中間位置、第2中間位置を示すコード
である。なお、図2に示す黒丸は、レンズLが停止する
位置を表している。Bコードは、収納位置を示すBコー
ド30aと、フォーカシング制御用のBコード30b、
30c、30d、30eにより形成される。フォーカシ
ング制御用のBコード30b、30c、30d、30e
はそれぞれ、Aコード29b、29c、29d、29
e、29fの各コード間に設けられている。CPU10
は、撮影時の焦点調節のためにレンズLを移動させる場
合、レンズLを現在位置からテレ方向へ移動させ、パル
サ25から出力されるパルスをBコード30b〜30e
がオンした時点からカウントし、このカウント値に基づ
いてレンズLの位置制御を行う。そして撮影が終了した
ら、CPU10はレンズLを移動前のAコード位置まで
戻す。上記のAコード及びBコードは、レンズLが収納
位置にある場合のみ、両方ともにオンする構成となって
いる。
【0013】本実施形態では、上記フォーカシング制御
用のBコード30b〜30eのうち、Bコード30eの
長さ(幅)dは、他のBコード30b、30c、30d
の長さ(幅)b(b<d)と異なっている。レンズLが
各Bコード30b〜30eの長さに対応する量だけ移動
する間にパルサ25から出力されるパルス数は、Bコー
ド30b〜30eの長さ(幅)に比例する。そのため、
Bコード30eの長さに対応するパルス数Pdは、Bコ
ード30b、30c、30dの長さに対応するパルス数
Pbよりも多くなる。したがって、レンズLをテレ方向
へ移動させる場合は、各Bコードがオンしている間に出
力されるパルス数を検知すれば、レンズLがテレ位置を
超えたか否かを判定することができる。また本実施形態
では、Bコード30bのワイド端側縁部からAコード2
9cのワイド端側縁部までの長さe、Bコード30cの
ワイド端側縁部からAコード29dのワイド端側縁部ま
での長さg、Bコード30dのワイド端縁部からからA
コード29eのワイド端縁部までの長さj、Bコード3
0eのワイド端縁部からAコード29fのワイド端縁部
までの長さmがそれぞれ異なる。レンズLが各B−Aコ
ード間の長さe、g、j、mに対応する量だけ移動する
間にパルサ25から出力されるパルス数は、各B−Aコ
ード間の長さe、g、j、mに比例する。そのため、各
B−Aコード間の長さe、g、j、mに対応するパルス
数Pe、Pg、Pj、Pmもそれぞれ異なる。したがっ
て、CPU10は、ズームエンコーダ27によって検出
されるコードパターン(Aコード、Bコードのオン/オ
フ状態およびその状態の変化)と、パルサ25から出力
されるパルス数に基づいてレンズLの位置を識別するこ
とができる。上記AコードおよびBコードは、いずれも
オンまたはオフの2通りの値であり、さらに繰り返しパ
ターンによる相対コードであるから、単に2つのコード
パターンのオンとオフの状態の組み合わせだけでは端点
位置(ワイド端、テレ端)、ズーム位置(ワイド位置、
第1中間位置、第2中間位置、テレ位置)を正確に検出
することができない。そこで本実施形態では、ワイド端
となる収納位置をはA,B2つの両コードのオンで検出
する一方、テレ端となるテレ位置に関しては、テレ位置
とテレ側の限界位置の間に設けたBコード30eのオン
状態下におけるパルス数に基づいて検出する構成をとっ
ている。なお、各B−Aコード間の長さe、g、j、m
の大小関係はe<g<j<mであり、そのためパルス数
Pe、Pg、Pj、Pmの大小関係もPe<Pg<Pj
<Pmとなる。
【0014】上記構成に基づき、CPU10が実行する
レンズ駆動制御処理について図3〜図8に示すフローチ
ャートを参照して説明する。図3はレンズ操出処理に関
するフローチャートである。この処理は、レンズLを収
納位置からワイド位置まで繰り出す処理であり、電源ス
イッチ11がオンしたときに開始される。この処理に入
ると先ず、モータドライバ21を介してレンズモータ2
3を正転させ(S1)、AFPカウンタに0をセットし
(S3)、AFPカウント処理を実行する(S5)。レ
ンズモータ23が正転すると、レンズLが収納位置から
ワイド位置方向へ移動するとともに、レンズモータ23
の回転に連動してパルサ25からパルスが出力される。
AFPカウント処理では、パルサ25で発生されたパル
スを入力する毎にAFPカウンタの値を+1カウントア
