JP2002071996A - 分散補償光ファイバおよび光ファイバ複合伝送路 - Google Patents

分散補償光ファイバおよび光ファイバ複合伝送路

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JP2002071996A JP2000266169A JP2000266169A JP2002071996A JP 2002071996 A JP2002071996 A JP 2002071996A JP 2000266169 A JP2000266169 A JP 2000266169A JP 2000266169 A JP2000266169 A JP 2000266169A JP 2002071996 A JP2002071996 A JP 2002071996A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い波長帯域にわたって伝送用シングルモー
ド光ファイバの波長分散を補償することができる分散補
償光ファイバを提供する。 【解決手段】 コア4が、クラッド5より高い屈折率を
有する中心コア部1と、前記クラッド5より低い屈折率
を有する中間コア部2と、前記クラッド5よりも高い屈
折率を有するリングコア部3とからなり、波長1.55
μmにおいて、負の波長分散を備え、負の波長分散スロ
ープを有し、有効コア断面積が18μm2以上、曲げ損
失が50dB/m以下、かつ実質的にシングルモード伝
搬可能であり、正の波長分散を有する伝送用シングルモ
ード光ファイバと組み合わせた伝送路の波長分散が、波
長1.45μm〜1.63μmの範囲から選択した連続
する0.06μm以上の範囲の使用波長帯において、−
0.5〜+0.5ps/nm/km以下の分散補償光フ
ァイバを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分散補償光ファイバ
に関し、1.3μm用シングルモード光ファイバに代表
される、1.45〜1.63μm帯から選択した使用波
長帯よりも短波長側に零分散波長を有するシングルモー
ド光ファイバを用いて、前記使用波長帯で光信号を伝送
する際に生じる波長分散を広い波長帯域にわたって補償
するものである。
【0002】
【従来の技術】エルビウム添加光ファイバ増幅器が実用
化されたことにより、波長1.53〜1.63μm帯で
は長距離無再生中継など光増幅器を用いたシステムが既
に商品化されている。光ファイバ伝送システムにおいて
は、通信容量の増大に伴い、波長帯域の広帯域化、波長
多重数の増加が急激に進められている。光ファイバ伝送
システムとしては、1.3μm帯シングルモード光ファ
イバに代表される、1.55μm帯で正の波長分散を有
する伝送用シングルモード光ファイバと、比較的絶対値
が大きい負の波長分散を有する分散補償光ファイバとを
組み合わせた分散マネジメントシステムなどが提案され
ている。
【0003】前記伝送用シングルモード光ファイバは、
波長分散の波長依存性を示す波長分散スロープが比較的
小さく、広い波長帯域での伝送を行う波長多重伝送に適
している。また、有効コア断面積が比較的大きいため、
後述するように非線形効果を抑制することができ、波長
多重伝送などに適している。しかしながら、従来の分散
補償光ファイバは、波長分散の波長依存性が大きく、前
記伝送用シングルモード光ファイバに対応していないた
め、広い波長帯域にわたって伝送用シングルモード光フ
ァイバの波長分散を補償できなかった。
【0004】そこで、特開平10−325913号公報
などにおいては、波長分散とともに波長分散スロープも
補償することができる波長分散スロープ補償型の分散補
償光ファイバが開示されている。図7は従来の波長分散
スロープ補償型の分散補償光ファイバの屈折率プロファ
イルの一例を示したものである。この分散補償光ファイ
バは、コア14とその外周上の設けられたクラッド15
とからなり、このコア14は、中心に設けられた中心コ
ア部11と、その外周上に設けられた中間コア部12と
から構成されている。中心コア部11の屈折率はクラッ