ップする。AFPカウント処理を実行したら、AFPカ
ウンタの値がパルス数Pa以上か否かをチェックし(S
7)、AFPカウンタの値がパルス数Pa未満のときは
S5へ戻る(S7;N)。パルス数Paは、レンズLが
収納位置から収納位置とワイド位置の約中間位置まで移
動する間(図2;長さa)にパルサ25から出力される
パルス数である。そして、AFPカウンタの値がパルス
数Pa以上となったら(S7;Y)、Aコードがオンす
るまで待機し(S9;N)、Aコードがオンしたときに
モータドライバ21を介してレンズモータ23を停止し
て(S9;Y、S11)、レンズ位置をワイド位置とし
てRAMにメモリし(S13)、処理から抜ける。
【0015】CPU10はレンズLがワイド位置に達し
たかどうかをAコードのオンにより検知する。しかし、
Aコードは収納位置でもオンしているから、単にAコー
ドのオンのみでワイド位置と判断すると、レンズLが収
納位置にあってもワイド位置と誤判定してしまうおそれ
がある。そのため、上記のレンズ操出処理では、パルサ
25からパルスがパルス数Paだけ出力されるまで待機
してからAコードパターンがオンしたか否かを判定する
ことにより(S7;Y、S9)、ワイド位置の誤判定を
防止している。また、誤判定を防止する別の対策とし
て、AコードとBコードの両方がオンしている場合は収
納位置と判定し、Aコードのみがオンしたらワイド位置
と判定するか、あるいはAコード及びBコードが両方と
もオフするまで待機し、両方オフした後にAコードのみ
がオンしたらワイド位置と判定することもできる。ただ
し、これらの場合にはレンズLが収納位置にあるとき
に、コードパターンと接触するブラシ27bの接片端子
(ズームエンコーダ27)が瞬間的にオフすると、誤判
定をおこしてしまう可能性がある。したがって、本実施
形態のように、レンズLを収納位置とワイド位置の約中
間位置まで繰り出したことをパルス数で検知し、その後
にAコードをチェックしてワイド位置に達したか否かを
判定すれば、より確実にレンズLをワイド位置まで繰り
出すことができる。
【0016】図4はレンズ収納処理に関するフローチャ
ートである。この処理は、レンズLを収納位置まで引き
戻す処理であり、電源スイッチ11がオフしたときに開
始される。この処理に入ると先ず、モータドライバ21
を介してレンズモータ23を逆転させ(S21)、Aコ
ード及びBコードの両方がオンするまで待機する(S2
3;NまたはS23;Y、S25;N)。そして、Aコ
ード及びBコードが両方ともオンしたらモータドライバ
21を介してレンズモータ23を停止させ(S25;
Y、S27)、レンズ位置を収納位置としてRAMにメ
モリし(S29)、処理から抜ける。上記のAコード及
びBコードが両方ともオンするのは収納位置のみである
ため、Aコード及びBコードのオンを検出することによ
り確実にレンズLを収納位置まで引き戻すことができ
る。
【0017】図5〜図7はテレズーム処理の第1〜第3
実施例に関するフローチャートである。これらテレズー
ム処理は、テレスイッチ13のオン操作に応じてレンズ
Lをテレ方向へ移動させる処理である。
【0018】図5はテレズーム処理の第1実施例を示し
ている。この第1実施例は、レンズLがテレ位置に達し
たか否かを、Bコードがオンしている間にパルサ25か
ら出力されるパルス数に基づいて判定することに特徴が
ある。
【0019】この処理に入ると先ず、モータドライバ2
1を介してレンズモータ23を正転させ(S31)、B
コードがオンするまで待機する(S33;N)。レンズ
モータ23が正転すると、レンズLがテレ方向へ移動
し、レンズモータ23の回転に連動してパルサ25から
パルスが出力される。Bコードがオンしたら(S33;
Y)、AFPカウンタに0をセットして(S35)、A
FPカウント処理を実行する(S37)。AFPカウン
ト処理では、パルサ25からパルスを入力する毎にAF
Pカウンタ値を+1カウントアップする。なお、AFP
カウント処理は上述したように、レンズLが移動してブ
ラシ27bがBコードの導電部端点(ワイド端側縁部)
に達する毎(S33;Y)にAFPのカウント値を0に
リセット(S35)してから実行される(S37)の
で、レンズLのハンチング駆動等に起因するパルスカウ
ントのカウント誤差が極めて少なく、高精度にレンズ位
置が把握できる。
【0020】AFPカウント処理を実行したら、Bコー
ドがオフしたか否かをチェックする(S39)。Bコー
ドがオフしていなければ、S37へ戻り、パルスのカウ
ントを続行する(S39;N)。Bコードがオフしてい
れば、AFPカウンタの値(Bコードがオンしている間
にパルサ25から出力されたパルス数)がパルス数Pc
以上か否かをチェックする(S39;Y、S41)。パ
ルス数Pcは、予め設定された閾値であり、Bコード3
0b、30c、30dがオンしている間に出力されるパ
ルス数Pbより大きく、且つ、Bコード30eがオンし
ている間に出力されるパルス数Pd未満の値である。
【0021】AFPカウンタの値がパルス数Pc以上で
なかったときは(S41;N)、Aコードがオンするま
で待機し(S43)、AコードがオンしたらRAM10
aにメモリしてあるレンズ位置をひとつテレ側へシフト
し(S41;Y、S45)、現在のレンズ位置がテレ位
置か否かをチェックする(S47)。現在のレンズ位置
がテレ位置でなければテレスイッチ13がオンしている
か否かをチェックし(S47;N、S49)、テレスイ
ッチ13がオンしていれば、S33へ戻り、レンズLの
テレ方向移動を継続する(S49;Y)。現在のレンズ
位置がテレ位置のとき(S47;Y)、またはテレスイ
ッチ13がオフしていたときは(S49;N)、モータ
ドライバ21を介してレンズモータ23を停止し(S5
1)、このテレズーム処理から抜ける。なお、レンズL
は、いずれかのAコード29b〜29eがオンした位置
で停止している。一方、AFPカウンタの値がパルス数
Pc以上であったときは(S41;Y)、レンズLがテ
レ位置を超えているので、ワイドズーム処理を実行して
レンズLをテレ位置まで引き戻してAコード29eがオ
ンした状態で停止させ、RAM10aにメモリしてある
レンズ位置をテレ位置とし(S53)、このテレズーム
処理から抜ける。
【0022】上記のテレズーム処理はレンズLがテレ位
置に達したとき(S47;Y)か、またはAコードがオ
ンしたときにテレスイッチ13がオフしている場合(S
49;N)に終了するため、通常、S53の引き戻し動
作は実行されない。しかし、外力によりレンズ鏡筒が動
かされた場合などには、CPU10が管理するレンズ位
置と実際のレンズ位置とがずれてしまうことも起こり得
る。このような場合にも、本第1実施例では、Bコード
がオンしている間に出力されるパルス数に基づいてテレ
位置を超えているか否かを判断しているため(S4
1)、レンズLが限界位置に設けられたストッパーに当
て付くことのないように駆動制御することができる。
【0023】図6はテレズーム処理の第2実施例を示し
ている。この第2実施例は、レンズLがテレ位置を超え
ているか否かを、BコードがオンしてからAコードがオ
ンするまでの間にパルサ25から出力されたパルス数に
基づいて判定することに特徴がある。
【0024】この処理に入ると先ず、モータドライバ2
1を介してレンズモータ23を正転させて、Bコードが
オンするまで待機する(S61、S63;N)。Bコー
ドがオンしたらAFPカウンタに0をセットして(S6
3;Y、S65)、AFPカウント処理を行う(S6
7)。AFPカウント処理では、パルサ25からパルス
を入力する毎にAFPカウンタ値を+1カウントアップ
する。なお、上述したように、AFPカウント処理はA
FPカウンタ値をリセットしてから実行されるので、レ
ンズLのハンチング駆動等に起因するパルスカウントの
カウント誤差が極めて少なく、高精度にレンズ位置が把
握できる。
【0025】AFPカウント処理を実行したら、Aコー
ドがオンしたか否かをチェックする(S69)。Aコー
ドがオンしていなければ、S67へ戻り、Aコードがオ
ンするまで待機する(S69;N)。そしてAコードが
オンしたら、AFPカウンタの値(Bコードがオンして
からAコードがオンする間にパルサ25から出力された
パルス数)がパルス数Pk以上か否かをチェックする
(S69;Y、S71)。パルス数Pkは、式;Pk=
(Pj+Pm)/2で設定される閾値である。なお、パ
ルス数PjはBコード30dがオンしてからAコード2
9eがオンする間に出力されるパルス数であり、パルス
数PmはBコード30eがオンしてからAコード29f
がオンする間に出力されるパルス数である。