ド15よりも高く、中間コア部12の屈折率はクラッド
15よりも低い。このように屈折率プロファイルがW型
であるため、この分散補償光ファイバをW型分散補償光
ファイバとよぶ。
【0005】図中、Δ11はクラッド15の屈折率を基準
(零)にした中心コア部11の比屈折率差、Δ12はクラ
ッド15の屈折率を基準にした中間コア部12の比屈折
率差である。また、a1は中心コア部11の半径、b1
中間コア部12の半径である。
【0006】図8は、1.3μm用シングルモード光フ
ァイバなどの伝送用シングルモード光ファイバと、この
W型分散補償光ファイバ、およびこれらを組み合わせた
光ファイバ複合伝送路の波長と波長分散との関係の一例
を示したグラフである。なお、波長は、いわゆるC−B
andといわれる1.55μm帯(1530〜1565
nm付近の波長帯域)である。伝送用シングルモード光
ファイバの正の波長分散と、正の波長分散スロープ(曲
線の傾き)を補償すべく、このW型分散補償光ファイバ
は負の波長分散と負の分散ロープを備えている。W型分
散補償光ファイバにおいては、Δ11、Δ12、a1、b1
値を適切に選択して設計することにより、このグラフに
示したように、1.55μm帯における波長分散が小さ
い光ファイバ複合伝送路を構築することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
W型分散補償光ファイバは、1.55μm帯以外の波長
帯においては、伝送用シングルモード光ファイバの波長
分散および波長分散スロープを補償することができなか
った。よって、いわゆるS−Band(1450〜15
30nm付近の短い波長帯域)、L−Band(156
5〜1630nm付近の長い波長帯域)などの他の波長
帯域においては、光ファイバ複合伝送路において、例え
ば数ps/nm/kmの波長分散が残留するという問題
があり、波長多重化、高速長距離伝送などに適用するに
おいて、不十分であった。
【0008】また、波長多重伝送、高速長距離伝送に適
した光ファイバ伝送システムを構築するためには、非線
形効果を抑制することが不可欠である。このためには、
光ファイバの有効コア断面積(Aeff)を拡大するこ
とが有効である。しかしながら、従来のW型分散補償光
ファイバにおいては、有効コア断面積を拡大すると、波
長分散の絶対値が小さくなる傾向があり、伝送用シング
ルモード光ファイバを補償するために必要な長さが長く
なるという問題があった。例えば上述の特開平10−3
25913号公報に開示されたモードフィールド径5.
5μm、有効コア断面積約21μm2の分散補償光ファ
イバは、伝送用シングルモード光ファイバのファイバ長
と同等あるいはそれ以上の長さが必要であった。
【0009】本発明は前記事情に鑑てなされたもので、
広い波長帯域にわたって伝送用シングルモード光ファイ
バの波長分散を補償することができる分散補償光ファイ
バを提供すること課題とする。また、有効コア断面積を
拡大し、非線形効果を抑制することができる分散補償光
ファイバを提供することを課題とする。さらには、有効
コア断面積を拡大しても波長分散の絶対値が小さくなり
にくく、伝送用シングルモード光ファイバを補償するた
めに必要とされる長さが比較的短い分散補償光ファイバ
を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第1の分散補償光ファイバは、コアと、そ
の外周上に設けられたクラッドとを備え、該コアが、前
記クラッドより高い屈折率を有する中心コア部と、該中
心コア部の外周上に設けられ、前記クラッドより低い屈
折率を有する中間コア部と、該中間コア部の外周上に設
けられ、前記クラッドよりも高い屈折率を有するリング
コア部とからなり、波長1.55μmにおいて、波長分
散が−40ps/nm/km以下、−65ps/nm/
km以上で、負の波長分散スロープを有し、有効コア断
面積が18μm2以上、曲げ損失が50dB/m以下で
あり、かつ実質的にシングルモード伝搬可能なカットオ
フ波長を有する分散補償光ファイバであって、波長1.
55μmにおいて、有効コア断面積が40μm2以上で
あり、正の波長分散を有し、かつ実質的にシングルモー
ド伝搬可能なカットオフ波長を有する伝送用シングルモ
ード光ファイバと組み合わせた光ファイバ複合伝送路の
波長分散が、波長1.45μm〜1.63μmの範囲か
ら選択した連続する0.06μm以上の範囲の使用波長
帯において、−0.5ps/nm/km以上、+0.5
ps/nm/km以下であることを特徴とする。第2の
分散補償光ファイバは、第1の分散補償光ファイバにお
いて、前記伝送用シングルモード光ファイバの波長1.
55μmにおける有効コア断面積が70μm2以上であ
り、波長分散が+16ps/nm/km以上、+22p
s/nm/km以下であることを特徴とする。第3の分
散補償光ファイバは、第2の分散補償光ファイバにおい
て、光ファイバ複合伝送路の波長分散が、波長1.45
μm〜1.63μmの範囲から選択した連続する0.1
0μm以上の範囲の使用波長帯において、−0.5ps
/nm/km以上、+0.5ps/nm/km以下であ
ることを特徴とする。第4の分散補償光ファイバは、第
3の分散補償光ファイバにおいて、光ファイバ複合伝送
路の波長分散が、波長1.45μm〜1.63μmの範
囲から選択した連続する0.10μm以上の範囲の使用
波長帯において、−0.2ps/nm/km以上、+
0.2ps/nm/km以下であることを特徴とする。
第5の分散補償光ファイバは、第1〜4のいずれかひと
つの分散補償光ファイバにおいて、中心コア部と、中間
コア部と、リングコア部について、それぞれ半径および
クラッドとの比屈折率差を、(a、Δ1)、(b、Δ
2)、(c、Δ3)としたとき、以下の(A)〜(D)
の条件を満足することを特徴とする。 (A)0.95≦Δ1≦1.35、(B)V1=Δ1、
V2=Δ2×{(b/a)2−1}、V3=Δ3×
{(c/a)2−(b/a)2}としたときに、−3.5
≦V2/V1<0、かつ0.5≦V3/V1≦4.5、
(C)x=c/b、y=Δ3/Δ2としたとき、α=−
y(x−1)/Δ1で表されるαが、0.10≦α≦
0.45、(D)波長1.55μmにおける波長分散ス
ロープを波長分散で割った値が0.0025nm-1
上、0.0035nm-1以下。そして、本発明において
は、第1〜5のいずれかひとつの分散補償光ファイバ
と、伝送用シングルモード光ファイバとからなる光ファ
イバ複合伝送路であって、前記伝送用シングルモード光
ファイバが、波長1.55μmにおいて、有効コア断面
積が40μm2以上であり、正の波長分散を有し、かつ
実質的にシングルモード伝搬可能なカットオフ波長を有
することを特徴とする光ファイバ複合伝送路を提供する
ことができる。さらには、この光ファイバ複合伝送路に
おいて、伝送用シングルモード光ファイバが、波長1.