【0026】AFPカウンタの値がパルス数Pk以上で
ないときは(S71;N)、RAM10aにメモリして
あるレンズ位置をひとつテレ側へシフトして(S7
3)、現在のレンズ位置がテレ位置か否かをチェックす
る(S75)。現在のレンズ位置がテレ位置でない場合
はテレスイッチ13がオンか否かをチェックし(S7
5;N、S77)、テレスイッチ13がオンしていると
きは、S63へ戻り、レンズLのテレ方向移動を続行す
る(S77;Y)。現在のレンズ位置がテレ位置のとき
(S75;Y)、またはAコードがオンしたときにテレ
スイッチ13がオフしている場合は(S77;N)、モ
ータドライバ21を介してレンズモータ23を停止し
(S79)、レンズLをいずれかのAコードがオンした
位置に停止させてこの処理から抜ける。一方、AFPカ
ウンタの値がパルス数Pk以上であるときは(S71;
Y)、レンズLがテレ位置を超えているため、ワイドズ
ーム処理を実行してレンズLをテレ位置まで引き戻して
Aコード29eがオンした状態で停止させ、RAM10
aにメモリしてあるレンズ位置をテレ位置として(S8
1)、この処理から抜ける。したがって、何らかの原因
によりAコードによるレンズ位置を誤判定してしまった
場合にも、Bコードがオンしてから出力されたパルス数
によりレンズ位置を判定できるため、レンズLを限界位
置に設けられたストッパーに当てつくことのないように
駆動制御できる。
【0027】図7はテレズーム処理の第3実施例を示し
ている。この第3実施例は、テレ位置のみでなく他のレ
ンズ位置についても、各B−Aコード間(Bコードのオ
ンからAコードのオンまで)にパルサ25から出力され
るパルス数に基づいてレンズ位置を判定することに特徴
がある。
【0028】このテレズーム処理では、レンズ位置を識
別するための閾値として、パルス数Pf、Ph、Pkを
設定してある。パルス数Pfは、式;Pf=(Pe+P
g)/2により設定される。パルス数Phは、式;Ph
=(Pg+Pj)/2より設定される。パルス数Pk
は、式;Pk=(Pj+Pm)/2より設定される。こ
のPe、Pg、Pj、Pmは各B−Aコード間に出力さ
れるパルス数である。したがって、これら閾値となるパ
ルス数Pf、Ph、Pkと各B−Aコード間に出力され
るパルス数Pe、Pg、Pj、Pmの大小関係は、Pe
<Pf<Pg<Ph<Pj<Pk<Pmとなっている。
【0029】この処理に入ると先ず、モータドライバ2
1を介してレンズモータ23を正転させ、Bコードがオ
ンするまで待機する(S91、S93)。Bコードがオ
ンしたらAFPカウンタに0をセットし、AFPカウン
ト処理を実行する(S93;Y、S95、S97)。こ
のAFPカウント処理は、上述したようにAFPカウン
タ値をリセットしてから実行されるので、レンズLのハ
ンチング駆動等に起因するパルスカウントのカウント誤
差が極めて少なく、高精度にレンズ位置が把握できる。
【0030】AFPカウント処理を実行したら、Aコー
ドがオンしたか否かをチェックする(S99)。Aコー
ドがオンしていなければ、S97へ戻り、パルスのカウ
ントを続行する(S99;N)。Aコードがオンした
ら、AFPカウンタの値(BコードがオンしてからAコ
ードがオンする間にパルサ25から出力されたパルス
数)に基づいて現在のレンズ位置を判定し、RAM10
aにメモリする(S99;Y、S101〜S115)。
図2に示すように各B−Aコード間の長さはそれぞれ異
なるため、CPU10はAFPカウンタの値によってレ
ンズLの位置を判定することができる。即ち、AFPカ
ウンタ値がパルス数Pf(Pe<Pf<Pg)未満であ
れば、現在のレンズ位置を第1中間位置と判定し(S1
01;Y、S103)、AFPカウンタ値がパルス数P
f以上パルス数Ph(Pg<Ph<Pj)未満であれ
ば、現在のレンズ位置を第2中間位置と判定する(S1
05;Y、S107)。また、AFPカウンタ値がパル
ス数Ph以上パルス数Pk(Pj<Pk<Pm)未満で
あれば、現在のレンズ位置をテレ位置と判定し(S10
9;Y、S111)、AFPカウンタ値がパルス数Pk
以上であれば、現在のレンズ位置を動作限界位置と判定
する(S109;N、S113)。
【0031】S101〜S113により現在のレンズ位
置をセットしたら、現在のレンズ位置が動作限界位置か
否かをチェックする(S115)。現在のレンズ位置が