55μmにおいて、有効コア断面積が70μm2以上で
あり、波長分散が+16ps/nm/km以上、+22
ps/nm/km以下であると好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の分散補償光ファイ
バの屈折率プロファイルの一例を示したもので、この屈
折率プロファイルはセグメント型と呼ばれる。この分散
補償光ファイバは、コア4と、その外周上に設けられた
クラッド5とからなる。このコア4は中心に設けられた
中心コア部1と、その外周上に設けられた中間コア部2
と、その外周上に設けられたリングコア部3とからなる
3層構造を備えている。
【0012】前記クラッド5は、実質的に一定の屈折率
を備えている。また、中心コア部1とリングコア部3の
屈折率はクラッド5よりも高く、中間コア部2の屈折率
はクラッド5よりも低い。中心コア部1とリングコア部
3は、例えばゲルマニウム添加石英ガラスなどからな
り、中間コア部2は、純粋石英ガラス、またはフッ素添
加石英ガラスなどからなり、クラッド5は純粋石英ガラ
ス、またはフッ素添加石英ガラスなどからなる。
【0013】また、Δ1、Δ2、およびΔ3は、それぞ
れ、クラッド5の屈折率を基準(零)にした中心コア部
1、中間コア部2およびリングコア部3の比屈折率差で
ある。a、b、およびcは、それぞれ、中心コア部1、
中間コア部2およびリングコア部3の半径である。
【0014】このようなセグメント型の屈折率プロファ
イルを採用し、かつ各層の比屈折率差や半径の比率など
を適切に設定することにより、特に波長分散の長波長側
における変動が小さく、S−BandからC−Ban
d、あるいはC−BandからL−Bandなどの広い
波長帯域で使用可能な分散補償光ファイバを得ることが
できる。これと同時に有効コア断面積を拡大し、非線形
効果を抑制することもできる。この分散補償光ファイバ
は、VAD法、MCVD法、PCVD法などの公知の方
法によって得られたファイバ母材から線引きすることに
よって製造することができる。また、実質的に図1に示
した屈折率プロファイルを備えていれば、各層の境界が
明確な完全なステップ形状である必要はなく、なだらか
に変化する形状であってもよい。
【0015】本発明の分散補償光ファイバの使用波長帯
は、波長1.45〜1.63μmから連続する0.06
μm以上、好ましくは0.10μm以上の波長幅を備え
た範囲が選択される。本発明においては、このように広
い波長帯域において、後述する好ましい特性を実現する
ことができる。
【0016】また、分散補償光ファイバの波長分散の絶
対値が大きいほど、伝送用シングルモード光ファイバの
長さに対して短い使用長さで波長分散を補償することが
でき、コスト、伝送損失などの観点から好ましい。しか
し、波長分散の絶対値が大きすぎると有効コア断面積が
小さくなるため、非線型効果の抑制の観点から不都合で
ある。そのため、本発明の分散補償光ファイバの波長分
散は、波長1.55μmにおいて、−40ps/nm/
km以下、−65ps/nm/km以上に設定するのが
望ましい。また、本発明の分散補償光ファイバは、伝送
用シングルモード光ファイバの正の波長分散と正の波長
分散スロープを補償するため、負の波長分散スロープを
もつ必要がある。伝送用シングルモード光ファイバの特
性にもよるが、例えば使用波長帯において、−0.22
〜−0.11の範囲の負の波長分散スロープを有すると
好ましい。
【0017】また、本発明の分散補償光ファイバは、波
長1.55μmにおいて、有効コア断面積を18μm2
以上、好ましくは20μm2以上に拡大することができ
るため、非線形光学効果の抑制の観点から好ましい。有
効コア断面積の上限値は特に限定しないが、他の特性と
のバランスの観点から30μm2 程度とされる。なお、
有効コア断面積(Aeff)は以下の式によって定義さ
れるものである。
【0018】
【数1】
【0019】また、曲げ損失は、波長1.55μmにお
いて、曲げ直径(2R)が20mmの条件の値であり、
本発明においては、曲げ損失が50dB/m以下、好ま
しくは20dB/m以下の分散補償光ファイバが得られ
る。50dB/m以下をこえると製造時、敷設時などに
印加されるマクロベンドによって伝送損失が劣化する場
合がある。
【0020】また、本発明の分散補償光ファイバはシン
グルモード光ファイバなので、実質的にシングルモード
伝搬可能なカットオフ波長を有することが必要である。
カットオフ波長は一般にCCITT法などの2m法によ
る値が用いられるが、実際の長尺の状態では、2m法に
よる値が1.55μmよりも長くてもシングルモード伝
搬を行うことができる。したがって、使用長さなどの実
際の使用条件によって適切なカットオフ波長が得られる
ように設計する必要がある。
【0021】図2(a)〜図2(c)は、本発明のセグ
メント型の分散補償光ファイバと図7に示したW型分散
補償光ファイバの分散補償特性を波長区間毎に比較した
グラフである。グラフの縦軸の残留分散の幅とは、以下
の表1に示した特性を備えた伝送用シングルモード光フ
ァイバと組み合わせて光ファイバ複合伝送路を構成し、
例えば図3に示したグラフのように波長と波長分散との
関係を測定し、波長の区間毎に波長分散の最大値から最
小値を引いて求めた値(d1)である。グラフのプロッ
トは、セグメント型、W型のそれぞれについて、構造パ
ラメータを変更して複数のものを製造して光ファイバ複
合伝送路を構築し、測定した結果である。これらの分散
補償光ファイバは、いずれもこれらの波長区間において
実質的にシングルモード伝搬可能なカットオフ波長を有
し、かつ曲げ損失は50dB/m以下であり、側圧に対
する充分な耐性を備えている。また、分散補償光ファイ
バの使用長さは、光ファイバ複合伝送路全体の波長1.
55μmにおける波長分散が零になるように設計した。
また、各分散補償光ファイバにおいて、伝送用シングル
モード光ファイバとの長さの比率は等しく設計した。
【0022】
【表1】 なお、表中、2mλcとは2m法によるカットオフ波長
の測定値である。
【0023】残留分散の幅が小さい程、光ファイバ複合
伝送路の波長分散の波長依存性が小さく、すなわち広い
波長帯域において伝送用シングルモード光ファイバの波
長分散と波長分散スロープが補償され、分散補償特性が
優れていることを意味する。横軸は、分散補償光ファイ
バの波長1.55μmにおける有効コア断面積であり、
大きいほど非線型効果抑制の観点から好ましい。したが
って、グラフの右下部分にプロットされる特性を備えて
いると好ましい。
【0024】これらのグラフを比較すると、セグメント
型の分散補償光ファイバの特性を表わす点は、W型分散
補償光ファイバよりも右下に分布している。よって、広
い波長帯域において分散補償特性に優れ、かつ有効コア
断面積が大きいものが得られることがわかる。
【0025】また、本発明の分散補償光ファイバにおい
ては、構造パラメータが以下の(A)〜(D)の条件を
満足すると好ましい。 (A)0.95≦Δ1≦1.35、(B)V1=Δ1、
V2=Δ2×{(b/a)2−1}、V3=Δ3×
{(c/a)2−(b/a)2}としたとき、−3.5≦
V2/V1<0、かつ0.5≦V3/V1≦4.5、
(C)x=c/b、y=Δ3/Δ2としたとき、α=−
y(x−1)/Δ1で表されるαが、0.10≦α≦
0.45、(D)波長1.55μmにおける波長分散ス
ロープを波長分散で割った値が0.0025nm-1
上、0.0035nm-1以下。
【0026】前記(A)については、Δ1が1.35を
こえると有効コア断面積が小さくなり、0.95未満で
は広い波長帯域での分散補償効果が低減するためであ
る。前記(B)については、V2/V1が−3.5未満
であると伝送損失が大きくなるという問題があり、ま
た、V3/V1が4.5をこえるとカットオフ波長が長
くなり、また、大きすぎても、小さすぎても、波長分散
スロープの補償ができなくなるためである。前記(C)
は、広い波長帯域で波長分散を補償するための条件であ
り、αが大きすぎると広い波長帯域での補償ができなく
なり、小さすぎると曲げ損失が大きくなり、マクロベン
ドに対する耐性が弱くなるためである。前記(D)は補
償対象とする一般的な伝送用シングルモード光ファイバ
の波長分散スロープを波長分散で割った値とほぼ同等の
範囲であり、この伝送用シングルモード光ファイバの波
長分散を広い波長帯域で補償するための条件である。
【0027】なお、これら(A)〜(D)の条件を満足
していても、必ずしも上述のような好ましい特性を備え
た本発明の分散補償光ファイバを得ることはできない。
本発明の分散補償光ファイバは好ましくは(A)〜
(D)を満足するものから適切な複数の構造パラメータ
の組み合わせについて試行錯誤を行い、選択することに
よって得られるものだからである。そのため、本発明の
分散補償光ファイバは、屈折率プロファイルおよび特性
値によって特定することとした。このように広い波長帯
域において、一般的に用いられている1.3μm用シン
グルモード光ファイバも含む伝送用シングルモード光フ
ァイバの正の波長分散を補償できる特性は、従来の分散
補償光ファイバでは得ることができなかったことを言う
までもない。
【0028】本発明の分散補償光ファイバは、具体的に
は例えば以下のような伝送用シングルモード光ファイバ
の波長分散を補償することができる。すなわち、波長
1.55μmにおいて、有効コア断面積が40μm2
上であり、正の波長分散を有し、かつ実質的にシングル
モード伝搬可能なカットオフ波長を有するものである。
そして、この伝送用シングルモード光ファイバと組み合
わせて光ファイバ複合伝送路を構築し、その全体の波長
分散を、波長1.45μm〜1.63μmの範囲から選