限界位置であれば(S115;Y)、ワイドズーム処理
を実行してレンズLをテレ位置まで引き戻してAコード
29eがオンした状態で停止させ(S117)、このテ
レズーム処理から抜ける。
【0032】現在のレンズ位置が動作限界位置でなけれ
ば(S115;N)、テレ位置か否かをチェックし(S
119)、テレ位置でなければテレスイッチ13がオン
か否かをチェックする(S119;N、S121)。テ
レスイッチ13がオンしていれば、S93へ戻り、レン
ズLをさらにテレ方向へ移動させる(S121;Y)。
現在のレンズ位置がテレ位置であるとき(S119;
Y)、またはテレスイッチ13がオンしていないときは
(S121;N)、モータドライバ21を介してレンズ
モータ23を停止してレンズLをいずれかのズーム位置
(Aコード29b〜29eがオンした位置)で停止させ
て(S123)、テレズーム処理から抜ける。
【0033】以上のテレズーム処理では、第1〜第3の
いずれの実施例によっても、レンズLの位置を正確に判
定でき、レンズLを正確に駆動制御することができる。
【0034】図8はワイドズーム処理に関するフローチ
ャートである。この処理は、レンズLをワイド方向へ引
き戻す処理であり、ワイドスイッチ15がオンしている
とき、またはテレズーム処理でレンズLがテレ位置を超
えてしまったときに実行される。この処理に入ると先
ず、モータドライバ21を介してレンズモータ23を逆
転させ(S131)、Bコードがオンするまで待機する
(S133;N)。BコードがオンしたらAコードがオ
ンしているか否かをチェックする(S133;Y、S1
35)。Aコードがオンしているとき、即ちAコード及
びBコード両方ともオンしているときは(S135;
Y)、レンズLが収納位置まで戻ってしまったため、レ
ンズ操出処理を実行してレンズLをワイド位置まで繰り
出してレンズLをワイド位置(Aコード29bがオンし
ている位置)で停止させて(S137)、このワイドズ
ーム処理から抜ける。
【0035】Aコードがオンしていないときは(S13
5;N)、Aコードがオンするまで待機し(S139;
N)、AコードがオンしたらBコードがオンしているか
否かをチェックする(S141)。Bコードがオンして
いるとき、即ちAコード及びBコードの両方ともオンし
ているときは(S141;Y)、レンズ操出処理を実行
してレンズLをワイド位置(Aコード29bがオンして
いる位置)で停止させて(S137)、このワイドズー
ム処理から抜ける。
【0036】Bコードがオンしていないときは(S14
1;N)、RAM10aにメモリしてあるレンズ位置を
ひとつワイド側にシフトし(S143)、現在のレンズ
位置がワイド位置か否かをチェックする(S145)。
現在のレンズ位置がワイド位置でなければ、ワイドスイ
ッチ15がオンしているか否かをチェックし(S14
5;N、S147)、ワイドスイッチ15がオンしてい
れば、S133へ戻り、レンズLのワイド方向移動を続
行させる(S147;Y)。現在のレンズ位置がワイド
位置であるとき(S145;Y)、またはワイドスイッ
チ15がオンしていないときは(S147;N)、モー
タドライバ21を介してレンズモータ23を停止させて
レンズLがいずれかのズーム位置(いずれかのAコード
29b〜29eがオンしている位置)で停止させて(S
149)、このワイドズーム処理を抜ける。
【0037】上記のワイドズーム処理がテレズーム処理
内で実行される場合は、レンズLをテレ位置まで引き戻
したら、S143でレンズ位置にテレ位置がセットさ
れ、ワイドスイッチ15がオンしていないためS147
でNと判断され、このワイドズーム処理を終了する。
【0038】以上のように本実施形態では、ズームエン
コーダ27によって検出したコードパターンと、このコ
ードパターンが変化する間にパルサ25から出力される
パルス数に基づいてレンズLの位置を判定するため、コ
ード数が少なくてもレンズLの位置を正確に判定するこ
とができ、駆動制御の精度向上を図れる。また本実施形
態では、何らかの原因によりCPU10の管理するレン
ズ位置と実際のレンズ位置がずれてしまった場合でも、
レンズLがテレ位置を超えて動作限界位置方向へ移動し
ているときにはパルサ25のパルス数によりレンズLが
テレ位置を超えていることを検知できるので、レンズL