択した連続する0.06μm以上の範囲の使用波長帯に
おいて、−0.5ps/nm/km以上、+0.5ps
/nm/km以下とすることができる。
【0029】光ファイバ複合伝送路における分散補償光
ファイバの使用長さは伝送用シングルモード光ファイバ
の波長分散および使用長さによって異なる。例えば1.
55μmにおける単位長さ当たりの波長分散が+16p
s/nm/km〜+18ps/nm/kmの一般的な伝
送用シングルモード光ファイバを補償するにあたって
は、この伝送用シングルモード光ファイバ光ファイバの
長さに対して1/3〜1/5倍程度の比率で本発明の分
散補償光ファイバを用いることにより、上述のような広
い波長帯域において、小さい波長分散を備えた光ファイ
バ複合伝送路を構築することができる。
【0030】さらに好ましくは、本発明の分散補償光フ
ァイバは、波長1.55μmにおける有効コア断面積が
70μm2以上であり、波長分散が+16ps/nm/
km以上、+22ps/nm/km以下の伝送用シング
ルモード光ファイバと組み合わせたときに、波長1.4
5μm〜1.63μmの範囲から選択した連続する0.
06μm以上、好ましくは0.10μm以上の範囲の使
用波長帯において、光ファイバ複合伝送路全体の波長分
散を、−0.5ps/nm/km以上、+0.5ps/
nm/km以下、好ましくは−0.2ps/nm/km
以上、+0.2ps/nm/km以下にすることができ
る。
【0031】
【実施例】以下、本発明を実施例を示して詳しく説明す
る。 (実施例1)図1に示したセグメント型の分散補償光フ
ァイバを作製した。その光学特性は表2に示す通りであ
り、良好であった。
【0032】
【表2】
【0033】そして、この分散補償光ファイバ3.3k
mと表1に示した特性を備えた伝送用シングルモード光
ファイバ8.8kmとを組み合わせて光ファイバ複合伝
送路を構築した。なお、これらの光ファイバの使用長さ
は波長1.55μmにおける光ファイバ複合伝送路全体
の波長分散が零となるように設定した。図4(a)は分
散補償光ファイバと伝送用シングルモード光ファイバの
波長と波長分散との関係、図4(b)は光ファイバ複合
伝送路の波長と波長分散との関係を示したグラフであ
る。C−BandからL−Bandまでの約0.1μm
の広い範囲において、−0.15〜+0.1ps/nm
/kmの範囲の小さい波長分散を備えた光ファイバ複合
伝送路を構築することができた。
【0034】(実施例2)図1に示したセグメント型の
分散補償光ファイバを作製した。その光学特性は表3に
示す通りであり、良好であった。
【0035】
【表3】
【0036】そして、この分散補償光ファイバ3.3k
mと表1に示した特性を備えた伝送用シングルモード光
ファイバ8.8kmとを組み合わせて光ファイバ複合伝
送路を構築した。なお、これらの光ファイバの使用長さ
は波長1.55μmにおける光ファイバ複合伝送路全体
の波長分散が0となるように設定した。図5(a)は分
散補償光ファイバと伝送用シングルモード光ファイバの
波長と波長分散との関係、図5(b)は光ファイバ複合
伝送路の波長と波長分散との関係を示したグラフであ
る。S−BandからC−Bandまでの約0.115
μmの広い範囲にわたり、−0.4〜+0.4ps/n
m/kmの範囲の小さな波長分散を備えた光ファイバ複
合伝送路を構築することができた。
【0037】(比較例1)図7に示したW型分散補償光
ファイバを作製した。その光学特性は表4に示す通りで
あり、良好であった。
【0038】
【表4】
【0039】そして、この分散補償光ファイバ3.3k
mと表1に示した特性を備えた伝送用シングルモード光
ファイバ8.8kmとを組み合わせて光ファイバ複合伝
送路を構築した。なお、これらの光ファイバの使用長さ
は波長1.55μmにおける光ファイバ複合伝送路全体
の波長分散が0となるように設定した。図6(a)は分