が限界位置に達することのないように駆動制御すること
ができる。
【0039】以上図示実施の形態では、コード板27a
を直線状に形成し、レンズLの移動方向に沿って直線的
に配置したが本発明はこれに限定されず、例えばカム環
(回動環)の外面または内面を周回するように円弧状に
設け、レンズ位置を回動環の回転角で検知するように構
成するなど、レンズ駆動機構に応じて形成できる。ま
た、ズーミングとフォーカシングとを独立して制御可能
なズームレンズのズーム制御に適用することもできる。
【0040】以上では、本発明をカメラのステップズー
ムレンズ駆動制御装置に適用した場合の実施形態につい
て説明したが、これに限定されることなく、各種光学機
器のレンズ駆動制御装置にも適用可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、コード数を増やすこと
なく、簡易な構成で可動レンズを正確に駆動制御可能な
レンズ駆動制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したステップズームレンズのレ
ンズ駆動制御装置の制御系の主要構成をブロックで示す
図である。
【図2】 同レンズ駆動制御装置のコード板に形成され
たコードパターンを説明する図である。
【図3】 同レンズ駆動制御装置のレンズ操出処理に関
するフローチャートである。
【図4】 同レンズ駆動制御装置のレンズ収納処理に関
するフローチャートである。
【図5】 同レンズ駆動制御装置のテレズーム処理の第
1実施例を示すフローチャートである。
【図6】 同レンズ駆動制御装置のテレズーム処理の第
2実施例を示すフローチャートである。
【図7】 同レンズ駆動制御装置のテレズーム処理の第
3実施例を示すフローチャートである。
【図8】 同レンズ駆動制御装置のワイドズーム処理に
関するフローチャートである。
【図9】 本発明を適用したステップズームレンズの概
要を示すスケルトン図である。
【符号の説明】
レンズL(第1レンズ群L1、第2レンズ群L2) 10 CPU 11 電源スイッチ 13 テレスイッチ 15 ワイドスイッチ 21 モータドライバ 23 レンズモータ 25 パルサ 25a スリット板 25b 発光素子 25c 受光素子 27 ズームエンコーダ 27a コード板 27b ブラシ 51 カムリング 53 ヘリコイド環 55 固定鏡筒

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動レンズと、 該可動レンズを移動させるレンズ駆動手段と、 前記可動レンズの機械的な移動範囲を規定し、その移動
    限界位置となる2つの限界位置と、該2つの限界位置間
    であって、前記可動レンズの予め設定された複数段階の
    各停止位置とに対応する第1のコードと、該各第1のコ
    ード間の所定位置にそれぞれ設けた第2のコードによっ
    て形成されるコードパターンを有するコード板と、 前記可動レンズと供に移動して前記コードパターンを検
    知するコード検知手段と、 前記可動レンズの移動に連動してパルスを発生するパル
    ス発生手段と、 前記コード検知手段が前記コードパターンの変化を検知
    する間に前記パルス発生手段から発生されたパルスをカ
    ウントし、該カウントしたパルス数に基づいて、前記コ
    ード検知手段が検知した前記第1のコードの絶対位置を
    判定する位置判定手段とを備え、 前記コードパターンは、前記第1、第2のコードのう
    ち、いずれか一方が第1の状態から第2の状態になって
    から、他方が第1の状態から第2の状態になるまでの長
    さがそれぞれ異なっていて、 前記レンズ駆動手段が前記可動レンズを移動させている
    とき、前記コード検知手段が該コードパターンの変化を
    検知するまでの間に前記パルス発生手段から発生される
    各パルス数は、前記各第1コードに対応する位置を識別
    できるように決定されていること、を特徴とするレンズ
    駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレンズ駆動制御装置にお
    いて、前記位置判定手段は、前記コード検知手段が前記
    第2のコードを検知してから前記第1のコードを検知す