散補償光ファイバと伝送用シングルモード光ファイバの
波長と波長分散との関係、図6(b)は光ファイバ複合
伝送路の波長と波長分散との関係を示したグラフであ
る。C−Bandでは伝送路全体の波長分散を−0.3
〜0ps/nm/kmと小さくすることができたが、そ
の他の波長帯域では数ps/nm/kmであった。
【0040】以上の実施例および比較例の結果より、本
発明に係る実施例においては、広い波長帯域にわたって
伝送用シングルモード光ファイバの波長分散を補償する
ことができ、かつ有効コア断面積を拡大し、非線形効果
を抑制することができることが明らかとなった。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明の分散補償光ファ
イバは、広い波長帯域にわたって伝送用シングルモード
光ファイバの波長分散を補償することができ、かつ有効
コア断面積を拡大し、非線形効果を抑制することができ
る。よって、波長多重伝送、長距離高速伝送に適した光
ファイバ複合伝送路を提供することができる。また、有
効コア断面積を拡大しても波長分散の絶対値が小さくな
りすぎないため、比較的短い使用長さで伝送用シングル
モード光ファイバの波長分散を補償することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のセグメント型の分散補償光ファイバ
の屈折率プロファイルの一例を示した説明図である。
【図2】 図2(a)〜図2(c)は、本発明のセグメ
ント型の分散補償光ファイバとW型分散補償光ファイバ
の分散補償特性を波長区間毎に比較したグラフであっ
て、図2(a)は波長1.53〜1.57μm、図2
(b)は波長1.45〜1.53μm、図2(c)は波
長1.53〜1.63μmの区間のグラフである。
【図3】 残留分散の測定例を示したグラフである。
【図4】 実施例1において、図4(a)は分散補償光
ファイバと伝送用シングルモード光ファイバの波長と波
長分散との関係、図4(b)は光ファイバ複合伝送路の
波長と波長分散との関係を示したグラフである。
【図5】 実施例2において、図5(a)は分散補償光
ファイバと伝送用シングルモード光ファイバの波長と波
長分散との関係、図5(b)は光ファイバ複合伝送路の
波長と波長分散との関係を示したグラフである。
【図6】 比較例1において、図6(a)は分散補償光
ファイバと伝送用シングルモード光ファイバの波長と波
長分散との関係、図6(b)は光ファイバ複合伝送路の
波長と波長分散との関係を示したグラフである。
【図7】 従来の分散補償光ファイバの屈折率プロファ
イルの一例を示した図である。
【図8】 1.3μm用シングルモード光ファイバなど
の伝送用シングルモード光ファイバと、このW型分散補
償光ファイバ、およびこれらを組み合わせた伝送路全体
の波長と波長分散との関係の一例を示したグラフであ
る。
【符号の説明】
1…中心コア部、2…中間コア部、3…リングコア部、
4…コア、5…クラッド。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアと、その外周上に設けられたクラッ
    ドとを備え、 該コアが、前記クラッドより高い屈折率を有する中心コ
    ア部と、該中心コア部の外周上に設けられ、前記クラッ
    ドより低い屈折率を有する中間コア部と、該中間コア部
    の外周上に設けられ、前記クラッドよりも高い屈折率を
    有するリングコア部とからなり、 波長1.55μmにおいて、波長分散が−40ps/n
    m/km以下、−65ps/nm/km以上で、負の波
    長分散スロープを有し、有効コア断面積が18μm2
    上、曲げ損失が50dB/m以下であり、かつ実質的に
    シングルモード伝搬可能なカットオフ波長を有する分散
    補償光ファイバであって、 波長1.55μmにおいて、有効コア断面積が40μm
    2以上であり、正の波長分散を有し、かつ実質的にシン
    グルモード伝搬可能なカットオフ波長を有する伝送用シ
    ングルモード光ファイバと組み合わせた光ファイバ複合
    伝送路の波長分散が、波長1.45μm〜1.63μm
    の範囲から選択した連続する0.06μm以上の範囲の
    使用波長帯において、−0.5ps/nm/km以上、
    +0.5ps/nm/km以下であることを特徴とする
    分散補償光ファイバ。
  2. 【請求項2】 前記伝送用シングルモード光ファイバの
    波長1.55μmにおける有効コア断面積が70μm2
    以上であり、波長分散が+16ps/nm/km以上、
    +22ps/nm/km以下であることを特徴とする請
    求項1に記載の分散補償光ファイバ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の分散補償光ファイバに
    おいて、光ファイバ複合伝送路の波長分散が、波長1.
    45μm〜1.63μmの範囲から選択した連続する
    0.10μm以上の範囲の使用波長帯において、−0.
    5ps/nm/km以上、+0.5ps/nm/km以
    下であることを特徴とする分散補償光ファイバ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の分散補償光ファイバに
    おいて、光ファイバ複合伝送路の波長分散が、波長1.
    45μm〜1.63μmの範囲から選択した連続する
    0.10μm以上の範囲の使用波長帯において、−0.
    2ps/nm/km以上、+0.2ps/nm/km以
    下であることを特徴とする分散補償光ファイバ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の分
    散補償光ファイバにおいて、中心コア部と、中間コア部
    と、リングコア部について、それぞれ半径およびクラッ
    ドとの比屈折率差を、(a、Δ1)、(b、Δ2)、
    (c、Δ3)としたとき、以下の(A)〜(D)の条件
    を満足することを特徴とする分散補償光ファイバ。 (A)0.95≦Δ1≦1.35、(B)V1=Δ1、
    V2=Δ2×{(b/a)2−1}、V3=Δ3×
    {(c/a)2−(b/a)2}としたときに、−3.5
    ≦V2/V1<0、かつ0.5≦V3/V1≦4.5、
    (C)x=c/b、y=Δ3/Δ2としたとき、α=−
    y(x−1)/Δ1で表されるαが、0.10≦α≦
    0.45、(D)波長1.55μmにおける波長分散ス
    ロープを波長分散で割った値が0.0025nm-1
    上、0.0035nm-1以下。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の分
    散補償光ファイバと、伝送用シングルモード光ファイバ
    とからなる光ファイバ複合伝送路であって、前記伝送用
    シングルモード光ファイバが、波長1.55μmにおい
    て、有効コア断面積が40μm2以上であり、正の波長
    分散を有し、かつ実質的にシングルモード伝搬可能なカ
    ットオフ波長を有することを特徴とする光ファイバ複合
    伝送路。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の光ファイバ複合伝送路
    において、伝送用シングルモード光ファイバが、波長
    1.55μmにおいて、有効コア断面積が70μm2
    上であり、波長分散が+16ps/nm/km以上、+
    22ps/nm/km以下であることを特徴とする光フ
    ァイバ複合伝送路。
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