    るまでの間に前記パルス発生手段から発生されるパルス
    数に基づいて、前記検知した第1のコードの絶対位置を
    判定するレンズ駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のレンズ駆動制御
    装置において、 前記可動レンズは、ワイド側の限界位置を基点とし、前
    記各停止位置に移動して焦点距離を変化するズームレン
    ズであって、 前記第2のコードのうち、前記各停止位置の中で前記ワ
    イド側の限界位置から最も遠いテレ位置に対応する第1
    のコードとテレ側の限界位置に対応する第1のコードと
    の間に設けた第2のコードの長さのみを、他の第2のコ
    ードの長さとは異ならせ、 前記位置判定手段は、前記レンズ駆動手段が前記可動レ
    ンズをテレ方向へ移動させているとき、前記コード検知
    手段が前記第2のコードを検知している間に前記パルス
    発生手段から発生されるパルス数が所定のパルス数を超
    えたら、前記可動レンズがテレ位置を超えていると判定
    するレンズ駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のレンズ駆動制御
    装置において、 前記可動レンズは、テレ側の限界位置を基点とし、前記
    各停止位置に移動して焦点距離を変化するズームレンズ
    であって、 前記第2のコードのうち、前記各停止位置の中で前記テ
    レ側の限界位置から最も遠いワイド位置に対応する第1
    のコードとワイド側の限界位置に対応する第1のコード
    との間に設けた第2のコードの長さのみを、他の第2の
    コードの長さとは異ならせ、 前記位置判定手段は、前記レンズ駆動手段が前記可動レ
    ンズをワイド方向へ移動させているとき、前記コード検
    知手段が前記第2のコードを検知している間に前記パル
    ス発生手段から発生されるパルス数が所定のパルス数を
    超えたら、前記可動レンズがワイド位置を超えていると
    判定するレンズ駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載のレンズ駆動制御
    装置において、さらに、前記位置判定手段の判定結果に
    基づいて、前記レンズ駆動手段による前記可動レンズの
    駆動を制御する制御手段を備え、 該制御手段は、前記位置判定手段によって前記可動レン
    ズが前記テレ位置または前記ワイド位置を超えていると
    判定されたときは、前記レンズ駆動手段を介して前記可
    動レンズを前記テレ位置またはワイド位置まで引き戻す
    レンズ駆動制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか一項に記載の
    レンズ駆動制御装置において、前記レンズ駆動手段が前
    記可動レンズをワイド側の限界位置から前記各停止位置
    のうち最もワイド側となるワイド位置へ移動させると
    き、 前記位置判定手段は、前記パルス発生手段から所定のパ
    ルス数だけパルスが発生されるまで判定を行わず、該所
    定パルス発生された後に前記コード検知手段が前記第1
    のコードを検知したら前記可動レンズの位置をワイド位
    置と判定するレンズ駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか一項に記載の
    レンズ駆動制御装置において、前記第2のコードは、さ
    らに、前記可動レンズのワイド側の限界位置に対応する
    位置にも設けられているレンズ駆動制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれか一項に記載の
    レンズ駆動制御装置において、前記可動レンズは、前記
    各停止位置に移動して焦点距離を変更しながら前記各停
    止位置間で焦点調節を行うステップズームレンズであっ
    て、前記第2のコードは、該ステップズームレンズによ
    る焦点調節の制御用としても利用されるコードであるレ
    ンズ駆動制御装置。
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